JPH06296115A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JPH06296115A
JPH06296115A JP5080691A JP8069193A JPH06296115A JP H06296115 A JPH06296115 A JP H06296115A JP 5080691 A JP5080691 A JP 5080691A JP 8069193 A JP8069193 A JP 8069193A JP H06296115 A JPH06296115 A JP H06296115A
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JP
Japan
Prior art keywords
power
power amplifier
communication signal
sets
elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP5080691A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kazekami
裕 風神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切り替え用スイッチ及び予備用電力増幅素子
を設ける必要もなく、また、切り替え用スイッチの故障
に伴う性能劣化を引き起こさない電力増幅器を得る。 【構成】 各チャンネルに分離された通信信号は入力端
子13より3dBハイブリッド12にて(N+M)に平
等に分割される。分割された通信信号は(N+M)台中
の任意のN台の電力増幅素子15にてそれぞれ出力しよ
うとする電力Pの1/Nまで増幅された後、電力合成器
16にて電力合成され、電力分割器14の入力端子10
に対応した出力がマルチポート出力端子11に得られ
る。電力増幅素子15は(N+M)台中N台のみが起動
状態にあり残りM台は停止状態にある。従って、電力増
幅素子15の不具合時には停止状態の電力増幅素子15
を適宜起動させる。 【効果】 予備用電力増幅素子に切り替え時、電気長変
化に伴うアイソレーション特性劣化などを引き起こすと
いう問題点を防止できかつ、高信頼度にて増幅を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば人工衛星などに
搭載する通信用中継器、特に電力増幅器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は例えばIEEE AES Mag
azine 1989年4月号に示された従来の電力増
幅器を含む通信用中継器の構成図であり、図において1
は地球局より送信された上り回線用通信信号を受ける入
力端子、2は入力端子1で受信された通信信号の低雑音
増幅を行なうと共に中間周波数帯に変換するための受信
機、3は中間周波数帯に変換された通信信号を各サービ
スエリア別に分離するための入力分波器、4は各サービ
スエリア別に分離された中間周波数帯の通信信号を同一
周波数帯に変換するための周波数変換器、5は電力増幅
器、11は各チャンネルに対応したマルチポート出力端
子である。図3は電力増幅器5の構成図であり、6は周
波数変換器4よりの各チャンネルの出力を等分に分割す
るための電力分割器、7は現用の電力増幅素子、8は予
備用の電力増幅素子、9は現用の電力増幅素子7または
予備用の電力増幅素子8を選択するためのスイッチ、1
0は現用の電力増幅素子7または予備用の電力増幅素子
8の出力を各チャンネルに対応して合成するための電力
合成器である。
【0003】従来の通信用中継器は上記のように構成さ
れ、例えば、5箇所のサービスエリアに対し通信信号を
中継する場合、図2中通信信号(a)に示すように5箇
所のサービスエリアに対応した上り回線用通信信号が受
信機2にて低雑音増幅および中間周波数帯への周波数変
換が行なわれた後、入力分波器3にて5箇所のサービス
エリアに対応した各チャンネルに分離され、さらに周波
数変換器4にて電力増幅器5の動作周波数帯まで周波数
変換される(図2中通信信号(b)参照)。各チャンネ
ルに分離された上記通信信号は、電力増幅器5内にて、
各チャンネルに対応した電力分割器6の入力端子13よ
り3dBハイブリッド12にて平等に電力分割された
後、スイッチ9にて選択された現用の電力増幅素子7ま
たは予備用の電力増幅素子8にて電力増幅された後、電
力分割器6と対称な構成の電力合成器10にて電力合成
され、電力分割器6の入力端子10に対応した出力がマ
ルチポート出力端子11に得られ、図2中通信信号
(c)に示すように5箇所のサービスエリアに対する通
信信号の中継が行なわれる。
【0004】上記のような従来の通信用中継器では、電
力増幅器5の信頼度を良くするため予備用の電力増幅素
子8をスイッチ9を介して現用の電力増幅素子7の冗長
系として備える必要があり、このため現用の電力増幅素
子7から予備用の電力増幅素子8に切り替えられた場
合、電気長が変わることにより、例えば、IEEE A
SE Magazine 1989年4月号に示される
ような電力増幅器5のアイソレーション特定劣化などの
問題点があった。また、スイッチ9が故障した場合、現
用の電力増幅素子7及び予備用の電力増幅素子8どちら
も使用できないという問題点もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
力増幅器では、信頼度を良くするため予備用の電力増幅
素子8をスイッチ9を介して現用の電力増幅素子7の冗
長系として備える必要があり、そのため、現用の電力増
幅素子7から予備用の電力増幅素子8に切り替えられた
場合、電気長が変わることにより、電力増幅器5のアイ
ソレーション特性劣化などを引き起こすという問題点が
あった。さらに、スイッチ9が故障した場合、現用の電
力増幅素子7及び予備用の電力増幅素子8どちらも使用
できないという問題点もあった。
【0006】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、電力分割器の分割数を増やすこと及び
これに対応して電力増幅素子の個数を増やすことによ
り、切り替え用スイッチ及び予備用の電力増幅素子を設
ける必要もなく、また、切り替え用スイッチの故障に伴
