JP5094962B2 - 衛星通信装置用電力増幅装置 - Google Patents

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Description

この発明は、増幅器を予備用の増幅器に切替えることのできる冗長構成を有する衛星通信装置用電力増幅装置に関する。
人工衛星に搭載される衛星通信装置として、冗長構成をなす複数の電力増幅器(高出力増幅器)を切替えスイッチ群に接続し、現用の電力増幅器が故障した場合に、予備用の電力増幅器に切替えて運用する電力増幅装置を備えた通信用中継器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。冗長構成を設けることで、衛星運用中に衛星中継器の増幅器が故障した場合、予備用の増幅器に切替えて、衛星通信回線のサービスダウンを防ぐことができる。
特開平6−296115号公報
従来の衛星通信装置用電力増幅装置の冗長構成では、予備器への切替えルートとして、故障機器の上側と下側の2通りの切替えルートを設けるものが主流である。これにより、2本までの電力増幅器の故障に対して、他の電力増幅器へ妨害を与えずに、予備器への切替えが可能となる。しかしこの構成の場合、3本目の故障からは迂回ルートの交錯により、予備器への切替えが不能となってしまう。
なお、多チャンネルを収容する機器は、冗長比を4:3もしくは5:4の比率とするものが多いが、電力増幅器の台数が多くなるとそれとともに予備器の数も増加する。このため、全電力増幅器をリング状に接続することで、全体として予備器の数を減らすことができる。しかしこの場合、接続の仕方によって電力増幅器の故障が局所的に集中すると、前に故障した電力増幅器の迂回ルートが次に故障した電力増幅器の迂回ルートを遮断し、迂回ルートが閉塞する可能性がある。この閉塞を防止するため、分散配置されている予備器に適宜接続するための適切な迂回ルートを設けることが必要となる。
この発明は係る課題を解決するために為されたものであり、冗長構成を有する衛星通信装置用電力増幅装置において、予備器を含む複数の増幅器のそれぞれの入力側及び出力側の接続切り替えを行う切替えスイッチ群をリング状に接続し、現用の電力増幅器が故障した際に迂回ルートの閉塞を生じることなく、予備器への接続切替えを容易に行うことを目的とする。
この発明は、少なくとも1本の予備電力増幅器を含む並列に配置された複数の電力増幅器と、上記各電力増幅器の入出力端にそれぞれ配置されて接続経路を切替える複数のスイッチと、上記各スイッチ間をリング状に接続する迂回用接続ラインと、を具備した基本構成単位を複数設け、上記複数の基本構成単位を縦続接続して構成され、上記スイッチは、入出力端でそれぞれ、上記電力増幅器よりも少なくとも1つ以上多く設けられ、上記迂回用接続ラインは、各隣接するスイッチ間を接続する第1のラインと、第1のラインの外側で、間のスイッチを飛び越して離れたスイッチ間を接続する第2のラインと、第2のラインの外側で異なる基本構成単位のスイッチ間を接続する第3のラインにより構成され、上記第2、第3のラインが多重ループを構成する衛星通信装置用電力増幅装置にある。
この発明によれば、スイッチ間がリング接続された複数の基本構成単位を縦続接続することにより、段数に比例して迂回ルートが増加し、連続した電力増幅器の故障に対しても迂回ルートの閉塞を防ぐことが可能となる。
この発明に係る実施の形態1による衛星通信装置用電力増幅装置を含む衛星通信装置の構成を示す図である。 この発明に係る実施の形態1による予備電力増幅器1本を含む5本の電力増幅器で1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図である。 この発明に係る実施の形態1による、図2に示す基本構成単位を偶数個、縦続接続した偶数段接続構成を示す図である。 図3に示す偶数段接続構成において、一部の連続した電力増幅器が故障した例を示す図である。 図3の偶数段接続構成の各電力増幅器の故障時の切り替え先の予備電力増幅器を示す図である。 図3の偶数段接続構成において任意の4本の電力増幅器が故障した時の、予備電力増幅器の選択フローを示す図である。 この発明に係る実施の形態1による、図2に示す基本構成単位を奇数個、縦続接続した奇数段接続構成を示す図である。 図7の奇数段接続構成の各電力増幅器の故障時の切り替え先の予備電力増幅器を示す図である。 図7の奇数段接続構成において任意の4本の電力増幅器が故障した時の、予備電力増幅器の選択フローを示す図である。 