JP2004240703A - 地域施設情報収集・管理・提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】地域の施設情報について、不特定多数から提供可能な部分あるいは全ての情報を収集し、各不特定多数から収集した部分情報を統合管理し、不特定多数の個人に対して個人の必要な部分あるいは全ての情報を提供すること。
【解決手段】生産者が施設を指定することにより、施設候補を検索し、項目情報を生産者端末へ送信する。生産者は、施設に対し、個人の利用形態あるいは個性に応じて一部あるいは全ての情報を入力する。また、収集した情報は、重複する施設が生じないよう統合管理する。また、利用者が施設を指定することにより、施設を検索し、施設に関する情報を提供する。提供されたデータのについては、利用者端末が有する個人の利用形態あるいは個性に応じて一部あるいは全ての情報を出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】生産者が施設を指定することにより、施設候補を検索し、項目情報を生産者端末へ送信する。生産者は、施設に対し、個人の利用形態あるいは個性に応じて一部あるいは全ての情報を入力する。また、収集した情報は、重複する施設が生じないよう統合管理する。また、利用者が施設を指定することにより、施設を検索し、施設に関する情報を提供する。提供されたデータのについては、利用者端末が有する個人の利用形態あるいは個性に応じて一部あるいは全ての情報を出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地域に設置された施設に関する情報を収集、管理、提供するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地域に設置された施設に関する情報は、様々な形態で公開されている。例えば、特開2002−163267号公報(特許文献1)には、携帯電話等の移動体の位置を検出する手段を備えて、現在位置を地図で表示するとともに、近隣の店舗情報を照会するシステムが示される。また、特開2002−63472号公報(特許文献2)には、インターネットに接続した利用者のクライアント端末へ、組織のサーバであるwwwサーバから特定地域に密着した情報を提供するシステムが示される。
【0003】
上記の施設に関する情報の収集、管理、提供には、基本的に1人の人、あるいは1つの組織において統一的に情報を扱っているものであい、情報量や情報の詳細さに限界がある。これを解決するために、不特定多数の人々から、情報を収集することが考えられるが、この場合以下の課題がある。
【0004】
まず、情報の収集においては、ある特定の施設において、入力者の利用形態や個性により、全てのデータ項目を提供できないことがある。また、情報入力の動機を促すことが必要となる。
【0005】
情報の管理においては、同一の施設において、異なる情報が重複する際の管理方式が必要である。また施設情報に関しては、情報に季節性や期間限定性がある場合、期間を過ぎた情報は不要である。さらに情報の信用度が不明である。
【0006】
情報の提示においては、同一施設の情報においても、利用者の利用形態や個性に応じた情報のみが必要であり、また、個人情報が他者や他システムへ渡らないことが望ましい。
【0007】
さらに、電子乗車券を有する携帯端末が普及すると行き先の地域、時間情報に即した情報の収集、提供を効率的に行うことが期待される。
【0008】
【非特許文献1】特開2002−163267号公報
【非特許文献2】特開2002−63472号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、情報の一部しか提供できない人からも情報を収集することができる情報提供システムを構築することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、情報入力の動機を促し情報入力を促進するととができる状況提供システムを構築することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、さまざまな提供者から提供された重複した情報を統合管理することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、期限を過ぎたデータを自然淘汰することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、信頼性の高い情報を利用者に提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、利用者の利用形態や個性に適した情報を提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、情報提供者や利用者の個人情報を、他者や他システムへ渡さずに、サービスを実施することにある。
【0016】
本発明の他の目的は、電子乗車券を有する携帯端末で、行き先の地域、時間情報に見合った情報の収集、提供を効率的に行うことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、個人情報を有する不特定多数の生産者端末に、施設を指定する手段と、前記生産者端末から施設指定を受信し、該当施設と必要とするデータ項目の特定を行う手段と、前記生産者端末において、前記特定した施設の一部あるいは全てのデータ項目の内容を前記生産者端末の個人情報に基づいて入力する手段と、前記入力した施設のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記記憶したデータから同一の施設に対する重複したデータを1つに統合する情報管理手段と、個人情報を有する不特定多数の利用者端末において、情報を問い合わせる施設を指定する手段と、前記利用者端末から施設指定を受け、前記情報管理手段において管理した情報から該当施設の特定を行う手段と、前記該当施設の全てのあるいは一部のデータを前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末において、前記利用者端末の個人情報に基づいて、前記送信したデータの一部あるいは全てのデータ項目を出力する手段とを持たせた。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態の地域施設情報収集・管理・提供システムは、不特定多数の人が、特定の施設や設備について、限られた利用形態や個性に応じて、全てのあるいは一部の情報を入力し、他の不特定多数の人が個人の利用形態や欲しい情報に応じて施設に関する情報を参照することのできるシステムである。
【0019】
本発明の実施の形態について図1から12と数1から3を用いて説明する。まず「図1」を用いて本システムの全体構成を説明する。利用者端末110は、情報の問合せ111を情報提供サーバ130に対して行い、情報提供サーバ130から受け取ったデータを利用者個人情報112に基づき利用者に適した形で出力113する。この際、ポイント115を消費する。情報の問合せ111には、電子乗車券114を用いてもよい。
【0020】
情報提供サーバ130は、利用者端末110の問合せに応じ、必要なデータを提供施設データ136から検索131し、利用者端末110に提供132する。また、定期的にあるいは適当な期間をおいて、情報管理サーバ150により管理されている管理施設データ151から、提供施設データ136に必要なデータを収集133する。
【0021】
生産者端末120は、入力する施設を指定121し、情報収集サーバ142から受信した施設に関する項目について、対象施設データ124を使用して、生産者個人情報123を参照しながら入力122して、情報収集サーバ140に送信する。この際、ポイント125を加算する。施設の指定には、電子乗車券124のデータを用いてもよい。
【0022】
情報収集サーバ140は、生産者端末120から受け取った位置情報から、どの施設を示すのかを収集施設データ145から検索142し、データの項目を生産者端末120に送信143する。生産者端末120から得られたデータは、情報格納手段144によって収集施設データ145に格納する。
【0023】
情報管理サーバ150は、管理施設データ151を管理する。定期的あるいは適当な期間をおいて、情報収集サーバ140から収集施設データの全てあるいは一部を読み込み、追加施設データ155とし、管理施設データ151との重複データ152を情報管理手段159により統合する。
【0024】
次に、本発明の実施の形態を実現する機器構成について説明する。本実施の形態の地域施設情報収集・管理・提供システムは、
・利用者がある地域に設置された施設についての情報を得るときの問い合わせおよび、情報の受信、出力に利用する利用者端末110と、
・利用者端末110からの問い合わせを受け付け、関係する情報を検索し、利用者に提供する情報提供サーバ130と、
・情報提供者が、地域に設置された施設についてのデータを入力する生産者端末120と、
・生産者端末120からデータを収集する情報収集サーバ140と、
・情報収集サーバ140で収集したデータを統合管理する情報管理サーバ150を、通信ネットワーク161、162、163、164で接続したものである。
【0025】
ここで、利用者端末110、生産者端末120は複数の人が利用するものとして、複数の物を想定している。また、情報提供サーバ130、情報収集サーバ140、情報管理サーバ150は、1つの事業体において運営してもよいし、それぞれ別の事業体が運営し、それぞれ別のコンピュータを用いてもよい。この場合、情報提供サーバ130、情報収集サーバ140および情報管理サーバ150は、インターネットなどのオープンなネットワークにおいて接続される形で、それぞれ単数あるいは複数存在することを想定する。さらに、利用者端末、生産者端末は、同一のユーザにより共通の物を用いてもよい。
