JP5091217B2 - ホーム機器情報収集装置及びホーム機器情報収集方法 - Google Patents

ホーム機器情報収集装置及びホーム機器情報収集方法 Download PDF

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Description

本発明は、宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から、そのホーム機器で保持するホーム機器情報を収集する技術に関する。
従来、エンドユーザ宅外からIP通信ネットワークを介して、エンドユーザ宅内に設置されたIP通信可能なホーム機器から情報を収集する場合には、一般的に、エンドユーザ宅外のIP通信ネットワークとエンドユーザ宅内のIP通信ネットワークとの間に配置されたブロードバンドルータのファイアウォール機能を操作(具体的には、エンドユーザ宅外からエンドユーザ宅内への通信を許可するようにセキュリティ設定を変更する操作)することにより、エンドユーザ宅外からエンドユーザ宅内への通信を許容させ、ホーム機器にアクセスすることによりホーム機器情報を収集する方法が用いられている。
また、特許文献1には、エンドユーザ宅内のIP通信ネットワーク上の1つのホーム機器(特許文献1では、「LAN接続機器」と記載されている)において、IP通信ネットワーク内の他のホーム機器をARP(Address Resolution Protocol)で発見し、NetBIOS(Network Basic Input Output System)プロトコルにより、発見したホーム機器のホーム機器情報を収集する方法が開示されている。
特許第4112393号公報
しかしながら、例えば、ホーム機器を遠隔から保守するケースを想定した場合に、遠隔保守の対象となるホーム機器が増加するに従って使用される通信プロトコルの種類が増加することが容易に予想されるが、特許文献1にはNetBIOS以外の通信プロトコルを用いてホーム機器情報を収集する技術についての開示はないため、NetBIOS以外の通信プロトコルに対応するホーム機器を遠隔保守の対象にできないという問題があった。
また、遠隔保守を目的としたホーム機器の稼働状況(宅内のIP通信ネットワークへの接続状況及び切断状況)を管理できないという問題もあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、通信プロトコルの種類が増加した場合であっても容易に各通信プロトコルを追加・修正・削除することを第1の課題とし、宅内に配備された通信機器及び通信ネットワークに負荷を与えることなくホーム機器情報や稼働状況を収集することを第2の課題とする。
請求項1に記載の本発明は、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、変換された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付けて、MACアドレス単位に集約された通信プロトコル情報を生成する生成手段と、生成された前記通信プロトコル情報を、通信プロトコル情報に含まれる情報に基づいてホーム機器の機器名を推定するセンタサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得したホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、収集された通信プロトコル情報からホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、通信プロトコル情報を構成している情報の構造をユニークキーをキーとする形式に変換して記憶するため、通信プロトコルの種類が増加した場合であっても容易に各通信プロトコルを追加・修正・削除することができる。
請求項に記載の本発明は、前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得する取得手段と、前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第3記憶手段に記憶する管理手段と、を更に有することを特徴とする。
本発明にあっては、ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得し、追記された時刻をホーム機器が通信ネットワークに接続された接続時刻とし、削除された時刻をホーム機器が通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に記憶するため、ホーム機器の稼動状況(宅内の通信ネットワークへの接続状況及び切断状況)を収集することができる。
請求項に記載の本発明は、前記生成手段は、前記接続切断履歴情報を前記第3記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成することを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、前記収集手段は、前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、当該アドレス情報に変化があった場合のみ、前記所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から前記ホーム機器情報を取得することを特徴とする。
本発明にあっては、ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、アドレス情報に変化があった場合のみ、所定の通信プロトコルを用いてホーム機器からホーム機器情報を取得するため、宅内に配備された通信機器(ホーム機器情報収集装置及びホーム機器)及び宅内の通信ネットワークに負荷を与えることなくホーム機器情報を収集することができる。
