JP5082630B2 - 連続鋳造機における2次冷却水噴射方法 - Google Patents

連続鋳造機における2次冷却水噴射方法 Download PDF

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本発明は、連続鋳造機にて2次冷却水をスプレーノズルから鋳片に噴射する方法に関し、特にスプレーノズルの詰まりを防止しながら2次冷却水を噴射する方法に関するものである。
連続鋳造機は、鋳型の上方から溶鋼を供給しつつ、下方へ鋳片を連続的に引き抜く装置であり、図5にその要部を模式的に断面図として示す。
連続鋳造機では図5に示すように、タンディッシュ1内に収容した溶鋼2を鋳型3に供給して冷却(いわゆる1次冷却)し、周辺部を凝固させた鋳片5(いわゆる凝固シェル)を形成しながら、ロール4の駆動力によって下方へ引き抜く。鋳型3の下方へ引き抜かれた鋳片5は、周辺部は凝固しているが、中心部には未凝固の溶鋼2が残存しているので、鋳片5をさらに冷却(いわゆる2次冷却)する必要がある。なお、ここでは鋳型3の下方へ引き抜かれた凝固シェルで囲まれ中心部に溶鋼2が残存する状態と中心部まで凝固した状態を総称して鋳片5と記す。2次冷却は、ロール4の間に配設されたスプレーノズル(図示せず)から冷却水(いわゆる2次冷却水)を鋳片5に噴射して行なうものであり、鋳型3の下側から鋳片5を切断する切断機6の入側までの2次冷却帯Aで行なわれる。
図4は、2次冷却水をスプレーノズルに供給する例を模式的に示す斜視図である。図4に示すように、2次冷却水10はヘッダー7内を流通し、ヘッダー7から分岐するスプレー配管8に導入される。スプレー配管8の先端にはスプレーノズル9が配設されており、そのスプレーノズル9から2次冷却水10が鋳片(図示せず)に噴射される。なお、図4には2次冷却水10を下方に噴射する例を示したが、スプレーノズル9と鋳片との位置関係に応じて、スプレー配管8を適宜湾曲させて2次冷却水10の噴射方向を調整することによって、2次冷却の効率向上が可能である。
2次冷却水10は工場用環水を使用するので、様々な異物(たとえばスケール,モールドパウダー等)が混入している。これらの異物はヘッダー7内で沈降して堆積する。したがって、図4に示すようにヘッダー7の下部からスプレー配管8を分岐(たとえば特許文献1参照)すると、異物が2次冷却水10とともにスプレー配管8内に流入し、スプレーノズル9の詰まりが生じる原因になる。スプレーノズル9の詰まりは、2次冷却の効率低下を招く。
そこで、スプレーノズル9の詰まりが発生したとき直ちに対処するために、スプレーノズル9の詰まりを検出する技術が種々検討されている。
たとえば特許文献2には、ヘッダー内の2次冷却水とスプレーノズル内の2次冷却水との温度差を監視することによって、スプレーノズルの詰まりを検出する技術が開示されている。特許文献3には、スプレーノズル内の水圧を監視することによって、スプレーノズルの詰まりを検出する技術が開示されている。これらの技術はいずれもスプレーノズルの詰まりを検出する技術であり、詰まりが発生した後、復旧作業(たとえばスプレーノズルの交換,配管内の清掃等)のために操業を停止せざるを得ない。
スプレーノズルの詰まりを防止する技術も種々検討されている。
たとえば、2次冷却水に薬剤を添加し、pH等の水質を制御して水処理設備や配管からのスケールの発生を抑制する技術が検討されている。しかしこの技術は、添加した薬剤が効果を発揮するためには工場用環水としての循環経路を一巡しなければならないので、薬剤の効果が得られるまでに長時間を要し、2次冷却水の水質を安定させることは困難である。
また、2次冷却水の循環経路にストレーナーを設置して、異物を除去する技術も検討されている。しかしこの技術は、ストレーナーの網目を細かくすると圧損が大きくなるので、網目を選択する上で制約を受ける。そのため、微細な異物の除去は困難であり、スプレーノズルの詰まりを十分に防止できない。
実開昭59-114250号公報 特開2003-170256号公報 特開平5-309465号公報
本発明は、連続鋳造機にて簡便な手段でスプレーノズルの詰まりを防止しながら2次冷却水を鋳片に噴射する方法を提供することを目的とする。
