JP5084919B2 - 親局装置およびグラント割り当て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、PONシステムの親局装置に関する。
PON(Passive Optical Network)システムのようなポイント・トゥ・マルチポイントの通信システムでは、親局装置(OLT:Optical Line Terminal)が、周期的に子局装置(ONU:Optical Network Unit)への送信許可情報であるグラント割当量を更新している。OLTは、帯域を効率的に使用するため、ONUのトラヒック状況に応じてグラントを割り当てる。PONシステムでイーサネット(登録商標)フレームのような可変長データを伝送する場合、OLTが割り当てるグラントとONUが送信するデータの区切れ目が一致しないと、上りデータ送信に利用されない時間帯が発生し帯域のロスとなる。このため、下記特許文献1および下記非特許文献1において、OLTが、ONUからのレポートメッセージにより上りバッファのキュー長を収集し、キュー長に等しいグラントを割り当てる技術が開示されている。ONUは、単純に上りバッファのデータ蓄積量を通知するのではなく、可変長データの区切れ目を通知する。OLTは、ONUのキュー長の通知に等しいグラントを割り当て、割り当てたグラントを余すことなくデータ伝送に使用することでロスのない帯域割当を行っている。
特開2008−193708号公報 吉原修,太田憲行,三鬼準基著 「GE−PONに適した動的帯域割当アルゴリズム」電子情報通信学会 2002年
しかしながら、上記従来技術によれば、OLTがONUからキュー長の通知を収集して次周期のグラントを割り当てる方法では、ONUがキュー長を把握するため、上りデータをバッファに蓄積する必要がある。そのため、PONシステムの伝送速度を高速化しても、バッファの蓄積時間を含むグラントの割り当て処理による遅延のためスループットが制限される、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高速化されたONUの上り送信待ち時間を低減することが可能な親局装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、伝送速度が速い高速光信号と当該高速光信号よりも遅い低速光信号が混在するPONシステムにおいて、高速光信号と低速光信号の送受信を制御し、接続する子局装置に対してグラントを割り当てる親局装置であって、高速光信号を用いて通信を行う子局装置である高速子局装置から受信したデータのトラヒック量を測定するトラヒックモニタ手段と、前記子局装置から前記親局装置へのデータ送信中において、低速光信号を用いて通信を行う子局装置である低速子局装置から取得したレポート情報に基づいて、前記低速子局装置へグラントを割り当て、また、前記高速子局装置に対して前周期で割り当てたグラント、および前記トラヒックモニタ手段から取得した前周期のトラヒック量の計測結果に基づいて、前記高速子局装置へグラントを割り当てる帯域割当手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる親局装置は、高速化されたONUに対して上り送信待ち時間を低減することができる、という効果を奏する。
図1は、PONシステムの構成例を示す図である。 図2は、帯域割当処理を示すフローチャートである。 図3は、各ONUが上り信号を送信する際のタイムチャートである。 図4は、PONシステムの構成例を示す図である。 図5は、帯域割当処理を示すフローチャートである。
1,1a 光送受信器
2 MAC−L部
3 MAC−H部
4,4a 帯域割当部
5,5a トラヒックモニタ部
6 MAC部
10,10a OLT
20 光分岐部
30,31 低速ONU
40,41 高速ONU
50,51 ONU−a
60,61 ONU−b
以下に、本発明にかかる親局装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。なお、以下の説明において帯域のことをグラントと呼ぶことがある。
実施の形態.