請求項に記載の本発明は、宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から定期的に収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を繰り返し取得する取得手段と、前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第1記憶手段に記憶する管理手段と、現在収集した前記アドレス情報が過去に収集したアドレス情報と異なる場合のみ、所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第2記憶手段に記憶する収集手段と、収集された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第3記憶手段に記憶する変換手段と、変換された前記通信プロトコル情報を前記第3記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付け、更に、前記接続切断履歴情報を前記第1記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、前記所定の通信プロトコルは、少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得する取得手段と、前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第3記憶手段に記憶する管理手段と、を有することを特徴とする。
請求項8に記載の本発明は、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、を有し、前記収集手段は、前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、当該アドレス情報に変化があった場合のみ、前記所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から前記ホーム機器情報を取得することを特徴とする。
請求項9に記載の本発明は、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、を有し、前記所定の通信プロトコルは、少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とする。
請求項10に記載の本発明は、所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶するステップと、収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶するステップと、変換された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付けて、MACアドレス単位に集約された通信プロトコル情報を生成するステップと、生成された前記通信プロトコル情報を、通信プロトコル情報に含まれる情報に基づいてホーム機器の機器名を推定するセンタサーバに送信するステップと、を有することを特徴とする。
請求項11に記載の本発明は、宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から定期的に収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を繰り返し取得するステップと、前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第1記憶手段に記憶するステップと、現在収集した前記アドレス情報が過去に収集したアドレス情報と異なる場合のみ、所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第2記憶手段に記憶するステップと、収集された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第3記憶手段に記憶するステップと、変換された前記通信プロトコル情報を前記第3記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付け、更に、前記接続切断履歴情報を前記第1記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成するステップと、を有することを特徴とする。
請求項12に記載の本発明は、前記所定の通信プロトコルは、少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とする。
本発明によれば、通信プロトコルの種類が増加した場合であっても容易に各通信プロトコルを追加・修正・削除することができ、宅内に配備された通信機器及び通信ネットワークに負荷を与えることなくホーム機器情報や稼働状況を収集することができる。
実施例1に係るホーム機器情報提供システムの全体構成を示す図である。 センタサーバ及びホームゲートウェイの機能ブロックを示す図である。 実施例1に係るホーム機器情報提供システムの処理の流れを示すシーケンスである。 論理アドレステーブルの一例を示す図である。 ハードウェアテーブルの一例を示す図である。 収集された通信プロトコル情報の一例を示す図である。 整理された通信プロトコル情報の一例を示す図である。 変換された通信プロトコル情報の一例を示す図である。 マージされた通信プロトコル情報の一例を示す図である。 集約された通信プロトコル情報の一例を示す図である。 機器名辞書の一例を示す図である。 ホーム機器情報一覧の一例を示す図である。
