JP5105746B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、主として多数の二次電池をケースに収納するものであって、屋外使用に最適なパック電池に関する。
複数の二次電池をケースに内蔵するパック電池は、各々の電池の過充電と過放電を防止するように充放電の電流をコントロールして長寿命に、また安全に使用できる。このことを実現するパック電池は、充放電をコントロールする保護回路を実装する回路基板を備えている。回路基板の保護回路は、各々の二次電池の電圧を検出して充放電をコントロールする。保護回路が各々の電池電圧を検出するために、電池両端の電極をリード板を介して回路基板に接続している。この構造のパック電池は、回路基板を二次電池から絶縁し、また、二次電池と回路基板を定位置に配置する必要がある。このことを実現するために、回路基板と二次電池との間に基板ホルダーを配設するパック電池が開発されている。(特許文献1参照)
特開2005−56721号公報
特許文献1のパック電池は、プラスチック製の基板ホルダーに周壁を設けている。回路基板は周壁の内側に配設されて、周壁の内側に充填するウレタン等の絶縁樹脂に埋設している。リード板は、基板ホルダーに設けた電極窓を貫通して、二次電池の電極にスポット溶接され、回路基板に半田付けして接続される。基板ホルダーは、各々の電池の電極を回路基板に接続するために、多数の電極窓を開口している。
この構造のパック電池は以下のようにして組み立てられる。
1.複数の二次電池の両端にリード板をスポット溶接し、リード板で二次電池を連結して電池のコアパックとする。
2.回路基板を定位置に配置している基板ホルダーを電池のコアパックに重ねる。このとき、各々の電池の電極に接続しているリード板を、基板ホルダーの電極窓に挿通する。
3.基板ホルダーの電極窓を通過するリード板を回路基板に接続する。このとき、回路基板に予めリード線を半田付け等の方法で固定し、リード線とリード板とを連結して半田付けすることで、簡単に接続できる。
4.基板ホルダーの周壁内にウレタン樹脂をポッティングして、回路基板を絶縁樹脂に埋設して、二次電池と回路基板と基板ホルダーを一体構造のインナーパックとする。
5.インナーパックをアウターケースに収納する。
以上の工程で組み立てられるパック電池は、各々の二次電池に連結している複数のリード板を電極窓に挿通するのに手間がかかる。この欠点は、電極窓を大きく開口して防止できる。ただ、電極窓を大きく開口すると、基板ホルダーの横幅が広くなって、インナーパックが大きくなってしまう。とくに、リード板を電極窓にスムーズに挿通するには、電極窓をリード板の両側に広くする必要があって、基板ホルダーを大きくする必要がある。
電極窓を小さくして横幅を狭くしている基板ホルダーは、リード板が電極窓の内面に接触する。このため、リード板が電極窓に挿通される状態で、電極窓からの突出方向がアンバランスとなる。突出方向がずれると、回路基板に連結しているリード線との連結位置がずれ、簡単かつ確実に半田付け等の方法で接続できなくなる。
本発明は、このような欠点を解決するために開発されたもので、本発明の大切な目的は、基板ホルダーの横幅を広くすることなく、リード板を簡単かつ容易に、しかも確実に連結できるパック電池を提供することにある。
本発明の請求項1のパック電池は、複数の二次電池と、この二次電池の両端の電極に接続しているリード板と、このリード板に一端を連結しているリード線と、このリード線の他端を接続している回路基板と、回路基板と二次電池との間に配設され、かつリード板を貫通させる貫通窓を開口している基板ホルダーとを備える。さらに、パック電池は、二次電池の両端に接続している一対のリード板を、リード線との接続端が互いに接近するように、クランク状に折曲加工して基板ホルダーの貫通窓に挿通している。また、回路基板を固定している基板ホルダーと、この基板ホルダーの定位置に配置している回路基板と、この回路基板にリード板とリード線を介して接続している二次電池とをインナーケースに収納する。
