JP5086842B2 - スコロトロン帯電器 - Google Patents
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Description
当該シールドケースの前記凹溝の両端の夫々に配設自在な一対のエンドブロックと、
夫々の当該エンドブロックに固定されて前記シールドケース内に張設自在な放電ワイヤと、
前記シールドケースにおける前記凹溝の開放部分を覆いつつ少なくとも一つの開口部を有するグリッド電極と、
前記グリッド電極の前記開口部から突出して被帯電体に当接し、前記グリッド電極と前記被帯電体との間の距離を一定に保つギャップコロと、
前記エンドブロックに配設されて前記ギャップコロを回動自在に支持するギャップコロ支持部材と、
前記グリッド電極の洗浄時に前記開口部から流入した水が前記放電ワイヤに付着してリークが生じることを防止するリーク防止部材とを備え、
前記リーク防止部材は、前記ギャップコロ支持部材にて保持され、前記エンドブロック内の前記放電ワイヤに対し離間した状態で前記放電ワイヤを前記グリッド電極側から覆う電気絶縁材料で構成してある点にある。
以下、本発明に係るスコロトロン帯電器を画像形成装置に適用した場合について説明する。
画像形成装置は、詳述はしないが、自動原稿送り装置、用紙を給紙する給紙装置、用紙に画像を形成する画像形成ユニットA、用紙を排出する排出装置等を備えている。前記画像形成ユニットAは、感光体ドラム、現像装置(図示せず)、本発明に係るスコロトロン帯電器1等を備えている。そして、図1、図2に示すように、スコロトロン帯電器1は、画像形成ユニットA長手方向(画像形成装置の前後方向)にスライド自在に構成されている。
スコロトロン帯電器1は、図3〜図5に示すように、凹溝2aが長手方向に沿って形成されたシールドケース2、そのシールドケース2の凹溝2aの両端の夫々に配設自在な一対のエンドブロック3、それらエンドブロック3の夫々に固定されて一対のエンドブロック3の夫々をシールドケース2の凹溝2aの両端の夫々に配設することによりシールドケース2内に張設自在な放電ワイヤ4、シールドケース2における凹溝2aの開放部分2bを覆うグリッド電極5、放電ワイヤ4の端部4aに水が付着してリークが生じることを防止するリーク防止部材6等を備えている。
前記エンドブロック3は、図4、図5に示すように、上方が開口された箱状に構成されている。シールドケース2長手方向における一方側の側面3aにV字状の切り欠き3cが形成され、シールドケース2短手方向における両側面3bの夫々に一対の案内用リブ3dの夫々が形成されている。エンドブロック3に設けられた固定具7により放電ワイヤ4の端部4aが固定されている。そして、一対のエンドブロック3の夫々をシールドケース3の凹溝2aの両端の夫々に配設するときに、放電ワイヤ4が、一対のエンドブロック3の夫々に形成されたV字状の切り欠き3cの間に掛け渡されて、適正な高さを維持しながらシールドケース2内に張設されるように構成されている。そして、エンドブロック3にギャップコロ支持部材としてのコロホルダ8が配設されている。
前記コロホルダ8は、図5、図6に示すように、その上側にシールドケース2長手方向に間隔を隔てて形成された一対の軸受け部8a、その両横側から上方に延びる一対の係止部8b等を備えている。一対の案内用リブ3dの夫々の間にコロホルダ8の両側部の夫々を差し込むことにより、コロホルダ8の位置決めを行うように構成されている。一対の軸受け部8aにてギャップコロ9における両側の軸9aが回転自在に支持されている。グリッド電極5の開口5aを一対の係止部8bで係止してある。ギャップコロ9の外周面9bがグリッド電極5の開口5aから突出するとともに、感光体ドラムの外周面に当接するように構成されている。これにより、グリッド電極5と感光体ドラムの外周面との間の距離を一定に保つことができる。
前記リーク防止部材6は、図5〜図7に示すように、電気絶縁材料からなる合成樹脂製のフィルムにて形成されている。リーク防止部材6を構成するに、エンドブロック3内の放電ワイヤ4に対し、離間した状態で放電ワイヤ4をグリッド電極5側から覆う覆い部10を設けてある。そして、コロホルダ8がエンドブロック3に配設されたときにコロホルダ8にてリーク防止部材6を保持するように構成してある。