この発明に係る実施の形態1による予備電力増幅器1本を含む4本の電力増幅器で1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図である。 この発明に係る実施の形態1による、図10に示す基本構成単位を偶数個、縦続接続した偶数段接続構成を示す図である。 この発明に係る実施の形態1による、図10に示す基本構成単位を奇数個、縦続接続した奇数段接続構成を示す図である。 この発明に係る実施の形態2による予備電力増幅器1本を含む2本の電力増幅器で1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図である。 この発明に係る実施の形態2による予備電力増幅器1本を含む3本の電力増幅器で1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る実施の形態1による衛星通信装置用電力増幅装置を含む衛星通信装置の構成を示す図である。図2は、予備電力増幅器1本を含む5本の電力増幅器で1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図、図3は図2に示した基本構成単位を複数、縦続接続したこの発明による衛星通信装置用電力増幅装置の偶数段接続構成の一例を示す図である。各図において同一もしくは相当部分は同一符号で示す(以下同様)。
衛星通信装置は、地上局72との間で通信する地上局通信装置71と、地上局通信装置71を介して地上局72からのコマンドを受ける制御装置70と、複数の電力増幅器(以下、高出力増幅器;HPA=High Power Amplifier)51(図2参照)から構成される電力増幅器群50と、複数のスイッチ52(図2参照)から構成される接続経路の切替えスイッチ群53を備えて構成される。制御装置70は、電力増幅器群50を構成する各HPA51の動作(例えばドレイン電圧、ソース電圧)やスイッチ52の接続状態をモニタし、各HPA51の故障有無を検出する。制御装置70は、各HPA51の故障を検出すると、地上局72から受信したコマンドおよび検出したHPAやスイッチの状態に基づいて切替えスイッチ群53を構成する各スイッチ52を操作し、スイッチ52とHPA51の接続経路を所望の接続に切替える。各スイッチ52はHPA51の入出力側に配置され、各スイッチ52はリング状の迂回用接続ラインに接続されている。また、制御装置70により検出される各HPA51の動作状態や各スイッチ52の接続状態は、テレメトリシステムにより地上局通信装置71を介して地上局72に伝送され、地上局72では常時、各HPA51の動作状態や各スイッチ52の接続状態をモニタする。なお、故障のない場合はその後の動作は行われない。
ここで、HPA51とスイッチ52の接続構成について説明する。
最初に、リング内の4本のHPAの故障に対応する冗長構成について述べる。
図3に示す偶数段接続構成は予備器となる電力増幅器(予備HPA)を含んだ冗長系で構成される。HPA51の入力端と出力端はそれぞれリング状に接続されて複数の回線(チャンネル)を構成し、各リング内における何れの4本のHPAの故障(連続した4本のHPAの故障を含む)に対しても回線が維持でき、さらに最初の1本のHPAの故障については他の運用回線に妨害を与えない構成となっている。
[HPA5本で1グループの基本構成単位60]
まず、5本のHPA51により1グループを成す基本構成単位(ユニット)60について構成例を説明する。図2は、予備HPA1本を含む5本のHPAで1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位の一例を示す図であり、(a)は1つの基本構成単位を示す図、(b)〜(d)はスイッチ52の接続形態を示す図、(e)は入力端側のスイッチ52の変形例を示す図である。なお(b)(e)は同じ回転位置の状態であり、(c)は(b)の状態から時計回りに45度回転させた状態、(d)は(b)の状態から反時計回りに45度回転させた状態を示す。
各スイッチ52は例えば図2の(b)に示すように、周囲に回転角90度毎に設けられたポート31〜34間を接続するための円形の回転部を備える。回転部には、回転部の対角位置に両側の接続端がある例えば直線形状の第1導電部材(図2の(b)ではポート31,33間を接続)、この第1導電部材に沿った線を対象線としてその両側においてそれぞれ、第1導電部材の両側の接続端からそれぞれ回転角45度離れた位置に両接続端がある例えばU字型の第2および第3導電部材を備える。なお、入力側の各スイッチについては、図2の(e)に示すように、回転部がさらに、第1導電部材と直行しかつ他の導電部材とは電気的に絶縁された例えば直線形状の第4導電部材を設け得る。
