JP5083081B2 - 同軸コネクタ及び高周波信号伝送方法 - Google Patents

同軸コネクタ及び高周波信号伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は同軸コネクタに係り、特に光送受信機等に用いられる電気信号伝送用の同軸コネクタ及びそのような同軸コネクタを用いた高周波信号伝送方法に関する。
一般的に、高速(高周波)電気信号を伝送するための信号線の接続には同軸コネクタが用いられる。同軸コネクタの中心部には信号線となる内導体が設けられ、内導体を包囲するように接地線となる外導体が設けられる。内導体と外導体との間には誘電体が充填される。内導体の外径及び外導体の内径は、特定のインピーダンス(例えば、50Ω)に整合するように所定の径に設定されている。
上述の同軸コネクタでは、一定の周波数以上は伝送できなくなるカットオフ周波数fcが存在する。カットオフ周波数fcは、内導体の外径、外導体の内径、及び内導体と外導体との間に充填される誘電体の比誘電率によって決まり、径が小さく、比誘電率が小さいほどカットオフ周波数fcは高くなる。したがって、高周波信号を伝送するためには、同軸コネクタの径を小さくし、充填される誘電体の比誘電率を小さくする必要がある。一般的に、60GHz程度の高周波伝送帯域を得るためには、内導体の外径を1mm程度まで小さくし、誘電体には空気(εr=1.0)が使用される。
近年、高速(高周波)電気信号を扱う計測器や光送受信機の小型化、高速化が進み、それに伴いそれらに用いられる同軸コネクタにも小型化が要求されている。かつては、2.92mmコネクタ、1.85mmコネクタに代表されるネジ式の結合部を持つコネクタが一般的であったが、小型化の要求にともない、SMP、SMPMなどのプッシュオン式の結合部を持つコネクタが一般的になりつつある(例えば、非特許文献1参照)。
測定器やデバイス間の接続に用いられる同軸コネクタには、DCブロックや周波数フィルタなどの機能が設けられることが多い。DCブロックは、直流成分を遮断して高周波信号のみを伝達するために設けられる。また、周波数フィルタは信号の特定周波数成分のみを減衰させるために設けられる。
具体的には、DCブロックや周波数フィルタは、内導体の途中にコンデンサを挿入することで形成される。例えば、内導体を分断して第1の内導体と第2の内導体に分け、第1及び第2の内導体の間に2枚の平板型コンデンサを直列に配置して接続することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)また、内導体を軸に平行な面を形成しながら分断して第1の内導体と第2の内導体に分け、軸に平行な面の間に誘電体を挟んで第1の内導体と第2の内導体を接続することでコンデンサを形成することが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
これらのDCブロックの構造では、第1の内導体と第2の内導体との接続部分(DCブロックが形成される部分)の強度が小さくなるため、内導体の熱応力などにより接続部分が破損するおそれがある。そこで、DCブロックを形成するための内導体の接続部分に、軸方向の応力を吸収して緩和する応力緩和機構を設けることが提案されている(例えば、特許文献3参照。)
米国特許第6496353号 米国特許第7180392号 米国特許第5576675号 米国軍用規格MIL_STD_348A
上述のように内導体の間にコンデンサを介在させた場合、コンデンサの部分と外導体との間でのインピーダンスと、内導体と外導体との間のインピーダンスとを等しくすることは難しい。このため、所定のインピーダンスを維持するように設定されていた内導体と外導体との間の距離が、コンデンサの部分で変化してしまい、インピーダンスが変化してしまう。すなわち、コンデンサを設けた部分においてインピーダンスミスマッチが生じ、高周波信号の伝送特性が劣化してしまう。
したがって、内導体の途中にコンデンサを挿入しても、コンデンサが設けられた部分でのインピーダンスミスマッチを抑制することのできる構造の小型同軸コネクタの開発が望まれている。
上述の目的を達成するために、第1の内導体及び第2の内導体と、該第1の内導体と該第2の内導体の間を接続するコンデンサと、前記第1及び第2の内導体及び前記コンデンサの周囲を包囲して延在する外導体と、前記第1及び第2の内導体と前記外導体との間隙に充填された第1の誘電体と、前記第1及び第2の内導体を前記外導体に対して支持する支持部材と、前記コンデンサと前記外導体との間に設けられたインピーダンス整合用の第2の誘電体とを有することを特徴とする同軸コネクタが提供される。
