JP5082291B2 - 燃料電池装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料として液体燃料が使用され、電解質膜を燃料極と空気極とで挟んだ燃料電池と、該液体燃料を該燃料電池へ供給する燃料供給路を燃料極側セパレータと前記燃料極とで形成する燃料電池装置に関する。
近年の情報化社会の到来とともに、パーソナルコンピュータ等の電子機器で扱う情報量が飛躍的に増大し、それに伴い、電子機器の消費電力も著しく増加してきた。特に、携帯型の電子機器では、処理能力の増加に伴って消費電力の増加が問題となっている。現在、このような携帯型の電子機器では、一般的にリチウムイオン電池が電源として用いられているが、リチウムイオン電池のエネルギー密度は理論的な限界に近づいている。そのため、携帯型の電子機器の連続使用期間を延ばすために、CPUの駆動周波数を抑えて消費電力を低減しなければならないという制限があった。
このような状況の中で、リチウムイオン電池に変えて、エネルギー密度が大きく、熱交換率の高い燃料電池を電子機器の電源として用いることにより、携帯型の電子機器の連続使用期間が大幅に向上することが期待されている。
燃料電池の中でも特に(1)構造が簡単、(2)水素スタンドなどの大規模なインフラ整備を要することなく燃料の入手が容易、(3)低コスト、低温での動作が可能などの点から、例えば携帯機器(ノート形パーソナルコンピュータ、携帯電話器等)向けの燃料電池として適していると言える直接メタノール形燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)が注目されており、盛んに研究されている。
DMFC型燃料電池を採用した燃料電池装置は燃料供給の方法により二つのタイプに分類される。一つはアクティブ型と呼ばれるもので、電池への燃料供給をポンプにより行うタイプであり、もう一つはパッシブ型と呼ばれるもので、ポンプを用いずに毛細管力等により燃料を供給するタイプである。
ここでDMFCの反応式を示す。
燃料極側での反応:CH3OH+H2O→CO2+6e-+6H+
空気極側での反応:(3/2)O2+6H++6e-→3H2
全反応 :CH3OH+(3/2)O2→CO2+2H2
上記燃料極側での反応式によれば、メタノールと水は等モルで反応し、CO2と2分子のH2Oを生成する。ところが実際に燃料極に供給される燃料には通常濃度が3〜5%と低濃度のメタノール水溶液が用いられる。その理由は、メタノールが燃料極で上記の反応を起こさないまま電解質膜を透過して空気極へ到達してしまうクロスオーバーという現象を防ぐためである。クロスオーバー現象は燃料中のメタノール濃度が高いほど起こりやすい。このようなクロースオーバー現象が発生すると、DMFCの二つの極(燃料極及び空気極)のうち燃料極で起こるべきメタノールの反応が空気極でも起こり、燃料の無駄と空気極側の電位低下による電池効率の著しい低下が起こる。従って、通常上記の低濃度のメタノール水溶液が用いられる。
このようにDMFCでは燃料極へ低濃度メタノール水溶液を供給するのであるが、前記のアクティブ型燃料電池装置では、空気極側で生成される水及び燃料極側からの移動液を回収してこの回収液で高濃度メタノール水溶液を希釈しながら燃料極に供給する燃料希釈循環形のシステムを構築することが可能である。
一例として図1の発電システムを示すことができる。図1のシステムでは、通電されるべき負荷Lが燃料電池Cに接続されており、電池の外部に燃料タンクt1、回収タンクt2及びミキサー(混合タンク)MXが設けられていて、これらは配管により燃料電池Cに接続されている。燃料電池Cの空気極側で生成される水及び燃料極側からの移動液はポンプPM3で回収タンクt2へ回収される。発電にあたっては、燃料タンクt1からポンプPM1で高濃度メタノール水溶液を、回収タンクt2からポンプPM2で水を含む希釈用液を、それぞれミキサーMXへ供給し、そこでそれらを混合することで高濃度メタノール水溶液を希釈しつつ、該希釈されたメタノール水溶液を電池の燃料極へ供給する。燃料極へ供給された燃料のうち過剰分は回収タンクt2へ回収される。
