JP5093947B2

JP5093947B2 - Termite favorite food

Info

Publication number: JP5093947B2
Application number: JP2001163987A
Authority: JP
Inventors: 豊治小畑; 慎治 ▲吉▼田
Original assignee: Japan Enviro Chemicals Ltd
Current assignee: Japan Enviro Chemicals Ltd
Priority date: 2001-05-31
Filing date: 2001-05-31
Publication date: 2012-12-12
Anticipated expiration: 2021-05-31
Also published as: JP2002363020A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シロアリが好んで喫食する嗜好物およびその嗜好物と殺虫成分を組み合わせたベイト剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来シロアリの防除剤としては、一般の殺虫剤として使用されている、たとえば、ホキシム、クロリピリホス等の有機リン系殺虫剤、プロポキサー、バッサ等のカルバメート系殺虫剤、アレスリン、パーメスリン等のピレスロイド系殺虫剤等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記化合物の殆どのものは比較的低毒性であるが、有機リン系やカルバメート系の殺虫剤のなかには人畜に対してコリンエステエラーゼ活性阻害作用を有するものが有り、ピレスロイド系殺虫剤では魚毒性の高いものが多く、いずれも環境汚染の点から十分に安全であるとは言い難い。また、これら化合物の中には効力の持続性、対価格性能比等の問題から、共力剤であるオクタクロロジプロピルエーテルを配合して市販しているものが多いが、この化合物も塩素系薬剤であるので環境汚染の点からその使用を疑問視する声も出ている。
【０００４】
そこで、人畜に対する安全性がより高く、環境汚染の点でも問題がなく、しかも駆除効率に優れたシロアリ駆除剤が求められている。
【０００５】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、シロアリから家屋や家具を効率的に守ることができ、しかも人畜に対する安全性が極めて高く、投与場所以外の場所にいるシロアリに対しても有効なシロアリ用ベイト剤を提供することを目的としている。すなわち本発明は、
（１）マンノース、ガラクトース、マンニトールおよびジュランガムからなる群から選ばれた少なくとも１種及びシロアリが忌避性を示さない殺虫成分を含んでなり、製剤形態が粉剤、粒剤又は錠剤であるベイト剤、
（２）殺虫成分がネオニコチノイド系殺虫剤、ピラゾール系殺虫剤、フェニルピラゾール系殺虫剤、ネライストキシン系化合物、ヒドラメチルノン、ホウ酸および昆虫成長制御剤（ＩＧＲ）からなる群から選ばれた少なくとも１種である（１）記載のベイト剤、
である。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明のシロアリ嗜好物としては、マンノース、ガラクトース、マンニトール、ラクトース、ラフィノース、ラムノース、キシリトール、イノシトール、ジュランガム、キサンタンガムの糖類や水溶性植物繊維があげられ、それらの中でもマンノース、ガラクトース、マンニトールおよびジュランガムがより効果的である。
【０００７】
本発明の駆除対象であるシロアリとしては、シロアリ目に属する昆虫が挙げられ、例えばヤマトシロアリ、イエシロアリ等のミゾガシラシロアリ科に属するもの、アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリ等のレイビシロアリ科に属するものがあげられる。
