JP2003196351A - 訪問スポット抽出プログラムおよび関心度評価プログラム - Google Patents

訪問スポット抽出プログラムおよび関心度評価プログラム

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JP2003196351A
JP2003196351A JP2001399635A JP2001399635A JP2003196351A JP 2003196351 A JP2003196351 A JP 2003196351A JP 2001399635 A JP2001399635 A JP 2001399635A JP 2001399635 A JP2001399635 A JP 2001399635A JP 2003196351 A JP2003196351 A JP 2003196351A
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visiting
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spot
processor
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JP2001399635A
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Satomi Ogawa
里美 小川
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できる限り高い精度で個人の嗜好すなわち満
足度に見合った訪問スポットを抽出する際に大いに役立
つ訪問スポット抽出プログラムを提供する。 【解決手段】 個人評価データ91は、特定訪問スポッ
ト(飲食店や宿泊施設、観光名所など)に対して例えば
5段階で特定個人の満足度すなわちお薦め度を特定す
る。基準評価データ89は、特定訪問スポットに対し
て、個々の評価基準〜ごとに、不特定多数の評価に
基づき形成される「評価の平均値」を特定する。こうし
て不特定多数の評価に基づき形成される評価の平均値に
基づき特定個人の満足度は評価される。特定個人の感性
は、不特定多数の感性に基づき構築される「物差し」で
評価し直される。特定個人の満足度は高い精度で判断さ
れることができる。特定個人の満足度に見合った訪問ス
ポットは選択されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問スポットの集
合体から特定の訪問スポットを抽出する際に用いられる
訪問スポット抽出プログラムに関する。同時に、本発明
は、個人の嗜好その他の関心度を評価する関心度評価プ
ログラムに関し、特に、選択対象の集合体から個人の関
心度に見合った特定の対象を選択する際に役立つ関心度
評価プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開2001−184393号公
報に開示されるように、コンピュータといった情報処理
端末上で旅行先の訪問スポットを提示する旅行プラン作
成方法は知られる。この旅行プラン作成方法では、訪問
スポットの選択にあたって個々の利用者の嗜好が参照さ
れる。個々の利用者の嗜好に応じて適切に旅行計画は立
案されることが期待される。
【0003】利用者の嗜好はキーワードで判断される。
例えば特定個人に「温泉」「和室」といったキーワード
が設定されていれば、その特定個人には「温泉旅館」が
提示されることができる。温泉旅館には予め「温泉」
「和室」といったキーワードが関連付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば「豪華な」温泉
旅館を好む個人には「豪華な」温泉旅館が提示されるこ
とが望まれる。しかしながら、「豪華」か否かの判断は
個人の感性すなわち個人の主観に大きく依存する。この
場合、温泉旅館にキーワードを設定する個人の感性と、
訪問スポットの提示を受ける個人の感性とが完全に一致
しなければ、「豪華な」温泉旅館を好む個人に確実に
「豪華な」温泉旅館が提示されることはできない。前述
の旅行プラン作成方法では、個人の感性に依存する嗜好
は訪問スポットの選択にあたって全く考慮されてはいな
い。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、できる限り高い精度で個人の嗜好すなわち満足度に
見合った訪問スポットを抽出する際に大いに役立つ訪問
スポット抽出プログラムを提供することを目的とする。
同時に、本発明は、できる限り高い精度で個人の嗜好す
なわち関心度を評価することができる関心度評価プログ
ラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明によれば、特定訪問スポットに対して少な
くとも2段階で特定個人の満足度を特定する個人評価デ
ータを取得する工程と、特定訪問スポットに対して、個
々の評価基準ごとに、不特定多数の評価に基づき形成さ
れる評価値を特定する基準評価データを取得する工程
と、個人評価データで特定される特定個人の満足度に、
基準評価データで特定される評価値を関連付ける工程
と、特定個人の満足度に関連付けられた評価値に基づ
き、訪問スポットの集合体から特定個人の満足度に見合
った訪問スポットを探し出す工程とをプロセッサに実行
させることを特徴とする訪問スポット抽出プログラムが
提供される。
【0007】こういった訪問スポット抽出プログラムに
よれば、不特定多数の評価に基づき形成される評価値に
基づき特定個人の満足度は評価されることができる。す
なわち、特定個人の感性は、不特定多数の感性に基づき
構築される「物差し」で評価されることができる。こう
して特定個人の感性は客観的に評価し直される。その結
果、特定個人の満足度は高い精度で判断されることがで
きる。こういった判断に基づき訪問スポットが抽出され
れば、抽出された評価対象は確実に特定個人の満足度を
反映すると考えられる。評価値は例えば不特定多数の
「評価の平均値」で構成されればよい。
【0008】訪問スポット抽出プログラムは、地図を特
定する地図情報データを取得する工程と、探し出した訪
問スポットを地図に関連付ける工程とをさらにプロセッ
サに実行させてもよい。こうした地図を特定する画像情
報信号は例えばインターネット通信網に向けて送り出さ
れてもよい。こうして例えばパーソナルコンピュータ
(パソコン)や携帯端末(PDAや携帯電話)では、地
図上で抽出訪問スポットは提示されることができる。
【0009】基準評価データの形成にあたって、プロセ
ッサは、個々の訪問スポットごとに前記評価基準に従っ
て個人の評価を特定する評価情報信号を取得してもよ
い。こうして不特定多数の投票に基づき基準評価データ
は確立されていくことができる。こういった評価情報信
号は例えばインターネット通信網から収集されればよ
い。
【0010】また、第2発明によれば、訪問スポットご
とに少なくとも2段階で特定個人の満足度を特定する個
人評価データを取得する工程と、個人評価データに基づ
き、訪問スポットの集合体から特定個人の満足度に見合
った訪問スポットを抽出する工程と、少なくとも抽出さ
れた訪問スポットに対して不特定多数の評価に基づき形
成される満足度の平均値を特定する評価情報データを取
得する工程と、訪問スポットごとに特定個人の満足度に
満足度の平均値を関連付ける工程とをプロセッサに実行
させることを特徴とする訪問スポット抽出プログラムが
提供される。
【0011】こういった訪問スポット抽出プログラムに
よれば、不特定多数の評価に基づき形成される「満足度
の平均値」に基づき特定の訪問スポットは評価されるこ
とができる。こういった評価を参考に、特定個人は訪問
スポットを選択することができる。こういった満足度の
平均値を特定する画像情報信号は例えばインターネット
通信網に向けて送り出されてもよい。こうして例えばパ
ソコンや携帯端末では、訪問スポットごとに「満足度の
平均値」は提示されることができる。
【0012】基準評価データの形成にあたって、プロセ
ッサは、個々の訪問スポットごとに個人の満足度を特定
する評価情報信号を取得してもよい。こうして不特定多
数の投票に基づき基準評価データは確立されていくこと
ができる。こういった評価情報信号は例えばインターネ
ット通信網から収集されればよい。
【0013】さらに、第3発明によれば、訪問スポット
ごとに少なくとも2段階で特定個人の満足度を特定する
個人評価データを取得する工程と、個人評価データに基
づき、訪問スポットの集合体から特定個人の満足度に見
合った訪問スポットを抽出する工程と、抽出された訪問
スポットの集合体を特定する選択肢提示情報信号に基づ
き任意の表示画面上に集合体中の訪問スポットを表示さ
せる工程と、集合体から選択された訪問スポットを特定
する選択結果通知信号を受信する工程と、選択結果通知
信号で特定される訪問スポットを記録する工程とをプロ
セッサに実行させることを特徴とする訪問スポット抽出
プログラムが提供される。
【0014】こういった訪問スポット抽出プログラムに
よれば、特定個人は、予め個人の満足度に基づき抽出さ
れた訪問スポットの集合体から個別に訪問スポットを選
択することができる。選択にあたって特定個人は自ら訪
問スポットの善し悪しを確認することができる。こうし
て最適な訪問スポットは選択されることができる。こう
いった選択にあたっていわゆるサーバクライアントコン
ピュータシステムは構築されればよい。サーバコンピュ
ータおよびクライアントコンピュータはインターネット
通信網で相互に接続されればよい。このとき、サーバコ
ンピュータのプロセッサは、インターネット通信網に向
けて選択肢提示情報信号を送り出させばよく、インター
ネット通信網から選択結果通知信号を取得すればよい。
【0015】さらにまた、第4発明によれば、特定訪問
スポットに対して、不特定多数からの投稿に含まれる文
章表現を特定する投稿情報データを取得する工程と、投
稿に含まれる文章表現から所定の基準に基づきキーワー
ドを抽出する工程と、抽出されたキーワードを特定する
キーワード情報信号に基づき任意の表示画面上にキーワ
