JP5083009B2 - 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5083009B2
JP5083009B2 JP2008106745A JP2008106745A JP5083009B2 JP 5083009 B2 JP5083009 B2 JP 5083009B2 JP 2008106745 A JP2008106745 A JP 2008106745A JP 2008106745 A JP2008106745 A JP 2008106745A JP 5083009 B2 JP5083009 B2 JP 5083009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
print command
latent image
command
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008106745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009260614A (ja
Inventor
隆三 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2008106745A priority Critical patent/JP5083009B2/ja
Publication of JP2009260614A publication Critical patent/JP2009260614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5083009B2 publication Critical patent/JP5083009B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラムに関する。
近年、文書等の機密情報に対して情報漏洩への対策が強く求められている。
例えば特許文献1には、印刷された文書の不正複写を抑制するための技術として、複写を牽制する背景パターン(複写牽制画像)を画像処理によって文書画像に合成してプリント出力する技術が記載されている。
特開2005−94327号公報
ここで一般に、文書画像が例えば縮小して印刷されると、複写を牽制する複写牽制画像も同様に縮小される。そのために複写牽制画像が判読できなくなり、複写牽制画像の有する不正複写を抑制する機能が充分に発揮されないことがあった。
本発明は、文書画像に対する印刷命令の内容に依らず、複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する印刷命令生成手段と、前記印刷命令生成手段から前記印刷命令を取得し、前記潜像画像の前記背景部に対して当該印刷命令の中の所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と、前記印刷命令生成手段から前記印刷命令を取得し、前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して当該印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段と、前記合成手段にて合成された前記文書画像と前記潜像画像とからなる画像を媒体上に形成する画像形成手段とを備えた画像形成システムである。
請求項に記載の発明は、前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成システムである。
請求項に記載の発明は、前記文字部処理手段は、前記印刷命令生成手段がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式の前記印刷命令を生成した場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成システムである。
請求項に記載の発明は、所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する端末装置から当該印刷命令を取得する印刷命令取得手段と、前記潜像画像の前記背景部に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令の中の所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と、前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、前記文書画像に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に応じた画像処理を施す文書画像処理手段と、画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段と、前記合成手段にて合成された前記文書画像と前記潜像画像とからなる画像を媒体上に形成する画像形成手段とを備えた画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令における前記文書画像への付加の対象となる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段をさらに備え、前記背景部処理手段は、前記潜像画像の前記背景部を前記潜像画像記憶手段から取得することを特徴とする請求項記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令での前記文書画像への付加の対象となる前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段と、前記潜像画像記憶手段に記憶された前記潜像画像を読み出し、当該潜像画像から前記背景部と前記文字部とを分離する分離手段をさらに備え、前記背景部処理手段は、前記分離手段にて分離された前記背景部を取得し、前記文字部処理手段は、当該分離手段にて分離された前記文字部を取得することを特徴とする請求項記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記文字部処理手段および前記文書画像処理手段は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式で記述されている場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行することを特徴とする請求項記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を取得する印刷命令取得手段と、前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に含まれる前記潜像画像の前記背景部に対して所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と、前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令が前記文書画像に前記背景部と文字部とからなる前記潜像画像を付加させるものであった場合に、当該文字部に対して当該印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段とを備えた画像処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項9記載の画像処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記背景部処理手段は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令での前記文書画像への付加の対象となる