以下の説明では、スイッチおよびHPAの位置を、図示された装置の上側から数えた段数で示す。
図2の(a)において、左側の数字1〜4は基本構成単位60へ入力される現用のチャンネル番号を示し、右側の数字1b〜4bは基本構成単位60から出力される現用のチャンネル番号を示し、1Rはチャンネルに接続されていない予備HPAを示している。
各現用チャンネル1〜4および1b〜4bは通常、スイッチ52を介して各HPA51の入力端および出力端にそれぞれ接続される。このとき、スイッチ52は図2の(b)に示すように、入出力端が紙面水平を向く接続形態となっており、各HPA51の入力端および出力端がそれぞれ対応する現用チャンネル1〜4および1b〜4bに対し、ポート31および33を通じて接続されている。
また、図2の(a)の上から1段目のスイッチのための左部のポート31が上から4段目のスイッチのための左部のポート31に接続される迂回用の接続ライン21と、上から4段目のスイッチのための右部のポート33が上から7段目のスイッチのための右部のポート33に接続される迂回用の接続ライン22が設けられている。
また、図2の(a)の上から1段目のスイッチ(最上段)のための上部のポート34が上から7段目のスイッチ(最下段)のための下部のポート32に接続される迂回用の接続ライン23が設けられている。
また、図2の(a)の上から1段目のスイッチから7段目のスイッチまでの各スイッチの間を、それぞれ上下に接続(隣接するポート32,34間を接続)する迂回用の接続ライン24が設けられている。
各接続ライン21〜24によりリング状の迂回路が構成され、HPAの入力側と出力側では各接続ラインがHPAを中心に対称形になるように構成されている。
端的に言えば、電力増幅装置の基本構成単位60は、隣接するスイッチ間を上下に接続する迂回用接続ライン24と、1つ置き若しくは2つ置きの離れたスイッチ(予備HPA接続用スイット)間をU字状又はS字状に接続する内側ループの迂回用接続ライン21、22と、迂回用接続ライン21、22の外側で最上部および最下部のスイッチ(予備HPA接続用スイット)間をU字状に接続する外側ループの迂回用接続ライン23を備えて構成される。また、現用HPAに対応してその入出力側にスイッチ(現用HPA接続スイット)が配置される他、3段目と4段目の現用HPAの間と、最下段の現用HPAの下側にも、入力側と出力側にそれぞれスイッチ(予備HPA接続用スイット)が1つずつ配置される。
なお、上から7段目(最下部)に設けられる入力側スイッチ52の左部のポート31および出力側スイッチ52の右部のポート33は、説明の都合上、ダミー終端に接続している。
この基本構成単位では、チャンネル1〜4の何れのHPAが1本故障しても、他の運用チャンネルに影響を及ぼすことなく、同グループ内にある予備HPAに繋がる構成となっており、第1段の故障発生時の冗長接続(1st Redundant)性は満足している。
例えば、現用チャンネル1に接続された上から2段目のHPAが故障した場合、入力端側の上から1段目および2段目のスイッチ52は図2の(d)の接続形態となり、現用チャンネル1は上から2段目のスイッチ52によりポート31とポート34が繋がるので接続ライン24に接続される。また、該接続ライン24は上から1段目のスイッチ52によりポート32と33が繋がるので予備HPA 1Rの入力端に接続される。これにより、現用チャンネル1が予備HPA 1Rの入力端に接続されることとなる。
また、出力端側の上から1段目および2段目のスイッチ52は図2の(c)の接続形態となり、現用チャンネル1bは上から2段目のスイッチ52によりポート34とポート33が繋がるので接続ライン24に接続される。また、該接続ライン24は上から1段目のスイッチ52によりポート31と32が繋がるので予備HPA 1Rの出力端に接続される。これにより、現用チャンネル1bが予備HPA 1Rの出力端に接続されることとなる。
なお、他のHPAが故障した場合についても、それぞれ迂回用の各接続ラインを介して予備HPA 1Rに接続される。
例えば、3段目のHPAが故障した場合、入力端側の上から3段目のスイッチは図2の(c)、4段目のスイッチは図2の(d)の接続形態となり、現用チャンネル2は3段目のスイッチ、接続ライン24、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチを経由して予備HPA 1Rの入力端に接続される。また、出力端側の上から3段目のスイッチは図2の(d)、4段目のスイッチは図2の(c)の接続形態となり、現用チャンネル2bは3段目のスイッチ、接続ライン24、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチを経由して予備HPA 1Rの出力端に接続される。