(1)利用者端末110の装置構成、
利用者端末110の装置構成は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
入力装置は、キーボードやポインティングデバイス(ペン)等の利用者が情報を入力するための機器である。音声入力を想定して、マイクでもよい。
【0026】
出力装置は、情報サーバ130から受信した情報を可視的に表示あるいは、音声などで出力する装置である。例えばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プリンタ装置、マイクなどを用いることができる。
【0027】
記憶装置は、計算機で実行されるプログラムや個人情報112あるいは電子乗車券114などのデータファイルを格納する装置であり、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなどを利用できる。
【0028】
通信ケーブルは、電話回線のように情報を伝達するためのもので、大量のデータを高速に通信できるようなものが望ましい。無線通信回線を用いて通信ネットワーク163との間でデータを送受信するような構成をとる場合、通信ケーブルに加えて無線通信回線インタフェースが設けられる。
【0029】
利用者端末110は、利用者が手軽に持ち歩き、情報を知りたい施設の付近で利用することを想定し、軽量で無線インタフェースの付属したパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話などを想定している。
【0030】
さらに、情報を知りたい施設を問い合わせる場合、施設の情報あるいは位置情報を知る手段としてGPSやタグリーダなどの位置情報取得装置があるとよい。
【0031】
(2)生産者端末120の装置構成
生産者端末120は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えたパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0032】
(3)サービスサーバ130の装置構成
サービスサーバ130は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の情報管理サーバ150、利用者端末110に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0033】
(4)情報収集サーバ140の装置構成
情報収集サーバ140は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを説接したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の生産者端末120や情報管理サーバ150に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0034】
(5)情報管理サーバ150の装置構成
情報収集サーバ150は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の情報収集サーバ140や情報提供サーバ130に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0035】
(6)通信ネットワーク161、162、163、164の装置構成
通信ネットワーク161、162、163、164は、インターネットに代表されるオープンなネットワークや、LAN、パソコン通信などの専用回線、電話回線、その他任意の有線、または無線を使ったネットワークを利用することができる。
【0036】
なお、利用者端末110および生産者端末120および情報提供サーバ130および情報収集サーバ140および情報管理サーバ150で実行される処理は、コンピュータのプログラムによって実行可能であり、これらプログラムはフロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、ハードディスクなどの記憶媒体に格納可能であり、また、ネットワークを介して配布可能である。
【0037】
また、情報提供サーバ130と、情報収集サーバ140と情報管理サーバ150は通信ネットワーク161、164を介さず、1つの装置で構成してもよい。
【0038】
まず、本実施の形態で利用するデータの詳細について述べる。図1で、情報提供サーバ130の提供施設データ136、情報収集サーバ140の収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155は、基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブルからなる。
【0039】
図2は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における基本情報テーブルのデータ構成である。基本情報テーブルは、データを識別するデータID201、各データ名称202、位置(最寄駅、経度、緯度、高さ)203、各施設の大まかな大きさを示す大きさ204、利用可能時期205、利用可能時間帯206のデータ項目を有する。
【0040】
図3は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における施設データテーブルのデータ構成である。施設データテーブルは、データを識別するデータID301、施設の種類を示す種別番号302および施設詳細データ303のデータ項目を有する。
【0041】
図4は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における基本情報テーブルが有する施設データのデータ型を参照できるデータ型参照テーブルである。データ型参照テーブルは、種別番号401、種別402、データ型403、データ型定義404のデータ項目を有する。
【0042】
図5は利用者個人情報112の一部である利用度数テーブル例である。種別番号501、データ型名称502、項目503、参照度数504からなる。利用者個人情報112は、他に、性別、年齢、使用言語、職業、ハンディキャップなどの項目からなる個人基本情報テーブルを有する。
【0043】
以下、利用者端末110の情報問合せ111と情報出力133および情報提供サーバ130における施設検索131とデータ提供132を中心に利用者が情報の提供を受ける際の処理内容を図6のフローにしたがって説明する。車椅子を日常的に利用している利用者が、地域の特定地点で特定の情報(近くに利用できるトイレ)を知りたい場面を想定する。
【0044】
まず、利用者は、利用者端末110を操作し、位置情報を取得する(ステップ601)。位置情報は、利用者端末110に地図が表示され、この地図をポインティングデバイスによって示すことによって得る仕組みでもよいし、利用者端末110に組みこまれた位置情報取得装置により、取得してもよい。ここで、位置情報は、(経度、緯度、高度)とする。
【0045】
次に、利用者端末110は、利用者の指示に基づき、情報提供サーバ130へ位置情報を送信(ステップ602)する。
情報提供サーバ130は、位置情報を受信する(ステップ621)と、提供施設データ136の基本情報テーブル(図2)から、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ622)する。
【0046】
該当施設検索処理(ステップ622)では、基本情報テーブルの各データの位置203、大きさ204を読み取り、各施設の存在範囲内に受信した位置データがあるか否かにより判定する。
【0047】
例えば、受信した位置データの経度、緯度、高さを(λ,φ,h)で示し、基本情報テーブルにおけるデータIDがnである施設の位置データを(λn,φn,hn)、大きさを(λ’n,φ’n,h’n)としたとき、(数1)(数2)(数3)の全てを満たす施設を検索する。
【0048】
【数1】
【0049】
【数2】
【0050】
【数3】
【0051】
該当するデータが存在しない場合は、大きさ204を適当な割合で増加させ、再度検索する。検索結果が複数存在した場合、情報提供サーバ130は該当施設のデータID201と名称202を利用者端末110へ送信する(ステップ623)。利用者は、利用者端末110が受信、出力(ステップ603)した該当施設の名称を確認し、情報を得たい施設を選択すると、利用者端末110は利用者が選択した施設のデータID201を送信(ステップ604)する。これにより、情報提供サーバ130では、提供すべき施設を1つに絞ることができ、該当施設検索(ステップ622)において検索結果が1つの場合と同様に該当施設情報送信処理(ステップ624)を行う。
【0052】
該当施設情報送信処理(ステップ624)では、一意に決定されたデータID201(301)を図3の施設データテーブルから参照して、施設詳細データ303を読み取り、種別番号302と施設詳細データ303を、また、種別番号302から、図4のデータ型参照テーブル139を参照して、データ型403およびデータ型の定義404を利用者端末110に送信する。
【0053】
該当施設情報送信処理(ステップ624)において利用者端末110に送信するデータ例を図7に示す。図7の例では、利用者に最寄の特定のトイレ情報を送信するが、ここでは、施設詳細データ301の全てを利用者端末110へ送信する。利用者が男であるか女であるか、あるいは多目的トイレが必要であるかという判断は、情報提供サーバ130自体は行わない。また、判断材料を情報提供サーバ130が得ることはない。
