JP4996104B2 - 工作機械用加工ヘッドおよび工作機械 - Google Patents

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Description

この発明は、工作機械用加工ヘッドおよび工作機械に関し、特に、クーラント等の媒体の流路の開閉、切り換えを要する工作機械用加工ヘッドおよび工作機械に関するものである。
工作機械の加工ヘッドに設けられている主軸の近傍には、工具アンクランプ油圧、主軸テーパ清掃エア、クーラント(切削剤)など、様々な媒体が使用されている。
なかでも、クーラントは、用途によって水平外部クーラント、垂直外部クーラント、スルーツールクーラント、スルースピンドルクーラント等、種類が多い。これらは、供給されるクーラント圧力、クーラント流量によっては、全てを同時に使用することができない場合がある。特に、外部クーラントとスルークーラントとでは、前者が大流量、後者が高圧力を必要とすることから、同一クーラント源を使用する場合には、一方のクーラントを使用する場合、他方のクーラントを閉じておくことが必要である。
このため、クーラント源からクーラント吐出口へ至るクーラント流路の途中に、切換弁(開閉弁)を設けることになる。
切換弁をクーラント源から工作機械の主軸頭あるいはラム上部に至るまでの部位に設けると、スペースは十分であるが、切換弁からクーラント吐出口へ至るクーラント流路の経路となるラム内部の通管スペースに、かなりの制約を受けることになり、十分なサイズのパイプ、ホースを通すことができない場合も生じる。
これに対し、主軸周りに切換弁を設けると、ラム内部の通管スペースの問題を生じないが、切換弁の切換作動させるための電流や流体圧の供給のために、主軸周りに配線、配管を行う必要が生じる。このため、主軸周りに多くの出っ張り物ができ、中小型機械の場合には、主軸のワークへの近接性が悪くなる。
この発明が解決しようとする課題は、クーラント等の切り換えにおいて、ラム内部の通管スペースの問題を生じることがなく、主軸周りに多くの出っ張り物ができることがなく、中小型機械の場合でも、主軸のワークへの近接性が悪くなることがようにすることである。
この発明による工作機械用加工ヘッドは、クーラント等の媒体を供給される工作機械用加工ヘッドであって、当該工作機械用加工ヘッドにおける前記媒体の流路の開閉を行う媒体流路開閉弁を具備し、前記媒体流路開閉弁は、第1スプール弁により構成されており、前記第1スプール弁は、前記工作機械用加工ヘッドの外部より押圧可能な第1押圧ピンを有するとともに、前記第1押圧ピンの側とは反対の側に第1リセット用流体圧室を有し、前記第1押圧ピンを当該工作機械用加工ヘッドの外部より押されることにより開閉作動するよう構成され、前記第1リセット用流体圧室に圧力流体が供給されることにより、前記第1押圧ピンによる開閉作動とは逆の開閉作動を行うように構成されており、当該工作機械用加工ヘッドには、前記第1リセット用流体圧室に圧力流体を供給する流路を開閉するリセット用流路開閉弁が取り付けられており、前記リセット用流路開閉弁は、第2スプール弁により構成されており、前記第2スプール弁は、当該工作機械用加工ヘッドの外部より押圧可能な第2押圧ピンを有し、前記第2押圧ピンを当該工作機械用加工ヘッドの外部より押されることにより開閉作動するように構成されている。
この発明による工作機械は、上述の発明による工作機械用加工ヘッドを取り付けられる工作機械であって、当該工作機械が備えている制御軸による前記工作機械用加工ヘッドの軸移動によって前記第1押圧ピンおよび前記第2押圧ピンを押圧する操作ピン取り付けられている。
また、この発明による工作機械は、上述の発明による工作機械用加工ヘッドを取り付けられる工作機械であって、当該工作機械に進退移動可能に設けられ、前記第1押圧ピンおよび前記第2押圧ピンを押圧する操作ピンと、前記操作ピンを進退駆動する進退駆動手段とを有する。
この発明による工作機械用加工ヘッドは、媒体流路開閉弁を取り付けられ、第1押圧ピンが工作機械用加工ヘッドの外部より押されることにより、媒体流路開閉弁が開閉作動する。工作機械には操作ピンが設けられていて、工作機械が備えている制御軸による工作機械用加工ヘッドの軸移動によって第1押圧ピンが操作ピンによって押圧されることにより、媒体流路開閉弁が開閉作動する。
