JP5091648B2 - データ収集システムおよびデータ収集方法 - Google Patents

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この発明は、データ収集の1つの管理単位をサブシステムとし、サブシステム毎に各種のデータを収集するデータ収集システムおよびデータ収集方法に関するものである。
従来より、テナントビル、ホテル、病院などの施設においては、施設毎にその施設内の温度や湿度などのデータを収集し、管理するようにしている。すなわち、施設内にデータの収集対象ポイントとして多数の管理ポイントを定め、これら管理ポイントのデータを収集するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図11に従来のデータ収集システムの一例を示す。同図において、S1,S2は施設であり、施設S1にはデータ収集装置DC1−1〜DC1−mが設けられており、施設S2にはデータ収集装置DC2−1〜DC2−nが設けられている。
施設S1において、データ収集装置DC1−1〜DC1−mは通信回線L1に接続され、施設S2において、データ収集装置DC2−1〜DC2−nは通信回線L1に接続されている。
施設S1において、データ収集装置DC1−1は、施設S1内の管理ポイントP11〜P1xのデータを収集し、蓄積する。データ収集装置DC1−mは、施設S1内の管理ポイントPm1〜Pmxのデータを収集し、蓄積する。
施設S2において、データ収集装置DC2−1は、施設S2内の管理ポイントP21〜P2xのデータを収集し、蓄積する。データ収集装置DC2−nは、施設S2内の管理ポイントPn1〜Pnxのデータを収集し、蓄積する。
なお、図11には施設SとしてS1,S2の2つしか示していないが、同様の施設Sが多数存在する。
特開2001−111704号公報
しかしながら、図11に示したデータ収集システムでは、施設S内のデータ収集装置DCの設置数が増えれば増えるほど、通信負荷が増大し、ひいては通信の遅れが発生してしまう結果となる。そこで、従来においては、通信負荷が増大しないように、施設S内のデータ収集装置DCの設置数に上限を設けていた。しかし、施設S内のデータ収集装置DCの設置数に上限を設けると、施設S内の管理ポイントの数を大規模化することが困難となる。
なお、例えば、施設S1の管理ポイントP11と施設S2の管理ポイントP21とがそのデータを共通として使用することが可能な管理ポイントであった場合、施設S1では管理ポイントP11の実データを収集せずに、施設S2でのみ管理ポイントP21の実データを収集するようにし、収集した管理ポイントP21の実データを管理ポイントP11のデータとして使用するようにすることが考えられる。
この場合、図12に示すように、管理装置100を設け、施設S2のデータ収集装置DC2−1から送られてくる管理ポイントP21〜P2xのデータから管理ポイントP21の実データを抽出し、その抽出した管理ポイントP21の実データを施設S1のデータ収集装置DC1−1へ転送するようにすれば、データ収集装置DC1−1において管理ポイントP21の実データを管理ポイントP11のデータとして使用することが可能となる。これにより、施設S1では、他の新たな管理ポイントP1x+1のデータを収集することが可能となり、実質的に施設S1内の管理ポイントの数が増大することになる。
しかしながら、このような方法では、管理装置100が施設S2内のデータ収集装置DC2−1から管理ポイントP21〜P2xの収集・蓄積データを取り込むまで待たなければならず、リアルタイム性に欠けるものとなる。なお、このデータ収集システムでは、施設Sがデータ収集の1つの管理単位とされる。本発明では、このデータ収集の1つの管理単位をサブシステムと呼ぶ。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、リアルタイム性を欠くことなく、サブシステム内の管理ポイントの数を大規模化することが可能なデータ収集システムおよびデータ収集方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、データ収集の1つの管理単位をサブシステムとし、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置と他のサブシステムにおけるデータ収集装置とが通信回線を介して接続されたデータ収集システムにおいて、自己のサブシステムに代理データ収集装置が設けられ、この代理データ収集装置は、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置では実収集せずに他のサブシステムにおけるデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている共通管理ポイントを抽出する共通管理ポイント抽出手段と、この共通管理ポイント抽出手段によって抽出された共通管理ポイントの実データを他のサブシステムにおけるデータ収集装置を介して収集する共通管理ポイント実データ収集手段と、この共通管理ポイント実データ収集手段によって収集された共通管理ポイントの実データをデータ収集要求の送信元のデータ収集装置へ転送する共通管理ポイント実データ転送手段と、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている実収集管理ポイントを抽出する実収集管理ポイント抽出手段と、この実収集管理ポイント抽出手段によって抽出された実収集管理ポイントの実データの収集をデータ収集要求の送信元のデータ収集装置へ指示する実データ収集指示手段とを備えることを特徴とする