【0054】
利用者端末110は、該当施設情報を受信(ステップ606)すると、利用者個人情報112の利用度数テーブル図5に基づいてフィルタリング(ステップ607)を行う。
例えば利用者個人情報の利用テーブル内容が図5に示す内容である場合、多目的トイレの参照度数が多いことから、対象トイレ情報のうち多目的トイレの情報のみを利用者端末110に表示する(ステップ608)。表示イメージを図8に示す。このとき、情報の参照を行ったということで、利用者端末のポイントデータ115から、ポイントの消費(ステップ609)を行っても良い。
【0055】
利用者は表示された個人向け情報を確認しながら、表示画面においてさらに、別の情報(例えば男性向けトイレ)なども選択することができる。この場合、男性トイレを選択したという記録は、図5に示す利用度数テーブルにおいて種別毎の参照度数504に反映させ、以後の個人向け情報フィルタリング(ステップ607)に利用する。
【0056】
該当施設検索(ステップ622)において該当する施設が検索できなかった場合には、情報提供サーバ130は、該当施設がなかった旨を利用者端末110に送信(ステップ626)し、利用者端末110は、一連の処理を終了する。
【0057】
次に、情報提供サーバ130におけるデータ収集133手段について説明する。情報管理サーバ150の情報管理手段159において管理・作成された管理施設データ151から、情報提供サーバ130は、データ収集手段133において、情報提供サーバ130がサービス対象とする施設に関するデータのみを種別番号302から検索し、受信する。
【0058】
次に、生産者端末120の情報入力122と、情報収集サーバ140の情報格納処理144を中心に生産者から情報の提供を受ける際の処理内容を図9のフローにしたがって説明する。
【0059】
まず、ステップ901において、生産者端末120は、情報を入力する施設の位置情報を得て、情報収集サーバ140に送信する。位置情報を得る手段は、生産者端末110がPDAや携帯端末などであり、生産者が施設を利用した際にその施設の情報を入力する場合であれば、生産者端末に付属しているGPS、あるいは、携帯電話やPDAに電子乗車券を有する場合は改札機を通過した際、改札機の設置駅/位置を取得するしくみを利用してもよい。また、自宅のパソコンで情報を入力することを想定する場合は、パソコン上に地図を表示し、生産者がポインティングすることにより位置を示してもよい。ここでは、位置情報は、(経度、緯度、高度)とする。
【0060】
情報収集サーバ140は、位置情報を受信921すると、収集施設データ145の基本情報テーブルから、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ922)。基本情報テーブルのデータ構成は図2に示すとおりである。
【0061】
該当施設検索処理(ステップ922)では基本情報テーブルの各データの位置203、大きさ204を読み取り、各施設の存在範囲内に受信した位置データがあるか否かを判定する。例えば、受信した位置データの経度、緯度、高さを(λ、φ、h)で示し、基本情報テーブルにおけるデータIDnの位置データを(λn,φn,hn)、大きさを(λ’n,φ’n,h’n)としたとき、(数1)(数2)(数3)の全てを満たすデータを検索する。
【0062】
該当するデータが存在しない場合は、大きさ204を適当な割合で増加させ、再度検索する。ここで、検索結果は単数でも、複数でも、あるいはゼロでもよい。
【0063】
次に、種別/施設情報送信処理(ステップ923)では、検索結果のデータID201から、図3に示した施設データテーブルから種別番号302を参照し、さらにその種別番号から図4に示したデータ型参照テーブルの種別402、データ型403、データ型定義404を参照し、検索した全ての施設について参照した種別番号302と種別402とデータ型403とデータ型定義404を生産者端末120へ送信する。
【0064】
施設情報を受信(ステップ903)した、生産者端末120では、施設情報が複数あれば、データ入力を行う生産者へ例えばディスプレイによって複数の該当施設を提示する。生産者は、提示された施設に、情報入力対象の施設があれば、例えば画面上で選択指定し対象施設を1つに決定する。情報入力対象の施設がなければ、「なし」の旨を入力する。(ステップ905)。
【0065】
施設/項目情報受信処理(ステップ903)において施設情報がない場合、あるいは、絞込み処理(ステップ905)において、生産者が対象施設なしと入力を行った場合は、種別選択画面を提示して、生産者に対して対象施設の選択を行わせる(ステップ904)。生産者に提示する種別選択画面には、例えば、図4に示したデータ型参照テーブルの種別402の項目の全て、あるいは一部を提示してもよい。
【0066】
ステップ906のフィルタリング処理では、生産者が情報を入力するために、生産者向けの入力画面を、生産者個人情報123を用いて作成し、生産者に適した項目のみ提示する。まず、情報収集サーバから送信された種別/項目情報から、生産者の指定した施設あるいは種別の対象物データ124を作成する。対象施設データ例を図10に示す。
【0067】
対象施設データ124は種別毎に異なるが、例えば図10のレストラン情報の場合、データID1001、名称1002、位置(経度1003、緯度1004、高さ1005)、識別番号1006、種別1007、データ型1008、データ型定義1009、施設詳細データ1010からなる。また、データ型定義1009は、場所1011、位置1012、電話1013、定休日1014、駐車場1015、座席数1016などの項目の定義を有し、施設詳細データ1010の初期値はNULLである。
【0068】
次に、対象物施設データ124の施設詳細データから、図5の生産者個人情報123の参照度数を用いて、参照度数がある値以上のものだけを、例えば出力装置に出力する。
【0069】
ステップ907では、生産者、あるいは生産者端末に付属した各種機器が生産者端末120によって施設情報の入力を行う。図10の例では、位置などはGPSから位置情報を取り入れ入力する。また、電話1013や定休日1014などは、生産者が入力装置により入力する。
【0070】
生産者が入力する項目は、ステップ906において出力装置に出力された項目の全てでなくてもよい。入力する時点で入力できるものだけを入力してもよい。この場合、入力した項目のみ、参照度数504に反映させる。参照度数への反映は例えば参照度数を1だけ加算するという方法でもよい(ステップ910)。
【0071】
ステップ908ではステップ907において入力した情報を情報収集サーバ140へ送信し、ステップ924で、情報収集サーバ140は、収集施設データ145に格納する。ステップ908では、情報を入力した個人のIDあるいは、個人を特定できるデータを同時に送信してもよい。
【0072】
また、情報収集サーバ140へ情報を送信する際、ポイントを加算(ステップ909)してもよい。
【0073】
次に、情報収集サーバ140において収集した収集施設データ145を情報管理サーバ150にて統合管理する処理について、図11のフローを用いて説明する。
【0074】
まず、情報管理サーバ150は、一定の期間、あるいは適当な期間毎に、情報収集サーバ140の収集施設データ145を読み込み、追加施設データ155に格納する(ステップ1101)。このとき、情報管理サーバ150が管理対象とする施設に関するデータだけを読み込む方式をとってもよい。あるいは、異なる収集施設データを有する複数の情報収集サーバ140からデータを読み込んでもよい。情報管理サーバ150が管理対象とするデータとは、例えばレストラン情報だけであるとか、駅構内のトイレ情報だけであるということで、種別番号302によって判定できるものであるとする。
【0075】
ステップ1102では、追加施設データ155の基本情報テーブルの各データを、管理施設データ151の基本情報テーブルの各データと比較し、名称201、位置203、大きさ204から同一の施設であるか否かを判定する。
【0076】
同一の施設が基本情報テーブルに存在した場合、同一施設のデータだけまとめて別途同一施設データに保存しておく。同一施設データの例を図12に示す。同一施設データは、データID1201、データ数1202、各データ1203、各データの入力日時1204、データ信用性1205、基本情報テーブル1206、施設データテーブル1207、データ型参照テーブル1208のデータ項目を有する。入力日時1204は生産者端末120からデータを受け取った日時、データ信用性は、ステップ908において、生産者端末120から情報を入力した個人のIDあるいは、個人を特定できるデータを同時に送信し、収集施設データ145に格納144した場合、情報を入力した生産者のIDにより個別につけられた信頼度を示す数字である。基本情報1206は、図2に示すデータ項目からなる。施設データ1207は、図3に示すデータ項目からなる。データ型参照テーブル1208は、図4に示すデータ項目からなる。
【0077】
図11のフローに戻り、同一の施設が基本情報テーブル152に存在しなければ、判定対象の施設データを管理施設データの各テーブル(基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブル)に追加し、全てのデータを判定すると終了する。
情報管理サーバ150の情報管理手段159は、図12の形式の同一施設データを、一定期間、あるいは適当な期間をおいて、統合化する。統合化は、各データの平均値、あるいは、各データの信用性1202から最も有効なデータを採用し、管理施設データ151を書き換える。
