JP5083038B2 - 静電型スピーカ - Google Patents

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本発明は、静電型スピーカに関する。
静電型スピーカは、間隔を開けて向かい合う2枚の平行平面電極と、この2枚の電極の間に挿入された導電性を有するシート状の振動体とから構成されており、振動体に所定のバイアス電圧を印加しておき、電極に印加する電圧を変化させると、振動体に作用する静電力が変化し、これにより振動体が変位する。この印加電圧を入力される音響信号に応じて変化させれば、それに応じて振動体は変位を繰り返し(すなわち振動し)、音響信号に応じた音響波が振動体から発生する。そして、発生した音響波は、平面電極に空けられた孔を通り抜けて外部へ放射される。
ところで、このような静電型スピーカの振動体に作用する静電力の大きさは、振動体と平面電極との間の距離に関係があり、振動体を感度を良く振動させるためには振動体と平面電極との間隔を狭くすればよい。しかしながら、振動体と平面電極との間の距離を狭くすると、振動体と平面電極とが接触する虞がある。
そこで、振動体と平面電極との接触を避ける構成を備えた静電型スピーカとして、非特許文献1に開示された静電型スピーカがある。この静電型スピーカは、振動体を周縁部を拘束しないエッジレス構造とし、ポリエステルを不織布状にしたエステルウールで振動体を挟んで平面電極の間に支持している。この構成によれば、振動体は平面電極の間において一定の位置に支持されて平面電極と接触することがない。
岡崎正倫、外4名、「全帯域でピストン振動する振動板を持つコンデンサスピーカとその応用」、日本音響学会2004年度秋季研究発表会講演論文集、日本音響学会、平成16年9月、p.563−564
非特許文献1に開示された静電型スピーカにおいては、振動体を挟んで支持するエステルウールは内部に空気を有し、弾性を有している。このため、静電力を受けて振動体が変位するとエステルウールは圧縮されて変形する。変形したエステルウールは弾性により元の形状に戻ろうとするが、シート状にされたエステルウールにおいては、そのシート状の位置によって繊維の体積密度が必ずしも均一ではないため、元に戻ろうとする力、即ち、振動体に与える力にばらつきが生じることとなる。エステルウールから振動体に与える力にばらつきがあると、振動体の変位にばらつきが生じてしまい、音響信号を入力した時に音響信号が正しく再生されないこととなる。
さらに、エステルウールの面内において弾性にばらつきがあると、音響信号が入力されていない状態においては振動体を電極間の中心位置に保持することができないため音響特性に歪みが増えることとなり、また、振動体と平面電極との間隔を狭くして振動体の感度を良くするためにエステルウールを薄くすると、振動体を同じ量だけ変位させるのに要する力がエステルウールが厚い場合と比較して大きくなり、振動体がリニアに変位しなくなってしまう。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、振動体を感度良く振動させつつ振動体と電極との接触を防ぎ、振動体をリニアに変位させる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、導電性を有する第1電極と、導電性を有し前記第1電極に対向して離間配置された第2電極と、導電性を有し、前記第1電極と前記第2電極との間において前記第1電極および前記第2電極と離間して配置された振動体と、波形で弾性を有し、前記振動体と前記第1電極との間に配置された第1クッション材と、波形で弾性を有し、前記振動体と前記第2電極との間に配置された第2クッション材とを有する静電型スピーカを提供する。
本発明においては、前記1クッション材と前記第2クッション材は、第1方向に沿って配列された複数のフィラメントと、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って配列された複数のフィラメントとを加熱して接着した不織布を波形に成形して形成されていてもよい。
また、本発明においては、前記第1方向に沿って配列されたフィラメントの数と、前記第2方向に沿って配列されたフィラメントの数が異なっていてもよい。
また、本発明においては、前記第1クッション材と前記第2クッション材においては、波形の波の方向が前記第1方向と同じであり、前記第1方向に沿ったフィラメントの数が、前記第2方向に沿ったフィラメントの数より少なくてもよい。
また、本発明においては、前記第1クッション材と前記第2クッション材は、表面から裏面に貫通するスリットを複数有していてもよい。
また、本発明においては、前記第1クッション材と前記第2クッション材とで波形の波の方向が異なっていてもよい。
本発明によれば、振動体を感度良く振動させつつ振動体と電極との接触を防ぎ、振動体をリニアに変位させることができる。
[実施例]
図1は、本発明の一実施形態に係る静電型スピーカ1の外観を模式的に示した図、図2は静電型スピーカ1の断面図、図3は、静電型スピーカ1の分解斜視図である。