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段から前記潜像画像の前記背景部を取得することを特徴とする請求項記載の画像処理装置である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する端末装置から当該印刷命令を取得する機能と、前記印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、前記潜像画像の前記背景部に対して縮小処理以外の処理を施す機能と、前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して前記印刷命令に応じた縮小処理を施す機能と、前記文書画像に対して前記印刷命令に応じた画像処理を施す機能と、画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する機能とを実現させることを特徴とするプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させる機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
請求項14に記載の発明は、前記背景部に対して画像処理を施す前記機能は、前記印刷命令に拡大縮小率の設定が含まれる場合に、当該印刷命令にて設定された当該拡大縮小率を等倍に変更する機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
請求項15に記載の発明は、前記潜像画像の前記文字部に対して画像処理を施す前記機能と前記文書画像に対して画像処理を施す前記機能とは、前記印刷命令がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式で記述されている場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行する機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べて、文書画像に対する印刷命令の内容に依らず、複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。また、本発明の請求項1によれば、背景部を構成する模様の大きさは一定に維持され、文字部については印刷命令に応じた画像処理が施されるので、本発明を採用しない場合に比べて、印刷命令の内容の如何に拘わらず背景部における複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。
本発明の請求項によれば、文書の複数ページを媒体の1ページに割り付ける印刷設定が印刷命令に含まれる場合にも、背景部の媒体上での向きを文書画像の媒体上での向きと一致させることができる。
本発明の請求項によれば、文書画像の内容等に対応させて文字部の印刷表現の自由度が高まるので、本発明を採用しない場合に比べて、複写を牽制する機能を充分に発揮させるような形式で文字部を媒体上に印刷することができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、文書画像に対する印刷命令の内容に依らず、複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。また、本発明の請求項4によれば、背景部を構成する模様の大きさは一定に維持され、文字部については印刷命令に応じた画像処理が施されるので、本発明を採用しない場合に比べて、印刷命令の内容の如何に拘わらず背景部における複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。
本発明の請求項5によれば、文書の複数ページを媒体の1ページに割り付ける印刷設定が印刷命令に含まれる場合にも、背景部の媒体上での向きを文書画像の媒体上での向きと一致させることができる。
本発明の請求項6によれば、潜像画像を文書画像に付加する処理を画像形成装置内だけで行うことができ、端末装置に特別な構成を設ける必要がなくなる。
本発明の請求項によれば、背景部と文字部とに対してそれぞれ独立した画像処理を行うことができる。
本発明の請求項によれば、文書画像の内容等に対応させて文字部の印刷表現の自由度が高まるので、本発明を採用しない場合に比べて、複写を牽制する機能を充分に発揮させるような形式で文字部を媒体上に印刷することができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、文書画像に対する印刷命令の内容に依らず、複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。また、本発明の請求項9によれば、背景部を構成する模様の大きさは一定に維持され、文字部については印刷命令に応じた画像処理が施されるので、本発明を採用しない場合に比べて、印刷命令の内容の如何に拘わらず背景部における複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。
本発明の請求項10によれば、文書の複数ページを媒体の1ページに割り付ける印刷設定が印刷命令に含まれる場合にも、背景部の媒体上での向きを文書画像の媒体上での向きと一致させることができる。
本発明の請求項11によれば、潜像画像を文書画像に付加する処理を画像形成装置内だけで行うことができ、端末装置に特別な構成を設ける必要がなくなる。
本発明の請求項12によれば、本発明を採用しない場合に比べて、文書画像に対する印刷命令の内容に依らず、複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。また、本発明の請求項12によれば、背景部を構成する模様の大きさは一定に維持され、文字部については印刷命令に応じた画像処理が施されるので、本発明を採用しない場合に比べて、印刷命令の内容の如何に拘わらず背景部における複写牽制画像の機能を損なうことが無いように印刷することができる。
本発明の請求項13によれば、文書の複数ページを媒体の1ページに割り付ける印刷設定が印刷命令に含まれる場合にも、背景部の媒体上での向きを文書画像の媒体上での向きと一致させることができる。
本発明の請求項14によれば、印刷命令に拡大縮小率の設定が含まれる場合にも、本発明を採用しない場合に比べて、背景部を構成する模様の大きさを一定に維持することができる。
本発明の請求項15によれば、文書画像の内容等に対応させて文字部の印刷表現の自由度が高まるので、本発明を採用しない場合に比べて、複写を牽制する機能を充分に発揮させるような形式で文字部を媒体上に印刷することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成を示す図である。図1に示す画像形成システム1は、ユーザから文書等の印刷指示を受け付けて、これを印刷ジョブとして出力する印刷命令生成手段の一例としての端末装置10と、端末装置10からの印刷ジョブを取得して媒体である用紙に印刷を行う画像形成装置の一例としての画像形成装置20とが接続されて構成されている。
端末装置10は、端末装置10全体の動作を制御する制御部11、所定のアプリケーションソフトに従って文書データを生成する文書データ生成部12、文書データやプログラム等が記憶される記憶部13、文書データ生成部12にて生成された文書データや記憶部13に記憶された文書データから画像形成装置20に対する印刷命令(コマンド)である印刷ジョブを生成するプリンタドライバ14、ユーザからの指示入力を受け付けるユーザインタフェース部15、プリンタドライバ14にて生成された印刷ジョブを画像形成装置20に送信する通信部16を備えている。ここで、端末装置10としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられる。
