JP2007288693A - 情報処理装置、情報処理方法、そのプログラムおよびその記録媒体ならびに画像形成装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、そのプログラムおよびその記録媒体ならびに画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複写時の複写モードの影響により、背景部が消えないもしくは薄くならずに地紋画像に隠された画像が浮き出ず偽造抑制効果をなさないような地紋画像の印刷を、低減させる。
【解決手段】入力原稿画像の種類を判別し、判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンであって予め保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択し、判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の背景部を構成する背景パターンであって予め保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択し、選択された潜像パターンと背景パターンとを用いて地紋画像を生成し、生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、重要文書の複写による不正な偽造や情報漏洩を抑止する目的で、文書の背景
に不正複写抑止地紋を合成し出力する際の地紋画像の濃度調整技術に関する。
領収書や証券、証明書には、簡単に複写されることがないように、複写すると、文字や画像が浮かび上がる特殊な模様が背景に印刷されているものがある。この特殊な模様は、一般に「偽造抑止地紋」とも呼ばれ、複写によって原本が容易に複製できないような仕掛けを施し、心理的にではあるが、原本の複写を抑止する効果を実現している。
この偽造抑止地紋では、複写後にドットが残る領域と、複写後にドットが消える領域の2つの領域から構成されている。この2つの領域はほぼ同じ濃度であり、マクロ的には、一見しただけでは「複写物」などの文字や画像が隠れていることが分からないが、ミクロ的にはそれぞれ異なる特性を持っている。尚、この隠された文字や画像のことを「潜像」と呼ぶこととする。
例えば、複写後にドットが残る領域(潜像部と呼ぶ)は、各々のドットが集中した固まりのドットで構成し、複写後にドットが消える領域(背景部と呼ぶ)は、各々のドットが分散したドットで構成する。このように構成することで、このような濃度がほぼ同じでそれぞれ特性が異なる二つの領域を作り出すことができる。
集中したドットや分散したドットは、画像処理的には、異なる線数の網点を用いた網点処理や異なる特徴のディザマトリクスを用いたディザ処理によって生成できる。
この網点処理においては、集中したドット配置を得るためには低い線数の網点を用い、分散したドット配置を得るためには高い線数の網点を用いると良い。
また、ディザマトリクスを用いたディザ処理では、集中したドット配置を得るためにはドット集中型ディザマトリクスを用い、分散したドット配置を得るためにはドット分散型ディザマトリクスを用いると良い。
従って、上述した網点処理を用いて地紋画像を生成する場合は、潜像部は低い線数の網点処理が、背景部は高い線数の網点処理が適している。またディザ処理を用いて地紋画像を生成する場合は、潜像部はドット集中型ディザマトリクスを用いたディザ処理が、背景部はドット分散型ディザマトリクスを用いたディザ処理が適している。
一般に、複写機には、複写原稿の微小なドットを読み取る入力解像度や微小なドットを再現する出力解像度に依存した画像再現能力の限界が存在する。従って、複写機の画像再現能力の限界を超えた孤立した微小なドットが原稿中に存在すると、その複写物では微小なドットを完全には再現できず、孤立した微小なドットの部分が抜け落ちてしまう。
偽造抑止地紋の背景部が複写機で再現できるドットの限界を超えるように作成されている場合、複写によって偽造抑止地紋の大きなドット(集中したドット)は再現されるが、小さなドット(分散したドット)は再現されない。これにより、隠された画像(潜像)が浮かび上がる現象が起きる。また、複写により分散したドットが完全に消えなくとも、集中したドットと比較して明らかに複写後の濃度差があるような場合にも、隠された画像(潜像)が浮かび上がる。
以上が偽造抑止地紋の概要である。
現在、ソフトウェア的に偽造抑止地紋画像を作成し、レーザプリンタでその偽造抑止地紋が背景に配置された文書を出力する技術(ここでは、「プリンタによるオンデマンド地紋出力法」と呼ぶ)が実現されている(例えば、特許文献1参照。)。
このプリンタによるオンデマンド地紋出力法では、普通紙を用いて背景に偽造抑止地紋が配置された文書を印刷できるため、必要な時に必要な枚数だけ背景に偽造抑止地紋を配置した文書を印刷することができる。また、利用者が印刷毎にソフトウェア処理により任意の隠された文字や画像(潜像)を含む地紋画像を作成し、プリンタを使ってオンデマンドに印刷できるため、隠された文字や画像(潜像)を自由にカスタマイズできる。
特開2001−197297号公報
上述したプリンタによるオンデマンド地紋出力方法では、原稿に対して、潜像部の潜像パターンとして集中したドットで形成する低い線数の網点と背景部の背景パターンとして分散したドットを形成する高い線数の網点を用いる。そして、潜像パターンと背景パターンの濃度を一致させた地紋画像を合成して印刷する。印刷した原稿を複写機で複写すると、潜像部は再現され、背景部が消えるもしくは薄くなることで、隠された画像が浮かび上がる。
しかしながら、原稿を読み取り、読み取ったデータをデジタルで処理するデジタル複写機は、文字中心の文書原稿の複写に適した文書複写モード、写真画像原稿の複写に適した写真複写モード等の原稿の内容に応じて最適な複数の複写モードを持つ。文書複写モードは、文字領域の周波数成分を強調するデジタルフィルタを用いてエッジを強調することで、文字をシャープに複写するモードである。一方、写真複写モードは、画像を平滑化するデジタルフィルタを用いることで、写真画像をなだらかな階調で複写するモードである。
