JP5081937B2 - 多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置 - Google Patents

多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置 Download PDF

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本発明は多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置に係り、特にエアで制御する多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置に関する。
航空機や自動車部品などに用いられる板厚の厚い材料に所望の口径の穿孔を加工する場合、穿孔手段として、エア駆動ドリル装置(例えば、特許文献1,2)や電気駆動ドリル装置などが用いられている。
そうした加工に際して、穿孔時間の短縮、適切なトルク調整、位置ずれの防止など、解決しなければならない課題は多く、板厚の厚い材料を効率的に加工できる穿孔装置、例えば、2層構造を有する複層材料を加工する場合には、第1層と第2層のそれぞれの加工条件に対応した多段階送り制御を行いながら穿孔する装置が考えられていた。
特開2005−161452号公報 特開2008−110473号公報
しかしながら、従来の装置においては、方向制御弁や方向を切り換えるための電磁部や油圧管路などが必要となり、全体として大型化してしまい操作性が悪化するといった課題があった。また、電気駆動ドリルや電気制御を用いる場合には、電気配線や制御盤の設置が必須となるため、付帯する種々の設備の設置費用が増加し、作業スペースが広域化してしまうといった課題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、エアで制御する多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、加工具が装着されるラムと、このラムを前進および後退させる送りエアシリンダと、この送りエアシリンダの前進および後退を切り換える前進後退用バルブと、前記送りエアシリンダに圧縮エアを供給するエア供給部と、を有する加工装置における前記ラムが前進と後退とを繰り返すように制御する多段階送り制御装置であって、往復移動体を摺動自在に内装するステップシリンダと、このステップシリンダの一端部に前記往復移動体に当接するように配設され、前記前進後退用バルブを駆動して前進する前記ラムを後退させる後退ボタンと、前記ステップシリンダの他端部に前記往復移動体に当接するように配設され、前記前進後退用バルブを駆動して後退する前記ラムを前進させる前進ボタンと、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給または停止するステップ切換バルブ(ステップシリンダスプール)と、前記往復移動体を前記他端部の方向に付勢する付勢手段と、前記エア供給部から前記前進ボタンを介して前記前進後退用バルブに導通され、当該前進ボタンの押圧により前記ラムを前進させるように当該前進後退用バルブを駆動する前進ステップ流路と、前記エア供給部から前記後退ボタンを介して前記前進後退用バルブに導通され、当該後退ボタンの押圧により前記ラムを後退させるように当該前進後退用バルブを駆動する後退ステップ流路と、前記エア供給部から前記ステップ切換バルブを介して前記ステップシリンダに導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給する第1の流路と、前記後退ステップ流路から分岐して前記ステップ切換バルブに導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを停止するように当該ステップ切換バルブを駆動する第2の流路と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、かかる構成により、エア供給部から送りエアシリンダに圧縮エアを供給して前記ラムを前進させ加工具を送りながら加工が開始されると、前記エア供給部から第1の流路を介して圧縮エアを前記ステップ切換バルブから前記ステップシリンダに供給し前記往復移動体を一端部に移動させる。
そして、往復移動体が後退ボタンに当接すると、後退ステップ流路および第2の流路を介して、前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを停止するとともに、前記ラムを後退させるように前記前進後退用バルブを駆動して当該ラムを後退させる(ステップ戻り)。一方、前記付勢手段により前記往復移動体が他端部まで移動して前進ボタンに当接すると、前進ステップ流路を介して前記前進後退用バルブを駆動して、前記ラムを前進させる(ステップ送り)。