ここで、端末装置10の上記した機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、端末装置10の図示しないCPUが、所定のプログラムを記憶部13から主記憶装置(例えばRAM)に読み込み、制御部11、文書データ生成部12、プリンタドライバ14の各機能を実現する処理を行う。
なお、本明細書にて用いる「文書」の文言は、テキストの他に、例えば、写真、図形等の画像をも含むものである。
端末装置10においては、制御部11は、ユーザインタフェース部15にて受け付けたユーザからの指示入力に基づき、文書データの論理ページ単位や物理ページ単位での印刷設定をプリンタドライバ14に対して指示する。それにより、プリンタドライバ14では、拡大縮小率の設定、Nアップ(複数Nのページを用紙の1ページに割り付ける印刷)の指定、余白領域の大きさの設定や、印刷に使用される用紙のサイズ/紙種の設定等の印刷設定が論理ページ単位または物理ページ単位で行われた印刷ジョブを生成する。
ここで、「論理ページ」とは、文書データ上でのページをいう。これに対して、「物理ページ」とは、画像形成装置20において実際に用紙に印刷される際の用紙上でのページをいう。したがって、Nアップでは、物理ページの1ページに複数の論理ページが割り付けられて印刷されることとなる。
また、端末装置10では、文書の不正複写を抑制するために、複写を牽制する背景パターン(複写牽制画像)を文書データに合成した印刷ジョブを生成する機能を有する。
図2は、プリンタドライバ14に備えられた複写牽制画像を文書データに合成する機能部を説明する図である。図2に示したように、プリンタドライバ14は、複写牽制画像(潜像画像)の中の背景部(背景模様)を構成する模様潜像データを生成する模様潜像生成部141、複写牽制画像の中の例えば「禁複写」といた文字部(文字輪郭)を構成する文字潜像データを生成する文字潜像生成部142、文書データ生成部12にて生成された文書データや記憶部13に記憶された文書データに、模様潜像形成部141にて生成された模様潜像データおよび文字潜像生成部142にて生成された文字潜像データを合成する合成部143、合成部143にて合成された文書データと模様潜像データおよび文字潜像データとに関する印刷命令(コマンド)である印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部144を備えている。
ここで、模様潜像データおよび文字潜像データに設定されるコマンドの内容は、文書データに設定されるコマンドの内容に従ったものである。すなわち、プリンタドライバ14は、通常、模様潜像データに関するコマンドや文字潜像データに関するコマンドの内容を、文書データに関するコマンドの内容と一致させて設定する。さらに、模様潜像データに関するコマンドや文字潜像データに関するコマンドの内容を、文書データに関するコマンドの内容とは独立した異なるものとして設定してもよい。
そして、プリンタドライバ14では、ユーザインタフェース部15にてユーザからの指示入力があった場合または自動設定が行われている場合に、制御部11からの制御に基づいて、合成部143が文書データに模様潜像データおよび文字潜像データを合成する。それにより、印刷ジョブ生成部144は、文書データと模様潜像データおよび文字潜像データとに関する印刷ジョブを生成し、通信部16を介して画像形成装置20に送信する。
次に、図3は、本実施の形態の画像形成システム1に適用される画像形成装置20の構成の一例を示したブロック図である。図3に示した画像形成装置20は、例えばデジタルカラープリンタであって、端末装置10から送信された印刷ジョブを受信する印刷命令取得手段の一例として通信部21、通信部21にて受信した端末装置10からの印刷ジョブを処理する印刷ジョブ処理部22、画像形成装置20全体の動作を制御する制御部23、印刷ジョブ処理部22での処理プログラムや制御部23での制御プログラム等が記憶される記憶部24、各色成分の印刷データに対応して画像形成を行う画像形成手段の一例としての画像形成部25を備えている。ここで、画像形成部25としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式等のプリンタエンジンが用いられる。ここで、通信部21と印刷ジョブ処理部22、さらには必要に応じて他の機能部が画像処理装置を構成する。
続いて、本実施の形態の画像形成装置20での印刷ジョブの処理について説明する。
図3に示したように、画像形成装置20の印刷ジョブ処理部22は、端末装置10から取得した印刷ジョブを解析する印刷ジョブ解析部221、印刷ジョブ解析部221にて解析された印刷ジョブから、文書データに関するコマンドと模様潜像データに関するコマンドと文字潜像データに関するコマンドとに分離するコマンド分離部222を備える。
また、印刷ジョブ処理部22は、コマンド分離部222から取得した文書データに関するコマンドに対して、コマンド内容に応じた画像処理を施す文書画像処理手段の一例としての第1コマンド処理部224、コマンド分離部222から取得した模様潜像データに関するコマンドに対して、コマンド内容の中で所定の制限範囲内での画像処理を施す背景部処理手段の一例としての第2コマンド処理部225、コマンド分離部222から取得した文字潜像データに関するコマンドに対して、コマンド内容に応じた画像処理を施す文字部処理手段の一例としての第3コマンド処理部226を備える。
さらには、第1コマンド処理部224にて画像処理された文書データと、第2コマンド処理部225にて画像処理された模様潜像データと、第3コマンド処理部226にて画像処理された文字潜像データとを合成する合成手段の一例としてのデータ合成部227を備える。
印刷ジョブ解析部221は、端末装置10から送信された印刷ジョブを通信部21から取得して、取得した印刷ジョブについて、例えばPDL(Page Description Language:ページ記述言語)形式や、PDL形式に論理ページ毎や物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式等で記述されたコマンドを解析する。そして、文書データ、模様潜像データ、および文字潜像データに関する例えば論理ページの1ページ分毎の中間データに変換する。1ページ分毎の中間データに変換された文書データ、模様潜像データ、および文字潜像データに関するコマンドは、コマンド分離部222に送られる。
コマンド分離部222は、印刷ジョブ解析部221から送られた文書データ、模様潜像データ、および文字潜像データに関するコマンドをそれぞれ分離する。そして、文書データに関するコマンドを第1コマンド処理部224に送る。また、模様潜像データに関するコマンドを第2コマンド処理部225に送る。さらに、文字潜像データに関するコマンドを第3コマンド処理部226に送る。
第1コマンド処理部224は、コマンド分離部222から文書データに関するコマンドを取得し、取得した文書データに関するコマンドに応じた画像処理を行う。すなわち、取得した文書データに対するレンダリング処理や色変換処理、スクリーン処理等の画像処理を行う。また、例えば印刷ジョブにて論理ページ単位や物理ページ単位でコマンドが付加されている場合には、PDL形式でのコマンドに優先させて、論理ページ毎や物理ページ毎に指示された拡大縮小率の設定、Nアップの設定、余白領域の大きさの設定等に応じた画像処理を行う。
第2コマンド処理部225は、コマンド分離部222から模様潜像データに関するコマンドを取得する。そして、模様潜像データに対する画像処理を行う。すなわち、取得した模様潜像データに対するレンダリング処理や色変換処理、スクリーン処理等の画像処理を行う。その際に、第2コマンド処理部225は、模様潜像データに関するコマンドの中の印刷設定についての内容に関しては、所定の制限範囲内に限定した画像処理を行う。すなわち、第2コマンド処理部225は、画像の向きに対応させて画像を回転させる画像処理は行うが、拡大縮小は行わない。