【0078】
また、情報管理サーバ150の情報管理手段159は、一定期間、あるいは適当な期間をおいて、管理施設データ151における基本情報テーブルの利用可能時期205と現在の日時を比較し、利用可能時期205が過去である場合、基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブルの該当施設に関するデータを消去して、データが増大することを抑制してもよい。
【0079】
本実施の形態により、地域の施設情報について、不特定多数から部分情報を収集し、施設情報が必要な不特定多数に必要な部分情報を提供することができる。
【0080】
続いて第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、利用者端末110および生産者端末120に電子乗車券が格納されていることを想定し、電子乗車券のデータを用いた情報収集、提供サービスである。
【0081】
利用者端末110および生産者端末120に格納された電子乗車券には、列車の予約データを有する。列車予約データの例を「図13」に示す。列車の予約データには、列車の予約年月日1301、乗車車両名称1302、乗車区間1303、座席1304の項目を有し、複数の列車を予約できるようになっている。
【0082】
第2の実施の形態では、第1の実施の形態において、利用者端末110における情報問合せ、情報出力113、また生産者端末120における施設指定手段121、で乗車券データを利用する。
【0083】
以下、第2の実施の形態にとして、利用者端末110の情報問合せ111と情報出力133および情報提供サーバ130における施設検索131とデータ提供132を中心に利用者が情報の提供を受ける際の処理内容を図14のフローにしたがって説明する。
【0084】
まず、電子乗車券を保有する生産者端末を所有する利用者が、旅行の滞在先で特定の情報(経路上で自分が利用できるトイレ)を知りたい場面を想定する。
【0085】
まず、利用者の操作により、利用者端末110は、列車予約データから、時間別滞在場所を算出する(ステップ1401)。時間別滞在場所は、最寄駅としてもよいし、経度緯度で表現してもよい。最寄駅とした場合、例えば列車予約データが図13に示すデータを有するならば、時間別滞在場所は、2003年3月30日10:00以前はC駅、10:00〜12:32は車中、2003年3月30日10:00から2003年4月2日15:33まではZ駅、2003年4月2日15:33〜18:05は車中、18:05以降はF駅である。
【0086】
次に、利用者端末110は、利用者の指示に基づき、情報提供サーバ130へ時間別滞在場所情報を送信(ステップ1402)する。
【0087】
情報提供サーバ130は、時間別滞在場所情報を受信する(ステップ1421)と、提供施設データ136の基本情報テーブル(図2)から、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ1421)する。
【0088】
該当施設検索処理(ステップ1242)では、基本情報テーブルの各データの位置203から最寄駅を読み取り、最寄駅が時間別滞在場所にあるか否かにより判定する。
【0089】
また、基本情報テーブルの各データの利用可能時期205、利用可能時間帯206を読み取り、時間別滞在場所に属しているか否かにより判定する。
【0090】
該当するデータが存在しない場合は、最寄駅を1ないし2駅広げ、再度検索する。
検索結果が複数存在した場合、情報提供サーバ130は該当施設のデータID201と名称202を利用者端末110へ送信する(ステップ1423)。
【0091】
利用者は、利用者端末110が受信、出力(ステップ1403)した該当施設の名称を確認し、情報を必要とする施設を選択すると、利用者端末110は利用者が選択した施設のデータID201を送信(ステップ1404)する。
【0092】
この後のデータ提供処理132は第1の実施の形態と同じであるので省略するが、フィルタリング処理607において、データ型参照テーブルのデータ型定義404に、時間や時期をあらわすデータ型が存在する場合、必ず出力することにしてもよい。
【0093】
また、生産者端末120の施設指定121と情報収集サーバ140の施設候補検索においても、電子乗車券を利用してもよい。
【0094】
図9における位置情報送信(ステップ901)において、ステップ1401の時間帯別滞在場所情報送信処理と同様に時間帯別滞在場所情報を送信し、該当施設検索処理922では、ステップ1421の該当施設検索処理(ステップ622)と同じ方式を用いることにより実現できる。
【0095】
第2の実施の形態により、旅先でのイベントや観光名所など、時間や場所が限定される施設の情報も、個人の旅行予定に合わせて提供あるいは生産することができる。
【0096】
【発明の効果】
本発明によれば、地域の施設情報について、不特定多数から提供可能な部分あるいは全ての情報を収集し、各不特定多数から収集した部分情報を統合管理し、不特定多数の個人に対して個人の必要な部分あるいは全ての情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成図である。
【図2】情報提供サーバ130における提供施設データ136の基本情報テーブル137のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145の基本情報テーブル146のデータ構成、および情報管理サーバ150における管理施設データ151の基本情報テーブル152のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155の基本情報テーブル156のデータ構成を示す図。
【図3】情報提供サーバ130における提供施設データ136の施設データテーブル138のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145の施設データテーブル147のデータ構成および情報管理サーバ150における管理施設データ151の施設データ情報テーブル153のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155の施設情報テーブル157のデータ構成を示す図。
【図4】情報提供サーバ130における提供施設データ136のデータ型参照テーブル139のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145のデータ型参照テーブル148のデータ構成、および情報管理サーバ150における管理施設データ151のデータ型参照テーブル154のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155のデータ型参照テーブル158のデータ構成を示す図。
【図5】利用者端末110における利用者個人情報112のデータ構成および生産者端末120における生産者個人情報123のデータ構成を示す図。
【図6】利用者端末110と情報提供サーバ130における情報問い合わせ111、情報出力113、施設検索131、データ提供132を中心とした処理の流れを示す図。
【図7】該当施設情報送信処理(ステップ624)において利用者端末110に送信するデータ例を示す図。
【図8】利用者端末110に表示する個人向け情報の表示イメージを示す図。
【図9】生産者端末120と情報収集サーバ140における施設指定121、情報入力122、施設情報検索142、項目情報送信143、情報格納144を中心とした処理の流れを示す図。
【図10】生産者端末120における対象物施設データ124のデータ構成を示す図。
【図11】情報管理サーバ150における情報管理手段151の処理フローを示す図。
【図12】情報管理サーバ150における情報管理手段で用いる同一施設データのデータ例を示す図。
【図13】利用者端末110および生産者端末120に格納された電子乗車券が有する列車予約データの例を示す図。
【図14】第2の実施例において利用者端末と情報提供サーバ130における情報問合せ111、情報出力113、施設検索131、データ提供132を中心とした処理の流れを示す図。
【符合の説明】
110…利用者端末、111…情報問い合わせ手段、112…利用者個人情報、113…情報出力手段、114…電子乗車券データ、120…生産者端末、121…施設指定、122…情報入力、123…生産者個人情報、124…電子乗車券データ、130…情報提供サーバ、131…施設検索手段、132…データ提供手段、133…データ収集手段、136…提供施設データ、140…情報収集サーバ、142…施設情報検索手段、143…項目情報送信手段、144…情報格納手段、145…収集施設データ、150…情報管理サーバ、151…管理施設データ、155…追加施設データ、159…情報管理手段、160…データ読み込み手段、161,162,163,164…通信ネットワーク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、地域に設置された施設に関する情報を収集、管理、提供するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地域に設置された施設に関する情報は、様々な形態で公開されている。例えば、特開2002−163267号公報(特許文献1)には、携帯電話等の移動体の位置を検出する手段を備えて、現在位置を地図で表示するとともに、近隣の店舗情報を照会するシステムが示される。また、特開2002−63472号公報(特許文献2)には、インターネットに接続した利用者のクライアント端末へ、組織のサーバであるwwwサーバから特定地域に密着した情報を提供するシステムが示される。