また、信号線となる内導体で高周波信号を伝送する高周波信号伝送方法であって、接地線となる外導体との間のインピーダンスを整合した内導体に高周波信号を入力して伝播させ、前記内導体の途中に設けられ且つ周囲に誘電体が設けられてインピーダンスが前記所定のインピーダンスに整合するように調整されたコンデンサに該高周波信号の成分を伝播させることを特徴とする高周波信号伝送方法が提供される。
内導体の途中にコンデンサを挿入しても、コンデンサの周囲に設けられた誘電体によりインピーダンスを整合することで、インピーダンスミスマッチを抑制するこができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、同軸コネクタの基本構造について、図1を参照しながら説明する。図1に示す同軸コネクタは、内導体2と、内導体2を包囲するように設けられた外導体4と、内導体2と外導体4との間隙に充填された第1の誘電体として誘電体3とを有する。内導体2及び外導体4は、銅合金などの良導電性の金属で形成される。内導体2と外導体4との間には所定の間隙が設けられる。間隙には比誘電率εrの小さい物質が充填されることが好ましい。間隙に充填される比誘電率εrの小さい物質としては、フッ素樹脂が用いられることが多いが、単なる空隙としておいてもよい。この場合、空隙内の空気が充填された物質に相当する。ここでは、内導体2と外導体4との間を空隙として、誘電体3として空気が充填されているものとする。
内導体2は同軸コネクタ内で2つの部分、すなわち内導体2A及び内導体2Bに分けられおり、それらの間にコンデンサ6が挿入されている。コンデンサ6は、はんだ8等の接合部材により内導体2A及び2Bに接合され固定されている。ここでは、コンデンサ6として、一般的な基板への実装部品として形成された積層セラミックチップコンデンサを用いることとするが、これに限定されるものではない。なお、図1に示す例では、内導体2A,2Bは、コンデンサ6をはんだ8で接合固定することにより、互いに機械的に接続されて固定されており、内導体2A,2bの接続強度は、はんだ8の接合強度に等しくなる。
コンデンサ6が途中に組み込まれた内導体2は、支持部材10を介して外導体4に対して固定される。支持部材10を形成する材料として樹脂を用いることが好ましい。樹脂の比誘電率εrは一般的に2〜4(εr=2〜4)であるので、支持部材10が設けられた部分以外の部分(空隙)に比べて比誘電率εrは大きくなる。そこで、内導体2及び外導体4の支持部材10が設けられる部分に溝を設けて間隙を大きくすることでインピーダンスを整合している。なお、この溝は、支持部材10を内導体2及び外導体4に取り付けるための係合部分としても機能する。
図1に示すような同軸コネクタの構造における信号伝送路を等価回路で示すと、図2に示すような回路となる。コンデンサ6の内部電極は内導体2の外径より小さいため、コンデンサ6と外導体4との間の空隙の距離が他の部分での空隙の距離より大きくなる。これにより、コンデンサ6を設けたことにより発生する寄生容量(図2のコンデンサCp)は、内導体2と外導体4との間に発生する静電容量(図2のコンデンサCn)より小さくなる。
ここで、図2に示す等価回路を一分布定数回路と考えると、その特性インピーダンスZは、単位長さ当たりのインダクタンスをLとし容量をCとする、Z=(L/C)1/2で表わされる。この式からすると、コンデンサ6が設けられた部分では、インダクタンス性が強くなり(分母の容量Cpが小さくなるのでインダクタンスLpが大きくなったことと同じに見える)、インピーダンスZが大きくなってしまう。すなわち、コンデンサ6が設けられた部分では他の部分よりインピーダンスが大きくなり、インピーダンスミスマッチが生じる。
上述のように、インピーダンスミスマッチが生じると、その部分で高周波信号の反射が生じるため、高周波信号伝送特性が悪化してしまう。そこで、コンデンサ6の寄生容量Cpを調整することにより、コンデンサ6が設けられた部分のインピーダンスを整合し、高周波信号伝送特性を改善する。
図3は第1実施形態による同軸コネクタの断面図である。図3に示す同軸コネクタ20の基本構造は図1に示す同軸コネクタと同様であり、図1に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図3において、コンデンサ6の寄生容量Cpを整合するための部材として、第2の誘電体として誘電体リング22がコンデンサ6の外周に取り付けられている。誘電体リング22は、絶縁性を有し且つ比誘電率εrが誘電体3の比誘電率よりも大きい(この場合、空気の比誘電率εr=1.0よりも大きい)材料であればどのような材料で形成してもよい。例えば、誘電体リング22を、支持部材10と同様なフッ素樹脂、あるいはフッ素ゴム等のゴムにより形成することとしてもよい。また、誘電体リング22は、リングと表記しているが、半円状あるいは、コンデンサ6の周囲に部分的に塗布されるような形状でも同様の効果が得られる。