第2コマンド処理部225にて画像処理の対象となる模様潜像データは、文書の不正複写を抑制するためのものであって、用紙上に形成する複写を牽制する背景パターン(複写牽制画像)の中において地模様を構成する。そのため、これが縮小や拡大されると、地模様であるか否かが明確に判読できなくなり、複写牽制画像の有する複写を牽制する機能が充分に発揮しない場合がある。そこで、模様潜像データに対する画像処理を行う第2コマンド処理部225では、コマンドに拡大縮小率やNアップの設定が含まれる場合においても、拡大縮小は行わない。つまり、拡大縮小率の設定が含まれる場合には、設定された拡大縮小率を100%に強制的に変更してもよい。また、Nアップの設定が含まれる場合には、Nアップの設定に応じた拡大縮小は行わず、Nアップの設定に応じて必要となる回転処理だけを行う。それにより、模様潜像を構成する地模様は常に一定の大きさが維持される。
図4は、複写牽制画像の背景部に形成する模様潜像を比較する図であって、(a)が本来の模様潜像(拡大縮小率100%)を示したものであり、(b)が模様潜像を縮小したものを示している。図4(a)に示したように、本来の模様潜像では、特殊な地模様が意図的に形成されたことが把握できる。これに対して、図4(b)に示したように、模様潜像が縮小されて形成されると、それが意図的に形成されたものであるか否かが不明確となる。また、模様潜像の濃度によっては単にグレーの背面画像が形成されているだけであるようにも把握される。そのため、複写を牽制する機能が充分に働き難い。また、模様潜像が拡大された場合にも同様であり、特に、文書が拡大されると文書自体が読み難くなるという不都合も生じる。そこで、第2コマンド処理部225では、画像の向きに対応させて画像の回転は行うが、拡大縮小は行わない。
第3コマンド処理部226は、コマンド分離部222から文字潜像データに関するコマンドを取得する。そして、文字潜像データに関するコマンド内容に応じた文字潜像データに対する画像処理を行う。すなわち、取得した文字潜像データに対するレンダリング処理や色変換処理、スクリーン処理等の画像処理を行う。その際に、第3コマンド処理部226においては、第2コマンド処理部225でのような制限を設けず、コマンドに設定された内容での画像処理を行う。
第3コマンド処理部226にて画像処理の対象となる文字潜像データは、複写を牽制する「禁複写」等の文字を構成するものである。そのため、「禁複写」等の文字が縮小や拡大されることで、これが明確に判読できなくなるという事態は生じ難い。むしろ、拡大縮小率の設定に応じた縮小や拡大が行われず、また、Nアップの設定に応じた拡大縮小が行われないことの方が、文書画像に対する相対的な大きさが変動することによって、文書の内容把握を阻害する場合もある。そこで、第3コマンド処理部226では、コマンドに設定された内容での画像処理を行う。
すなわち、第3コマンド処理部226では、文字潜像データに関するコマンドが例えばPDL形式で記述されている場合には、PDL形式に従って画像処理を行う。また、例えば論理ページ毎や物理ページ毎に独立して異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されている場合には、PDL形式でのコマンドに優先させて、論理ページ単位や物理ページ単位でのコマンドに従った画像処理を行う。
以下に、第2コマンド処理部225にて画像処理された模様潜像データと、第3コマンド処理部226にて画像処理された文字潜像データとにより形成された潜像画像の具体例について述べる。ここでは、理解の容易のため、第1コマンド処理部224にて画像処理された文書データに基づく文書画像の記載は省略する。
まず、図5は、論理ページの2ページを用紙の1ページに割り付ける2アップ印刷を行う場合の潜像画像の一例を示した図である。図5(a)は潜像画像の原型を示し、(b)はPDL形式に従って2アップ印刷を行う場合の潜像画像を示し、(c)は論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式が設定された場合に、付加されたコマンドをPDL形式に優先させて2アップ印刷を行う場合の潜像画像を示している。
上記したように、第2コマンド処理部225では、画像の向きに対応させて画像の回転は行うが、拡大縮小は行わない。そのため、図5(b),(c)に示したように、潜像画像の模様潜像については2アップ印刷に対応させて90°の回転処理だけを行っている。それにより、模様潜像の方向を文字潜像や文書画像(不図示)の方向に一致させている。
その場合に、第3コマンド処理部226は、文字潜像データに関するコマンドに設定された画像処理を行う。それにより、図5(b)に示したPDL形式に従って2アップ印刷を行う場合には、文字潜像は2アップ印刷に対応させて面積率に換算した50%の縮小が行われる。
一方、図5(c)に示した論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で2アップ印刷を行う場合には、付加されたコマンドをPDL形式よりも優先させた処理を行う。例えば左側ページでは、文字潜像は2アップ印刷に対応させた面積換算50%の縮小に加えて、平行移動の処理が行われる。また、例えば右側ページでは、文字潜像は2アップ印刷に対応させた面積換算50%の縮小に加えて、例えば30°の回転処理が行われる。
次の図6は、論理ページの4ページを用紙の1ページに割り付ける4アップ印刷を行う場合の潜像画像の一例を示した図である。図6(a)は潜像画像の原型を示し、(b)はPDL形式に従って4アップ印刷を行う場合の潜像画像を示し、(c)は各論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式が設定された場合に、付加されたコマンドをPDL形式に優先させて4アップ印刷を行う場合の潜像画像を示している。
一般の4アップ印刷では、画像の回転処理は必要がない。そのため、図6(b),(c)に示したように、第2コマンド処理部225は、潜像画像の模様潜像に対する回転処理も行わず、原型の潜像画像をそのまま出力する。それにより、模様潜像の方向を文字潜像や文書画像(不図示)の方向に一致させている。
その場合に、第3コマンド処理部226は、文字潜像データに関するコマンドに設定された画像処理を行う。それにより、図6(b)に示したPDL形式に従って4アップ印刷を行う場合には、文字潜像は4アップ印刷に対応させて面積率に換算した25%の縮小が行われる。
一方、図6(c)に示した論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で4アップ印刷を行う場合には、付加されたコマンドをPDL形式よりも優先させた処理を行う。例えば左上側ページは特別に付加されたコマンドがない場合である。この場合の左上側ページには、図6(b)の左上側ページと同様に、PDL形式に従った処理(面積換算25%の縮小処理)が行われる。
また、右上側ページは、文字潜像を印刷しないというコマンドが付加された場合である。この場合の右上側ページには、模様潜像だけが印刷される。左下側ページは、文字潜像を4アップ印刷に対応させた面積換算25%の縮小よりも大きく印刷させる例えば面積換算70%の縮小率が付加された場合である。この場合の左下側ページには、文字潜像に対して面積換算70%の縮小処理が行われる。さらに、右下側ページは、文字潜像を4アップ印刷に対応させた面積換算25%の縮小よりも大きく印刷させる例えば面積換算70%の縮小率に加えて、平行移動処理と回転処理とが付加された場合である。この場合の右下側ページには、文字潜像に対して面積換算70%の縮小処理と、例えば下方への平行移動処理と例えば30°の回転処理とが行われる。
