JP5087298B2 - 画像記録装置、その装置による記録不良検出方法、及び、プログラム - Google Patents

画像記録装置、その装置による記録不良検出方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、紙やフィルム等の記録媒体にインクを定着させて画像を記録する画像記録技術に関するものであり、特に、画像記録装置の記録ヘッドに設けられているノズルに起因する記録不良の検出を行う技術に関する。
大量の紙やフィルム等の記録媒体にインクを定着させて画像を記録する画像記録装置において、数十〜数百m/minの高速度で記録媒体を搬送しながら、ページ毎に内容の異なる画像を記録するものがある。このような高速度の画像記録では、上位装置から送られてくる画像データと記録後の画像とが一致しているかどうかの検証を、人間の目視により行うことは不可能である。そこで、このような画像記録装置では、記録された画像を電子的に読み取り、この画像と上位装置からの画像データで表現されている画像とを画素毎に比較することで記録不良を検出する技術が用いられている。
このような技術に関しては、例えば特許文献1に、被検査画像のデータと参照画像のデータとの比較演算を行うことで印刷物の欠陥を検出する方法が開示されている。特許文献1の技術では、参照画像が網点領域か非網点領域かを判定し、前述した比較演算の手法を、この判定結果に基づいて選択している。また、特許文献1の技術では、検査の対象とする領域を二次元的に1画素ずつずらしながら順次設定するようにしている。
特開平10−86344号公報
しかしながら、前述した特許文献1に開示されている技術では、予め記憶されている参照画像データと、記録媒体に印刷された内容を読み取った検査画像データとの間での比較演算処理を画素単位で行う必要がある。このため、特許文献1の技術では、処理負荷が大きく、また処理回路の構成も複雑なものとなることから、結果として装置の製造コストを上昇させてしまうという課題がある。また、特許文献1の技術では、画素毎に比較を行うことで微小の欠陥の検出が可能ではあるものの、ノズルからインクを吐出する方式の画像記録装置で頻繁に発生する。ノズル不良に起因する搬送方向に連続した欠陥については、検出漏れとなる場合がある。この検出漏れは、前述した欠陥の連続性を考慮しないために生じるものであり、広い範囲で見たときには明らかな筋条の欠陥が発生していても、微小範囲内では濃度差が少ない場合に生じ得る。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で精度良く、且つ高速に記録不良を検出する画像記録装置、その装置による記録不良検出方法及びプログラムの提供を目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の態様のひとつである画像記録装置は、複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置において、記録処理後の記録媒体から画像を読取る読取り部と、読取り部により読取られた画像を構成している画素と、画素のノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、画素が2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度である場合にはノズル列の各ノズルのうち画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす判定を行い、画像を構成している各画素列について判定を行った場合に、画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、計数値が所定の閾値を上回ったときに、画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する記録不良ノズル判定部を、少なくとも備える、ことを特徴とする。
また、本発明の別の態様のひとつである記録不良検出方法は、複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置により行われる記録不良検出方法であって、記録処理後の記録媒体から画像の読取りを行うことによって読み取られた画像を構成している画素と、画素のノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、画素が2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であるか否かを判定する第一の判定を行い、第一の判定において画素が2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であると判定された場合に、ノズル列の各ノズルのうち画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす第二の判定を、画像を構成している各画素列について行い、画像を構成している各画素列について第二の判定を行った場合に画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