図に示したように、この静電型スピーカ1は振動体10、電極20U,20L、スペーサ30U,30L、クッション材40U,40Lとを有している。なお、本実施形態においては、電極20U,20Lの構成は同じであるため、両者を区別する必要が特に無い場合は「L」および「U」の記載を省略する。また、スペーサ30Uとスペーサ30Lの構成は同じであり、クッション材40Uとクッション材40Lの構成も同じであるため、これらの部材についても両者を区別する必要が特に無い場合は「L」および「U」の記載を省略する。また、図中の振動体、電極等の各構成要素の寸法は、構成要素の形状を容易に理解できるように実際の寸法とは異ならせてあり、図中で「○」の中に「・」が記載されたものは図面の裏から表に向かう矢印を意味するものとする。
(静電型スピーカ1の各部の構成)
まず、静電型スピーカ1を構成する各部について説明する。振動体10は、例えば、PET(polyethylene terephthalate、ポリエチレンテレフタレート)、PP(polypropylene、ポリプロピレン)などのフィルムに、金属膜を蒸着あるいは導電性塗料を塗布したものであり、その厚さは、数μm〜数十μm程度の厚さとなっている。
スペーサ30は、絶縁体で形成されており、その形状は図3に示したように矩形の枠の形状となっている。なお、本実施形態においては、スペーサ30のX方向およびY方向の長さと、電極20のX方向およびY方向の長さは同じとなっている。また、スペーサ30Uとスペーサ30LのZ方向の高さは、いずれも同じとなっている。
電極20は、矩形で板状に形成されており導電性を有している。また、電極20においては、音響透過性を確保するために、電極20の表面から裏面に貫通する貫通孔21が所定間隔で複数設けられている。なお、本実施形態においては、電極20のX方向およびY方向の長さと、振動体10のX方向およびY方向の長さは同じとなっている。
クッション材40は、図4に示したようにX方向に整列した複数のポリエステルのフィラメントの上に、Y方向に整列した複数のポリエステルのフィラメントを並べ、X方向のフィラメントとY方向のフィラメントとを加熱により接着してシート状の不織布にした後、この不織布をプレスや加熱をして図2,3に示したように波形に加工したものである。
クッション材40においては、波形の波の方向(凹凸が繰り返される方向)は一方向(図3のクッション材40UにおいてはX方向、図3のクッション材40LにおいてはY方向)となっており、Z方向に圧縮されると波形が広がるように変形し、Z方向への圧縮力が取り除かれると波形が元の形状に戻る。つまり、クッション材40は弾性を有しており、外からの力に応じて変形する。
(静電型スピーカ1の構造)
次に静電型スピーカ1の構造について説明する。静電型スピーカ1においては、振動体10の周縁部がスペーサ30Uとスペーサ30Lとの間に張力が掛からない、所謂テンションレスの状態で挟まれている。また、静電型スピーカ1においては、電極20Uはスペーサ30Uに固定され、電極20Lはスペーサ30Lに固定されている。
そして、枠形のスペーサ30Lの内側にはクッション材40Lが配置されており、クッション材40Lの波形の頂点部分が振動体10と電極20Lとに接触している。また、枠形のスペーサ30Uの内側にはクッション材40Uが配置されており、クッション材40Uの波形の頂点部分が振動体10と電極20Uとに接触している。
ここで、図3に示したようにクッション材40Lは、波形の波の方向がY方向になるように配置され、一方、クッション材40Uは、波形の波の方向がX方向になるように配置されており、振動体10の上下に配置されたクッション材40Uとクッション材40Lとでは、波形の波の方向が異なっている。
(静電型スピーカ1の電気的構成)
次に、静電型スピーカ1の電気的構成について説明する。図2に示したように、静電型スピーカ1は変圧器50、外部から音響信号が入力される入力部60、振動体10に対して直流バイアスを与えるバイアス電源70とを備えている。そしてバイアス電源70は、振動体10と、変圧器50の出力側の中点と接続されており、2つの電極20はそれぞれ変圧器50の出力側の一端および他端に接続されている。この構成においては、入力部60に音響信号が入力されると入力された音響信号に応じた電圧が電極20および振動体10にそれぞれ印加される。
(静電型スピーカ1の動作)
次に、静電型スピーカ1の動作について説明する。
入力部60に入力された音響信号が変圧器50に供給され、変圧器50から印加される電圧によって対向する電極20Uと電極20Lとの間に電位差が生じると、振動体10を図中のZ方向側またはZ方向と反対の方向(−Z方向)側へ引き寄せる静電力が振動体10に働く。
例えば、入力部60に音響信号が入力され、電極20Uにプラスの電圧が印加され、電極20Lにマイナスの電圧が印加されると、振動体10にはバイアス電源70によりプラスの電圧が印加されているため、振動体10において電極20Uと電極20Lとの間にある部分は、プラスの電圧が印加されている電極20Uと反発する一方、マイナスの電圧が印加されている電極20Lに吸引されて電極20L側へ変位する。
振動体10が電極20Lの方向に変位する際には、振動体10によりクッション材40Lが圧縮されて図5に示したようにクッション材40Lの波形が横方向に広がる。