地紋画像の原稿を複写する際に、複写機の複写モードが、文字モードに設定されている場合、地紋画像の背景部の背景パターンの線数が、文字領域の線数に含まれる、あるいは近傍となり、文字モードの特性として濃度を強調することになる。このため、背景パターンの濃度が強調されてしまい、消えるべき背景パターンが逆に濃く複写されてしまう場合があり、地紋画像として隠された画像が浮かび上がらず、地紋画像としての効果をなさなくなってしまうという問題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンを保持する潜像パターン保持手段と、地紋画像の背景部を構成する背景パターンを保持する背景パターン保持手段と、入力原稿画像の種類を判別する原稿種類判別手段と、前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記潜像パターン保持手段により保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択する潜像パターン選択手段と、前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記背景パターン保持手段により保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択する背景パターン選択手段と、前記潜像パターン選択手段により選択された潜像パターンと、前記背景パターン選択手段により選択された背景パターンとを用いて地紋画像を生成する地紋画像生成手段と、前記地紋画像生成手段により生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する合成手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の前記潜像パターン保持手段と前記背景パターン保持手段の2つのパターン保持手段は、両方もしくはいずれかのパターン保持手段が複数の潜像パターンもしくは背景パターンを保持することを特徴とする。
また、本発明の複数のパターンを保持する前記パターン保持手段は、低い線数の網点で構成するパターンから高い線数の網点で構成するパターンまでの、異なる線数の複数のパターンを保持することを特徴とする。
また、本発明の前記原稿種類判別手段は、入力原稿画像を構成する個々の要素の種類を判別する要素種類判別手段と、前記要素種類判別手段により判別された要素の種類を集計する要素集計手段と、前記要素集計手段により集計された結果に基づいて、入力画像原稿の種類を決定する原稿種類決定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の前記要素種類判別手段は、入力原稿画像を構成する個々の要素が、文字、図形、イメージのいずれであるかを判別することを特徴とする。
また、本発明の前記要素集計手段は、前記要素種類判別手段により判断された要素の種類を集計することにより、要素の種類毎に入力原稿画像に占める割合を算出することを特徴とする。
また、本発明の前記原稿種類判別手段は、入力原稿画像の種類を、前記要素集計手段により集計された結果に基づいて、入力原稿画像に占める割合が文字領域が一番大きい場合には文字画像、図形領域が一番大きい場合には図形画像、イメージ領域が一番大きい場合にはイメージ画像と判断することを特徴とする。
また、本発明の前記潜像パターン選択手段は、前記合成手段により合成された画像を印刷した印刷物を入力原稿画像の種類に適した複写の設定で複写した場合に潜像部が複写される潜像パターンを選択し、前記背景パターン選択手段は、前記合成手段により合成された画像を印刷した印刷物を入力原稿画像の種類に適した複写の設定で複写した場合に背景部が消える背景パターンを選択することを特徴とする。
また、本発明は、入力原稿画像の種類を設定するユーザインターフェイスをさらに備え、前記原稿種類判別手段は、前記ユーザインターフェイスにより設定された種類を入力原稿画像の種類として設定可能としたことを特徴とする。
また、本発明は、前記地紋画像合成手段により合成された画像を印刷する印刷手段をさらに備えた画像形成装置とすることができる。
また、本発明は、情報処理装置において、潜像部と背景部とを含む地紋画像を生成し、生成した地紋画像を入力原稿画像に合成する方法であって、入力原稿画像の種類を判別する原稿種類判別工程と、前記原稿種類判別工程において判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンであって予め保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択する潜像パターン選択工程と、前記原稿種類判別工程において判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の背景部を構成する背景パターンであって予め保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択する背景パターン選択工程と、前記潜像パターン選択工程において選択された潜像パターンと、前記背景パターン選択工程において選択された背景パターンとを用いて地紋画像を生成する地紋画像生成工程と、前記地紋画像生成工程において生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する合成工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、プログラムであって、上記方法を情報処理装置に実行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、上記プログラムが記録されたことを特徴とする。
本発明によれば、原稿の内容に応じて、最適な潜像パターンおよび背景パターンを選択し、地紋画像を生成する。このため、複写時の複写モードの影響により、背景部が消えないもしくは薄くならずに地紋画像に隠された画像が浮き出ず偽造抑制効果をなさないような地紋画像の印刷を、低減させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。 尚、本実施形態では、背景部に対応する画像は、ドット分散型ディザマトリクスを用いてドットが離散的に配置されるように設計し、潜像部に対応する画像はドット集中型ディザマトリクスを用いてドットが集中して配置されるように設計するものとする。
以下、背景部の画像生成に用いるディザマトリクスを背景ディザマトリクス、潜像部の画像生成に用いるディザマトリクスを潜像ディザマトリクスと呼ぶこととする。また、ディザ法は多値の入力画像信号を一定の規則により算出された閾値と比較して、その大小関係で2値画像を出力する方法である。ディザマトリクスはディザ法で入力画像信号を2値化する際の閾値が2次元的に配置された閾値マトリクスである。
入力画像信号の画素値を対応するディザマトリクスの閾値で2値化処理することにより、2値画像(閾値パターン)が得られる。得られた2値画像は入力画像信号の階調がディザマトリクスの閾値未満の場合には、画素値に一方のビット(例えば1)、閾値以上の場合には他方のビット(例えば0)が割り当てられる。
本実施形態では、背景を構成する2値画像、潜像部を構成する2値画像は、プリンタを使って紙に印刷した時に背景部と潜像部がほぼ同じ濃度となるよう、それぞれ適切な入力画像信号を入力して、ディザ法によって予め生成されているとする。
