JP5087145B2 - ウエハ収納容器 - Google Patents

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Description

この発明は、円盤状に形成された複数の半導体ウエハを、運搬、保管等のために並べて収納するためのウエハ収納容器に関する。
これまでの半導体ウエハの主流は直径が300mmサイズのものである。そのような半導体ウエハを収納するための従来のウエハ収納容器は、複数の半導体ウエハを、互いの間に隙間をあけて重ね合わせた状態に各々水平に配置して、各々の外縁部を保持するようになっている。
しかし、直径が例えば450mmの半導体ウエハを水平にしてその外縁部で保持すると、半導体ウエハが自重で撓んでしまって、ロボットアームでの出し入れ等に支障が生じる。そのため、各半導体ウエハ間の隙間を非常に大きくする必要があり、収納効率が大幅に低下する。
そこで、直径が450mmの半導体ウエハ等においては、半導体ウエハを立てた状態に密に配置して収納するのが収納効率等の点で優れている。ただし、従来のウエハ収納容器において、半導体ウエハを立てた状態で収納するようにしたものもある(例えば、特許文献1、2)。
特開平4−303941 特開平6−72482
収納容器内に立てた状態に並んで収納された複数の半導体ウエハを、ロボットアーム等で収納容器から一枚ずつ出し入れするためには、各半導体ウエハが収納容器内で正確に位置決めされている必要がある。
そこで、各半導体ウエハを個別に載置するためのウエハ載置溝が収納容器の底部側に配置され、半導体ウエハをウエハ載置溝に弾力的に押し付けるリテーナが設けられている。そのようなウエハ載置溝は、各半導体ウエハの位置決めをする機能を担保するために、弾力的に変位したり変形したりするものであってはならない。
しかし、半導体ウエハを収納した収納容器には、運搬時に大きな衝撃や絶え間ない振動等が加わる場合がある。すると、その衝撃や振動が、ウエハ載置溝から半導体ウエハにじかに伝わってしまう。そのため、衝撃により半導体ウエハがウエハ載置溝との接触部で破損したり、振動により半導体ウエハが回転してウエハ載置溝やリテーナとの接触部で微細な粒子が削り出され、それが半導体ウエハにとって有害なゴミになったりする場合がある。
本発明の目的は、円盤状に形成された複数の半導体ウエハを立てた状態に並べて収納して、半導体ウエハを出し入れする際に半導体ウエハの位置決めを正確に行うことができ、且つ運搬や保管等の際には半導体ウエハを衝撃や振動から確実に保護することができるウエハ収納容器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のウエハ収納容器は、円盤状に形成された複数の半導体ウエハを立てた状態に並べて収納するためのウエハ収納容器であって、一側面だけに開口部が形成された箱形の収納容器本体と、収納容器本体の開口部を塞ぐように収納容器本体に対して側方から着脱自在に取り付けられる蓋体と、各半導体ウエハをその盤面が開口部に対し略垂直の向きになるように立てられた状態に位置決めして載置するために収納容器本体内の底部側に並列に並んで配置された複数のウエハ載置溝と、各半導体ウエハが係合する複数のウエハ係合溝が並列に並んで形成されて収納容器本体内の開口部の反対側の位置に弾力的に変形可能に設けられた受け側リテーナと、各半導体ウエハが係合する複数のウエハ係合溝が並列に並んで形成されて蓋体の内面側に弾力的に変形可能に設けられた押し側リテーナとを備え、受け側リテーナと押し側リテーナの少なくとも一方の下端部側の領域は、蓋体が収納容器本体の開口部に取り付けられる際に各半導体ウエハをすくい上げて各ウエハ載置溝から離脱させるウエハすくい上げ部になっていて、収納容器本体の開口部が蓋体で塞がれた状態では、複数の半導体ウエハが、収納容器本体内において並列に並んで立てられた状態で受け側リテーナと押し側リテーナとにより弾力的に保持されてウエハ載置溝から離れ、収納容器本体の開口部が蓋体で塞がれていない状態になると、各半導体ウエハが各ウエハ載置溝に載置された状態に戻るものである。
なお、受け側リテーナと押し側リテーナが各々板バネ状支持部によって収納容器本体又は蓋体に支持されていてもよく、ウエハ載置溝が、収納容器本体の開口部寄りの端部付近において、その端部側へ次第に上方に変位する形状に形成されていてもよい。
