JP5086135B2 - バリ取り用ブラシ - Google Patents

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本発明は、バリ取り用ブラシの改良に関するものである。
ブラシをマグネットを介して保持するようにしたバリ取り用ブラシには、本出願人による特開2008―853号に開示のものがある。このブラシの構造は図6に示す通りである。即ち、ブラシ7を植設したブラシヘッド8は、ブラシホルダー3の下板4の装着孔4aに装入可能で、一方でブラシホルダー3の上板6には、装着孔4aの対向箇所にマグネット14が取り付けられている。ブラシヘッド8を装着孔4aに装入すれば、マグネット14を介してブラシホルダー3に確実に装着されるわけである。
ところでブラシ7が磨耗し、ついに交換時期になると、次のようにしてブラシ7を取り替える必要がある。即ち、ブラシホルダー3の上板6と下板4の間に棒状体Bを突っ込み、テコの原理で上板6を押し上げることによって上板6と下板4を離間させると、ブラシヘッド8がマグネット14による磁着から解放されて離脱する。このような離脱動作を各ブラシヘッド8の付近で行なって、全ての磨耗したブラシ7を新品ブラシ7と交換するわけである。
特開2008―853号公報
ところが前記従来技術では、マグネット14に磁着されたブラシヘッド8は、強固に装着されているため、棒状体Bで押し上げても容易に引き剥がさせるものではなかった。このような状況下で、各ブラシヘッド8の付近で棒状体Bをその都度突っ込んでブラシヘッド8を離脱させなければならず、ブラシの交換に時間と労力がかかった。これは、ブラシヘッド8の装着数が多くなればなるほど顕著になった。まして、ブラシヘッド8を内側円周と外側円周の内外2重に装着した構造では、内側のブラシヘッド8を離脱できるようにするには、上板6と下板4との距離を相当大きく取らなければならず、構造上不可能であった。
本発明はこのような課題を解決することを目的としたもので、ブラシヘッド8の着脱に労力が要らず短時間で行なえ、しかもブラシヘッド8が内外多重に装着されていても、短時間で一斉交換できるバリ取り用ブラシを提供するものである。
前記課題を解決するための請求項1の発明は、ブラシを植設した磁性体からなるブラシヘッドをマグネットを介してブラシホルダーに着脱するようにしたバリ取り用ブラシにおいて、前記ブラシホルダーは2つの保持板よりなり、前記一方の保持板に前記マグネットを固着し、前記他方の保持板に前記マグネットに対向して前記ブラシヘッドが装着可能な装着孔を形成し、前記ブラシの交換時には、前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板に接近させることによって前記マグネットにより前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから突出させ、前記ブラシヘッドを離脱可能としたことを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1のものにおいて、バリ取り研磨時には、付勢手段の付勢力により前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板から離間させることによって前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーに装着保持し、前記ブラシの交換時には、前記付勢手段またはその他の付勢手段の逆方向の付勢力により前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板に接近させることによって前記マグネットにより前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから突出させるようにしたことを特徴とする。
さらに請求項3の発明は、請求項2のものにおいて、前記付勢手段またはその他の付勢手段の付勢軸は、離間または接近させる前記いずれか一方の保持板の中心軸と一致させたことを特徴とする。