【０００８】
前述のシロアリ嗜好物は、シロアリに対して忌避性を有しない殺虫成分と組み合わせてベイト剤にすることにより、シロアリに嗜好物と殺虫成分を同時に喫食又は接触させてシロアリを死に至らしめる。
このシロアリに対して忌避性を有しない殺虫成分としては、たとえば、ネオニコチノイド系、ピラゾール系殺虫剤、フェニルピラゾール系殺虫剤、ネライストキシン系化合物、ホウ酸や昆虫成長抑制剤（ＩＧＲ）などがあげられる。
ネオニコチノイド系殺虫剤としては、たとえば、イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、クロチアニジン、チアメトキサンなどが、ピラゾール系殺虫剤としてはたとえばクロルフェナピルなどが、フェニルピラゾール系殺虫剤としては、たとえばフィプロニールなどが、ネライストキシン系化合物としては、たとえばベンスルタップなどが挙げられ、またホウ酸なども使用できる。
昆虫成長抑制剤としては、たとえば、ルフェヌロン、ヘキサフルムロン、ジフルベンズロンなどのキチン合成阻害剤や、メトプレン、ハイドロプレンなどの幼若ホルモン様物質などが挙げられる。
本発明のベイト剤はシロアリ嗜好物とシロアリに対する忌避性を有しない殺虫成分を混合することにより製造することができる。ベイト剤と殺虫成分の使用割合は、嗜好物の種類、殺虫成分の種類、剤型、他の添加剤の種類、駆除対象のシロアリの種類、使用場所、使用時期などにより適宜選択すればよいが、殺虫成分を０．０１〜３０重量％、好ましくは、０．１〜１５重量％程度配合しておくのがよい。
【０００９】
本発明のベイト剤は、上述の嗜好物と殺虫成分の外に、木粉、パルプ、腐朽木材、植物細切片（たとえばおがくず、樹皮の細切物などの木材細切片など）などを混合したものでもよく、またベイト剤の溶液に必要により、デンプンなどの結合剤を加え、木片、紙などのパルプ加工品、綿などに浸み込ませ、必要により乾燥したものでもよく、さらにそれらを紙袋やシロアリが通過しうる網に収容して取り扱いやすい形にしたものでもよい。
ベイト剤はまた製剤化されてもよい。製剤の形態として、たとえば、溶液剤、水和剤、懸濁剤、分散剤、乳剤、油剤、ローションなどの液剤；粉剤、粒剤、錠剤、ペレット、マイクロカプセル（ＭＣ）剤、マイクロスフェア、フロアブル剤、発泡剤などの固形剤；ペースト剤、クリームなどの半固形剤；噴霧剤、エアゾール剤；塗料などが挙げられ、これは使用目的や適用部位に応じて適宜選択できる。これらの製剤は、慣用の方法で製造できる。
本発明のベイト剤が製剤化されている場合、その種類に応じて、必要により種々の添加剤、たとえば、防腐防カビ剤；酸化防止剤や紫外線吸収剤などの安定化剤；結合剤；被膜形成能を有する樹脂；乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、浸透剤；増粘剤；流動助剤；固結防止剤；凝集剤；紫外線散乱剤；水分除去剤；着色剤などを含んでいてもよい。
【００１０】
本発明のベイト剤を容器に収容したベイトキットは、屋内外のシロアリ通るような場所、たとえば床下コーナー部、風呂場、トイレ、台所等の水回り床下部や蟻道内などに配置する。
シロアリが、たとえば土中に営巣するシロアリである場合、一匹のシロアリがベイト剤に行きあたると、仲間がその場所に集まり、嗜好物とともに殺虫成分を喫食し、巣に戻る。仲間にその情報が伝えられて次々とシロアリがベイト剤の配置された場所に行き、そのベイト剤を喫食たり、ベイト剤を体に体着させたりして巣に戻る。この行動が繰り返されている間に次第に殺虫成分の効果が現れ、シロアリは巣や蟻道などで死に至る。また、職蟻が持ち帰った餌や職蟻の消化、排泄物を摂取することにより生命と生殖活動を維持している幼虫、王や女王アリも、殺虫成分の効果と職蟻の死滅によりやがて死に至る。このようにして、土中に共同生活をしているすべてのシロアリが死に絶える。
【００１１】
【実施例】
次に実施例、実験例をあげて、本発明をより具体的に説明する。