、計数値が所定の閾値を上回ったときに、画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の更なる別の態様のひとつであるプログラムは、複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置における記録不良の検出を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、記録処理後の記録媒体から画像の読取りを行うことによって読み取られた画像を構成している画素と、画素のノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、画素が2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であるか否かを判定する第一の判定処理と、第一の判定処理において画素が2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であると判定された場合に、ノズル列の各ノズルのうち画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす判定を、画像を構成している各画素列について行う第二の判定処理と、第二の判定処理を行った場合に画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、計数値が所定の閾値を上回ったときに、画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する第三の判定処理と、を演算処理装置に行わせる、ことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で精度良く、且つ高速に記録不良を検出する画像記録装置、その装置による記録不良検出方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明においては、記録媒体の搬送方向を副走査方向とし、この搬送方向に直交する方向を主走査方向と定義する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像記録装置の概念的なブロック構成を示している。
また、図2は、本発明の実施形態に係る画像記録装置の各構成要素の配置を示している。
本実施形態に係る画像記録装置1は、記録する元情報の送信を行う上位装置12から送られてくる画像データに基づいて、紙やフィルム等の記録媒体へインクを吐出して定着させることで画像の記録を行う記録処理と、この記録処理の際に生じ得る記録不良を検出する記録不良検出処理と、を行うものである。
画像記録装置1は、モード設定部2と、シート搬送機構3と、記録部7と、記録不良ノズル判定部9及び記憶部10を含む制御部8と、シート給送部4、シート支持部5及びシート回収部6を含むシート搬送機構3と、を少なくとも備えて構成されている。
なお、画像記録装置1には、撮像部11a及び照明部11bを有しており記録不良の検出の際に用いられる読み取り装置11が、接続インタフェースを介して接続される。更に、画像記録装置1には、画像データを含んでいる元情報(ジョブ情報)を画像記録装置1へ通知する上位装置12(例えばホストコンピュータ)が、LAN(Local Area Network)等を介して接続される。
モード設定部2は、画像記録装置1の動作状態を表している動作モードのうち、通常の記録処理を行う動作モードと、記録不良検出を行う動作モードのどちらかを選択したユーザの選択結果を動作モードの設定結果として取得するものである。モード設定部2は、例えば画像記録装置1の操作パネルに設けられるスイッチであるが、これに代わり、例えば画像記録装置1の制御を可能にするために上位装置12で実行されるドライバソフトウェアによって、モード設定部2として機能するGUI(Graphical User Interface)等のユーザインタフェースが、上位装置12の表示部及び操作入力部から設定するようにしてもよい。
シート搬送機構3は、シート(記録媒体)13の搬送を行う。シート搬送機構3に対してシート13を搬送する指令が制御部8により行われると、シート回収部6のシート搬送駆動部6b(例えばモータ)が駆動され、これにより、シート給送部4のシート支持部材4aに巻回されたシート13がシート支持部5を介して搬送される。シート支持部5は、搬送されるシート13に対し、シートテンションローラ対5aとシート支持ローラ対5bとにより所定の張力を加えている。なお、シート回収部6のシート支持部材6aには、シート搬送情報生成部6c(例えばロータリエンコーダ)を接続しておき、シート13の搬送量(移動量)に対応したパルス信号を生成して制御部8へ通知させる構成としておく。
記録部7は、例えばシート13の搬送経路の上流側よりK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)及びY(イエロー)の順に、各色の記録ヘッド7−1乃至7−4を副走査方向に略平行に配設して、主走査方向には同一色の複数のノズルが配列されるようにしておく。記録部7は、制御部8の指令に応じて、シート搬送情報生成部6cで生成されるパルス信号に同期した所定のタイミングで、記録ヘッド7−1乃至7−4の複数のノズルからシート13に対して各色インクを吐出させることで記録処理を行う。