前記画像形成ユニットAの前面に、水分を含ませたパッド12を有する清掃具Bを、パッド12の先端部がグリッド電極5に接触するように取り付ける。画像形成ユニットAからスコロトロン帯電器1を前面側に引き抜くことにより、パッド12の先端部がグリッド電極5に接触してグリッド電極をシールドケース2長手方向のほぼ全幅に亘って清掃することができる。このとき、水分を含ませたパッド12がグリッド電極5の開口5aから突出するギャップコロ9に扱かれて水が流出する場合があり、パッド12から流れ出した水の一部は、ギャップコロ9やコロホルダ8の軸受け部8aを伝って放電ワイヤ4の端部4a近傍に滴下することがあるが、放電ワイヤ4の端部4a近傍に滴下した水は、覆い部10にて受け止められて、放電ワイヤ4の端部4aに水が付着してリークが生じることを防止できる。尚、下辺部分10c及び底面部10dが、エンドブロック3に接触して覆い部10に付着した水をエンドブロック3に流す接触部11を構成する。
(1)上記実施の形態では、リーク防止部材6を構成するに、エンドブロック3内の放電ワイヤ4に対し、離間した状態で放電ワイヤ4をグリッド電極5側から覆う覆い部10を設けてある構成を例示したが、更に、図8に示すように、覆い部10にその覆い部10の内方側に水が入り込むことを防止する鍔部13を設けてある構成としてもよい。
2 シールドケース
2a 凹溝
2b 開放部分
3 一対のエンドブロック
4 放電ワイヤ
4a 端部
5 グリッド電極
6 リーク防止部材
8 ギャップコロ支持部材
9 ギャップコロ
10 覆い部
11 接触部
Claims (2)
- 凹溝が長手方向に沿って形成されたシールドケースと、
当該シールドケースの前記凹溝の両端の夫々に配設自在な一対のエンドブロックと、
夫々の当該エンドブロックに固定されて前記シールドケース内に張設自在な放電ワイヤと、
前記シールドケースにおける前記凹溝の開放部分を覆いつつ少なくとも一つの開口部を有するグリッド電極と、
前記グリッド電極の前記開口部から突出して被帯電体に当接し、前記グリッド電極と前記被帯電体との間の距離を一定に保つギャップコロと、
前記エンドブロックに配設されて前記ギャップコロを回動自在に支持するギャップコロ支持部材と、
前記グリッド電極の洗浄時に前記開口部から流入した水が前記放電ワイヤに付着してリークが生じることを防止するリーク防止部材とを備え、
前記リーク防止部材は、前記ギャップコロ支持部材にて保持され、前記エンドブロック内の前記放電ワイヤに対し離間した状態で前記放電ワイヤを前記グリッド電極側から覆う電気絶縁材料で構成してあるスコロトロン帯電器。 - 前記リーク防止部材に、そのリーク防止部材の内方側に水が入り込むことを防止する鍔部を設けてある請求項1に記載のスコロトロン帯電器。
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JP2008050470A JP5086842B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | スコロトロン帯電器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008050470A JP5086842B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | スコロトロン帯電器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009210612A JP2009210612A (ja) | 2009-09-17 |
JP5086842B2 true JP5086842B2 (ja) | 2012-11-28 |
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Family Applications (1)
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JP2008050470A Active JP5086842B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | スコロトロン帯電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3833233B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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2008
- 2008-02-29 JP JP2008050470A patent/JP5086842B2/ja active Active
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JP2009210612A (ja) | 2009-09-17 |
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