本発明の請求項2のパック電池は、複数の二次電池と、この二次電池の両端の電極に接続しているリード板と、このリード板に一端を連結しているリード線と、このリード線の他端を接続している回路基板と、回路基板と二次電池との間に配設され、かつリード板を貫通させる貫通窓を開口している基板ホルダーとを備える。さらに、パック電池は、基板ホルダーの貫通窓が、二次電池の両端に接続している一対のリード
挿通して、リード線との接続端を互いに接近する方向に折曲する誘いリブを有し、この誘いリブでもって、貫通窓に挿通されるリード板を折曲している。また、回路基板を固定している基板ホルダーと、この基板ホルダーの定位置に配置している回路基板と、この回路基板にリード板とリード線を介して接続している二次電池とをインナーケースに収納する。
本発明のパック電池は、基板ホルダーに壁を設けて、この周壁内に回路基板を配設して、回路基板を絶縁樹脂に埋設することができる。
本発明のパック電池は、リード線の先端部をL字状に折曲して、折曲片をリード板に係止状態で半田付けすることができる。
本発明のパック電池は、基板ホルダーと二次電池との間に両面接着テープを設け、この両面接着テープで基板ホルダーと二次電池とを連結すると共に、この両面接着テープの二次電池側に温度センサーを付着して、温度センサーを基板ホルダーと二次電池との間に配設することができる。
本発明のパック電池は、基板ホルダーが二次電池との対向面に凸部を設けており、この凸部に位置するように温度センサーを配設することができる。
本発明のパック電池は、基板ホルダーの横幅を広くすることなく、リード板を簡単かつ容易に、しかも確実に連結できる特徴がある。それは、本発明のパック電池が、リード板をクランク状に加工して二次電池の電極に連結し、あるいはリード板を挿通する基板ホルダーの貫通窓に、挿通されるリード板を特定の角度に折曲する誘いリブを設けているからである。クランク状に折曲加工されたリード板は、基板ホルダーに側縁から内側に偏在して開口している貫通窓にスムーズに挿通できる。また、予めクランク状に折曲加工しているリード板を二次電池に連結して貫通窓に挿通するので、貫通窓に挿通された状態で、全てのリード板の形状を同じ形状にできる。また、誘いリブで折曲されるリード板も、特定の形状に成形している誘いリブで同じ形状に折曲される。このため、基板ホルダーを二次電池に連結する状態で、リード板の接続端の位置ずれを防止でき、ここに接続されるリード線を確実に安定して連結できる。
とくに、本発明の請求項5のパック電池は、リード線の先端部をL字状に折曲して、折曲片をリード板に係止状態で半田付けするので、リード板とリード線とをより確実に安定して連結できる。
さらにまた、本発明の請求項6のパック電池は、基板ホルダーと二次電池との間に両面接着テープを設け、この両面接着テープで基板ホルダーと二次電池とを連結すると共に、この両面接着テープの二次電池側に温度センサーを付着して、温度センサーを基板ホルダーと二次電池との間に配設しているので、簡単かつ容易に、しかも温度センサーを正確な位置に固定できる。さらに、本発明の請求項7のパック電池は、基板ホルダーが二次電池との対向面に凸部を設け、この凸部に位置して温度センサーを配設しているので、温度センサーを二次電池の表面に接近して配置して、電池温度を正確に検出できる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図6に示すパック電池は、たとえば、電話の中継機等のように屋外に設置される電気機器の電源として使用される。また、低温から高温の温度環境、たとえば−30℃〜80℃の外部温度で使用されるように、ヒーター27を内蔵している。さらにまた、優れた耐久性と強度を実現するために、二次電池1をインナーケース3に収納してインナーパック4とし、これをアウターケース5に収納している。
図1ないし図6に示すパック電池は、インナーパック4と、インナーパック4を収納しているアウターケース5と、インナーパック4とアウターケース5との間に配設している金属シャーシー16と、インナーパック4の外側に固定されて内蔵する二次電池1を加温するヒーター27を備える。さらに、これ等の図に示すパック電池は、二次電池1の充放電とヒーター27の通電を制御する回路基板を備える。回路基板は、インナーケース3に内蔵する第1の回路基板2と、インナーケース3の外側であって、インナーケース3とアウターケース5との間に配設している第2の回路基板6とに分離している。