制御部8は、記録不良ノズル判定部9に基づく制御を含む画像記録装置1の各構成要素の制御を行う。制御部8は、例えば制御機能及び演算機能を有するMPU(Micro Processor Unit:演算処理装置)及び制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)やMPUのワークメモリとなるRAM(Random Access Memory)等からなる処理回路、画像記録装置1の制御に関する設定値等を記憶しておく不揮発性メモリ、及び、前述した読み取り装置11用の接続インタフェースを少なくとも有する構成とする。ここで、MPUは、所定の制御プログラムを実行することにより記録不良ノズル判定部9に基づく制御を含む画像記録装置1の各構成要素の制御が可能となる。この制御プログラムはROMに予め記憶させておく。また、RAMは前述した記憶部10としても利用され、不揮発性メモリには、記録不良検出に用いるパラメータ等も記憶させておく。
なお、記録不良ノズル判定部9は、MPUにより制御される処理回路(ハードウェア)として構成することも可能である。
読み取り装置11は、記録処理されたシート13の読み取りに用いられるものであり、前述したように、撮像部11a及び照明部11bを少なくとも備えている。なお、図2に示した画像記録装置1の各構成要素の配置例では、読み取り装置11を記録部7の下流側に配設しており、モード設定部2で記録不良検出を行うモードが設定された際に、記録処理後のシート13の搬送の過程で読み取り装置11がシート13の読み取りを行うので、記録不良検出の判定が効率よく行える。但し、これに代わり、読み取り装置11を画像記録装置1とは別体の外部機器として構成することも可能である。
次に制御部8によって行われる、画像の種類の判定の手法について、図3を用いて説明する。
印字画像データ31は、図3において、上位装置12から送られてくる画像(記録色別の画像)の一例として示されている。この図3に例示されている印字画像データ31には、文字である画像が記録されている領域であるテキスト画像領域32及び35と、文字でない画像(写真画像など)が記録されている非テキスト画像領域33及び34とが含まれている。
隣接差分データ36は、この印字画像データ31を構成している画素について、ノズル列方向(主走査方向)に隣接する画素(直前に記録された画素)との差分を算出して得る。この隣接差分データ36において、前述したテキスト画像領域32及び35に対応する領域はテキスト画像の隣接画素差分画像領域37及び40となり、前述した非テキスト画像領域33及び34に対応する領域は非テキスト画像の隣接画素差分画像領域38及び39となる。
一般に、テキスト画像は、背景との濃度差が大きく、また細かい線の集合である。従って、テキスト画像の隣接画素差分画像領域37及び40に含まれる画素の輝度値をノズル列方向(主走査方向)に並べると、図4に例示する波形51のようになる。この波形51は、ピーク値の高いパルス状波形が連続しているという特徴を有している。
一方、非テキスト画像は、緩やかな濃度変化が多いが、諸所に境界線があるというものが多い。従って、画像の種類の判定においては、非テキスト画像の隣接画素差分画像領域38及び39に含まれる画素の輝度値をノズル列方向(主走査方向)に並べると、図4に例示する波形52のようになる。この波形52は、波形51と対比すると、ピーク値の低いパルス状波形が散発的に含まれているという特徴を有している。
画像の種類の判定においては、以上の特徴を利用することで、印字画像データからテキスト画像領域と非テキスト画像領域とを判定することができる。すなわち、画像の種類の判定においては、隣接差分データを構成する画素のうちで濃度が所定の閾値を超えるものが所定の範囲内に所定の個数以上含まれている領域に対応する印字画像データの領域はテキスト画像領域であると判定し、印字画像データにおけるその他の領域は非テキスト画像領域であると判定する。
ここで、図3に例示される画種判定データ41は、テキスト画像領域に含まれる画素に値「1」を与え、非テキスト画像領域に含まれる画素には値「0」を与えることにより、生成される。つまり、図3に例示される画種判定データ41においては、斜線掛けされた領域42及び43は「1」の値を持つ画素の集合領域であり、この領域は印字画像データ31におけるテキスト画像領域32及び35に対応する領域を表しているのである。
このようにして制御部8により生成される画種判定データ41は、記憶部10における記憶領域Ma1(後述の図6参照)に記憶される。
次に、制御部8の記録不良ノズル判定部9によって行われる記録不良の判定手法について説明する。
記録不良ノズル判定部9は、テキスト画像領域と非テキスト画像領域とで異なる手法により記録不良の判定を行う。まず、テキスト画像領域における記録不良の判定手法について、図5Aを用いて説明する。