水を除く成分を乳鉢でよく混合した後水を加え、更によく混合した後打錠機で打錠して各２ｇの錠剤５０錠を製造した。なお、クロチアニジンＭＣは、特開２０００−２４７８２１号公開公報明細書の実施例１で製造されたものを用いた。

各成分を乳鉢に入れ、乳棒で混ぜて粉剤とした。
試験例１
１．シロアリの嗜好性試験
直径３０ｃｍ、高さ１０ｃｍのガラスのシャーレに、含水率１０％のケイ砂６号を厚み３ｃｍに敷き詰めた。シャーレの内壁に沿って１種類の糖や水溶性ガムと比較対照としてのマツ木粉の８〜１０種類を無作為に直径約１ｃｍの広がりとなる量（約２ｇ）を配置し、シャーレの中心部にイエシロアリの職蟻４００頭、兵蟻４０頭を放った。シャーレ内の温度を約２８℃、湿度を約７０％に調節して１週間様子を観察し、対象のマツ木粉の嗜好性を基準にしながら各物質の嗜好物を〔表１〕に纏めた。
【００１２】
【表１】

【００１３】
２．粉剤投与試験
（１）試験に用いた装置
〔図１〕に示したように、縦５ｃｍ、横５ｃｍ、高さ５ｃｍのプラスチック製虫飼育容器２個を連結し、連結下部に高さ０．３ｃｍ、横幅４ｃｍのアリ移動用通路を設けた。各容器に約２ｃｍ高に土壌を敷き詰め、その上に１ｃｍｘ１ｃｍの濾紙を載置した。
その後、一方の容器にイエシロアリの職蟻２００頭、兵蟻２０頭を放ち、約２８℃、湿度約７０％に保って、どちらの側の容器の土壌表面にもイエシロアリが観察されるまで放置した。
（２）試験１
ジュランガムにクロチアニジン（ＴＩ−４３５）粉末０．１％を添加し粉剤を（Ａ）を調製した。
一方の容器に、イエシロアリの群がっている上から約１ｇの粉剤（Ａ）を散布し、状態を観察した。その結果どちらの側のイエシロアリも、粉剤を忌避することなく、１週間後の観察ではすべてが死亡していた。
また（１）の装置を用い、一方の濾紙状に、イエシロアリに掛からない用に粉剤（Ａ）を載置して状態を観察した。その結果、どちらの側のイエシロアリも、粉剤（Ａ）を忌避することなく喫食し、１週間後の観察ではすべてが死亡していた。
【００１４】
（３）試験２
粉剤の処方
タルク８９．６部
ジュランガム３．３部
ラクトース３．３部
ラムノース３．３部
Ｔ１−４３５マイクロカプセル０．５部
合計１００部
上記処方各成分を混合、粉砕して得た粉剤を試験１と同様にして試験し、同様の結果を得た。
【００１５】
３．嗜好性試験
（１）試験１
ジュランガム、ガラクトース、ラムノースおよびマツ木粉の当重量混合物を熱湯で練り、ペースト状のベイトを調製した。このペーストを直径６ｍｍ、長さ６０ｃｍのゴムチューブ内に詰め、チューブの一方の端をイエシロアリの職蟻２００頭、兵蟻２０頭を放虫した餌場容器に差し込み、他端を２ｃｍｘ１０ｃｍｘ５ｃｍの餌木を入れた容器に差し込んで、状態を観察した。比較として、詰め物をしないゴムチューブを用いて同様の実験を行った。
３日後の観察で、ベイト剤を詰めたチューブの方が目算で３０頭以上のイエシロアリが内容物を喫食してベイト剤収容容器に達していた。他方、詰め物をしなかったゴムチューブの方は、ベイト剤収容容器には数頭のイエシロアリが観察されただけであった。
【００１６】
（２）試験２
直径約３０ｃｍ、高さ１０ｃｍのガラスシャーレに含水率約１０％のケイ砂６号を厚さ約５ｃｍに敷き詰め、餌として、１ｃｍｘ１ｃｍの濾紙３０枚を載置した。この上に、イエシロアリ職蟻２０００頭、兵蟻２００頭を放虫し、約２８℃、湿度７０％の恒温糟内で１週間放置した。その後上記試験（１）と同様、ベイト剤を詰めたチューブをセットし、餌木収容容器にイエシロアリを誘導した後、その容器内が粉剤（Ａ）を直径約３ｃｍとなるように載置し、様子を観察した。
その結果、シャーレ中のイエシロアリもチューブを通って次々と餌木収容容器に達して、粉剤を喫食し、再びシャーレに戻るという、シャーレと容器の間び往復を繰り返した。そして、１週間後には、すべてのイエシロアリの死亡が確認された。
【００１７】
【発明の効果】
本発明のシロアリ嗜好物は、シロアリが好んで喫食するマツ材よりもさらにシロアリの嗜好性が強く、したがってシロアリを目的の場所に集会させることができる。またこの嗜好物とシロアリが忌避性を有しない殺虫成分を混合したベイト剤もシロアリにより好んで喫食される。このベイト剤を喫食したシロアリは、喫食後主として巣に戻って死亡するが、生存している害虫は次々とベイト剤投与場所にやってきてベイト剤を喫食したり、ベイト剤を体に付着させて巣に戻るため、やがて巣の中のすべてのシロアリが死に絶える。
この様に、本発明のシロアリは殺虫剤を投入することができない場所、例えば、土中深くの巣にいるシロアリに対しても極めて有効であり、理想的なシロアリ駆除剤である。
【図面の簡単な説明】
【図１】粉剤投与試験に用いられた装置の縦断面図である。
【符号の説明】
１．プラスチック製シロアリ飼育容器
２．容器の蓋
３．蟻移動用通路
４．濾紙
５．土壌
６．シロアリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a preference product that termites like to eat and a bait preparation that combines the preference product and an insecticidal component.
[0002]
[Prior art]
Conventional termite control agents have been used as general insecticides, for example, organophosphorus insecticides such as phoxime and chloripyrifos, carbamate insecticides such as propoxer and bassa, and pyrethroid insecticides such as allesrin and permethrin Etc. are known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Most of the above compounds have relatively low toxicity, but some organophosphorus and carbamate insecticides have a cholinesterase activity inhibitory effect on human livestock, and pyrethroid insecticides are fish toxic. Many of them are high, and all of them are not safe enough from the viewpoint of environmental pollution. In addition, many of these compounds are commercially available in combination with octachlorodipropyl ether, a synergist, due to problems such as sustainability of efficacy and price-performance ratio. Since it is a drug, there are some voices that question its use in terms of environmental pollution.