さらにまた請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1つのものにおいて、前記一方の保持板にはその中心軸の径方向で前記マグネットが内外多重に複数固着され、前記他方の保持板には前記マグネットに対向して前記ブラシヘッドが装着可能な装着孔がその中心軸の径方向で内外多重に複数形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、マグネットによりブラシヘッドをブラシホルダーから突出させて離脱可能な状況とし、その後、ブラシヘッドをその軸方向と直角の方向にスライドさせて抜き取れば、従来技術に比べ、わずかな労力でブラシヘッドの抜き取り交換が可能となる。
請求項2の発明によれば、付勢手段の付勢力の方向を切り替えるだけで全ブラシヘッドの一斉交換が可能となる。
請求項3の発明によれば、付勢手段の付勢軸を離間または接近させる保持板の中心軸と一致させたので、全ブラシヘッドを一斉に同じ突出量でブラシホルダーから突出させることができ、ブラシの交換を一層容易迅速に行なうことができる。
請求項4の発明によれば、内外多重に複数のブラシヘッドが装着されていても、全ブラシヘッドを一斉にブラシホルダーから突出させることができ、ブラシの交換をなお一層容易且つ短時間で行なうことができる。
以下に、本発明のバリ取り用ブラシの主要部であるブラシユニット21の構造について図1乃至5を参照して説明する。図1の22は、バリ取り用ブラシの交換時に下降させる進退動軸(本発明の付勢手段)で、この進退動軸22には、第1保持板(本発明の一方の保持板)23が固定部材70により固定されている。第1保持板23には、その下面に円周上に等間隔で複数の凹部23aが内外2重に形成され、この凹部23aには後述のブラシヘッド33を磁着するためのマグネット24が固着されている。一方、前記進退動軸22の上方端には、後述の押圧シャフト69によって押圧され、進退動軸22が下降できるように被押圧部22aとなっている。
前記進退動軸22の外周には、ブラシが磨耗したときにその先端の毛足長さを後述の毛先保持板38より一定量突出させるための切込筒体25が設けられ、進退動軸22が切込筒体25内で進退動可能となっている。この切込筒体25には、連結体26が固定部材27により固定され、この連結体26の下面に段付ボルト28がねじ込み固定されている。段付ボルト28の外周には位置決め筒体29が配され、この位置決め筒体29を介して、第2保持板30が、一定距離を保って連結体26に連結固定されている。このように、本発明では、第1保持板23と第2保持板30によってブラシホルダー31が構成されている。なお、第2保持板30には、段付ボルト28が挿通する孔がその数に応じて形成され、同様に、第1保持板23にも位置決め筒体29が挿通する孔がその数に応じて形成されている。また、前記第1保持板23は、連結体26の下端縁26aにより、それ以上の上方への移動が規制されるようになっている。
前記第2保持板30には、マグネット24に対向したブラシの装着孔30aが、円周上に等間隔で内外2重にマグネット24と同数形成されている。この装着孔30aは、第2保持板30の厚み方向に貫通しており、ブラシ32を植設した磁性体からなるブラシヘッド33が装着孔30aに装入され、マグネット24に着脱可能となっている。ブラシ32は、アルミナ等の砥粒をナイロン樹脂で結合した線材を束ねたもので、金属製のブラシヘッド33にかしめ加工などにより植設されている。また、第2保持板30の外周縁には、第1保持板23が下降したときにその案内となるガイドリング34が固着されている。
前記切込筒体25の外周には、回転筒体35が設けられ、後述の研磨モータ44の駆動を受けて回転するようになっている。この回転筒体35の下部のフランジ35aには、回転円盤36が固定され、ここにガイドシャフト37が上下方向に接続されている。ガイドシャフト37の下端には、毛先保持板38が接続され、毛先保持板38にはブラシ32の数に対応して、ブラシ32が高速回転したときにその毛先が広がらないように保持する保持孔38aが貫通形成されている。なお、ガイドシャフト37は、第1保持板23、第2保持板30のそれぞれの中心位置から偏芯した位置にある案内孔23b、30bを貫通して毛先保持板38に接続されている。
前記回転筒体35の外周には、回転筒体35が回転可能なように軸受39を介して固定筒体40が設けられ、この固定筒体40はユニットベース41に固定されている。以上のような構成とすることで、回転筒体35が回転すると、回転円盤36、ガイドシャフト37にその回転力が伝達され、第1保持板23、第2保持板30、及び毛先保持板38が連れ回り回転することによって、装着されたブラシ32が高速回転することになる。