誘電体リング22をコンデンサ6の周囲に配置することで、コンデンサ6と外導体4との間に生じる寄生容量Cpを増大させることができる。したがって、コンデンサ6部でのインピーダンスを整合することができる。すなわち、比誘電率εrの大きい誘電体リング22をコンデンサ6の周囲に配置することで、コンデンサ6が設けられた部分でもインピーダンスを一定(例えば50Ωの特定インピーダンス)にしておくことができ、高周波信号の反射を抑制することができる。この結果、コンデンサ6を内導体2の途中に設けても、インピーダンス変化による高周波の反射を低減することができ、同軸コネクタ20の高周波信号伝送特性を良好に維持することができる。
なお、図4に示す同軸コネクタ20Aのように、内導体2A,2Bの端面にコンデンサ6の外形にほぼ等しい大きさの凹部を形成しておき、コンデンサ6をこの凹部に嵌め込んだうえで、はんだ等により接合することとしてもよい。これにより、コンデンサ6での接続部分の強度を高めることができる。凹部は内導体2A,2Bの端面に形成された窪み、あるいはコの字型の切り欠きのような形状、あるいは内導体2A,2B端面に接続された部材により形成されたものでも良い。
ここで、コンデンサ6の外径が内導体2A,2Bの外径に近い、あるいは外径よりも大きくて、内導体2A,2Bの端面が凹部を形成するのに十分な大きさが無いときは、図5に示す同軸コネクタ20Bのように、内導体2A,2Bの外径を大きくして大径部を形成することとしてもよい。この場合、内導体2A,2Bの端面付近で外径が大きくなった大径部に対向する外導体4の内面に、凹部4aを形成しておく必要がある。すなわち、内導体2A,2Bの端面付近で外径が大きくなった部分においても、内導体2A,2Bと外導体4との間の距離により、インピーダンスを所望の値にしておく必要がある。
さらに、図6に示す同軸コネクタ20Cのように、支持部材10をコンデンサ6の接続部に近づけることで、外導体4の内面において支持部材10を嵌め込む溝と、上述のインピーダンス整合用の凹部4aとを一つの溝又は凹部としてもよい。これにより、コンデンサ6を設けた部分を小さくすることができ、その分同軸コネクタ20C全体を小さくすることができる。また、外導体4の内面の形状を簡素化できるため、外導体4の切削加工が容易となる。
ここで、図6に示す同軸コネクタ20Cの組み立て方法の一例について、図7を参照しながら説明する。図7に示す組み立て方法では、外導体4を2つに分けて外導体4A,4Bとして形成しておき、これらを嵌合させて一体とすることで外導体4とする。外導体4A,4Bの嵌合方法について、ここでは圧入を用いて説明するが、それに限定させるものではなく、ネジ込みによる嵌合、および電気的、物理的な接続を含む。
まず、図7(a)に示すように、内導体2A,2Bの端面の凹部に、誘電体リング22を嵌め込んだコンデンサ6を嵌め込んではんだ等で固定し、内導体組立体2Cを形成する。次に、内導体組立体の内導体2A,2Bの各々に支持部材10を取り付ける。そして、図7(b)に示すように、支持部材10が外導体4Bの凹部4aに嵌り込むように、内導体組立体2Cを外導体4Bに組み込む。次に、図7(c)に示すように、外導体4Aを外導体4Bに圧入する。これにより、図7(d)に示すように外導体4が形成されると共に、外導体4の内面の凹部4aに支持部材10が固定された状態で内導体組立体2Cが外導体4の内部に固定される。
以上のように、内導体組立体2Cを外導体4Bに挿入してから、外導体4Aを外導体4Bに圧入することにより、小型の同軸コネクタ20Cを非常に簡単に組み立てることができる。このように外導体を2つに分けて圧入により組み立てる方法は、上述の他の同軸コネクタにも適用することができ、また以下に説明する同軸コネクタにも適用することができる。
図8は、図6に示す構成の同軸コネクタ20Cをモデルとして電磁界シミュレーションにより求めたインピーダンスを示すグラフである。図8のグラフにおいて、実線が誘電体リング22が設けられた同軸コネクタ20Cのインピーダンスを示し、点線が誘電体リングが設けられていない同軸コネクタのインピーダンスを示している。
図8のグラフから明らかなように、誘電体リング22を設けることにより、コンデンサ6が設けられた部分におけるインピーダンス変化が抑制されている。すなわち、誘電体リング22を設けることで、インピーダンスを整合することができ、インピーダンスミスマッチを抑制することができる。
