JP5094162B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチックを枠形状に成形している枠ケースの内側に角形電池の電池コアを配置して電池組立とし、この電池組立に外装ラベルを付着してなるパック電池に関し、とくに枠ケースを2分割して互いに連結しているパック電池に関する。
角形電池の電池コアの外周を枠ケースでカバーし、その表面に外装ラベルを付着しているパック電池は開発されている。(特許文献1参照)
特許文献1のパック電池の分解斜視図を図1に示す。このパック電池は、以下のようにして組み立てられる。
(1)角形電池81に出力端子85を有する回路基板91が連結されて電池コア82となる。
(2)電池コア82が、プラスチックをコ字状に成形している第1の枠ケース83Aに連結される。
(3)第1の枠ケース83Aに、コ状の第2の枠ケース83Bを連結して、電池組立92とする。
(4)電池組立92の表面に外装ラベル84を付着する。
以上の方法で組み立てられるパック電池は、第1の枠ケース83Aに、第2の枠ケース83Bを決められた姿勢で連結する必要がある。それは、第2の枠ケース83Bが表裏を非対称な形状に成形しているからである。表裏に非対称な第2の枠ケース83Bは、パック電池を電気機器から取り出すためのツマミ90を片側に設けることができ、また電池コア82の形状を表裏に非対称な形状とすることができる。表裏に非対称な形状の第2の枠ケース83Bは、連結枠87の表面に、逆挿入阻止マーキング93を設けて、第1の枠ケース83Aに決められた姿勢で連結することができる。組み立てる作業者が逆挿入阻止マーキング93を確認して、第2の枠ケース83Bを第1の枠ケース83Aに連結できるからである。逆挿入阻止マーキング93は、プラスチック製の第2の枠ケース83Bを成形する工程で、図1に示すように、連結枠87の表面に凹凸のシボ表示で設けることができる。ただ、成形工程で設けられる逆挿入阻止マーキングは、見えにくくて正確に確認することが難しく、製造工程で間違って第2の枠ケースを逆方向に連結する弊害がある。
この欠点は、第1と第2の枠ケースの両側の連結枠を異なる長さに成形して解消できる。ただ、枠ケースの連結枠を異なる長さとすることは、以下の理由で好ましくない。第1の理由は、パック電池の外形をできる限りコンパクトにするために、細長い連結枠87をプラスチックで薄く成形することにあり、第2の理由は、第1の枠ケース83Aに角形電池81を入れた状態で、角形電池81にリード板94をスポット溶接して接続することにあり、第3の理由は、金型の抜き勾配から、連結枠87の先端を薄く成形することである。すなわち、第1の枠ケースに角形電池を入れた状態で角形電池にリード板を接続するには、第1の枠ケースに角形電池を入れる状態で角形電池1にリード板をスポット溶接できる構造とする必要がある。このため、第1の枠ケースの連結枠を短くして、第2の枠ケースの連結枠を長くする必要がある。さらに、連結枠を薄く成形することから、両端の連結枠を異なる長さとするには一方の連結枠を長くする必要があり、長い連結枠の先端が極めて薄くなって成形が難しくなる。このため、両側の連結枠を同じ長さに成形する第2の枠ケースは、一方の連結枠の先端が極めて薄くなることがなく、能率よく多量生産できる。
また、第1の枠ケースと第2の枠ケースの先端を、図1に示すように、逆には連結できない連結構造として、逆連結を阻止できるように考えられるが、現実にはこの構造によっては、枠ケースの逆連結を阻止できない。それは、連結枠の先端部の厚さが極めて薄いことから、現実には逆方向にも連結できるからである。さらに、図1のパック電池は、枠ケース83をしっかりと連結するために、第1の枠ケース83Aと第2の枠ケース83Bの連結枠87を超音波溶着しているので、枠ケース83の連結にも手間がかかる欠点があった。