次にブラシ32を高速回転させるための研磨モータ44について説明する。ユニットベース41には、支持シャフト42が立設され、この上端にモータベース43が固着されている。モータベース43上には、研磨モータ44が取り付けられ、その回転軸44aには、固定部材45を介して駆動歯車46が固着されている。この駆動歯車46と同一高さには、駆動歯車46の駆動力を受けて回転する従動歯車47が、前記回転筒体35の上端に固着されている。即ち、研磨モータ44を駆動すると、駆動歯車46が回転すると共に従動歯車47が回転し、これにより回転筒体35が回転することによって、ブラシ32が高速回転するわけである。
次に切込筒体25を進退動させるための手段について説明する。図2において、前記ユニットベース41の他の位置には、長尺支持シャフト48が立設され、この上端にモータベース49が固着されている。モータベース49上には、切込筒体25を進退動させるための切込モータ50が取り付けられている。この切込モータ50の出力部は内周縁の一箇所にキー溝を穿った中空軸50aとなっていて、長尺のキー51が軸方向に亘って嵌合されている。また、この中空軸50a内には、外周面に雄ネジ52aを形成したスクリューシャフト52が嵌装され、前記キー51が嵌合可能なように外周面の一部であって軸方向に亘ってキー溝52bが形成されている。
前記モータベース49の下面には、大径ナット53が固着され、その内面には雌ネジ53aが形成され、前記スクリューシャフト52の雄ネジ52aが螺合されるようになっている。つまり、切込モータ50を作動させると、中空軸50aが回転し、その回転力がキー51を介してスクリューシャフト52に伝達され、スクリューシャフトの雄ネジ52aが大径ナット53の雌ネジ53aに沿って螺送されることで、スクリューシャフト52が回転しながら上下方向に進退動するわけである。
前記スクリューシャフト52の下端には、内側が中空円筒状のジョイント54が接続され、さらにこの下にベアリングケース55が接続されている。ベアリングケース55の内側には、軸受56を介して前記切込筒体25が保持されるようになっている。また、ベアリングケース55の上部外周面には、図3に示すように、歯車状のドグ55aが等間隔で複数個形成され、後述の近接スイッチ62が回転するドグ55aの位置を検知することによってベアリングケース55の回転数をカウントするようになっている。
図1において、ベアリングケース55の下部外周面には、円盤状スラストワッシャー57a、筒状スラストワッシャー57b、円盤状スラストワッシャー57cがそれぞれ順に上から嵌装され、さらに筒状スラストワッシャー57bの外周面には鍔付筒状体58が嵌装されている。この鍔付筒状体58には、図3に示すように、前記長尺支持シャフト48の外周面に嵌合する切欠部59aを有するドグプレート59が固定されている。また、ユニットベース41の周縁には、外装カバー60が取り付けられ、この一面には前記ドグプレート59の端部に対向する2つの近接スイッチ61a、61bが上から順に取り付けられている。
つまり、切込モータ50を作動させると、スクリューシャフト52が回転すると共に上下方向に進退動し、これに伴ってジョイント54とベアリングケース55も回転すると共に上下方向に進退動する。しかしながら、ベアリングケース55と鍔付筒状体58との間には、鍔付筒状体58の滑りを許容する円盤状スラストワッシャー57a、筒状スラストワッシャー57b、円盤状スラストワッシャー57cが嵌装されており、その一方で、鍔付筒状体58は、ドグプレート59の切欠部59aが長尺支持シャフト48に規制されて連れ回り回転できず、その結果、鍔付筒状体58は上下方向の進退動のみ行なうことになる。また、軸受56の介装により切込筒体25も上下方向のみに進退動するので、これにより、切込筒体25に連結されたブラシホルダー31が上下方向に進退動して、毛先保持板38からのブラシ32の毛先長さを適正に調節できるわけである。
また、ブラシ32が新品に交換されたばかりの状態では、ブラシホルダー31が上昇端にあり、ドグプレート59は上側の近接スイッチ61aに検知された位置にある。この位置からブラシ32を使用して行くと、ブラシ32は次第に磨耗して行く。ブラシ32が磨耗し、毛先保持板38からの突出量が規定量以下になったら、切込モータ50を作動し、上記のようにベアリングケース55を回転させると共に下降させる。ベアリングケース55の上部外周面には、ドグ55aが形成されているので、このドグ55aの個数を図3の近接スイッチ62がカウントして、規定回転数だけベアリングケース55を回転して、毛先保持板38からのブラシ32の突出量を規定量だけ突出させるわけである。