本発明は、連続鋳造機にてスプレー配管の先端に配設されたスプレーノズルから2次冷却水を鋳片に噴射する2次冷却水噴射方法において、2次冷却水を略鉛直方向を中心軸として下向きに噴霧させ、2次冷却水が流通するヘッダーの垂直断面の中心点を通る水平面より上方からスプレー配管を分岐して湾曲させ、2次冷却水をヘッダーからスプレー配管を経てスプレーノズルに供給して鋳片に噴射する2次冷却水噴射方法である。
本発明の2次冷却水噴射方法においては、前記した垂直断面におけるヘッダーの最下位置Pb と最上位置Pt との距離をh1 とし、ヘッダーからスプレー配管が分岐する部位の中心位置Pc とヘッダーの最下位置Pb との距離をh2 とし、h2 /h1 値が0.7以上であることが好ましい。
また、2次冷却水が流通する、略水平方向に配設されるのヘッダーの最下流端面を閉塞し、2次冷却水の流通方向の最下流側に配設されるスプレー配管がヘッダーから分岐する部位の中心位置Pceとヘッダーの最下流端面との距離をLとし、距離h1 と距離Lから算出されるL/h1 値が1.0以上であることが好ましい。なお、距離h1 はヘッダーの直径に相当する。
さらに、ヘッダーの最下流端面に閉塞部材を着脱可能に装着することが好ましい。
本発明によれば、簡便な手段でスプレーノズルの詰まりを防止しながら2次冷却水を鋳片に噴射できる。
図1は、連続鋳造機にて本発明を適用するにあたってヘッダーからスプレー配管を分岐する例を模式的に示す斜視図である。図1には2次冷却水10を下方に噴射する例を示したが、スプレーノズル9と鋳片(図示せず)との位置関係に応じて、スプレー配管8を適宜湾曲させて2次冷却水10の噴射方向を調整することによって、2次冷却の効率向上が可能である。スプレー配管8がヘッダー7から分岐する部位の中心位置Pc を通る垂直断面の例を図2に示す。
図2に示すように、スプレー配管8はヘッダー7の当該垂直断面における中心点Bを通る水平面より上方から分岐する。このようにして、ヘッダー7の底部に堆積した異物11が2次冷却水10とともにスプレー配管8に流入するのを防止する。
スプレー配管8がヘッダー7から分岐する部位における水平面とスプレー配管8とのなす角度θは特に限定しない。なお、スプレー配管8とヘッダー7の加工と接合の作業性を考慮すると、図3に示すようにスプレー配管8をヘッダー7から放射状に分岐させることが望ましい。
このようにして、ヘッダー7の底部に堆積した異物11が2次冷却水10とともにスプレー配管8に流入するのを防止する。ただし、中心点Bを通る水平面より上方であっても、ヘッダー7からスプレー配管8を分岐させる位置に応じて、異物11がスプレー配管8内に流入するのは避けられない。
そこで発明者は、スプレー配管8をヘッダー7から分岐させる位置とスプレーノズル9の詰まりの発生頻度との関係を調査した。
図3に示す垂直断面におけるヘッダー7の最下位置Pb と最上位置Pt との距離をh1 とし、分岐部位の中心位置Pc とヘッダー7の最下位置Pb との距離をh2 として、h2 /h1 値を0〜1の範囲で変化させてスプレー配管8をヘッダー7から分岐させた。h2 /h1 =0(すなわちh2 =0)は、図4に示すようにヘッダー7の最下位置Pb からスプレー配管8を分岐させることを意味する。h2 /h1 =1(すなわちh2 =h1 )は、ヘッダー7の最上位置Pt からスプレー配管8を分岐させることを意味する。
2 /h1 値を変化させてスプレー配管8をヘッダー7から分岐させ、連続鋳造機を24ケ月稼動した。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。スプレーノズル9の詰まりの発生頻度とh2 /h1 値との関係を図6に示す。なお図6におけるスプレーノズル9の詰まりの発生頻度は、h2 /h1 =0のスプレー配管8の先端に配設されたスプレーノズル9の詰まりの発生回数を指数1.0として、それに対する比率で示す。
図6から明らかなように、h2 /h1 ≧0.5(すなわち中心点Bを通る水平面より上方)の範囲でスプレーノズルの詰まりの発生頻度が低下している。好ましくはh2 /h1 ≧0.6である。さらに好ましくはh2 /h1 ≧0.7である。h2 /h1 ≧0.8が最も好ましい。
なお連続鋳造機の立地条件等に応じて、2次冷却水10が流通する方向のヘッダー7の最下流端面12を閉塞する場合がある。以下では図7を参照して、最下流端面12を閉塞したヘッダー7の最上位置Pt からスプレー配管8を分岐させる例(すなわちh2 /h1 =1の例)について説明する。この例では、ヘッダー7の最上位置Pt とスプレー配管8がヘッダー7から分岐する部位の中心位置Pc は一致する。また、最下流側に配設されるスプレー配管に符号8eを付して他のスプレー配管と区別し、かつスプレー配管8eが分岐する部位の中心位置に符号Pceを付す。
