JP5081678B2 - 光信号受信回路 - Google Patents

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Description

この発明は、光信号を差動電圧信号に変換する光信号受信回路に関し、特に広ダイナミックレンジが要求されるギガビットオーダーの光信号受信回路に関する。
従来、前置増幅回路として、プリアンプ入力信号が小レベル信号から大レベル信号に切り替わる際のプリアンプ出力信号に印加されるノイズを低減しようとした技術があった(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、利得可変型増幅器として、利得可変の有無に関わらず入出力端における電圧定在波比を良好ならしめ、かつ、利得減衰量を任意に設定しようとした技術があった(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、光受信回路として、プリアンプ及びポストアンプの双方に対して自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)を行う技術があった(例えば、特許文献3、4、及び5参照)。
また、従来、光受信回路として、プリアンプのAGCを2値制御及びヒステリシス制御によって行う技術があった(例えば、特許文献6参照)。
特開2001−320253号公報 特開2004−194105号公報 特開2003−318681号公報 特開平11−266126号公報 特開平2−278906号公報 特開2006−262003号公報
近年、ブロードバンドインターネットの普及により、通信量は急激に増加しており、光信号受信回路に対してギガビットオーダーの広帯域化が求められている。またAPD(アバランシェフォトダイオード)を用いた長距離伝送、マルチモードファイバを用いたLRM(Long−Reach−Multimode)などの用途で用いられる光信号受信回路には広ダイナミックレンジが要求される。
本願発明者等は本願に先立って、広ダイナミックレンジ、広帯域で且つ帯域内偏差の小さい光信号受信回路を実現する技術について検討を行った。光信号受信回路は光電流変換回路によって変換された電流信号を差動電圧信号に変換するものであるが、広ダイナミックレンジが要求される場合は小さな入力電流信号から大きな入力電流信号まで歪み無く線形に差動電圧信号に変換することが求められる。光信号受信回路の電流電圧変換回路は、入力電流信号が小さい場合には十分大きな差動電圧信号を出力するためにゲインを大きくする必要があり、一方、入力電流信号が大きい場合には内部回路素子の飽和を防ぐためにゲインを小さくする必要がある。このトレードオフを解決するために、入力電流信号の大きさに応じてゲインを自動調整する自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)機能を電流電圧変換回路にもたせる。また、電流電圧変換回路のゲインが小さくなった場合には内蔵アンプのフィードバックループの位相余裕が不足するため、位相補償機能を電流電圧変換回路にもたせる。
AGC機能及び位相補償機能をもたせた電流電圧変換回路の例が特許文献1の図1に示されている。同文献は、プリアンプ入力信号が小レベル信号から大レベル信号に切り替わる際のプリアンプ出力信号に印加されるノイズを低減する前置増幅回路を開示するものであるが、要するに、広ダイナミックレンジで動作する光信号受信回路について記載された文献であると見なすことができる。特に同文献の図1には電流電圧変換回路の帰還抵抗に並列に第1のFETスイッチ5を接続し、更に電流電圧変換回路の反転増幅器の入出力間に第2のFETスイッチ6及び位相補償コンデンサ7を直列に接続している例が示されている。第1のFETスイッチ5により入力電流信号の大きさに応じて電流電圧変換回路のゲインを制御して内部回路素子の飽和を防止し(AGC機能)、第2のFETスイッチ6及び容量(位相補償コンデンサ7)により電流電圧変換回路のゲインが小さくなった場合に不足する内蔵アンプのフィードバックループの位相余裕を拡大できる(位相補償機能)。これより回路を安定に動作させつつ、ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。同文献の図1の回路はFETをMOSトランジスタに変更しても同様の機能を実現できるので、以下ではFETをMOSトランジスタに置き換えて説明する。