また、4段目のHPAが故障した場合、スイッチ52の切り替えを行って、入力端側、出力端側それぞれで、現用チャンネル3,3bは、5段目のスイッチ、接続ライン24、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチを経由して予備HPA 1Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
また、5段目のHPAが故障した場合、スイッチ52の切り替えを行って、入力端側、出力端側それぞれで、現用チャンネル4,4bは、6段目のスイッチ、接続ライン24、7段目のスイッチ、接続ライン22、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチを経由して予備HPA 1Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
[HPA5本で1グループの基本構成単位60の複数段接続]
基本構成単位60を複数段縦続接続して冗長リングを成す、衛星通信装置用電力増幅装置の構成例について説明する。この例としては、偶数段接続する場合と奇数段接続する場合の2通りがある。
(1)基本構成単位60の偶数段接続構成61
HPA5本1グループの基本構成単位を4段接続し現用HPA16本に対して予備HPAを含めてトータル20本のHPAを接続した構成を考える。この場合、予備HPA数とHPA総数の比は4:20で予備HPAの割合は0.2になる。
図3は図2の基本構成単位60を4段縦続接続したこの発明による衛星通信装置用電力増幅装置の偶数段接続構成61を示す図である。図3では、縦に接続(縦続接続)されたそれぞれの隣接する基本構成単位間で、入力側と出力側でそれぞれに、上側の基本構成単位の最下端スイッチと下側の基本構成単位の最上端スイッチの端子(最下端スイッチのポート32と最上端スイッチのポート34)が接続ライン24で相互に接続している。すなわち入力側同士、出力側同士がそれぞれ順番に直列接続され、入力側と出力側間に接続されるHPAが並列配置可能にされている。
さらに各基本構成単位の最下端スイッチのダミー終端を取り除き、この端子と他の基本構成単位の同様の端子とを迂回用の接続ライン25にて接続している。
基本構成単位60を偶数段接続した場合は接続端子数が入出力側それぞれ偶数個発生するため、接続端子は余りなく繋がることになる。
次に、偶数段接続構成61の動作について説明する。
<連続した4本のHPAの故障時の運用>
図4は連続した4本のHPAが故障した時の運用を示す図である。図5は各現用HPA(HPA Channel)の故障時の切り替え先の予備HPAを示しており、1st Redundant(初期冗長接続ポジション)及びグループ内4本のHPAが連続して故障した場合に選択されるHome Position(ホームポジション)を示す。以降の説明において、図の左側のチャンネル番号に対応した現用HPAを識別するための符号として、HPA Channel番号を用いる。
図4に示すように、最上段基本構成単位(最上段ブロック)の連続した4本の現用HPA(上から2,3,5,6段目に配置されたHPA Channel1〜4)が連続して故障した場合、4本の故障した現用HPAを、各ブロック最上部の予備HPA 1R、4R、2R及び3Rに、他の運用チャンネルに影響を及ぼすことなく接続することが可能である。この時選択される予備HPAをここではホームポジション(Home Position)と言う。
例えば、図5に示すように、HPA Channel1〜4の何れかが故障した場合、1st Redundantとして、予備HPA 1Rが接続される。
また、同一グループ内の4本のHPAが連続して故障した場合、図5に示すHPAのHome Positionに基づいて、HPA Channel2の故障に対しては予備HPA 4Rが接続され、HPA Channel3の故障に対しては予備HPA2Rが接続され、HPA Channel4の故障に対しては予備HPA3Rが接続される。
かくして、同一グループ内で連続して4本のHPAが故障しても、順次予備のHPAに繋がることになる。
図4において、1段目のブロック(第1ブロック)の4本のHPAが故障した場合、スイッチ52の切り替えを行って、入力端側、出力端側それぞれで、現用チャンネル1、1bは、2段目のスイッチ、接続ライン24、1段目のスイッチを経由して予備HPA 1Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