上記した図5や図6では、文字潜像に対して各論理ページ毎に異なるコマンドが付加された形式を優先して画像処理を行う場合について述べた。しかし、このようなコマンド設定に限らず、文字潜像に対して物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式を優先して画像処理を行ってもよい。
次の図7は、文字潜像に対して物理ページ毎に異なるコマンドが設定される場合の潜像画像の一例を示した図である。図7(a)は潜像画像の原型を示し、(b)は2アップ印刷を行う場合の潜像画像を示し、(c)は4アップ印刷を行う場合の潜像画像を示している。
この場合には、第3コマンド処理部225では、文字潜像に対して物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式を優先して、文字潜像に対する拡大縮小、平行移動、回転の各処理を行う。図7(b)に示したように、第3コマンド処理部225は、例えば、2アップ処理が行われた物理ページについて設定された拡大および平行移動の各処理を行う。それにより、論理ページの2ページに跨った物理ページの中央部に、文字潜像が印刷される。また、図7(c)に示したように、第3コマンド処理部225は、例えば、4アップ処理が行われた物理ページについて設定された縮小、平行移動および回転の各処理を行う。それにより、左上側および右上側では各論理ページに対応して縮小および平行移動された文字潜像が印刷され、左下側および右下側では両論理ページに跨った平行移動および回転処理された文字潜像が印刷される。
なお、この場合にも、第2コマンド処理部225では、模様潜像についての画像の向きに対応させた画像の回転は行うが、拡大縮小は行わない。そのため、2アップ印刷の場合には、図7(b)に示したように、模様潜像について90°の回転処理だけを行っている。また、4アップ印刷の場合には、図7(c)に示したように、模様潜像に対する回転処理も行わず、原型の潜像画像をそのまま出力する。それにより、模様潜像の方向を文字潜像や文書画像(不図示)の方向と一致させている。
次に、第2コマンド処理部225にて行われる模様潜像データに関するコマンドに対する処理の手順を説明する。図8は、第2コマンド処理部225での模様潜像データに関するコマンドに対する処理の手順の一例を示したフローチャートである。
図8に示したように、第2コマンド処理部225は、まず、コマンド分離部222から模様潜像データに関するコマンドを取得する(ステップ101)。次に、模様潜像データに関するコマンドの内容に拡大縮小率の設定があるかないかを判定する(ステップ102)。そして、コマンド内容に拡大縮小率の設定がある場合には、拡大縮小率を100%(等倍)に強制的に変更する(ステップ103)。
続いて、模様潜像データに関するコマンドの内容に例えば2アップ、6アップ、または8アップ等の設定があるかないかを判定する(ステップ104)。これら2アップ、6アップ、または8アップ等の画像処理は、用紙を90°回転させた位置で使用するものである。そのため、2アップ、6アップ、または8アップ等の設定がある場合には、模様潜像データについて90°の回転処理を行う(ステップ105)。
一方、Nアップの設定がないか、または、2アップ、6アップ、または8アップ等の設定以外のNアップの設定、例えば4アップ、10アップ、12アップ等の設定があった場合には、何れの処理も行わない(ステップ106)。4アップ、10アップ、12アップ等の画像処理は、用紙を90°回転させずそのままの位置で使用するものだからである。
このように、Nアップの種類に応じて用紙を縦向きで使用するか横向きで使用するかが異なるため、90°の回転処理を行うか否かの判定は異なるものとなる。
そして、その後、模様潜像データをデータ合成部227に送る(ステップ107)。
次に、第3コマンド処理部226にて行われる文字潜像データに関するコマンドに対する処理の手順を説明する。図9は、第3コマンド処理部226での文字潜像データに関するコマンドに対する処理の手順の一例を示したフローチャートである。
図9に示したように、第3コマンド処理部226は、まず、コマンド分離部222から文字潜像データに関するコマンドを取得する(ステップ201)。次に、文字潜像データに関するコマンドが論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものであるかないかを判定する(ステップ202)。論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものである場合には、付加されたコマンドをPDL形式に優先して画像処理を行う(ステップ203)。その後、PDL形式に従って画像処理を行う(ステップ204)。
また、論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものでない場合には、文字潜像データに関するコマンドが物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものであるかないかを判定する(ステップ205)。物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものである場合には、付加されたコマンドをPDL形式に優先して画像処理を行う(ステップ206)。その後、PDL形式に従って画像処理を行う(ステップ204)。
一方、論理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものでも、物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されたものでもない場合には、PDL形式に従って画像処理を行う(ステップ204)。
そして、その後、画像処理された文字潜像データをデータ合成部227に送る(ステップ107)。
次に、図10は、画像形成装置20の印刷ジョブ処理部22のハードウェア構成を示した図である。
図10に示したように、印刷ジョブ処理部22は、印刷ジョブ処理を行うに際して予め定められたプログラムに従ってデジタル演算処理を実行するCPU101、CPU101により実行されるプログラム等が格納されるRAM102、CPU101により実行されるプログラム等にて用いられる設定値等のデータが格納されるROM103、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できるEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ104、印刷ジョブ処理部22に接続される各部との信号の入出力を制御するインターフェース部105を備えている。
また、記憶部24には、印刷ジョブ処理部22により実行されるプログラムが格納されており、印刷ジョブ処理部22がこのプログラムを読み込むことによって、印刷ジョブ処理部22での印刷ジョブ処理が実行される。
すなわち、上記した印刷ジョブ解析部221、コマンド分離部222、第1コマンド処理部224、第2コマンド処理部225、第3コマンド処理部226、およびデータ合成部227の各機能を実現するプログラムを記憶部24から印刷ジョブ処理部22内のRAM102に読み込む。そして、RAM102に読み込まれたプログラムに基づいて、CPU101が印刷ジョブ処理を行う。このプログラムの提供形態としては、ハードディスクやDVD−ROM等で実現される記憶部24からダウンロードされる形態の他、通信回線を介してRAM102にロードされて提供される形態がある。また、その他の提供形態として、予めROM103にインストールされた状態にて提供される形態がある。さらに、印刷ジョブ処理部22がアッセンブリされた後に、プログラムが不揮発性メモリ104にインストールされ、不揮発性メモリ104からRAM102にロードされる形態がある。また、インターネット等のネットワークを介して印刷ジョブ処理部22にプログラムが伝送され、RAM102にインストールされる形態がある。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成システム1では、画像形成装置20が端末装置10から複写を牽制する複写牽制画像が文書データに合成された印刷ジョブを取得した場合には、画像形成装置20の第2コマンド処理部225は、複写牽制画像の中の模様潜像データに関するコマンドに関して、所定の制限範囲内に限定した画像処理を行う。すなわち、第2コマンド処理部225は、画像の向きに対応させて画像を回転させる画像処理は行うが、拡大縮小は行わない。それにより、模様潜像を構成する地模様は常に一定の大きさが維持されるため、模様潜像が明確に判読され、複写牽制画像の有する複写牽制機能を充分に発揮させることとなる。