ードを表示させる工程とをプロセッサに実行させること
を特徴とする訪問スポット抽出プログラムが提供され
る。こういったキーワードは訪問スポットの選択にあた
って大いに利用されることができる。
【0016】さらにまた、第5発明によれば、特定個人
に関連して訪問スポットの集合体から選択された特定訪
問スポットを特定する行程情報データを取得する工程
と、個々の特定訪問スポットごとに特定個人の投稿の有
無を特定する投稿管理データを取得する工程と、未投稿
が確認されると、特定訪問スポットに対して投稿を催促
する督促通知信号を生成する工程とをプロセッサに実行
させることを特徴とする訪問スポット抽出プログラムが
提供される。こういった催促通知信号によれば、不特定
多数から確実に投稿を収集することができる。
【0017】督促通知信号には、特定訪問スポットに関
連して投稿用の入力フォームを特定する入力フォームデ
ータが含まれてもよい。投稿には、特定訪問スポットに
対して少なくとも2段階で特定個人の満足度を特定する
個人評価データが含まれてもよい。
【0018】さらにまた、第6発明によれば、訪問順に
従って訪問スポットを特定する行程情報データを取得す
る工程と、訪問済みの訪問スポットを特定する訪問済み
情報データを取得する工程と、訪問済み情報データに基
づき、行程情報データから未訪問の訪問スポットを特定
する工程と、訪問スポットの集合体から新たに選択され
た寄り道訪問スポットを特定する追加選択情報データを
取得する工程と、未訪問の訪問スポットおよび寄り道訪
問スポットの訪問順を設定する工程とをプロセッサに実
行させることを特徴とする訪問スポット抽出プログラム
が提供される。こういった訪問スポット抽出プログラム
は旅行中の寄り道に確実に対応することができる。
【0019】さらにまた、第7発明によれば、特定評価
対象に対して少なくとも2段階で特定個人の関心度を特
定する個人評価データを取得する工程と、特定評価対象
に対して、個々の評価基準ごとに、不特定多数の評価に
基づき形成される評価値を特定する基準評価データを取
得する工程と、個人評価データで特定される特定個人の
関心度に、基準評価データで特定される評価値を関連付
ける工程とをプロセッサに実行させることを特徴とする
関心度評価プログラムが提供される。こういった関心度
評価プログラムは例えばインターネットに接続されるサ
ーバコンピュータ内のプロセッサで実行されることがで
きる。
【0020】こういった関心度評価プログラムによれ
ば、不特定多数の評価に基づき形成される評価値に基づ
き特定個人の関心度は評価されることができる。すなわ
ち、特定個人の感性は、不特定多数の感性に基づき構築
される「物差し」で評価されることができる。こうして
特定個人の感性は客観的に評価し直される。その結果、
特定個人の関心度は高い精度で判断されることができ
る。評価値は例えば不特定多数の「評価の平均値」で構
成されればよい。
【0021】こういった関心度評価プログラムは、特定
個人の関心度に関連付けられた評価値に基づき、評価対
象の集合体から特定個人の関心度に見合った評価対象を
探し出す工程をさらにプロセッサに実行させてもよい。
こうして探し出された評価対象は確実に特定個人の関心
度を反映すると考えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。
【0023】図1はコンピュータネットワークシステム
11を示す。このコンピュータネットワークシステム1
1は、例えばインターネット12といったネットワーク
に接続されるサーバコンピュータ13と、同様にインタ
ーネット12に接続される情報処理端末すなわちパーソ
ナルコンピュータ(パソコン)14とを備える。パソコ
ン14とサーバコンピュータ13との間にはいわゆるT
CP/IPプロトコルに従ってデータのやり取りが実現
される。
【0024】サーバコンピュータ13は、例えばCPU
(中央演算処理装置)といったプロセッサ16と、この
プロセッサ16に接続されるメモリ17とを備える。プ
ロセッサ16は、例えばハードディスク駆動装置(HD
D)18に格納されるプログラムを実行することができ
る。プログラムの実行にあたってプロセッサ16はメモ
リ17内の作業領域を利用する。このサーバコンピュー
タ13は、ホームページ「旅サイト」を提供するウェブ
サーバとして機能する。「旅サイト」の詳細は後述され
る。
【0025】サーバコンピュータ13には例えばディス
クアレイ装置19が接続される。このディスクアレイ装
置19には、個人基本情報データベース21、認証情報
データベース22、地図情報データベース23、スポッ
ト情報データベース24、評価情報データベース25、
個人嗜好情報データベース26および行程情報データベ
ース27が構築される。これらのデータベース21〜2
7の詳細は後述される。プロセッサ16は、各データベ
ース21〜27にデータを送り込んだり、各データベー
ス21〜27からデータを読み出したりすることができ
る。プロセッサ16はデータベース21〜27相互間の
関連性を把握することができる。
【0026】パソコン14は、同様に、例えばCPU
(中央演算処理装置)といったプロセッサ31と、この
プロセッサ31に接続されるメモリ32とを備える。プ
ロセッサ31は、例えばハードディスク駆動装置(HD
D)33に格納されるプログラムを実行することができ
る。プログラムの実行にあたってプロセッサ31はメモ
リ32内の作業領域を利用する。パソコン14には、キ
ーボード34やマウス35といった入力装置と、ディス
プレイ36といった出力装置とが接続される。プロセッ
サ31は、キーボード34やマウス35から様々な指令
やデータを受け取ることができる。同様に、プロセッサ
31は、ディスプレイ36の画面上に様々な画像(例え
ばグラフィックやテキスト)を映し出すことができる。
【0027】サーバコンピュータ13のプロセッサ16
は、例えば「旅サイト」を実現するプログラムの実行に
あたって、インターネット12に接続されるサーバコン
ピュータ41のプロセッサ42と協働することができ
る。プロセッサ42は例えばCPUであればよい。プロ
セッサ42は、例えばハードディスク駆動装置(HD
D)43に格納されるプログラムを実行することができ
る。プログラムの実行にあたってプロセッサ42はメモ
リ44内の作業領域を利用する。このサーバコンピュー
タ41は、ホームページ「路線情報サイト」を提供する
ウェブサーバとして機能する。こういった路線情報サイ
トの実現にあたって、サーバコンピュータ41に接続さ
れるディスクアレイ装置45には路線情報データベース
46および時刻表情報データベース47が構築される。
路線情報データベース46には鉄道やバスといった交通
手段の路線情報が登録される。こういった路線情報に基
づきプロセッサ42は任意の2地点間の移動手段や移動
時間を検索することができる。移動時間の検索にあたっ
てプロセッサ42は時刻表情報データベース47を参酌
する。時刻表情報データベース47には各鉄道駅や各バ
ス停留所ごとに最新の時刻表が登録される。プロセッサ
42は、時刻表に基づき正確に2地点間の移動時間を算
出することができる。
【0028】その他、インターネット12には例えば携
帯端末51が接続されることができる。携帯端末51
は、例えばCPU(中央演算処理装置)といったプロセ
ッサ52と、このプロセッサ52に接続されるRAMメ
モリ53とを備える。プロセッサ52は、例えば不揮発
性メモリ54に格納されるプログラムを実行することが
できる。プログラムの実行にあたってプロセッサ52は
RAMメモリ53内の作業領域を利用する。プロセッサ
52は例えば無線でインターネット12に接続されるこ
とができる。こうしてプロセッサ52とサーバコンピュ
ータ13との間でデータのやり取りは実現されることが
できる。
【0029】この携帯端末51にはGPS(全地球測位
システム)センサ55が組み込まれる。GPSセンサ5
5の出力信号に基づき携帯端末51の位置は高い精度で
特定されることができる。携帯端末51の筐体には例え
ばキーボード56やディスプレイ57が組み込まれる。
プロセッサ52は、キーボード56から様々な指令やデ
ータを受け取ることができる。同様に、プロセッサ52
は、ディスプレイ57の画面上に様々な画像(例えばグ
ラフィックやテキスト)を映し出すことができる。こう
いった携帯端末51はいわゆるPDA(携帯情報端末)
や携帯電話であればよい。
【0030】図2に示されるように、個人基本情報デー
タベース21には、利用者ごとに個人IDを特定する個
人IDデータ61が格納される。個人IDは個々の利用
者に個別に割り当てられる。個人IDに基づき利用者は
相互に識別される。こういった個人IDデータには、利
用者ごとに利用者の氏名を特定する氏名データ62と、
利用者ごとに利用者の生年月日を特定する年令データ6
3と、利用者ごとに利用者の性別を特定する性別データ
64と、利用者ごとに利用者の家族の有無を特定する家
族データ65とが共通に関連付けられる。氏名データ6
2には例えば全角文字で氏名が記述されればよい。年令
データ63には例えば数字の羅列(yyyymmdd)
で生年月日が記述されればよい。性別データ64には、
男性ならば「0」値が記述されればよく、女性ならば
「1」値が記述されればよい。家族データ65には、未
婚ならば「0」値が記述されればよく、既婚ならば
「1」値が記述されればよい。
【0031】図3に示されるように、認証情報データベ
ース22には、個々の利用者ごとにパスワードを特定す
るパスワードデータ66が登録される。パスワードデー
タ66は例えば暗号化されて個人IDデータ61に関連
付けられる。個人IDデータ61に基づきパスワードデ
ータ66は検索されることができる。
【0032】図4に示されるように、地図情報データベ
ース23には、例えば日本全国の地図を表現する地図情
報データ67が格納される。この地図情報データ67に
は、例えば飲食店や宿泊施設、観光名所といった訪問ス
ポットごとにその位置を特定するスポット位置情報デー
タ68が関連付けられる。各スポット位置情報データ6
8はスポットIDに基づき相互に識別される。地図情報
データ67によれば、例えばパソコン14ではディスプ