特開2005−135770号公報
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、第2の枠ケースが逆方向に連結されるのを確実に阻止しながら、枠ケースと電池コアとをしっかりと連結できるパック電池を提供することにある。
本発明のパック電池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
本発明の請求項1のパック電池は、出力端子5を有する角形電池1の電池コア2と、この電池コア2を内側に配置する四角形の枠形である枠ケース3と、この枠ケース3の内側に角形電池1を配置する電池組立12の表面に付着される外装ラベル4とを備える。枠ケース3は、出力端子5を外部に表出する開口部19を有する第1の枠ケース3Aと、この第1の枠ケース3Aに連結してなる第2の枠ケース3Bとを有する。さらに、第1の枠ケース3Aと第2の枠ケース3Bはプラスチック製で、ベース枠6の両側に同じ長さの連結枠7を直角に連結する形状として全体の形状をコ字状とし、かつ第2の枠ケース3Bは表裏に非対称な形状であって、第1の枠ケース3Aへの連結姿勢を特定している。第1の枠ケース3Aと第2の枠ケース3Bは、連結枠7の先端部で互いに連結されて全体形状を枠形状とする枠ケース3を形成している。さらに、パック電池は、第2の枠ケース3Bの一方の連結枠7と角形電池1の外周との間に、角形電池1に連結してなる絶縁プレート15を配設し、この絶縁プレート15と第2の枠ケース3Bの連結枠7には、一方に連結雄部8を設けて、他方にはこの連結雄部8が連結される連結雌部9を設けている。パック電池は、連結雄部8を連結雌部9に連結して、第2の枠ケース3Bを第1の枠ケース3Aに連結すると共に、枠ケース3を電池コア2に連結している。
本発明の請求項2のパック電池は、絶縁プレート15に連結雄部8を設けて、第2の枠ケース3Bの連結枠7に連結雌部9を設けており、この連結雌部9を、連結枠7の連結方向に長いスリットとしている。
さらに、本発明の請求項3のパック電池は、第2の枠ケース3Bの連結枠7を第1の枠ケース3Aの連結枠7よりも長くして、連結雌部9又は連結雄部8を絶縁プレート15の端部に設けている。
また、本発明の請求項4のパック電池は、第2の枠ケース3Bのベース枠6の厚さ方向の片側にツマミ10を設けている。
さらにまた、本発明の請求項5のパック電池は、絶縁プレート15を角形電池1の凸部電極側の端面に配設して、凸部電極1Aに電気接続されるリード板14と角形電池1の封口板1Bとを絶縁している。さらに、この絶縁プレート15は、凸部電極1Aを貫通させる貫通孔18を開口すると共に、凸部電極1Aの両側をカバーする形状として、一方の端部に連結雄部8を設けている。
本発明のパック電池は、第2の枠ケースが逆方向に連結されるのを阻止しながら、枠ケースと角形電池とをしっかりと連結できる特徴がある。それは、本発明のパック電池が、第2の枠ケースの一方の連結枠と角形電池の外周との間に、角形電池に連結してなる絶縁プレートを配設すると共に、この絶縁プレートと第2の枠ケースの連結枠には、一方に連結雄部を、他方にはこの連結雄部を連結する連結雌部を設けて、連結雄部を連結雌部に連結して、第2の枠ケースを第1の枠ケースに連結し、さらに枠ケースを電池コアに連結するからである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図8に示すパック電池は、出力端子5を有する角形電池1の電池コア2と、この電池コア2を内側に配置する四角形の枠形である枠ケース3と、この枠ケース3の内側に角形電池1を配置する電池組立12の表面に付着される外装ラベル4とを備える。
[電池コア2]