図1は、本実施の形態にかかる親局装置(以下OLTとする)と子局装置(以下ONUとする)を含むPONシステムの構成例を示す図である。PONシステムは、OLT10と、光分岐部20と、低速ONU30,31と、高速ONU40,41と、を備える。
OLT10は、通信事業者の局舎に設置される局側装置で複数の伝送レートをサポートする。ここでは、一例として、2つの伝送レート(低速光信号,高速光信号)をサポートする。OLT10は、光送受信器1と、MAC−L部2と、MAC−H部3と、帯域割当部4と、トラヒックモニタ部5と、を備える。光送受信器1は、マルチレートの光信号を送受信する。下り方向は高速光信号と低速光信号で別波長帯を使用し、また、上り方向については高速光信号と低速光信号で同一波長帯を使用する。MAC−L部2は、低速光信号を制御するMAC層終端機能を備える。MAC−H部3は、高速光信号を制御するMAC層終端機能を備える。帯域割当部4は、各ONUからのキュー長レポート情報および受信トラヒックに基づいてグラントを割り当てる。トラヒックモニタ部5は、OLT10が各ONUから受信したデータ量を計測する。
光分岐部20は、光ファイバーおよびパワースプリッタを備え、OLT10からの光信号を各ONUへ分岐し、また、各ONUからの光信号を合波する。低速ONU30,31は、伝送速度の遅い低速光信号で通信を行う既存のONUである。高速ONU40,41は、伝送速度の速い高速光信号で通信を行うサービスアップグレードユーザ用のONUである。各ONUは加入者宅に設置される。
OLT10と各ONUが通信を行う場合、上り方向の通信については、各ONUは同一波長帯を使用する。そのため、OLT10の帯域割当部4が、各ONUの上り信号同士が衝突しないように、各ONUに割り当てるグラントを管理する。データの送信を開始する場合、まず、各ONUがレポート(キュー長レポート情報)を送信すると、OLT10の光送受信器1が、各ONUからの上り光信号を電気信号に変換し、MAC−L部2およびNAC−H部3へ出力する。MAC−L部2は、低速ONU30,31からの信号よりキュー長レポート情報を抽出し、帯域割当部4へ送信する。MAC−H部3は、高速ONU40,41からの信号よりキュー長レポート情報を抽出し、帯域割当部4へ送信する。
帯域割当部4は、各ONUからのキュー長レポート情報に基づいて、各ONUへグラントを割り当てる。帯域割当部4は、割り当てたグラント情報をMAC−L部2およびMAC−H部3へ通知する。MAC−L部2およびMAC−H部3が、グラント情報をそれぞれの下り信号に多重して出力する。光送受信器1では、それぞれの下り信号を電気信号から光信号に変換し、別波長で、低速ONU30,31には低速光信号を用いて、高速ONU40,41には高速光信号を用いてゲート(グラント情報)を送信する。
グラント情報を受信した各ONUは、割り当てられたグラントに従ってデータの送信を行う。各ONUがデータを送信すると、OLT10では、光送受信器1が、各ONUからの上り光信号を電気信号に変換し、MAC−L部2およびAC−H部3へ出力する。MAC−L部2は、低速ONU30,31から受信したデータを外部(インターネットやコンテンツを提供するサーバ等)へ出力する。また、データにキュー長レポート情報が付与されている場合は、キュー長レポート情報を抽出して帯域割当部4へ送信する。MAC−H部3は、高速ONU40,41から受信したデータを外部へ出力する。また、データにキュー長レポート情報が付与されている場合は、キュー長レポート情報を抽出して帯域割当部4へ送信する。トラヒックモニタ部5は、MAC−L部2およびAC−H部3が外部へ出力するデータ量を計測する。計測した結果を、受信トラヒックとして帯域割当部4へ通知する。帯域割当部4は、キュー長レポート情報および受信トラヒックに基づいて、次周期のグラントの割り当てを行う。
ここで、帯域割当部4の帯域割当処理について詳細に説明する。図2は、帯域割当部4の帯域割当処理を示すフローチャートである。帯域割当部4は、接続するONUに対して、グラント割当量を周期的に更新する。まず、接続するONUを1つ選択し(ステップS1)、ONUが高速光通信を行う高速ONU(40,41)であるかどうかを判定する(ステップS2)。この判定については、たとえば、初期接続時、OLT10で受信する信号のレートにより識別し、データベースに記録しておく。ONUが低速光通信を行う低速ONU(30,31)である場合(ステップS2:No)、次周期に必要な帯域を、MAC−L部2から受信したキュー長レポート情報に基づいてキュー長と同じとする(ステップS3)。グラント長とキュー長(データ長)が一致しない場合に帯域ロスが発生するため、各ONUから可変長データの区切れ目を通知させるためである。ONUが高速通信を行う高速ONU(40,41)である場合(ステップS2:Yes)、次周期に必要な帯域を、前周期で割り当てられたグラント、およびトラヒックモニタ部5が通知する受信トラヒックに基づいて決定する(ステップS4)。ここでは、受信トラヒックの項に係数nを掛けているが、たとえば、前周期と同じ場合であれば「n=0」とする。なお、nについては、トラヒック量の他、低遅延を重視するか、帯域利用効率を重視するか等により、適宜変更可能とする。