また、画像形成装置20の第3コマンド処理部226は、文字潜像データに関するコマンドに従った画像処理を行う。その場合に、文字潜像データに関するコマンドが論理ページ毎または物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されている場合には、PDL形式でのコマンドに優先させて、論理ページ単位または物理ページ単位でのコマンドに従った画像処理を行う。それにより、論理ページ内または物理ページ内での文書内容等に対応させて、複写牽制機能を充分に働かせるような形式で文字潜像が印刷される。
[実施の形態2]
実施の形態1では、端末装置10にて文書データに複写を牽制する複写牽制画像が合成された印刷ジョブを生成し、画像形成装置20が複写牽制画像に含まれる模様潜像データと文字潜像データとに対して異なる画像処理を行う構成について説明した。本実施の形態では、端末装置10にて文書データに複写牽制画像を合成する指示を含む印刷ジョブを生成し、画像形成装置20が端末装置10からの複写牽制画像を合成する指示に従って、画像形成装置20に記憶された模様潜像データと文字潜像データとに対して異なる画像処理を行う構成について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
図11は、端末装置10のプリンタドライバ14に備えられた複写牽制画像についての文書データへの合成を指示する機能部を説明する図である。図11に示したように、端末装置10のプリンタドライバ14は、制御部11からの制御に基づいて文書データへの複写牽制画像の合成指示命令を生成する潜像画像合成指示部145、文書データに関する印刷命令(コマンド)と文書データへの複写牽制画像の合成指示命令とからなる印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部144を備えている。
そして、プリンタドライバ14では、ユーザインタフェース部15(図1参照)にてユーザからの指示入力があった場合または自動設定が行われている場合に、制御部11からの制御に基づき、潜像画像合成指示部145は、複写牽制画像を構成する模様潜像および文字潜像からなる潜像画像を文書に合成して印刷するように指示する合成指示命令を生成する。それにより、印刷ジョブ生成部144は、文書データに関する印刷命令(コマンド)に合成指示命令を付加した印刷ジョブを生成し、通信部16を介して画像形成装置20に送信する。
次の図12は、本実施の形態の画像形成装置20の構成の一例を示したブロック図である。図12に示した画像形成装置20では、印刷ジョブ処理部22内に、複写牽制画像を構成する模様潜像および文字潜像からなる潜像画像データを記憶する潜像画像記憶手段の一例としてのコマンド記憶部228を備えている。また、コマンド記憶部228から潜像画像データを取得するコマンド取得部223を備えている。
印刷ジョブ解析部221は端末装置10から取得した印刷ジョブに記述された印刷命令(コマンド)を解析する。そして、印刷ジョブ解析部221での解析の結果から、印刷ジョブの中に文書データへの複写牽制画像の合成指示命令が含まれる場合に、コマンド取得部223は、コマンド記憶部228から潜像画像データを取得する。さらに、コマンド取得部223は、読み出した潜像画像データを模様潜像データと文字潜像データとに分離する。分離された模様潜像データは第2コマンド処理部225に送られる。また、分離された文字潜像データは第3コマンド処理部226に送られる。したがって、コマンド取得部223は、分離手段の一例として機能する。
そして、第2コマンド処理部225および第3コマンド処理部226では、実施の形態1と同様にして、それぞれ模様潜像データおよび文字潜像データに対する画像処理が行われる。その場合に、模様潜像データおよび文字潜像データに設定されたコマンドの内容は、印刷ジョブ解析部221から第2コマンド処理部225および第3コマンド処理部226に送られる。
このように、本実施の形態の画像形成装置20では、印刷ジョブ処理部22内のコマンド記憶部228に、複写牽制画像を構成する模様潜像および文字潜像からなる潜像画像データを記憶しておく。そして、端末装置10からの文書に対する複写牽制画像の合成指示命令があった場合には、潜像画像データを読み出し、文書データに付加する。その際に、潜像画像データの中の模様潜像データに対しては、所定の制限範囲内に限定した画像処理を行う。すなわち、第2コマンド処理部225は、画像の向きに対応させて画像を回転させる画像処理は行うが、拡大縮小は行わない。それにより、模様潜像を構成する地模様は常に一定の大きさが維持されるため、模様潜像が明確に判読され、複写牽制画像の有する複写牽制機能を充分に発揮させることとなる。
また、画像形成装置20の第3コマンド処理部226は、潜像画像データの中の文字潜像データに関しては、印刷ジョブ解析部221にて解析されたコマンドに従った画像処理を行う。その場合に、文字潜像データに関するコマンドが論理ページ毎または物理ページ毎に異なるコマンドが独立して付加された形式で記述されている場合には、PDL形式でのコマンドに優先させて、論理ページ単位または物理ページ単位でのコマンドに従った画像処理を行う。それにより、論理ページ内または物理ページ内での文書内容等に対応させて、複写牽制機能を充分に働かせるような形式で文字潜像が印刷される。
本実施の形態が適用される画像形成システムの全体構成を示す図である。 プリンタドライバに備えられた複写牽制画像を文書データに合成する機能部を説明する図である。 画像形成装置の構成の一例を示したブロック図である。 複写牽制画像の背景部に形成する模様潜像を比較する図である。 論理ページの2ページを用紙の1ページに割り付ける2アップ印刷を行う場合の潜像画像の一例を示した図である。 論理ページの4ページを用紙の1ページに割り付ける4アップ印刷を行う場合の潜像画像の一例を示した図である。 文字潜像に対して物理ページ毎に異なるコマンドが設定される場合の潜像画像の一例を示した図である。 第2コマンド処理部での模様潜像データに関するコマンドに対する処理の手順の一例を示したフローチャートである。 第3コマンド処理部での文字潜像データに関するコマンドに対する処理の手順の一例を示したフローチャートである。 印刷ジョブ処理部のハードウェア構成を示した図である。 プリンタドライバに備えられた複写牽制画像についての文書データへの合成を指示する機能部を説明する図である。 画像形成装置の構成の一例を示したブロック図である。
符号の説明
1…画像形成システム、10…端末装置、14…プリンタドライバ、20…画像形成装置、22…印刷ジョブ処理部、141…模様潜像生成部、142…文字潜像生成部、143…合成部、144…印刷ジョブ生成部、145…潜像画像合成指示部、221…印刷ジョブ解析部、222…コマンド分離部、223…コマンド取得部、224…第1コマンド処理部、225…第2コマンド処理部、226…第3コマンド処理部、227…データ合成部、228…コマンド記憶部

Claims (15)

  1. 所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する印刷命令生成手段と、