電池コア2は、図4の分解斜視図に示すように、角形電池1に回路基板11を連結している。回路基板11は表面に出力端子5を固定しており、この出力端子5を枠ケース3に設けた開口部19から外部に表出する。回路基板11は、角形電池1との間に基板ホルダー16を配設している。この基板ホルダー16は、表面に回路基板11を嵌合させ、裏面に角形電池1を嵌合させて、回路基板11を角形電池1の定位置に配置する。基板ホルダー16は、リード板14で角形電池1に連結される回路基板11と角形電池1との間に挟まれて保持される。図4の電池コア2は、回路基板11を角形電池1に連結する一方のリード板14を保護素子17とする。保護素子17はPTCである。保護素子17は、一方のリード板14を角形電池1の凸部電極1Aに溶接して固定しており、他方のリード板14を回路基板11に連結している。
保護素子17のリード板14と角形電池1の封口板1Bとの間には絶縁プレート15を配設している。絶縁プレート15は、保護素子17のリード板14と角形電池1の封口板1Bとを絶縁する。角形電池1は、外装缶1Cの開口部を封口板1Bで閉塞する外形であって、封口板1Bに設けた凸部電極1Aと、封口板1B及び外装缶1Cとを異なる極性としている。図の電池コア2は、保護素子17を封口板1Bの凸部電極1Aに接続しているので、絶縁プレート15は封口板1Bの表面に配設されて、リード板14と封口板1Bとを絶縁する。リード板は、必ずしも凸部電極に接続されず、外装缶に接続することもあるので、リード板を外装缶に接続する電池コアにあっては、絶縁プレートは外装缶の表面に配設される。図に示す絶縁プレート15は、絶縁材のプラスチック製で、基板ホルダー16に一体的に成形している。一体成形される絶縁プレート15と基板ホルダー16は、全体の形状をL字状として、絶縁プレート15を角形電池1の端面に沿って配置し、基板ホルダー16を角形電池1の側面に沿って配置している。この構造は、角形電池1の封口板1Bと外装缶1Cの両方をリード板14から絶縁できる。ただ、絶縁プレートは、必ずしも基板ホルダーと一体的に成形する必要はなく、基板ホルダーと別部材とすることもできる。
絶縁プレート15は、保護素子17のリード板14と封口板1Bとを絶縁すれば足りる。ただ、図のパック電池は、この絶縁プレート15に第2の枠ケース3Bを連結して、第2の枠ケース3Bを第1の枠ケース3Aに連結する姿勢を特定する。したがって、絶縁プレート15は、凸部電極1Aの両側をカバーして、封口板1Bのほぼ全面をカバーする形状に成形している。すなわち、絶縁プレート15の外形を封口板1Bの外形としている。この絶縁プレート15は、凸部電極1Aを貫通させる貫通孔18を設けている。
さらに、絶縁プレート15は、第2の枠ケース3Bを連結する連結雄部8を表面に突出して設けている。絶縁プレート15の連結雄部8を、図4、図6、図7の拡大図、及び、図9ないし図11に示している。これらの図に示す連結雄部8は、封口板1Bに沿って細長く伸びる突出部である。連結雄部8である突出部は、その幅を絶縁プレート15の幅よりも狭く、図においては、絶縁プレート15の幅の1/4ないし1/8としている。さらに、連結雄部8の突出部は、細長い形状として、第2の枠ケース3Bの挿入方向に向かって登り勾配に傾斜する形状としている。さらに、突出部からなる連結雄部8は、絶縁プレート15の端部に設けている。この絶縁プレート15は、第2の枠ケース3Bをスムーズに挿入できる特徴がある。それは、連結雄部8からなる突出部を傾斜する姿勢とすると共に、絶縁プレート15の端部に配設しているからである。絶縁プレート15の端部にある突出部からなる連結雄部8は、第1の枠ケース3Aに連結する連結枠7の先端から離れた位置にある。ここに位置する突出部からなる連結雄部8は、連結枠7に設けた後述する連結雌部9であるスリットに案内される。連結雄部8の突出部を連結雌部9のスリットに案内する状態で、第2の枠ケース3Bの先端は、突出部で変形されることなく、第1の枠ケース3Aの連結枠7に無理なく連結される。さらに、第1の枠ケース3Aに連結された第2の枠ケース3Bは、先端部を第1の枠ケース3Aに連結し、先端から離れた後端部を絶縁プレート15を介して電池コア2に連結することから、互いに離れた2カ所をしっかりと固定できる特徴も実現する。