しかし、MOSトランジスタと容量を用いた一般的な位相補償方式では図4に示すように最小ゲイン時の利得余裕を拡大するためにはMOSトランジスタのオン抵抗値を小さくする必要があり、このためにはMOSトランジスタのゲート幅を大きくする必要がある。MOSトランジスタのゲート幅が大きくなると寄生容量も大きくなり、最大ゲイン時の0dB周波数は帰還抵抗と反転増幅器の入出力間の容量により形成されるRCフィルタの時定数で決まるため、図4に示すように最大ゲイン時の0dB周波数が低下する。すなわち最小ゲイン時の利得余裕と最大ゲイン時の0dB周波数がトレードオフになる。0dB周波数の低下は閉ループ動作時の帯域の低下となり、利得余裕の低下は閉ループ動作時の帯域内偏差の増加となる。よって最大ゲイン時の帯域と最小ゲイン時の帯域内偏差がトレードオフになる。
以上、本願に先立って検討した技術では広いダイナミックレンジ特性を実現できるが、広い帯域特性と低い帯域内偏差特性の双方を同時に満足することは困難であることを本願発明者等は独自に見いだした。
ちなみに、ポストアンプのみに対してAGCを行う構成とした場合は、一般にプリアンプの出力における波形歪を抑制するためにプリアンプのトランスインピーダンスを低下させる必要が生じることとなる。それに伴い、雑音が増大する可能性が高くなる。
そこで、本願発明者等は、次に、光信号受信回路を構成するプリアンプ及びポストアンプの双方に対してAGCを行う構成について検討を行った。その結果、上記特許文献3〜6に開示される従来の技術には以下の問題点があることを本願発明者等は独自に見いだした。
特許文献3及び5は、プリアンプ及びポストアンプの双方に対してAGCを行う構成を開示するが、プリアンプを入力信号の直流成分に基づいて制御する構成を開示しない。また、プリアンプとポストアンプとを個別に制御する構成を開示しない。
特許文献4は、出力振幅を一定に保つためにプリアンプ及びポストアンプの双方に対してAGCを行う構成を開示するが、プリアンプの利得可変幅を小さくするためにプリアンプ及びポストアンプの双方に対してAGCを行う構成を開示しない。
特許文献6は、プリアンプのAGCを2値制御及びヒステリシス制御によって行う構成を開示するが、プリアンプ及びポストアンプの双方に対してAGCを行う構成におけるプリアンプ側に対して2値制御及びヒステリシス制御を用いたAGCを行う構成を開示しない。また、その2値制御を行う目的を開示しない。
尚、特許文献2は、利得可変の有無に関わらず入出力端における電圧定在波比を良好ならしめ、かつ、利得減衰量を任意に設定する課題を開示するが、同文献が開示する構成は、同文献の図1における信号増幅用FET1と増幅器バイパス用FET4とが相補的に動作する構成であり、増幅器の出力を入力に帰還させるフィードバックループによってAGCを行う構成を開示しない。すなわち、そのようなフィードバックループによるAGCを前提とする本願発明とは異なる。
本発明の代表的なものの一例を示せば以下の通りである。即ち、本発明の光信号受信回路は、光信号を受信して電流信号に変換する光電流変換回路の出力した電流信号を入力とし、前記電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路と、前記電流電圧変換回路の出力した電圧信号の直流電圧を生成する電圧生成回路と、前記電流電圧変換回路の出力した第1の電圧信号と、前記電圧生成回路の出力した第2の電圧信号とを入力とし、前記第1及び第2の電圧信号の差動成分を増幅して差動電圧信号を出力する差動増幅回路と、前記差動増幅回路の出力した電圧信号を入力とし、後段ICを駆動する出力ドライバ回路と、前記第1の電圧信号に基づいて前記電流電圧変換回路のゲインを制御する第1のフィードバックループとを具備して成り、前記電流電圧変換回路は、MOSトランジスタと容量とから成る2組の位相補償回路を備えることを特徴とする。
上記手段による発明の代表的な効果は、広ダイナミックレンジ、広帯域で且つ帯域内偏差の小さい光信号受信回路を実現できることである。
