JP2009265718A - ネットワーク管理情報の差分データのみを送信するネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法 - Google Patents

ネットワーク管理情報の差分データのみを送信するネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク装置からネットワーク管理装置へ送信される管理情報の転送データ量を削減することができるネットワーク装置等を提供する。
【解決手段】ネットワーク装置は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Management Information Base)に基づく全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、先の更新時刻における包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、先行データ記憶手段に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段とを有する。マークアップ記述言語は、XML(eXtensible Markup Language)であり、差分データは、RSS(Rich/RDF Site Summary)情報である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク管理情報の差分データのみを送信するネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法に関する。特に、SNMP(Simple Network Management Protocol)でエージェントとして機能するネットワーク装置等に関する。
従来、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)ネットワークを管理するためのプロトコルとして、IETF(Internet Engineering Task Force)によって標準化されたSNMP(Simple Network Management Protocol)がある。
SNMPによれば、「マネージャ」が、「エージェント」に対して「プロトコル仕様」によって通信し、「MIB(Management Information Base)」に記録される管理情報を取得し且つ更新する。「マネージャ」は、ネットワーク管理装置で実行されるものであって、エージェントから管理情報を取得し、且つ、その管理情報を更新する。「エージェント」は、管理対象となるネットワーク装置で実行されるものであって、マネージャからの要求に応じてMIBの管理情報を検索し、読み出された管理情報の値(数値又は文字)をマネージャへ送信し、且つ、当該管理情報の更新を受け付ける。「プロトコル仕様」は、マネージャとエージェントとの間のやりとりを規定するものであって、RFC(Request
for Comment)で規定されている。「MIB」は、管理情報のデータ構造及びパラメータを、共通フォーマットで定義したデータベースである。
MIBは、ネットワーク装置(エージェント)の様々な管理情報を含む。例えば、ネットワーク装置が、リピータハブであればコリジョン数及びエラーフレーム数等であり、LANスイッチであればVLAN設定情報等であり、ルータであればIPパケット受信数又はルーティングテーブル等である。また、ネットワーク装置における機器名称、起動後の経過時間、設置場所のような情報も含まれる。
MIBは、管理目的によって様々なグループに分類され、ファイルシステムのディレクトリのようなツリー構造を有する。管理情報及びグループの識別は、OID(Object IDentifier、オブジェクト識別子)によって管理する。即ち、OIDと管理情報とは、1対1に対応付けられる。また、ツリー構造の分岐点毎に、分岐点番号を「.」で区切って、各管理情報及びグループを指定する。例えば、システム稼動時間を表わすOIDの「sysUpTime」は、「1.3.6.1.2.1.1.3」で表わされる。
図1は、SNMPを用いたシーケンス図である。
図1によれば、ネットワーク管理装置(マネージャ)は、取得すべき管理情報のOIDを指定して、ネットワーク装置(エージェント)へ、管理情報の取得要求(GetRequest, GetNextRequest)を送信する。これに対し、ネットワーク装置は、MIBから、そのOIDに対応する値を取得する。そして、ネットワーク装置は、ネットワーク管理装置へ、その値を含む取得応答を返信する。また、管理情報の一括取得要求(GetBulkRequest)に対しては、その範囲の全ての管理情報が取得応答に含められる。
ネットワーク管理装置は、ネットワーク装置から受信したそのOIDに対応する値を、ディスプレイに表示する。これによって、ネットワーク管理装置を操作するオペレータは、そのOIDに対応する値を視認することができ、ネットワーク状態を判断することができる。
ここで、管理用ネットワークについて、エージェントからマネージャへ送信されるMIBの管理情報の転送データ量を削減する技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、エージェントが、MIBの管理情報の差分テーブルを備えることにより、MIB全体の管理情報を取得する場合と比較して、転送データ量が少なくなる。
特開2000−066978号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術によれば、転送データ量は削減できるが、SNMPに基づくプロトコル仕様の下でMIBの管理情報を取得することは既存技術と同じである。従って、SNMPの取得要求のコマンド体系に縛られている。具体的には、OID毎にGetRequest/GetNextRequestを送信するか、又は、一定の範囲のOIDを一括してGetBulkRequestを送信するしかない。特に、ある時刻における複数の管理情報の更新が、MIBの中で離散して実行された場合、一定範囲のOIDを指定したGetBulkRequestを複数回送信する必要もある。
このようなSNMPのコマンド体系の中では、マネージャが、更新データのみを取得するために、更新されていない他のOIDの値も取得せざるを得ない。管理用ネットワークにおける管理情報の転送データ量自体を削減できたとしても、要求−応答のトランザクション数は逆に増加することとなる。このような問題は、数千台〜数万台のネットワーク装置を備えたネットワークシステムを管理する場合、極めて顕著となる。
そこで、本発明は、ネットワーク装置からネットワーク管理装置へ送信される管理情報の転送データ量を削減することができるネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、管理対象であって多数の管理情報を蓄積するネットワーク装置において、
全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