クッション材40Lは弾性を有しており、クッション材40Lの波形は規則的に並んでいるため、波形が元の形状に戻ろうとする力は、クッション材40Lの面内でばらつきがなく均等となる。このようにクッション材40Lの弾性がクッション材40Lの面内で均等であると、振動体10が静電力で変位した時においては、エステルウールで振動体10を支持したときのように振動体10の変位のばらつきが生じないため、音響信号を入力した時に音響信号が正しく再生されることとなる。
次に入力部60に音響信号が入力され、電極20Uにマイナスの電圧が印加され、電極20Lにプラスの電圧が印加されると、振動体10はプラスの電圧が印加されている電極20Lと反発する一方、マイナスの電圧が印加されている電極20Uに吸引されて電極20U側へ変位する。
振動体10が電極20Uの方向に変位する際には、振動体10によりクッション材40Uが圧縮されて図6に示したようにクッション材40Uの波形が横方向に広がる。
クッション材40Uも弾性を有しており、クッション材40Uの波形も規則的に並んでいるため、波形が元の形状に戻ろうとする力は、クッション材40Uの面内でばらつきがなく均等となる。このようにクッション材40Uの弾性もクッション材40Uの面内で均等であるため、振動体10が静電力で変位した時においては、エステルウールで振動体10を支持したときのように振動体10の変位のばらつきが生じず、音響信号を入力した時に音響信号が正しく再生されることとなる。
このように、振動体10が音響信号に応じて変位し(撓み)、その変位方向が逐次変わることによって振動となり、その振動状態(振動数、振幅、位相)に応じた音が振動体10から発生する。発生した音は、少なくとも電極20U側または電極20L側の一方を通り抜けて静電型スピーカ1の外部に放射される。
なお、クッション材40は、弾性を有しているため、音響信号が供給されなくなって振動体10に静電力が働かなくなると、弾性により元の形状に戻ろうとする。ここで、クッション材40Uとクッション材40Lの形状は同じであるため、各クッション材の弾性も同じとなり、規則的に並んだ複数の波形が振動体10を押圧する力も各クッション材40で同じとなる。すると、規則的に並んだ波形の部分は均等に振動体10を支持し、振動体10の変位にばらつきがなくなる。これにより、静電型スピーカ1に音響信号が供給されていない状態においても、振動体10にシワやたるみが生じることがない。
また、クッション材40を圧縮するのに要する力と、クッション材40のZ方向への厚みの変化量との間には比例関係がある。このため、静電型スピーカ1を組み立てる際に、圧縮させて収縮量が大きい状態のクッション材40を電極20と振動体10との間に配置すると、クッション材40が振動体10を押さえる力が大きいため振動体10が変位しにくくなり、振動体10の感度が低くなる。一方、静電型スピーカ1を組み立てる際に、圧縮させて収縮量が小さい状態のクッション材40を電極20と振動体10との間に配置すると、クッション材40が振動体10を押さえる力が小さいため振動体10が変位しやすくなり、振動体10の感度が良くなる。このように、振動体10と電極20との間の距離を調整してクッション材40の圧縮量を調整することで、振動体10の感度を制御し、最低共振周波数を下げてスピーカの再生帯域を低域まで広げることもできる。
また、クッション材40Uにおける波形の高さと、クッション材40Lにおける波形の高さは同じであるため、クッション材40Uとクッション材40Lで振動体10を挟むと、振動体10を正確にクッション材40Uとクッション材40Lとの間の中間の位置で支持することができる。
また、電極20と振動体10との距離を短くした場合、シート状のエステルウールでは、薄くすると振動体を同じ量だけ変位させるのに要する力がエステルウールが厚い場合と比較して大きくなり、振動体10の変位量が小さくなるが、本発明においては、クッション材40そのもののを薄くすることが可能であり、薄くしても波形が変形して振動体10の変位量が確保され、振動体10がリニアに変位する。
なお、波形の大きさは、振動体をリニアに変位させるような範囲で音響特性に合わせて適宜設定すればよく、例えば、静電型スピーカを薄型のものにする場合には、波形の波のピッチを2〜4mm、高さを0.3mmとしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
本発明においては、クッション材40は、振動体10が電極20Uの方向や電極20Lの方向に変位した時に振動体10から離れないように、Z方向へ若干圧縮した状態で振動体10と電極20との間に配置するのが好ましい。振動体10が変位した時に振動体10の変位方向と反対方向にあるクッション材40と振動体10とが離れるようであると、振動体10が振動した時に接触状態と非接触状態とを繰り返し、放射される音の音響特性が悪くなるが、振動体10からクッション材40から離れないようにしておくと、振動体10が振動した時に接触状態と非接触状態とを繰り返すことがなく、放射される音の音響特性を良くすることができる。
上述した静電型スピーカ1においては、波形のクッション材40Uの波の方向と、波形のクッション材40Lの波の方向とが異なっているが、図7に示したように、クッション材40Uの波形の方向と、クッション材40Lの波形の方向とを同じにしてもよい。