これにより、媒体流路開閉弁に対する電流や流体圧の供給の配線、配管を主軸周りに行う必要がなく、媒体流路開閉弁を工作機械用加工ヘッドに埋め込み装着することも可能になり、クーラント等の切り換えにおいて、ラム内部の通管スペースの問題を生じることも、主軸周りに多くの出っ張り物ができることもなく、中小型機械の場合でも、主軸のワークへの近接性が悪くなることがない。
この発明による工作機械用加工ヘッドおよび工作機械の一つの実施形態を、図1、図2を参照して説明する。
この実施形態の工作機械は、門形工作機械であり、図1に示されているように、ベット1と、ベット1上にX軸方向に移動可能に設けられたワークテーブル3と、ベッド1の左右に固定配置された左右のコラム5、7と、コラム5、7の上端部を互いに接続するブレース9と、コラム5、7間に掛け渡されて上下動(W軸方向の移動)可能な横けた部材(クロスレール)11と、横けた部材11にY軸方向に移動可能に設けられた主軸頭(サドル)13と、主軸頭13に上下動(Z軸方向の移動)可能に設けられたラム15を有し、ラム15の下端部に工作機械用加工ヘッドである5面加工ヘッド17が取り付けられている。
この門形工作機械は、サーボモータ駆動の制御軸として、X軸、Y軸、Z軸、W軸の4個の制御軸を有し、図示されていない数値制御装置によって、各制御軸の動きを制御(位置制御)される。
5面加工ヘッド17は、垂直主軸19と水平主軸21とを有し、最低90度の割り出し回転角度をもってラム15に固定される。5面加工ヘッド17には、外部クーラントノズルとして、水平ノズル23と、垂直ノズル25とが取り付けられている。
5面加工ヘッド17には外部操作弁ユニット31が取り付けられている。外部操作弁ユニット31は、図2に示されているように、一つの弁ハウジング(ブロック)33に、媒体流路開閉弁として、二つのスプール弁(第1スプール弁)35、37と、リセット用流路開閉弁をなすスプール弁(第2スプール弁)39とを互いに平行配置されている。弁ハウジング33には、媒体流路として、クーラント流路41、43、45、47が形成されている。
クーラント流路41、45は、ともに図示されていない同一のクーラント源に連通接続され、クーラント流路43は水平ノズル23に、クーラント流路47は垂直ノズル25に各々連通接続されている。
スプール弁35は、クーラント流路41と43との連通遮断(媒体流路の開閉)を行うものであり、図示の左側位置では、クーラント流路41と43との連通を遮断し、図示の左側位置より右方へ移動した右側位置では、クーラント流路41と43との連通を確立する。
スプール弁37は、クーラント流路45と47との連通遮断(媒体流路の開閉)を行うものであり、図示の左側位置では、クーラント流路45と47との連通を遮断し、図示の左側位置より右方へ移動した右側位置では、クーラント流路45と47との連通を確立する。
スプール弁35、37には、各々、Oリング49、51が取り付けられており、スプール弁35、37は、各々、Oリング49、51の摩擦抵抗によって、上述の左側位置あるいは右側位置を維持する。
スプール弁35、37は、各々、左端に押圧ピン(第1押圧ピン)53、55を一体に有する。押圧ピン53、55は、弁ハウジング33に形成された開放孔57、59内にあり、開放孔57、59が弁ハウジング33の外側面33Aより外方に開口していることにより、弁ハウジング33の外部、ついては5面加工ヘッド17の外部より押圧可能になっている。
弁ハウジング33は、外側面33Aが外部に露呈するよう、5面加工ヘッド17に埋め込まれ、出っ張り物にならないように、装着位置を考慮されている。
弁ハウジング33は、スプール弁35、37の各々について、押圧ピン53、55の側とは反対の側に、弁ハウジング33に取り付けられたプラグ61、63と共働してリセット用流体圧室(第1リセット用流体圧室)65、67を画定している。
スプール弁35は、押圧ピン53を外部より右側に押されることにより、右側位置に移動してクーラント流路41と43との連通を確立し、リセット用流体圧室65に圧力流体(中〜高圧媒体)が供給されることにより、押圧ピン53による開閉作動とは逆の開閉作動、つまり、左側位置に移動してクーラント流路41と43との連通を遮断する。
スプール弁37は、押圧ピン55を外部より右側に押されることにより、右側位置に位置してクーラント流路45と47との連通を確立し、リセット用流体圧室67に圧力流体(中〜高圧媒体)が供給されることにより、押圧ピン55による開閉作動とは逆の開閉作動、つまり、左側位置に移動してクーラント流路45と47との連通を遮断する。