図5Aは、読み取り装置11で読取られたデータ、すなわち被検査画像データ中のテキスト画像領域部分を拡大した図であり、この部分にはテキスト画像データ61が含まれている。このテキスト画像データ61における各行の向きがノズル列方向(主走査方向)に対応している。
記録不良ノズル判定部9は、まず、テキスト画像データ61を構成する画素のうち、その濃度がノズル列方向における両隣の画素のどちらよりも著しく薄いもの(すなわち、濃度を示す値が所定の閾値未満もの)を検出する。
図5Aに例示したテキスト画像データ61における1行目は、直線の途切れ部分62及び63が存在する。この途切れ部分62及び63は、どちらもその濃度が両隣の画素よりも著しく薄いので、これらの位置へインクの吐出を行うノズルが記録不良候補として記録不良ノズル判定部9により検出される。
テキスト画像データ61における2行目は、1行目と同一位置に途切れ部分62及び63が存在するので、1行目と同一のノズルが記録不良候補として記録不良ノズル判定部9により検出される。
テキスト画像データ61における3行目には、空行64であって印字データが存在していない。従って、この行では不良候補の検出は行わない。
テキスト画像データ61における4行目は、1行目及び2行目と同一位置に途切れ部分62及び63が存在するので、1行目と同一のノズルが記録不良候補として記録不良ノズル判定部9により検出される。
テキスト画像データ61における5行目は、途切れ部分63のみが、1行目、2行目、及び4行目と同一位置に存在しており、その一方で、途切れ部分62に相当する位置65の画素の濃度は両隣の画素よりも著しく薄いものではなくなっている。従って、途切れ部分63の位置へインクの吐出を行うノズルは、記録不良候補として記録不良ノズル判定部9により検出されるが、途切れ部分62の位置へインクの吐出を行うノズルは記録不良候補から除外される。
テキスト画像データ61における6行目は、途切れ部分66が、1行目、2行目、4行目、及び5行目における途切れ部分63と同一位置に存在している。従って、記録不良ノズル判定部9は、この途切れ部分66へインクの吐出を行うノズルを記録不良候補として検出する。
ここで、記録不良の判定閾値を4回と設定されている場合には、記録不良ノズル判定部9が、途切れ部分66へインクの吐出を行うノズルに吐出不良が生じているとの最終判定を下す。
次に、非テキスト画像領域における記録不良の判定手法について、図5Bを用いて説明する。
図5Bは、被検査画像データ中の非テキスト画像領域部分を拡大した図であり、この部分には非テキスト画像データ67が含まれている。
非テキスト画像データ67では、記録ヘッド7−1乃至7−4のいずれかのノズルに吐出不良が発生すると、図5Bに示されるような、低濃度の縦線68が出現する。記録不良ノズル判定部9は、非テキスト画像データ67を構成する画素のうち、その濃度がノズル列方向における両隣の画素のどちらよりも著しく薄いもの(すなわち、濃度を示す値が所定の閾値未満もの)を検出する。但し、このときの閾値は、テキスト画像データ61における記録不良を検出するときの閾値よりも小さい値とする。
記録不良ノズル判定部9は、前述した検出を各行に対して行い、検出される画素の位置が連続して同一である場合に、縦線68へインクの吐出を行うノズルに吐出不良が生じているとの最終判定を下す。
次に図6について説明する。同図は、制御部8によって行われる記録不良判定処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
なお、同図の説明では、例えば前述したROMに格納されている制御プログラムを制御部8のMPUが読み出し実行することで、この記録不良判定処理を行うための記録不良ノズル判定部9として機能しているものとする。
図6において、制御部8は、まずステップSa1において、印字画像データを上位装置12から受信する処理を行う。
次に制御部8は、ステップSa2において、印字画像データを解析してテキスト画像領域と非テキスト画像領域とに分別するための判定(画種の判定)処理を行う。
制御部8は、前述したように、まず、画種判定データから隣接差分データを生成する。そして、制御部8は、この隣接差分データを構成している各画素の濃度をノズル列方向に所定数並べて得られる波形(図4参照)において、所定の閾値よりも高いピークを有するパルス状波形の数が、所定数以上存在するか否かを判定する。ここで制御部8は、パルス状波形の数が所定数以上である場合、この波形を構成している画素はテキスト画像領域に含まれているものと判定し、パルス状波形の数が所定数に満たない場合、この波形を構成している画素は非テキスト画像領域に含まれているものと判定する。
なお、画種の判定においては、このような画種の判定を行う代わりに、隣接差分データを構成している各画素の濃度をノズル列方向に所定数並べて得られる波形(図4参照)をFFT(高速フーリエ変換)解析し、その解析結果に応じ、この波形の周波数成分分布が所定の閾値よりも高周波寄りに偏っている場合、この波形を構成している画素はテキスト画像領域に含まれているものと判定し、この波形の周波数成分分布が当該所定の閾値よりも低周波寄りに偏っている場合、この波形を構成している画素は非テキスト画像領域に含まれているものと判定するようにしてもよい。