【0003】
上記の施設に関する情報の収集、管理、提供には、基本的に1人の人、あるいは1つの組織において統一的に情報を扱っているものであい、情報量や情報の詳細さに限界がある。これを解決するために、不特定多数の人々から、情報を収集することが考えられるが、この場合以下の課題がある。
【0004】
まず、情報の収集においては、ある特定の施設において、入力者の利用形態や個性により、全てのデータ項目を提供できないことがある。また、情報入力の動機を促すことが必要となる。
【0005】
情報の管理においては、同一の施設において、異なる情報が重複する際の管理方式が必要である。また施設情報に関しては、情報に季節性や期間限定性がある場合、期間を過ぎた情報は不要である。さらに情報の信用度が不明である。
【0006】
情報の提示においては、同一施設の情報においても、利用者の利用形態や個性に応じた情報のみが必要であり、また、個人情報が他者や他システムへ渡らないことが望ましい。
【0007】
さらに、電子乗車券を有する携帯端末が普及すると行き先の地域、時間情報に即した情報の収集、提供を効率的に行うことが期待される。
【0008】
【非特許文献1】特開2002−163267号公報
【非特許文献2】特開2002−63472号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、情報の一部しか提供できない人からも情報を収集することができる情報提供システムを構築することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、情報入力の動機を促し情報入力を促進するととができる状況提供システムを構築することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、さまざまな提供者から提供された重複した情報を統合管理することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、期限を過ぎたデータを自然淘汰することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、信頼性の高い情報を利用者に提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、利用者の利用形態や個性に適した情報を提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、情報提供者や利用者の個人情報を、他者や他システムへ渡さずに、サービスを実施することにある。
【0016】
本発明の他の目的は、電子乗車券を有する携帯端末で、行き先の地域、時間情報に見合った情報の収集、提供を効率的に行うことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、個人情報を有する不特定多数の生産者端末に、施設を指定する手段と、前記生産者端末から施設指定を受信し、該当施設と必要とするデータ項目の特定を行う手段と、前記生産者端末において、前記特定した施設の一部あるいは全てのデータ項目の内容を前記生産者端末の個人情報に基づいて入力する手段と、前記入力した施設のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記記憶したデータから同一の施設に対する重複したデータを1つに統合する情報管理手段と、個人情報を有する不特定多数の利用者端末において、情報を問い合わせる施設を指定する手段と、前記利用者端末から施設指定を受け、前記情報管理手段において管理した情報から該当施設の特定を行う手段と、前記該当施設の全てのあるいは一部のデータを前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末において、前記利用者端末の個人情報に基づいて、前記送信したデータの一部あるいは全てのデータ項目を出力する手段とを持たせた。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態の地域施設情報収集・管理・提供システムは、不特定多数の人が、特定の施設や設備について、限られた利用形態や個性に応じて、全てのあるいは一部の情報を入力し、他の不特定多数の人が個人の利用形態や欲しい情報に応じて施設に関する情報を参照することのできるシステムである。
【0019】
本発明の実施の形態について図1から12と数1から3を用いて説明する。まず「図1」を用いて本システムの全体構成を説明する。利用者端末110は、情報の問合せ111を情報提供サーバ130に対して行い、情報提供サーバ130から受け取ったデータを利用者個人情報112に基づき利用者に適した形で出力113する。この際、ポイント115を消費する。情報の問合せ111には、電子乗車券114を用いてもよい。
【0020】
情報提供サーバ130は、利用者端末110の問合せに応じ、必要なデータを提供施設データ136から検索131し、利用者端末110に提供132する。また、定期的にあるいは適当な期間をおいて、情報管理サーバ150により管理されている管理施設データ151から、提供施設データ136に必要なデータを収集133する。
【0021】
生産者端末120は、入力する施設を指定121し、情報収集サーバ142から受信した施設に関する項目について、対象施設データ124を使用して、生産者個人情報123を参照しながら入力122して、情報収集サーバ140に送信する。この際、ポイント125を加算する。施設の指定には、電子乗車券124のデータを用いてもよい。
【0022】
情報収集サーバ140は、生産者端末120から受け取った位置情報から、どの施設を示すのかを収集施設データ145から検索142し、データの項目を生産者端末120に送信143する。生産者端末120から得られたデータは、情報格納手段144によって収集施設データ145に格納する。
【0023】
情報管理サーバ150は、管理施設データ151を管理する。定期的あるいは適当な期間をおいて、情報収集サーバ140から収集施設データの全てあるいは一部を読み込み、追加施設データ155とし、管理施設データ151との重複データ152を情報管理手段159により統合する。
【0024】
次に、本発明の実施の形態を実現する機器構成について説明する。本実施の形態の地域施設情報収集・管理・提供システムは、
・利用者がある地域に設置された施設についての情報を得るときの問い合わせおよび、情報の受信、出力に利用する利用者端末110と、
・利用者端末110からの問い合わせを受け付け、関係する情報を検索し、利用者に提供する情報提供サーバ130と、
・情報提供者が、地域に設置された施設についてのデータを入力する生産者端末120と、
・生産者端末120からデータを収集する情報収集サーバ140と、
・情報収集サーバ140で収集したデータを統合管理する情報管理サーバ150を、通信ネットワーク161、162、163、164で接続したものである。
【0025】
ここで、利用者端末110、生産者端末120は複数の人が利用するものとして、複数の物を想定している。また、情報提供サーバ130、情報収集サーバ140、情報管理サーバ150は、1つの事業体において運営してもよいし、それぞれ別の事業体が運営し、それぞれ別のコンピュータを用いてもよい。この場合、情報提供サーバ130、情報収集サーバ140および情報管理サーバ150は、インターネットなどのオープンなネットワークにおいて接続される形で、それぞれ単数あるいは複数存在することを想定する。さらに、利用者端末、生産者端末は、同一のユーザにより共通の物を用いてもよい。
(1)利用者端末110の装置構成、
利用者端末110の装置構成は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
入力装置は、キーボードやポインティングデバイス(ペン)等の利用者が情報を入力するための機器である。音声入力を想定して、マイクでもよい。
【0026】
出力装置は、情報サーバ130から受信した情報を可視的に表示あるいは、音声などで出力する装置である。例えばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プリンタ装置、マイクなどを用いることができる。
【0027】
記憶装置は、計算機で実行されるプログラムや個人情報112あるいは電子乗車券114などのデータファイルを格納する装置であり、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなどを利用できる。
【0028】
通信ケーブルは、電話回線のように情報を伝達するためのもので、大量のデータを高速に通信できるようなものが望ましい。無線通信回線を用いて通信ネットワーク163との間でデータを送受信するような構成をとる場合、通信ケーブルに加えて無線通信回線インタフェースが設けられる。
【0029】
利用者端末110は、利用者が手軽に持ち歩き、情報を知りたい施設の付近で利用することを想定し、軽量で無線インタフェースの付属したパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話などを想定している。
【0030】
さらに、情報を知りたい施設を問い合わせる場合、施設の情報あるいは位置情報を知る手段としてGPSやタグリーダなどの位置情報取得装置があるとよい。
【0031】
(2)生産者端末120の装置構成
生産者端末120は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えたパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0032】