先の更新時刻における包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
先行データ記憶手段に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
を有することを特徴とする。
本発明のネットワーク装置における他の実施形態によれば、表記変換手段におけるマークアップ記述言語は、XML(eXtensible Markup Language)であり、差分データ生成手段における差分データは、RSS(Rich/RDF Site Summary)情報であることも好ましい。
本発明のネットワーク装置における他の実施形態によれば、管理情報は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Management Information Base)に基づくものであることも好ましい。
本発明によれば、管理対象であって多数の管理情報を管理するネットワーク装置と通信可能なエージェントサーバであって、
ネットワーク装置から管理情報を取得する管理情報取得手段と、
全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
先の更新時刻における包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
先行データ記憶手段に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
を有することを特徴とする。
本発明のエージェントサーバにおける他の実施形態によれば、表記変換手段におけるマークアップ記述言語は、XMLであり、差分データ生成手段における差分データは、RSS情報であることも好ましい。
本発明のエージェントサーバにおける他の実施形態によれば、管理情報は、SNMPのMIBにおける管理情報に基づくものであることも好ましい。
本発明によれば、管理対象であって多数の管理情報を蓄積するネットワーク装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
先の更新時刻における包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
先行データ記憶手段に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、管理対象であって多数の管理情報を管理するネットワーク装置と通信可能なエージェントサーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
ネットワーク装置から管理情報を取得する管理情報取得手段と、
全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
先の更新時刻における包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
先行データ記憶手段に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、多数の管理情報を管理するネットワーク装置における管理情報送信方法において、
全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する第1のステップと、
先の更新時刻における包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する第2のステップと、
差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法よれば、管理情報における差分データしか転送されないために、ネットワーク装置からネットワーク管理装置へ送信される管理情報の転送データ量を削減することができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明におけるネットワーク装置の機能構成図である。
ネットワーク装置1は、管理対象であって多数の管理情報を蓄積し、SNMPにおけるエージェントとして機能する。図2によれば、ネットワーク装置1は、管理情報蓄積部11と、表記変換部12と、先行データ記憶部13と、差分データ生成部14と、エージェント機能部15と、通信インタフェース部16とを有する。通信インタフェース部16以外の機能構成部は、ネットワーク装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
管理情報蓄積部11は、多数の管理情報を蓄積する。管理情報は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Management Information Base)に基づくものであって、逐次更新されている。
エージェント機能部15は、SNMPのエージェントの機能を有し、通信インタフェース部16を介して、マネージャとして機能するネットワーク管理装置3と通信する。エージェント機能部15は、ネットワーク管理装置3から、OIDを指定した管理情報の取得要求(例えばGetRequest)又は更新要求を受信する。これに対し、エージェント機能部15は、管理情報蓄積部11を検索し、その管理情報を取得し又は更新する。
また、エージェント機能部15は、更に、ネットワーク管理装置3から、本発明特有のRSS要求(例えばGetRSSRequest)を受信する。RSS要求は、ネットワーク管理装置3からの差分データ要求である。RSS要求は、差分データ生成部14へ出力され、差分データが生成される。
更に、エージェント機能部15が受信するRSS要求には、必要とするOID範囲が指定されていることも好ましい。差分データ生成部14は、指定されたOID範囲について更新された差分データのみを生成する。ネットワーク管理装置3を操作するオペレータの要求に応じて、管理用ネットワークを通過する転送データ量を削減することができる。
表記変換部12は、全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する。そのマークアップ記述言語は、具体的にはXML(eXtensible Markup Language)である。XMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の1つであり、「タグ」と称される特定の文字列を用いて構造を埋め込むものである。
包括管理データは、先行データ記憶部13及び差分データ生成部14へ出力される。包括管理データには、例えば以下のように、いくつかの記載方法がある。尚、RSS情報の表記における、一般的な定型ヘッダ(例えばtitle、link等)の記載は省略している。
「#Oid=1.3.6.1」:「MIB/Management/Interface/InOctet”」のデータが、「12345678」である場合
[表記例1]
<oid key=“1”>
<name>MIB</name>