現用チャンネル2、2bは、第1ブロックの3段目のスイッチ、接続ライン24、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチ、接続ライン23、第4ブロックの7段目のスイッチ、接続ライン22、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチ、を経由して予備HPA 4Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
現用チャンネル3、3bは、第1ブロックの5段目のスイッチ、接続ライン24、4段目のスイッチ、接続ライン22、7段目のスイッチ、接続ライン24、第2ブロックの1段目のスイッチを経由して予備HPA 2Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
現用チャンネル4、4bは、第1ブロックの6段目のスイッチ、接続ライン24、7段目のスイッチ、接続ライン25、第3ブロックの7段目のスイッチ、接続ライン22、4段目のスイッチ、接続ライン21、1段目のスイッチ、を経由して予備HPA 3Rの入力端、出力端にそれぞれ接続される。
<任意の4本のHPAの故障時の運用>
図6は任意の4本のHPAが故障した時の、予備HPAの選択フローを示す図である。
16本の現用HPAの中から任意の4本のHPAが故障するケースは多数あり、ここでは一例のみ示すが、他の例でも同様である。
図6において、まずHPA Channel3が故障すると、図5に示す1st Redundantの1Rに接続される。
次に、HPA Channel1が故障すると、HPA Channel1の1st Redundantは1RでHome Positionも1Rであるため、HPA Channel3がHome Position2Rへ移り、HPA Channel1は1Rに接続される。
次に、HPA Channel5が故障すると、1st Redundantが2R、Home Positionも2Rであるが、2Rは既に占有されているため、Adjacent Redundant(隣接冗長接続ポジション)の3Rに接続される。
次に、HPA Channel8が故障すると、1st Redundantの2Rは占有されているため、Home Positionの4Rに接続されて、4th冗長接続までが接続可能となる。
(2)基本構成単位60の奇数段接続構成62
HPA Channel5本で1グループの基本構成単位を5段接続し、現用HPA20本に対してトータル25本のHPAの構成を考える。この場合、予備HPA数とHPA総数の比は5:25で予備HPAの割合は0.2になる。
図7は図2の基本構成単位60を5段縦続接続したこの発明による衛星通信装置用電力増幅装置の奇数段接続構成62を示す図である。各基本構成単位は図3のもと同様にして縦続接続されている。図7の(a)は構成を示し、(b)は連続した4本のHPA Channel1〜4が故障した場合の例を示す。基本構成単位間の接続形態は基本構成単位60を偶数段接続した場合と類似しているが、奇数ブロックを縦続接続した場合には、基本構成単位間を結ぶ端子が入出力側でそれぞれ奇数個発生ずるため、その余りが1となる。これをそれぞれリング状に繋げるために、入出力リングの迂回路中にスイッチ52を1個追加する必要がある。この例では、図7の(a)の上から9段目のスイッチ52(第2ブロックの2段目のスイッチ)がそれに相当する。
<連続した4本のHPAの故障時の運用>
図7の(b)において、最上段ブロックの連続した4本(HPA Channel1〜4)が故障した場合、連続4本のHPAの故障に対して、それぞれ予備HPA 1R、4R、2R及び3Rに、他の運用チャンネルに影響を及ぼすことなく接続することが可能である。
図8は各現用HPA(HPA Channel)の故障時の切り替え先の予備HPAを示しており、1st Redundant及びグループ内4本のHPAが連続して故障した場合に選択されるHome Positionを示す。同一グループ内で連続して4本のHPAが故障しても、図8の1st Redundant及びHome Positionに従い、HPA Channel1〜20が順次予備HPAに繋がることになる。
<任意の4本のHPAの故障時の運用>
図9は任意の4本のHPAが故障した時の、予備HPAの選択フローを示す図である。図9に従って、まずHPA Channel9が故障すると、図8に示す1st RedundantのHPA 3Rに接続される。
次に、HPA Channel12が故障すると、HPA Channel12の1st Redundantは3Rで既に占有されているため、Home Positionの5Rに接続される。