レイ36の画面上に地図画像が映し出されることができ
る。地図画像上で各訪問スポットの位置は特定されるこ
とができる。
【0033】図5に示されるように、スポット情報デー
タベース24には、スポット位置情報データ68で特定
される個々の訪問スポットごとにスポット情報データ6
9が格納される。各スポット情報データ69はスポット
IDに基づき相互に識別される。スポット情報データ6
9には、訪問スポットの名称を特定するスポット名称デ
ータ71と、訪問スポットの電話番号を特定する電話番
号データ72と、訪問スポットの所在地を特定する所在
地データ73と、訪問スポットの特色を記述する特色デ
ータ74と、訪問スポットの営業時間を特定する営業時
間データ75と、訪問スポットの定休日を特定する定休
日データ76と、地球上で訪問スポットの座標値を特定
する座標値情報データ77と、訪問スポットの最寄り駅
(またはバスの停留所)を特定する最寄り駅データ78
と、当該最寄り駅(または停留所)からの徒歩時間を特
定する徒歩時間データ79と、訪問スポットで平均的に
見込まれる滞在時間を特定する滞在時間データ81とが
書き込まれる。これらのデータ71〜79、81はテキ
ストデータや数値データで記述されればよい。座標値情
報データ77ではGPSで測位される程度の精度で緯度
や経度に基づき訪問スポットの位置が記述されればよ
い。ただし、訪問スポットの位置は他の方法で特定され
てもよい。各スポット情報データ69はスポットIDに
基づき地図情報データベース23中の各スポット位置情
報データ68に関連付けられる。
【0034】図6に示されるように、個々の訪問スポッ
トは予め決められた基準に従って分類される。ここで
は、個々の訪問スポットは、例えば飲食店、宿泊施設お
よび観光名所といった大分類で分類される。大分類「飲
食店」は日本食、中華料理、ヨーロッパ系(例えばフラ
ンス料理やイタリア料理)、エスニックといった小分類
に細分化される。同様に、大分類「宿泊施設」はホテル
や旅館、温泉旅館といった小分類に細分化され、大分類
「観光名所」は史跡や神社仏閣、テーマパークといった
小分類に細分化される。こういった分類は例えばスポッ
トIDに反映されればよい。すなわち、図6から明らか
なように、各訪問スポットには所定の規則に従って特定
のスポットIDが付与される。訪問スポットはスポット
IDに基づき比較的に簡単に大分類や小分類に分類され
ることができる。その他、訪問スポットの分類にあたっ
てその他の手法が用いられてもよい。
【0035】図7に示されるように、評価情報データベ
ース25には個々の訪問スポットごとに評価情報データ
82が格納される。この評価情報データ82は、後述さ
れるように、不特定多数の利用者の投票および投稿に基
づき形成される。評価情報データ82には基準評価デー
タ83が含まれる。基準評価データ83は、特定訪問ス
ポットに対して「評価の平均値」を特定する。ここで
は、「評価の平均値」の形成にあたって個々の評価基準
(例えば「雰囲気」「予算」「味」)ごとにいくつかの
選択肢が設定される。不特定多数の投票に基づき評価基
準ごとに最大得票数の1選択肢は抽出される。ただし、
「評価の平均値」の形成にあたったその他の評価基準が
用いられてもよい。こういった評価基準は例えば大分類
ごとに個別に設定されればよい。
【0036】評価情報データ82にはお薦め度データ8
4がさらに含まれる。このお薦め度データ84は、特定
訪問スポットに対するお薦め度すなわち推奨度を特定す
る。こういったお薦め度は個々の利用者の感性に従って
例えば5段階で評価される。お薦め度「5」は「ぜひと
も訪問してほしい訪問スポット」を意味する。反対に、
お薦め度「1」は「お薦めできない訪問スポット」を意
味する。このお薦め度データ84では、前述と同様に、
最大得票数に基づきお薦め度の平均値が特定されてもよ
い。
【0037】評価情報データ82には詳細統計データ8
5がさらに含まれる。この詳細統計データ85は、お薦
め度「5」に投票した利用者の大まかな人物像を特定す
る。ここでは、「年令」「性別」および「独身か既婚
か」の3条件に基づき人物像は例えば44通りに分類さ
れる。各人物像ごとに、お薦め度「5」に投票した利用
者の人数は特定される。
【0038】その他、評価情報データ82には写真デー
タ86や日記データ87が組み込まれる。写真データ8
6には、特定訪問スポットの画像を特定する画像データ
が含まれればよい。こういった画像データは不特定多数
の利用者から提供される。写真データによれば、特定訪
問スポットの写真が例えばディスプレイ36の画面上に
映し出されることができる。日記データ87には、特定
訪問スポットに関して文章表現を特定するテキストデー
タが含まれればよい。テキストデータは不特定多数の利
用者から投稿される。日記データ87によれば、特定訪
問スポットの文章表現が例えばディスプレイ36の画面
上に映し出されることができる。
【0039】図8に示されるように、個人嗜好情報デー
タベース26には、個々の利用者ごとに嗜好情報データ
88が格納される。嗜好情報データ88は個々の訪問ス
ポットごとに記述される。嗜好情報データ88には基準
評価データ89が含まれる。この基準評価データ89
は、特定評価対象すなわち特定訪問スポットに対して、
個々の評価基準(例えば「雰囲気」「予算」「味」)ご
とに前述の「評価の平均値」を特定する。基準評価デー
タ89は、評価情報データ82に含まれる基準評価デー
タ83に基づき作成されればよい。
【0040】嗜好情報データ88には個人評価データ9
1がさらに含まれる。この個人評価データ91は、特定
訪問スポットに対して、前述の個人IDデータ61で特
定される特定個人の関心度すなわち嗜好の度合いを特定
する。この個人評価データ91は、前述のお薦め度デー
タ84と同様に、特定訪問スポットに対するお薦め度す
なわち推奨度で表現されればよい。こういったお薦め度
は、前述と同様に、個人の感性に従って例えば5段階で
評価されればよい。
【0041】その他、嗜好情報データ88には写真デー
タ92や日記データ93が組み込まれてもよい。写真デ
ータ92には、特定訪問スポットの画像を特定する画像
データが含まれればよい。こういった画像データは、前
述の個人IDデータ61で特定される特定個人から提供
される。日記データ93には、特定訪問スポットに関し
て文章表現を特定するテキストデータが含まれればよ
い。文章表現は、特定個人から提供される例えば日記で
構成されればよい。
【0042】図9に示されるように、行程情報データベ
ース27には、個々の利用者ごとに行程情報データ95
が格納される。行程情報データ95には、時刻を特定す
る時刻データ96と、訪問スポットの識別子すなわちス
ポットIDを特定する訪問スポットデータ97と、訪問
スポット間の移動手段を特定する移動手段データ98
と、各訪問スポットごとに見込まれる滞在時間を特定す
る滞在予定時間データ99とが記述される。これらのデ
ータ96〜99は例えば1日付ごとに括られればよい。
こうして1日ごとの行程表は特定される。しかも、この
行程情報データ95には、個々の訪問スポットごとに入
力フラグ101が設定される。入力フラグ101の詳細
は後述される。
【0043】いま、パソコン14から「旅サイト」を閲
覧する場面を想定する。利用者はパソコン14からサー
バコンピュータ13にアクセスする。パソコン14では
例えばウェブブラウザが動作すればよい。図10のフロ
ーチャートから明らかなように、サーバコンピュータ1
3のプロセッサ16は「旅サイト」のHTML文書を送
り出す(ステップS1)。送り出されたHTML文書は
インターネット12からパソコン14に取り込まれる。
こうしてディスプレイ36の画面上には、例えば図11
に示されるように、「旅サイト」のトップページは映し
出される。
【0044】続くステップS2で、サーバコンピュータ
13のプロセッサ16は初めての利用か2回目以降の利
用かを確認する。こういった確認は前述のトップページ
に基づき実施されればよい。トップページ上で例えば
「こちら」がクリックされれば、プロセッサ16は初め
ての利用を認識する。初めての利用が認識されると、プ
ロセッサ16の処理動作はステップS3に移行する。プ
ロセッサ16は利用者との対話に基づき行程情報データ
95を作成する。「行程情報データの作成」の処理行
程の詳細は後述される。
【0045】ステップS2で2回目以降の利用が認識さ
れると、プロセッサ16はステップS4で個人IDおよ
びパスワードを受け付ける。利用者は、図11から明ら
かなように、画面上の空欄102、103に個人IDお
よびパスワードを入力した後に「送信」ボタン104を
クリックすればよい。入力された個人IDを特定する個
人IDデータと、入力されたパスワードを特定するパス
ワードデータとはサーバコンピュータ13に向けて送り
出される。こういった個人IDおよびパスワードの受け
付けにあたっては例えばCGI技術やASP技術が用い
られればよい。
【0046】続くステップS5で、プロセッサ16は、
取得した個人IDデータおよびパスワードデータに基づ
き利用者の認証を実施する。プロセッサ16は、認証情
報データベース22から個人IDデータに固有のパスワ
ードデータ66を読み出す。パスワードデータ同士が一
致しなければ、プロセッサ16は利用者のアクセスを拒
否する。このとき、プロセッサ16の処理動作はステッ
プS3に移行すればよい。こうして利用者は「初めての
利用者」として取り扱われる。パスワードデータ同士が
一致すれば、サーバコンピュータ13のプロセッサ16
はパソコン14に向けて新たなHTML文書を送信す
る。送り出されたHTML文書に基づき、例えば図12
に示されるように、ディスプレイ36の画面上にはメニ
ュー画面が映し出される。
【0047】ステップS6でプロセッサ16は「新規の
旅行計画」ボタン105のクリックの有無を判定する。
このボタン105がクリックされると、プロセッサ16
の処理動作はステップS7に移行する。プロセッサ16
は利用者との対話に基づき行程情報データ95を作成す
る。「行程情報データの作成」の処理行程の詳細は後
述される。2回目以降に作成される行程情報データ95