本発明に係る多段階送り制御装置は、送りエアシリンダの前進および後退を切り換える前進後退用バルブを前進ステップ流路と後退ステップ流路を流通する圧縮エアで駆動して、前記ラムが前進と後退とを繰り返すように制御することができる。
このため、本発明によれば、電気配線や制御盤等の複雑な電気制御装置を排除して、駆動源をエアに統一することが可能となるため、装置を小型簡素化してハンドツール型の操作性のよい加工装置を実現することができ、作業効率を向上させ工数削減に寄与することができる。
このようにして、本発明に係る多段階送り制御装置は、電気配線や電気制御装置を排除することで、付帯設備の設置費用を削減し、作業スペースの広域化を回避することができ、狭いスペースでも作業性がよいので、板厚の厚い材料を効率的に加工できる加工装置を実現することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の多段階送り制御装置であって、前記エア供給部から前記ステップ切換バルブに導通され、前記第1の流路を介して前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給するように当該ステップ切換バルブを駆動する第3の流路を備えたこと、を特徴とする。
かかる構成によれば、ステップ切換バルブを駆動する第3の流路を流通する圧縮エアを制御することで、加工装置を起動してスタートボタンを押すとステップ切換バルブを開放してステップシリンダに圧縮エアを供給することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の多段階送り制御装置であって、前記エア供給部と前記前進ボタンとの間の前記前進ステップ流路に設けられ、当該前進ボタンに導通する圧縮エアを供給または停止するステップ制御バルブと、前記エア供給部から前記ステップ制御バルブに導通され、前記前進ステップ流路に圧縮エアを供給するように当該ステップ制御バルブを駆動する第4の流路と、を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、ステップ制御バルブを駆動する第4の流路を流通する圧縮エアを制御することで、加工装置を起動してスタートボタンを押すとステップ制御バルブを開放して前進ステップ流路に圧縮エアを供給することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置であって、前記前進ボタンと前記前進後退用バルブとの間から分岐して前記ステップ制御バルブまで導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給するように当該ステップ切換バルブを駆動する第5の流路を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、第5の流路を流通する圧縮エアを制御して当該ステップ切換バルブを駆動することで、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給して前記往復移動体を前記一端部に移動させて、後退ボタンを押圧することができる。
請求項5に係る発明は、請求項3に記載の多段階送り制御装置であって、前記第1の流路は、前記エア供給部から前記ステップ制御バルブを通って前記ステップ切換バルブまで導通され、前記第4の流路を介して前記ステップ制御バルブを駆動することで、前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給することを特徴とする。
かかる構成によれば、前記第1の流路を前記エア供給部から前記ステップ制御バルブを通って前記ステップ切換バルブまで導通することで、ステップ制御バルブを駆動して前記第1の流路に流通する圧縮エアを制御することができる。
このため、前記第4の流路を流通する圧縮エアを制御して前記ステップ制御バルブを駆動することで、前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを前記第1の流路を通って前記ステップシリンダに供給することができる。
請求項6に係る発明は請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置であって、前記第2の流路から前記ステップ切換バルブに導入される圧縮エアの流量を制御してステップ戻り時間を調整する流量調整手段を備えたこと、を特徴とする。
かかる構成によれば、前記ステップ切換バルブに導入される圧縮エアの流量を調整する流量調整手段を備えたことで、ステップ戻り時間を調整でき、確実にステップ動作を繰り返すことができる。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置であって、前記加工装置はエア駆動ドリル装置であり、加工具はドリルであることを特徴とする。
かかる構成によれば、エアで駆動する多段階送り制御装置でエア駆動ドリル装置を制御することで、エアのみでエア駆動ドリル装置を制御して駆動することができるため、駆動源を統一化して、装置全体を小型簡素化してハンドツール型の操作性のよい加工装置を実現することができ、作業効率を向上させ工数削減に寄与することができる。