本発明の光信号受信回路は、光信号を受信して電流信号に変換する光電流変換回路の出力電流信号を受け、電圧信号に変換する電流電圧変換回路と、その出力信号から直流電圧を生成する電圧生成回路と、差動電圧信号を出力する差動増幅回路と、後段ICを駆動する出力ドライバ回路を備えて構成される。
電流電圧変換回路には帰還抵抗に並列に第1のMOSトランジスタを接続し、反転増幅器の入出力間に第2のMOSトランジスタと第1の容量を接続する。更に反転増幅器の負荷抵抗に並列に第3のMOSトランジスタと第2の容量を接続する。電流電圧変換回路の出力電圧信号の直流成分が一定になるよう第1のAGC回路により第1のMOSトランジスタのゲート電圧が調整される。第1、第2、及び第3のMOSトランジスタのゲートは、共通とすることが好適である。
電流電圧変換回路は、反転増幅器とバッファ回路との直列接続から成る増幅回路と、その増幅回路の入出力間に接続された帰還抵抗と、帰還抵抗に並列に接続された第1のMOSトランジスタとを更に備えれば好適である。
また、2組の位相補償回路の一方である第1の位相補償回路は、反転増幅器の入出力間に接続された第2のMOSトランジスタ及び第1の容量から成るようにすれば好適である。
また、2組の位相補償回路の他方である第2の位相補償回路は、反転増幅器の負荷抵抗に並列に接続された第3のMOSトランジスタ及び第2の容量から成るようにすれば好適である。
第2及び第3のMOSトランジスタの各々のゲートには、入力電流信号の平均レベルに応じた直流電圧信号が共通に印加されるようにすれば好適である。
また、前述のように、第1のMOSトランジスタのゲートには、第2及び第3のMOSトランジスタの各々のゲートに共通に印加される直流電圧信号が共通に印加されるようにすれば好適である。
さらに、本発明の光信号受信回路は、出力ドライバ回路の出力から差動増幅回路のゲインを制御する第2のAGC回路を更に備えて構成してもよい。
また、第1のMOSトランジスタのゲート電圧及び第2のMOSトランジスタのゲート電圧を2値制御し、かつ、その切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有するようにすれば好適である。
さらに、第3のMOSトランジスタのゲート電圧を2値制御し、かつ、その切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有するようにすれば好適である。
本発明を別の観点から捉えれば、電流電圧変換回路が、電流信号の直流成分に応じて前記第1の電圧信号の振幅を制御する第1のAGC機能と、電流信号の直流成分に応じて2段階に位相補償を行う2段階位相補償機能とを有する光信号受信回路ということになる。
電流電圧変換回路は、反転増幅器とバッファ回路との直列接続から成る増幅回路と、その増幅回路の入出力間に接続された帰還抵抗と、帰還抵抗に並列に接続された第1のMOSトランジスタとを更に備えれば好適である。
また、第1のAGC機能は、第1のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現されるようにすれば好適である。
2段階位相補償機能は、電流信号の直流成分に応じて、電流電圧変換回路の内部で構成されるフィードバックループの位相補償を行う第1の位相補償機能と、この第1の位相補償機能によって位相補償された信号に対して更に位相補償を行う第2の位相補償機能とを含んで成るようにすれば好適である。
電流電圧変換回路は、前記反転増幅器の入出力間に接続された第2のMOSトランジスタ及び第1の容量を更に備えれば好適である。その場合、第1の位相補償機能は、電流信号の直流成分に応じて第2のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現される。
また、電流電圧変換回路は、反転増幅器の負荷抵抗に並列に接続された第3のMOSトランジスタ及び第2の容量を更に備えれば好適である。その場合、第2の位相補償機能は、電流信号の直流成分に応じて第3のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現される。
一方、差動増幅回路は、出力ドライバ回路の出力振幅を一定にする第2のAGC機能を有するようにすれば好適である。
また、第1のAGC機能及び第1の位相補償機能を2値で制御する2値制御を行い、かつ、2値制御の切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有するようにすれば好適である。