インナーパック4は、複数の二次電池1と第1の回路基板2とを箱形のインナーケース3に収納している。インナーケース3はプラスチック製で、天板3aと底板3bを中間で分割して、断面形状をコ字状とするケースユニット3Aに分割している。この明細書で天板3aと底板3bは図面に基づいて特定するものとし、図においてインナーケース3の上の板を天板3aとして、下の板を底板3bとしている。分割して成形された一対のケースユニット3Aは、連結されて内部に二次電池1と第1の回路基板2を収納する箱形としている。図2ないし図6に示すインナーケース3は、天板3aと底板3bを中央でなくて片方に遍在する位置で分割している。このインナーケース3は、図6において、左側のケースユニット3Aは天板3aと底板3bの幅を広く、右側のケースユニット3Aは天板3aと底板3bの幅を狭くしている。これ等の図に示すケースユニット3Aは、四角形の側面プレート3dの上縁に天板3aを、下縁に底板3bを、両端縁に端プレート部3cを一体的に成形して、側部を開口している四角形の箱形に成形している。この形状のケースユニット3Aは、側面プレート3dの周囲に、天板3aと底板3bと端プレート部3cからなる周壁を一体的に成形した形状となる。分割してプラスチックで成形された一対のケースユニット3Aは、天板3aと底板3bと端プレート部3cからなる周壁の端縁を互いに当接させて、ネジ17で連結している。
パック電池は、第1の回路基板2と第2の回路基板6を内蔵している。第1の回路基板2はインナーケース3の内部に、第2の回路基板6はインナーケース3の外側でアウターケース5の内側に配設している。第1の回路基板2は、大電流を流して発熱するハイパワー電子部品を備える電子回路を実装しない。たとえば、第1の回路基板2は、各々の電池電圧や電池温度を検出する回路を実装している。大電流を流して発熱するハイパワー電子部品やこれを備える電子回路は第2の回路基板6に実装される。第1の回路基板2はリード線7とリード板8を介して二次電池1の電極に接続され、第2の回路基板6は、リード線(図示せず)を介して第1の回路基板2に接続され、さらに太いリード線10を介して二次電池1の出力に接続される。
第1の回路基板2は、インナーケース3の内面、すなわち側面プレート3dと平行な姿勢で、側面プレート3dの内面と二次電池1の間に配設される。図のパック電池は、第1の回路基板2を第1の基板ホルダー11に入れてインナーケース3に収納している。このパック電池は、第1の回路基板2と二次電池1との間に第1の基板ホルダー11を配設している。第1の基板ホルダー11は、プラスチックでもって周壁50のある箱形に成形したものである。
図6ないし図10は、二次電池1と第1の回路基板2と第1の基板ホルダー11を示している。なお、図7ないし図10は、図6に示す状態から90度反転した状態を示している。すなわち、図6における左右方向を、図7ないし図10においては、上下方向として示している。これらの図に示す第1の基板ホルダー11は、第1の回路基板2を収納する周壁50と、二次電池1の一部を収納する外周壁51とを備える。図の第1の基板ホルダー11は、周壁50と外周壁51とを互いに反対方向(図9と図10において上下方向)に突出する形状に成形している。図の第1の基板ホルダー11は、外周壁51をインナーケース3の周壁の一部として、ケースユニット3Aに併用している。したがって、この第1の基板ホルダー11は、外周壁51の内形と外形をインナーケース3のケースユニット3Aの内形と外形にほぼ等しくしている。さらに、図に示す第1の基板ホルダー11は、外周壁51とケースユニット11との連結部分に連結凸条53と連結溝54を設けており、これらを嵌合させて位置決めしながら連結できる構造としている。この構造の第1の基板ホルダー11は、外周壁51の内側に二次電池1を収納して、外周壁51でもって、二次電池1と第1の基板ホルダー11との相対位置を正確に位置決めできる特長がある。ただ、第1の基板ホルダーは、必ずしも外周壁を設ける構造とする必要はない。外周壁のない第1の基板ホルダーは、二次電池と一体的に連結してインナーケースに収納される。