また、プリンタを使って用紙に印刷した時に背景部と潜像部がほぼ同じ濃度となるような背景パターンと潜像パターンの生成方法については後に詳しく述べる。
[実施例1]
本実施例では、印刷時に背景部と潜像部の濃度が等しくなるような、背景部と潜像部を構成するパターン(2値画像)である背景パターン、潜像パターンの組み合わせを決定する。そして、背景パターン、潜像パターン、潜像部および背景部を指定する2値画像である潜像背景領域指定画像を用いて論理演算を実行することにより地紋画像を生成するものである。
図1は、実施例1における地紋合成印刷装置の内部構成を示すブロック図である。この地紋合成印刷装置は、地紋画像生成部101、入力原稿種類判別処理部102、入力原稿データ処理部103、合成部104、印刷データ処理部105、印刷部106、潜像パターン選択部107、背景パターン選択部108の各処理部から構成されている。また、地紋合成印刷装置は、潜像パターン保持部118と背景パターン保持部119を備えている。
まず、地紋画像生成部101では、入力背景画像111、色情報112、処理領域情報113、潜像背景領域指定画像115、潜像パターン114、背景パターン116が入力される。そして、所定の規則に従って入力背景画像111に画像処理を施し、地紋画像117を生成する。尚、潜像パターン114は、潜像パターン選択部107により潜像パターン保持部118から選択され、背景パターン116は、背景パターン選択部108により背景パターン保持部119から選択される。また、入力背景画像111は多値画像でも2値画像でも良い。
なお、処理領域情報113は入力画像情報中で地紋の埋め込み処理を行う領域を示す情報である。
潜像背景領域指定画像115は、潜像部と背景部を指定するための画像であり、1画素1ビットで構成される。潜像背景領域指定画像115の一方のビット(例えば1)は潜像部を表し、他方のビット(例えば0)は背景部を表す。
既に述べたように、潜像パターン114と背景パターン116は、印刷出力時に等しい濃度として出力されるように、適当な画像信号をそれぞれ背景ディザマトリクスと潜像ディザマトリクスの閾値で閾値処理して生成されている。
地紋画像生成部101で生成された地紋画像117は合成部104に出力される。地紋画像117の生成方法については後に詳しく述べる。
次に、入力原稿画像120は、入力原稿種類判別処理部102で入力原稿の種類が文字、図形、イメージのいずれかであるかを判別される。判別結果は潜像パターン選択部107および背景パターン選択部108に渡される。入力原稿判別処理部102、潜像パターン選択部107、背景パターン選択部108については後に詳しく述べる。
次に、入力原稿データ処理部103で必要に応じてカラーマッチング処理やRGB−CMYK変換、濃度補正処理、ハーフトーン処理などの画像処理を実行する。ここで画像処理が施された入力原稿画像は合成部104に出力される。
合成部104において、入力原稿データ処理部103で画像処理された入力原稿画像と地紋画像生成部101で生成された生成された地紋画像117とを合成し、地紋合成出力画像を生成する。尚、入力原稿画像120の内容に関わらず、地紋画像117をそのまま地紋合成出力画像とする場合には、合成部104で入力原稿データ処理部103からの入力原稿画像を参照する必要はない。
次に、印刷データ処理部105では、合成部104で合成された地紋合成出力画像を受け取り、逐次印刷コマンドへと変換していく。そして、印刷データ処理部105は、地紋合成出力画像データとして、印刷部106で解釈可能なデータ形式(例えば、ページ記述言語で記述されたデータ形式や印刷ビットマップに展開されたデータ形式)を後段の印刷部106に送る。
印刷部106では、入力された地紋合成出力画像データの情報に従って、地紋合成出力画像を印刷出力する。ここでレーザビームプリンタの場合を例として説明を行うと、印刷部106は不図示のプリンタコントローラとプリンタエンジンとで構成される。このプリンタコントローラは印刷情報制御部、ページメモリ、出力制御部などで構成される。印刷情報制御部では印刷データ処理部105から送られてくるページ記述言語(PDL)を解析し、描画及び印字に関するコマンドについては、対応するパターンをページメモリに展開する。
出力制御部はページメモリの内容をビデオ信号に変換し、プリンタエンジンへ出力する。このプリンタエンジンは、例えば記録媒体の搬送機構、半導体レーザーユニット、感光ドラム、現像ユニット、定着ユニット、ドラムクローニングユニット、分離ユニットなどから構成され、公知の電子写真プロセスで印刷を行う。
尚、実施例では、地紋画像、入力原稿画像、地紋合成出力画像、地紋合成出力画像データは全てデジタルデータであり、地紋合成出力は用紙に印刷された画像を表すものとする。
次に、図2を用いて、偽造抑止地紋生成処理について説明する。
図2は、実施例1における地紋画像生成部101の内部処理の流れを示すフローチャートである。
初めにユーザインターフェイス等を通じてステップS201で、地紋画像生成処理が開始される。次に、ステップS202で、入力背景画像111、潜像パターン114、背景パターン116、潜像背景領域指定画像115を読み込む。
次に、ステップS203で、地紋画像を生成する際の初期画素(処理対象初期位置)を決定する。例えば、入力画像全体に対して左上から右下までラスター走査順に画像処理を行い、地紋画像を生成する場合、左上を初期位置とする。
次に、ステップS204では、背景パターン116、潜像パターン114、潜像背景領域指定画像115は入力背景画像111の左上からタイル上に配置するとし、処理対象となっている入力背景画像111の画素に対して、地紋ドット計算処理を行う。そして、印刷時のドットに対応する画素値を書き込むか否かを判定する。このときの画素値は入力された色情報112に対応する。
地紋ドット計算処理は、
(a) 潜像背景領域指定画像で潜像部に相当する画素で、潜像パターンの画素値が黒であれば1、白であれば0
(b) 潜像背景領域指定画像で背景部に相当する画素で、背景パターンの画素値が黒であれば1、白であれば0
とする処理を行う。
次に、ステップS205では、ステップS204での計算結果を判定する。ここで、計算結果が「1」ならばステップS206へ進み、0ならばステップS207へ進む。
このステップS206では、印刷時のドットに対応する画素値を書き込む処理を行う。画素値の値は、地紋画像117の色により変えることができる。黒色の地紋を作成したい場合、入力背景画像111の処理対象画素を黒に設定する。その他、プリンタのトナー又はインクの色に合わせてシアン、マゼンダ、イエローに設定すれば、カラーの地紋画像117を作成することもできる。