この発明において、自己のサブシステムにおける代理データ収集装置は、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けると、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置では実収集せずに他のサブシステムにおけるデータ収集装置で実収集する管理ポイント(共通管理ポイント)を抽出する。ここで、共通管理ポイントが抽出されれば、その抽出された共通管理ポイントの実データを他のサブシステムにおけるデータ収集装置を介して収集し、この収集した共通管理ポイントの実データをデータ収集要求の送信元のデータ収集装置へ転送する。
これにより、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置は、代理データ収集装置へデータ収集要求を発する毎に、自己のサブシステムでは実際には収集しない共通管理ポイントの実データを他のサブシステムからリアルタイムで得ることができる。また、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置では、共通管理ポイントの代わりに他の新たな管理ポイントのデータを実収集することが可能となる。
また、自己のサブシステムにおける代理データ収集装置は、共通管理ポイントではない管理ポイント、すなわち実際にデータを収集する管理ポイント(実収集管理ポイント)については、その実データの収集をデータ収集要求の送信元のデータ収集装置へ指示する。
また、本発明は、データ収集システムとしてではなく、データ収集方法として実現することも可能である。本願の請求項2の発明は、請求項1のデータ収集システムに係る発明を方法としたものである。
本発明によれば、自己のサブシステムにおける代理データ収集装置は、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置では実収集せずに他のサブシステムにおけるデータ収集装置で実収集する共通管理ポイントを抽出し、この抽出した共通管理ポイントの実データを他のサブシステムにおけるデータ収集装置を介して収集し、この収集した共通管理ポイントの実データをデータ収集要求の送信元のデータ収集装置へ転送するので、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置において、実際には収集しない共通管理ポイントの実データを他のサブシステムからリアルタイムで得ることができるようになり、リアルタイム性を欠くことなく、サブシステム内の管理ポイントの数を大規模化することが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係るデータ収集システムの一実施の形態を示す図である。同図において、図11と同一符号は図11を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態において、施設S1には代理データ収集装置PDC1が設けられており、データ収集装置DC1−1〜DC1−mと同様に通信回線L1に接続されている。
また、施設S2には代理データ収集装置PDC2が設けられており、データ収集装置DC2−1〜DC2−nと同様に通信回線L1に接続されている。
なお、この実施の形態において、通信回線L1は、IPプロトコルネットワークとされている。また、この実施の形態では、施設SとしてS1,S2の2つしか示していないが、同様の施設Sが多数存在する。また、この実施の形態では、施設Sをデータ収集の1つの管理単位とし、このデータ収集の1つの管理単位である施設Sをサブシステムと呼ぶ。サブシステムSにおいて、データ収集装置DCの数の上限は、100台とされている。
図2に代理データ収集装置PDCのハードウェア構成の概略を示す。同図において、1AはCPU、1BはRAM、1CはROM、1Dはハードディスクなどの記憶装置、1Eはインターフェイスである。CPU1Aは、RAM1Bにアクセスしながら、ROM1Cや記憶装置1Dに格納されたプログラムに従って動作する。記憶装置1Dには、本実施の形態特有のプログラムとして、代理データ収集プログラムが格納されている。この代理データ収集プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置1Dにインストールされている。