燃料極へ供給する燃料中のメタノール濃度を適正化するために、ミキサーMXから燃料電池Cへ向かう燃料のメタノール濃度を濃度検出センサDSで検出し、この検出値に基づいてコントローラCONTがポンプPM1、PM2の動作をコントロールしている。これによりミキサーMXへ供給する高濃度メタノール水溶液の量と希釈液の量の割合を調整することが可能となる。また、負荷を検知することによって希釈濃度、供給量、供給時間をコントロールすることも可能である。
一方、DMFCの課題のひとつに、燃料極で反応により発生する炭酸ガスが、触媒層表面に滞留したり、燃料の供給流路中に滞留することで、燃料が触媒層で反応することを妨げたり、燃料が触媒層表面内で不均一に反応することがあげられる。これにより、反応効率、ひいては発電効率、そして出力密度を低下させることとなる。
この対応として、燃料液を多量に流すことで炭酸ガスを下流へと押流し燃料流路の出口や回収タンクに通気孔や気液分離部を設け除去する方法を行ってきた。しかし、炭酸ガスの気泡が通気孔や気液分離部に辿り着くまでの間、燃料拡散に悪影響を及ぼし、発電効率の低下がおきる。この発電効率の低下を補うため、燃料液をさらに多量に流す方法もあるが、ポンプ等の燃料供給補助機構での消費電力が増大するという問題が新たに発生する。
この課題解決のために特許文献1のようにメタノールを電極部分で気化させる技術が提案されている。また、特許文献2のようにメタノールを霧化させる技術も提案されている。一方、特許文献3では燃料極流路の燃料極と対向する面に気液分離膜を設け、発生ガスを排気するようにした構成のものが提案されている。
特開2000−106201号公報 特開2004−152490号公報 特開2003−317773号公報
しかし、特許文献1では気化させるための熱量を与えなければならず全体のエネルギー収支から不利である。特許文献2では、超音波振動子が必要であり、装置が大きくなる。特許文献3においては、発生したガスの気泡が燃料流路を横断して排出されるため流路中や触媒層中に気泡がたまりやすく、燃料の移動を妨げ、出力密度が低下したり、燃料電池装置の姿勢により気泡に偏りができ、部分的な燃料供給不足が発生し、出力が低下するという問題がある。
本発明の目的は、電池の出力低下を防止し、小型化が可能な燃料電池装置を提供することである。
上記の本発明の目的は以下の手段によって達成することが出来る。
1.
電解質膜を燃料極と空気極とで挟んだ燃料電池と、前記燃料極に液体燃料を供給するための燃料極側セパレータと、を有する燃料電池装置において、前記燃料極側セパレータの前記燃料極側の面には、一定の間隔をおいて前記液体燃料を供給するための複数の燃料流路が設けられ、隣り合う前記複数の燃料流路の間には前記燃料極と接触する凸部が形成され、
前記燃料極側セパレータの前記凸部とは反対側に、前記燃料極で発生したガスを外部へ排出するための排出口が設けられ、前記燃料極側セパレータの内部には、前記凸部の前記燃料極との接触部と前記排出口を連結するように形成され、前記燃料極で発生したガスを前記排出口に排出する気液分離部が設けられていることを特徴とする燃料電池装置。
2.
前記気液分離部が細孔で構成されていることを特徴とする1に記載の燃料電池装置。
3.
前記気液分離部が気液分離膜で構成されていることを特徴とする1に記載の燃料電池装置。
4.
前記気液分離部が撥水処理されていることを特徴とする1乃至3の何れか1項に記載の燃料電池装置。
5.
前記気液分離部が導電処理されていることを特徴とする4に記載の燃料電池装置。
6.
前記排出口には、前記ガスを吸引する吸引機構が取り付けられていることを特徴とする1乃至5の何れか1項に記載の燃料電池装置。
7.
前記液体燃料は、マイクロポンプによって送液されることを特徴とする1乃至6の何れか1項に記載の燃料電池装置。
8.
前記マイクロポンプは、前記燃料極側セパレータを挟んで燃料極側と反対側の層の部材に配置され、前記マイクロポンプは、前記部材の面方向に配置された供給路に沿って前記液体燃料を送液することを特徴とする7に記載の燃料電池装置。
9.