ステップS207では、入力背景画像111の処理対象領域の全画素が処理されたか否かを判定する。入力背景画像111の処理対象領域の全画素が処理されていない場合はステップS208へ進み、未処理の画素を選択して、再びステップS204〜ステップS206の処理を実行する。また、入力背景画像111の処理対象領域の全画素に対する処理が完了していれば、ステップS209へ進み、地紋画像生成部101における画像処理を終了する。上述の処理により、入力背景画像111に対して画像処理を加えた地紋画像117が生成される。
次に、本実施例での潜像部と背景部におけるドットの配置方法について説明する。
本実施例では、潜像部をドット集中型ディザマトリクス、背景部をドット分散型ディザマトリクスに基づいて生成する場合について説明する。また潜像部を生成する際に用いるドット集中型ディザマトリクスの代表としては、渦巻き型ディザマトリクスが挙げられる。
図3は、4×4の渦巻き型ディザマトリクスの一例を示す図である。4×4の渦巻き型ディザマトリクスの閾値は渦巻状に中心から数値が増加する形で配置されている。
図4は、図3の4×4の渦巻き型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られるパターン(ドット配置)を表す図である。図4において、401、402、403は入力画像信号3、6、9を図3のディザマトリクスでそれぞれ閾値処理して得られるパターンを示している。ここで得られるパターン(ドット配置)は、各々のドットが集中して配置されるパターンとなっている。
一方、背景部を構成するドット分散型ディザマトリクスの代表としては、Bayer型ディザマトリクスが挙げられる。図5は、4×4のBayer型ディザマトリクスの一例を示す図である。任意の入力画像信号をBayer型ディザマトリクスでディザ処理を行って生成されるパターンは、各々のドットが分散して配置されるように設計されている。
図6は、図5の4×4のBayer型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られるパターン(ドット配置)を表す図である。図6において、601、602、603は入力画像信号2、4、5を図5のディザマトリクスでそれぞれ閾値処理して得られるパターンを示している。ここで得られるパターン(ドット配置)は、各々のドットがお互いに分散して配置されるパターンとなっている。Bayer型ディザマトリクスでは、閾値マトリクスの各要素は相互になるべく接触しない位置に順に配置され、そのパターンは孤立した格子状のドット配置を取る。
本実施例では、背景に用いるディザマトリクスとして以降、Bayer型ディザマトリクスを用いる場合を中心に説明するが、Bayer型ディザマトリクスに限定するものではない。その他のドット分散型ディザマトリクスを用いても良い。
図7は、入力画像信号をディザマトリクスで閾値処理して得られるパターンの黒画素の面積比率と、パターンを印刷した時の濃度との関係を表す図である。尚、ディザ処理では、入力画像信号の階調に従って黒画素の面積比率が変化するため、図7の横軸を入力画像信号の階調と見ても良い。
ここで、背景ディザマトリクスと潜像ディザマトリクスの階調特性が701に示すような同一の階調特性の場合を考える。この場合、背景部のディザマトリクスと潜像部のディザマトリクスの横軸の値(黒画素の面積比率)がほぼ等しいならば、背景パターンと潜像パターンの濃度はほぼ等しくなり、潜像が目立たない地紋画像を生成することができる。しかしながら、実際には、プリンタの特性により、背景ディザマトリクスと潜像ディザマトリクスの階調特性が必ずしも同一になるとは限らない。
例えば、潜像ディザマトリクスの階調特性は702に示すような緩やかなS字カーブで、背景ディザマトリクスの階調特性は703に示すような急峻なS字カーブで表されるとする。このような場合、背景パターンと潜像パターンの黒画素の面積比率をほぼ等しく設定しても、印刷時の背景部と潜像部の濃度は同一にはならない。しかし、背景部又は潜像部の一方、又は双方のディザマトリクスに対する入力画像信号を適当に調節することで、できるだけ他方の印刷時の濃度に近づけることができる。
潜像ディザマトリクスが、図3に示すようなドット集中型ディザマトリクスの場合、入力画像信号の階調が一定以下となると孤立ドットに近くなり、複写時に潜像部が消失し易くなる。一方、入力画像信号の階調が一定以上となるとドットが集中して、潜像を構成する固まりのドット自体が人の目にはっきりと認識され易くなる。従って、潜像ディザマトリクスにおいては、取り得る入力画像信号の階調は一定の範囲に留めておいたほうが良い。
一方、背景ディザマトリクスが図7に示すようなドット分散型ディザマトリクスの場合、入力画像信号の階調を変化させることで全体的に均一にドットを打ちながら濃度を変化させることができる。
図8は、図1の地紋合成印刷装置を用いて地紋画像を生成する様子を示す模式図である。図8において、801、802、803はそれぞれ、潜像パターン、背景パターン、潜像背景領域指定画像を示し、804は地紋ドット計算処理(S204)に基づいて生成した地紋画像を示す。
図11は、地紋生成部101で生成された地紋画像の一部を示す図である。図11で示す地紋画像を生成する際には、潜像背景領域指定画像は、図9に示す901の画像を用い、潜像パターン、背景パターンは、それぞれ図10に示す1001、1002の画像を用いている。尚、901、1001、1002の画像を囲む破線は画像の境界を示しており、実際の画像には存在しない。
次に、上述した地紋生成部101で生成された地紋画像と入力原稿画像(例えば、帳票や証明書)を合成する合成部104における処理について説明する。
図12は、入力原稿画像と地紋画像の合成処理を示す模式図である。図12において、1201は入力原稿画像のデータ、1202は地紋画像を表している。
合成部104では、OSの描画インターフェース(API)を用いて,1201〜1202の夫々の画像を配置に関する優先順位(レイヤー構造)に従ってソフトウェア処理により重ね合わせを行う。そして、1203に示すような入力原稿画像のデータと地紋画像が合成された画像を生成する。
図12に示す例では、地紋画像1202は、原稿画像のデータ1201と比べて最下位のレイヤーとして重ね合わせられている。例えば、地紋画像1202と入力原稿画像のデータ1201が重なる位置では、入力原稿画像のデータ1201を優先して描画する。従って、地紋画像は入力原稿画像の背景に適切に配置され、入力原稿画像のデータの視認性を低下させることは無い。
ここまで地紋画像の生成方法と、地紋画像を入力原稿画像に合成する方法について説明してきた。続いて、地紋画像を構成する潜像パターンと背景パターンの決定方法について詳しく説明する。
図13は、地紋合成印刷装置(図1)の入力原稿種類判別処理部102の処理の流れを示すフローチャートである。
この入力原稿種類判別処理部102において入力原稿の種類を判別し、判別された原稿種類に基づいて、潜像パターン選択部107および背景パターン選択部108により潜像パターンと背景パターンを決定する。以下では、図13を参照し、入力原稿種類判別処理部102における処理について説明する。