以下、本発明を実施する2つの実施例について図面を用いて説明する。
最初に、実施例1に係るホーム機器情報提供システムの構成について説明する。図1は、実施例1に係るホーム機器情報提供システムの全体構成を示す図である。このホーム機器情報提供システム1は、IP通信可能なホーム機器101と、宅内の通信ネットワーク102を介してホーム機器101に接続されたホームゲートウェイ103と、宅外の通信ネットワーク104を介してホームゲートウェイ103に接続され、ネットワーク事業者により保有されるセンタサーバ105と、センタサーバ105に接続され、サービス事業者により保有され、ホーム機器101を利用したサービスを最終的に実現するサービス事業者サーバ106とを備えている。
なお、ホーム機器101と宅内の通信ネットワーク102とホームゲートウェイ103とはエンドユーザ宅内に配置されている。また、特に、ホームゲートウェイ103は、宅内の通信ネットワーク102と宅外の通信ネットワーク104との間で両者のネットワークに接続された通信機器を相互に接続する処理を行い、宅外の通信ネットワーク104からホーム機器101に接続する際のエンドユーザ宅における窓口としての役割を担うものである。
図2は、センタサーバ及びホームゲートウェイの機能ブロックを示す図である。センタサーバ105は、外部通信部201と、ホーム機器情報収集部202と、機器名推定部203と、処理部204とで構成されている。
外部通信部201は、サービス事業者サーバ106との通信インタフェースを有し、サービス事業者サーバ106からホーム機器情報一覧取得の要求をオンラインで受付けて、ホーム機器情報収集部202で生成された機器情報一覧取得の結果をサービス事業者サーバ106に返す機能を有している。
ホーム機器情報収集部202は、処理部204及びホームゲートウェイ103の処理部301を介して通信プロトコル情報マージ部302から各通信プロトコル情報を取得した後に、取得した各通信プロトコル情報を元に機器名推定部203で推定された機器名を付加したホーム機器情報一覧を生成する機能を有している。
機器名推定部203は、ホームゲートウェイ103から取得した各通信プロトコル情報に基づいてホーム機器101の機器名を推定する機能を有している。
処理部204は、ホーム機器情報一覧取得の要求に基づいてセンタサーバ105から送信される通信プロトコル情報取得の要求を宅外の通信ネットワーク104を介してホームゲートウェイ103に送信する機能や、その要求に対してホームゲートウェイ103から返信された各通信プロトコル情報を受け付ける機能を有している。
一方、ホームゲートウェイ103は、処理部301と、通信プロトコル情報マージ部302と、プロトコルバンドル群303とで構成されている。
処理部301は、宅外の通信ネットワーク104を介してセンタサーバ105から送信された通信プロトコル情報取得の要求を受け付ける機能や、その要求に対して返信される各通信プロトコル情報をセンタサーバ105に送信する機能を有している。
通信プロトコル情報マージ部302は、プロトコルバンドル群303でホーム機器101から収集した各通信プロトコル情報を受信し、受信した各通信プロトコル情報をマージしたデータテーブルを生成する機能や、ホーム機器情報収集部202から送信された通信プロトコル情報取得の要求に基づいて、そのデータテーブルに保持されている通信プロトコル情報を返す機能を有している。
プロトコルバンドル群303とは、ホームゲートウェイ103で動作可能であって、ホーム機器101で保持するホーム機器情報を各通信プロトコル情報として収集する機能を備えたプログラム群である。なお、バンドルとは、OSGi(Open Services Gateway initiative)技術におけるソフトウェアモジュールであり、ホームゲートウェイ103に実装されているOSGiフレームワーク上で複数のバンドルが組み合わされて実行されることにより、そのホームゲートウェイ103で所定のサービス(本実施例の場合には、各通信プロトコル情報を収集するサービス)を提供可能にするものである。なお、このプロトコルバンドル群に代えて、その名称をプロトコル機能部としても得られる効果は同じである。
次に、実施例1に係るホーム機器情報提供システムの処理の流れについて説明する。図3は、実施例1に係るホーム機器情報提供システムの処理の流れを示すシーケンスである。
最初に、サービス事業者サーバ106は、プラットフォームのセンタサーバ105に対し、ホームゲートウェイ103を指定したホーム機器情報一覧取得を要求する(S1)。なお、予めホーム機器101を一意に特定する情報(例えば、MACアドレス)が分かっている場合には、ホーム機器101を指定してホーム機器情報一覧取得を要求することも可能である。また、前提として、プラットフォームを保有するネットワーク事業者は、サービス事業者に対して、ホームゲートウェイ103を一意に指定可能な情報を提供としているものとする。
次いで、センタサーバ105は、指定されたホームゲートウェイ配下のホーム機器から取得可能な通信プロトコル情報取得を要求する(S2)。
次いで、ホームゲートウェイ103は、自機のメモリ等に保持されホーム機器101のアドレスを管理しているアドレス情報、具体的には、ARP(Address Resolution Protocol)情報(IPv4の場合)やNDP(Neighbor Discovery Protocol)情報(IPv6の場合)を収集して、宅内の通信ネットワーク102を介してホームゲートウェイ103に接続されているホーム機器101のMACアドレスを取得する(S3)。この時、ホームゲートウェイ103と一定時間通信していないホーム機器101のMACアドレスはARP情報やNDP情報から削除されてしまうため、予めホームゲートウェイ103とホーム機器101とが属するサブネットの全てのIPアドレスに対して、ping(Packet INternet Groper)やUDP(User Datagram Protocol)パケット通信等を試行した後に、ARP情報やNDP情報を収集する。