本発明によれば、蓋体が収納容器本体の開口部に取り付けられると、複数の半導体ウエハが、収納容器本体内において並列に並んで立てられた状態で受け側リテーナと押し側リテーナとにより弾力的に保持されてウエハ載置溝から離れるので、運搬や保管等の際に半導体ウエハを衝撃や振動から確実に保護することができ、蓋体が収納容器本体の開口部から取り外されると各半導体ウエハがウエハ載置溝に載置された状態に戻るので、半導体ウエハを出し入れする際に半導体ウエハの位置決めを正確に行うことができる。
本発明の実施例に係るウエハ収納容器の全体構成を略示する斜視図である。 本発明の実施例に係るウエハ収納容器内に半導体ウエハが収納された状態の側面断面図である。 本発明の実施例に係るウエハ載置台の部分斜視図である。 本発明の実施例に係る押し側リテーナの斜視図である。 本発明の実施例に係る押し側リテーナの一部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施例に係る受け側リテーナの斜視図である。 本発明の実施例に係るウエハ収納容器において、蓋体が取り外された状態の側面断面図である。 本発明の実施例に係るウエハ収納容器において、蓋体が取り付けられる途中の状態の側面断面図である。
符号の説明
1 収納容器本体
1a 開口部
2 蓋体
3 ウエハ載置台
4 受け側リテーナ
5 押し側リテーナ
31 ウエハ載置溝
41 ウエハ係合溝
44 板バネ状支持部
45 ウエハすくい上げ部
51 ウエハ係合溝
54 板バネ状支持部
55 ウエハすくい上げ部
W 半導体ウエハ
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、薄い円盤状に形成された複数の(例えば5〜30枚程度の)半導体ウエハWを収納するためのウエハ収納容器を略示している。半導体ウエハWが立てた状態に並べて収納される収納容器本体1は、一側面だけに開口部1aが形成された箱形に形成されている。そして、その開口部1aを塞ぐための蓋体2が、収納容器本体1に対して側方から着脱自在に取り付けられる。
収納容器本体1と蓋体2は共に、半導体ウエハWにとって有害なガスの放出量の少ない合成樹脂又は金属等で形成されている。蓋体2と収納容器本体1の開口部1aとの係合部には、その係合部を気密にシールするための公知のシール部材や、蓋体2が開口部1aから外れないようにするための公知のロック機構等が設けられているが、それらの図示は省略されている。
収納容器本体1内の底部に設けられたウエハ載置台3には、半導体ウエハWを立てた状態に載置するための複数のウエハ載置溝31が、所定の一定間隔で並列に並んで形成されている。
ウエハ載置溝31は上方から見て収納容器本体1の開口部1aに対し垂直の向きに形成されている。したがって、各半導体ウエハWは、ウエハ載置溝31に載置されることにより、盤面が収納容器本体1の開口部1aに対し略垂直の向きで所定の間隔に位置決めされる。
収納容器本体1内の開口部1aの反対側にあたる位置には、各半導体ウエハWが係合する複数のウエハ係合溝41が並列に並んで形成された受け側リテーナ4が配置されている。また、蓋体2の内面側には、各半導体ウエハWが係合する複数のウエハ係合溝51が並列に並んで形成された押し側リテーナ5が配置されている。
図2は、半導体ウエハWがウエハ収納容器内に収納された状態を示している。各半導体ウエハWは、受け側リテーナ4と押し側リテーナ5の各々に設けられたウエハ係合溝41,51に保持されて、ウエハ載置台3のウエハ載置溝31から浮かび上がった状態になっている。
各ウエハ載置溝31は、ウエハ載置台3の単体の斜視図である図3に示されるように、断面形状が略V字状に形成されている。公知のウエハ収納容器において半導体ウエハWを載置するために設けられているV字状溝と同様である。なお、図3においては、ウエハ載置溝31を明瞭に図示するために、ウエハ載置溝31の溝幅とピッチ間隔が実際より広く図示されている。
例えば5〜30枚設けられている各ウエハ載置溝31は、等間隔に上方から見て収納容器本体1の開口部1aと直交する向きに配置されていて、各ウエハ載置溝31の両端部付近には半導体ウエハWを安定した状態に保持するための補助になる耳部32が上方に向けて突出形成されている。
各ウエハ載置溝31は、半導体ウエハWの外周と同じ曲率半径の円弧状に形成されている。ただし、半導体ウエハWを安定して載置できさえすれば、必ずしも半導体ウエハWの外周と同じ曲率半径でなくてもよく、円弧状でなくても差し支えない。
なお、ウエハ載置台3はこの実施例では収納容器本体1と一体に形成されているが、収納容器本体1と別部品として形成されたウエハ載置台3を収納容器本体1内の底面部に取り付けてもよい。