初めに1ページ分の入力原稿画像120を読み込む(ステップS1301)。
次に、入力原稿画像120から1データ単位でデータを獲得し、その種類が文字であるか否かを判断する(ステップS1302)。
この判断は、例えば、以下の文字条件を満たす場合に、文字であると判断することができる(つまり、文字であるとみなして処理することができる)。
文字条件:入力原稿画像120が2値画像(例えば、白レベルと黒レベルを有するモノクロ画像)であって、背景に対し、背景とは異なるレベル(モノクロ画像では、白または黒レベル)をもつ所定サイズ以下の線幅を有する直線または曲線が存在する。
ステップS1302で、文字であると判断された場合は、そのデータが占める領域面積を算出し(ステップS1303)、これを文字データ領域に加算し(ステップS1304)、ステップS1311へ進む。なお、ステップS1303〜S1304の処理は、文字であると判断されたデータの数を単純に集計するようにしてもよい。
一方、ステップS1302において文字でないと判断された場合は、データの種類が図形であるか否かを判断する(ステップS1305)。この段階では、ステップS1302において文字でないと判断されている。この条件のもとで、例えば、入力原稿画像120が特定の階調数(例えば、256階調)以下の階調を有する多階調画像または2値画像であると判断される場合をもって、図形であると判断する(みなす)ことができる。そして、図形であると判断された場合は、このデータが占める領域面積を算出し(ステップS1306)、これを図形データ領域に加算して(ステップS1307)、ステップS1311へ進む。なお、ステップS1306〜S1307の処理は、図形であると判断されたデータの数を単純に集計するようにしてもよい。
一方、ステップS1305におい図形でないと判断された場合は、データの種類がイメージであるか否かを判断する(ステップS1308)。この段階では、ステップS1302において文字でないと判断され、かつステップS1305におい図形でないと判断されている。この条件のもとで、例えば、入力原稿画像120が特定の階調数(例えば、256階調)を超える多階調画像であると判断される場合をもって、イメージであると判断することができる。そして、イメージであると判断された場合は、そのデータが占める領域面積を算出し(ステップS1309)、これをイメージデータ領域に加算して(ステップS1310)、ステップS1311へ進む。なお、ステップS1309〜S1310の処理は、イメージであると判断されたデータの数を単純に集計するようにしてもよい。
次に、ステップS1311で、読み込んだ入力原稿画像の全データに対してデータ種類判別の処理が終了したかを判断し、終了していない場合は、次のデータへ進み(ステップS1312)、ステップS1302へ戻る。
ステップS1311において、全データに対してデータ種類判別処理が終了した場合は、文字データ領域と図形データ領域とイメージデータ領域とを比較して、面積(または、集計された値)が最大のデータ領域を算出する(ステップS1313)。そして、最大のデータ領域が文字データ領域であるか否かを判断する(ステップS1314)。ここで、文字データ領域が最大であると判断された場合は、入力原稿の種類は文字画像原稿であるとして(ステップS1315)、処理を終了する。
一方、ステップS1314において、最大のデータ領域が文字データ領域ではないと判断された場合は、最大のデータ領域が図形データ領域であるか否かを判断する(ステップS1317)。ここで、図形データ領域が最大であると判断された場合は、入力原稿の種類は図形画像原稿であるとして(ステップS1317)、処理を終了する。
一方、ステップS1316において、最大のデータ領域が図形データ領域ではないと判断された場合は、入力原稿の種類はイメージ画像原稿であるとして(ステップS1318)、処理を終了する。
次に、潜像パターンと背景パターンの決定方法にについて説明する。
図14は、潜像パターン保持部118の構成を示した図である。
潜像パターン保持部118には文字原稿用に潜像パターン1、図形原稿用に潜像パターン2、イメージ原稿用に潜像パターン3 と各原稿の種類に対応して、複数の潜像パターンが格納されている。各潜像パターンについては後ほど詳しく説明する。
潜像パターン選択処理部107では、入力原稿種類判別処理部102の結果に基づき潜像パターン保持部118に格納している複数の潜像パターンの中から1つの潜像パターンを選択する。前述のようにして入力原稿種類判別処理部102により入力原稿の種類が判別され、入力原稿が文字原稿である場合には、文字原稿用である潜像パターン1を選択し、選択した潜像パターン1が地紋画像生成部101へ送られる。同様に、入力原稿が図形原稿である場合には、図形原稿用の潜像パターン2を選択し、入力原稿がイメージ原稿である場合には、イメージ原稿用の潜像パターン3を選択し、選択した潜像パターンが地紋画像生成部101へ送られる。
図15は、背景パターン保持部119の構成を示した図である。背景パターン保持部119には文字原稿用に背景パターン1、図形原稿用に背景パターン2、イメージ原稿用に背景パターン3 と各原稿の種類に対応して、複数の背景パターンが格納されている。各背景パターンについては後ほど詳しく説明する。
背景パターン選択処理部108では、入力原稿種類判別処理部102の結果に基づき背景パターン保持部119に格納している複数の背景パターンの中から1つの背景パターンを選択する。前述のようにして入力原稿種類判別処理部102により入力原稿の種類が判別され、入力原稿が文字原稿である場合、文字原稿用である背景パターン1を選択し、選択した背景パターン1が地紋画像生成部101へ送られる。同様に、入力原稿が図形原稿である場合には、図形原稿用の背景パターン2を選択し、入力原稿がイメージ原稿である場合には、イメージ原稿用の背景パターン3を選択し、選択した背景パターンが地紋画像生成部101へ送られる。
次に、入力原稿の種類に応じた潜像パターンおよび背景パターンの構成について説明する。各パターンは地紋合成出力原稿を複写する時の複写モードの特性に対して最適な構成となるものである。
図16は地紋合成出力原稿を複写機で複写する時の処理を説明する図である。
まず、複写機の原稿台に原稿を置き(1601)、複写機のUI等による読み取り開始の命令で原稿読取部1602において原稿を読み取り、画像データA1611を生成して、デジタルフィルタ処理部1603へ送る。
デジタルフィルタ処理部1603では、モード設定部1604で設定された複写モードに対応するデジタルフィルタ1614を用いて、画像データA1611に対して、フィルタ処理を行い、画像データB1612を生成し画像形成部1604へ送る。画像形成部1604では、複写機エンジンで印刷可能なデータ形式の画像データC1613に変換処理を行い、印刷部1605において、印刷を行う。