次に制御部8は、ステップSa3において、印字画像データの構成画素のうちテキスト画像領域に含まれる画素に値「1」を与え、非テキスト画像領域に含まれる画素には値「0」を与えて画種判定データを生成し、得られた画種判定データを、記憶部10における、印字画像データの画素数に相当する記憶容量を有する記憶領域Ma1に記憶する処理を行う。
次に制御部8は、ステップSa4において、読み取り装置11から送られてくるデータ、すなわち、シート13に形成された画像(被検査画像)を撮像部11aが撮像してデジタルデータに変換した画像データ(被検査画像データ)を受信する処理を行う。
次に制御部8は、ステップSa5において、被検査画像データで表現されている被検査画像を構成している画素のノズル列方向(主走査方向)及び搬送方向(副走査方向)それぞれの位置を特定するための利用される画素カウンタ(X座標カウンタ及びY座標カウンタ)をリセットして初期値である「0」とする処理を行う。
次に制御部8は、ステップSa6において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の濃度情報を取得する処理を行う。
次に制御部8は、ステップSa7において、記憶部10の記憶領域Ma1に記憶しておいた画種判定データを参照し、画素カウンタの現在値で特定される画素がテキスト画像領域に含まれるものであるか否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、当該画素がテキスト画像領域に含まれるものであると判定したとき(判定結果がYesのとき)、ステップSa8に処理を進め、当該画素が非テキスト画像領域に含まれるものであると判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa15に処理を進める。
以降のステップSa8からステップSa14にかけての処理は、テキスト画像領域のための記録不良の判定処理である。
制御部8は、まずステップSa8において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の濃度が、ノズル列方向に隣接する画素(X座標カウンタの現在値±1とY座標カウンタの現在値とで特定される2つの画素)各々の濃度よりも、閾値A以上低いか否か(濃度が薄いか否か)を判定する処理を行う。ここで制御部8は、構成画素が隣接する画素よりも濃度が閾値A以上低いと判定したとき(判定結果がYesのとき)、この構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルが記録不良候補とみなしてステップSa9に処理を進める。一方、ここで制御部8は、構成画素が隣接する画素よりも濃度が閾値A以上低いものではないと判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa12に処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa9において、カウンタA(x)(xは、画素カウンタのうちのひとつであるX座標カウンタの現在値)を1増加させる処理を行う。このカウンタA(x)は、記録不良と判定された構成画素の個数を、その構成画素のノズル列方向の位置毎に計数するテキスト画像領域用のカウンタである。
次に制御部8は、ステップSa10において、カウンタA(x)の値が閾値Bを上回ったか否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、カウンタA(x)の値が閾値Bを上回ったと判定したとき(判定結果がYesのとき)、この構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルに吐出不良が生じているとみなしてステップSa11に処理を進める。一方、ここで制御部8は、カウンタA(x)の値が閾値Bを上回ってはいないと判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa19に処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa11において、印字不良が発生した旨を上位装置12に通知する処理を行い、その後は、この記録不良判定処理を終了する。なお、この通知を受信した上位装置12では、例えばその旨を表示部に表示させる処理を行ってユーザに印字不良の発生を報知する。
また、制御部8は、ステップSa12において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の濃度が、閾値C以上高い(濃度が濃い)か否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、構成画素の濃度が閾値C以上高いと判定したとき(判定結果がYesのとき)、この構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルは不良ではないとみなしてステップSa13に処理を進める。一方、ここで制御部8は、構成画素の濃度が閾値C以上高いものではないと判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa14に処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa13において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルを記録不良候補から除外するために、カウンタA(x)をリセットして初期値である「0」とする処理を行い、その後はステップSa19へと処理を進める。