弁ハウジング33には、圧力流体入口69、圧力流体流路71、73、75が形成されている。スプール弁39は、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通遮断(圧力流体流路の開閉)を行うものであり、図示の左側位置では、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通を遮断し、図示の左側位置より右方へ移動した右側位置では、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通を確立する。
弁ハウジング33にはばね室77が形成され、弁ハウジング33に取り付けられたプラグ79とスプール弁39との間には圧縮コイルばねによる弁閉ばね81が設けられている。スプール弁39は、弁閉ばね81のばね力によって左側位置へ付勢されている。
スプール弁39は、左端に押圧ピン(第2押圧ピン)83を一体に有する。押圧ピン83は、弁ハウジング33に形成された開放孔85内にあり、開放孔85が弁ハウジング33の外側面33Aより外方に開口していることにより、弁ハウジング33の外部、ついては5面加工ヘッド17の外部より押圧可能になっている。
スプール弁39は、押圧ピン83を外部より右側に押されることにより、弁閉ばね81のばね力に抗して右側位置に移動し、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通を確立する。圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通が確立した状態では、圧力流体が、圧力流体入口69より、圧力流体流路71、リセット用流体圧室65、圧力流体流路73、リセット用流体圧室67に順に流れ、圧力流体流路75より排出される。これにより、スプール弁39が右側位置に位置すると、スプール弁35、37に圧力流体が作用し、スプール弁35、37が、ともに左側位置に移動する。これをリセット動作と云う。
門形工作機械の固定側部材、この実施形態では、図1に示されているように、左側のコラム5にブラケット91によって操作ピン93が固定装着されている。操作ピン93は、水平配置で、弁ハウジング33の外側面33Aに対向している。操作ピン93は、門形工作機械が備えている制御軸による5面加工ヘッド17の軸移動によって5面加工ヘッド17が操作ピン93の側に接近することにより、押圧ピン53、55、83を選択的に押圧する。
この実施形態では、押圧ピン53、55、83は縦一列で、操作ピン93の配置位置は、X軸方向において押圧ピン53、55、83のX軸方向の配置位置と一致している。ラム15のZ軸移動あるいは横けた部材11のW軸移動によって、押圧ピン53、55、83の高さ方向位置(ピン選択位置)を操作ピン93の高さ方向位置に一致させることができる。操作ピン93による押圧ピン53、55、83の押し込みは、主軸頭13のY軸移動により行われる。
たとえば、図2に示されている状態(垂直ノズル25が選択使用されている状態)より、水平ノズル23を選択使用する状態に変更する場合には、まず、押圧ピン83の高さ方向位置が操作ピン93の高さ方向位置に一致するように、ラム15のZ軸移動あるいは横けた部材11のW軸移動を行い、そして、主軸頭13をY軸移動(左方向移動)させる。この軸移動により、押圧ピン83が操作ピン93によって押圧される。
これにより、スプール弁39が弁閉ばね81のばね力に抗して右側位置に移動し、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通が確立され、圧力流体が圧力流体入口69より、圧力流体流路71、リセット用流体圧室65、圧力流体流路73、リセット用流体圧室67に順に流れ、スプール弁35、37に圧力流体が作用し、スプール弁37が左側位置に移動する。このリセット動作によってクーラント流路45と47との連通が遮断され、垂直ノズル25がオフ状態になる。
つぎに、主軸頭13をY軸移動(右方向移動)に少し移動させて押圧ピン83と操作ピン93とを離間させ。これにより、スプール弁39は弁閉ばね81のばね力によって元の左側位置に戻り、圧力流体入口69と圧力流体流路71との連通が遮断され、リセット用流体圧室65、67の圧力流体による圧力が消滅する。
つぎに、押圧ピン53の高さ方向位置が操作ピン93の高さ方向位置に一致するように、ラム15のZ軸移動あるいは横けた部材11のW軸移動を行い、そして、主軸頭13をY軸移動(左方向移動)させる。この軸移動により、押圧ピン53が操作ピン93によって押圧される。これにより、スプール弁35が右側位置に移動し、クーラント流路41と43との連通が確立する。これにより、水平ノズル23がオン状態になる。