(3)サービスサーバ130の装置構成
サービスサーバ130は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の情報管理サーバ150、利用者端末110に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0033】
(4)情報収集サーバ140の装置構成
情報収集サーバ140は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを説接したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の生産者端末120や情報管理サーバ150に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0034】
(5)情報管理サーバ150の装置構成
情報収集サーバ150は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、利用者端末110と基本的に同じであるので説明は省略するが、同時に多数の情報収集サーバ140や情報提供サーバ130に対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受け付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0035】
(6)通信ネットワーク161、162、163、164の装置構成
通信ネットワーク161、162、163、164は、インターネットに代表されるオープンなネットワークや、LAN、パソコン通信などの専用回線、電話回線、その他任意の有線、または無線を使ったネットワークを利用することができる。
【0036】
なお、利用者端末110および生産者端末120および情報提供サーバ130および情報収集サーバ140および情報管理サーバ150で実行される処理は、コンピュータのプログラムによって実行可能であり、これらプログラムはフロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、ハードディスクなどの記憶媒体に格納可能であり、また、ネットワークを介して配布可能である。
【0037】
また、情報提供サーバ130と、情報収集サーバ140と情報管理サーバ150は通信ネットワーク161、164を介さず、1つの装置で構成してもよい。
【0038】
まず、本実施の形態で利用するデータの詳細について述べる。図1で、情報提供サーバ130の提供施設データ136、情報収集サーバ140の収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155は、基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブルからなる。
【0039】
図2は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における基本情報テーブルのデータ構成である。基本情報テーブルは、データを識別するデータID201、各データ名称202、位置(最寄駅、経度、緯度、高さ)203、各施設の大まかな大きさを示す大きさ204、利用可能時期205、利用可能時間帯206のデータ項目を有する。
【0040】
図3は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における施設データテーブルのデータ構成である。施設データテーブルは、データを識別するデータID301、施設の種類を示す種別番号302および施設詳細データ303のデータ項目を有する。
【0041】
図4は、提供施設データ136、収集施設データ145、管理施設データ151、追加施設データ155における基本情報テーブルが有する施設データのデータ型を参照できるデータ型参照テーブルである。データ型参照テーブルは、種別番号401、種別402、データ型403、データ型定義404のデータ項目を有する。
【0042】
図5は利用者個人情報112の一部である利用度数テーブル例である。種別番号501、データ型名称502、項目503、参照度数504からなる。利用者個人情報112は、他に、性別、年齢、使用言語、職業、ハンディキャップなどの項目からなる個人基本情報テーブルを有する。
【0043】
以下、利用者端末110の情報問合せ111と情報出力133および情報提供サーバ130における施設検索131とデータ提供132を中心に利用者が情報の提供を受ける際の処理内容を図6のフローにしたがって説明する。車椅子を日常的に利用している利用者が、地域の特定地点で特定の情報(近くに利用できるトイレ)を知りたい場面を想定する。
【0044】
まず、利用者は、利用者端末110を操作し、位置情報を取得する(ステップ601)。位置情報は、利用者端末110に地図が表示され、この地図をポインティングデバイスによって示すことによって得る仕組みでもよいし、利用者端末110に組みこまれた位置情報取得装置により、取得してもよい。ここで、位置情報は、(経度、緯度、高度)とする。
【0045】
次に、利用者端末110は、利用者の指示に基づき、情報提供サーバ130へ位置情報を送信(ステップ602)する。
情報提供サーバ130は、位置情報を受信する(ステップ621)と、提供施設データ136の基本情報テーブル(図2)から、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ622)する。
【0046】
該当施設検索処理(ステップ622)では、基本情報テーブルの各データの位置203、大きさ204を読み取り、各施設の存在範囲内に受信した位置データがあるか否かにより判定する。
【0047】
例えば、受信した位置データの経度、緯度、高さを(λ,φ,h)で示し、基本情報テーブルにおけるデータIDがnである施設の位置データを(λn,φn,hn)、大きさを(λ’n,φ’n,h’n)としたとき、(数1)(数2)(数3)の全てを満たす施設を検索する。
【0048】
【数1】
【0049】
【数2】
【0050】
【数3】
【0051】
該当するデータが存在しない場合は、大きさ204を適当な割合で増加させ、再度検索する。検索結果が複数存在した場合、情報提供サーバ130は該当施設のデータID201と名称202を利用者端末110へ送信する(ステップ623)。利用者は、利用者端末110が受信、出力(ステップ603)した該当施設の名称を確認し、情報を得たい施設を選択すると、利用者端末110は利用者が選択した施設のデータID201を送信(ステップ604)する。これにより、情報提供サーバ130では、提供すべき施設を1つに絞ることができ、該当施設検索(ステップ622)において検索結果が1つの場合と同様に該当施設情報送信処理(ステップ624)を行う。
【0052】
該当施設情報送信処理(ステップ624)では、一意に決定されたデータID201(301)を図3の施設データテーブルから参照して、施設詳細データ303を読み取り、種別番号302と施設詳細データ303を、また、種別番号302から、図4のデータ型参照テーブル139を参照して、データ型403およびデータ型の定義404を利用者端末110に送信する。
【0053】
該当施設情報送信処理(ステップ624)において利用者端末110に送信するデータ例を図7に示す。図7の例では、利用者に最寄の特定のトイレ情報を送信するが、ここでは、施設詳細データ301の全てを利用者端末110へ送信する。利用者が男であるか女であるか、あるいは多目的トイレが必要であるかという判断は、情報提供サーバ130自体は行わない。また、判断材料を情報提供サーバ130が得ることはない。
【0054】
利用者端末110は、該当施設情報を受信(ステップ606)すると、利用者個人情報112の利用度数テーブル図5に基づいてフィルタリング(ステップ607)を行う。
例えば利用者個人情報の利用テーブル内容が図5に示す内容である場合、多目的トイレの参照度数が多いことから、対象トイレ情報のうち多目的トイレの情報のみを利用者端末110に表示する(ステップ608)。表示イメージを図8に示す。このとき、情報の参照を行ったということで、利用者端末のポイントデータ115から、ポイントの消費(ステップ609)を行っても良い。
【0055】
利用者は表示された個人向け情報を確認しながら、表示画面においてさらに、別の情報(例えば男性向けトイレ)なども選択することができる。この場合、男性トイレを選択したという記録は、図5に示す利用度数テーブルにおいて種別毎の参照度数504に反映させ、以後の個人向け情報フィルタリング(ステップ607)に利用する。
【0056】
該当施設検索(ステップ622)において該当する施設が検索できなかった場合には、情報提供サーバ130は、該当施設がなかった旨を利用者端末110に送信(ステップ626)し、利用者端末110は、一連の処理を終了する。
【0057】
次に、情報提供サーバ130におけるデータ収集133手段について説明する。情報管理サーバ150の情報管理手段159において管理・作成された管理施設データ151から、情報提供サーバ130は、データ収集手段133において、情報提供サーバ130がサービス対象とする施設に関するデータのみを種別番号302から検索し、受信する。
【0058】
次に、生産者端末120の情報入力122と、情報収集サーバ140の情報格納処理144を中心に生産者から情報の提供を受ける際の処理内容を図9のフローにしたがって説明する。
【0059】