〔管理ポイント定義情報の作成〕
このデータ収集システムにおいて、各サブシステムSの代理データ収集装置PDCには、運用を開始する前に管理ポイント定義情報を作成し記憶させておく。
例えば、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1の場合、自己のサブシステムS1においてデータ収集装置DC1−1〜DC1−mが収集すべきデータの収集対象ポイントを管理ポイントとし、この管理ポイントのアドレスをその名称を付して登録する(図3:ステップS101)。
そして、この登録した管理ポイント中、自己のサブシステムS1では実収集せずに他のサブシステムSにおいて実収集する管理ポイントを共通管理ポイントとし、この共通管理ポイントのアドレスに対応して他のサブシステムSにおいて実収集する管理ポイントのアドレスを代理収集管理ポイントアドレスとして登録する。
これにより、図4に示すような管理ポイント定義情報TB1が作成され、代理データ収集装置PDC1の記憶装置1Dに記憶される。この例では、データ収集装置DC1−1が収集すべきデータの収集対象ポイントとして管理ポイントP11〜P1x+1のアドレス「1−1−1」〜「1−1−X +1 」が登録され、管理ポイントP11のアドレス「1−1−1」に対応してサブシステムS2におけるデータ収集装置DC2−1で実収集する管理ポイントP21のアドレス「2−1−1」が代理収集管理ポイントアドレスとして登録されている。他のデータ収集装置DCについても、同様にして、その管理ポイントアドレスに対応して代理収集管理ポイントアドレスが登録されている。
サブシステムS2の代理データ収集装置PDC2でも管理ポイント定義情報を作成する。この場合も、上述と同様に、自己のサブシステムS2においてデータ収集装置DC2−1〜DC2−nが収集すべきデータの収集対象ポイントを管理ポイントとし、この管理ポイントのアドレスを登録する。また、登録した管理ポイント中、自己のサブシステムS2では実収集せずに他のサブシステムSにおいて実収集する管理ポイントを共通管理ポイントとし、この共通管理ポイントに対応して他のサブシステムSにおいて実収集する管理ポイントのアドレスを代理収集管理ポイントアドレスとして登録する。
図5に代理データ収集装置PDC2において作成される管理ポイント定義情報TB2を例示する。この例において、サブシステムS2には、他のサブシステムSでそのデータを実収集する共通管理ポイントはない。したがって、管理ポイント定義情報TB2中、代理収集管理ポイントアドレスは登録されていない。この管理ポイント定義情報TB2は代理データ収集装置PDC2の記憶装置1Dに記憶される。
〔運用開始〕
今、このデータ収集システムにおいて、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1の電源をオンとし、運用を開始するものとする。なお、他のサブシステムSの代理データ収集装置PDCの電源はすでにオンとされ、運用を開始している状態にあるものとする。また、代理データ収集装置PDCにおける以下で説明する処理動作は、記憶装置1Dにインストールされている代理データ収集プログラムに従ってCPU1Aが実行する。
代理データ収集装置PDC1は、電源がオンとされると(図6:ステップS201のYES)、自己のサブシステムS1の管理ポイント定義情報TB1を検索し、この管理ポイント定義情報TB1の中から共通管理ポイントを抽出する(ステップS202)。この例では、代理収集管理ポイントアドレスが付されている管理ポイントアドレス「1−1−1」、「1−3−1」、「1−3−2」で示される管理ポイントを共通管理ポイントとして抽出する。
そして、この抽出した共通管理ポイントの代理収集管理ポイントアドレスによって特定される他のサブシステムSの代理データ収集装置PDCへ、その共通管理ポイントの管理ポイントアドレスと代理収集管理ポイントアドレスを送信する(ステップS203)。
他のサブシステムSの代理データ収集装置PDCは、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1から代理収集管理ポイントアドレスを受信すると(図7:ステップS301のYES)、受信した代理収集管理ポイントアドレスによって示される管理ポイントを自己のサブシステムSで実収集する共通の管理ポイント(実収集共通管理ポイント)とし、受信した代理収集管理ポイントアドレスに付加されている管理ポイントアドレスと対応づけて、自己のサブシステムSの管理ポイント定義情報に追加登録する(ステップS302)。