    前記印刷命令生成手段から前記印刷命令を取得し、前記潜像画像の前記背景部に対して当該印刷命令の中の所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と
    前記印刷命令生成手段から前記印刷命令を取得し、前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して当該印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、
    画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段と、
    前記合成手段にて合成された前記文書画像と前記潜像画像とからなる画像を媒体上に形成する画像形成手段と
    を備えた画像形成システム。
  2. 前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記文字部処理手段は、前記印刷命令生成手段がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式の前記印刷命令を生成した場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する端末装置から当該印刷命令を取得する印刷命令取得手段と、
    前記潜像画像の前記背景部に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令の中の所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と、
    前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、
    前記文書画像に対して前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に応じた画像処理を施す文書画像処理手段と、
    画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段と、
    前記合成手段にて合成された前記文書画像と前記潜像画像とからなる画像を媒体上に形成する画像形成手段と
    を備えた画像形成装置。
  5. 前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令における前記文書画像への付加の対象となる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段をさらに備え、
    前記背景部処理手段は、前記潜像画像の前記背景部を前記潜像画像記憶手段から取得することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令での前記文書画像への付加の対象となる前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段と、
    前記潜像画像記憶手段に記憶された前記潜像画像を読み出し、当該潜像画像から前記背景部と前記文字部とを分離する分離手段をさらに備え、
    前記背景部処理手段は、前記分離手段にて分離された前記背景部を取得し、前記文字部処理手段は、当該分離手段にて分離された前記文字部を取得することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 前記文字部処理手段および前記文書画像処理手段は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式で記述されている場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  9. 所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を取得する印刷命令取得手段と、
    前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令に含まれる前記潜像画像の前記背景部に対して所定の画像処理を施すとともに、当該印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、当該背景部に対しての縮小処理を施さない背景部処理手段と
    前記印刷命令取得手段にて取得した前記印刷命令が前記文書画像に前記背景部と文字部とからなる前記潜像画像を付加させるものであった場合に、当該文字部に対して当該印刷命令に応じた縮小処理を施す文字部処理手段と、
    画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する合成手段と
    を備えた画像処理装置。
  10. 前記背景部処理手段は、前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させることを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 前記背景部処理手段は、前記印刷命令取得手段にて取得された前記印刷命令での前記文書画像への付加の対象となる前記潜像画像を記憶する潜像画像記憶手段から前記潜像画像の前記背景部を取得することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  12. コンピュータに、
    所定の模様で構成される背景部を含む潜像画像を文書画像に付加して媒体上に印刷させる印刷命令を生成する端末装置から当該印刷命令を取得する機能と、
    前記印刷命令に縮小率の設定が含まれる場合に、前記潜像画像の前記背景部に対して縮小処理以外の処理を施す機能と
    前記潜像画像に文字部が含まれる場合に、当該文字部に対して前記印刷命令に応じた縮小処理を施す機能と、
    前記文書画像に対して前記印刷命令に応じた画像処理を施す機能と、
    画像処理された前記背景部と前記文字部とからなる前記潜像画像を画像処理された前記文書画像に合成する機能と
    を実現させるプログラム。
  13. 前記印刷命令が前記媒体の1ページに複数のページの前記文書画像を印刷させる命令を含む場合に、前記背景部に対しての縮小処理を施さず、かつ当該媒体に印刷される当該文書画像の向きに応じて当該背景部を回転させる機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 前記背景部に対して画像処理を施す前記機能は、前記印刷命令に拡大縮小率の設定が含まれる場合に、当該印刷命令にて設定された当該拡大縮小率を等倍に変更する機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  15. 前記潜像画像の前記文字部に対して画像処理を施す前記機能と前記文書画像に対して画像処理を施す前記機能とは、前記印刷命令がページ記述言語形式で記述された印刷命令に前記文書画像の1ページ毎に独立した印刷命令が付加される形式で記述されている場合に、当該ページ記述言語形式で記述された印刷命令に優先して、当該1ページ毎に設定された印刷命令を実行する機能を含むことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
JP2008106745A 2008-04-16 2008-04-16 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム Active JP5083009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008106745A JP5083009B2 (ja) 2008-04-16 2008-04-16 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008106745A JP5083009B2 (ja) 2008-04-16 2008-04-16 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009260614A JP2009260614A (ja) 2009-11-05