図4は押し側リテーナ5の単体の斜視図、図5はその部分拡大図である。弾性を有する合成樹脂材で形成された押し側リテーナ5には、ウエハ載置溝31と同数のウエハ係合溝51がウエハ載置溝31と位置を対応させて形成されている。各ウエハ係合溝51はウエハ載置溝31と同様に略V字状の断面形状に形成され、耳部52が複数箇所に分かれて突出形成されている。
ウエハ係合溝51は、半導体ウエハWの外周と同じ曲率半径の円弧状に形成されており、図2に示されるように、ウエハ係合溝51の円弧の中心位置Oaはウエハ載置溝31の円弧の中心位置Obよりやや上方でやや開口部1aから離れた位置にある。
図5に示されるように並列に並んで配置されている各ウエハ係合溝51とその隣のウエハ係合溝51との間には、適宜の深さの分割溝53が適宜の長さで形成されている。その結果、各ウエハ係合溝51部分はある程度の弾力性を有している。
そのような複数のウエハ係合溝51が並んで円弧状に形成された押し側リテーナ5は、その上下両端部から蓋体2側に向けて折り曲げられた形状に設けられた板バネ状支持部54で蓋体2に支持されている。板バネ状支持部54の端部は蓋体2に固着されている。なお、押し側リテーナ5を蓋体2と一体に形成してもよい。
薄板状に形成された板バネ状支持部54は板バネとして機能する。したがって、押し側リテーナ5は全体として弾力的に変形可能であって、そこに保持された半導体ウエハWを、蓋体2に加わる衝撃や振動から隔離した状態(又は、衝撃や振動が大幅に減衰された状態)に保持することができる。
図6は、受け側リテーナ4の単体の斜視図である。押し側リテーナ5と同様の合成樹脂材で形成された受け側リテーナ4には、ウエハ係合溝51と同数の円弧状のウエハ係合溝41がウエハ係合溝51と位置を対応させて形成されている。受け側リテーナ4の各部の構成は基本的に押し側リテーナ5の構成と同様であり、42は耳部、43は分離溝、44は板バネ状支持部である。受け側リテーナ4に形成されているウエハ係合溝41の円弧の中心位置は、ウエハ係合溝51の円弧の中心位置Oaと一致している。
受け側リテーナ4の板バネ状支持部44の端部は収納容器本体1の内壁面に固着されている。ただし、受け側リテーナ4を収納容器本体1と一体に形成してもよい。そして、薄板状に形成された板バネ状支持部54は板バネとして機能するので、受け側リテーナ4は全体として弾力的に変形可能であって、そこに保持された半導体ウエハWを、収納容器本体1に加わる衝撃や振動から隔離した状態に保持することができる。
図7は、半導体ウエハWを収納容器本体1内に出し入れするために、収納容器本体1の開口部1aから蓋体2が外されて、開口部1aが開かれる動作が完了した状態を示している。蓋体2に取り付けられている押し側リテーナ5は、蓋体2と共に移動して収納容器本体1内からなくなっている。
その結果、各半導体ウエハWが立てられた状態でウエハ載置溝31上に載置された状態になっていて、複数の半導体ウエハWを小さなピッチで収納容器本体1内に効率よく収納することができる。半導体ウエハWと受け側リテーナ4との係合も殆ど(特に上半部側では)外れている。
ウエハ載置台3にはバネ性が乏しくてほとんど変形しない。したがって、断面形状が略V字状のウエハ載置溝31に載置された各半導体ウエハWは所定位置に正確に位置決めされた状態になり、ロボットアーム等で半導体ウエハWを一枚毎に確実に保持して収納容器本体1に出し入れすることができる。
ウエハ載置溝31は、開口部1a寄りの端部(即ち、図7における左端部)付近において、その端部側へ次第に上方に変位する形状に形成されている。即ち、左端部側が次第に高くなっている。したがって、半導体ウエハWがちょっとした振動や傾き等で開口部1a側に転がり出ることがない。
図8は、蓋体2が収納容器本体1の開口部1aに取り付けられる途中の状態を示している。押し側リテーナ5と受け側リテーナ4の各々の下端部側の領域は、蓋体2が収納容器本体1の開口部1aに取り付けられる際に半導体ウエハWを側方からすくい上げてウエハ載置溝31から離脱させるウエハすくい上げ部55,45として機能する。ただし、ウエハすくい上げ部55,45は押し側リテーナ5と受け側リテーナ4の少なくとも一方に設けられていればよい。
その結果、蓋体2が収納容器本体1の開口部1aに取り付けられると、複数の半導体ウエハWが、押し側リテーナ5と受け側リテーナ4のウエハ係合溝51,41に係合し、収納容器本体1内において並列に並んで立てられた状態でウエハ載置溝31から離れる。収納容器本体1の開口部1aに蓋体2を取り付ける作業に対して作用する抵抗力は、そのような動作をさせるためのものだけなので、非常に軽い操作力量で収納容器本体1の開口部1aを蓋体2で閉じることができる。