は初めて作成される行程情報データ95と区別される。
【0048】ステップS8でプロセッサ16は「ダウン
ロード」ボタン106のクリックの有無を判定する。メ
ニュー画面上でいずれかのダウンロードボタン106が
クリックされると、プロセッサ16の処理動作はステッ
プS9に移行する。プロセッサ16は例えばインターネ
ット12に向けて行程情報データ95のダウンロードデ
ータを送り出す。こういったダウンロードボタン106
のクリックは例えば携帯端末51で実施されればよい。
こうして携帯端末51に行程情報データ95のダウンロ
ードデータが取り込まれれば、利用者は旅行中に携帯端
末51でダウンロードデータに基づき旅行の日程すなわ
ち行程を確認することができる。「行程情報データのダ
ウンロード」の処理工程の詳細は後述される。
【0049】ステップS10ではプロセッサ16は「評
価情報および日記の登録」ボタン107のクリックの有
無を判定する。このボタン107がクリックされると、
プロセッサ16の処理動作はステップS11に移行す
る。利用者は、前述の行程情報データ95に基づき特定
される訪問スポットごとに、個々の評価基準に沿って評
価を登録したり、個人評価データ91を登録したり、写
真データ92や日記データ93を登録したりすることが
できる。こうして登録される評価や個人評価データ9
1、写真データ92、日記データ93に基づき前述の評
価情報データ82や嗜好情報データ88は作成されるこ
とができる。「投票および投稿」の処理工程の詳細は後
述される。
【0050】ステップS12ではプロセッサ16は「寄
り道」ボタン108のクリックの有無を判定する。メニ
ュー画面上でいずれかの寄り道ボタン108がクリック
されると、プロセッサ16の処理動作はステップS13
に移行する。プロセッサ16は利用者との対話に基づき
行程情報データ95を作成し直す。こういった寄り道ボ
タン108のクリックは例えば携帯端末51で実施され
ればよい。利用者は旅行中であっても行程情報データ9
5を作成し直すことができる。こうして行程情報データ
95は利用者の寄り道に簡単に対応することができる。
「行程情報データの再作成」の処理行程の詳細は後述さ
れる。
【0051】ここで、図13のフローチャートを参照し
つつ「行程情報データの作成」(図10のステップS
3)の処理工程を詳述する。プロセッサ16は、前述の
ように初めての利用を認識すると、所定のプログラムモ
ジュールを実行する。プロセッサ16はステップT1で
個人基本情報データを取得する。この取得にあたって、
例えば図14に示されるように、プロセッサ16はディ
スプレイ36の画面上に所定の画像を表示させる。この
画像に基づき利用者は「氏名」「生年月日」「性別」
「独身/既婚」を入力することができる。入力にあたっ
て例えばキーボード34やマウス35が利用されればよ
い。「登録」ボタン109がクリックされると、例えば
テキストデータで氏名を特定する氏名データと、8けた
の数字で生年月日を特定する年令データと、前述のよう
に「0」値か「1」値かで性別を特定する性別データ
と、前述のように「0」値か「1」値かで「独身/既
婚」を特定する家族データとはサーバコンピュータ13
に向けて送り出される。こうしてプロセッサ16は氏名
データ、年令データ、性別データおよび家族データを取
得する。
【0052】続くステップT2で、プロセッサ16は個
人基本情報データベース21に新たに1個人IDデータ
61を作成する。個人IDデータ61は例えばランダム
なテキストデータで構成されればよい。こうして新たに
作成された個人IDデータ61に関連付けられて、前述
の氏名データ、年令データ、性別データおよび家族デー
タといった個人基本情報データは個人基本情報データベ
ース21に格納される。
【0053】続くステップT3で、プロセッサ16は、
訪問スポットの検索範囲すなわち訪問先の地域範囲を設
定する。この設定にあたって、プロセッサ16は、移動
手段を特定する移動手段データと、訪問先の地域名を特
定する地域名データとを取得する。このとき、プロセッ
サ16は、例えば図15に示されるように、ディスプレ
イ36の画面上に所定の画像を表示させる。この画像に
基づき、利用者は、「車」や「徒歩」といった移動手段
や、例えば市町村単位で訪問先の地域名を入力すること
ができる。入力にあたって例えばキーボード34やマウ
ス35が利用されればよい。「決定」ボタン110がク
リックされると、入力された移動手段を特定する移動手
段データと、入力された地域名を特定する地域名データ
とはサーバコンピュータ13に向けて送り出される。こ
うしてプロセッサ16は移動手段データおよび地域名デ
ータを取得する。
【0054】プロセッサ16は、移動手段データで特定
される移動手段に基づき訪問先の拠点や移動範囲を特定
する。例えば移動手段に「徒歩」が設定されると、プロ
セッサ16は鉄道駅から半径5キロ程度の地域範囲を設
定する。プロセッサ16は、設定した地域範囲に基づき
地図情報データベース23から地図情報データ67を取
得する。例えば移動手段に「車」が設定されると、プロ
セッサ16は高速道路のインターチェンジから半径30
キロ程度の地域範囲を設定する。プロセッサ16は、同
様に、設定した地域範囲に基づき地図情報データベース
23から地図情報データ67を取得する。
【0055】続くステップT4で、プロセッサ16は、
個人基本情報データベース21に登録された年令データ
63や性別データ64、家族データ65に基づき、設定
された地域範囲に存在する全訪問スポットの集合体から
特定の訪問スポットを抽出する。この抽出にあたってプ
ロセッサ16は評価情報データベース25内の評価情報
データ82を参照する。抽出方法の詳細は後述される。
【0056】続くステップT5で、プロセッサ16は、
抽出された訪問スポットの集合体から訪問スポットの選
択を受け付ける。例えば図16に示されるように、プロ
セッサ16はディスプレイ36の画面上で利用者に抽出
後の訪問スポットを提示する。こういった提示にあたっ
て各訪問スポットごとに旗印111は表示される。旗印
111は、例えば色や形状に基づき訪問スポットの小分
類ごとに区別される。利用者は、提示された訪問スポッ
トから特定の訪問スポットを選択することができる。こ
ういった選択はプロセッサ16で受け付けられる。受け
付け方法の詳細は後述される。
【0057】続くステップT6で、プロセッサ16は、
選択された訪問スポットに基づき旅行の行程表を作成す
る。作成方法の詳細は後述される。作成された行程表は
例えば所定のHTML文書に埋め込まれる。作成された
HTML文書はパソコン14に向けて送り出される。そ
の結果、例えば図17に示されるように、ディスプレイ
36の画面上に行程表は表示される。こうして行程表は
利用者に提示される。
【0058】続くステップT7で、プロセッサ16は利
用者に個人IDおよびパスワードを発行する。プロセッ
サ16は、個人基本情報データベース21から個人ID
データ61を取得する。同時に、プロセッサ16は自動
的にパスワードを作成する。こうして作成されたパスワ
ードを特定するパスワードデータと個人IDデータ61
とは例えば所定のHTML文書に埋め込まれる。作成さ
れたHTML文書はパソコン14に向けて送り出され
る。その結果、例えば図18に示されるように、ディス
プレイ36の画面上に個人IDおよびパスワードは表示
される。こうして個人IDおよびパスワードは利用者に
提示される。同時に、プロセッサ16は認証情報データ
ベース22に個人IDデータ61およびパスワードデー
タ66を登録する。
【0059】ここで、図19のフローチャートを参照し
つつ「訪問スポットの抽出」(図13のステップT
4)の処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述の
ように移動手段データおよび地域名データを受け取る
と、所定のプログラムモジュールを実行する。プロセッ
サ16は、ステップU1で、前述のように設定された訪
問先の地域範囲に含まれる全訪問スポットのリストを作
成する。作成にあたってプロセッサ16は地図情報デー
タベース23からスポット位置情報データ68を読み出
す。リストでは各訪問スポットは例えばスポットIDで
特定されればよい。
【0060】続くステップU2で、プロセッサ16は前
述の小分類にリスト内の訪問スポットを分類する。プロ
セッサ16は、「飲食店の日本食」「飲食店の中華料
理」「宿泊施設のホテル」といった各小分類ごとにグル
ープを形成する。ただし、こういったグループ分けは前
述のリストの作成と同時に実施されてもよい。
【0061】続くステップU3で、プロセッサ16は、
各訪問スポットの詳細統計データ85に基づき訪問スポ
ットの集合体から特定の訪問スポットを抽出する。この
とき、プロセッサ16は、前述の年令データ63、性別
データ64および家族データ65に基づき利用者の人物
像を想定する。プロセッサ16は、利用者の年令層や性
別、独身か既婚か、といった条件に基づき訪問スポット
ごとに詳細統計データ85を検索する。これらの条件に
一致する不特定多数の利用者から支持される訪問スポッ
トを抽出する。プロセッサ16は、多くの人数に支持さ
れる訪問スポットから順番に規定数の訪問スポットを選
び出す。年令層の特定にあたってプロセッサ16は利用
者の年令データ63から利用者の年令を導き出す。
【0062】続くステップU4で、プロセッサ16は、
抽出された訪問スポットを記録する。訪問スポットは例
えばサーバコンピュータ13のHDD18に一時的に書
き込まれればよい。ステップU5で、プロセッサ16
は、全ての小分類に対して訪問スポットの抽出が完了し
たか否かを確認する。完了していなければプロセッサ1
6の処理動作はステップU3に戻る。こうして小分類ご
とに特定の件数の訪問スポットは抽出され記録される。
抽出された訪問スポットの集合体を特定する選択肢提示
情報信号は生成される。全ての小分類に対して訪問スポ
ットの抽出が完了すると、プロセッサ16の処理動作は
「スポットの選択の受け付け」(図13のステップT
5)に移行する。
【0063】次に図20のフローチャートを参照しつつ
「スポットの選択の受け付け」(図13のステップT