PONシステムの伝送レートが高速化されても、OLT10と各ONUとの距離は変化せず、また、接続されるONUの台数も変わらないためグラント長は変化しない。一方、高速ONU40,41では、同じバイト長のデータ送信に要する時間が低速ONU30,31に比べ相対的に短い時間で送信されるため、グラント長とデータの境界の不一致による帯域ロスが相対的に小さくなる。そのため、OLT10は、高速ONU(40,41)からのキュー長レポート情報によりデータの区切れ目を収集する必要性が低い。また、FTP(File Transfer Protocol)のように大量のデータを送信する場合、ある周期でトラヒック量があることを検出すると、次の周期でも上りトラヒックがある確率が高い。そこで、OLT10は、高速ONU(40,41)からのキュー長レポート情報を待たず、前周期で割り当てたグラントと、受信トラヒックに基づいて次周期のグラントを割り当てる。
高速ONU(40,41)は、従来どおり自装置のバッファに一度データを蓄積してレポートを生成するが、OLT10は高速ONU(40,41)からのキュー長レポート情報を利用せずにグラントを割り当てる。すなわち、高速ONU(40,41)がレポートを送信し、OLT10がグラントを割り当ててゲートを送信し、高速ONU(40,41)がゲートに基づいてデータを送信する、という一連の処理によって生じる遅延を回避できる。そのため、高速ONU(40,41)がデータを送信する際の上り送信待ち時間を低減できる。
なお、ステップS4において、高速ONU(40,41)が最初にデータ送信を開始するときは、前周期においてグラントは割り当てられていない。この場合、帯域割当部4は、次周期に必要な帯域をMAC−H部3から受信したキュー長レポート情報に基づいてキュー長と同じとする。
帯域割当部4は、上記ステップS2〜S4の処理を、接続するONUの台数分繰り返す(ステップS5)。接続するONUの台数分の処理を終了後、帯域割当部4は、実際に各ONUへグラントを割り当てる(ステップS6)。
上記処理で割り当てられたグラントに基づいて各ONUが行う上り信号の送信について説明する。図3は、各ONUが上り信号を送信する際のタイムチャートである。Cycle#nにおいて、各ONUが、割り当てられたグラントに基づいてデータを送信する。ここで、帯域割当部4は、低速ONU30,31に対しては、データに付与されたレポート(キュー長レポート情報)に基づいて、次Cycle#n+1でのグラントを割り当てる。高速ONU40,41に対しては、Cycle#nで割り当てたグラントと受信トラヒックに基づいて次Cycle#n+1でのグラントを割り当てる。
たとえば、高速ONU40は、Cycle#nにおいて割り当てられたグラントに対して70%しか使用していない。この場合、帯域割当部4は、次Cycle#n+1において、グラントの割り当て量を縮小する。具体的には、図2のフローチャートのステップS4において「n<0」とする。一方、高速ONU41は、Cycle#nにおいて割り当てられたグラントに対して95%を使用している。この場合、帯域割当部4は、次Cycle#n+1において、グラントの割り当て量を拡大する。具体的には、図2のフローチャートのステップS4において「n>0」とする。次周期のグラントの割り当て量を縮小するか拡大するかを判断する基準となる使用率については、任意に設定可能とする。
以上説明したように、本実施の形態では、帯域割当部4は、高速ONU40,41に対して、前周期で割り当てたグラントと受信トラヒックに基づいて、次周期のグラントを割り当てることとした。これにより、高速ONU40,41は、キュー長レポート情報を生成してからゲートを受信するまでの処理で生じる遅延を回避でき、データを送信する際の上り送信待ち時間を低減できる。また、OLT10は、高速ONU40,41に対して低遅延でグラントを割り当てることができるため、アプリケーションレベルでの高スループットをエンドユーザに提供できる。
なお、上記技術を応用して、たとえば、キュー長レポート情報の通知仕様が異なるONUが混在するPONシステムに適用することができる。
図4は、親局装置と子局装置を含むPONシステムの構成例を示す図である。PONシステムは、OLT10aと、光分岐部20と、ONU−a50,51と、ONU−b60,61と、を備える。
OLT10aは、通信事業者の局舎に設置される局側装置である。OLT10aは、光送受信器1aと、MAC部6と、帯域割当部4aと、トラヒックモニタ部5aと、を備える。光送受信器1aは、単一の通信速度の光信号を送受信する。MAC部6は、光信号を制御するMAC層終端機能を備える。帯域割当部4aは、各ONUからのキュー長レポート情報および受信トラヒックに基づいてグラントを割り当てる。トラヒックモニタ部5aは、OLT10aが各ONUから受信したデータ量を計測する。
ONU−a50,51は、キュー長レポート情報において、データの区切れ目を通知するONUである。ONU−b60,61は、キュー長レポート情報において、データの区切れ目を通知しない、バッファの占有量等を通知するONUである。
ここで、帯域割当部4aの帯域割当処理について詳細に説明する。図5は、帯域割当部4aの帯域割当処理を示すフローチャートである。帯域割当部4aは、接続するONUに対して、グラント割当量を周期的に更新する。まず、接続するONUを1つ選択し(ステップS11)、ONUがデータの区切れ目を通知するONU(ONU−a50,51)であるかどうかを判定する(ステップS12)。この判定については、たとえば、初期接続時、各ONUの個体番号または接続後の管理インタフェース経由での情報読み出しによって識別し、データベースに記録しておく。ONUがデータの区切れ目を通知するONU(ONU−a50,51)である場合(ステップS12:Yes)、次周期に必要な帯域を、MAC部6から受信したキュー長レポート情報に基づいてキュー長と同じとする(ステップS13)。ONUがデータの区切れ目を通知しないONU(ONU−b60,61)である場合(ステップS12:No)、次周期に必要な帯域を、MAC部6から受信したキュー長レポート情報、およびトラヒックモニタ部5aが通知する受信トラヒックに基づいて決定する(ステップS14)。ONU−b60,61がキュー長レポート情報においてデータの区切れ目を通知しないタイプのため、キュー長(データ長)に余裕を持ってグラントを割り当てるためである。ここでは、受信トラヒックに係数nを掛けているが、たとえば、他のONUにおけるトラヒック量等を参照し、適宜変更可能とする。