これにより、媒体流路開閉を行うスプール弁35、37に対する電流や流体圧の供給の配線、配管を主軸周りに行う必要がなく、媒体流路開閉弁を工作機械用加工ヘッドに埋め込み装着することも可能になり、クーラント等の切り換えにおいて、ラム内部の通管スペースの問題を生じることも、主軸周りに多くの出っ張り物ができることもなく、中小型機械の場合でも、垂直主軸19、水平主軸21のワークへの近接性が悪くなることがない。
上述の実施形態では、スプール弁35、37を元の位置(弁閉位置)に戻すリセット動作を、リセット用のスプール弁39によるリセット用流体圧室65、67に対する圧力流体の供給によって行ったが、この発明による工作機械用加工ヘッドは、これに限定される物ではなく、押圧ピンを2度押すと、元に戻るメカニズムによるものや、押圧ピンの側とは反対の側に工作機械用加工ヘッドの外部より押圧可能なリセット用押圧ピンを設け、当該リセット用押圧ピンが工作機械用加工ヘッドの外部より操作ピンによって押されることにより、押圧ピンによる開閉作動とは逆の開閉作動、つまり、リセット動作するように構成することもできる。
リセット用押圧ピンによってリセット動作する実施形態を、図3を参照して説明する。なお、図3において、図2に対応する部分は、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、スプール弁39は、右端にリセット用押圧ピン87を一体に有する。リセット用押圧ピン87は、弁ハウジング33に取り付けられたカバー部材95に形成された開放孔97内にあり、開放孔97がカバー部材95の先端面95Aより外方に開口していることにより、弁ハウジング33の外部、ついては5面加工ヘッド17の外部より押圧可能になっている。
リセット用押圧ピン87が図3で見て左側に押されると、スプール弁39は左側位置(弁閉位置)に移動する。リセット用押圧ピン87の外部よりの押圧は、5面加工ヘッド17を180度割り出し回転させてリセット用押圧ピン87を操作ピン93に対向させ、操作ピン93により行うか、あるいは、図1に示されているように、右側のコラム7にリセット用操作ピン99を設け、リセット用操作ピン99により行うことができる。
上述の実施形態では、Y軸移動によって、押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87を押圧するようになっているが、押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87を押圧する制御軸は、Y軸に限られることはなく、操作ピン99の配置位置に応じて、X軸、Z軸、W軸等の制御軸を使用することもできる。
押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87の押圧は、固定配置の操作ピン93に対する工作機械用加工ヘッド(5面加工ヘッド17)の軸移動に限られることはなく、操作ピンをコラム等に進退移動可能に設け、この操作ピンを流体圧アクチェータや電磁アクチェータ等による進退駆動手段によって進退駆動することにより、停止状態での5面加工ヘッド17の押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87を押圧してもよい。この場合、X軸のように、5面加工ヘッド17が軸移動できない方向に、押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87が配置される場合にも対応できる。
この実施形態を、図4を参照して説明する。コラム5にアクチュエータハウジング101が固定装着されている。アクチュエータハウジング101にはシリンダボア102が形成されている。シリンダボア102にはピストン103が、軸線方向、例えば、X軸方向に移動可能に設けられている。ピストン103には操作ピン104が取り付けられている。操作ピン104はピストン103によってX軸方向に進退駆動される。
アクチュエータハウジング101とアクチュエータハウジング101に固定装着された蓋部材105は、ピストン103の両側にシリンダ室106、107を画定している。
ピストン103は、シリンダ室106に圧油を供給されることにより、図4で見て右方へ移動し、操作ピン104をアクチュエータハウジング101の孔108より外方へ突出させる。この前進移動によって押圧ピン53、55、83、リセット用押圧ピン87を押圧することができる。