前記マイクロポンプは、前記供給路に沿って配置される圧電素子によって駆動されることを特徴とする8に記載の燃料電池装置。
本発明によれば、燃料極で発生したガスを燃料電池装置内に滞留させることなく、円滑に装置外に排出することができ、燃料電池の出力の低下を防止することができる。また、本発明によれば、燃料電池装置の小型化が可能である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2は本発明の一実施形態の燃料電池装置C1を利用した発電システムを示している。
燃料電池装置C1は、燃料電池3と、燃料電池3に積層固定された第1ポンプユニット1及び第2ポンプユニット2を含んでいる。
燃料電池3は、本例では直接メタノール形燃料電池(以下、「DMFC」と言うことがある。)であり、ここでは、電解質膜31の両面に燃料極32及び空気極33を接合したMEA(Membrane Electrode Assembly)構造のものである。MEAは各種構造のものが知られているが、本例では電解質膜31は電解質高分子膜〔例えばデュポン社製ナフィオン(パーフルオロスルホン酸膜)〕であり、燃料極32は電解質膜31に接する触媒層321(例えば白金黒或いは白金合金をカーボンブラックに担持させたもの)とこれに積層されたカーボンペーパ等の電極322からなり、空気極33も電解質膜31に接する同様の触媒層331とこれに積層された同様の電極332からなっている。
第1のポンプユニット1は、部材11、12、燃料極側セパレータ13からなり、部材11にはマイクロポンプP1、P2が取り付けられており、燃料カートリッジ4と連結されており、所定濃度の燃料を燃料極32に供給する。燃料極側セパレータ13は、燃料極32に燃料を供給する燃料供給路を形成している。
第2ポンプユニット2は、部材21,22、23からなり、部材23にはマイクロポンプP3が取り付けられており、空気極33で生成した水を希釈用として、ポンプユニット1に供給する。部材21は、空気極33側のセパレータと呼ばれ、空気極33に空気を供給する通路が形成されている。
電極層322,332は燃料極或いは空気極に対向するポンプユニットの流路の形成部材(セパレータ)を導電材料で形成するか(ステンレススチールのエッチング、Ni電鋳等による形成)又は絶縁材料であれば、液体流路の形成面にスパッタリング法等の各種薄膜形成手段を利用して白金等で形成することもでき、この電極層と燃料極或いは空気極との接続には導電性接着剤を用いるか又はポンプユニットをフレーム等の構成材により加圧状態で保持してもよい。
図3は燃料電池装置C1を示しており、図3(A)は該装置の平面図、図3(B)は該装置の側面図、図3(C)は該装置の底面図である。
また、図4(A)は図3(B)のA−A線断面図、図4(B)は図3(B)のB−B線断面図、図4(C)は図3(B)のC−C線断面図、図4(D)は図3(B)のD−D線断面図、図4(E)は図3(B)のE−E線断面図、図4(F)は図3(B)のF−F線断面図である。
また、図5は、図3(B)のG−G線断面図を示す。
第1ポンプユニット1は、平坦な四角形状の部材11、12、燃料極側セパレータ13を含んでいる。これら部材は平坦形状に積層されている。部材11は、図3(A)及び図4(A)に示すように、下層の部材12に対向する面にマイクロポンプP1を含む液体燃料供給路111、マイクロポンプP2を含む希釈用液供給路112、これら両供給路にそれぞれ連通する共通の液体混合路113を有している。液体燃料供給路111、希釈用液供給路112は下層部材12へ向け開放された溝状のものであり、液体混合路113は下層部材12へ向け開放された凹所状のものである。
液体混合路113はポンプP1、P2より下流側に形成されている。液体燃料供給路111においてポンプP1より上流側の端には液体燃料供給口114が貫通形成されており、希釈用液供給路112におけるポンプP2より上流側の端には希釈用液受入れ部115が形成されている。希釈用液受入れ部115も下層部材12へ向け開放された凹所状のものである。