JP5083009B2 true JP5083009B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=41387481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008106745A Active JP5083009B2 (ja) 2008-04-16 2008-04-16 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5083009B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5472757B2 (ja) 2009-11-16 2014-04-16 三菱重工業株式会社 放射線治療装置制御装置、特定部位位置計測方法、および、放射線治療装置制御装置の作動方法
JP6477002B2 (ja) * 2014-03-11 2019-03-06 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6497308B2 (ja) * 2014-03-11 2019-04-10 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3745136B2 (ja) * 1997-12-15 2006-02-15 キヤノン株式会社 印刷装置及び情報処理装置及びそれらの制御方法
JP2002354236A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Olympus Optical Co Ltd 画像記録方法、画像記録装置、及びプログラム
JP3938176B2 (ja) * 2003-12-10 2007-06-27 キヤノン株式会社 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体
JP4013964B2 (ja) * 2005-04-11 2007-11-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 情報処理装置、画像処理装置、情報処理装置の制御方法、画像処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、および、画像処理装置の制御プログラム
JP4611792B2 (ja) * 2005-04-18 2011-01-12 株式会社沖データ 透かし情報埋め込み装置,透かし情報埋め込み方法およびコンピュータプログラム
JP4135012B2 (ja) * 2005-10-31 2008-08-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、及び画像処理方法
JP2007174387A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法
JP2007235392A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び媒体
JP2007288693A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、そのプログラムおよびその記録媒体ならびに画像形成装置
JP2008017215A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Konica Minolta Business Technologies Inc データ出力装置、データ出力方法、およびデータ出力プログラム
JP2008022143A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像処理方法
JP2008070492A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009260614A (ja) 2009-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4506345B2 (ja) 印刷制御装置、方法及びプログラム
JP2009188816A (ja) プリンタドライバおよび画像形成装置
JP2017228838A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5083009B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム
JP4396749B2 (ja) 印刷制御装置およびプリンタドライバのプログラム
JP4349370B2 (ja) 画像の重ね合わせを行う画像処理装置および画像処理プログラム
JP2019098580A (ja) 画像形成装置
US8773692B2 (en) Printing control apparatus and printing control method for document layout processing
JP2008028675A (ja) 画像形成処理装置及び画像形成処理プログラム
JP6330790B2 (ja) 印刷制御システム、印刷制御装置およびプログラム
US10310788B2 (en) Control method for generating data used for printing and information processing apparatus
JP2007097130A (ja) 情報処理装置、画像処理装置、それらの装置の制御方法、プログラム、及びコンピュータ可読の記憶媒体
JP2008165467A (ja) 印刷システム、印刷方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5316012B2 (ja) 印刷システム、印刷制御装置およびプリンタドライバプログラム
JP4640138B2 (ja) 印刷データ生成プログラム、印刷データ生成方法および印刷データ生成装置
JP4960837B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP2019012952A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US8098385B2 (en) Spool file modifying device
US20100231953A1 (en) Character output device, character output method and computer readable medium
JP2017189968A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4677496B2 (ja) 装置、方法、およびプログラム
JP4305343B2 (ja) 画像処理装置
JP5513224B2 (ja) 印刷制御装置
JP2009151468A (ja) 印刷プレビュー装置及び方法
JP4661832B2 (ja) 印刷制御装置およびプリンタドライバのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5083009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350