次に、HPA Channel14が故障すると、1st Redundantの4Rに接続される。
次に、HPA Channel16が故障すると、1st Redundantの4Rは既に占有されているため、Home Positionの1Rに接続される。しかし、このとき5Rに接続しているHPA Channel12の迂回ルートと交錯するため、最終的にHPA Channel12は1Rへ、HPA Channel16は5Rへ接続し、4th冗長接続までが接続可能となる。
次に、リング内のHPA5本の故障に対応する冗長構成について述べる。
以下では、衛星通信装置用電力増幅装置におけるHPAの冗長構成を、それぞれ入出力側のリング状接続構造で構成し、リング内の何れの5本のHPAの故障(連続した5本のHPAの故障を含む)に対しても回線が維持でき、さらに最初の1台の故障については他の運用回線に妨害を与えない構成について説明する。
[HPA4本で1グループからなる基本構成単位63]
図10は予備HPA1本を含む4本のHPAで1グループを構成する電力増幅装置の基本構成単位63の一例を示す図である。チャンネル1〜3の何れのHPA Channel1〜3が1本故障しても他の運用チャンネルに影響を及ぼすことなく、グループ内にある予備HPAに繋がる構成であり、1st Redundantは満足している。
なお、迂回用接続ラインの接続形態については、HPAの総数が減る点を除き、図2と同様である。
[HPA4本で1グループの基本構成単位の複数段接続]
冗長リングの構成は基本構成単位63を複数段縦続接続して実現する。このとき、偶数段接続する場合と奇数段接続する場合の2通りがある。
(1)基本構成単位63の偶数段接続構成64
まず、HPA4本で1グループの基本構成単位63を6段接続し現用HPA18本に対して予備HPAを含めてトータルHPA24本を接続した偶数段接続構成64を考える。この場合、予備HPA数とHPA総数の比は6:24で予備HPAの割合は0.25になる。
図11は図10に示した基本構成単位63を6段縦続接続したこの発明による衛星通信装置用電力増幅装置の偶数段接続構成64を示す図である。縦続接続された基本構成単位間の接続に関しては基本的に図3の偶数段接続構成61と同様である。
この構成では、さらにリング内の5本のHPAの故障(連続した5本を含む)に対して、それぞれ予備HPAへの接続切り替えが可能となっている。
(2)基本構成単位63の奇数段接続構成65
次に、HPA4本で1グループの基本構成単位63を5段接続し現用HPA15本に対して予備HPA5本を含めてトータルでHPA20本を接続した奇数段接続構成65を考える。この場合、予備HPA数とHPA総数の比は5:20で予備HPAの割合は0.25になる。
図12は図10に示した基本構成単位63を5段縦続接続したこの発明による衛星通信装置用電力増幅装置の奇数段接続構成65を示す図である。縦に接続された基本構成単位間の接続に関しては基本的に図7の奇数段接続構成62と同様である。
この構成では、さらにリング内の5本のHPAの故障(連続した5本のHPAの故障を含む)に対して、それぞれ予備HPAへの切り替えが可能となっている。
以上説明したとおり、この実施の形態1による衛星通信装置用電力増幅装置は、1本の予備HPAを含み、並列に配置された複数のHPA51と、HPA51の入出力端にそれぞれ配置されて接続経路を切替える複数のスイッチ52と、各スイッチ間をリング状に接続する迂回用接続ライン21〜25とから基本構成単位を構成し、複数の基本構成単位を、迂回用接続ラインが他の基本構成単位との間を互いに繋げるように縦続接続して構成される。
また、スイッチ52は、HPA51よりも少なくとも1つ以上多く設けられ、迂回用接続ラインは、各隣接するスイッチ間を接続する接続ライン24と、接続ライン24の外側でU字形状またはS字形状を有し、間にある1つまたは2つのスイッチを迂回して離れたスイッチ間を接続する接続ライン21、22と、接続ライン21、22の外側で異なる基本構成単位のスイッチ間を接続する接続ライン25、接続ライン25の外側で装置全体の両端のスイッチ間を接続する接続ライン23により構成され、接続ライン21、22と接続ライン23、25とで多重ループを構成することを特徴としている。この際、接続ライン23は他の基本構成単位との間を繋げるように接続される。
なお、迂回用接続ライン21〜25は予備HPAへの接続のために設けられた予備HPA接続用スイットの間を接続する。予備HPA接続用スイッチとは図2の(a)の基本構成単位60では、予備HPA 1Rが接続された1段目のスイッチとHPAが接続されていない4段目と7段目のスイッチである。予備HPA接続用スイットは各基本構成単位において、両端と、現用HPA接続用スイッチの1つ置きまたは2つ置きに設けられている。