次ぎに、図17を参照して、各複写モードのデジタルフィルタ1614について説明する。なお、本実施例では、複写モードを、文字モード、図形モード、写真モードの3種類とする。
モード設定部1604では、複写機のUI等により複写モードが文字モード、図形モード、写真モードのいずれかのモードに設定される。そして、設定された複写モードに応じて、予め用意されたデジタルフィルタが選択される。
図17の(a)は、通常のフィルタ特性を示した図である。原稿読取部1602において画像を読み取った時の特性であり、高周波数帯域になるにつれて、濃度が薄くなる特性を持つ。これは図形モードの時に用いられる。
図17の(b)は、文字モード時のデジタルフィルタの特性を示した図である。文字領域の空間周波数成分を強調することで、文字をシャープに表現することができる。
図17の(c)は、写真モード時のデジタルフィルタの特性を示した図である。周辺画素と平均化することにより、モアレや濃度ジャンプを防ぎ、イメージ、主に写真画像をなだらかな階調で表現することができる。
図18は、潜像パターンの一例を示した図である。
潜像パターンは、ドットを集中させ低線数(低周波数)のパターン構成となる。図18の(a)の潜像パターンは空間周波数が低周波数帯域の周波数f1のパターンである。また、図18の(b)の潜像パターンは空間周波数が低周波数帯域内で周波数f1より高い周波数f2のパターンである(f1<f2)。
図19は、背景パターンの一例を示した図である。
背景パターンは、ドットを分散させ高線数(高周波数)のパターン構成となる。図19の(a)の背景パターンは空間周波数が高周波数帯域の周波数f3のパターンである。また、図19の(b)の背景パターンは空間周波数が高周波数帯域内で周波数f3より高い周波数f4のパターンである(f3<f4)。
潜像パターン保持部118、背景パターン保持部119に格納されている潜像パターン、背景パターンは、上記、図17に示した各複写モード時のフィルタ特性に対応したパターンとなる。
図14の潜像パターン保持部118の構成、および図15の背景パターン保持部119の構成における、文字用、図形用、イメージ用のパターンについて説明する。
図形用は、図18(a)の周波数f1の潜像パターンと図19(a)の周波数f3の背景パターンを格納する。図形原稿に対して、これら図形用の潜像パターン、背景パターンを用いた地紋画像を合成して印刷した印刷物を複写する場合、複写モードは図形モードである。図形モードのフィルタ特性は、図17(a)に示すように、周波数f1の潜像パターンと周波数f3の背景パターンに濃度差を生じさせる。その結果、複写物に潜像パターンが現れる。
一方、文字原稿を複写する場合、複写モードは文字モードである。文字モードのフィルタ特性は、図17(b)に示すように文字周波数帯域(fa)を強調する。周波数f3は文字周波数帯域(fa)に含まれており、このため、文字原稿の背景パターンに周波数f3の背景パターン(図19(a))を用いると、背景パターンが強調されてしまう。その結果、背景パターンの濃度が濃くなり、地紋画像としての効果がなくなってしまう。したがって、濃度が減衰する周波数f4の背景パターンを採用する必要がある。
文字用の地紋画像には、図18(a)の周波数f1の潜像パターンと図19(b)の周波数f4の背景パターンを用いるとよい。そうすることで、複写時には、文字モードのフィルタ特性(図17(b))に示すように、周波数f1の潜像パターンと周波数f4の背景パターンに濃度差が生じ、複写物に潜像パターンが現れる。
一方、写真(イメージ)原稿を複写する場合、複写モードは写真モードである。この写真モードのフィルタ特性は、図17(c)に示すように周辺画素と平均化してなだらかにする特性である。このため、周波数f1の潜像パターン(図18(a))と周波数f3の背景パターン(図19(a))を用いると、潜像パターンと背景パターンの濃度差がほとんどなくなってしまい、地紋画像としての効果がなくなってしまう。したがって、濃度がピークとなる周波数f2の潜像パターンと濃度が減衰する周波数f4の背景パターンとする必要がある。
イメージ用の地紋画像には、図18(b)の周波数f2の潜像パターンと図19(b)の周波数f4の背景パターンを用いるとよい。そうすることで、複写時に、写真モードのフィルタ特性(図17(c))に示すように、周波数f2の潜像パターンと周波数f4の背景パターンに濃度差が生じ、複写物に潜像パターンが現れる。
以上説明したように、本発明によれば、原稿の内容に応じて、最適な潜像パターンおよび背景パターンを選択し、地紋画像を生成する。このため、複写時の複写モードの影響により、背景部が消えないもしくは薄くならずに地紋画像に隠された画像が浮き出ず偽造抑制効果をなさないような地紋画像の印刷を、低減させることが可能となる。
[実施例2]
次に、図面を参照しながら、本発明に関わる実施例2について説明する。
実施例2では、実施例1で説明した入力原稿種類判別処理において、ユーザインターフェイスを用いて入力原稿種類を判別する方法について説明する。
図20は、実施例2における地紋印刷モードを設定するユーザインターフェイスの一例を示す図である。ユーザインターフェイスには、AUTO、文字原稿(文字モード)、図形原稿(図形モード)、写真(イメージ)原稿(写真モード)の4つの地紋印刷モードの選択肢を持つ。ユーザは、その中から、1つのモードを選択する。このユーザインターフェイスは、ディスプレイ上もしくは、印刷装置のパネル等の表示装置に表示される。
図21は、図20に示したユーザインターフェイスを用いて、ユーザが地紋印刷モードを選択した時の、入力原稿種類判別部102の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、最初に、図20のユーザインターフェイスにより設定された地紋印刷モードが、AUTOか否かを判断する(ステップS2101)。そして、AUTOであると判断された場合は、図13のフローチャートで示した入力原稿種類判別処理により入力原稿の種類を判別し(ステップS2102)、処理を終了する。
一方、ステップS2101において、AUTOではないと判断された場合は、地紋印刷モードが文字モードであるか否かを判断する(ステップS2103)。そして、文字モードであると判断された場合は、入力原稿の種類を文字原稿に設定し(ステップS2104)、処理を終了する。
一方、ステップS2103において、文字モードではないと判断された場合は、地紋印刷モードが図形モードであるか否かを判断する(ステップS2105)。そして、図形モードであると判断された場合は、入力原稿の種類を図形原稿に設定し(ステップS2106)、処理を終了する。