例えば、サブシステムS1における管理ポイントP11で説明すると、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1は、サブシステムS1の管理ポイント定義情報TB1の中から管理ポイントP11を共通管理ポイントとして抽出し、この抽出した共通管理ポイントP11の代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」の先頭のアドレス「2」よりサブシステムS2の代理データ収集装置PDC2を特定する。そして、この特定したサブシステムS2の代理データ収集装置PDC2へ、その共通管理ポイントP11の管理ポイントアドレス「1−1−1」と代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」を送信する(図8:矢印(1))。
サブシステムS2の代理データ収集装置PDC2は、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1からの代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」を受信すると、この受信した代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」で示される管理ポイントP21を自己のサブシステムS2での実収集共通管理ポイントとし、受信した代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」に付加されている管理ポイントアドレス「1−1−1」と対応づけて、自己のサブシステムS2の管理ポイント定義情報TB2に追加登録する。
〔データ収集〕
次に、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1は、自己のサブシステムS1のデータ収集装置DC1−1〜DC1−mからデータ収集要求メッセージがあるか否かの監視を始める(図9:ステップS401)。
ここで、例えば、データ収集装置DC1−1からデータ収集要求メッセージがあると(ステップS401のYES、図8:矢印(2))、代理データ収集装置PDC1は、自己のサブシステムS1の管理ポイント定義情報TB1を検索し、データ収集装置DC1−1が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、データ収集装置DC1−1で実収集する管理ポイント(実収集管理ポイント)を抽出する(ステップS402)。
この場合、管理ポイントアドレス「1−1−1」〜「1−1−X+1 」の中から代理収集管理ポイントアドレスが付されていない管理ポイントアドレス「1−1−2」〜「1−1−X+1 」で示される管理ポイントを実収集管理ポイントとして抽出する。
そして、その抽出した実収集管理ポイントの実データの収集をデータ収集要求メッセージの送信元のデータ収集装置DC1−1へ指示する(ステップS404、図8:矢印(3))。
なお、ステップS402において、実収集管理ポイントが抽出されなかった場合には(ステップS403のNO)、ステップS404へは進まずに、直ちにステップS405へ進む。
次に、代理データ収集装置PDC1は、自己のサブシステムS1の管理ポイント定義情報TB1を検索し、データ収集装置DC1−1が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、データ収集装置DC1−1では実収集せずに他のサブシステムSにおけるデータ収集装置DCで実収集する管理ポイント(共通管理ポイント)を抽出する(ステップS405)。
この場合、管理ポイントアドレス「1−1−1」〜「1−1−X+1 」の中から代理収集管理ポイントアドレスが付されている管理ポイントアドレス「1−1−1」で示される管理ポイントP11を共通管理ポイントとして抽出する。
代理データ収集装置PDC1は、管理ポイントP1 1 を共通管理ポイントとして抽出すると(ステップS406のYES)、この共通管理ポイントの代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」によって特定されるサブシステムS2のデータ収集装置DC2−1へ、その代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」によって示される管理ポイントの実データの収集および返送を指示する(ステップS407、図8:矢印(4))。
この指示を受けて、サブシステムS2のデータ収集装置DC2−1は、管理ポイントP21の実データを収集し(図8:矢印(5))、サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1へ返送する(図8:矢印(6))。
サブシステムS1の代理データ収集装置PDC1は、サブシステムS2のデータ収集装置PDC2から管理ポイントP21の実データが返送されてくると(ステップS408のYES)、その返送されてきた実データの収集元の管理ポイントアドレス「2−1−1」を自己のサブシステムS1の管理ポイントアドレス「1−1−1」に置き換え、この置き換えた管理ポイントアドレス「1−1−1」からの実データとして、データ収集要求メッセージの送信元のデータ収集装置DC1−1へ転送する(ステップS409、図8:矢印(7))。