次いで、IPアドレスとMACアドレスとの対応関係を示す論理アドレステーブルを生成する(S4)。図4は、論理アドレステーブルの一例を示す図である。1つのMACアドレスに対して複数のIPアドレスが割り当てられる場合(IPv4/IPv6のデュアルスタックや仮想IPアドレスの場合)があるため、IPアドレスを「キー」とし、MACアドレスを「値」として論理アドレステーブルを生成する。なお、収集したARP情報やNDP情報からネットワークインタフェース情報(LAN、WAN等)も取得できる場合には、そのネットワークインタフェース情報も追記する。
次いで、ホーム機器101における宅内の通信ネットワーク102への接続状況や切断状況を示すハードウェアテーブルを生成する(S5)。図5は、ハードウェアテーブルの一例を示す図である。ハードウェアテーブルには、ネットワークインタフェース毎に、MACアドレスを「キー」として、そのMACアドレスをARP情報やNDP情報から確認した時刻が「値」として記録される。具体的には、ARP情報やNDP情報を繰り返し収集し、ホーム機器101のMACアドレスがARP情報やNDP情報に追記された時刻を宅内の通信ネットワーク102に接続された接続時刻とし、ARP情報やNDP情報から削除された時刻を宅内の通信ネットワーク102から切断された切断時刻とし、最も新しい時刻に追記された時刻を最終確認時刻として、これらをそのMACアドレスに対する接続切断履歴情報としてハードウェアテーブルに記録し、管理する。図5に示す一例によれば、MACアドレスが、00.80.00.00.00.01であるホーム機器は、2009/8/1の00:00:00に接続し、2009/8/10の03:00:00に切断され、再度、2009/8/20の01:00:00に接続し、最後に、ARP情報やNDP情報を取得した時刻である2009/9/1の01:00:00まで接続中となっている。
次いで、各通信プロトコルを用いてホーム機器101で保持するホーム機器情報を取得し、取得したホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集する(S6)。具体的には、例えば、通信プロトコルとしてUPnP(Universal Plug and Play)やWSD(Web Services on Devices)が用いられる場合には、特定のマルチキャストアドレスとポートに情報収集要求(発見要求)の電文を送信すると、UPnPやWSDに対応しているホーム機器は、要求元の送信IPアドレスと送信ポートに対して、そのホーム機器で保持しているホーム機器情報を記載した応答電文を返す処理が行われる。また、NetBIOS(Network Basic Input Output System)が用いられる場合には、上記マルチキャストアドレスの代わりに、ユニキャストでサブネット内のIPアドレスと特定ポートに情報収集要求(発見要求)の電文を送信することになる。対象となる通信プロトコルとしては、ARP、NDP、NetBIOS、UPnP、WSD、ホーム機器101で独自に使用される通信プロトコル等のホームゲートウェイ103から能動的に各ホーム機器101に対してパケットを送信し、そのホーム機器101からホーム機器情報を収集できるものや、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)等のホームゲートウェイ103で保持しているものを利用することができる。なお、DHCPを用いる場合には、ホームゲートウェイ103がDHCPサーバとなることが必要となる。
図6は、収集された通信プロトコル情報の一例を示す図である。同図(a)は、通信プロトコルとしてUPnPを用いた場合の通信プロトコル情報の一例を示し、同図(b)は、通信プロトコルとしてホーム機器101で使用している独自プロトコルを用いた場合の通信プロトコル情報の一例を示し、同図(c)は、通信プロトコルとしてDHCPを用いた場合の通信プロトコル情報の一例を示している。同図に示すように、収集される情報は、用いられる通信プロトコルの種類によって異なっている。
次いで、収集した通信プロトコル情報を、ホーム機器名といったホーム機器の固有名称等の「通信プロトコル情報」と、そのホーム機器101に与えられえたアドレス情報等の「付加情報」に分類して整理すると共に、ユニークキー種別や収集日時を付加情報に追記する(S7)。図7は、整理された通信プロトコル情報の一例を示す図である。ホームゲートウェイ103は、ユニークキー種別を通信プロトコルの種類毎に予め定義しておき、収集された通信プロトコル情報の通信プロトコルの種類に応じてユニークキー種別を追記する。なお、このようなユニークキー種別には、UPnPやWSD等でプロトコルが払い出すもの(ユニークキー種別AP)、IPアドレス(ユニークキー種別IP)、MACアドレス(ユニークキー種別MAC)の3種類がある。図7に示されたUPnPはユニークキー種別APの一例であり、独自プロトコルはユニークキー種別IPの一例であり、DHCPはユニークキー種別MACの一例である。独自プロトコルの一例として、TCP(Transmission Control Protocol)の特定ポートにアクセスするものがあり、この通信プロトコル情報は応答データ又はその一部となる。