図7に示すように、最下流端面12を閉塞したヘッダー7では異物11が最下流端面12の内側に多量に堆積する。しかも、閉塞された最下流端面12に2次冷却水10が衝突して逆流するので、その2次冷却水10の逆流によって異物11は常に巻き上げられる。最下流側に配設されるスプレー配管8eがヘッダー7から分岐する部位の中心位置Pceとヘッダー7の最下流端面12と距離Lが長い場合は、巻き上げられた異物11が最下流側に配設されるスプレー配管に符号8e内に流入する惧れはない。しかし距離Lが短い場合は、巻き上げられた異物11がスプレー配管に符号8e内に流入し、スプレーノズル9の詰まりを発生させる。
そこで発明者は、最下流端面12を閉塞されたヘッダー7における距離Lと異物の堆積状況との関係を調査した。すなわち、連続鋳造機に設置される最下流端面12を閉塞された複数のヘッダー7に、距離Lを変化させてスプレー配管8e,8を配設して1年間操業し、最下流側に配設されるスプレー配管8eに対向する位置のヘッダー7底部に堆積した異物11の厚みTを測定した。その結果を図8に示す。ただし図8では、複数のヘッダー7を用いて調査したので、距離Lの指標として距離h1 を用いて算出されるL/h1 値を採用する。また厚みTの指標として距離h1 を用いて算出されるT/h1 値を採用する。距離h1 は、既に説明した通り、ヘッダー7の最下位置Pb と最上位置Pt との距離であるから、ヘッダー7の直径に相当する。
図8から明らかなように、L/h1 値が1.0以上であれば、T/h1 値がゼロ(すなわちT=0)となる。つまりヘッダー7の最下流端面12を閉塞し、L/h1 値が1.0以上となるようにスプレー配管8eをヘッダー7から分岐させれば、スプレー配管8e内に異物11が流入するのを防止でき、さらに最下流端面12から遠ざかる位置に配設されるスプレー配管8に異物11が流入するのを防止できる。
ただしL/h1 値を1.0以上として、スプレー配管8eおよびスプレー配管8に異物11が流入するのを防止できる期間は1年間である。1年を超えて継続的に連続鋳造機を稼動すると、異物11の堆積量が増大していき、スプレー配管8eやスプレー配管8に対向する位置のヘッダー7底部にも異物11が堆積するようになる。したがって、ヘッダー7の最下流端面12の内側に堆積した異物11を定期的に除去する必要がある。そのため、ヘッダー7の最下流端面12に閉塞部材を着脱可能に装着することが好ましい。連続鋳造機を稼動する際には閉塞部材をヘッダー7の最下流端面12に取り付けて閉塞する。一方、異物11を除去する際には閉塞部材を取り外して作業を行なう。
<実施例1>
連続鋳造機にてh2 /h1 =1でスプレー配管8を、図3に示すように放射状にヘッダー7から分岐させ、24ケ月稼動した。角度θは90°(すなわちh2 =h1 )とした。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。これを発明例1とする。
一方、h2 /h1 =0でスプレー配管8をヘッダー7から分岐させ、24ケ月稼動した。角度θは−90°(すなわちh2 =0)とした。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。これを従来例1とする。
発明例1と従来例1について、スプレーノズルの詰まりの発生頻度とそれに伴う配管掃除の回数,所要時間を調査した。その結果を表1に示す。
Figure 0005082630
表1から明らかなように、発明例1ではスプレーノズルの詰まりは発生しなかった。一方、従来例1ではスプレーノズルの詰まりが平均1回/月の頻度で発生し、それに伴って平均40分/月の掃除が必要であった。
<実施例2>
連続鋳造機にて、図7に示すようにヘッダー7の最下流端面12を閉塞し、h2 /h1 =1でスプレー配管8をヘッダー7から放射状に分岐(角度θは90°)させた。なお、距離h1 と距離Lから算出されるL/h1 値は2.0とした。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。これを発明例2とする。