[0004]
Accordingly, there is a need for a termite-controlling agent that has higher safety for human livestock, has no problem in terms of environmental pollution, and has excellent removal efficiency.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and can efficiently protect houses and furniture from termites, and is extremely safe for human animals, and also for termites located in places other than the administration place. An object is to provide an effective termite bait. That is, the present invention
(1) A bait preparation comprising at least one selected from the group consisting of mannose, galactose, mannitol and duran gum and an insecticidal component to which termites do not exhibit repellent, and whose formulation is a powder, granule or tablet,
(2) The insecticidal component is selected from the group consisting of neonicotinoid insecticides, pyrazole insecticides, phenylpyrazole insecticides, nereistoxin compounds, hydramethylnon, boric acid and insect growth regulators (IGR). And at least one bait preparation according to (1) ,
It is.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Examples of the termite favorite of the present invention include mannose, galactose, mannitol, lactose, raffinose, rhamnose, xylitol, inositol, julan gum, xanthan gum saccharides and water-soluble plant fibers, among which mannose, galactose, mannitol and julan gum More effective.
[0007]
Examples of the termites that are subject to extermination of the present invention include insects belonging to the termites, such as those belonging to the termite family, such as Yamato termite, termite, and those belonging to the Lepidoptera family, such as the American white termite, the white termite can give.
[0008]
The above-mentioned termite favorite product is used as a bait agent in combination with an insecticidal component that does not have repellent property against termites, thereby causing the termite to eat or contact the favorite product and the insecticidal component simultaneously to cause the termites to die.
Examples of insecticidal components that do not have repellent properties against termites include neonicotinoids, pyrazole insecticides, phenylpyrazole insecticides, nereistoxin compounds, boric acid and insect growth inhibitors (IGR), etc. Can be given.
Neonicotinoid insecticides include, for example, imidacloprid, nitenpyram, acetamiprid, clothianidin, thiamethoxan and the like, pyrazole insecticides such as chlorfenapyr, and phenylpyrazole insecticides such as fipronil and nereistoxin. Examples of the system compound include bensultap, and boric acid can also be used.
Examples of the insect growth inhibitor include chitin synthesis inhibitors such as lufenuron, hexaflumuron and diflubenzuron, and juvenile hormone-like substances such as metoprene and hydroprene.