[枠ケース3]
枠ケース3は、出力端子5を外部に表出する開口部19を有する第1の枠ケース3Aと、この第1の枠ケース3Aに連結してなる第2の枠ケース3Bとからなる。第1の枠ケース3Aと第2の枠ケース3Bはプラスチック製で、ベース枠6の両側に同じ長さの連結枠7を直角に連結する形状として全体の形状をコ字状としている。ベース枠6と連結枠7は、その両側に沿ってひさし20を設けて、ひさし20の内側に電池コア2を案内している。
[第1の枠ケース3A]
第1の枠ケース3Aは、ベース枠6の内側に電池コア2の回路基板11を配設する。したがって、ベース枠6は、回路基板11に固定している出力端子5のある位置に開口部19を設けて、出力端子5をパック電池の外部に表出している。さらに、第1の枠ケース3Aは、パック電池を電気機器(図示せず)の定位置にセットするために位置決め凸部21をベース枠6の両端の片側表面に突出して設けている。この構造から、第1の枠ケース3Aは、表裏に非対称な形状に成形される。また、第1の枠ケース3Aは、回路基板11を検査するテスト穴22をベース枠6に設けて、このテスト穴22を剥離できるシール23で閉塞している。さらに、水没を検出する水没検査シール24を回路基板11に接着して、この水没検査シール24を第1の枠ケース3Aの外部に表出させている。水没検査シール24を外部に表出させるベース枠6は、水没検査シール24を外部から確認できる確認窓29を開口している。ただ、水没検査シールは、ベース枠の表面や内面に接着することもできる。
さらに、図の第1の枠ケース3Aは、電池コア2に係止構造で連結している。図に示す係止構造は、第1の枠ケース3Aのひさし20に開口した係止孔30と基板ホルダー16の側面に設けた係止凸部31である。この第1の枠ケース3Aは、ひさし20の内側に電池コア2を案内する状態で、基板ホルダー16の係止凸部31を、ひさし20の係止孔30に挿入して、電池コア2の定位置に連結する。
さらに、第1の枠ケース3Aは、連結枠7の長さを、ここに角形電池1を入れる状態で、角形電池1にリード板14を溶接して連結できるようにする。この連結枠7は、凸部電極1Aを外部に表出する長さに成形される。第1の枠ケース3Aが凸部電極1Aをカバーしないので、凸部電極1Aは第2の枠ケース3Bの連結枠7でカバーする。したがって、図2と図3に示す枠ケース3は、第2の枠ケース3Bの連結枠7を第1の枠ケース3Aの連結枠7よりも長くしている。
[第2の枠ケース3B]
第2の枠ケース3Bは、図9ないし図11に示すように、ベース枠6の厚さ方向の片側にツマミ10を設けて表裏に非対称な形状に成形して、第1の枠ケース3Aへの連結姿勢を特定している。ツマミ10は、パック電池を電気機器にセットする状態で、ユーザーがここをつかんで簡単に脱着するための突出部である。
第2の枠ケース3Bは、第1の枠ケース3Aに連結枠7の先端部で互いに連結される。第1の枠ケース3Aと第2の枠ケース3Bを連結枠7の先端で連結するために、連結枠7の先端部を係止構造に成形している。図3に示す第1の枠ケース3Aと第2の枠ケース3Bは、一方の連結枠7の先端に連結孔25を設けて、他方の連結枠7の先端に連結孔25に挿入される連結凸部27を設けて係止構造としている。第2の枠ケース3Bは、ベース枠6の内面に、互いに平行な姿勢で複数列の補強リブ27を一体的に成形して設けている。この補強リブ27は、角形電池1の湾曲する側面に嵌入できる形状に成形している。