第1の基板ホルダー11は、周壁50の外形を、外周壁51の内形よりも小さく、すなわちインナーケース3の内形よりも小さくしている。この第1の基板ホルダー11は、周壁50の内側に収納される第1の回路基板2から突出するリード線7を、周壁50の外側であってインナース3の内側においてリード板8に連結する。第1の基板ホルダー11は、周壁50の内部に第1の回路基板2を入れ、さらに周壁50の内側にウレタン等の絶縁樹脂を充填して、絶縁樹脂に第1の回路基板2を埋設している。この構造は、第1の回路基板2を絶縁して、インナーケース3内に配設できる。このため、インナーケース3内に二次電池1から電解液が漏れ、あるいはガスが放出されても、電解液やガスから回路基板を絶縁して保護できる。
インナーケース3の内部に収納される第1の回路基板2は、インナーケース3で保護される。さらに第1の基板ホルダー11に入れてインナーケース3に収納する第1の回路基板2は、第1の基板ホルダー11とインナーケース3の両方で保護される。この構造は、第1の回路基板2と第1の基板ホルダー11を薄く、軽くできる。それは、これ等に強い強度が要求されないからである。
図のインナーパック4は、周壁50を設けている第1の基板ホルダー11の底面側を二次電池1側に配置する。いいかえると第1の基板ホルダー11に設けている周壁50の開口部を、インナーケース3の側面プレート3d側に配置する。このインナーパック4は、第1の回路基板2と二次電池1との間に第1の基板ホルダー11の底板52を配置する。
第1の回路基板2は、リード線7とリード板8を介して二次電池1に連結される。リード板8は二次電池1の電極に連結され、リード線7は第1の回路基板2に連結される。リード線7とリード板8とを半田付けして連結して、第1の回路基板2を二次電池1に接続している。第1の回路基板2は第1の基板ホルダー11に固定しているので、第1の回路基板2と第1の基板ホルダー11の両方がリード線7とリード板8を介して二次電池1に連結される。
図7ないし図10に示す第1の基板ホルダー11は、リード板8を貫通させる貫通窓55を底板52に開口している。貫通窓55は、底板の両側縁部であって、外周壁51の内側に開口している。図に示す第1の基板ホルダー11は、外周壁51の内面から内側に離れた位置に、いいかえると、二次電池1の端面よりも中央側に位置して貫通窓55を開口している。貫通窓55に挿通されるリード板8の先端部と、リード線7との連結部分を第1の基板ホルダー11の中央側に位置させるためである。このように、連結部分を電池端面よりも内側に位置させる構造は、第1の基板ホルダー11の横幅を広くすることなくリード線7とリード板8とを確実に連結して、インナーパック4が大きくなるのを有効に防止できる。
リード板8は、外周壁51の内側から離れて開口する貫通窓55に挿通するために、クランク状に折曲加工して二次電池1の電極にスポット溶接等の方法で連結している。リード板8は、リード線7に連結する接続端8A(図7ないし図10において上端)を互いに接近させるように、クランク状に折曲加工している。このリード板8は、基板ホルダー11の貫通窓55に挿通されて、図において上端の接続端8Aをリード線7に半田付けして接続される。図7と図8に示すリード線7は、先端部をL字状に折曲して、折曲片7Aをリード板8に係止状態で半田付けしている。図のリード板8は、リード線7を案内して係止する切欠部8aを接続端8Aに設けている。この切欠部8aに、リード線7の先端部が案内され、L字状の折曲片7Aを係止して、リード線7とリード板8は隙間なく連結される。この状態で連結部を半田付けしてリード板8とリード線7は確実に連結される。