また、発明例2と同じ連続鋳造機に設置された他のヘッダー7の最下流端面12を閉塞し、L/h1 値を0.1としてh2 /h1 =1でスプレー配管8をヘッダー7から放射状に分岐させた。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。これを発明例3とする。
一方、発明例2と同じ連続鋳造機に設置された他のヘッダー7の最下流端面12を閉塞し、h2 /h1 =0でスプレー配管8をヘッダー7から放射状に分岐(角度θは−90°)させた。L/h1 値は2.0とした。ヘッダー7内を流通する2次冷却水10の流速は平均2.2m/秒であった。これを従来例2とする。
発明例2,3と従来例2について、ヘッダー7内の異物11の除去を行なわず1年間継続的に稼動し、スプレーノズルの詰まりを調査した。その結果を表2に示す。
Figure 0005082630
表2から明らかなように、発明例2ではスプレーノズルの詰まりは発生しなかった。発明例3では、L/h1 値が小さいのでスプレーノズルの詰まりが20%の割合で発生した。従来例2では、L/h1 値は1.0以上であるが、ヘッダー7の中心点Bを通る水平面より下方で分岐させた(すなわちh2 /h1 値が小さい)ので、スプレーノズルの詰まりが30%の割合で発生した。なお表2中のスプレーノズルの詰まりが発生した割合は、それぞれのヘッダー7から2次冷却水10を供給されるスプレーノズルの個数に対する詰まりが発生したスプレーノズルの個数の割合を百分率で示した値である。
本発明を適用してヘッダーからスプレー配管を分岐する例を模式的に示す斜視図である。 スプレー配管がヘッダーから分岐する部位の中心位置Pc を通る垂直断面の例を示す断面図である。 スプレー配管がヘッダーから分岐する部位の中心位置Pcを通る垂直断面の他の例を示す断面図である。 2次冷却水をスプレーノズルに供給する従来の例を模式的に示す斜視図である。 連続鋳造機の要部を模式的に示す断面図である。 2 /h1 値とスプレーノズルの詰まりの発生頻度との関係を示すグラフである。 最下流端面を閉塞したヘッダーから本発明を適用してスプレー配管を分岐する例を模式的に示す断面図である。 最下流端面からの距離Lと堆積した異物の厚みとの関係を示すグラフである。
符号の説明
1 タンディッシュ
2 溶鋼
3 鋳型
4 ロール
5 鋳片
6 切断機
7 ヘッダー
8 スプレー配管
8e 最下流側に配設されるスプレー配管
9 スプレーノズル
10 2次冷却水
11 異物
12 最下流端面
A 2次冷却帯
B ヘッダーの中心点
C ヘッダーの中心点を通る水平面とヘッダーとの交点
t ヘッダーの最上位置
b ヘッダーの最下位置
c スプレー配管がヘッダーから分岐する部位の中心位置
ce最下流側に配設されるスプレー配管がヘッダーから分岐する部位の中心位置

Claims (4)

  1. 連続鋳造機にてスプレー配管の先端に配設されたスプレーノズルから2次冷却水を鋳片に噴射する2次冷却水噴射方法において、前記2次冷却水を略鉛直方向を中心軸として下向きに噴霧させ、前記2次冷却水が流通するヘッダーの垂直断面の中心点を通る水平面より上方から前記スプレー配管を分岐して湾曲させ、前記2次冷却水を前記ヘッダーから前記スプレー配管を経て前記スプレーノズルに供給して前記鋳片に噴射することを特徴とする2次冷却水噴射方法。
  2. 前記垂直断面における前記ヘッダーの最下位置Pb と最上位置Pt との距離をh1 とし、前記ヘッダーから前記スプレー配管が分岐する部位の中心位置Pc と前記ヘッダーの最下位置Pb との距離をh2 とし、h2 /h1 値が0.7以上であることを特徴とする請求項1に記載の2次冷却水噴射方法。
  3. 前記2次冷却水が流通する、略水平方向に配設される前記ヘッダーの最下流端面を閉塞し、前記2次冷却水の流通方向の最下流側に配設されるスプレー配管が前記ヘッダーから分岐する部位の中心位置Pceと前記ヘッダーの最下流端面との距離をLとし、前記距離h1 と前記距離Lから算出されるL/h1 値が1.0以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の2次冷却水噴射方法。
  4. 前記ヘッダーの最下流端面に閉塞部材を着脱可能に装着することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の2次冷却水噴射方法。
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