次いで、上記S6及びS7で収集及び整理された各通信プロトコル情報は各通信プロトコルに依存しているため、これらをマージする前に、各通信プロトコル情報を各通信プロトコルに依存しない形に変換する(S8)。具体的には、まず、整理された通信プロトコル情報から、ホーム機器101を一意に識別可能な情報(具体的には、IPアドレス、MACアドレス、UPnP等の高レイヤープロトコルで定義されたIDの3種類)をユニークキーとして抽出する。即ち、ユニークキー種別に対応する値をユニークキーとする。例えば、ユニークキー種別がIPの場合には、IPアドレスをユニークキーとする。その後、通信プロトコル情報を構成している情報の構造を通信プロトコルに依存する形式からユニークキーに依存する形式に変換する。図8は、ユニークキー単位に変換された通信プロトコル情報の一例を示す図である。
このような変換方法は、通信プロトコル情報をMAP化(キーと値のテーブル)する方法や、XML(eXtensible Markup Language)等で構造化して1つの文字列で表記する方法等がある。
なお、上記S6〜S8において、通信プロトコル情報を収集するプログラムとしては、例えば、OSGiフレームワークのバンドルを用いることができる。変換された通信プロトコル情報は通信プロトコルに依存しないため、通信プロトコル毎にバンドルを生成しても、後段にてマージするプログラムとのインタフェースが共通化(言い換えれば、バンドルで出力されるフォーマットが共通化)されることになる。
従って、収集又は整理した通信プロトコル情報を構成している情報の構造を、通信プロトコルに依存する形式からユニークキーに依存する形式に変換したことにより、マージするプログラムのインタフェースが共通化され、動的に通信プロトコル情報収集用のバンドルを追加・変更・削除することが可能となる。これにより、各通信プロトコル情報を容易にマージ可能となり、通信プロトコルの種類が増加した場合であっても容易に各通信プロトコルを追加・修正・削除することができ、ホーム機器の種類が増加した場合であっても、ホーム機器情報を随時収集することが可能となる。
次いで、各通信プロトコル情報をマージする(S9)。通信プロトコル情報のマージはユニークキー種別毎に行い、通信プロトコル情報がマージされたソフトウェアテーブルを生成する。ここでは、付加情報に基づいてマージする。IPアドレスは長期的なユニーク性を保証できないため、ユニークキー種別がIPの場合には、図4に示した論理アドレステーブルからそのIPアドレスに対応するMACアドレスを調べて追記することも可能である。図9は、マージされた通信プロトコル情報の一例を示す図である。マージする際に、同じユニークキーの情報がソフトウェアテーブルに存在する場合には上書きする。但し、ユニークキーの種別がIPで、追記されたMACアドレスが異なる場合、古い情報を別テーブルで保存しておき、ソフトウェアテーブルには上書きするものとする。これは、宅内の通信ネットワーク102から切断されたホーム機器101の通信プロトコル情報を保存するためである。
次いで、MACアドレス単位で通信プロトコル情報を生成する(S10)。一般的なホーム機器のMACアドレスは1つであるため、MACアドレス単位とすることで、ホーム機器単位とみなすことができる。まず、図5に示したハードウェアからMACアドレスを1つ選択し、図4に示した論理アドレステーブルで紐付けられたIPアドレスを調べる。その後、図9に示したソフトウェアテーブルや上記別テーブルから、選択したMACアドレス又は調べたIPアドレスを持つ通信プロトコル情報を抽出する。なお、ユニークキー種別がIPの通信プロトコル情報のように、MACアドレスとIPアドレスとの両方を持つ場合には、MACアドレスを優先する。図10は、MACアドレス単位で集約された通信プロトコル情報の一例を示す図である。MACアドレスをキーとして、ソフトウェアテーブルから抽出された通信プロトコル情報と、ハードウェアテーブルから抽出された接続切断履歴情報とを全体とする一つの通信プロトコル情報が生成されている。なお、接続切断履歴情報を含めないことも可能である。
次いで、生成されたMACアドレス単位の通信プロトコル情報を、S2で要求された通信プロトコル情報取得要求に対する戻り値として、センタサーバ105に応答する(S11)。サービス事業者サーバ106からホーム機器101のMACアドレスが指定されている場合には、そのMACアドレスに紐付く通信プロトコル情報のみを戻り値とし、指定されていない場合には、ハードウェアテーブルにある全てのMACアドレスを対象とする。
次いで、センタサーバ105は、通信プロトコル情報からホーム機器101の機器名を推定する(S12)。機器名を推定する単位はMACアドレス単位であり、各MACアドレスに紐付く通信プロトコル情報を利用して機器名を推定する。推定する方法には、例えば、(1)UPnPのデバイス情報やMACアドレスのOUI(Organizationally Unique Identifier:ベンダ識別子)等を利用する方法や、(2)既知のホーム機器実機から収集した通信プロトコル情報で構成される機器名辞書と、推定対象であるホーム機器から収集した通信プロトコル情報とを比較する方法がある。(1)の方法では、収集した通信プロトコル情報の中に機器名が明記されている場合に適用することができる。(2)の方法は、通信プロトコル情報の特徴から機器名を推定する方法であり、具体的な比較方法は、各通信プロトコル情報の文字列比較(全部一致や部分一致等)や数値比較(大小、イコール等)であり、複数の通信プロトコル情報を変換して新たな文字列や数値を生成して比較する方法もある。図11は、(2)の機器名辞書の一例を示す図である。ここでは、一例として、機器名をメーカ名、機器種別(TVやNAS、プリンタ等のホーム機器の種別)、機種名(ブランド名やシリーズ名)、型番(主に、英数字で表現される形式)で構成する。このような機器名辞書を予め定義しておき、比較項目で定義された部分を比較方法で定義された方法で比較し、最も合致率の高い機器名をホーム機器101の機器名として推定する。なお、機器名の全部又は一部が推定できない場合には、対象箇所を「不明」とする。