燃料極側セパレータ13は、図4(C)に示すように、電池3の燃料極32に対向する面に希釈液体燃料を該燃料極へ供給するための櫛状配列の溝状の複数本の希釈液燃料流路131を有しているとともに該複数本の希釈液燃料流路131に連通する共通の凹所状の希釈液燃料流路132を有している。希釈液燃料流路132から部材12側へ貫通孔133が形成されている。
また、本発明に係る気液分離部136が燃料極側セパレータ13と燃料極32との接触面に形成されている。この接触面に気液分離部136を設けることにより、燃料極32側で発生したガスを希釈液燃料流路131を経ずに外部に放出することができる。
真ん中の部材12には、図4(B)に示すように、部材11の混合路113及び燃料極側セパレータ13の貫通孔133に合致する位置に貫通孔121が形成されているとともに、部材11の希釈用液受入れ部115及び燃料極側セパレータ13の貫通孔135に合致する位置に貫通孔122が形成されている。
部材12の貫通孔121及び燃料極側セパレータ13の貫通孔133は、部材11の混合路113から燃料極側セパレータ13の希釈液体燃料通路131、132へ通じる貫通路10を形成している(図3(B)参照)。
また、部材12には、燃料極側セパレータ13に形成された気液分離部136に対応した位置に凹所状の溝を合わせることにより排気口137を形成している。排気口137は、燃料極32側で発生したガスを気液分離部136を通して装置外に排出するためのものである。
燃料極側セパレータ13に形成された気液分離部136の拡大図を図4(G)に示す。気液分離部136は、複数の微細なガス流通孔hからなり、液体の通過を阻止するように撥水処理がガス流通孔hの周辺に施してある。
図5を用いて、気液分離部136についてさらに詳しく説明する。
気液分離部136は、燃料極32と接触する燃料極側セパレータ13の凸部138(以下リブと言う)に形成し、細孔hが多数開けられている。この細孔hは、部材12の排気口137に通じており、排気口137から外部にガスを放出する。リブ138は、燃料極32と接触しているため、燃料極32で発生した炭酸ガスは、図5のNのようにリブ138に設けられた気液分離部136の方に流れ、この気液分離部136の細孔hを通して排出され、部材12に形成された凹部の溝を通じて外部に放出される。燃料極32で発生したガスが気液分離部136を通して外部に放出される経路ができるため、希釈液燃料流路131部の下部で発生したガスも気液分離部136の方に引き寄せられ、排気口137から外部に放出される。このため希釈液燃料流路131中への炭酸ガスの混入が防止され、スムーズに燃料が流れることにより、電池の出力低下を抑制することができる。
気液分離部136は、液体が水のみではなくメタノールを含む為、高い撥水性が求められる。燃料極側セパレータ13に濡れ性の悪い材質を用いてリブ138に細孔hを設けたものや、更に表面にフッ化物をコートすることで撥水作用を施したものが良い。気液分離部136の形成は、燃料極側セパレータ13にSi材を用いた場合、陽極化成を用いた方法や高密度プラズマエッチング等のディープエッチング法により形成することができる。また、アルミニウム材を用いた場合には陽極酸化法により形成することができる。
また、リブ138と燃料極32との間に細孔hを開けた気液分離膜を設け、リブ138には気液分離機能のない大きめの穴を形成したものでも良い。気液分離膜の構成としてポリテトラフルオロエチレン樹脂に細孔hを設けたものや、更に表面にフッ化物をコートすることで撥水作用を施したものが良い。この細孔hの径は液体を通さず気体のみを通すような径にしなければならない。その際、液面と接する部分の撥水性能との関係もあるが、希釈液燃料流路131内の液圧にも関係する。撥水性能が低い程、また、液圧が高い程、孔径を小さくして、液体が透過しないようにする必要がある。また、孔径を小さくしすぎると気体も透過しにくくなるので、孔径を小さくし過ぎないように調整する必要がある。
また、燃料極側セパレータ13を集電極として用いる場合がある。この場合燃料極側セパレータ13は導電性である必要があるが、単に、気液分離部136の撥水性を高めるために絶縁性のフッ化物をコートすると、燃料極32で発生した電荷を集電体としての燃料極側セパレータ13で集電することができず、集電極として機能しなくなる。それで燃料極側セパレータ13を集電極として用いる場合には、フッ化カーボンにより処理することで導電性を損なうことなく撥水性を持たせることができる。その他、細孔hの周りのみ撥水処理しそれ以外の部分で導通を取るようにしても良い。