そして、図2に示されるように、収納容器本体1の開口部1aが蓋体2で完全に塞がれた状態になると、押し側リテーナ5と受け側リテーナ4のウエハ係合溝51,41が各々のほぼ全領域において、半導体ウエハWの外周に開口部1a側とその反対側から当接した状態に係合して、半導体ウエハWが押し側リテーナ5と受け側リテーナ4とで弾力的に保持された状態になる。半導体ウエハWは、ウエハ載置溝31から浮かび上がって、蓋体2と収納容器本体1の内壁面のどこにも接触しない状態になる。
半導体ウエハWに相反する方向から押し付けられたウエハ係合溝51部分とウエハ係合溝41部分は各々少し弾性変形した状態になり、また、押し側リテーナ5と受け側リテーナ4は各々の板バネ状支持部54,44において弾力的に変形可能であることから、半導体ウエハWが弾力的に保持された状態になる。
したがって、半導体ウエハWを格納したウエハ収納容器に衝撃や振動が加わっても、押し側リテーナ5と受け側リテーナ4でそれらが吸収されて半導体ウエハWに対しては強い衝撃や振動が加わらず、運搬や保管等の際に半導体ウエハWを確実に保護することができる。
そして、蓋体2が取り外されて、収納容器本体1の開口部1aが蓋体2で塞がれていない状態にされると、各半導体ウエハWがウエハ載置溝31に安定的に載置された図7に示される状態に戻る。
なお、本発明は上記実施例に構成に限定されるものではなく、例えば押し側リテーナ5と受け側リテーナ4は、蓋体2又は収納容器本体1からの衝撃や振動を吸収できる機能があれば、必ずしも全体的に弾力的に変形可能なものでなくてもよく、少なくとも一部分が弾力的に変形可能であればよい。
また、ウエハ載置台3、受け側リテーナ4、及び押し側リテーナ5等の形状及び配置位置等は適宜の態様を採ることができる。例えば、ウエハ係合溝51,41の形状は必ずしも円弧状でなくても、半導体ウエハWをガタつきなく保持できる形状であればよい。また、受け側リテーナ4及び押し側リテーナ5が、上方において半導体ウエハWに沿って伸び出した形状等に形成されていてもよく、ウエハ載置台3、受け側リテーナ4、及び押し側リテーナ5等を各々複数に分割して配置しても差し支えない。
また、蓋体2が収納容器本体1の開口部1aから取り外された状態の時に、ウエハ載置溝31に立てられた状態に載置されている各半導体ウエハWの姿勢を安定させるために、ウエハ載置台3部分及び/又は収納容器本体1内の天井部分に、各半導体ウエハWの外周に小さな付勢力で当接して各半導体ウエハWを弾力的に支える補助部材を付設しても差し支えない。

Claims (3)

  1. 円盤状に形成された複数の半導体ウエハを立てた状態に並べて収納するためのウエハ収納容器であって、
    一側面だけに開口部が形成された箱形の収納容器本体と、
    上記収納容器本体の開口部を塞ぐように上記収納容器本体に対して側方から着脱自在に取り付けられる蓋体と、
    上記各半導体ウエハをその盤面が上記開口部に対し垂直の向きになるように立てられた状態に位置決めして載置するために上記収納容器本体内の底部側に並列に並んで配置された複数のウエハ載置溝と、
    上記各半導体ウエハが係合する複数のウエハ係合溝が並列に並んで形成されて上記収納容器本体内の上記開口部の反対側の位置に弾力的に変形可能に設けられた受け側リテーナと、
    上記各半導体ウエハが係合する複数のウエハ係合溝が並列に並んで形成されて上記蓋体の内面側に弾力的に変形可能に設けられた押し側リテーナとを備え、
    上記受け側リテーナと上記押し側リテーナの少なくとも一方の下端部側の領域は、上記蓋体が上記収納容器本体の開口部に取り付けられる際に上記各半導体ウエハをすくい上げて上記各ウエハ載置溝から離脱させるウエハすくい上げ部になっていて、
    上記収納容器本体の開口部が上記蓋体で塞がれた状態では、上記複数の半導体ウエハが、上記収納容器本体内において並列に並んで立てられた状態で上記受け側リテーナと上記押し側リテーナとにより弾力的に保持されて上記ウエハ載置溝から離れ、
    上記収納容器本体の開口部が上記蓋体で塞がれていない状態になると、上記各半導体ウエハが上記各ウエハ載置溝に載置された状態に戻ることを特徴とするウエハ収納容器。
  2. 請求項1に記載のウエハ収納容器において、上記受け側リテーナと上記押し側リテーナが各々板バネ状支持部によって上記収納容器本体又は上記蓋体に支持されているウエハ収納容器。
  3. 請求項1に記載のウエハ収納容器において、上記ウエハ載置溝が、上記収納容器本体の開口部寄りの端部付近において、その端部側へ次第に上方に変位する形状に形成されているウエハ収納容器。
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