一方、ステップS2105において、図形モードではないと判断された場合は、地紋印刷モードが写真モードであるか否かを判断する(ステップS2107)。そして、写真モードであると判断された場合は、入力原稿の種類をイメージ原稿に設定し(ステップS2108)、処理を終了する。
以降、実施例1において、図1を参照して説明した地紋合成印刷装置の内部処理と同様の処理が行われる。
[実施例3]
次に、図面を参照しながら本発明に係る実施例2について詳細に説明する。
実施例3では、実施例1、実施例2で説明した夫々の処理をコンピュータにより実行させるものである。
図22は、実施例3におけるコンピュータの基本構成を示すブロック図である。例えば、このコンピュータにおいて、実施例1における印刷部(又は印刷部のプリンタエンジン)を除く全ての機能を実行する場合、各機能構成をプログラムにより表現し、このコンピュータに読み込ませることで、これらの機能を実現することができる。
図22において、2201はCPUであり、RAM2202やROM2203に格納されているプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行うと共に、実施例1、実施例2で説明した各処理を行う。2202はRAMであり、外部記憶装置2208からロードされたプログラムやデータ、他のコンピュータシステム2214からI/F(インターフェース)2213を介してダウンロードしたプログラムやデータを一時的に記憶するエリアを備える。このRAM2202は、さらに、CPU2201が各種の処理を行うために必要とするエリアを備える。
2203はROMであり、コンピュータの機能プログラムや設定データなどを記憶する。2204はディスプレイ制御装置で、画像や文字等をディスプレイ2205に表示させるための制御処理を行う。2205はディスプレイであり、画像や文字などを表示する。尚、ディスプレイとしてはCRTや液晶画面などが適用可能である。
2206は操作入力デバイスであり、キーボードやマウスなどCPU2201に各種の指示を入力することのできるデバイスにより構成されている。尚、手動で潜像背景領域指定画像などを入力する場合には、この操作入力デバイス2206を介してこれらを入力することができる。2207は操作入力デバイス2206を介して入力された各種の指示等をCPU2201に通知するためのI/Oである。
2208はハードディスクなどの大容量情報記憶装置として機能する外部記憶装置である。この外部記憶装置2208は、OS(オペレーティングシステム)や実施例1,2の処理をCPU2211に実行させるためのプログラム、背景ディザマトリクス、潜像ディザマトリクス、生成された地紋画像、入力原稿画像などを記憶する。また、外部記憶装置2208への情報の書き込みや外部記憶装置2208からの情報の読み出しはI/O2209を介して行われる。
2211は文書や画像を出力するためのプリンタであり、出力データはI/O2212を介してRAM2202、もしくは外部記憶装置2208から送られる。尚、文書や画像を出力するためのプリンタとしては、例えばインクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ、熱転写型プリンタ、ドットインパクトプリンタなどが挙げられる。
2230はCPU2201、ROM2203、RAM2202、I/O2212、I/O2209、ディスプレイ制御装置2204、I/F2213、I/O2207を接続するためのバスである。
尚、実施例3では、地紋合成印刷装置の印刷部を除く処理をコンピュータにより実行しているが、プリンタ内部の専用のハードウェア回路を用いてコンピュータで行う処理を代行しても良い。
また、以上説明した実施例は、何れも本発明を実施する際に具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を利用することでも達成される。すなわち、この記録媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。このプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードは、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込むことができる。この機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどは、上記メモリに書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能を実現することができる。本発明は、このようにして実現される場合も含まれることは言うまでもない。
地紋合成印刷装置の内部構成を示すブロック図である。 地紋画像生成部101の内部処理手順を示すフローチャートである。 4×4の渦巻き型ディザマトリクスの一例を示す図である。 図3の4×4の渦巻き型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られるパターン(ドット配置)を表す図である。 4×4のBayer型ディザマトリクスの一例を示す図である。 図5の4×4のBayer型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られるパターン(ドット配置)を表す図である。 入力画像信号をディザマトリクスで閾値処理して得られるパターンの黒画素の面積比率と、パターンを印刷した時の濃度との関係を表す図である。 図1の地紋合成印刷装置を用いて地紋画像を生成する様子を示す模式図である。 潜像背景領域指定画像115の一例を示す図である。 潜像パターン114及び背景パターン116の一例を示す図である。 地紋生成部101で生成された地紋画像の一部を示す図である。 入力原稿画像と地紋画像の合成処理を示す模式図である。 入力原稿種類判別の手順を示すフローチャート 潜像パターン保持部の構成を示すブロック図である。 背景パターン保持部の構成を示すブロック図である。 複写機による複写の内部処理を示すブロック図である。 各複写モードのデジタルフィルタ特性を示す図である。 潜像パターンの一例を示す図である。 背景パターンの一例を示す図である。 地紋印刷モードの設定ユーザインターフェイスを示す図である。 地紋印刷モードの設定時の入力原稿種類判別部の処理の手順を示すフローチャートである。 実施例3におけるコンピュータの基本構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 地紋画像生成部
102 入力原稿種類判別処理部
103 原稿データ処理部
104 合成部
105 印刷データ処理部
106 印刷部
107 潜像パターン選択部
108 背景パターン選択部
1602 原稿読取部
1603 デジタルフィルタ処理部
1604 画像形成部
1605 印刷部

Claims (13)