The bait preparation of the present invention can be produced by mixing a termite preference product and an insecticidal component that does not have repellent properties against termites. The proportion of bait and insecticidal ingredients used may be appropriately selected according to the type of preference, the type of insecticidal ingredient, the dosage form, the type of other additives, the type of termite to be controlled, the place of use, the time of use, etc. The insecticidal component is preferably added in an amount of 0.01 to 30% by weight, preferably about 0.1 to 15% by weight.
[0009]
The bait preparation of the present invention is a mixture of wood powder, pulp, decayed wood, fine plant slices (for example, fine wood slices such as sawdust and bark) in addition to the above-mentioned preference products and insecticidal components. If necessary, a binder such as starch may be added to the bait solution, soaked in wood chips, pulp products such as paper, cotton, etc., and dried if necessary. It may be accommodated in a net through which termites can pass and be made easy to handle.
Baits may also be formulated. Examples of the formulation include liquids such as solutions, wettable powders, suspensions, dispersions, emulsions, oils, and lotions; powders, granules, tablets, pellets, microcapsules (MC), microspheres, and flowables. Examples include solid agents such as agents and foaming agents; semi-solid agents such as pastes and creams; sprays and aerosols; paints and the like, which can be appropriately selected according to the intended use and application site. These preparations can be produced by conventional methods.
When the bait preparation of the present invention is formulated, various additives, for example, antiseptic and antifungal agents; stabilizers such as antioxidants and UV absorbers; binders; Resin having forming ability; emulsifier, dispersant, spreading agent, wetting agent, penetrating agent; thickener; flow aid; anti-caking agent; flocculant; ultraviolet scattering agent; moisture removing agent; You may go out.
[0010]
The bait kit containing the bait preparation of the present invention in a container is disposed in a place where termites pass indoors and outdoors, for example, in corners under the floor, bathrooms, toilets, kitchens, etc.
If a termite is a termite that nests in the soil, for example, when one termite hits the bait agent, the friends gather at the place, eat the insecticidal ingredients along with their favorite food, and return to the nest. The information is passed on to the friends, and termites go to the place where the bait is placed one after another, eat the bait, or wear the bait on the body and return to the nest. While this action is repeated, the effect of insecticidal components gradually appears, and termites die in nests and ant trails. In addition, the larvae, kings and queen ants who maintain their life and reproductive activities by ingesting food, ant digestion and excrement brought back by craft ants will eventually die due to the effects of insecticidal ingredients and the death of craft ants It reaches. In this way, all termites living together in the ground die.
[0011]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples and experimental examples.