う性能劣化を引き起こさない電力増幅器を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電力増
幅器は、電力分割器の分割数を増やし、さらに、これに
対応して電力増幅素子の個数を増やすことによるもので
ある。
【0008】
【作用】この発明においては、電力分割器にて、所定の
分割数N(Nは自然数)及び電力増幅器に要求される信
頼度より決定される電力増幅素子の予備数M(Mは自然
数)の和であるN+M分割に分割された通信信号は、
(M+N)台の電力増幅素子の中から任意のN台の電力
増幅素子にて電力増幅されたのち電力合成器にて合成さ
れ、それぞれの行き先別のサービスエリアに対応して出
力される。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
り、11及び13は上記従来装置と全く同一のものであ
る。14は分割数が従来のものより多くなっている電力
分割器であり、15は電力増幅素子であり、16は合成
数が従来のものより多くなっている電力合成器である。
【0010】上記のように構成された電力増幅器5にお
いては、図1に示すように各チャンネルに分離された通
信信号は入力端子13より3dBハイブリッド12にて
(N+M)に平等に分割される。ここでNは電力増幅器
5が出力しようとする電力Pを分割して増幅する電力増
幅素子15の台数であり、Mは電力増幅器5に要求され
る信頼度より決定される予備の電力増幅素子15の台数
である。なお、(N+M)は2の累乗の関係にある。分
割された通信信号は(N+M)台中の任意のN台の電力
増幅素子15にてそれぞれP/Nまで電力増幅された
後、電力合成器16にて電力合成され、電力分割器14
の入力端子10に対応した出力がマルチポート出力端子
11に得られる。電力増幅素子15は(N+M)台中N
台のみが起動状態にあり残りM台は停止状態にある。従
って、電力増幅素子15の不具合に対しては停止状態の
電力増幅素子15を適宜起動させることにより、従来装
置に見られる予備系への切り替え時に発生する電気性能
の劣化を防止することができる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、電力分
割器及び電力合成器の分割数を増やすという簡単な構成
により、予備用の電力増幅素子に切り替え時、電気長変
化に伴うアイソレーション特性劣化などを引き起こすと
いう問題点を防止できかつ、スイッチの故障を問題とせ
ず高信頼度にて通信信号の増幅を可能にするという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の中継器の構成図である。
【図3】従来の電力増幅器の構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 受信機 3 入力分波器 4 周波数変換器 5 電力分割器 6 電力増幅器 7 電力合成器 8 マルチポート出力端子 12 フィルタマトリクス 13 制御器 14 狭帯域フィルタ 15 電力分配器 16 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各サービスエリアに分配された通信信号
    を入力する入力端子、上記分配された通信信号を所要の
    分割数N(Nは自然数)及び要求される信頼度より決定
    される数M(Mは自然数)の和である(N+M)に分割
    するための電力分割器、電力分割された通信信号を電力
    増幅する電力増幅素子、上記電力増幅された通信信号を
    電力合成する電力合成器、電力合成器の出力をサービス
    エリアの数に対応した数だけ出力する出力端子を備えた
    ことを特徴とする電力増幅器。
JP5080691A 1993-04-07 1993-04-07 電力増幅器 Pending JPH06296115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5080691A JPH06296115A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 電力増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5080691A JPH06296115A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 電力増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06296115A true JPH06296115A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13725361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5080691A Pending JPH06296115A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 電力増幅器

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JP (1) JPH06296115A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007065325A1 (fr) * 2005-12-08 2007-06-14 Huawei Technologies Co., Ltd. Auxiliaire thermique d'amplificateur de puissance et systeme d'aide mutuelle
WO2009119665A1 (ja) 2008-03-27 2009-10-01 三菱電機株式会社 衛星通信装置用電力増幅装置

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US7514995B2 (en) 2005-12-08 2009-04-07 Huawei Technologies Co., Ltd. Standby and concurring system of a power amplifier and method for power amplifying
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