また、制御部8は、ステップSa14において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の濃度が薄いことにより、当該構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルを記録不良候補から外す判定を下せないため、カウンタA(x)の現在の値をそのまま保持する処理を行い、その後はステップSa19へと処理を進める。
以降のステップSa15からステップSa18にかけての処理は、非テキスト画像領域のための記録不良の判定処理である。
制御部8は、まずステップSa15において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の濃度が、ノズル列方向に隣接する画素(X座標カウンタの現在値±1とY座標カウンタの現在値とで特定される2つの画素)各々の濃度よりも、閾値D以上低いか否か(濃度が薄いか否か)を判定する処理を行う。なお、ここで、閾値Dは、テキスト画像領域のための記録不良の判定で用いられる前述した閾値Aよりも低い濃度を示す値とする。このようにするのは、一般に、テキスト画像は輪郭が明確なため濃度差が大きいのに比べ、非テキスト画像は緩やかな濃度変化が多いので、ノズル不良があった場合でも隣接画素との濃度差がテキスト画像に比べて小さいからである。
ここで制御部8は、構成画素が隣接する画素よりも濃度が閾値D以上低いと判定したとき(判定結果がYesのとき)、この構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルが記録不良候補とみなしてステップSa16に処理を進める。一方、ここで制御部8は、構成画素が隣接する画素よりも濃度が閾値A以上低いものではないと判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa18に処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa16において、カウンタB(x)(xは、画素カウンタのうちのひとつであるX座標カウンタの現在値)を1増加させる処理を行う。このカウンタB(x)は、記録不良と判定された構成画素の個数を、その構成画素のノズル列方向の位置毎に計数する非テキスト画像領域用のカウンタである。なお、制御部8は、カウンタA(x)若しくはカウンタB(x)として使用するカウンタを、ノズル列方向の構成画素数分用意しておく。
次に制御部8は、ステップSa17において、カウンタB(x)の値が閾値Eを上回ったか否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、カウンタB(x)の値が閾値Eを上回ったと判定したとき(判定結果がYesのとき)、この構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルに吐出不良が生じているとみなし、前述したステップSa11に処理を進める。一方、ここで制御部8は、カウンタB(x)の値が閾値Eを上回ってはいないと判定したとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa19に処理を進める。
また、制御部8は、ステップSa18において、画素カウンタの現在値で特定される被検査画像の構成画素の位置へインクの吐出を行うノズルを記録不良候補から除外するために、カウンタB(x)をリセットして初期値である「0」とする処理を行い、その後はステップSa19へと処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa19において、画素カウンタのうちのひとつであるY座標カウンタの現在の値が、被検査画像の終端の構成画素を示すもの(取り得る値の最大値)となっているか否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、Y座標カウンタの現在の値が被検査画像の終端の構成画素を示すものとなっているとき(判定結果がYesのとき)、この記録不良判定処理を終了する。一方、ここで制御部8は、Y座標カウンタの現在の値が被検査画像の終端の構成画素を示すものとなっていないとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa20へ処理を進める。