こうしてブラシ32を使い続けると、最終的に使用不能な状態になる。ブラシ32がこれ以上使用不能な状態とは、ブラシホルダー31が図4に示すように下降端にあり、ドグプレート59は図1において下側の近接スイッチ61bに検知され、これ以上の下降が禁止される。
次に進退動軸22を進退動させるための手段について説明する。図2において、進退動軸22の被押圧部22aの下側には、セットカラー63が位置決め固定されている。また、前記切込筒体25の上端であって、進退動軸22の外周には、スプリングホルダー64が嵌装され、前記セットカラー63とスプリングホルダー64との間に、進退動軸22が下降したときに弾縮されるスプリング65(本発明の付勢手段)が保持されている。
一方、切込モータ50の上面には、シリンダーベース66が固着され、その上にジョイント67を介して、進退動シリンダー68が取り付けられている。ここでの進退動シリンダー68はエアー圧によって作動するもので、その作動軸には、押圧シャフト69が取り付けられ、前記スクリューシャフト52の中空軸部に差し込まれている。
つまり、進退動シリンダー68を作動させると、押圧シャフト69が下降し、進退動軸22の被押圧部22aをスプリング65の弾発力に抗して押すことによって、図5に示すように、進退動軸22が下降するとともに第1保持板23をガイドリング34に沿って下降させることにより、マグネット24がブラシヘッド33を下方に押し出すわけである。こうして、損耗したブラシ32の全ブラシヘッド33がブラシホルダー31から突出し、その後、各ブラシヘッド33をその軸方向と直角方向に矢印Cのようにスライドさせてやれば、ブラシヘッド33を抜き取ることができるわけである。
以上のブラシユニット21は、不図示のエアシリンダーなどによってユニットベース41を昇降動させることにより、ブラシ32の下端に配置した不図示の研磨対象ワークに対して接近/離間してバリ取り研磨を行なう。即ち、ブラシ32が装着されたブラシホルダー31は、研磨モータ44によって回転しており、ブラシ32が新品の初期状態では図1の上昇位置(ドグプレート59が近接スイッチ61aで検知された位置)にブラシホルダー32がある。次に研磨対象の未加工ワークが不図示の搬送機構などによってブラシ32の下方に配置されると、エアシリンダーなどによってブラシユニット21を下降させ、回転するブラシ32をワークの所要部に当ててバリ取り研磨を行なう。
バリ取り研磨が完了したら、ブラシユニット21を上昇させ、次の未加工ワークの受け入れに備える。このようにしてワークのバリ取り研磨を繰り返すが、ブラシ32は次第にその毛先が磨耗する。そこで、毛先保持板38からのブラシ32の突出量が基準から変化したならば、前記切込モータ50を作動して切込筒体25を下降させ、これにより、毛先保持板38からのブラシの突出量を適正量に調節する。そしてまた次のバリ取り研磨を行なう。なお、切込モータ50をどのタイミングで作動させるかに関しては、研磨を繰り返すことによって、「ある回数ワークを研磨したら切込モータ50を作動させる」というように、ブラシの磨耗量を経験的に把握してから決めるようにしても良い。
切込モータ50を作動して切込筒体25を下降して行くと、前記下側の近接スイッチ61bがドグプレート59を検知し、図4に示すように、これ以上ブラシ32が使えない状態となる。しからば、切込モータ50を先ほどと逆方向に回転させて切込筒体25を上昇させ、ドグプレート59が、上側の近接スイッチ61aに検知されるまで上昇させる。次に、進退動シリンダー68を作動して押圧シャフト69を下降させ、進退動軸22の被押圧部22aを押すことによってスプリング65の弾発力に抗して進退動軸22を下降させる。すると図5に示すように、第1保持板23が下降し、マグネット24で各ブラシヘッド33を押圧して、ブラシヘッド33をブラシホルダー31より突出させる。そして、各ブラシヘッド33を矢印Cのように水平方向にスライドさせて新品のブラシ32を植設したブラシヘッド33と交換する。
新品のブラシを植設したブラシヘッド33を装着するにはまず、進退動シリンダー68を逆方向に作動する。すると、押圧シャフト69の上昇により、進退動軸22の被押圧部22aが解放され、これに伴いスプリング65が伸張して進退動軸22を上昇させる。すると、第1保持板23も上昇してマグネット24が装着孔30aの上方位置(図1の位置)に戻るので、毛先保持板38の保持孔38aより全ての新品のブラシ付きブラシヘッド33を差し込んで、マグネット24に磁着保持させる。こうして次のバリ取り研磨に備えるのである。