さらに、図11ないし図17は、異なる構造でリード板118を第1の回路基板112に接続する。なお、図11ないし図17において、リード板118をリード線117に連結する構造以外の構造については、前述の実施例と同様の構造とすることができる。したがって、図11ないし図17において、図1ないし図10に示す実施例と同じ構成要素については、上2桁を除く下桁に同符号を付してその説明を省略する。
これらの図に示す第1の基板ホルダー1111も、リード板118を貫通させる貫通窓1155を開口している。第1の基板ホルダー1111の貫通窓1155は、図14の断面図に示すように、二次電池111の両端に連結している一対のリード板118を挿通して、リード線117との接続端118Aを互いに接近する方向に折曲する誘いリブ1156を設けている。この構造の第1の基板ホルダー1111は、二次電池111にリード板118を連結する状態で、リード板118の先端部である接続端118Aを貫通窓1155に挿通すると、リード板118が誘いリブ1156に当接して、互いに接近する方向に折曲される。
各々の貫通窓1155に設けている誘いリブ1156は、ここに挿通されるリード板118を同じように折曲して、先端の接続端118Aをリード線117との接続位置に正確に配置する。誘いリブ1156で正確な位置に配置されるリード板118の接続端118Aは、リード線117の先端のL字状に折曲される折曲片117Aに係止状態で連結され、半田付けして確実に連結される。この接続端118Aも、切欠部118aにリード線117の先端部が案内され、L字状の折曲片117Aを係止して、リード線117とリード板118が隙間なく連結される。
さらに、第1の基板ホルダー1111と二次電池111の間には両面接着テープ1158を設けている。この両面接着テープ1158は、第1の基板ホルダー1111と二次電池111とに接着されて、第1の基板ホルダー1111と二次電池111を連結する。さらに、第1の基板ホルダー1111は、図16に示すように、両面接着テープ1158の表面、すなわち両面接着テープ1158の二次電池側に温度センサー1159を付着している。この構造は、第1の基板ホルダー1111を二次電池111に両面接着テープ1158で接着して、第1の基板ホルダー111と二次電池111との間に、温度センサー1159を位置ずれしないように配設できる。さらに、この図に示す第1の基板ホルダー1111は、二次電池111との対向面に凸部1157を設け、この凸部1157に位置して温度センサー1159を付着している。この構造の第1の基板ホルダー1111は、二次電池111に接着されて、温度センサー1159を正確な位置にずれないように配置して、二次電池111の温度を正確に検出できる。温度センサー1159は、リード線(図示せず)を第1の回路基板112に接続して、第1の回路基板112に実装される電子回路で電池温度を検出する。
二次電池1、111は、円筒型電池のリチウムイオン二次電池である。ただし、二次電池には、円筒型電池に代わって角型電池も使用できる。また、二次電池はリチウムイオン二次電池に特定せず、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等、他の全ての二次電池も使用できる。図のパック電池は、図6ないし図8、及び図11ないし図13に示すように、複数の二次電池1、111を互いに平行な姿勢とし、さらに第1の回路基板2、112の表面と平行な面内に並べ、さらに、両端面を同一面に位置させる姿勢として、3列に並べてインナーケース3、113に収納している。3列に配列される二次電池1、111は、隣の列の二次電池1、111を谷間に配置している。さらに、二次電池1、111の間には絶縁材からなるスペーサー12、1112を配設している。図のインナーパック4、114は、二次電池1、111を3列に配置しているが、インナーパックには、1〜2列に二次電池を並べ、あるいは4列以上に並べて収納することもできる。
二次電池1、111は、端面にリード板8、118を接続している。リード板8、118は、二次電池1、111を並列に接続して直列に接続する。図のリード板8、118は、6本の二次電池1、111の電極面にスポット溶接等の方法で接続している。このインナーパック4、114は、3本の二次電池1、111を並列に接続して1ブロックとし、並列接続された14個のブロックを直列に接続している。