次いで、推定した機器名を通信プロトコル情報に含めた新たな通信プロトコル情報を生成し、生成した新たな通信プロトコル情報をホーム機器101のホーム機器情報一覧とし、S1で要求されたホーム機器情報一覧取得に対する戻り値として、サービス事業者サーバ106に応答する(S13)。図12は、MACアドレス単位のホーム機器情報一覧の一例を示す図である。このホーム機器情報一覧には、ホームゲートウェイ103からの応答として送信された通信プロトコル情報の他に、推定された機器名が含まれている。
以上が、ホーム機器情報提供システム1の全体の処理の流れであるが、S4における論理アドレステーブルの生成処理で、1周期前の過去に生成した論理アドレステーブルと変化がない場合(即ち、前回取得したARP情報やNDP情報にと今回取得したARP情報やNDP情報に変化がない場合)には、ホームゲートウェイ103にネットワーク接続されたホーム機器101に変化がないものとみなし、S6〜S9の各処理を省略することも可能である。その場合には、不必要にホーム機器101から情報収集を行わないことになるので、ホームゲートウェイ103、宅内の通信ネットワーク102、ホーム機器101に負荷を与えることなくホーム機器情報を収集することができる。
また、サービス事業者サーバ106が同時又は連続して、同一のホームゲートウェイ103に対してホーム機器情報一覧取得を要求する場合、要求初回を除いてS3〜S9の各処理を省略しても構わない。
更には、ホーム機器101が送信するパケットを特定ポートで受信したりスヌーピングすることで収集可能な通信プロトコル情報(例えば、WWWブラウザのユーザエージェント情報等)の場合でも、図8や図9に示すような形式でマージ処理を行っても構わない。
本実施例によれば、各通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワーク102に接続されたホーム機器101から該ホーム機器101で保持するホーム機器情報を取得し、取得したホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、収集された通信プロトコル情報からホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、通信プロトコル情報を構成している情報の構造を通信プロトコルに依存する形式からユニークキーに依存する形式に変換するので、マージするプログラムのインタフェースが共通化され、動的に通信プロトコル情報収集用のバンドルを追加・変更・削除することが可能となる。そして、これにより、各通信プロトコル情報を容易にマージ可能となり、通信プロトコルの種類が増加した場合であっても容易に各通信プロトコルを追加・修正・削除することができ、ホーム機器の種類が増加した場合であっても、ホーム機器情報を随時収集することが可能となる。
本実施例によれば、ホーム機器101のアドレスを管理する論理アドレステーブルの情報に変化がない場合には、ホームゲートウェイ103にネットワーク接続されたホーム機器101に変化がないものとみなし、変化があった場合にのみ、各通信プロトコルを用いてホーム機器101からホーム機器情報を取得するので、ホームゲートウェイ103、宅内の通信ネットワーク102、ホーム機器101に負荷を与えることなくホーム機器情報を収集することができる。
本実施例によれば、ホーム機器101のアドレスを管理するARP情報やNDP情報をメモリから収集して、ホーム機器101のMACアドレスがARP情報やNDP情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得し、追記された時刻をホーム機器が通信ネットワークに接続された接続時刻とし、削除された時刻をホーム機器が通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に記憶するので、ホーム機器の稼動状況(宅内の通信ネットワークへの接続状況及び切断状況)を収集することができる。
本実施例によれば、ホームゲートウェイ103がホーム機器101の情報を収集する機能を持つため、センタサーバ105と、宅外の通信ネットワーク104と、ホームゲートウェイ103とで構成されるプラットフォームをサービス事業者やエンドユーザに提供しているネットワーク事業者が、当該プラットフォーム上でサービスを提供するサービス事業者に対して、ホームゲートウェイ103に接続されているホーム機器101の情報を提供することができ、サービス事業者は、サービスに利用可能なホーム機器101を発見することができる。
実施例2に係るホーム機器情報提供システム1は、遠隔保守を目的としてホーム機器101の稼働状態(宅内の通信ネットワークへの接続状況及び切断状況)を管理することを特徴としている。なお、本実施例に係るホーム機器情報提供システムのシステム構成、センタサーバ及びホームゲートウェイの機能ブロック構成、ホーム機器情報提供システムの処理の流れについては実施例1と同様であるので、重複する説明は省略するものとする。
ホーム機器101の稼働状況を管理するには、ホームゲートウェイ103にて定期的に繰り返してARP情報やNDP情報を収集する必要がある。そこで、本実施例では、実施例1で説明した処理の流れのうちS3〜S9を、定期的に繰り返し処理を実施する。