これに対し、シリンダ室107に圧油を供給されることにより、ピストン103は、図4で見て左方へ移動し、操作ピン104をアクチュエータハウジング101の孔108内に後退させる。
シリンダ室106、107に対する圧油の給排は、電磁切換弁110により行われる。
つまり、電磁切換弁110の流路切換動作により、シリンダ室106のポート111とシリンダ室107のポート112が、油圧源113とドレン114に切換接続される。
本発明による工作機械用加工ヘッドにおける媒体供給先の切り換えは、水平ノズル23と垂直ノズル25との切り換えに限られることはなく、この発明による工作機械用加工ヘッドの媒体切り換えは、スルーツールクーラントとスルースピンドルクーラントとの切り換え、外部クーラントとスルークーラントとの切り換え、その他、油圧系の切り換え等にも適用できる。
この発明による工作機械用加工ヘッドおよび工作機械の一つの実施形態を示す構成図である。 この発明による工作機械用加工ヘッドの一つの実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による工作機械用加工ヘッドの他の実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による工作機械の一つの実施形態の要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 ベット
3 ワークテーブル
5、7 コラム
11 横けた部材
13 主軸頭
15 ラム
17 5面加工ヘッド
19 垂直主軸
21 水平主軸
23 水平ノズル
25 垂直ノズル
31 外部操作弁ユニット
33 弁ハウジング
35、37 スプール弁(第1スプール弁)
39 スプール弁(第2スプール弁)
41、43、45 クーラント流路
49、51 Oリング
53、55 押圧ピン(第1押圧ピン)
57、59 開放孔
61、63 プラグ
65、67 リセット用流体圧室(第1リセット用流体圧室)
69 圧力流体入口
71、73、75 圧力流体流路
77 ばね室
79 プラグ
81 弁閉ばね
83 押圧ピン(第2押圧ピン)
85 開放孔
87 リセット用押圧ピン
91 ブラケット
93 操作ピン
95 カバー部材
97 開放孔
99 リセット用操作ピン
101 アクチュエータハウジング
102 シリンダボア
103 ピストン
104 操作ピン
105 蓋部材
106、107 シリンダ室
108 孔
110 電磁切換弁
111、112 ポート
113 油圧源
114 ドレン

Claims (3)

  1. クーラント等の媒体を供給される工作機械用加工ヘッドであって、
    当該工作機械用加工ヘッドにおける前記媒体の流路の開閉を行う媒体流路開閉弁を具備し、
    前記媒体流路開閉弁は、第1スプール弁により構成されており、
    前記第1スプール弁は、前記工作機械用加工ヘッドの外部より押圧可能な第1押圧ピンを有するとともに、前記第1押圧ピンの側とは反対の側に第1リセット用流体圧室を有し、前記第1押圧ピンを当該工作機械用加工ヘッドの外部より押されることにより開閉作動するよう構成され、前記第1リセット用流体圧室に圧力流体が供給されることにより、前記第1押圧ピンによる開閉作動とは逆の開閉作動を行うように構成されており、
    当該工作機械用加工ヘッドには、前記第1リセット用流体圧室に圧力流体を供給する流路を開閉するリセット用流路開閉弁が取り付けられており、
    前記リセット用流路開閉弁は、第2スプール弁により構成されており、
    前記第2スプール弁は、当該工作機械用加工ヘッドの外部より押圧可能な第2押圧ピンを有し、前記第2押圧ピンを当該工作機械用加工ヘッドの外部より押されることにより開閉作動するように構成されている工作機械用加工ヘッド。
  2. 求項1に記載の工作機械用加工ヘッドを取り付けられる工作機械であって、
    当該工作機械が備えている制御軸による前記工作機械用加工ヘッドの軸移動によって前記第1押圧ピンおよび前記第2押圧ピンを押圧する操作ピンが取り付けられている工作機械
  3. 請求項1に記載の工作機械用加工ヘッドを取り付けられる工作機械であって、
    当該工作機械に進退移動可能に設けられ、前記第1押圧ピンおよび前記第2押圧ピンを押圧する操作ピンと、
    前記操作ピンを進退駆動する進退駆動手段と、
    を有する工作機械。
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