また、燃料極32の集電性を上げるためにカーボンペーパ等の電極322の表面にスパッタや蒸着によりさらに電極層を設けたり、燃料極32と燃料極側セパレータ13との間にメッシュ状の取り出し電極層を形成し、集電体としても良い。上記取り出し電極層の材質としては、触媒、電解質に影響を与えないSUS304などのステンレス鋼、Ti、Au、Ptなどやその複合材料を用いるのが良い。
細孔hはリブ138の中心に一列に穴が開いている形状でも良いが、多数の孔を設けるとよりガス排出効果があがるので、リブ138の大部分に細孔hを開けるのが良い。複数個の細孔hを設けた面で排出することで燃料極32で発生したガスを広い範囲で均一に排出することができる。また、ガスの発生する部分と気液を分離し排出する部分とがより近くにあることで、希釈液燃料流路131へ溢れ出すガスがなくなり、更には希釈液燃料流路131中にある気体も取り込むことが容易となる。その結果、燃料極32での反応が面内で均一化され、反応密度の向上、出力密度の向上につながる。
また、排出口137の先に吸引機構を設ける構成とすることもできる。吸引機構を設けることにより、ガスの排出能力が高まり、燃料極32での反応が高出力密度である場合でも、発生したガスを速やかに排出することができるため高出力を維持することができる。近年は、電解質膜の性能が向上し、高濃度燃料液を用いてもクロスオーバーが発生しなくなってきているため、高濃度な燃料を使用することができ、出力密度も向上するが、その分、ガスの発生量も多くなる。この発生ガスの排出をスムーズに行うために、吸引機構を用いるのが良い。例えば、プロトンの水和による水移動を考えなければ、60%メタノール水の場合、液量の400倍の炭酸ガスが発生し、流路のほとんどが炭酸ガスで満たされるのでメタノール水がなかなか反応面に辿り着けない状態になるが、吸引することでスムーズな排気ができる。ガスの排出される流れに乗って、燃料が希釈液燃料流路131の下の反応部や更にリブ138下の反応部に移動し易くなり、出力密度が向上する。また、吸引機構を設けることでリブ138と燃料極32とが吸引力で引き付け合い、その間の密着力が向上する。これは、セパレータ間のMEAを加圧により狭持しない無加圧接続の場合特に効果が現れ、密着力が上がることでその間の接触抵抗が下がり高出力となる。更に吸引により減圧されることで液中に溶存している気体も気泡となり排出することができ、燃料自体の密度が上がり、反応効率が向上する。また、吸引力は気液分離部の構成とのバランスを考え設計する必要があり、吸引し過ぎると、燃料も排出することになる。燃料は通常加圧により送液されるが、この送液力と吸引力とのバランスを保つことで、燃料の無駄な排出を抑えることができ、また、燃料極への燃料の加圧が調整されるので、クロスオーバーも防止することができる。
希釈液燃料流路131の幅及びリブ138の幅は、特に限定するものではないが、約10mm以下の幅、好ましくは3mm以下の幅が良い。希釈液燃料流路131の幅が10mm以上になると希釈液燃料流路131の中央付近に対応した燃料極32で発生したガスがリブ138の気液分離部136に到達しにくくなる。また、リブ138の幅が10mm以上になるとリブ138の中央部に対応する燃料極32への燃料の供給がされにくくなる。希釈液燃料流路131の幅が10mm以下、好ましくは3mm以下の場合には、希釈液燃料流路131に対応した燃料極32で発生したガスは、効率よくリブ138の気液分離部136に到達し、出力密度が低下せず安定した出力が得られる。
また、希釈液燃料流路131には、図4(C)に示すように希釈液燃料流路131中の燃料に含まれるガスを抜くためのガス抜き孔134を設けても良い。このガス抜き孔134により、もともと存在していた、もしくは液体中に溶存していたガスやリブ138の気液分離部136では排出し切れなかったガスで希釈液燃料流路131中に溢れ出たものを排出することができる構造となっている。