<oid key=“3”>
<name>Management</name>
<oid key=“6”>
<name>Interface</name>
<oid key=“1”>
<name>InOctet</name>
<value>12345678</value>
</oid>
</oid>
</oid>
</oid>
[表記例2]
<oid key=“1.3.6.1”>
<name>InOctet</name>
<value>12345678</value>
</oid>
先行データ記憶部13は、先の更新時刻における包括管理データを記憶する。表記変換部12から出力された包括管理データが、一時的に記憶される。そして、その包括管理データは、次の更新時刻に、差分データ生成部14へ出力される。
差分データ生成部14は、先行データ記憶部13に記憶された包括管理データと、後の更新時刻における包括管理データとから、差分データを生成する。その差分データは、RSS(Rich/RDF Site Summary)情報である。差分データ生成部14は、生成した差分データを、通信インタフェース部16を介してネットワーク管理装置3へ送信する。
RSS技術は、コンテンツ配信技術として一般的なものであって、Webサイト又はブログサイトの更新情報(新着コンテンツ)のみを公開する技術である。RSS情報は、XMLベースのフォーマットであって、サイトにおける「タイトル、アドレス、見出し、要約(概要)、更新日時」などのメタデータを構造化して記述したものである。これに対し、本発明は、SNMPのMIBをXMLフォーマットに変換することによって、RSSの差分抽出技術を適用できるようにしたものである。
差分データ生成部14は、例えば前述した包括管理データから、以下のようなRSS情報情報を生成する。
「#Oid=1.3.6.1」:「MIB/Management/Interface/InOctet”」のデータが、「12345678」であって、差分取得間隔が15分、差分値が「54321」の場合である。
[表記例1]
<oid key=“1”>
<name>MIB</name>
<oid key=“3”>
<name>Management</name>
<oid key=“6”>
<name>Interface</name>
<oid key=“1”>
<name>InOctet</name>
<value>12345678</value> 絶対データ
<pubDate>2008-04-18 17:30:28</pubDate> データ取得(更新)日時
<dvalue>54321</dvalue> 差分データ
<dtime>00:15:00</dtime> 差分データ取得間隔
</oid>
</oid>
</oid>
</oid>
[表記例2]
<oid key=“1.3.6.1”>
<name>InOctet</name>
<value>12345678</value> 絶対データ
<pubDate>2008-04-18 17:30:28</pubDate> データ取得(更新)日時
<dvalue>54321</dvalue> 差分データ
<dtime>00:15:00</dtime> 差分データ取得間隔
</oid>
尚、本発明によれば、ネットワーク管理装置3が、既存のパーソナルコンピュータに、Webブラウザを搭載したものであってもよい。WebブラウザにRSSリーダをインストールしておくことによって、Webアプリケーションのインタフェース(API)を介して、ネットワーク装置における更新された管理情報のみを取得することができる。Webブラウザを用いることによって、必要な管理情報を収集しつつ、他のアプリケーションとの連携操作も可能となる。
図3は、本発明における第1のエージェントサーバの機能構成図である。
図3によれば、エージェントサーバ2がネットワークに更に接続されている。図2によれば、全てのネットワーク装置が、表記変換部12と、先行データ記憶部13と、差分データ生成部14とを備える必要がある。しかしながら、既存システム利用の観点とコストの観点とから、全てのネットワーク装置にこれら機能を備えることは難しい。そこで、既存のネットワーク装置から管理情報を収集し、ネットワーク管理装置に対してエージェントとして機能するサーバを更に備えた。
図3のエージェントサーバ2は、管理情報蓄積部21と、表記変換部22と、先行データ記憶部23と、差分データ生成部24と、マネージャ機能部25と、通信インタフェース部26とを有する。通信インタフェース部16以外の機能構成部は、ネットワーク装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、マネージャ機能部25以外の機能構成部は、図2に表された機能構成部と同じである。
即ち、エージェントサーバ2は、ネットワーク装置1に代わって、本発明の本質的な表記変換部12と、先行データ記憶部13と、差分データ生成部14とを備える。そして、マネージャとしてのネットワーク管理装置3に対して、エージェントとして機能する。
マネージャ機能部25は、SNMPのマネージャの機能を有し、通信インタフェース部16を介して、エージェントとして機能するネットワーク装置1と通信する。マネージャ機能部25は、ネットワーク装置1から管理情報を取得し、それら管理情報を管理情報蓄積部21へ蓄積する。
図4は、本発明における第2のエージェントサーバの機能構成図である。
図4によれば、図2のシステムに第2のエージェントサーバを備えたものである。従って、全てのネットワーク装置1は、全てのネットワーク装置が、表記変換部12と、先行データ記憶部13と、差分データ生成部14とを備えている。第2のエージェントサーバは、ネットワーク装置1から差分データを収集し、更にエリア又はカテゴリに応じて、その差分データを統合管理する。即ち、ネットワーク装置毎の差分データの生成と、その差データの統合管理との2段階で構成されている。
第2のエージェントサーバ2は、通信インタフェース部26と、RSSリーダ部27と、管理情報統合蓄積部28と、RSS制御部29とを有する。通信インタフェース部26以外の機能構成部は、サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
RSSリーダ部27は、ネットワーク装置1へRSS要求(例えばGetRSSRequest)を送信し、RSS情報(例えばGetRSSResponse)を受信する。受信したRSS情報は、管理情報統合蓄積部28へ出力する。
管理情報統合蓄積部28は、ネットワークに接続された全てのネットワーク装置1における管理情報を蓄積すると共に、ネットワーク装置のエリア毎、又は、OIDのカテゴリ毎に統合管理する。管理情報統合蓄積部28は、各ネットワーク装置から、更新された管理情報の差分データ(RSS情報)のみを取得していく。