第2の回路基板6は、インナーパック4の外側であって、アウターケース5の内側に配置される。第2の回路基板6は、プラスチック製の第2の基板ホルダー13の内部に固定される。第2の基板ホルダー13はインナーパック4の上面に固定される。第2の基板ホルダー13は下方を開口する四角形の箱形で、内部に絶縁樹脂(図示せず)を充填して、絶縁樹脂で第2の回路基板6を被覆している。第2の回路基板6は、リード線(図示せず)を介して第1の回路基板2や二次電池1に接続される。
図1ないし図5のパック電池は、アウターケース5の内面に金属シャーシー16を設けている。金属シャーシー16は、アウターケース5とインナーパック4との間に設けられて、ケースを補強している。図2に示すパック電池は、2枚の金属板を折曲、プレス加工して金属シャーシー16とし、アウターケース5の内側を補強している。この金属シャーシー16は、インナーパック4とアウターケース5の間に配設される形状に折曲加工している。
金属シャーシー16は、第2の基板ホルダー13を固定しているインナーパック4を内側に固定し、外側にはアウターケース5を固定している。金属シャーシー16は、インナーパック4やアウターケース5を固定する止ネジ36をねじ込むネジ孔18を設けており、ここに止ネジ36をねじ込んで、インナーパック4やアウターケース5を固定している。さらに、金属シャーシー16には、コネクター19等も固定している。
図2に示すパック電池は、金属シャーシー16に挿入開口16Aを設け、この挿入開口16Aに入れられる突出部3eをインナーパック4の表面に設けている。図の金属シャーシー16は、インナーパック4の側面に対向する部分に挿入開口16Aを開口している。インナーパック4は、側面に挿入開口16Aに挿入される突出部3eを設けている。インナーパック4は、インナーケース3の側面プレート3dの中央部分であって、外周縁部を除く部分に突出部3eを設けている。この構造は、金属シャーシー16の挿入開口16Aにインナーパック4の突出部3eを挿入できるので、金属シャーシー16で補強しながら、外形を小さくしてパック電池の横幅を小さくできる。
図2のパック電池は、金属シャーシー16を2枚の金属板で構成する。2枚の金属板からなる金属シャーシー16は、アウターケース5の内側であってインナーパック4の両側に配設されて、インナーパック4の両側面をカバーする。2枚の金属シャーシー16は、シャーシーホルダー28で連結してインナーパッック4の両面に固定している。さらに、金属シャーシー16は、インナーパック4にネジ止して固定される。ただ、金属シャーシーは、インナーパックと第2の基板ホルダーに固定することもできる。
金属シャーシー16は、発熱部品を固定して、発熱部品の放熱板に併用している。発熱部品は、大電流を流すダイオードやFET等の大電力電子部品である。これ等の大電力電子部品は、電池と直列に接続されて電池の負荷電流や充電電流を流す電子部品である。
図のパック電池は、インナーパック4の上面と下面にヒーター27を固定している。ヒーター27は、内部にニクロム線等の発熱線を有する面状ヒーター、あるいはPTC等の面状ヒーターである。ヒーター27は、外気温度が低下して二次電池1の温度が最低動作温度よりも低くなると、通電されて二次電池1を設定温度まで加温して正常に使用できる温度に保持する。たとえば、屋外に設置される中継機等の電源として使用されるパック電池は、二次電池1の温度や周囲温度を温度センサー(図示せず)で検出して、ヒーター27の通電を制御する制御回路を備える。この制御回路は、回路基板に実装される。制御回路は、電池温度が最低動作温度よりも低くなり、あるいは周囲温度が予め設定している最低温度よりも低くなると、ヒーター27に通電してインナーパック4を加温する。ヒーター27に通電する電力は、パック電池に内蔵する二次電池1から供給され、あるいはパック電池をフローティング充電する商用電源から供給される。制御回路は、ヒーター27の供給電力をコントロールして、二次電池1の温度を設定温度に保持する。