このようにして、本発明に係るエア駆動ドリル装置は、電気配線や電気制御装置を排除することで、付帯設備の設置費用を削減し、作業スペースの広域化を回避することができ、狭いスペースでも作業性がよいので、板厚の厚い材料を効率的に加工できる。
本発明によれば、エアで制御する多段階送り制御装置、および多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るエア駆動ドリル装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る多段階送り制御装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るエア駆動ドリル装置のエア流路を示す回路図である。 エア駆動ドリル装置の動作を説明するための回路図であり、停止中のエアの状態を示す。 マニュアルスタートボタンを押した状態を示す回路図である。 前進ボタンがオンになりラムが前進し始めた状態を示す回路図である。 前進中の状態を示す回路図である。 後退ボタンがオンになりラムが後退し始める状態を示す回路図である。 後退中の状態を示す回路図である。 再び前進ボタンがオンになりラムが前進し始めた状態を示す回路図である。 オートリターンボタンを押した状態を示す回路図である。 ドリルが前進と後退とを繰り返すように制御する様子を示す説明図であり、(a)はインチング動作、(b)はステップ動作を示す。
本発明の実施形態に係る多段階送り制御装置1を備えたエア駆動ドリル装置100について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
エア駆動ドリル装置100は、図1に示すように、図示しない作業者がグリップ101を持って穿孔作業を行なうハンドツールであって、外部のエア源からエア供給部105に供給された圧縮エアを使用して多段階送り制御装置1によりラムが前進と後退とを繰り返すように制御しながら穿孔する。
なお、エア駆動ドリル装置100の構成は、本発明の構成において特に限定されるものではないので、詳細な説明は省略する。
エア駆動ドリル装置100は、図1に示すように、ボディ103に進退自在に内装されたラム102と、ラム102に内設されドリルTを回転させる図示しない主軸エアモータと、ラム102を前進および後退させる送りエアシリンダ104(図3参照)と、この送りエアシリンダ104の前進および後退を切り換える前進後退用バルブ2と、送りエアシリンダ104および主軸エアモータに圧縮エアを供給するエア供給部105と、多段階送り制御装置1と、ラム102の送り速度を調整する第1レギュレータ106A,第2レギュレータ106Bと、作業者が操作するマニュアルスタートボタンSTと、マニュアルリターンボタンRTと、オートリターンボタンRR(図3)と、を備えている。
[エア流路の構成]
そして、エア駆動ドリル装置100は、図3に示すように、エア供給部105から主軸エアモータに連通する流路L10と、エア供給部105からマニュアルリターンボタンRTを通過して、マニュアルスタートボタンSTまで連通する流路L11と、エア供給部105からマニュアルスタートボタンSTを通って前進後退用バルブ2を前進位置に切り換える流路L12と、エア供給部105から前進後退用バルブ2を通って送りエアシリンダの前進用シリンダ室104Aまで連通する流路L13と、エア供給部105から前進後退用バルブ2を通って送りエアシリンダ104の後退用シリンダ室104Rまで連通する流路L14と、エア供給部105からオートリターンボタンRRを通って、前進後退用バルブ2を後退位置に切り換える流路L15と、エア供給部105からオートリターンボタンを通って、ステップ制御バルブ5まで連通する流路L16と、を備えている。
多段階送り制御装置1は、図2に示すように、往復移動体31を摺動自在に内装するステップシリンダ3と、このステップシリンダ3の一端部に配設された後退ボタン32と、ステップシリンダ3の他端部に配設された前進ボタン33と、往復移動体31を移動させる圧縮エアをステップシリンダ3に供給または停止するステップ切換バルブ4と、往復移動体31を前進ボタン33の方向に付勢する付勢手段34と、エア供給部105と前進ボタン33との間の前進ステップ流路LAに設けられたステップ制御バルブ5と、を備えている。
そして、多段階送り制御装置1は、図2に示すように、エア供給部105から第1の流路L1と分岐して前進ボタン33を通過し流路L12を通って前進後退用バルブ2に導通され、前進ボタン33の押圧によりラム102を前進させるように前進後退用バルブ2を駆動する前進ステップ流路LAと、エア供給部105から後退ボタン32を介して前進後退用バルブ2に導通され、後退ボタン32の押圧によりラム102(図1)を後退させるように前進後退用バルブ2を駆動する後退ステップ流路LRと、エア駆動ドリル装置100を制御する圧縮エアを供給する第1の流路L1から第5の流路L5までの主要な5つの流路と、を備えている。