[他の実施形態]
上記実施形態の発明では、付勢手段としてスプリング65と進退動軸22(進退動シリンダー68含む)を別々に用いたが、1つの進退動軸22のみで第1保持板23と第2保持板30の接近/離間を行なうようにしても良い。つまり、進退動シリンダー68と進退動軸22を連結して、研磨時とブラシの交換時でそれぞれ逆方向に進退動軸を作動させれば良い。
また研磨時は常に、第1保持板23が第2保持板30から離間するように、第1保持板23をセットボルトなどでガイドリング34に係止するようにしても良い。この場合、ブラシ32の交換時にセットボルトを抜き取り、第1保持板23が第2保持板30に接近できるようにすれば良い。また上記実施形態では、付勢手段としてエアシリンダーを用いたが、油圧シリンダーやモータを用いても同様の作用効果がある。
上記実施形態では、第1保持板23を第2保持板30に対して接近/離間させるようにしたが、第2保持板30に進退動軸22を固定し、第1保持板23にガイドリング34を固着することによって、第2保持板30を第1保持板23に対して接近/離間させるようにしても良い。また上記実施形態では、バリ取り用ブラシを鉛直方向に配置したが、水平方向に配置した場合でも同様の作用効果がある。
本発明のバリ取り用ブラシの下部正面断面図 同じく上部正面断面図 図1のA矢視平面図 ブラシが損耗してこれ以上使えない状況を示す要部拡大断面図 ブラシを交換する状況を示す要部拡大断面図 従来のバリ取り用ブラシの正面断面図
符号の説明
22・・・進退動軸(付勢手段)
23、30・・・保持板
24・・・マグネット
30a・・・装着孔
31・・・ブラシホルダー(23、30)
32・・・ブラシ
33・・・ブラシヘッド
65・・・スプリング(付勢手段)
68・・・進退動シリンダー(付勢手段)

Claims (4)

  1. ブラシを植設した磁性体からなるブラシヘッドをマグネットを介してブラシホルダーに着脱するようにしたバリ取り用ブラシにおいて、
    前記ブラシホルダーは2つの保持板よりなり、
    前記一方の保持板に前記マグネットを固着し、前記他方の保持板に前記マグネットに対向して前記ブラシヘッドが装着可能な装着孔を形成し、
    前記ブラシの交換時には、前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板に接近させることによって前記マグネットにより前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから突出させ、前記ブラシヘッドを離脱可能としたことを特徴とするバリ取り用ブラシ。
  2. バリ取り研磨時には、付勢手段の付勢力により前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板から離間させることによって前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーに装着保持し、
    前記ブラシの交換時には、前記付勢手段またはその他の付勢手段の逆方向の付勢力により前記いずれか一方の保持板を前記他方の保持板に接近させることによって前記マグネットにより前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから突出させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のバリ取り用ブラシ。
  3. 前記付勢手段またはその他の付勢手段の付勢軸は、離間または接近させる前記いずれか一方の保持板の中心軸と一致させたことを特徴とする請求項2記載のバリ取り用ブラシ。
  4. 前記一方の保持板にはその中心軸の径方向で前記マグネットが内外多重に複数固着され、前記他方の保持板には前記マグネットに対向して前記ブラシヘッドが装着可能な装着孔がその中心軸の径方向で内外多重に複数形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のバリ取り用ブラシ。
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