5)の処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述の
ように選択肢提示情報信号を生成すると、所定のプログ
ラムモジュールを実行する。プロセッサ16はステップ
V1で例えば地図情報データベース23から表示範囲の
地図情報データ67を取得する。取得された地図情報デ
ータ67に基づき所定のHTML文書は作成される。続
くステップV2で、プロセッサ16は選択肢提示情報信
号に基づき訪問スポットの集合体を特定する。特定にあ
たってプロセッサ16は各訪問スポットごとにスポット
IDを取得すればよい。続くステップV3で、プロセッ
サ16は、各スポットIDごとに旗印画像データを取得
する。旗印画像データは地図情報データ67に関連付け
られる。その後、ステップV4で、作成されたHTML
文書すなわち画像情報信号はインターネット12に向け
て送り出される。その結果、ディスプレイ36の画面上
には、例えば図16に示されるように、地図上の旗印1
11に基づき抽出後の訪問スポットは提示されることが
できる。
【0064】ステップV5で、プロセッサ16は、「決
定」ボタンに対するクリック操作を監視する。「決定」
ボタンがクリックされない限り、ステップV6で、プロ
セッサ16はディスプレイ36の画面上でマウス35の
ポインタ112の動きを監視する。例えば図21に示さ
れるように、特定の旗印111にポインタ112が重ね
合わせられると、プロセッサ16は、その旗印111で
特定される訪問スポットの簡易情報画像データを取得す
る。この簡易情報画像データには、例えば、その訪問ス
ポットに関連するスポット名称や特色、「評価の平均
値」、お薦め度の平均値を表示する画像データが含まれ
る。スポット名称や特色はスポット情報データ69から
取得されればよい。「評価の平均値」やお薦め度の平均
値は評価情報データ82から取得されればよい。このと
き、プロセッサ16は、各訪問スポットごとにポインタ
112が重ね合わせられる回数や時間を記録してもよ
い。こういったログデータは例えば利用者の嗜好の判断
に役立てられることができる。
【0065】続くステップV7で、プロセッサ16はイ
ンターネット12に向けて簡易情報画像データすなわち
画像情報信号を送り出す。したがって、ディスプレイ3
6の画面上で特定の旗印111にマウス35のポインタ
112が重ね合わせられると、例えば図21に示される
ように、ディスプレイ36の画面上には簡易情報画像デ
ータに基づき所定の画像が表示される。この表示に基づ
き利用者は訪問スポットの簡易情報を確認することがで
きる。その他、簡易情報画像データは前述の旗印画像デ
ータとともに予めHTML文書に埋め込まれてもよい。
【0066】ステップV8で、プロセッサ16はマウス
35のクリック操作を監視する。特定の旗印111にポ
インタ112が重ね合わせられた後にクリック操作が実
施されると、プロセッサ16は、その旗印111で特定
される訪問スポットの詳細情報画像データを取得する。
この詳細情報画像データには、例えば、前述のスポット
名称のほか、電話番号データ72で特定される電話番号
や、定休日データ76で特定される店の定休日、営業時
間データ75で特定される店の営業時間、写真データ8
6で特定される訪問スポットの画像、日記データ87で
特定される訪問スポットの文章表現を表示する画像デー
タが含まれればよい。写真データ86や日記データ87
は複数人分のものが用いられてもよい。
【0067】日記データ87すなわち投稿情報データが
詳細情報画像データに含まれる場合には、所定の基準に
従って日記データ87から特定のキーワードが抽出され
てもよい。キーワードを特定するキーワード情報信号は
例えば前述の簡易情報画像データとともにインターネッ
ト12に送り出されてもよい。こうしてディスプレイ3
6上には、キーワード情報信号および簡易情報画像デー
タに基づきキーワードを含む画像が映し出されることが
できる。キーワードは例えば単純に主語および述語で構
成されればよい。
【0068】続くステップV9で、プロセッサ16は、
パソコン14に向けて詳細情報画像データを送り出す。
したがって、ディスプレイ36の画面上で特定の旗印1
11に対してクリック操作が実施されると、例えば図2
2に示されるように、ディスプレイ36の画面上には詳
細情報画像データに基づき所定の画像が表示される。こ
の表示に基づき利用者は訪問スポットの詳細情報を確認
することができる。このとき、プロセッサ16は、各訪
問スポットごとにクリック操作の回数や画像の表示時間
を記録してもよい。こういったログデータは例えば利用
者の嗜好の判断に役立てられることができる。
【0069】続くステップV10で、プロセッサ16
は、表示された画像に基づきその訪問スポットが選択さ
れたか否かを確認する。この確認にあたってプロセッサ
16はインターネット12すなわちパソコン14から選
択結果通知信号を受け取る。選択結果通知信号には、抽
出された訪問スポットの集合体から選択された訪問スポ
ットが特定される。プロセッサ16は、続くステップV
11で、指定された各日付ごとに選択結果通知信号に基
づき訪問スポットを仮登録する。訪問スポットは例えば
スポットIDで特定されればよい。選択された訪問スポ
ットは例えばサーバコンピュータ13のHDD18に一
時的に保存されればよい。最終的にステップV5で「決
定」ボタンのクリックが確認されると、プロセッサ16
の処理動作は「行程表の作成」(図13のステップT
6)に移行する。
【0070】次に図23のフローチャートを参照しつつ
「行程表の作成」(図13のステップT6)の処理動作
を詳述する。プロセッサ16は、前述のように「決定」
ボタンのクリックを確認すると、所定のプログラムモジ
ュールを実行する。プロセッサ16は、ステップW1
で、各日付ごとに仮登録された訪問スポットを特定す
る。ステップW2で、プロセッサ16は、各日付ごとに
特定の出発点および最終地点を設定する。例えば旅行の
初日であれば、駅やインターチェンジが出発点に設定さ
れればよく、宿泊施設が最終地点に設定されればよい。
旅行の中日であれば、出発点および最終地点に宿泊施設
が設定されればよい。旅行の最終日であれば、出発点に
は宿泊施設が設定されればよく、最終地点には駅やイン
ターチェンジが設定されればよい。こういった出発点や
最終地点の設定にあたっては例えば利用者の意志が反映
されてもよい。こういった場合には例えばCGI技術や
APS技術が利用されればよい。
【0071】続くステップW3でプロセッサ16は時間
帯固定の訪問スポットを設定する。この設定で、プロセ
ッサ16は、例えば昼食用に選択された飲食店や、特定
の営業時間に拘束される訪問スポットに対して特定の時
間帯を割り当てる。続くステップW4でプロセッサ16
は行程表を設定する。行程表の設定にあたって、プロセ
ッサ16は例えばサーバコンピュータ41のプロセッサ
42と協働する。プロセッサ16は、出発点や最終地点
から訪問スポットとの距離、各訪問スポット間の距離、
各訪問スポット間の移動手段、移動手段の時刻表、訪問
スポットごとの滞在予定時間などに基づき訪問スポット
の訪問順を決定していく。滞在予定時間は例えば滞在時
間データ81に基づき特定されればよい。こうして作成
された行程表に基づきプロセッサ16はステップW5で
行程情報データベース27に行程情報データ95を登録
する。こうして作成された行程情報データ95に基づき
プロセッサ16は前述のようにHTML文書すなわち画
像情報信号を生成する。ステップW6でHTML文書が
パソコン14に送り込まれると、図17に示されるよう
に、ディスプレイ36の画面上に行程表は表示されるこ
とができる。その他、ディスプレイ36の画面上には行
程表に従って地図画像が表示されてもよい。こうした地
図画像上では行程表に従って移動経路が記述されてもよ
い。
【0072】ここで、図24のフローチャートを参照し
つつ「行程情報データの作成」(図10のステップS
7)の処理工程を詳述する。プロセッサ16は、前述の
ように「新規の旅行計画」ボタン105のクリックを認
識すると、所定のプログラムモジュールを実行する。ス
テップX1で、プロセッサ16は、前述のステップT3
(図13)と同様に、訪問スポットの検索範囲すなわち
訪問先の地域範囲を設定する。続くステップX2で、プ
ロセッサ16は、それまでに蓄積された嗜好情報データ
88に基づき、設定された地域範囲に存在する全訪問ス
ポットの集合体から特定の訪問スポットを抽出する。抽
出方法の詳細は後述される。
【0073】続くステップX3で、プロセッサ16は、
前述のステップT5(図20のフローチャート)と同様
に、抽出された訪問スポットの集合体から訪問スポット
の選択を受け付ける。続くステップX4で、プロセッサ
16は、前述のステップT6(図23のフローチャー
ト)と同様に行程表を作成する。作成された行程表は例
えば所定のHTML文書に埋め込まれる。こうして前述
と同様に、ディスプレイ36の画面上に行程表は表示さ
れる(図17参照)。行程表は利用者に提示される。
【0074】次に図25のフローチャートを参照しつつ
「訪問スポットの抽出」(図24のステップX2)の
処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述のように
移動手段データおよび地域名データを受け取ると、所定
のプログラムモジュールを実行する。プロセッサ16
は、ステップY1で、前述と同様に、訪問先の地域範囲
に含まれる全訪問スポットのリストを作成する。続くス
テップY2で、前述と同様に、プロセッサ16は、小分
類ごとに訪問スポットのグループを形成する。続くステ
ップY3以下で、プロセッサ16は、個人嗜好情報デー
タベース26に蓄積される嗜好情報データ88に基づき
各小分類ごとに規定数の訪問スポットを抽出していく。
【0075】まず、ステップY3で、プロセッサ16は
総数Nをリセットする。この総数Nは、続く処理動作で
抽出されていく訪問スポットの件数を示す。同時に、プ
ロセッサ16は、お薦め度の度数Vに「5」を設定す
る。続くステップY4で、プロセッサ16は、お薦め度
の度数が「3」以下であるか否かを確認する。この場合