図1と図2に示すアウターケース5は、長さ方向に直交する面を分割ライン15として、一対の筒ケースに分割してプラスチックで成形している。図のアウターケース5は、全体を縦に細長い四角筒状としている。一対の筒ケース5Aは、一端を端プレート部5cで閉塞して他端を開口部5fとする形状としている。このアウターケース5は、天板5aと底板5bと側面プレート5dを中央部で両端に2分割して、一端を端プレート部5cで閉塞する角筒状にプラスチックで成形している。このアウターケース5は、両端に2分割するので分割ライン15がアウターケース5の長手方向に直交する方向となって、最短距離となる。分割された一対の筒ケース5Aは、一端を閉塞する端プレート部5cを貫通する止ネジ36で金属シャーシー16に固定される。金属シャーシー16に固定される一対の筒ケース5Aは、開口部5fの周縁を密閉状態に連結している。一対の筒ケース5Aは、図3の断面図に示すように、開口縁をラップさせ、さらにラップ部にパッキン20を挟着して、密閉状態に連結している。図3の筒ケース5Aは、開口縁に嵌合段差部23を設けている。嵌合段差部23の当接面にゴム状弾性体のパッキン20を挟着して、密閉構造に連結している。嵌合段差部23は、互いに嵌合できるように、一方の当接面に凹部24を、他方の当接面にはこの凹部24に案内される凸条25を設けた形状として、互いにラップする構造としている。嵌合段差部23は、当接面の凸条25を凹部24に入れ、ラップ部の間にパッキン20を挟着して、防水構造に連結される。さらに、図のアウターケース5は、開口部5fの外側を密着カバー26で被覆している。密着カバー26は、筒ケース5Aの分割ライン15の外側に密着して、分割ライン15を防水する。また、密着カバー26は、連結部の強度も補強する。密着カバー26は、プラスチックシートで、アウターケース5を挿入して収縮、密着される。
図1と図2のアウターケース5は、図において左下に位置する筒ケース5Aの端プレート部5cに、金属プレート37を積層している。この筒ケース5Aは、金属プレート37を貫通する止ネジ36で、端プレート部5cを金属シャーシー16に固定している。金属プレート37を積層する端プレート部5cは、出力端子であるコネクタ19の開口穴5eを設けている。
プラスチック製の筒ケース5Aは、端プレート部5cから開口部5fに向かって内側の断面形状を大きくするテーパー状に成形している。さらに、アウターケースである筒ケース5Aの表面には、分割ライン15と平行に複数列の凸条38を一体的に成形して設けている。この構造のアウターケース5は、表面の凸条38を係止して、成形された筒ケース5Aを金型からスムーズに脱型できる。とくに、凸条38を係止して脱型できる筒ケース5Aは、引っ張って脱型するときの破損を防止でき、また、テーパー状に成形しているテーパー角、すなわち勾配を極減まで抑えることができる。このため、端プレート部5cの面積と開口部5fの開口面積との差を少なくして、アウターケース5内のスペースを有効に利用できる。また、表面に設けた凸条38はアウターケース5の反りや引け等の成形不良対策にも効果がある。
本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図1に示すパック電池の分解斜視図である。 図1に示すパック電池の一部拡大水平断面図である。 図1に示すパック電池の一部拡大垂直縦断面図である。 図1に示すパック電池の一部拡大垂直横断面図である。 図2に示すパック電池のインナーパックの分解斜視図である。 第1の基板ホルダーと二次電池の連結状態を示す斜視図である。 図7に示す第1の基板ホルダーと二次電池とリード板の分解斜視図である。 図2に示すパック電池のインナーパックの拡大断面図である。 図9に示すインナーパックの分解断面図である。 第1の基板ホルダーの他の一例を示す斜視図である。 図11に示す基板ホルダーと二次電池とリード板の分解斜視図である。 図12に示す基板ホルダーと二次電池とリード板とを下側から見た分解斜視図である。 図11に示す第1の基板ホルダーを収納したインナーパックの拡大断面図である。 図14に示すインナーパックの分解断面図である。 図12に示す第1の基板ホルダーの底面斜視図である。 図16に示す第1の基板ホルダーの拡大断面斜視図である。