図9は、図6に示す構成の同軸コネクタ20Cをモデルとして電磁界シミュレーションにより求めた反射特性S11と透過特性S21を示すグラフである。図9のグラフにおいて、実線が誘電体リング22が設けられた同軸コネクタ20Cの反射特性S11及び透過特性S21を示し、点線が誘電体リングが設けられていない同軸コネクタの反射特性S11及び透過特性S21を示している。反射特性S11はグラフの下部に示された2本の曲線(実線及び点線)であり、透過特性S21はグラフの上部に示されたやや平坦な2本の曲線(実線及び点線)である。
誘電体リング22が設けられない同軸コネクタの透過特性S21は点線で示されており、周波数が高くなるほど低下することが示されているが、誘電体リング22が設けられた同軸コネクタ20Cの透過特性S21は全帯域にわたってほぼゼロであり、透過損失がほとんど無い。これにより、誘電体リングを設けることで、高周波での透過特性S21が改善されていることがわかる。
また、誘電体リング22が設けられない同軸コネクタの反射特性S11は点線で示されており、周波数が低い部分において−20dB以下であるが、20GHzを超える周波数では、−20dB以上に反射が増加していることが示されているが、誘電体リング22が設けられた同軸コネクタ20Cの反射特性S11は低周波から55GHz程度の高周波帯域において−20dB以下となっている。これにより、誘電体リング22を設けることで、高周波帯域での反射特性S11が大きく改善されていることがわかる。
また、図6に示す構成の同軸コネクタ20Cを作製して反射特性S11及び透過特性を実測したところ、図10のグラフに示すような結果が得られた。反射特性S11は低周波から55GHz程度の高周波帯域において−20dB以下となり、大きく改善されていることがわかった。また、透過特性S21は60GHz付近までほぼゼロに近い値が維持されており、高周波帯域においても良好な透過特性であることが確認できた。
次に、第2実施形態による同軸コネクタについて、図11を参照しながら説明する。なお、図11において図6及び図7に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態による同軸コネクタ20Dは、上述の同軸コネクタ20Cと同様な構造を有するが、誘電体リング22が変形誘電体リング24となっている点が異なる。変形誘電体リング24は、誘電体リング22のようにコンデンサ6の外周に取り付けられる形状ではなく、内導体2A,2Bの端部の外周を覆うような形状となっている。そして、変形誘電体リング24の長さは、支持部材10の間の距離に等しくなっており、変形誘電体リング24の両端はそれぞれ支持部材10に当接する。
変形誘電体リング24の厚みは、区間B,C,Dの間のインピーダンスが、区間Aのインピーダンスに等しくなるように設定されている。具体的には、変形誘電体リング24の厚みは、区間Cでは薄く、区間Dでは厚くなっており、区間Dの部分が突出したような形状となっている。区間Dでの変形誘電体リング24の突出部は外側に突出しているが、所望の厚みを確保するために内側に突出することとしてもよく、形状も図示のように断面が矩形である必要はない。変形誘電体リング24の形状は、インピーダンスを整合するために様々な形状とすることができる。
本実施形態によれば、左右の支持部材10の間に変形誘電体リング24が介在しており、変形誘電体リング24により内導体2A,2Bの間の接合部分を補強することができる。すなわち、同軸コネクタの着脱時などに、内導体2A,2Bにコンデンサ6を圧縮するような力が加わった場合、その力の一部を変形誘電体リング24で吸収することができ、コンデンサ6及びその接合部分に加わる力を軽減することができる。
次に、第3実施形態による同軸コネクタについて、図12を参照しながら説明する。なお、図12において図6及び図7に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第3実施形態による同軸コネクタ20Eは、上述の同軸コネクタ20Cと同様な構造を有するが、誘電体リング22の代わりに接着剤26がコンデンサ6の外周に設けられている点が異なる。接着剤26として、例えばエポキシ樹脂のような樹脂を用いることで、誘電体リング22と同様に、静電容量を調整してインピーダンスを整合することができる。
接着剤26はコンデンサ6の外周に塗布して硬化させることで設けてもよく、コンデンサ6の外周で左右の内導体2A,2Bの間全体にわたって設けることとしてもよい。接着剤26をコンデンサ6の外周のみに設けた場合、接着剤26によりコンデンサ6を補強することができる。接着剤26がコンデンサ6の外周及びコンデンサの接合部を覆うように設けられた場合、接着剤26によりコンデンサ6が補強されるとともに接合部も補強される。