には、お薦め度の度数は「5」であるから、プロセッサ
16の処理動作はステップY5に移行する。
【0076】ステップY5で、プロセッサ16は、嗜好
情報データ88の個人評価データ91でお薦め度「5」
を検索する。この検索にあたってプロセッサ16は例え
ば新しい個人評価データ91から古い個人評価データ9
1に向かって順番にお薦め度「5」を探していく。続く
ステップY6で1個人評価データ91にお薦め度「5」
が発見されると、プロセッサ16の処理動作はステップ
Y7に移行する。
【0077】ステップY7で、プロセッサ16は、発見
された個人評価データ91で特定される嗜好情報データ
88から基準評価データ89を読み出す。こうしてプロ
セッサ16は、利用者のお薦め度「5」に対応する「評
価の平均値」を取得する。「評価の平均値」は個々の評
価基準(例えば「雰囲気」「予算」「味」)ごとに特定
される。続くステップY8で、プロセッサ16は、取得
した「評価の平均値」に基づき、グループ分けされた訪
問スポットの集合体から特定の訪問スポットを抽出す
る。すなわち、嗜好情報データ88の基準評価データ8
9に含まれる「雰囲気」「予算」「味」を同時に満たす
基準評価データ83が評価情報データベース25の評価
情報データ82から探り出される。こうして特定利用者
のお薦め度「5」に値する条件に基づき、グループ分け
された訪問スポットの集合体から特定の訪問スポットは
抽出される。こういった訪問スポットは大いに利用者の
嗜好を反映すると考えられる。
【0078】続くステップY9で、プロセッサ16は、
抽出された訪問スポットの件数Aをカウントする。続く
ステップY10で、プロセッサ16は、カウントされた
件数Aに基づき、それまでに抽出された訪問スポットの
総数Nを算出する。ステップY11、Y12で、プロセ
ッサ16は訪問スポットの総数Nと予め決められた規定
数とを比較する。総数Nが規定数に一致すれば、プロセ
ッサ16は、ステップY13で、抽出された訪問スポッ
トを記録する。各訪問スポットのスポットIDは例えば
サーバコンピュータ13のHDD18に一時的に書き込
まれればよい。
【0079】ステップY14で、プロセッサ16は、全
ての小分類に対して訪問スポットの抽出が完了したか否
かを確認する。完了していなければプロセッサ16の処
理動作はステップY3に戻る。こうして小分類ごとに規
定数の訪問スポットは抽出され記録される。抽出された
訪問スポットの集合体を特定する選択肢提示情報信号は
生成される。全ての小分類に対して訪問スポットの抽出
が完了すると、プロセッサ16の処理動作は「スポット
の選択の受け付け」(図24のステップX3)に移行す
る。
【0080】ステップY11で総数Nが規定数に達しな
い場合には、プロセッサ16の処理動作はステップY6
に戻る。このとき、ステップY15で件数Aはリセット
される。ステップY6で、プロセッサ16は次のお薦め
度「5」の出現を検索する。次のお薦め度「5」を含む
個人評価データ91が発見されると、プロセッサ16の
処理動作はステップY7に移行する。ステップY7以
降、前述と同様にプロセッサ16の処理動作は進行す
る。抽出される訪問スポットでは、新しい個人評価デー
タ91から優先的に規定数の訪問スポットは抽出されて
いく。こうして規定数の訪問スポットは確保される。し
かも、抽出された訪問スポットは確実に利用者の嗜好の
変化を反映することができる。
【0081】例えば、ステップY11で総数Nが規定数
に到達する以前に、個人評価データ91にお薦め度
「5」が全く発見されない場合には、プロセッサ16の
処理動作はステップY6からステップY4に移行する。
このとき、ステップY16でお薦め度の度数は1段階下
げられる。したがって、ステップY5で、プロセッサ1
6は、嗜好情報データ88の個人評価データ91でお薦
め度「4」を検索する。検索にあたって、プロセッサ1
6は、前述と同様に、新しい個人評価データ91から古
い個人評価データ91に向かって順番にお薦め度「4」
を探していく。続くステップY6で1個人評価データ9
1にお薦め度「4」が発見されると、プロセッサ16の
処理動作はステップY7に移行する。ステップY7以
降、前述と同様にプロセッサ16の処理動作は進行す
る。こうしてお薦め度の度合いは引き下げられながら、
規定数の訪問スポットは抽出されていく。
【0082】その一方で、ステップY4でお薦め度
「3」が確認されると、プロセッサ16の処理動作はス
テップY13に移行する。抽出された訪問スポットが規
定数に満たなくても、お薦め度「3」以降ではプロセッ
サ16の処理動作は中断される。したがって、利用者の
嗜好に見合った訪問スポットのみが確実に抽出されるこ
とができる。
【0083】その他、ステップY12で総数Nが規定数
を上回ると、プロセッサ16の処理動作はステップY1
7に移行する。このステップY17で、プロセッサ16
は、各評価情報データ82に含まれる詳細統計データ8
5に基づき抽出後の訪問スポットを絞り込む。プロセッ
サ16は、前述のステップU3(図19)と同様に、利
用者の年令層や性別、独身か既婚か、といった条件に基
づき訪問スポットごとに詳細統計データ85を検索すれ
ばよい。これらの条件に一致する不特定多数の利用者か
ら支持される訪問スポットは抽出される。
【0084】ここで、図26のフローチャートを参照し
つつ「行程情報データのダウンロード」(図10のステ
ップS9)の処理動作を詳述する。プロセッサ16は、
前述のようにダウンロードボタン106のクリックを確
認すると、所定のプログラムモジュールを実行する。プ
ロセッサ16はステップZ1で行程情報データベース2
7から行程情報データ95を取得する。行程情報データ
95の取得にあたってプロセッサ16は個人IDや日付
に基づき特定の行程情報データ95を抽出する。続くス
テップZ2で、プロセッサ16は、行程情報データ95
に含まれるスポットIDに基づきスポット情報データベ
ース24からスポット名称データ71および座標値情報
データ77を取得する。
【0085】続くステップZ3で、プロセッサ16は、
例えば図27に示されるように、各日付ごとにダウンロ
ードデータを作成する。このダウンロードデータには、
時刻データ96やスポット名称データ71、座標値情報
データ77、移動手段データ98、滞在予定時間データ
99および訪問フラグ113が含まれる。訪問フラグ1
13の詳細は後述される。ダウンロードデータはインタ
ーネット12に送り込まれる。こうして例えば携帯端末
51で行程情報データ95のダウンロードデータは受信
されることができる。
【0086】ここで、図28のフローチャートを参照し
つつ「投票および投稿」(図10のステップS11)の
処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述のように
「評価情報および日記の登録」ボタン107のクリック
を確認すると、所定のプログラムモジュールを実行す
る。プロセッサ16はステップP1で例えば所定のHT
ML文書に基づき入力フォームを作成する。こうして作
成されたHTML文書すなわち入力フォームデータはイ
ンターネット12に向けて送り出される。送り出された
入力フォームデータはパソコン14で受信されてもよく
携帯端末51で受信されてもよい。ディスプレイ36、
57の画面上には、例えば図29に示されるように、入
力フォームは映し出される。こういった入力フォームは
例えば「飲食店」「宿泊施設」「観光名所」といった大
分類ごとに用意されればよい。
【0087】利用者は、入力フォームに従って、写真デ
ータや訪問日時、個々の評価基準(例えば「雰囲気」
「予算」「味」)に従った評価、日記を入力することが
できる。こうした入力にあたってキーボード34、56
やマウス35は利用されればよい。写真は例えばデジタ
ルカメラから画像データの形で取り込まれればよい。
「送信」ボタンがクリックされると、入力された写真デ
ータと、入力された訪問日時を特定する日時データと、
個々の評価基準ごとに1選択肢を特定する評価データ
と、入力されたお薦め度を特定するお薦め度データと、
例えばテキストデータで日記を特定する日記データとは
サーバコンピュータ13に向けて送り出される。こうし
てプロセッサ16は、ステップP2で、評価情報信号お
よび投稿情報信号を受信する。評価情報信号には、例え
ば少なくとも評価データやお薦め度データが含まれれば
よい。投稿情報信号には、例えば写真データ、日時デー
タおよび日記データなどが含まれればよい。続くステッ
プP3で、プロセッサ16は、取得した各種データに基
づき評価情報データベース25で訪問スポットごとに評
価情報データ82を更新する。更新方法の詳細は後述さ
れる。その後、ステップP4で、プロセッサ16は、取
得した各種データに基づき個人嗜好情報データベース2
6に嗜好情報データ88を登録する。登録方法の詳細は
後述される。
【0088】こういった「投票および投稿」の処理動作
はパスワードの認証(図10のステップS5)後に自動
的に実施されてもよい。この場合には、プロセッサ16
は、過去の日付の行程情報データ95で入力フラグ10
1を参照すればよい。この入力フラグ101は、行程情
報データ95の作成時には「1」値すなわち「未入力」
に設定される。前述のように投票および投稿が完了する
と、入力フラグ101は「0」値すなわち「入力済み」
に書き換えられる。こうして投票および投稿は行程情報
データ95に基づき管理されることができる。こうした
管理に基づき投稿の督促通知は発信されることができ
る。督促通知信号には例えば前述の入力フォームデータ
が組み込まれてもよい。
【0089】次に図30のフローチャートを参照しつつ
「評価情報データの更新」(図28のステップP3)の
処理動作を詳述する。プロセッサ16は、写真データ、
日時データ、評価データ、お薦め度データおよび日記デ
ータを受け取ると、所定のプログラムモジュールを実行
する。プロセッサ16は、ステップQ1で、前述のよう
に入力フォームが作成された訪問スポットのスポットI
Dを特定する。続くステップQ2で、プロセッサ16
は、特定したスポットIDに基づき評価情報データベー
ス25から評価情報データ82を検索する。続くステッ