次に制御部8は、ステップSa20において、画素カウンタのうちのひとつであるX座標カウンタの現在の値が、被検査画像の右端の構成画素を示すもの(取り得る値の最大値)となっているか否かを判定する処理を行う。ここで制御部8は、X座標カウンタの現在の値が被検査画像の右端の構成画素を示すものとなっているとき(判定結果がYesのとき)、ステップSa21へ処理を進める。一方、ここで制御部8は、X座標カウンタの現在の値が被検査画像の右端の構成画素を示すものとなっていないとき(判定結果がNoのとき)、ステップSa22へ処理を進める。
そして、制御部8は、ステップSa21において、現在の検査対象の構成画素が含まれている行に続く次の行の構成画素を検査対象とするため、Y座標カウンタを1増加させると共にX座標カウンタをリセットして初期値である「0」とする処理を行い、その後はステップSa6へと処理を戻して前述した処理を繰り返す。
また、制御部8は、ステップSa22において、現在の検査対象の構成画素に隣接する次の構成画素を検査対象とするため、Y座標カウンタの現在の値を維持する一方でX座標カウンタを1増加させる処理を行い、その後はステップSa6へと処理を戻して前述した処理を繰り返す。
以上までの処理が記録不良判定処理となる。
制御部8は、前述したように、このような記録不良判定処理のための制御プログラムを当該制御部8のMPUが実行することで記録不良ノズル判定部9としても機能する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像記録装置1では、上位装置12から送られてくる画像データで表現されている画像を構成している各行1画素の画素列における各画素の位置と濃度との関係を表す当該画素列毎の濃度分布における変動の大きさに基づいて、当該画素列で構成される画像領域がテキスト画像領域であるか非テキスト画像領域であるかを記録不良ノズル判定部9が判定する。そして、本実施形態に係る画像記録装置1では、この記録不良ノズル判定部9が、記録処理後の記録媒体から当該記録処理の不良を検出する複数種類の記録不良検出処理のうちのひとつを、この判定の結果に応じて選択して実行する。
このようにすることにより、本実施形態に係る画像記録装置1は、簡単な構成で精度良く、且つ高速な記録不良の検出を行うことができる。
以上、本発明の実施形態についてそれぞれ説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。例えば、前述した本発明の各実施形態に示された全体構成から幾つかの構成要素を削除してもよいし、更には各実施形態の異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る画像記録装置の概念的なブロック構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像記録装置の各構成要素の配置を示す図である。 画像の種類の判定の手法を説明する図である。 テキスト画像及び非テキスト画像の構成画素の輝度値を並べて得られる波形を示す図である。 テキスト画像領域における記録不良の判定手法を説明する図である。 非テキスト画像領域における記録不良の判定手法を説明する図である。 記録不良判定処理の処理内容をフローチャートで示した図である。
符号の説明
1 画像記録装置
2 モード設定部
3 シート搬送機構
4 シート給送部
4a,6a シート支持部材
5 シート支持部
5a シートテンションローラ対
5b シート支持ローラ対
6 シート回収部
6b シート搬送駆動部
6c シート搬送情報生成部
7 記録部
7−1,7−2,7−3,7−4 記録ヘッド
8 制御部
9 記録不良ノズル判定部
10 記憶部
11 読み取り装置
11a 撮像部
11b 照明部
12 上位装置
13 記録媒体(シート)
31 印字画像データ
32,35 テキスト画像領域
33,34 非テキスト画像領域
36 隣接差分データ
37,40 テキスト画像の隣接画素差分画像領域
38,39 非テキスト画像の隣接画素差分画像領域
41 画種判定データ
42,43 斜線掛けされた領域
51,52 波形
61 テキスト画像データ
62,63,66 途切れ部分
64 空行
65 途切れ部分62に相当する位置
67 非テキスト画像データ
68 縦線

Claims (8)

  1. 複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置において、
    前記記録処理後の前記記録媒体から前記画像を読取る読取り部と、
    前記読取り部により読取られた前記画像を構成している画素と、前記画素の前記ノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、前記画素が前記2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度である場合には前記ノズル列の各ノズルのうち前記画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす判定を行い、前記画像を構成している各画素列について前記判定を行った場合に、前記画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、前記計数値が所定の閾値を上回ったときに、前記画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する記録不良ノズル判定部とを、少なくとも備える、ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録不良ノズル判定部による記録不良発生の有無の判定の実行の設定を取得する設定部を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記読取り部により読取られた前記画像の領域をテキスト画像領域と非テキスト画像領域とに判別する制御部を更に備え、