さらに、第2の枠ケース3Bは、一方の連結枠7、図3において右側の連結枠7に、絶縁プレート15に設けている連結雄部8の突出部を案内する連結雌部9のスリットを設けている。スリットは、図7の矢印で示す連結枠7の連結方向に長いスリットとしている。図7と図8に示すように、スリットは、突出部よりも長くしている。この構造によると、連結雄部8の突出部を連結雌部9のスリットに案内した後、第2の枠ケース3Bの連結枠7の先端を第1の枠ケース3Aの先端に連結できる。すなわち、第2の枠ケース3Bの連結枠7の先端を第1の枠ケース3Aの連結枠7の先端に連結する状態で、第2の枠ケース3Bの連結枠7が突出部で曲げられることがなく、両連結枠7の先端を確実に連結できる位置に配置して連結できる。連結雌部9であるスリットは、連結雄部8である突出部を入れて、第2の枠ケース3Bの連結枠7を電池コア2に連結するものであるから、第2の枠ケース3Bを第1の枠ケース3Aに連結する状態で、突出部をスリットに案内できる位置と大きさに開口される。とくに、第2の枠ケース3Bの連結枠7の先端を第1の枠ケース3Aの連結枠7の先端に連結するに先だって、突出部をスリットに入れることができる位置に開口される。
図に示すパック電池は、絶縁プレート15に連結雄部8の突出部を設けて、第2の枠ケース3Bの連結枠7に連結雌部9のスリットを設けている。この構造のパック電池は、枠ケース3の表面に外装ラベル4を接着して、第2の枠ケース3Bに設けたスリットを閉塞できる。また、突出部を第2の枠ケース3Bの連結枠7の表面から突出しない構造にできる。ただし、本発明のパック電池は、絶縁プレートに連結雌部を設けて、第2の枠ケースの連結枠に連結雄部を設けることができる。また、連結雌部は、スリットのように必ずしも貫通して設けることなく、連結雄部を案内する凹部とすることもできる。
[外装ラベル4]
外装ラベル4は、内面に粘着層を設けたプラスチックシートである。図2の外装ラベル4は、中間でU曲する状態に湾曲して、電池組立12の両面に接着される。さらに、ツマミ10を外部に突出させるように、ツマミ10の両側に突出片28を設けている。突出片28は、外装ラベル4の表面に付着されて、電池組立12に確実に付着される。第1の枠ケース3Aのベース枠6は、外装ラベル4を付着する部分に低く成形する段差部を設けて、ここに外装ラベル4を接着している。
以上のパック電池は以下のようにして組み立てられる。
(1)図4に示すように、角形電池1にリード板14を介して回路基板11を連結して電池コア2とする。このとき、回路基板11と角形電池1との間に基板ホルダー16を挟着し、また、一方のリード板14である保護素子17と封口板1Bとの間に絶縁プレート15を配設する。絶縁プレート15は、貫通孔18に凸部電極1Aを挿入して定位置に配置される。
(2)図9に示すように、電池コア2を第1の枠ケース3Aに連結する。
(3)図7と図10に示すように、第2の枠ケース3Bを挿入して、連結枠7の先端を第1の枠ケース3Aの連結枠7の先端に連結して電池組立12とする。このとき、第2の枠ケース3Bの連結枠7に設けた連結雌部9であるスリットに、絶縁プレート15に設けた連結雄部8の突出部を案内して、第2の枠ケース3Bを決められた姿勢で第1の枠ケース3Aに連結する。
(4)図2に示すように、電池組立12の表面に外装ラベル4を接着してパック電池とする。
本発明のパック電池は、携帯電話等の携帯機器に脱着できるように装着されて携帯機器に電力を供給する。
従来のパック電池の分解斜視図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池の分解斜視図である。 図2に示すパック電池の電池組立の分解斜視図である。 図3に示す電池組立の電池コアの分解斜視図である。 図2に示すパック電池の正面図である。 図5に示すパック電池のA−A線の断面図である。 第1の枠ケースに第2の枠ケースを連結する状態を示す電池組立の分解斜視図である。 第1の枠ケースに第2の枠ケースを連結した状態を示す電池組立の斜視図である。 電池コアに第1の枠ケースと第2の枠ケースを連結する状態を示す側面図である。 第1の枠ケースに第2の枠ケースを連結する状態を示す側面図である。 第1の枠ケースに第2の枠ケースを連結した状態を示す電池組立の側面図である。