プQ3で、プロセッサ16は、評価情報データ82に含
まれる基準評価データ83で個々の評価基準(例えば
「雰囲気」「予算」「味」)ごとに得票数を更新する。
続くステップQ4で、プロセッサ16は、更新された得
票数に基づき個々の評価基準ごとに「評価の平均値」を
確認する。「評価の平均値」に変動があれば、変動後の
「評価の平均値」を登録し直す。
【0090】続くステップQ5で、プロセッサ16は、
お薦め度データに基づきお薦め度の度合いを確認する。
お薦め度「5」であれば、プロセッサ16はステップQ
6で入力フォームに基づき写真データや評価データ、日
記データから「公開してもよい」項目を検索する。「公
開してもよい」項目は同様に評価情報データ82に登録
される。評価情報データ82では、新しいデータは最も
古いデータに上書きされればよい。続くステップQ7で
プロセッサ16は詳細統計データ85を更新する。その
後、プロセッサ16の処理動作はステップP4(図2
8)に移行する。
【0091】次に図31のフローチャートを参照しつつ
「嗜好情報データの登録」(図28のステップP4)の
処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述の評価情
報データ82の更新が完了すると、続いてステップR1
で、前述のように入力フォームが作成された訪問スポッ
トのスポットIDを特定する。続くステップR2で、プ
ロセッサ16は、特定したスポットIDに基づき評価情
報データベース25から評価情報データ82を検索す
る。続くステップR3で、プロセッサ16は、個人嗜好
情報データベース26の嗜好情報データ88に基準評価
データ83を登録する。この基準評価データ83は、検
索された評価情報データ82の基準評価データ83から
取得される。
【0092】続くステップR4で、プロセッサ16は、
お薦め度データに基づき個人嗜好情報データベース26
に個人評価データ91を登録する。この結果、特定訪問
スポットに関し、評価情報データベース25に蓄積され
る「評価の平均値」と、特定利用者の関心度すなわち評
価とは相互に関連付けられる。すなわち、特定利用者の
関心度すなわち嗜好は、不特定多数の投票で構築される
「物差し」で評価される。例えば評価基準「雰囲気」で
「評価の平均値」に「カジュアル」が特定されていれ
ば、特定の利用者が「豪華」を選んだとしても、この
利用者の評価は「評価の平均値」すなわち「カジュア
ル」として判断される。この利用者の感性「豪華」は
不特定多数の感性「カジュアル」で評価し直される。
こうして利用者の感性は客観的に評価されることができ
る。既に嗜好情報データ88が存在する場合には、新た
な嗜好情報データ88で古い嗜好情報データ88は上書
きされればよい。続くステップR5で、プロセッサ16
は、個人嗜好情報データベース26に残りの写真データ
92や日記データ93を登録する。こうして嗜好情報デ
ータ88の登録は完了する。
【0093】ここで、図32のフローチャートを参照し
つつ「行程情報データの再作成」(図10のステップS
13)の処理動作を詳述する。プロセッサ16は、前述
のように「寄り道」ボタン108のクリックを確認する
と、所定のプログラムモジュールを実行する。ここで
は、「寄り道」ボタン108は携帯端末51でクリック
されたものと仮定する。携帯端末51のプロセッサ52
は、寄り道ボタン108のクリックを認識すると、所定
のプログラムモジュールを実行する。携帯端末51では
その時点の日時および現在位置が確認される。プロセッ
サ52は、確認した日時で特定されるダウンロードデー
タを検索する。検索されたダウンロードデータは例えば
インターネット12に向けて送り出される。こうして送
り出されたダウンロードデータはサーバコンピュータ1
3のプロセッサ16で受信される。ダウンロードデータ
には、例えば携帯端末51すなわち利用者の現在位置を
特定する現在位置情報データが付加されてもよい。利用
者の現在位置は携帯端末51内のGPSセンサ55に基
づき特定されればよい。
【0094】このとき、ダウンロードデータでは、訪問
フラグ113に基づき「訪問済み」「未訪問」のいずれ
かが特定される。ダウンロードデータには予め「1」値
が書き込まれればよい。特定の訪問スポットが訪問され
ると、その訪問スポットの訪問フラグ113は「0」値
に書き換えられる。こういった「訪問」の事実は例えば
GPSセンサ55の出力に基づき監視されればよい。こ
ういった監視にあたって、GPSセンサ55の出力に基
づき算出される現在位置の座標値と、ダウンロードデー
タの座標値情報データ77で特定される訪問スポットの
座標値とは相互に比較されればよい。
【0095】プロセッサ16は、例えばステップL1で
ダウンロードデータを受信すると、続くステップL2で
例えばダウンロードデータに基づき訪問先の地域範囲を
特定する。地域範囲の特定にあたっては、ダウンロード
データに含まれるスポットIDが用いられてもよく、現
在位置情報データに含まれる現在位置の座標値が用いら
れてもよい。プロセッサ16は、地図情報データベース
23に基づきスポットIDから地域範囲を特定すること
ができる。
【0096】続くステップL3で、プロセッサ16は、
前述のステップX2(図25のフローチャート)と同様
に、設定された地域範囲に存在する全訪問スポットの集
合体から特定の訪問スポットを抽出する。続くステップ
L4で、プロセッサ16は、前述のステップT5、X3
(図20のフローチャート)と同様に、抽出された訪問
スポットの集合体から訪問スポットの選択を受け付け
る。このとき、ディスプレイ57の画面上では、予め設
定された行程情報データに含まれる訪問スポットと、行
程情報データに含まれない訪問スポットとは識別される
ことが望まれる。利用者は、行程情報データに含まれる
訪問スポット以外に新たに寄り道訪問スポットを選択す
ることができる。寄り道訪問スポットを特定する追加選
択情報データはプロセッサ16に取得される。こうして
寄り道訪問スポットが選択されると、プロセッサ16の
処理はステップL5に移行する。このステップL5で、
プロセッサ16は、行程情報データに含まれ、かつ、未
訪問の訪問スポットと、新たに選択された寄り道訪問ス
ポットとに基づき行程表を作成する。作成方法の詳細は
後述される。訪問済みか否かは、ダウンロードデータに
含まれる訪問フラグ113に基づき判断されればよい。
【0097】次に図33のフローチャートを参照しつつ
「行程表の再作成」(図32のステップL5)の処理動
作を詳述する。プロセッサ16は、前述のように「決
定」ボタンのクリックを確認すると、所定のプログラム
モジュールを実行する。ステップM1で、プロセッサ1
6は、携帯端末51すなわち利用者の現在位置に基づき
出発点を決定する。出発点には、現在位置に最も接近す
る訪問スポットが設定されればよい。続くステップM2
でプロセッサ16は行程表を設定する。行程表の設定に
あたって、プロセッサ16は、前述と同様に、例えばサ
ーバコンピュータ41のプロセッサ42と協働する。プ
ロセッサ16は、出発点や最終地点から訪問スポットと
の距離、各訪問スポット間の距離、各訪問スポット間の
移動手段、移動手段の時刻表、訪問スポットごとの滞在
予定時間などに基づき訪問スポットの訪問順を決定して
いく。このとき、出発点に続き寄り道訪問スポットの訪
問予定は設定される。こうして設定された寄り道訪問ス
ポットに続き、予め行程情報データに含まれ、かつ、未
訪問の訪問スポットは順番に訪問予定に組み込まれてい
く。こうして作成された行程表に基づきプロセッサ16
はステップM3で行程情報データベース27に行程情報
データ95を登録し直す。その後、ステップM4で、再
作成された行程情報データ95に基づきダウンロードデ
ータは作成される。作成されたダウンロードデータはイ
ンターネット12に向けて送り出される。こうして携帯
端末51は新しいダウンロードデータを受信することが
できる。新しいダウンロードデータは古いダウンロード
データに上書きされればよい。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、できる限
り高い精度で個人の嗜好すなわち満足度に見合った訪問
スポットを抽出する際に大いに役立つ訪問スポット抽出
プログラムは提供される。しかも、訪問スポット抽出プ
ログラムでは、訪問スポットの抽出過程だけでなく、訪
問中や訪問後といった様々な段階で個人の嗜好は理解さ
れていくことができる。同時に、本発明によれば、でき
る限り高い精度で個人の嗜好すなわち関心度を評価する
ことができる関心度評価プログラムは提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンピュータネットワークシステムの構成を
概略的に示す概念図である。
【図2】 ディスクアレイ装置に構築される個人基本情
報データベースの構造を示す概念図である。
【図3】 ディスクアレイ装置に構築される認証情報デ
ータベースの構造を示す概念図である。
【図4】 ディスクアレイ装置に構築される地図情報デ
ータベースの構造を示す概念図である。
【図5】 スポット情報データベースに登録されるスポ
ット情報データの構造を示す概念図である。
【図6】 スポットIDの構造を概略的に示す概念図で
ある。
【図7】 評価情報データベースに登録される評価情報
データの構造を示す概念図である。
【図8】 個人嗜好情報データベースに登録される嗜好
情報データの構造を示す概念図である。
【図9】 行程情報データベースに登録される行程情報
データの構造を示す概念図である。
【図10】 ホームページ「旅サイト」の処理動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図11】 「旅サイト」のトップページを概略的に示
す概念図である。
【図12】 パスワードの認証後のメニュー画面を概略
的に示す概念図である。
【図13】 「行程情報データの作成」の処理動作を
概略的に示すフローチャートである。
【図14】 個人基本情報データの取得にあたって利用
される画像の一具体例を示す概念図である。
【図15】 移動手段および訪問先の地域名の取得にあ
たって利用される画像の一具体例を示す概念図である。