    前記記録不良ノズル判定部は、前記非テキスト画像領域の画像を構成している画素と前記2つの隣接画素との濃度の比較の際に用いる閾値の大きさを、前記テキスト画像領域の画像を構成している画素と前記2つの隣接画素との濃度の比較の際に用いる閾値よりも低い濃度を示す値とする、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御部前記読取り部により読取られた前記画像における前記判別の対象の領域の画像を構成している画素列において隣接している画素の濃度の差分が所定の閾値を超えているものが前記領域の所定の範囲内に所定の個数以上含まれているか否かの判定に基づき行う、ことを特徴とする請求項に記載の画像記録装置。
  5. 複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置により行われる記録不良検出方法であって、
    前記記録処理後の前記記録媒体から前記画像の読取りを行うことによって読み取られた前記画像を構成している画素と、前記画素の前記ノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、前記画素が前記2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であるか否かを判定する第一の判定を行い、
    前記第一の判定において前記画素が前記2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であると判定された場合に、前記ノズル列の各ノズルのうち前記画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす第二の判定を、前記画像を構成している各画素列について行い、
    前記画像を構成している各画素列について前記第二の判定を行った場合に前記画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、前記計数値が所定の閾値を上回ったときに、前記画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する、ことを特徴とする記録不良検出方法。
  6. 前記読み取られた前記画像の領域をテキスト画像領域と非テキスト画像領域とに判別し、
    前記第一の判定では、前記非テキスト画像領域の画像を構成している画素と前記2つの隣接画素との濃度の比較の際に用いる閾値の大きさを、前記テキスト画像領域の画像を構成している画素と前記2つの隣接画素との濃度の比較の際に用いる閾値よりも低い濃度を示す値とする、ことを特徴とする請求項に記載の記録不良検出方法。
  7. 前記読み取られた前記画像の領域の判別は、前記読取られた前記画像における前記判別の対象の領域の画像を構成している画素列において隣接している画素の濃度の差分が所定の閾値を超えているものが前記領域の所定の範囲内に所定の個数以上含まれているか否かの判定に基づき行う、ことを特徴とする請求項に記載の記録不良検出方法。
  8. 複数のノズルで形成されているノズル列の各ノズルより画像データに基づいてインクを吐出させることで、搬送経路を搬送中の記録媒体に対し画像を記録する処理を行う画像記録装置における記録不良の検出を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、
    前記記録処理後の前記記録媒体から前記画像の読取りを行うことによって読み取られた前記画像を構成している画素と、前記画素の前記ノズル列の列方向の両側に隣接している2つの隣接画素との濃度の比較を行って、前記画素が前記2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であるか否かを判定する第一の判定処理と、
    前記第一の判定処理において前記画素が前記2つの隣接画素のどちらよりも所定の閾値以上低い濃度であると判定された場合に、前記ノズル列の各ノズルのうち前記画素に対応するノズルを記録不良候補とみなす判定を、前記画像を構成している各画素列について行う第二の判定処理と、
    前記第二の判定処理を行った場合に前記画素に対応するノズルが記録不良候補とみなされた回数を計数し、前記計数値が所定の閾値を上回ったときに、前記画素に対応するノズルに記録不良が生じていると判定する第三の判定処理と、を前記演算処理装置に行わせるためのプログラム。
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