符号の説明
1…二次電池
2…回路基板
3…インナーケース 3A…ケースユニット
3a…天板
3b…底板
3c…端プレート部
3d…側面プレート
3e…突出部
4…インナーパック
5…アウターケース 5A…筒ケース
5a…天板
5b…底板
5c…端プレート部
5d…側面プレート
5e…開口穴
5f…開口部
6…第2の回路基板
7…リード線 7A…折曲片
8…リード板 8A…接続端
8a…切欠部
10…太いリード線
11…基板ホルダー
12…スペーサー
13…第2の基板ホルダー
15…分割ライン
16…金属シャーシー 16A…挿入開口
17…ネジ
18…ネジ孔
19…コネクター
20…パッキン
23…嵌合段差部
24…凹部
25…凸条
26…密着カバー
27…ヒーター
28…シャーシーホルダー
36…止ネジ
37…金属プレート
38…凸条
50…周壁
51…外周壁
52…底板
53…連結凸条
54…連結溝
55…貫通窓
111…二次電池
112…回路基板
113…インナーケース 113A…ケースユニット
114…インナーパック
117…リード線 117A…折曲片
118…リード板 118A…接続端
118a…切欠部
1111…基板ホルダー
1112…スペーサー
1150…周壁
1151…外周壁
1152…底板
1153…連結凸条
1154…連結溝
1155…貫通窓
1156…誘いリブ
1157…凸部
1158…両面接着テープ
1159…温度センサー

Claims (6)

  1. 複数の二次電池と、この二次電池の両端の電極に接続しているリード板と、このリード板に一端を連結しているリード線と、このリード線の他端を接続し
    ている回路基板と、回路基板と二次電池との間に配設され、かつリード板を貫通させる貫通窓を開口している基板ホルダーとを備えるパック電池であって、
    二次電池の両端に接続している一対のリード板を、リード線との接続端が互いに接近するように、クランク状に折曲加工して基板ホルダーの貫通窓に挿通してなり、
    回路基板を固定している基板ホルダーと、この基板ホルダーの定位置に配置している回路基板と、この回路基板にリード板とリード線を介して接続している二次電池とをインナーケースに収納していることを特徴とするパック電池。
  2. 複数の二次電池と、この二次電池の両端の電極に接続しているリード板と、このリード板に一端を連結しているリード線と、このリード線の他端を接続している回路基板と、回路基板と二次電池との間に配設され、かつリード板を貫通させる貫通窓を開口している基板ホルダーとを備えるパック電池であって、
    基板ホルダーの貫通窓が、二次電池の両端に接続している一対のリード板を挿通して、リード線との接続端を互いに接近する方向に折曲する誘いリブを有し、この誘いリブでもって、貫通窓に挿通されるリード板を折曲してなり、
    回路基板を固定している基板ホルダーと、この基板ホルダーの定位置に配置している回路基板と、この回路基板にリード板とリード線を介して接続している二次電池とをインナーケースに収納していることを特徴とするパック電池。
  3. 基板ホルダーが壁を有し、この周壁内に回路
    板を配設して、回路基板を絶縁樹脂に埋設している請求項1または2に記載されるパック電池。
  4. リード線が、先端部をL字状に折曲して、折曲片をリード板に係止状態で半田付けしてなる請求項1または2に記載されるパック電池。
  5. 基板ホルダーと二次電池との間に両面接着テープを設け、この両面接着テープで基板ホルダーと二次電池とを連結しており、さらに、この両面接着テープの二次電池側に温度センサーを付着して、温度センサーを基板ホルダーと二次電池との間に配設していることを特徴とする請求項1または2に記載されるパック電池。
  6. 基板ホルダーが二次電池との対向面に凸部を設けており、この凸部に位置するように温度センサーを配設している請求項5に記載されるパック電池。
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