【図16】 「旅サイト」で提案される訪問スポットを
示す地図の画像の概念図である。
【図17】 「旅サイト」で提案される行程表を示す画
像の概念図である。
【図18】 個人IDおよびパスワードの提示にあたっ
て利用される画像の一具体例を示す概念図である。
【図19】 「訪問スポットの抽出」の処理動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図20】 「スポットの選択の受け付け」の処理動作
を概略的に示すフローチャートである。
【図21】 簡易画像情報データに基づき表示される画
像の一具体例を示す概念図である。
【図22】 詳細画像情報データに基づき表示される画
像の一具体例を示す概念図である。
【図23】 「行程表の作成」の処理動作を概略的に示
すフローチャートである。
【図24】 「行程情報データの作成」の処理動作を
概略的に示すフローチャートである。
【図25】 「訪問スポットの抽出」の処理動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図26】 「行程情報データのダウンロード」の処理
動作を概略的に示すフローチャートである。
【図27】 行程情報データのダウンロードデータの構
造を示す概念図である。
【図28】 「投票および投稿」の処理動作を概略的に
示すフローチャートである。
【図29】 投票および投稿にあって利用される入力フ
ォームの一具体例を示す概念図である。
【図30】 「評価情報データの更新」の処理動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図31】 「嗜好情報データの更新」の処理動作を概
略的に示すフローチャートである。
【図32】 「行程情報データの再作成」の処理動作を
概略的に示すフローチャートである。
【図33】 「行程表の再作成」の処理動作を概略的に
示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 インターネット、13 「旅サイト」を提供する
サーバコンピュータ、16 訪問スポット抽出プログラ
ムを実行するプロセッサ、18 プログラムを格納する
記憶媒体すなわちハードディスク駆動装置(HDD)、
67 地図情報データ、82 評価情報データ、83
基準評価データ、89 基準評価データ、91 個人評
価データ、95 行程情報データ、101 投稿管理デ
ータとしての入力フラグ、113 訪問済み情報データ
としての訪問フラグ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定訪問スポットに対して少なくとも2
    段階で特定個人の満足度を特定する個人評価データを取
    得する工程と、特定訪問スポットに対して、個々の評価
    基準ごとに、不特定多数の評価に基づき形成される評価
    値を特定する基準評価データを取得する工程と、個人評
    価データで特定される特定個人の満足度に、基準評価デ
    ータで特定される評価値を関連付ける工程と、特定個人
    の満足度に関連付けられた評価値に基づき、訪問スポッ
    トの集合体から特定個人の満足度に見合った訪問スポッ
    トを探し出す工程とをプロセッサに実行させることを特
    徴とする訪問スポット抽出プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の訪問スポット抽出プロ
    グラムにおいて、地図を特定する地図情報データを取得
    する工程と、探し出した訪問スポットを地図に関連付け
    る工程とをプロセッサに実行させることを特徴とする訪
    問スポット抽出プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の訪問スポット抽出プロ
    グラムにおいて、前記訪問スポットの位置を示す前記地
    図を特定する画像情報信号を生成する工程をさらにプロ
    セッサに実行させることを特徴とする訪問スポット抽出
    プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の訪問ス
    ポット抽出プログラムにおいて、前記基準評価データの
    形成にあたって、個々の訪問スポットごとに前記評価基
    準に従って個人の評価を特定する評価情報信号を取得す
    る工程をさらにプロセッサに実行させることを特徴とす
    る訪問スポット抽出プログラム。
  5. 【請求項5】 訪問スポットごとに少なくとも2段階で
    特定個人の満足度を特定する個人評価データを取得する
    工程と、個人評価データに基づき、訪問スポットの集合
    体から特定個人の満足度に見合った訪問スポットを抽出
    する工程と、少なくとも抽出された訪問スポットに対し
    て不特定多数の評価に基づき形成される満足度の平均値
    を特定する評価情報データを取得する工程と、訪問スポ
    ットごとに特定個人の満足度に満足度の平均値を関連付
    ける工程とをプロセッサに実行させることを特徴とする
    訪問スポット抽出プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の訪問スポット抽出プロ
    グラムにおいて、前記特定個人の満足度に関連付けられ
    た満足度の平均値を特定する画像情報信号を生成する工
    程をさらにプロセッサに実行させることを特徴とする訪
    問スポット抽出プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の訪問スポット
    抽出プログラムにおいて、前記基準評価データの形成に
    あたって、個々の訪問スポットごとに個人の満足度を特
    定する評価情報信号を取得する工程をさらにプロセッサ
    に実行させることを特徴とする訪問スポット抽出プログ
    ラム。
  8. 【請求項8】 訪問スポットごとに少なくとも2段階で
    特定個人の満足度を特定する個人評価データを取得する
    工程と、個人評価データに基づき、訪問スポットの集合
    体から特定個人の満足度に見合った訪問スポットを抽出
    する工程と、抽出された訪問スポットの集合体を特定す
    る選択肢提示情報信号に基づき任意の表示画面上に集合
    体中の訪問スポットを表示させる工程と、集合体から選
    択された訪問スポットを特定する選択結果通知信号を受
    信する工程と、選択結果通知信号で特定される訪問スポ
    ットを記録する工程とをプロセッサに実行させることを
    特徴とする訪問スポット抽出プログラム。
  9. 【請求項9】 特定訪問スポットに対して、不特定多数
    からの投稿に含まれる文章表現を特定する投稿情報デー
    タを取得する工程と、投稿に含まれる文章表現から所定
    の基準に基づきキーワードを抽出する工程と、抽出され
    たキーワードを特定するキーワード情報信号に基づき任
    意の表示画面上にキーワードを表示させる工程とをプロ
    セッサに実行させることを特徴とする訪問スポット抽出
    プログラム。
  10. 【請求項10】 特定個人に関連して訪問スポットの集
    合体から選択された特定訪問スポットを特定する行程情
    報データを取得する工程と、個々の特定訪問スポットご
    とに特定個人の投稿の有無を特定する投稿管理データを
    取得する工程と、未投稿が確認されると、特定訪問スポ
    ットに対して投稿を催促する督促通知信号を生成する工
    程とをプロセッサに実行させることを特徴とする訪問ス
    ポット抽出プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の訪問スポット抽出
    プログラムにおいて、前記督促通知信号には、前記特定
    訪問スポットに関連して投稿用の入力フォームを特定す
    る入力フォームデータが含まれることを特徴とする訪問
    スポット抽出プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の訪問ス
    ポット抽出プログラムにおいて、前記投稿には、前記特
    定訪問スポットに対して少なくとも2段階で特定個人の
    満足度を特定する個人評価データが含まれることを特徴
    とする訪問スポット抽出プログラム。
  13. 【請求項13】 訪問順に従って訪問スポットを特定す
    る行程情報データを取得する工程と、訪問済みの訪問ス
    ポットを特定する訪問済み情報データを取得する工程
    と、訪問済み情報データに基づき、行程情報データから
    未訪問の訪問スポットを特定する工程と、訪問スポット
    の集合体から新たに選択された寄り道訪問スポットを特
    定する追加選択情報データを取得する工程と、未訪問の
    訪問スポットおよび寄り道訪問スポットの訪問順を設定
    する工程とをプロセッサに実行させることを特徴とする
    訪問スポット抽出プログラム。
  14. 【請求項14】 特定評価対象に対して少なくとも2段
    階で特定個人の関心度を特定する個人評価データを取得
    する工程と、特定評価対象に対して、個々の評価基準ご
    とに、不特定多数の評価に基づき形成される評価値を特
    定する基準評価データを取得する工程と、個人評価デー
    タで特定される特定個人の関心度に、基準評価データで
    特定される評価値を関連付ける工程とをプロセッサに実
    行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の関心度評価プログ
    ラムにおいて、前記特定個人の関心度に関連付けられた
    評価値に基づき、評価対象の集合体から特定個人の関心
    度に見合った評価対象を探し出す工程をさらにプロセッ
    サに実行させることを特徴とする関心度評価プログラ
    ム。
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