  1. 地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンを保持する潜像パターン保持手段と、
    地紋画像の背景部を構成する背景パターンを保持する背景パターン保持手段と、
    入力原稿画像の種類を判別する原稿種類判別手段と、
    前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記潜像パターン保持手段により保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択する潜像パターン選択手段と、
    前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記背景パターン保持手段により保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択する背景パターン選択手段と、
    前記潜像パターン選択手段により選択された潜像パターンと、前記背景パターン選択手段により選択された背景パターンとを用いて地紋画像を生成する地紋画像生成手段と、
    前記地紋画像生成手段により生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する合成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記潜像パターン保持手段と前記背景パターン保持手段の2つのパターン保持手段は、両方もしくはいずれかのパターン保持手段が複数の潜像パターンもしくは背景パターンを保持することを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  3. 複数のパターンを保持する前記パターン保持手段は、低い線数の網点で構成するパターンから高い線数の網点で構成するパターンまでの、異なる線数の複数のパターンを保持することを特徴とする請求項2の情報処理装置。
  4. 前記原稿種類判別手段は、
    入力原稿画像を構成する個々の要素の種類を判別する要素種類判別手段と、
    前記要素種類判別手段により判別された要素の種類を集計する要素集計手段と、
    前記要素集計手段により集計された結果に基づいて、入力画像原稿の種類を決定する原稿種類決定手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記要素種類判別手段は、入力原稿画像を構成する個々の要素が、文字、図形、イメージのいずれであるかを判別することを特徴とする請求項4の情報処理装置
  6. 前記要素集計手段は、前記要素種類判別手段により判断された要素の種類を集計することにより、要素の種類毎に入力原稿画像に占める割合を算出することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記原稿種類判別手段は、入力原稿画像の種類を、前記要素集計手段により集計された結果に基づいて、入力原稿画像に占める割合が文字領域が一番大きい場合には文字画像、図形領域が一番大きい場合には図形画像、イメージ領域が一番大きい場合にはイメージ画像と判断することを特徴とする請求項5の情報処理装置。
  8. 前記潜像パターン選択手段は、前記合成手段により合成された画像を印刷した印刷物を入力原稿画像の種類に適した複写の設定で複写した場合に潜像部が複写される潜像パターンを選択し、
    前記背景パターン選択手段は、前記合成手段により合成された画像を印刷した印刷物を入力原稿画像の種類に適した複写の設定で複写した場合に背景部が消える背景パターンを選択することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 入力原稿画像の種類を設定するユーザインターフェイスをさらに備え、前記原稿種類判別手段は、前記ユーザインターフェイスにより設定された種類を入力原稿画像の種類として設定可能としたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンを保持する潜像パターン保持手段と、
    地紋画像の背景部を構成する背景パターンを保持する背景パターン保持手段と、
    入力原稿画像の種類を判別する原稿種類判別手段と、
    前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記潜像パターン保持手段により保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択する潜像パターン選択手段と、
    前記原稿種類判別手段により判別された入力原稿画像の種類に基づいて、前記背景パターン保持手段により保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択する背景パターン選択手段と、
    前記潜像パターン選択手段により選択された潜像パターンと、前記背景パターン選択手段により選択された背景パターンとを用いて地紋画像を生成する地紋画像生成手段と、
    前記地紋画像生成手段により生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する合成手段と、
    前記地紋画像合成手段により合成された画像を印刷する印刷手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 情報処理装置において、潜像部と背景部とを含む地紋画像を生成し、生成した地紋画像を入力原稿画像に合成する方法であって、
    入力原稿画像の種類を判別する原稿種類判別工程と、
    前記原稿種類判別工程において判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の潜像部を構成する潜像パターンであって予め保持されている潜像パターンから1つの潜像パターンを選択する潜像パターン選択工程と、
    前記原稿種類判別工程において判別された入力原稿画像の種類に基づき、地紋画像の背景部を構成する背景パターンであって予め保持されている背景パターンから1つの背景パターンを選択する背景パターン選択工程と、
    前記潜像パターン選択工程において選択された潜像パターンと、前記背景パターン選択工程において選択された背景パターンとを用いて地紋画像を生成する地紋画像生成工程と、
    前記地紋画像生成工程において生成された地紋画像と入力原稿画像とを合成する合成工程とを含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の方法を情報処理装置に実行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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