符号の説明
1…角形電池 1A…凸部電極
1B…封口板
1C…外装缶
2…電池コア
3…枠ケース 3A…第1の枠ケース
3B…第2の枠ケース
4…外装ラベル
5…出力端子
6…ベース枠
7…連結枠
8…連結雄部
9…連結雌部
10…ツマミ
11…回路基板
12…電池組立
14…リード板
15…絶縁プレート
16…基板ホルダー
17…保護素子
18…貫通孔
19…開口部
20…ひさし
21…位置決め凸部
22…テスト穴
23…シール
24…水没検査シート
25…連結孔
26…連結凸部
27…補強リブ
28…突出片
29…確認窓
30…係止孔
31…係止凸部
81…角形電池
82…電池コア
83…枠ケース 83A…第1の枠ケース
83B…第2の枠ケース
84…外装ラベル
85…出力端子
87…連結枠
90…ツマミ
91…回路基板
92…電池組立
93…逆挿入阻止マーキング
94…リード板

Claims (5)

  1. 出力端子(5)を有する角形電池(1)の電池コア(2)と、この電池コア(2)を内側に配置する四角形の枠形である枠ケース(3)と、この枠ケース(3)の内側に角形電池(1)を配置する電池組立(12)の表面に付着される外装ラベル(4)とを備え、前記枠ケース(3)が、前記出力端子(5)を外部に表出する開口部(19)を有する第1の枠ケース(3A)と、この第1の枠ケース(3A)に連結してなる第2の枠ケース(3B)とからなり、
    第1の枠ケース(3A)と第2の枠ケース(3B)はプラスチック製で、ベース枠(6)の両側に同じ長さの連結枠(7)を直角に連結する形状として全体の形状をコ字状とし、かつ第2の枠ケース(3B)は表裏に非対称な形状であって、第1の枠ケース(3A)への連結姿勢が特定されており、第1の枠ケース(3A)と第2の枠ケース(3B)が連結枠(7)の先端部で互いに連結されて全体形状を枠形状とする枠ケース(3)を形成しており、
    さらに、第2の枠ケース(3B)の一方の連結枠(7)と角形電池(1)の外周との間には、角形電池(1)に連結してなる絶縁プレート(15)が配設され、この絶縁プレート(15)と第2の枠ケース(3B)の連結枠(7)は、一方に連結雄部(8)を設けて、他方にはこの連結雄部(8)が連結される連結雌部(9)を設けており、連結雄部(8)が連結雌部(9)に連結されて、第2の枠ケース(3B)が第1の枠ケース(3A)に連結されると共に、枠ケース(3)を電池コア(2)に連結してなるパック電池。
  2. 絶縁プレート(15)が連結雄部(8)を有し、第2の枠ケース(3B)が連結枠(7)に連結雌部(9)を有しており、この有連結雌部(9)が、連結枠(7)の連結方向に長いスリットである請求項1に記載されるパック電池。
  3. 第2の枠ケース(3B)の連結枠(7)が第1の枠ケース(3A)の連結枠(7)よりも長く、連結雌部(9)又は連結雄部(8)を絶縁プレート(15)の端部に設けてなる請求項1に記載されるパック電池。
  4. 第2の枠ケース(3B)のベース枠(6)が、厚み方向の片側にツマミ(10)を設けている請求項1に記載されるパック電池。
  5. 絶縁プレート(15)が角形電池(1)の凸部電極側の端面に配設されて、凸部電極(1A)に電気接続されるリード板(14)と角形電池(1)の封口板(1B)とを絶縁しており、さらに、この絶縁プレート(15)は、凸部電極(1A)を貫通させる貫通孔(18)を開口すると共に、凸部電極(1A)の両側をカバーする形状として、一方の端部に連結雄部(8)を設けている請求項1に記載されるパック電池。
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