また2n段の偶数段接続構成では、k段目の基本構成単位は接続ライン25によりn+k段目の基本構成単位と互いに接続される。2n+1段の奇数段接続構成でも、k段目の基本構成単位は接続ライン25によりn+k段目の基本構成単位と互いに接続される。2n+1段目の基本構成単位は所望の基本構成単位に接続される(但し上記においてnは正の整数、k=1,2、・・・n)。
例えば、1本の予備HPAを持つHPA5本を1つの基本構成単位とし、この基本構成単位を4段以上縦続接続することにより、HPAの冗長系を構成する。これにより、リング内の4本のHPAの故障(HPAの連続の故障を含む)に対して、それぞれ予備HPAへの切り替えが可能となる。
また、1本の予備HPAを持つHPA4本を1つの基本構成単位とし、この基本構成単位を5段以上縦続接続することにより、リング内の5本のHPAの連続を含む故障に対して、それぞれ予備HPAへの切り替えが可能となる。
また、スイッチ間がリング接続された基本構成単位を縦続接続して行くことにより、2段構成にすると入出力のリング内に迂回ルートが1ルート追加され、4段で2ルート、6段で3ルートと、段数に比例して迂回ルートが増加して行くため、連続したHPAの故障に対しても迂回ルートの閉塞を防ぐことが可能となる。
さらに、設計時に迂回ルートを意識することなく基本構成単位を接続するだけで自然に迂回ルートが構成されるために設計が容易となる。
なお、基本構成単位は、1本の予備HPAと複数の現用HPAで構成されるのが好ましいが、予備HPAの搭載数に余裕があれば、複数の予備HPAと複数の現用HPAとで基本構成単位を構成しても良いことは言うまでもない。
実施の形態2.
実施の形態1では、基本構成単位60または63を用いて、現用HPA4本に対して予備HPA1本の場合にはリング内4本の故障まで全て予備HPAへ切り替わり、現用HPA3本に対して予備HPA1本の場合にはリング内の5本のHPAの故障まで全て予備HPAへ切り替わる衛星通信装置用電力増幅装置について説明した。
このような構成では、基本構成単位を縦続接続して積重ねる際、奇数段の積重ねの場合は繋がる手が1本余るため、余った1本はリングを構成する迂回用接続ラインにスイッチで接続し、その先をダミー終端する。この場合、現用チャンネル数(=現用HPA数)が基本構成単位の現用チャンネル数(=現用HPA数)で割り切れることが前提となっている。
例えば、HPA5本で1グループの基本構成単位60を4段縦続接続し、現用チャンネル16本に対して予備HPA4本を含むトータルHPA20本の電力増幅装置を構成した場合、現用チャンネル数16本は1グループ内の現用チャンネル数4で割り切れる。
このように、実施の形態1における全てのケースでは、トータルの現用チャンネル数が基本構成単位の現用チャンネル数で割り切れる条件となっている。
しかし、トータルチャンネル数が1つの基本構成単位のチャンネル数で割り切れない任意の現用チャンネル数の場合には、上記とは異なる接続形態となる。この実施の形態2では、割り切れない条件を含む任意の現用チャンネル数を備えた衛星通信装置用電力増幅装置について説明する。
以下、これについて説明する。
[HPA5本で1グループの基本構成単位]
図13はこの実施の形態による電力増幅装置の基本構成単位66(HPA2本1グループ)、図14は基本構成単位67(HPA3本1グループ)を示す。この実施の形態では、HPA5本1グループの基本構成単位60を4段縦続接続し、現用チャンネル16本に対してトータルHPA20本の図3に示したような冗長系偶数段接続構成をベースとした上で、図13または図14に示す基本構成単位66または67や、図10に示した基本構成単位63(HPA4本で1グループ)を追加して、任意のチャンネル数に対応した冗長系の衛星通信装置用電力増幅装置を構成する。
例えば、現用チャンネル数17本の場合は、基本構成単位60を4段縦続接続して構成される現用HPA16本の冗長系偶数段接続構成に対して、HPA2本から構成される図13の基本構成単位66(予備HPA1本と現用HPA1本)を追加する。このとき、トータルHPA数は22本となる。
また、現用チャンネル数18本の場合は、基本構成単位60を4段縦続接続して構成される現用HPA16本の冗長系偶数段接続構成に対して、HPA3本から構成される図14の基本構成単位67(予備HPA1本と現用HPA2本)を追加する。このとき、トータルHPA数は23本となる。