この主要な5つの流路である第1の流路L1は、図2および図3に示すように、エア供給部105からステップ制御バルブ5のポートP51に連通し、ポートP51からポートP52を通り、ステップ切換バルブ4のポートP41を通ってステップシリンダ3のシリンダ室3aまで導通されている。
かかる構成により、第1の流路L1は、往復移動体31を一端部である後退ボタン32の方向に移動させる圧縮エアをステップシリンダ3のシリンダ室3aに供給する。
第2の流路L2は、図2に示すように、後退ステップ流路LRから分岐してステップ切換バルブ4のポートP42に導通され、第1の流路L1をポートP41で遮蔽することで、往復移動体31を一端部である後退ボタン32の方向に移動させる圧縮エアを停止するようにステップ切換バルブ4を駆動する流路である。
第3の流路L3は、図2および図3に示すように、エア供給部105からステップ制御バルブ5のポートP34に導通され、ステップ切換バルブ4を駆動する流路である。
第4の流路L4は、第3の流路L3と共通して同じ流路で構成され、図2および図3に示すように、エア供給部105からポートP34に導通され、ステップ制御バルブ5を駆動する流路である。このように、第3の流路L3と第4の流路L4を共通して同じ流路とすることで、ステップ切換バルブ4とステップ制御バルブ5を同時に駆動することが可能となる。
なお、本実施形態においては第3の流路L3と第4の流路L4は、共通の流路として構成されているが、これに限定されるものではなく、ステップ切換バルブ4とステップ制御バルブ5を別体として構成し、第3の流路L3と第4の流路L4もそれぞれ別個の流路としてもよい。以降の説明において、適宜上、第3の流路L3および第4の流路L4を「第3・第4の流路」という。
第5の流路L5は、図3に示すように、前進ステップ流路LAにおける前進ボタン33と前進後退用バルブ2との間から分岐してステップ制御バルブ5のポートP34まで導通され、往復移動体31を一端部に移動させる圧縮エアをステップシリンダ3に供給するようにステップ切換バルブ4を駆動する流路である。
ステップシリンダ3は、図2に示すように、往復移動体31を内装するシリンダ室3aを備え、ステップ切換バルブ4およびステップ制御バルブ5がまとめて収容されたハウジング11内に配設されている。
そして、往復移動体31は、第1の流路L1を介してのシリンダ室3aに圧縮エアが導入されると付勢手段34の付勢力に抗して図示右方向に移動し、ステップ切換バルブ4により第1の流路L1からシリンダ室3aに導入される圧縮エアが遮蔽されると付勢手段としてのスプリングにより図示左方向に移動する。
付勢手段34は、本実施形態では、コイルばねを使用しているが、これに限定されるものではなく、切換バルブ等で制御して往復移動体31を前進ボタン33の方向へ移動させるようにしてもよい。
図3に示すように、ステップシリンダ3のシリンダ室3aにおける一端部(図示左側)には前進ボタン33が配設され、他端部(図示右側)には後退ボタン32が配設されている。
前進ボタン33は、往復移動体31が当接して図示左方向に押圧されるとオンになり、前進ステップ流路LAが導通されように構成されている。このため、エア供給部105に供給された圧縮エアは、前進ステップ流路LAを通り、前進ボタン33から前進後退用バルブ2まで圧縮エアが供給される(図6)。また、前進ボタン33には、往復移動体31が図示右方向に移動して離れるとオフになるように戻し用の付勢手段としてのコイルばね33a(図2参照)が装着されている。
後退ボタン32は、往復移動体31が当接して図示右方向に押圧されるとオンになり、前進後退用バルブ2を駆動して前進するラム102(図1)を後退させるように後退ステップ流路LRを流通する圧縮エアを前進後退用バルブ2まで供給する。また、後退ボタン32には、往復移動体31が図示左方向に移動して離れるとオフになるように戻し用の付勢手段としてのコイルばねが32a装着されている。
ステップ切換バルブ4は、図2に示すように、ハウジング11内に形成されたシリンダ室4aと、このシリンダ室4aに往復移動自在に支持された切換スプール41と、第2の流路L2からポートP42を通ってシリンダ室4aに導入される圧縮エアの流量を制御してステップ戻り時間を調整する流量調整手段42と、を備えている。
そして、図3に示すように、ステップ切換バルブ4は、圧縮エアで切換スプール41を図示左右方向に移動させることで、往復移動体31の移動方向を制御する。
すなわち、第3および第4の流路L3,4からポートP34を通ってシリンダ室4aの図示左側に圧縮エアが導入されると、切換スプール41が図示右側に移動し(図5)、第1の流路L1がステップ切換バルブ4のポートP42からステップシリンダ3のシリンダ室3aまで供給されて、往復移動体31を図示右方向に移動させる。