燃料極32への燃料供給路として図3(B)に示すように貫通路10を通して液体燃料が希釈液燃料流路131に供給されているが、貫通路10を1カ所とせずに複数設け、複数の貫通路10から希釈液燃料流路131に供給するようにしても良い。図6に燃料極側セパレータ13の希釈液燃料流路131に対応した部分に多数の貫通孔139を開けた模式図を示す。この複数の貫通孔139を用いて希釈液燃料流路131の上面140の全面から液体燃料を供給するようにしても良い。このように希釈液燃料流路131の上面140の複数個所から液体燃料を供給することにより、液体燃料の流れが燃料極32の表面に対し垂直な方向から流れ込むこととなり、より燃料極32で発生したガスが希釈液燃料流路131中に排出されることがなく、リブ138の気液分離部136へと導かれ、また、面内の燃料濃度分布も均一化されて、効率よくガス排出がされると共に、発電効率が向上する。
また、本実施形態で説明した燃料極32に供給される液体燃料の流れは、ポンプ1、2側から燃料極32方向に向かう一方向の流れであるが、燃料極32に供給される液体燃料の一部が循環されて、再度燃料極32に供給される液体燃料循環型構造の液体燃料流路を形成しても良い。このような構造にすることで液体燃料流路中にガスが混入している場合でも滞留することが無いので、効率よく燃料極32に液体燃料を供給することができ、発電効率の低下を防止することができる。
第2ポンプユニット2は、平坦な四角形状の部材21、22、23を含んでいる。これら部材は平坦形状に積層されている。部材21は、図4(D)に示すように、燃料電池3の空気極33に対向する面に、燃料電池3における電気化学反応により生成される液体(ここでは水)及び燃料極32側から電解質膜31を通過してくる液体の通路、すなわち、櫛状に配列された溝状の複数本の通路211及び該通路に連通する共通の凹所状の通路212を有している。通路212から部材22側へ貫通孔213が形成されている。さらに、各通路211を部材外部と連通させる溝状の空気取り入り孔214が形成されており、空気取り入り孔214の間には部材22側へ貫通する貫通孔215が形成されている。
部材23は、図3(C)及び図4(F)に示すように、部材22に対向する面に、マイクロポンプP3を含む溝状の液体回収路231を有している。液体回収路231は燃料電池3における電気化学反応により生成される液体(ここでは水)及び燃料極32側から電解質膜31を通過してくる液体を回収するものである。液体回収路231のポンプP3より上流側の端には凹所状の液体受入れ部232が形成されており、ポンプP3より下流側の端には凹所状の液体排出部233が形成されている。
真ん中の部材22には、図4(E)に示すように、部材21の貫通孔213及び部材23の液体受入れ部232に合致する位置に貫通孔221が形成されているとともに、部材21の貫通孔215及び部材23の液体排出部233に合致する位置に貫通孔222が形成されている。
部材21の貫通孔213及び部材22の貫通孔221は、部材21の液体通路211、212から部材23の液体回収路231の端部に位置する液体受入れ部232へ空気極33側で生成される液体を供給する通路20を形成している(図2、図3(B)参照)。
第1ポンプユニット1における部材11の希釈用液受入れ部115、部材12の貫通孔122及び燃料極側セパレータ13の貫通孔135、燃料電池3の片側の端部に形成された貫通液体通路34(図3(B)参照)、第2ポンプユニット2における部材21の貫通孔215、部材22の貫通孔222、部材23の液体排出部233は、第2ポンプユニット2から、燃料電池3での電気化学反応により生成された水及び燃料極側からの移動液を希釈用液として第1ポンプユニット1へ供給する循環路30を形成している(図2、図3(B)参照)。
第1ポンプユニット1のマイクロポンプP1、P2、第2ポンプユニット2のマイクロポンプP3の構造はいずれも図7に示す基本構造を有するものである。
すなわち、液体を吸引するための第1絞り流路f1、液体を吐出するための第2絞り流路f2、該第1、第2の絞り流路f1、f2間のポンプ室PC、ポンプ室PCの可撓性壁(ダイアフラム)DFに設置された圧電素子PZTを含むポンプである。