また、現用チャンネル数19本の場合は、基本構成単位60を4段縦続接続して構成される現用HPA16本の冗長系偶数段接続構成に対して、HPA4本から構成される図10の基本構成単位63(予備HPA1本と現用HPA3本)を追加する。このとき、トータルHPA数は24本となる。
これらの追加した基本構成単位を含めて、総基本構成単位数が奇数となる場合は繋がる手が1本余るために、余った1本はリング状の迂回接続ラインにスイッチで接続し、その先をダミー終端する。
なお、現用チャンネル数20本の場合は、HPA5本1グループの基本構成単位60を5段接続する。これは、図7で説明した現用HPA20本に対してトータル25本のHPAで冗長系を構成する場合に相当する。
[HPA4本で1グループの基本構成単位]
この実施の形態では、HPA4本で1グループの基本構成単位63を5段接続し、現用チャンネル数15本に対してトータルHPA20本の図12に示したような冗長系奇数段接続構成をベースとした上で、図13または図14に示す基本構成単位66または67や、図10に示したHPAの基本構成単位63(HPA4本で1グループ)を追加して、任意のチャンネル数に対応した冗長系の衛星通信装置を構成する。
例えば、現用チャンネル数16本の場合は、基本構成単位63を5段縦続接続して構成される現用HPA15本の冗長系奇数段接続構成に対して、HPA2本から構成される図13の基本構成単位66(予備HPA1本と現用HPA1本)を追加する。このとき、トータルHPA数は22本となる。
また、現用チャンネル数17本の場合は、基本構成単位63を5段縦続接続して構成される現用HPA15本の冗長系奇数段接続構成に対して、HPA3本から構成される図14の基本構成単位67(予備HPA1本と現用HPA2本)を追加する。このとき、トータルHPA数は23本となる。
なお、現用チャンネル数18本の場合は、図11で説明した偶数段接続構成64と同じ構成となり、図10に示すHPA4本で1グループの基本構成単位63を6段縦続接続し、現用HPA18本に対してトータル24本のHPAを接続した構成の場合に相当する。
また、この追加した基本構成単位を含めて、総基本構成単位数が奇数となる場合は上述したものと同様の構成となる。
なお、本発明は上記各実施の形態の可能な組合せも含むことは云うまでもない。
産業上の利用の可能性
この発明の衛星通信装置用の電力増幅装置は衛星通信装置に限らず、多くの分野で利用可能である。

Claims (5)

  1. 少なくとも1本の予備電力増幅器を含む並列に配置された複数の電力増幅器と、上記各電力増幅器の入出力端にそれぞれ配置されて接続経路を切替える複数のスイッチと、上記各スイッチ間をリング状に接続する迂回用接続ラインと、を具備した基本構成単位を複数設け、上記複数の基本構成単位を縦続接続して構成され
    上記スイッチは、入出力端でそれぞれ、上記電力増幅器よりも少なくとも1つ以上多く設けられ、
    上記迂回用接続ラインは、各隣接するスイッチ間を接続する第1のラインと、第1のラインの外側で、間のスイッチを飛び越して離れたスイッチ間を接続する第2のラインと、第2のラインの外側で異なる基本構成単位のスイッチ間を接続する第3のラインにより構成され、
    上記第2、第3のラインが多重ループを構成する衛星通信装置用電力増幅装置。
  2. 上記各基本構成単位が、4本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有することを特徴とする請求項1記載の衛星通信装置用電力増幅装置。
  3. 上記各基本構成単位が、3本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有することを特徴とする請求項1記載の衛星通信装置用電力増幅装置。
  4. 上記複数の基本構成単位が、4本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有する第1基本構成単位と、2本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有する第2基本構成単位を含むことを特徴とする請求項1記載の衛星通信装置用電力増幅装置。
  5. 上記複数の基本構成単位が、3本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有する第1基本構成単位と、2本の現用電力増幅器と1本の予備電力増幅器を有する第2基本構成単位を含むことを特徴とする請求項1記載の衛星通信装置用電力増幅装置。
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