まず、ステップ901において、生産者端末120は、情報を入力する施設の位置情報を得て、情報収集サーバ140に送信する。位置情報を得る手段は、生産者端末110がPDAや携帯端末などであり、生産者が施設を利用した際にその施設の情報を入力する場合であれば、生産者端末に付属しているGPS、あるいは、携帯電話やPDAに電子乗車券を有する場合は改札機を通過した際、改札機の設置駅/位置を取得するしくみを利用してもよい。また、自宅のパソコンで情報を入力することを想定する場合は、パソコン上に地図を表示し、生産者がポインティングすることにより位置を示してもよい。ここでは、位置情報は、(経度、緯度、高度)とする。
【0060】
情報収集サーバ140は、位置情報を受信921すると、収集施設データ145の基本情報テーブルから、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ922)。基本情報テーブルのデータ構成は図2に示すとおりである。
【0061】
該当施設検索処理(ステップ922)では基本情報テーブルの各データの位置203、大きさ204を読み取り、各施設の存在範囲内に受信した位置データがあるか否かを判定する。例えば、受信した位置データの経度、緯度、高さを(λ、φ、h)で示し、基本情報テーブルにおけるデータIDnの位置データを(λn,φn,hn)、大きさを(λ’n,φ’n,h’n)としたとき、(数1)(数2)(数3)の全てを満たすデータを検索する。
【0062】
該当するデータが存在しない場合は、大きさ204を適当な割合で増加させ、再度検索する。ここで、検索結果は単数でも、複数でも、あるいはゼロでもよい。
【0063】
次に、種別/施設情報送信処理(ステップ923)では、検索結果のデータID201から、図3に示した施設データテーブルから種別番号302を参照し、さらにその種別番号から図4に示したデータ型参照テーブルの種別402、データ型403、データ型定義404を参照し、検索した全ての施設について参照した種別番号302と種別402とデータ型403とデータ型定義404を生産者端末120へ送信する。
【0064】
施設情報を受信(ステップ903)した、生産者端末120では、施設情報が複数あれば、データ入力を行う生産者へ例えばディスプレイによって複数の該当施設を提示する。生産者は、提示された施設に、情報入力対象の施設があれば、例えば画面上で選択指定し対象施設を1つに決定する。情報入力対象の施設がなければ、「なし」の旨を入力する。(ステップ905)。
【0065】
施設/項目情報受信処理(ステップ903)において施設情報がない場合、あるいは、絞込み処理(ステップ905)において、生産者が対象施設なしと入力を行った場合は、種別選択画面を提示して、生産者に対して対象施設の選択を行わせる(ステップ904)。生産者に提示する種別選択画面には、例えば、図4に示したデータ型参照テーブルの種別402の項目の全て、あるいは一部を提示してもよい。
【0066】
ステップ906のフィルタリング処理では、生産者が情報を入力するために、生産者向けの入力画面を、生産者個人情報123を用いて作成し、生産者に適した項目のみ提示する。まず、情報収集サーバから送信された種別/項目情報から、生産者の指定した施設あるいは種別の対象物データ124を作成する。対象施設データ例を図10に示す。
【0067】
対象施設データ124は種別毎に異なるが、例えば図10のレストラン情報の場合、データID1001、名称1002、位置(経度1003、緯度1004、高さ1005)、識別番号1006、種別1007、データ型1008、データ型定義1009、施設詳細データ1010からなる。また、データ型定義1009は、場所1011、位置1012、電話1013、定休日1014、駐車場1015、座席数1016などの項目の定義を有し、施設詳細データ1010の初期値はNULLである。
【0068】
次に、対象物施設データ124の施設詳細データから、図5の生産者個人情報123の参照度数を用いて、参照度数がある値以上のものだけを、例えば出力装置に出力する。
【0069】
ステップ907では、生産者、あるいは生産者端末に付属した各種機器が生産者端末120によって施設情報の入力を行う。図10の例では、位置などはGPSから位置情報を取り入れ入力する。また、電話1013や定休日1014などは、生産者が入力装置により入力する。
【0070】
生産者が入力する項目は、ステップ906において出力装置に出力された項目の全てでなくてもよい。入力する時点で入力できるものだけを入力してもよい。この場合、入力した項目のみ、参照度数504に反映させる。参照度数への反映は例えば参照度数を1だけ加算するという方法でもよい(ステップ910)。
【0071】
ステップ908ではステップ907において入力した情報を情報収集サーバ140へ送信し、ステップ924で、情報収集サーバ140は、収集施設データ145に格納する。ステップ908では、情報を入力した個人のIDあるいは、個人を特定できるデータを同時に送信してもよい。
【0072】
また、情報収集サーバ140へ情報を送信する際、ポイントを加算(ステップ909)してもよい。
【0073】
次に、情報収集サーバ140において収集した収集施設データ145を情報管理サーバ150にて統合管理する処理について、図11のフローを用いて説明する。
【0074】
まず、情報管理サーバ150は、一定の期間、あるいは適当な期間毎に、情報収集サーバ140の収集施設データ145を読み込み、追加施設データ155に格納する(ステップ1101)。このとき、情報管理サーバ150が管理対象とする施設に関するデータだけを読み込む方式をとってもよい。あるいは、異なる収集施設データを有する複数の情報収集サーバ140からデータを読み込んでもよい。情報管理サーバ150が管理対象とするデータとは、例えばレストラン情報だけであるとか、駅構内のトイレ情報だけであるということで、種別番号302によって判定できるものであるとする。
【0075】
ステップ1102では、追加施設データ155の基本情報テーブルの各データを、管理施設データ151の基本情報テーブルの各データと比較し、名称201、位置203、大きさ204から同一の施設であるか否かを判定する。
【0076】
同一の施設が基本情報テーブルに存在した場合、同一施設のデータだけまとめて別途同一施設データに保存しておく。同一施設データの例を図12に示す。同一施設データは、データID1201、データ数1202、各データ1203、各データの入力日時1204、データ信用性1205、基本情報テーブル1206、施設データテーブル1207、データ型参照テーブル1208のデータ項目を有する。入力日時1204は生産者端末120からデータを受け取った日時、データ信用性は、ステップ908において、生産者端末120から情報を入力した個人のIDあるいは、個人を特定できるデータを同時に送信し、収集施設データ145に格納144した場合、情報を入力した生産者のIDにより個別につけられた信頼度を示す数字である。基本情報1206は、図2に示すデータ項目からなる。施設データ1207は、図3に示すデータ項目からなる。データ型参照テーブル1208は、図4に示すデータ項目からなる。
【0077】
図11のフローに戻り、同一の施設が基本情報テーブル152に存在しなければ、判定対象の施設データを管理施設データの各テーブル(基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブル)に追加し、全てのデータを判定すると終了する。
情報管理サーバ150の情報管理手段159は、図12の形式の同一施設データを、一定期間、あるいは適当な期間をおいて、統合化する。統合化は、各データの平均値、あるいは、各データの信用性1202から最も有効なデータを採用し、管理施設データ151を書き換える。
【0078】
また、情報管理サーバ150の情報管理手段159は、一定期間、あるいは適当な期間をおいて、管理施設データ151における基本情報テーブルの利用可能時期205と現在の日時を比較し、利用可能時期205が過去である場合、基本情報テーブル、施設データテーブル、データ型参照テーブルの該当施設に関するデータを消去して、データが増大することを抑制してもよい。
【0079】
本実施の形態により、地域の施設情報について、不特定多数から部分情報を収集し、施設情報が必要な不特定多数に必要な部分情報を提供することができる。
【0080】
続いて第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、利用者端末110および生産者端末120に電子乗車券が格納されていることを想定し、電子乗車券のデータを用いた情報収集、提供サービスである。
【0081】
利用者端末110および生産者端末120に格納された電子乗車券には、列車の予約データを有する。列車予約データの例を「図13」に示す。列車の予約データには、列車の予約年月日1301、乗車車両名称1302、乗車区間1303、座席1304の項目を有し、複数の列車を予約できるようになっている。
【0082】
第2の実施の形態では、第1の実施の形態において、利用者端末110における情報問合せ、情報出力113、また生産者端末120における施設指定手段121、で乗車券データを利用する。
【0083】
以下、第2の実施の形態にとして、利用者端末110の情報問合せ111と情報出力133および情報提供サーバ130における施設検索131とデータ提供132を中心に利用者が情報の提供を受ける際の処理内容を図14のフローにしたがって説明する。
【0084】
まず、電子乗車券を保有する生産者端末を所有する利用者が、旅行の滞在先で特定の情報(経路上で自分が利用できるトイレ)を知りたい場面を想定する。
【0085】