圧電素子PZTに交番電圧を印加してポンプ室壁(ダイアフラム)DFを振動させることでポンプ室PCを収縮膨張させ、第1絞り流路f1からポンプ室PC内へ液体を吸引し、第2絞り流路f2からポンプ室内液体を吐出できる。
さらに説明すると、第1、第2の絞り流路f1、f2は断面積が同じ又は略同じであるが、流路f1より流路f2は長く形成されている。圧電素子PZTを駆動する交番電圧として図7(C)に示すように急峻な立ち上がり、緩やかな立ち下がりを示す交番電圧を用いる。
図7(A)に示すように、印加電圧の急峻な立ち上がり時に圧電素子によりダイアフラムDFを急激に変形させてポンプ室PCを急激に収縮させると、長い流路f2では流路抵抗により液体が層流状に流れる一方、短い流路f1では液体が乱流となり、流路f1からの液体の流出が抑制される。これにより、流路f2からポンプ室内液体を吐出することができる。
図7(B)に示すように、印加電圧の緩やかな立ち下がり時に圧電素子によりダイアフラムDFを緩やかに復帰動作させてポンプ室PCを緩やかに膨張させると、短い流路f1からはポンプ室PC内へ液体が流入する一方、このとき流路f1より流路抵抗が大きい長い流路f2からの液体吐出が抑制される。これにより、流路f1からポンプ室PC内へ液体を吸引できる。
よって、所望の送液方向において上流側に流路f1を下流側に流路f2を配置することで所望方向に送液可能である。ポンプP1、P2、P3のそれぞれは、かかる基本構造を有し、かかる動作原理で送液を行うものである。図2〜図4において、ポンプP1の圧電素子はPZT1で、ポンプP2の圧電素子はPZT2で、ポンプP3の圧電素子はPZT3で示してある。
ポンプP1、P2、P3のそれぞれの送液能力は、各ポンプにおけるポンプ室容積、圧電素子の性能、第1、第2の絞り流路の断面積及び(又は)長さ、圧電素子への印加電圧等のうち1又は2以上を適宜選択決定することで所望のものにできる。
ここでは、液体燃料と希釈用液を所定の割合で混合して希釈できるようにポンプP1、P2、P3のそれぞれの送液能力を定めてある。
なお、図7に基本構造を示すマイクロポンプは、図7(F)に示すように、圧電素子PZTに緩やかな立ち上がり、急峻な立ち下がりを示す交番電圧を印加することで、図7(D)に示すように流路f1からポンプ室内液体を吐出でき、図7(E)に示すように流路f2から液体を吸引できるが、ここでは、図7(C)に示す駆動波形を採用している。
図2に示すように、第1ポンプユニット1の部材11における液体燃料供給口114にはカートリッジタイプの燃料カートリッジ4が交換可能に接続される。
また、マイクロポンプP1、P2、P3は、それらの圧電素子に図7(C)の波形で交番電圧を印加できるポンプ駆動部5で駆動可能である。この時、マイクロポンプP1、P2の交番電界の駆動周波数は、1kHz以上50kHz以下が好ましく、より好ましくは5kHz以上40kHz以下である。
燃料電池装置C1によると、まず、第1ポンプユニット1に燃料カートリッジ4から液体燃料としてメタノール含有液(例えば高濃度メタノール水溶液)を供給するとともにポンプ駆動部5によりポンプP1〜P3の圧電素子PZT1〜PZT3にそれぞれ交番電圧を印加してそれらポンプを運転することで燃料電池3に燃料を供給する。これにより、燃料電池3で
CH3OH+(3/2)O2 →CO2 +2H2O の反応を生じさせ、それにより発電させ、燃料電池3に接続した負荷Lに通電することができる。
続いて、燃料電池3の電気化学反応により空気極33側で生成される水と燃料極32から空気極33へ移動してくる移動液が希釈用液として第2ポンプユニット2により第1ポンプユニット1へ供給され始める。第1ポンプユニット1は、燃料カートリッジ4から供給されるメタノール含有液を第2ポンプユニット2から供給されてくる希釈用液で混合希釈し、希釈液体燃料として燃料電池3に供給する。これにより、燃料カートリッジ4に収容された原燃料をもって長時間発電させることができる。
以上説明した燃料電池装置C1は、燃料極側セパレータ13と燃料極32との接触する面において、燃料極側セパレータ13のリブ138に気液分離部136を形成し、この気液分離部136を通して、燃料極32で発生したガスを燃料電池装置の外に排出するようにしたので、燃料流路や触媒層中にガスを滞留させることがない。このため、燃料極32への液体燃料の供給が十分に行われ、発電効率の低下を防止することができる。