次に、第4実施形態による同軸コネクタについて、図13を参照しながら説明する。なお、図13において図11及び図12に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第4実施形態による同軸コネクタ20Fは、図11に示す変形誘電体リング24と図12に示す接着剤26を組み合わせたものである。変形誘電体リング26とコンデンサ6の外周との間の空間に接着剤26を充填したものであり、変形誘電体リング24と接着剤26とによりコンデンサ6の接合部分が強固に補強される。
上述の同軸コネクタ20〜20Fの構造は、SMP、SMPMなどのプッシュオン式の嵌合部(結合部)を持つコネクタに用いることができる。SMP,SMPMの仕様は、米国軍用規格MIL_STD_348Aで規定されている。図14は一例として図6に示す同軸コネクタ20Cの構造をプッシュ式の嵌合部(結合部)30aを有するコネクタ30に適用した場合の同軸コネクタの断面図である。図14(a)はコネクタ30を他のコネクタ32に接続する前の状態を示し、図14(b)はコネクタ30を他のコネクタ32に接続した状態を示している。
図14において、同軸コネクタ20Cの構造を有するコネクタ32の両端には、他のコネクタ32の嵌合部(結合部)32aと嵌合(結合)する嵌合部(結合部)30aが形成されている。コネクタ30の嵌合部30aを他のコネクタ32の嵌合部32aに向かい合わせて押し込むことで、コネクタ30を他のコネクタ32に容易に且つ迅速に接続することができる。
なお、上述の同軸コネクタ20〜20Fを用いることにより、信号劣化を抑制しながら高周波信号を伝送する高周波信号伝送方法を実現することができる。すなわち、信号線としての内導体2の周囲に接地線として外導体4が設けられた信号伝送路により高周波信号を伝送する際に、反射特性及び透過特性を良好に維持して信号劣化を抑制しながら、高周波信号を伝送する方法を実現することができる。
この高周波信号伝送方法では、まず、所定のインピーダンスとされた信号線となる内導体2に高周波信号を入力して伝播させる。そして、高周波信号を、内導体2の途中に挿入されたコンデンサ6を通じてさらに伝播させる。高周波信号がコンデンサ6を伝播する際に、高周波信号の成分をコンデンサ6により制限する。すなわち、高周波信号のDC成分がコンデンサ6により除去されたり、ある帯域の周波数成分のみがコンデンサ6により除去される。コンデンサ6の周囲に誘電体(誘電体リング22、変形誘電体リング24、接着剤26)が設けられており、コンデンサ6が設けられた部分のインピーダンスが整合されているので、高周波信号の反射が生じ難く、高周波信号はコンデンサ6が設けられた部分で減衰せずに伝送される。
同軸コネクタの基本構造を示す断面図である。 図1に示す同軸コネクタの伝送路の等価回路図である。 第1実施形態による同軸コネクタの断面図である。 図3に示す同軸コネクタの第1変形例を示す断面図である。 図3に示す同軸コネクタの第2変形例を示す断面図である。 図3に示す同軸コネクタの第3変形例を示す断面図である。 図6に示す同軸コネクタの製造方法を示す図である。 電磁界シミュレーションにより求めた同軸コネクタのインピーダンスを示すグラフである。 電磁界シミュレーションにより求めた同軸コネクタの反射特性及び透過特性を示すグラフである。 同軸コネクタの反射特性及び透過特性の実測値を示すグラフである。 第2実施形態による同軸コネクタの断面図である。 第3実施形態による同軸コネクタの断面図である。 第4実施形態による同軸コネクタの断面図である。 図6に示す同軸コネクタの構造をプッシュ式の嵌合部(結合部)を有するコネクタに適用した場合のコネクタの断面図である。
符号の説明
2,2A,2B 内導体
2C 内導体組立体
3 誘電体
4,4A,4B 外導体
4a 凹部
6 コンデンサ
8 はんだ
10 支持部材
20,20A,20B,20C,20D,20E,20F 同軸コネクタ
22 誘電体リング
24 変形誘電体リング
26 接着剤
30 コネクタ
30a 嵌合部(結合部)
32 他のコネクタ
32a 嵌合部(結合部)

Claims (17)

  1. 第1の内導体及び第2の内導体と、
    該第1の内導体と該第2の内導体の間を接続するコンデンサと、
    前記第1及び第2の内導体及び前記コンデンサの周囲を包囲して延在する外導体と、
    前記第1及び第2の内導体と前記外導体との間隙に充填された第1の誘電体と、
    前記第1及び第2の内導体を前記外導体に対して支持する支持部材と、