なお、ステップS406において共通管理ポイントが抽出されなかった場合には、ステップS407以下の処理へは進まずに、ステップS401の処理へと戻る。
このようにして、サブシステムS1におけるデータ収集装置DC1−1は、代理データ収集装置PDC1へデータ収集要求メッセージを送信する毎に、サブシステムS1では実際には収集しない共通管理ポイントP11の実データをサブシステムS2からリアルタイムで得ながら、管理ポイントP11〜P1x+1のデータ収集を行う。
この場合、サブシステムS1におけるデータ収集装置DC1−1では、共通管理ポイントP11の代わりに他の新たな管理ポイントP1x+1のデータを実収集している。すなわち、データ収集装置DC−1に接続し得る管理ポイントの数をNmaxとした場合、データ収集装置DC−1ではNmax+1個のデータ収集を行うことができ、実質的に管理ポイントが増大している。この例では、データ収集装置DC1−1に対して共通管理ポイントを1つしか定めていないが、このような共通管理ポイントをさらに多く定めることによって、サブシステムS1内の管理ポイントの数を大規模化することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、サブシステムS1における代理データ収集装置PDC1を例にとってその処理動作について説明したが、サブシステムS2における代理データ収集装置PDC2でも同様の処理動作が行われる。
また、上述した実施の形態では、データ収集装置DC1−1から代理データ収集装置PDC1へデータ送信要求メッセージを送るようにしたが、サブシステムS1における他のデータ収集装置DC1(DC1−2〜DC1−m)からデータ送信要求メッセージが送られてきた場合にも、代理データ収集装置PDC1は同様の処理動作を行う。
また、例えば、サブシステムS1内のデータ収集装置DC1−1から代理データ収集装置PDC1へ共通管理ポイントP11への起動・停止などの命令を送り、データ収集装置DC1−1においてその共通管理ポイントP11の代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」を抽出し、この代理収集管理ポイントアドレス「2−1−1」で示されるサブシステムS2の管理ポイントP21へ、その命令を送るようにしてもよい。
参考として、図10に、上述した実施の形態における代理データ収集装置PDC1の機能ブロック図を示す。代理データ収集装置PDC1は、共通管理ポイント抽出手段2Aと、共通管理ポイント実データ収集手段2Bと、共通管理ポイント実データ転送手段2Cと、実収集管理ポイント抽出手段2Dと、実データ収集指示手段2Eとを備えている。これらの手段2A〜2EはCPU1Aの処理機能として実現される。
代理データ収集装置PDC1において、共通管理ポイント抽出手段2Aは、自己のサブシステムS1におけるデータ収集装置DC1からのデータ収集要求メッセージを受けて、データ収集装置DC1が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、データ収集装置DC1では実収集せずに他のサブシステムSにおけるデータ収集装置DCで実収集する管理ポイントとして定められている共通管理ポイントを抽出する。
共通管理ポイント実データ収集手段2Bは、共通管理ポイント抽出手段2Aによって抽出された共通管理ポイントの実データを他のサブシステムSにおけるデータ収集装置DCを介して収集する。共通管理ポイント実データ転送手段2Cは、共通管理ポイント実データ収集手段2Bによって収集された共通管理ポイントの実データをデータ収集要求メッセージの送信元のデータ収集装置DC1へ転送する。
実収集管理ポイント抽出手段2Dは、自己のサブシステムS1におけるデータ収集装置DC1からのデータ収集要求を受けて、データ収集装置DC1が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、データ収集装置DC1で実収集する管理ポイントとして定められている管理ポイントを実収集管理ポイントとして抽出する。実データ収集指示手段2Eは、実収集管理ポイント抽出手段2Dによって抽出された実収集管理ポイントの実データの収集をデータ収集要求メッセージの送信元のデータ収集装置DC1へ指示する。