RSS制御部29は、ネットワーク管理装置3からRSS要求(例えばGetRSSRequest)を受信し、管理情報統合蓄積部28を検索し、RSS情報(例えばGetRSSResponse)を返信する。このとき、RSS要求には、ネットワーク装置のエリア毎、又は、OIDのカテゴリ毎に指定することができる。これに対するRSS情報には、エリア毎又はカテゴリ毎に、更新された差分データのみが含められる。これにより、ネットワーク管理装置3を操作するオペレータが必要とする更新された管理情報のみが、管理用ネットワークに転送されるようになる。
以上、詳細に説明したように、本発明のネットワーク装置、サーバ、プログラム及び方法よれば、管理情報における差分データしか転送されないために、ネットワーク装置からネットワーク管理装置へ送信される管理情報の転送データ量を削減することができる。特に、オペレータが必要としない管理情報だけでなく、更新されていない管理情報も、管理用ネットワークに転送されない。必要な管理情報の中で更新された管理情報のみが転送されるので、不必要なネットワーク帯域の消費を抑制できる。これは、プロセス時間及びCPU能力の無駄な消費の抑制にもつながる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
SNMPを用いたシーケンス図である。 本発明におけるネットワーク装置の機能構成図である。 本発明における第1のエージェントサーバの機能構成図である。 本発明における第2のエージェントサーバの機能構成図である。
符号の説明
1 ネットワーク装置
11 管理情報蓄積部
12 表記変換部
13 先行データ記憶部
14 差分データ生成部
15 エージェント機能部
16 通信インタフェース部
2 エージェントサーバ
21 管理情報蓄積部
22 表記変換部
23 先行データ記憶部
24 差分データ生成部
25 エージェント機能部<->マネージャ機能部
26 通信インタフェース部
27 RSSリーダ部
28 管理情報統合蓄積部
29 RSS制御部
3 ネットワーク管理装置

Claims (9)

  1. 管理対象であって多数の管理情報を蓄積するネットワーク装置において、
    全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
    先の更新時刻における前記包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
    前記先行データ記憶手段に記憶された前記包括管理データと、後の更新時刻における前記包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
    前記差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
    を有することを特徴とするネットワーク装置。
  2. 前記表記変換手段における前記マークアップ記述言語は、XML(eXtensible Markup Language)であり、
    前記差分データ生成手段における前記差分データは、RSS(Rich/RDF Site Summary)情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記管理情報は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Management Information Base)に基づくものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク装置。
  4. 管理対象であって多数の管理情報を管理するネットワーク装置と通信可能なエージェントサーバであって、
    前記ネットワーク装置から前記管理情報を取得する管理情報取得手段と、
    全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
    先の更新時刻における前記包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
    前記先行データ記憶手段に記憶された前記包括管理データと、後の更新時刻における前記包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
    前記差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
    を有することを特徴とするエージェントサーバ。
  5. 前記表記変換手段における前記マークアップ記述言語は、XMLであり、
    前記差分データ生成手段における前記差分データは、RSS情報である
    ことを特徴とする請求項4に記載の管理情報エージェントサーバ。
  6. 前記管理情報は、SNMPのMIBにおける管理情報に基づくものであることを特徴とする請求項4又は5に記載のエージェントサーバ。
  7. 管理対象であって多数の管理情報を蓄積するネットワーク装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
    先の更新時刻における前記包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
    前記先行データ記憶手段に記憶された前記包括管理データと、後の更新時刻における前記包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
    前記差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 管理対象であって多数の管理情報を管理するネットワーク装置と通信可能なエージェントサーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記ネットワーク装置から前記管理情報を取得する管理情報取得手段と、
    全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する表記変換手段と、
    先の更新時刻における前記包括管理データを記憶する先行データ記憶手段と、
    前記先行データ記憶手段に記憶された前記包括管理データと、後の更新時刻における前記包括管理データとから、差分データを生成する差分データ生成手段と、
    前記差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する通信インタフェース手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 多数の管理情報を管理するネットワーク装置における管理情報送信方法において、
    全ての管理情報を一括して、マークアップ記述言語表記の包括管理データに変換する第1のステップと、
    先の更新時刻における前記包括管理データと、後の更新時刻における前記包括管理データとから、差分データを生成する第2のステップと、
    前記差分データを、ネットワーク管理装置へ送信する第3のステップと
    を有することを特徴とする管理情報送信方法。
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