Ingredients except water were mixed well in a mortar, water was added, and after further mixing, the mixture was tableted with a tableting machine to produce 50 tablets each of 2 g. In addition, clothianidin MC used what was manufactured in Example 1 of Unexamined-Japanese-Patent No. 2000-247821 specification.

Each component was put in a mortar and mixed with a pestle to make a powder.
Test example 1
1. Termite palatability test Silica sand No. 6 having a water content of 10% was spread in a thickness of 3 cm in a glass petri dish having a diameter of 30 cm and a height of 10 cm. Along the inner wall of the petri dish, 8 to 10 kinds of pine wood flour as a comparison and one kind of sugar and water-soluble gum are randomly placed in an amount (about 2 g) with a diameter of about 1 cm, and the center of the petri dish In the department, we released 400 termite ants and 40 soldiers. The temperature in the petri dish was adjusted to about 28 ° C. and the humidity was adjusted to about 70%, and the appearance was observed for one week, and the tastes of each substance were summarized in [Table 1] based on the taste of the target pine wood flour. .
[0012]
[Table 1]

[0013]
2. Powder administration test (1) As shown in the apparatus used for the test (FIG. 1), two plastic insect rearing containers 5 cm long, 5 cm wide and 5 cm high were connected, and a height of 0.3 cm was connected to the lower part of the connection. An ant movement passage having a width of 4 cm was provided. Each container was laid with soil about 2 cm high, and a 1 cm × 1 cm filter paper was placed thereon.
After that, 200 termite ants and 20 soldier ants were released in one container and kept at about 28 ° C and humidity of about 70% until they were observed on the soil surface of either side of the container. .
(2) Test 1
A powder (A) was prepared by adding 0.1% of clothianidin (TI-435) powder to duran gum.
One container was sprayed with about 1 g of powder (A) from the top of the group of termites, and the state was observed. As a result, all the termites on either side died in the observation after one week without repelling the powder.
In addition, using the apparatus (1), the powder (A) was placed on one filter paper so as not to hang on the termites, and the state was observed. As a result, both sides of the termites ate without repelling the powder (A) and all died in the observation after one week.
[0014]
(3) Test 2
Prescription talc of powder 89.6 parts Duran gum 3.3 parts Lactose 3.3 parts Rhamnose 3.3 parts T1-435 microcapsules 0.5 parts Total 100 parts The test was conducted in the same manner as in Test 1, and the same result was obtained.
[0015]
3. Preference test (1) Test 1
A paste-like bait was prepared by kneading an equal weight mixture of julan gum, galactose, rhamnose and pine wood flour with hot water. This paste is packed in a rubber tube with a diameter of 6 mm and a length of 60 cm. One end of the tube is inserted into a bait container with 200 termite ants and 20 soldier ants, and the other end is 2 cm x 10 cm x 5 cm. It was inserted into a container containing and the state was observed. For comparison, a similar experiment was performed using a rubber tube without filling.
In the observation after 3 days, the tube packed with the bait preparation was estimated to have had more than 30 termites ate the contents and reached the bait preparation container. On the other hand, in the rubber tube that was not stuffed, only a few termites were observed in the bait container.
[0016]
(2) Test 2
Silica sand No. 6 having a water content of about 10% was spread over a thickness of about 5 cm in a glass petri dish having a diameter of about 30 cm and a height of 10 cm, and 30 sheets of 1 cm × 1 cm filter paper were placed as food. On top of this, 2000 termite ants and 200 soldier ants were released, and left in a thermostat of about 28 ° C. and 70% humidity for 1 week. After that, as in the above test (1), after setting the tube filled with the bait agent and inducing the termites in the bait tree container, the inside of the container was placed so that the powder (A) had a diameter of about 3 cm, The state was observed.
As a result, the termites in the petri dish also reached the bait storage container one after another through the tube, ate the powder, returned to the petri dish, and repeated the round trip between the petri dish and the container. One week later, all the termite deaths were confirmed.
[0017]
【Effect of the invention】
The termite favorite product of the present invention is stronger in termite preference than the pine wood that termites prefer and eat, so that termites can be gathered at the target location. In addition, bait agents in which this favorite product and an insecticidal component that termites do not have repellent properties are preferably eaten by termites. Termites who ate this bait agent return to the nest mainly after eating and die, but surviving pests come to the bait agent administration site one after another and eat bait agent, or attach bait agent to the body In order to return to the nest, all termites in the nest eventually die out.
Thus, the termites of the present invention are extremely effective against termites that cannot be filled with insecticides, for example, termites in deep nests in the soil, and are ideal termite control agents.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an apparatus used in a powder administration test.
[Explanation of symbols]
1. 1. Plastic termite breeding container 2. Container lid Ant movement passage 4. Filter paper5. Soil 6. Termite

Claims

A bait preparation comprising at least one species selected from the group consisting of mannose, galactose, mannitol and duran gum and an insecticidal component to which termites do not exhibit repellent properties, and the preparation form is a powder, granule or tablet.

The insecticidal component is at least one selected from the group consisting of neonicotinoid insecticides, pyrazole insecticides, phenylpyrazole insecticides, nereistoxin compounds, hydramethylnon, boric acid and insect growth regulators (IGR). bait of claim 1 which is the species.