    前記コンデンサと前記外導体との間に設けられたインピーダンス整合用の第2の誘電体と
    を有することを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 請求項1記載の同軸コネクタであって、
    前記第2の誘電体は、前記第1の誘電体よりも大きな誘電率を有することを特徴とする同軸コネクタ。
  3. 請求項1又は2記載の同軸コネクタであって、
    前記第2の誘電体は、前記コンデンサの外周に取り付けられたリング状の誘電体であることを特徴とする同軸コネクタ。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記コンデンサの一端側の電極は前記第1の内導体の端面に形成された凹部に嵌合し、反対端側の電極は前記第2の内導体の端面に形成された凹部に嵌合し、前記コンデンサは前記第1及び第2の内導体に物理的かつ電気的に接続されることを特徴とする同軸コネクタ。
  5. 請求項4記載の同軸コネクタであって、
    前記第1及び第2の内導体の前記凹部の周囲は、他の部分より外径が大きく形成された大径部であり、該大径部と前記第2誘電体とに対向する位置において、前記外導体の内面にインピーダンス整合用の凹部が形成されていることを特徴とする同軸コネクタ。
  6. 請求項5記載の同軸コネクタであって、
    前記支持部材は、前記第1及び第2の内導体の前記大径部の近傍に取り付けられ、前記外導体の内面に形成された前記凹部に収容されて固定されていることを特徴とする同軸コネクタ。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記外導体は、第1の外導体と第2の外導体を嵌合させて一体としたものであることを特徴とする同軸コネクタ。
  8. 請求項5乃至7のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記第2の誘電体は、前記第1及び第2の内導体の前記大径部の外周部を覆う形状であることを特徴とする同軸コネクタ。
  9. 請求項5乃至7のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記第2の誘電体は、前記コンデンサの周囲に塗布されて硬化した樹脂であることを特徴とする同軸コネクタ。
  10. 請求項5乃至7のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記第2の誘電体は、前記第1及び第2の内導体の前記大径部の外周部を覆う形状の部材であり、該部材と前記コンデンサとの間に樹脂が充填されていることを特徴とする同軸コネクタ。
  11. 請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記第1の誘電体は空気であることを特徴とする同軸コネクタ。
  12. 請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記コンデンサの容量値が10nFから1000nFであることを特徴とする同軸コネクタ。
  13. 請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記同軸コネクタの特性インピーダンスが概50Ωであり、かつ前記第1及び第2の内導体直径が0.4mmから1.27mmであることを特徴とする同軸コネクタ。
  14. 請求項1乃至13のうちいずれか一項記載の同軸コネクタであって、
    前記同軸コネクタの少なくとも一端側に、他のコネクタと結合および離脱できる結合部を有し、
    前記同軸コネクタと該他のコネクタとを互いに対向する方向に押し込むことにより、それぞれの内導体同士、外導体同士が嵌合することを特徴とする同軸コネクタ。
  15. 請求項14記載の同軸コネクタであって、
    前記結合部がSMPコネクタであることを特徴とする同軸コネクタ。
  16. 請求項14記載の同軸コネクタであって、
    前記結合部がSMPMコネクタであることを特徴とする同軸コネクタ。
  17. 信号線となる内導体で高周波信号を伝送する高周波信号伝送方法であって、
    接地線となる外導体との間のインピーダンスを整合した内導体に高周波信号を入力して伝播させ、
    前記内導体の途中に設けられ且つ周囲に誘電体が設けられてインピーダンスが前記所定のインピーダンスに整合するように調整されたコンデンサに該高周波信号の成分を伝播させる
    ことを特徴とする高周波信号伝送方法。
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