また、本実施形態の燃料電池装置C1は、全体がコンパクトに薄型に形成されており、例えばカード状に形成することも可能であり、携帯機器等の電源として適するものである。
従来例としての燃料電池装置を用いた発電システムを示す図である。 本発明の一実施形態の燃料電池装置を利用した発電システムを示す図である。 本発明の一実施形態の燃料電池装置を示すもので、図(A)は該装置の平面図、図(B)は該装置の側面図、図(C)は該装置の底面図である。 図4(A)は図3(B)のA−A線断面図、図4(B)は図3(B)のB−B線断面図、図4(C)は図3(B)のC−C線断面図、図4(D)は図3(B)のD−D線断面図、図4(E)は図3(B)のE−E線断面図、図4(F)は図3(B)のF−F線断面図であり、図4(G)は気液分離部の拡大図である。 図3(B)のG−G線断面図を示す。 燃料極側セパレータの燃料流路に対応した部分に多数の貫通孔を開けた模式図を示す。 マイクロポンプの1例の基本構造及び動作を示すもので、図(A)は液体吐出動作を示す図、図(B)は液体吸引動作を示す図、図(C)はかかる液体の吐出動作、吸引動作のための圧電素子への印加電圧波形を示す図である。図(D)は図(A)とは反対方向への液体吐出動作を示す図、図(E)は図(B)とは反対方向の液体吸引動作を示す図、図(F)はかかる反対動作のための圧電素子への印加電圧波形を示す図である。
符号の説明
C1 燃料電池装置
3 燃料電池
31 電解質膜
32 燃料極
131 希釈液燃料流路
136 気液分離部
137 排気口
138 リブ
h 細孔

Claims (9)

  1. 電解質膜を燃料極と空気極とで挟んだ燃料電池と、前記燃料極に液体燃料を供給するための燃料極側セパレータと、を有する燃料電池装置において、
    前記燃料極側セパレータの前記燃料極側の面には、一定の間隔をおいて前記液体燃料を供給するための複数の燃料流路が設けられ、隣り合う前記複数の燃料流路の間には前記燃料極と接触する凸部が形成され、
    前記燃料極側セパレータの前記凸部とは反対側に、前記燃料極で発生したガスを外部へ排出するための排出口が設けられ、
    前記燃料極側セパレータの内部には、前記凸部の前記燃料極との接触部と前記排出口を連結するように形成され、前記燃料極で発生したガスを前記排出口に排出する気液分離部が設けられていることを特徴とする燃料電池装置。
  2. 前記気液分離部が細孔で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記気液分離部が気液分離膜で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置。
  4. 前記気液分離部が撥水処理されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の燃料電池装置。
  5. 前記気液分離部が導電処理されていることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池装置。
  6. 前記排出口には、前記ガスを吸引する吸引機構が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の燃料電池装置。
  7. 前記液体燃料は、マイクロポンプによって送液されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の燃料電池装置。
  8. 前記マイクロポンプは、前記燃料極側セパレータを挟んで燃料極側と反対側の層の部材に配置され、
    前記マイクロポンプは、前記部材の面方向に配置された供給路に沿って前記液体燃料を送液することを特徴とする請求項7に記載の燃料電池装置。
  9. 前記マイクロポンプは、前記供給路に沿って配置される圧電素子によって駆動されることを特徴とする請求項8に記載の燃料電池装置。
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