JP5088012B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
内燃機関から排出された排気ガスが流通するための主排気通路と、
前記主排気通路との上流側接続部において前記主排気通路から分岐し、前記上流側接続部より下流の下流側接続部において、再び前記主排気通路に合流するバイパス通路と、
排気ガスの流入先を前記主排気通路と前記バイパス通路との間で切り替える切替手段と、
前記バイパス通路に配置され、前記内燃機関の排気ガスに含まれる未浄化成分を吸着する機能を有する吸着材と、
前記切替手段を操作して前記吸着材に排気ガスを導入することにより、前記吸着材に吸着された未浄化成分のパージを実行するパージ実行手段と、
前記内燃機関の燃料カットが行われている期間における前記パージ実行手段の実行許否を判定するパージ実行許否判定手段と、
前記吸着材の温度を取得する温度取得手段と、を備え、
前記パージ実行許否判定手段は、前記吸着材の温度が所定値よりも大きい場合に、前記パージ実行手段の実行を禁止することを特徴とする。
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1としての排気浄化装置を備える内燃機関システムの概略構成を説明するための図である。図1に示すとおり、本実施の形態の排気浄化システムは、内燃機関(以下、「エンジン」とも称す)10を備えている。エンジン10には、筒内に空気を取り込むための吸気通路12と、筒内から排出された排気ガスが流れる排気通路14とが接続されている。排気通路14には、上流側から順に、排気ガスを浄化するための触媒としての前段触媒(SC)16と後段触媒(UF)18とが直列に配置されている。
次に、ECU50によって制御されるシステムの動作について説明する。尚、ここでは、システムで実現される様々な動作のうち、NOx吸着材24に係る動作について説明する。
エンジン10の冷間始動時には、筒内から排出される排気ガス中のNOxをNOx吸着材24に吸着させるための動作が行われる。具体的には、切替バルブ22によって排気ガスの流入先がバイパス通路20側に切り替えられる。
エンジン10の始動後は、前段触媒16に流れ込む排気ガスの温度が上昇することで、やがて、前段触媒16の温度は活性温度まで上昇する。前段触媒16が活性化することで、排気ガスに含まれるNOxは他の未浄化成分とともに前段触媒16で浄化できるようになる。そこで、前段触媒16の温度が活性温度まで上昇したことが検出されたら、切替バルブ22が操作されて排気ガスの流入先がバイパス通路20から排気通路14へ切り替えられる。これにより、前段触媒16で浄化された排気ガスは、NOx吸着材24を経ることなく、そのまま排気通路14を通って大気中に排出される。
次に、エンジン10の冷間始動時において、NOx吸着材24に吸着されたNOx(以下、「吸着NOx」と称す)のパージ処理動作について説明する。上述したとおり、エンジン10の冷間始動が開始されてから前段触媒16の活性が発現するまでの期間は、排気ガスがバイパス通路20に導入され、前段触媒16において浄化できなかったNOxがNOx吸着材24に吸着される。これらの吸着NOxは、パージ実行条件が成立した場合にNOx吸着材24からパージされて、後段触媒18において浄化される。
次に、図3を参照して、本実施の形態において実行する処理の具体的内容について説明する。図3は、ECU50が、吸着NOxのパージ処理期間において、当該パージ処理の禁止判定を実行するルーチンのフローチャートである。尚、図3に示すルーチンは、他のルーチンによってパージ処理の実行が判定されている期間に繰り返し実行されるものとする。
[実施の形態2の特徴]
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU50に後述する図5に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
次に、図5を参照して、本実施の形態において実行する処理の具体的内容について説明する。図5は、ECU50が、吸着NOxのパージ処理期間において、燃料カットの禁止判定を実行するルーチンのフローチャートである。尚、図5に示すルーチンは、他のルーチンによってパージ処理の実行が判定されている期間に繰り返し実行されるものとする。
[実施の形態3の特徴]
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU50に後述する図6に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
次に、図6を参照して、本実施の形態において実行する処理の具体的内容について説明する。図6は、ECU50が、吸着NOxのパージ処理期間において、当該パージ処理の禁止判定を実行するルーチンのフローチャートである。尚、図6に示すルーチンは、他のルーチンによってパージ処理の実行が判定されている期間に繰り返し実行されるものとする。
12 吸気通路
14 排気通路
16 前段触媒(SC)
18 後段触媒(UF)
20 バイパス通路
22 切替バルブ
24 NOx吸着材
30 リターン通路
32 パージ制御バルブ
50 ECU(Electronic Control Unit)
52 温度センサ
Claims (1)
- 内燃機関から排出された排気ガスが流通するための主排気通路と、
前記主排気通路との上流側接続部において前記主排気通路から分岐し、前記上流側接続部より下流の下流側接続部において、再び前記主排気通路に合流するバイパス通路と、
排気ガスの流入先を前記主排気通路と前記バイパス通路との間で切り替える切替手段と、
前記バイパス通路に配置され、前記内燃機関の排気ガスに含まれる未浄化成分を吸着する機能を有する吸着材と、
前記切替手段を操作して前記吸着材に排気ガスを導入することにより、前記吸着材に吸着された未浄化成分のパージを実行するパージ実行手段と、
前記内燃機関の燃料カットが行われている期間における前記パージ実行手段の実行許否を判定するパージ実行許否判定手段と、
前記吸着材の温度を取得する温度取得手段と、を備え、
前記パージ実行許否判定手段は、前記吸着材の温度が所定値よりも大きい場合に、前記パージ実行手段の実行を禁止することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
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JP2007164716A JP5088012B2 (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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JP2007164716A JP5088012B2 (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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