また、切断中のホーム機器101に対して機器名の推定を行うために、そのホーム機器101の通信プロトコル情報を接続中に取得して、保存しておく必要がある。そこで、S4における論理アドレステーブルの生成処理で、1周期前の過去に生成した論理アドレステーブルと変化がない場合(即ち、前回取得したARP情報やNDP情報にと今回取得したARP情報やNDP情報に変化がない場合)には、ホームゲートウェイ103にネットワーク接続されたホーム機器101に変化がないものとみなし、S6〜S9の各処理を省略する。
本実施例によれば、定期的に繰り返してARP情報やNDP情報を収集して論理アドレステーブルやハードウェアテーブルをその都度生成するので、ホーム機器の稼動状況を随時収集することができる。
本実施例によれば、ホーム機器101のアドレスを管理する論理アドレステーブルの情報に変化がない場合には、ホームゲートウェイ103にネットワーク接続されたホーム機器101に変化がないものとみなし、変化があった場合にのみ、各通信プロトコルを用いてホーム機器101からホーム機器情報を取得して保存するので、エンドユーザ宅内に配備されたホームゲートウェイ103、ホーム機器101、宅内の通信ネットワーク102に負荷を与えることなくホーム機器情報を収集することができ、ホームゲートウェイ103と現在ネットワーク接続中のホーム機器101だけではなく、過去にホームゲートウェイ103とネットワーク接続された切断中のホーム機器101のホーム機器情報もサービス事業者サーバ106に提供することができる。
本実施例によれば、サービス事業者が提供する遠隔保守サービスにおけるトラブル対応時に、ホーム機器101の機器名と稼働状況がエンドユーザへのヒアリングなしに把握することが可能となり、遠隔保守サービスのオペレータのエンドユーザ一人当たりの対応時間を削減することができる。
最後に、実施例1及び実施例2では、ハードウェアテーブルで扱うユニークキーをMACアドレスとしたが、ホームゲートウェイ103にネットワーク以外で接続される機器(例えば、USBデバイス等)についても同様に、ハードウェアを一意に識別する情報(例えば、USBデバイスのシリアル番号等)で管理しても構わない。
実施例1及び実施例2のホーム機器情報提供システム1を構成している各装置は、CPU等の演算処理装置やメモリ等の記憶装置を備えたコンピュータにより構成可能なものであり、各機能処理はプログラムによって実行される。また、このようなプログラムは記憶装置に記憶されており、記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。さらに、両実施例で生成された論理アドレステーブル及びハードウェアテーブル、収集・整理・変換・マージ・集約された通信プロトコル情報は読出可能な記憶手段に一時的に記憶されるものとする。
1…ホーム機器情報提供システム
101…ホーム機器
102…宅内の通信ネットワーク
103…ホームゲートウェイ(ホーム機器情報収集装置)
104…宅外の通信ネットワーク
105…センタサーバ
106…サービス事業者サーバ
201…外部通信部
202…ホーム機器情報収集部
203…機器名推定部
204…処理部
301…処理部
302…通信プロトコル情報マージ部
303…プロトコルバンドル群
S1〜S13…ステップ

Claims (12)

  1. 所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、
    変換された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付けて、MACアドレス単位に集約された通信プロトコル情報を生成する生成手段と、
    生成された前記通信プロトコル情報を、通信プロトコル情報に含まれる情報に基づいてホーム機器の機器名を推定するセンタサーバに送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするホーム機器情報収集装置。
  2. 前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得する取得手段と、
    前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第3記憶手段に記憶する管理手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項に記載のホーム機器情報収集装置。
  3. 前記生成手段は、
    前記接続切断履歴情報を前記第3記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成することを特徴とする請求項に記載のホーム機器情報収集装置。
  4. 前記収集手段は、
    前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、当該アドレス情報に変化があった場合のみ、前記所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から前記ホーム機器情報を取得することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のホーム機器情報収集装置。
  5. 宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から定期的に収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を繰り返し取得する取得手段と、
    前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第1記憶手段に記憶する管理手段と、