一方、第2の流路L2からポートP42を通ってシリンダ室4aに圧縮エアが導入されると、切換スプール41が図示左側に移動し(図9)、第1の流路L1がポートP41で閉塞されて、ステップシリンダ3のシリンダ室3aに供給される圧縮エアが遮蔽される。
ステップ制御バルブ5は、ハウジング11内に形成されたシリンダ室5aと、このシリンダ室5aに往復移動自在に支持された制御スプール51と、を備えている。
そして、ステップ切換バルブ4は、圧縮エアで制御スプール51を図示左右方向に移動させることで、第1の流路L1を介してステップ制御バルブ5のポートP52からステップ切換バルブ4のポートP41に流通する圧縮エアを導通または遮蔽する。
すなわち、第3・第4の流路L3,L4からポートP34を通ってシリンダ室5aの図示右側に圧縮エアが導入されると、制御スプール51が図示左側に移動し(図5)、第1の流路L1がステップ制御バルブ5内で連通され、ポートP51からポートP52を通ってステップ切換バルブ4のポートP41まで連通される。そして、このとき同時にポートP52から第1の流路L1に流通する圧縮エアは、第1の流路L1から分岐する前進ステップ流路LAまで供給される。
一方、オートリターンボタンRRを通ってステップ制御バルブ5まで連通する流路L16(図3)からポートP53に圧縮エアが導入されると、制御スプール51が図示右側に移動し(図11)、第1の流路L1がポートP51で閉塞されて、ステップシリンダ3のシリンダ室3aに供給される圧縮エアが停止される。
第1レギュレータ106A(図1)は、いわゆるエアリターン方式のレギュレータであり、図3に示すように、3本の流路L21,L22,L23で内蔵された油圧シリンダを移動させて、通常切削時の送りエアシリンダ104の推力を制御する(図12の符号F1参照)。
第2レギュレータ106Bは、いわゆるスプリングリターン方式のレギュレータであり、内蔵されたスプリングの付勢力を利用して、微速抜け時の送りエアシリンダ104の推力を制御する(図12の符号F2参照)。
なお、本実施形態においては、エアリターン方式のレギュレータとスプリングリターン方式のレギュレータとを採用したが、採択ないし組み合わせはワークの材質等、用途に応じて適宜設定されるものでありエアリターン方式のレギュレータを2本組み合わせることもできる。
以上のように構成された本実施形態に係るエア駆動ドリル装置100の動作について、主として図4〜図12を参照しながら説明する。
[停止中]
図4に示すように、図示しない外部のエア源からエア供給部105に圧縮エアを供給すると、エア供給部105に供給された圧縮エアは、流路L10を通って、主軸エアモータまで流通し主軸エアモータを回転させる。
エア供給部105から流路L11を流通する圧縮エアは、マニュアルリターンボタンRT内を通過してマニュアルスタートボタンSTの手前まで流通し、流路L12を流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2を後退位置(送りエアシリンダ104を後退させるようにエア供給部105から送りエアシリンダ104に圧縮エアを供給する前進後退用バルブ2の位置、図4に示す図示右側に移動した位置)に移動する。
エア供給部105から流路L13を流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2で遮蔽され、流路L14を流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2を通過して送りエアシリンダ104の後退用シリンダ室104Rまで流通する。
エア供給部105からオートリターンボタンRRを介して流路L15および流路L16に連通される圧縮エアは、オートリターンボタンRRまで流通する。
また、エア供給部105から第1の流路L1を流通する圧縮エアは、制御スプール51が図示右側に移動して停止しているため、ステップ制御バルブ5のポートP51まで流通する。
[マニュアルスタートボタンを押す]
図5に示すように、マニュアルスタートボタンSTを押すと、流路L3,L4からポートP34を通って、圧縮エアがステップ切換バルブ4のシリンダ室4a、およびステップ制御バルブ5のシリンダ室5aに供給されるため、切換スプール41を図示右方向に移動し、制御スプール51を図示左方向に移動する。
これにより、図6に示すように、第1の流路L1を流通する圧縮エアは、第1の流路L1から分岐する前進ステップ流路LAを通って、前進ボタン33を通過し流路L12を通って前進後退用バルブ2に導通され、ラム102(図1)を前進させるように前進後退用バルブ2を前進位置である図示左方向に移動する。
また、前進ステップ流路LAから分岐する後退ステップ流路LRを流通する圧縮エアは、ステップシリンダ3の外側(図示右端部)から後退ボタン32まで流通する。
また、前進ステップ流路LAから分岐する第5の流路L5を流通する圧縮エアは、ステップ制御バルブ5のポートP34まで導通されるため、切換スプール41を図示右方向に押し付け、制御スプール51を図示左方向に押し付けるように作用する。