帯域割当部4aは、上記ステップS12〜S14の処理を、接続するONUの台数分繰り返す(ステップS15)。接続するONUの台数分の処理を終了後、帯域割当部4aは、実際に各ONUへグラントを割り当てる(ステップS16)。
このように、キュー長レポート情報でデータの区切れ目を通知しないタイプのONUに対しては、受信トラヒックに応じて、割り当てるグラントを増やすこともできる。
以上のように、本発明にかかる親局装置は、PONシステムに有用であり、特に、異なる通信速度が混在するPONシステムに適している。

Claims (7)

  1. 伝送速度が速い高速光信号と当該高速光信号よりも遅い低速光信号が混在するPONシステムにおいて、高速光信号と低速光信号の送受信を制御し、接続する子局装置に対してグラントを割り当てる親局装置であって、
    高速光信号を用いて通信を行う子局装置である高速子局装置から受信したデータのトラヒック量を測定するトラヒックモニタ手段と、
    前記子局装置から前記親局装置へのデータ送信中において、低速光信号を用いて通信を行う子局装置である低速子局装置から取得したレポート情報に基づいて、当該低速子局装置へグラントを割り当て、また、前記高速子局装置に対して前周期で割り当てたグラント、および前記トラヒックモニタ手段から取得した前周期のトラヒック量の計測結果に基づいて、当該高速子局装置へグラントを割り当てる帯域割当手段と、
    を備えることを特徴とする親局装置。
  2. 前記帯域割当手段は、
    前記トラヒックモニタ手段から取得した前周期のトラヒック量の計測結果に応じて、前記高速子局装置から取得したレポート情報と、前記高速子局装置に対して前周期で割り当てたグラントおよび前記トラヒックモニタ手段から取得した前周期のトラヒック量の計測結果とのいずれかに基づいて、前記高速子局装置に対してグラントを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の親局装置。
  3. 前記帯域割当手段は、
    前記高速子局装置に対して、データの送信を開始する場合には取得したレポート情報に含まれるキュー長に基づいてグラントを割り当てことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の親局装置。
  4. 前記帯域割当手段は、
    前周期のトラヒック量が前周期で割り当てたグラントに対してしきい値より小さい割合であった場合は、次周期で割り当てるグラントを前周期よりも縮小し、
    前周期のトラヒック量が前周期で割り当てたグラントに対してしきい値より大きい割合であった場合は、次周期で割り当てるグラントを前周期よりも拡大することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の親局装置。
  5. 前記帯域割当手段は、
    前記低速子局装置に対して、取得したレポート情報に含まれるキュー長に等しいグラントを割り当てることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の親局装置。
  6. 初期接続時に、各子局装置が低速子局装置または高速子局装置であることを示す種別情報を取得し、子局装置を識別するための識別情報と前記種別情報とを対応付けて記憶する場合に、前記識別情報に基づいて、通信を行う子局装置が低速子局装置であるか高速子局装置であるかを認識することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の親局装置。
  7. 伝送速度が速い高速光信号と当該高速光信号よりも遅い低速光信号が混在するPONシステムにおけるグラント割り当て方法であって、
    高速光信号を用いて通信を行う子局装置である高速子局装置が、データの送信を開始する際、親局装置へレポート情報を含むレポートフレームを送信するレポート送信ステップと、
    前記親局装置が、前記高速子局装置から受信したレポートフレームに含まれるレポート情報に基づいてグラントを割り当てる初回グラント割り当てステップと、
    前記親局装置が、割り当てたグラントに基づいてグラント情報を含むゲートフレームを生成し、当該ゲートフレームを前記高速子局装置へ出力するゲート送信ステップと、
    前記高速子局装置が、ゲートフレームを受信し、当該ゲートフレームに含まれるグラント情報に基づいて前記親局装置へデータを送信するデータ送信ステップと、
    前記親局装置が、前記高速子局装置から送られてくる受信データのトラヒック量を計測するトラヒックモニタステップと、
    前記親局装置が、前記高速子局装置に対して前周期で割り当てたグラントおよび前記トラヒック量に基づいて、次周期のグラントを割り当てる継続時グラント割り当てステップと、
    を含むことを特徴とするグラント割り当て方法。
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