まず、利用者の操作により、利用者端末110は、列車予約データから、時間別滞在場所を算出する(ステップ1401)。時間別滞在場所は、最寄駅としてもよいし、経度緯度で表現してもよい。最寄駅とした場合、例えば列車予約データが図13に示すデータを有するならば、時間別滞在場所は、2003年3月30日10:00以前はC駅、10:00〜12:32は車中、2003年3月30日10:00から2003年4月2日15:33まではZ駅、2003年4月2日15:33〜18:05は車中、18:05以降はF駅である。
【0086】
次に、利用者端末110は、利用者の指示に基づき、情報提供サーバ130へ時間別滞在場所情報を送信(ステップ1402)する。
【0087】
情報提供サーバ130は、時間別滞在場所情報を受信する(ステップ1421)と、提供施設データ136の基本情報テーブル(図2)から、該当位置に存在する施設を検索する(ステップ1421)する。
【0088】
該当施設検索処理(ステップ1242)では、基本情報テーブルの各データの位置203から最寄駅を読み取り、最寄駅が時間別滞在場所にあるか否かにより判定する。
【0089】
また、基本情報テーブルの各データの利用可能時期205、利用可能時間帯206を読み取り、時間別滞在場所に属しているか否かにより判定する。
【0090】
該当するデータが存在しない場合は、最寄駅を1ないし2駅広げ、再度検索する。
検索結果が複数存在した場合、情報提供サーバ130は該当施設のデータID201と名称202を利用者端末110へ送信する(ステップ1423)。
【0091】
利用者は、利用者端末110が受信、出力(ステップ1403)した該当施設の名称を確認し、情報を必要とする施設を選択すると、利用者端末110は利用者が選択した施設のデータID201を送信(ステップ1404)する。
【0092】
この後のデータ提供処理132は第1の実施の形態と同じであるので省略するが、フィルタリング処理607において、データ型参照テーブルのデータ型定義404に、時間や時期をあらわすデータ型が存在する場合、必ず出力することにしてもよい。
【0093】
また、生産者端末120の施設指定121と情報収集サーバ140の施設候補検索においても、電子乗車券を利用してもよい。
【0094】
図9における位置情報送信(ステップ901)において、ステップ1401の時間帯別滞在場所情報送信処理と同様に時間帯別滞在場所情報を送信し、該当施設検索処理922では、ステップ1421の該当施設検索処理(ステップ622)と同じ方式を用いることにより実現できる。
【0095】
第2の実施の形態により、旅先でのイベントや観光名所など、時間や場所が限定される施設の情報も、個人の旅行予定に合わせて提供あるいは生産することができる。
【0096】
【発明の効果】
本発明によれば、地域の施設情報について、不特定多数から提供可能な部分あるいは全ての情報を収集し、各不特定多数から収集した部分情報を統合管理し、不特定多数の個人に対して個人の必要な部分あるいは全ての情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成図である。
【図2】情報提供サーバ130における提供施設データ136の基本情報テーブル137のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145の基本情報テーブル146のデータ構成、および情報管理サーバ150における管理施設データ151の基本情報テーブル152のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155の基本情報テーブル156のデータ構成を示す図。
【図3】情報提供サーバ130における提供施設データ136の施設データテーブル138のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145の施設データテーブル147のデータ構成および情報管理サーバ150における管理施設データ151の施設データ情報テーブル153のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155の施設情報テーブル157のデータ構成を示す図。
【図4】情報提供サーバ130における提供施設データ136のデータ型参照テーブル139のデータ構成、および情報収集サーバ140における収集施設データ145のデータ型参照テーブル148のデータ構成、および情報管理サーバ150における管理施設データ151のデータ型参照テーブル154のデータ構成、および情報管理サーバ150における追加施設データ155のデータ型参照テーブル158のデータ構成を示す図。
【図5】利用者端末110における利用者個人情報112のデータ構成および生産者端末120における生産者個人情報123のデータ構成を示す図。
【図6】利用者端末110と情報提供サーバ130における情報問い合わせ111、情報出力113、施設検索131、データ提供132を中心とした処理の流れを示す図。
【図7】該当施設情報送信処理(ステップ624)において利用者端末110に送信するデータ例を示す図。
【図8】利用者端末110に表示する個人向け情報の表示イメージを示す図。
【図9】生産者端末120と情報収集サーバ140における施設指定121、情報入力122、施設情報検索142、項目情報送信143、情報格納144を中心とした処理の流れを示す図。
【図10】生産者端末120における対象物施設データ124のデータ構成を示す図。
【図11】情報管理サーバ150における情報管理手段151の処理フローを示す図。
【図12】情報管理サーバ150における情報管理手段で用いる同一施設データのデータ例を示す図。
【図13】利用者端末110および生産者端末120に格納された電子乗車券が有する列車予約データの例を示す図。
【図14】第2の実施例において利用者端末と情報提供サーバ130における情報問合せ111、情報出力113、施設検索131、データ提供132を中心とした処理の流れを示す図。
【符合の説明】
110…利用者端末、111…情報問い合わせ手段、112…利用者個人情報、113…情報出力手段、114…電子乗車券データ、120…生産者端末、121…施設指定、122…情報入力、123…生産者個人情報、124…電子乗車券データ、130…情報提供サーバ、131…施設検索手段、132…データ提供手段、133…データ収集手段、136…提供施設データ、140…情報収集サーバ、142…施設情報検索手段、143…項目情報送信手段、144…情報格納手段、145…収集施設データ、150…情報管理サーバ、151…管理施設データ、155…追加施設データ、159…情報管理手段、160…データ読み込み手段、161,162,163,164…通信ネットワーク。
Claims (7)
- 個人情報を有する不特定多数の生産者端末において、
施設を指定する手段と、
前記生産者端末から施設指定を受信し、該当施設と必要とするデータ項目の特定を行う手段と、
前記生産者端末において、前記特定した施設の一部あるいは全てのデータ項目の内容を前記生産者端末の個人情報に基づいて入力する手段と、
前記入力した施設のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記記憶したデータから同一の施設に対する重複したデータを1つに統合する情報管理手段と、
個人情報を有する不特定多数の利用者端末において、情報を問い合わせる施設を指定する手段と、
前記利用者端末から施設指定を受け、前記情報管理手段において管理した情報から該当施設の特定を行う手段と、
前記該当施設の全てのあるいは一部のデータを前記利用者端末に送信する手段と、
前記利用者端末において、前記利用者端末の個人情報に基づいて、前記送信したデータの一部あるいは全てのデータ項目を出力する手段からなる地域施設情報収集・管理・提供システム。 - 請求項1の利用者端末の指定施設を指定する手段、あるいは生産者端末で施設を指定する手段において、前記利用者端末あるいは生産者端末は、交通乗車券データを有し、前記乗車券から旅行日程を読み取り、滞在地域と滞在時間を割り出し、滞在地域および経路上の駅が最寄駅となる施設、および滞在時間に関する項目を有する施設データを出力し、利用者あるいは生産者は前記出力されたデータから選択することにより施設を指定することを特徴とする地域施設情報収集・管理・提供システム。
- 請求項1の利用者端末で、情報を出力する際、前記利用者端末は、交通乗車券データを有し、乗車券から旅行日程を読み取り、滞在地域と滞在時間を割り出し、滞在地域および経路上の駅が最寄駅となる施設、および滞在時間に関する項目を有する施設データを出力することを特徴とする地域施設情報収集・管理・提供システム。
- 請求項1の利用者端末あるいは生産者端末は、ポイントデータを有し、生産者端末から情報入力を行う際、あるいは利用者端末に情報を出力する際、ポイントの付与あるいは回収を行うことを特徴とする地域施設情報収集・管理・提供システム。
- 請求項1の情報管理手段において、管理する施設情報が、時間の要素を有するものである場合、過去のデータを消去することを特徴とする地域施設情報収集・管理・提供システム。
- 請求項1の情報管理手段において、各施設データの信頼度を生産者のIDにより考慮して信頼度の高いデータを優先的に利用することを特徴とする地域施設情報・収集・管理・提供システム。
- 請求項1のデータ記憶手段と情報管理手段と該当施設を利用者端末に送信する手段は、それぞれ異なるコンピュータ、あるいは少なくとも1つは異なるコンピュータで実現することを特徴とする地域施設情報・収集・管理・提供システム。
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