このとき、第1の流路L1を流通する圧縮エアは、図7に示すように、ポートP51からポートP52を通り、ステップ切換バルブ4のポートP41を通ってステップシリンダ3のシリンダ室3aまで導通され、往復移動体31が図示右方向へ移動する。
このようにして、往復移動体31が図示右方向へ移動すると、図8に示すように、往復移動体31が、後退ボタン32を押圧するため、ステップシリンダ3の外側(図示右端部)から後退ボタン32まで流通する圧縮エアは、後退ボタン32から後退ステップ流路LRを通って前進後退用バルブ2を後退位置まで図示左方向に移動する。
そして、前進後退用バルブ2が後退位置まで移動すると、流路L14を流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2を通過して送りエアシリンダ104の後退用シリンダ室104Rまで流通し、ラム102(図1)を後退させる(図9)。
このとき、第1の流路L1を流通する圧縮エアは、図10に示すように、ポートP51からポートP52を通り、ステップ切換バルブ4のポートP41を通ってステップシリンダ3のシリンダ室3aまで導通され、往復移動体31が図示右方向へ移動するため、往復移動体31が、再び後退ボタン32を押圧して戻しステップが実行される。
[オートリターンボタンを押下]
オートリターンボタンRRを押下すると、図11に示すように、オートリターンボタンRRまで供給されていた圧縮エアは、流路L15および流路L16に流通する。流路L15に流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2を後退位置まで移動し、流路L14を流通する圧縮エアは、前進後退用バルブ2を通過して送りエアシリンダ104の後退用シリンダ室104Rまで流通する。このようにして、ラム102(図1)を後退させる。また、流路L16が流通することにより制御スプール51が図示右方向へ移動し、1サイクルを終了する。
[マニュアルリターンボタンを押下]
マニュアルリターンボタンRTを押下すると、ラム102(図1)を後退させると同時に、制御スプール51が図示右方向へ移動し、1サイクルを終了する(非常戻し)。
続いて、図12を参照しながらエア駆動ドリル装置100を使用して板厚の厚いワークWに深穴Wdを穿孔する場合の加工方法について説明する。参照する図12において、Lは切削開始点(第1レギュレータ106Aの作動開始位置)、Eは切削終了点(オートリターンボタン押し位置)、d1は1回の切削距離、S1は第1レギュレータ106Aの送り距離、S2は第2レギュレータ106Bの送り距離、F1は第1レギュレータ106Aの送り速度(通常切削)、F2は第2レギュレータ106Bの送り速度(微速抜け)、FF早送り、FRは早戻りを示す。
インチング動作では、図12(a)に示すように、原点からワークWの表面近くまで早送りをかけ(符号FF参照)、第1レギュレータ106Aで送り速度を制御しながら深さd1だけ切削し(符号F1参照)、少し戻して(符号FR参照)、ドリルTの刃先部で加工した部分を残して早送りをかけた後、また第1レギュレータ106Aで送り速度を制御しながら深さd1だけ切削し、これを繰り返しながらワークWから刃先が抜ける際の微速抜けを第2レギュレータ106Bで制御して加工する(符号F2参照)。このように制御することで、切粉を小さく分断することによる切粉の排出性向上および切粉の巻き付きによるワークWの損傷を防止することができる。
ステップ動作では、図12(b)に示すように、第1レギュレータ106Aで送り速度を制御しながら深さd1だけ切削し(符号F1参照)、その都度原点まで戻して(符号FR参照)加工する。このように制御することで、切粉の排出性向上とともに、切削油の供給によるワークWおよびドリルTの冷却効果により円滑な深穴加工が可能となる。
以上のように、本発明の実施形態に係るエア駆動ドリル装置100は、エアで駆動する多段階送り制御装置1で制御することで、エアのみで制御して駆動することができるため、駆動源を統一化して、装置全体を小型簡素化してハンドツール型の操作性のよい加工装置を実現することができ、作業効率を向上させ工数削減に寄与することができる。
このようにして、本発明に係るエア駆動ドリル装置100は、電気配線や電気制御装置を排除することで、付帯設備の設置費用を削減し、作業スペースの広域化を回避することができ、狭いスペースでも作業性がよいので、板厚の厚い材料を効率的に加工できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施形態においては、エア駆動ドリル装置100に多段階送り制御装置1を適用して穿孔加工を行なうように構成したが、これに限定されるものではなく、ボーリング加工機等の多段階送り制御装置としても適用することができる。
1 多段階送り制御装置
2 前進後退用バルブ
3 ステップシリンダ
4 ステップ切換バルブ
5 ステップ制御バルブ
31 往復移動体
32 後退ボタン