上述した静電型スピーカ1においては、波形のクッション材40の波の形状は正弦波の形状となっているが、図8(a)に示したクッション材40Aのように三角波の形状でもよく、また、図8(b)に示したクッション材40Bのように半円の形状が連続する波形であってもよい。また、図8(c)に示したクッション材40Cのように台形波の形状であってもよい。
本発明においては、クッション材40を形成する際、クッション材40において波形の波の方向と同じ方向に延びるフィラメントの数を、このフィラメントと交差する方向に並んだフィラメントの数より少なくするようにしてもよい。
例えば、図9に示したクッション材40のように波の方向をX方向にした場合、X方向に沿ったフィラメントの数をY方向に沿ったフィラメントの数より少なくする。このように、波の方向と同じ方向に延びるフィラメントの数を変えると、クッション材40の弾性も変わることとなり、ひいては振動体10の感度も変わることとなる。これにより、フィラメントが縦方向と横方向とで同じ場合と比較して振動体10の変位に要する力を小さくすることができ、最低共振周波数を下げてスピーカの再生帯域を低域へ広げることができる。
本発明においては、図10に示したようにクッション材40にスリット45を複数設け、クッション材40を形成するフィラメントを切断してクッション材40の弾性を調整するようにしてもよい。なお、クッション材40にスリット45を設ける際には、必要とする弾性に応じてスリット45の長さ、スリット45の幅、スリット45の数、スリット間の間隔などを適宜選択するようにしてもよい。なお、本発明においては図10に示したスリットに替えて複数の孔を設けるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、振動体10の四辺はいずれもスペーサ30Uとスペーサ30Lとの間に挟まれているが、一辺のみがスペーサ30Uとスペーサ30Lとの間に挟まれるようにしてもよい。また、本発明においてはスペーサ30U,30Lを備えないようにしてもよい。
上述した実施形態においては、クッション材40はポリエステルのフィラメントで形成されているが、ポリエステルに限定されず他の合成樹脂のフィラメントで形成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る静電型スピーカ1の外観の模式図である。 静電型スピーカ1の断面図と電気的構成の模式図である。 静電型スピーカ1の分解斜視図である。 クッション材40に加工される不織布の拡大図である。 クッション材40Lの変形を説明するための図である。 クッション材40Uの変形を説明するための図である。 本発明の変形例に係る静電型スピーカの分解斜視図である。 本発明の変形例に係るクッション材の側面を示した図である。 本発明の変形例に係るクッション材の拡大図である。 本発明の変形例に係るクッション材の外観の模式図である。
符号の説明
1・・・静電型スピーカ、10・・・振動体、20,20U,20L・・・電極、30,30U,30L・・・スペーサ、40,40U,40L,40A〜40C・・・クッション材、50・・・変圧器、60・・・入力部、70・・・バイアス電源

Claims (6)

  1. 導電性を有する第1電極と、
    導電性を有し前記第1電極に対向して離間配置された第2電極と、
    導電性を有し、前記第1電極と前記第2電極との間において前記第1電極および前記第2電極と離間して配置された振動体と、
    波形で弾性を有し、前記振動体と前記第1電極との間に配置された第1クッション材と、
    波形で弾性を有し、前記振動体と前記第2電極との間に配置された第2クッション材と
    を有する静電型スピーカ。
  2. 前記1クッション材と前記第2クッション材は、第1方向に沿って配列された複数のフィラメントと、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って配列された複数のフィラメントとを加熱して接着した不織布を波形に成形して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の静電型スピーカ。
  3. 前記第1方向に沿って配列されたフィラメントの数と、前記第2方向に沿って配列されたフィラメントの数が異なることを特徴とする請求項2に記載の静電型スピーカ。
  4. 前記第1クッション材と前記第2クッション材においては、波形の波の方向が前記第1方向と同じであり、前記第1方向に沿ったフィラメントの数が、前記第2方向に沿ったフィラメントの数より少ないことを特徴とする請求項3に記載の静電型スピーカ。
  5. 前記第1クッション材と前記第2クッション材は、表面から裏面に貫通するスリットを複数有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の静電型スピーカ。
  6. 前記第1クッション材と前記第2クッション材とで波形の波の方向が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の静電型スピーカ。
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