本発明に係るデータ収集システムの一実施の形態を示す図である。 このデータ収集システムにおいて用いる代理データ収集装置のハードウェア構成の概略を示す図である。 管理ポイント定義情報を作成する際の管理ポイントアドレスおよび代理収集管理ポイントアドレスの登録処理を説明するためのフローチャートである。 サブシステムS1において作成する管理ポイント定義情報TB1を例示する図である。 サブシステムS2において作成する管理ポイント定義情報TB2を例示する図である。 代理データ収集装置における他の代理データ収集装置への代理収集管理ポイントの送信処理を説明するためのフローチャートである。 代理データ収集装置における他の代理データ収集装置からの代理収集管理ポイントアドレスの受信処理を説明するためのフローチャートである。 このデータ収集システムにおける代理データ収集装置の処理動作を説明するためのデータ収集要求メッセージや収集した実データの流れなどを示す図である。 データ収集要求メッセージを受けた場合の代理データ収集装置における処理動作を示すフローチャートである。 参考として示す代理データ収集装置の機能ブロック図である。 従来のデータ収集システムの一例を示す図である。 従来のデータ収集システムで考えられる他の施設で収集した実データの管理装置からの転送を説明する図である。
符号の説明
DC(DC1(DC1−1〜DC1−m)、DC2(DC2−1〜DC2−n))…データ収集装置、PDC(PDC1,PDC2)…代理データ収集装置、RT(RT1,RT2)…ルータ、L1…通信回線、P(P11〜P1x+1、Pm1〜Pmx、P21〜P2x、Pn1〜Pnx)…管理ポイント、S(S1,S2)…施設(サブシステム)、TB1,TB2…管理ポイント定義情報、1A…CPU、1B…RAM、1C…ROM、1D…記憶装置、1E…インタフェース、2A…共通管理ポイント抽出手段、2B…共通管理ポイント実データ収集手段、2C…共通管理ポイント実データ転送手段、2D…実収集管理ポイント抽出手段、2E…実データ収集指示手段。

Claims (2)

  1. データ収集の1つの管理単位をサブシステムとし、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置と他のサブシステムにおけるデータ収集装置とが通信回線を介して接続されたデータ収集システムにおいて、
    前記自己のサブシステムに代理データ収集装置が設けられ、
    この代理データ収集装置は、
    前記自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置では実収集せずに前記他のサブシステムにおけるデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている共通管理ポイントを抽出する共通管理ポイント抽出手段と、
    この共通管理ポイント抽出手段によって抽出された共通管理ポイントの実データを前記他のサブシステムにおけるデータ収集装置を介して収集する共通管理ポイント実データ収集手段と、
    この共通管理ポイント実データ収集手段によって収集された共通管理ポイントの実データを前記データ収集要求の送信元のデータ収集装置へ転送する共通管理ポイント実データ転送手段と
    前記自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている実収集管理ポイントを抽出する実収集管理ポイント抽出手段と、
    この実収集管理ポイント抽出手段によって抽出された実収集管理ポイントの実データの収集を前記データ収集要求の送信元のデータ収集装置へ指示する実データ収集指示手段と
    を備えることを特徴とするデータ収集システム。
  2. データ収集の1つの管理単位をサブシステムとし、自己のサブシステムにおけるデータ収集装置と他のサブシステムにおけるデータ収集装置とが通信回線を介して接続されたシステムの前記自己のサブシステムに設けられた代理データ収集装置に適用されるデータ収集方法において、
    前記自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置では実収集せずに前記他のサブシステムにおけるデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている共通管理ポイントを抽出する第1ステップと、
    この第1ステップによって抽出された共通管理ポイントの実データを前記他のサブシステムにおけるデータ収集装置を介して収集する第2ステップと、
    この第2ステップによって収集された共通管理ポイントの実データを前記データ収集要求の送信元のデータ収集装置へ転送する第3ステップと、
    前記自己のサブシステムにおけるデータ収集装置からのデータ収集要求を受けて、そのデータ収集装置が収集すべきデータの収集対象ポイントとして定められている管理ポイントの中から、そのデータ収集装置で実収集する管理ポイントとして定められている実収集管理ポイントを抽出する第4ステップと、
    この第4ステップによって抽出された実収集管理ポイントの実データの収集を前記データ収集要求の送信元のデータ収集装置へ指示する第5ステップと
    を備えることを特徴とするデータ収集方法
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