    現在収集した前記アドレス情報が過去に収集したアドレス情報と異なる場合のみ、所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第2記憶手段に記憶する収集手段と、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第3記憶手段に記憶する変換手段と、
    変換された前記通信プロトコル情報を前記第3記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付け、更に、前記接続切断履歴情報を前記第1記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とするホーム機器情報収集装置。
  6. 前記所定の通信プロトコルは、
    少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のホーム機器情報収集装置。
  7. 所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、
    前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を取得する取得手段と、
    前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第3記憶手段に記憶する管理手段と、
    を有することを特徴とするホーム機器情報収集装置。
  8. 所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、を有し、
    前記収集手段は、
    前記ホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から収集して、当該アドレス情報に変化があった場合のみ、前記所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から前記ホーム機器情報を取得することを特徴とするホーム機器情報収集装置。
  9. 所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶する収集手段と、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶する変換手段と、を有し、
    前記所定の通信プロトコルは、
    少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とするホーム機器情報収集装置。
  10. 所定の通信プロトコルを用いて宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第1記憶手段に記憶するステップと、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第1記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第2記憶手段に記憶するステップと、
    変換された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付けて、MACアドレス単位に集約された通信プロトコル情報を生成するステップと、
    生成された前記通信プロトコル情報を、通信プロトコル情報に含まれる情報に基づいてホーム機器の機器名を推定するセンタサーバに送信するステップと、
    を有することを特徴とするホーム機器情報収集方法。
  11. 宅内の通信ネットワークに接続されたホーム機器のアドレスを管理するアドレス情報を自機の記憶手段から定期的に収集して、前記ホーム機器のMACアドレスが当該アドレス情報に追記された時刻及び削除された時刻を繰り返し取得するステップと、
    前記追記された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークに接続された接続時刻とし、前記削除された時刻を前記ホーム機器が前記通信ネットワークから切断された切断時刻とした接続切断履歴情報をMACアドレス単位に第1記憶手段に記憶するステップと、
    現在収集した前記アドレス情報が過去に収集したアドレス情報と異なる場合のみ、所定の通信プロトコルを用いて前記ホーム機器から当該ホーム機器で保持するホーム機器情報を取得し、取得した前記ホーム機器情報を通信プロトコル情報として収集し、第2記憶手段に記憶するステップと、
    収集された前記通信プロトコル情報を前記第2記憶手段から読み出して、当該通信プロトコル情報から前記ホーム機器を一意に識別可能な情報をユニークキーとして抽出し、前記通信プロトコル情報を構成している情報の構造を前記ユニークキーをキーとする形式に変換し、ユニークキー単位に変換された前記通信プロトコル情報を第3記憶手段に記憶するステップと、
    変換された前記通信プロトコル情報を前記第3記憶手段から読み出して、当該変換された通信プロトコル情報を前記ホーム機器のMACアドレスに対応付け、更に、前記接続切断履歴情報を前記第1記憶手段から読み出して、MACアドレス単位に集約された前記通信プロトコル情報と当該接続切断履歴情報とを含めた通信プロトコル情報を生成するステップと、
    を有することを特徴とするホーム機器情報収集方法。
  12. 前記所定の通信プロトコルは、
    少なくとも、ARP、NDP、DHCP、NetBIOS、UPnP、WSD、前記ホーム機器で独自に使用される通信プロトコルのうちいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項10又は11に記載のホーム機器情報収集方法。
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