33 前進ボタン
34 付勢手段
41 切換スプール
42 流量調整手段
51 制御スプール
100 エア駆動ドリル装置(加工装置)
104 送りエアシリンダ
105 エア供給部
106A 第1レギュレータ
106B 第2レギュレータ
L1 第1の流路
L2 第2の流路
L3 第3の流路
L4 第4の流路
L5 第5の流路
LA 前進ステップ流路
LR 後退ステップ流路
RR オートリターンボタン
RT マニュアルリターンボタン
ST マニュアルスタートボタン
T ドリル(工具)
W ワーク

Claims (7)

  1. 加工具が装着されるラムと、
    このラムを前進および後退させる送りエアシリンダと、
    この送りエアシリンダの前進および後退を切り換える前進後退用バルブと、
    前記送りエアシリンダに圧縮エアを供給するエア供給部と、を有する加工装置における前記ラムが前進と後退とを繰り返すように制御する多段階送り制御装置であって、
    往復移動体を摺動自在に内装するステップシリンダと、
    このステップシリンダの一端部に前記往復移動体に当接するように配設され、前記前進後退用バルブを駆動して前進する前記ラムを後退させる後退ボタンと、
    前記ステップシリンダの他端部に前記往復移動体に当接するように配設され、前記前進後退用バルブを駆動して後退する前記ラムを前進させる前進ボタンと、
    前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給または停止するステップ切換バルブと、
    前記往復移動体を前記他端部の方向に付勢する付勢手段と、
    前記エア供給部から前記前進ボタンを介して前記前進後退用バルブに導通され、当該前進ボタンの押圧により前記ラムを前進させるように当該前進後退用バルブを駆動する前進ステップ流路と、
    前記エア供給部から前記後退ボタンを介して前記前進後退用バルブに導通され、当該後退ボタンの押圧により前記ラムを後退させるように当該前進後退用バルブを駆動する後退ステップ流路と、
    前記エア供給部から前記ステップ切換バルブを介して前記ステップシリンダに導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給する第1の流路と、
    前記後退ステップ流路から分岐して前記ステップ切換バルブに導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを停止するように当該ステップ切換バルブを駆動する第2の流路と、
    を備えたことを特徴とする多段階送り制御装置。
  2. 前記エア供給部から前記ステップ切換バルブに導通され、前記第1の流路を介して前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給するように当該ステップ切換バルブを駆動する第3の流路を備えたこと、を特徴とする請求項1に記載の多段階送り制御装置。
  3. 前記エア供給部と前記前進ボタンとの間の前記前進ステップ流路に設けられ、当該前進ボタンに導通する圧縮エアを供給または停止するステップ制御バルブ(ステップ制御スプール)と、
    前記エア供給部から前記ステップ制御バルブに導通され、前記前進ステップ流路に圧縮エアを供給するように当該ステップ制御バルブを駆動する第4の流路と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多段階送り制御装置。
  4. 前記前進ボタンと前記前進後退用バルブとの間から分岐して前記ステップ制御バルブまで導通され、前記往復移動体を前記一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給するように当該ステップ切換バルブを駆動する第5の流路を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置。
  5. 前記第1の流路は、前記エア供給部から前記ステップ制御バルブを通って前記ステップ切換バルブまで導通され、
    前記第4の流路を介して前記ステップ制御バルブを駆動することで、前記往復移動体を一端部に移動させる圧縮エアを前記ステップシリンダに供給することを特徴とする請求項3に記載の多段階送り制御装置。
  6. 前記第2の流路から前記ステップ切換バルブに導入される圧縮エアの流量を制御してステップ戻り時間を調整する流量調整手段を備えたこと、
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置。
  7. 前記加工装置はエア駆動ドリル装置であり、加工具はドリルであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の多段階送り制御装置を備えたエア駆動ドリル装置。
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