さらに、第2の位相補償機能を2値で制御する2値制御を行い、かつ、2値制御の切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有するようにすれば好適である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。実施例の各ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知の集積回路技術によって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成される。また、実施例ではバイポーラトランジスタ及びMOSトランジスタを用いた回路を示すが、本願発明はこれに限定される訳ではなく一般的な半導体を用いた回路に適用される。また、図に示される各素子は、同一な素子の並列または直列の接続により、要求される特性を実現されてもよい。
図1A、図1Dは本発明を適用した光信号受信回路の第1の実施例を示したものである。図1Aは本実施例の光信号受信回路100の構成及びそれが光電流変換回路PD(フォトダイオード)と接続された構成を、図1Dは電流電圧変換回路10の回路構成例を、それぞれ示す。本実施例の光信号受信回路100は、光信号を受信して電流信号に変換する光電流変換回路PD(フォトダイオード)の出力した電流信号を入力とし、その電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路10と、電流電圧変換回路10の出力した電圧信号の直流電圧を生成する基準電圧生成回路20と、電流電圧変換回路10と基準電圧生成回路20の出力した電圧信号の差分を増幅して差動電圧信号を出力する差動増幅回路30と、後段ICを駆動する出力ドライバ回路40を具備してなる。電流電圧変換回路10は、反転増幅器18とバッファ回路19との直列接続から成る増幅回路と、その増幅回路の入出力間に接続された帰還抵抗11と、帰還抵抗11に並列に接続されたMOSトランジスタ12と、反転増幅器18の入出力間に接続されたMOSトランジスタ13及び容量14と、反転増幅器18の負荷抵抗17に並列に接続されたMOSトランジスタ15及び容量16を具備してなる。低域通過フィルタ70は電流電圧変換回路10の出力電圧の直流電圧を生成し、MOSトランジスタ12のゲート電圧は、低域通過フィルタ70の出力電圧と基準電圧生成回路50の出力電圧を入力とするAGC回路60により制御される。AGC回路60の入力は、図1Bに示すように差動増幅回路30の出力電圧を入力とするピーク検出回路80の出力電圧としてもよいし、図1Cに示すように出力ドライバ回路40の出力電圧を入力とするピーク検出回路80の出力電圧としてもよい。MOSトランジスタ12、MOSトランジスタ13、MOSトランジスタ15のゲートは共通とすることにより、AGC回路60から共通のゲート電圧が供給される。この構成はMOSトランジスタ13と容量14で第1の位相補償を、MOSトランジスタ15と容量16により第2の位相補償を行っており、位相補償を2段階で行うことを特徴とする。この点で位相補償を1段階で行う特許文献の図1とは異なる。
第1の実施例の動作を説明する。
光信号受信回路100はPDの出力した電流信号を電流電圧変換回路10により電圧信号に変換する。その電圧信号は基準電圧生成回路20に入力され、入力された電圧信号の直流電圧を生成する。電流電圧変換回路10の出力電圧信号と基準電圧生成回路20の出力電圧信号は差動増幅回路30に入力され、差動電圧信号を生成する。その差動電圧信号は出力ドライバ回路40に入力され、後段ICを駆動する。
入力電流信号の増加に伴い電流電圧変換回路10の出力電圧を入力とする低域通過フィルタ70の出力電圧は低下し、基準電圧生成回路50の出力電圧以下になると、AGC回路60は低域通過フィルタ70の出力電圧が基準電圧生成回路50の出力電圧に等しくなるまでMOSトランジスタ12のゲート電圧を増加して、電流電圧変換回路10のゲインを低下する。これより光信号受信回路100は入力電流信号の大きさに応じて電流電圧変換回路10のゲインを調整する第1のAGC機能を実現する。電流電圧変換回路10の出力信号電圧の直流電圧からAGC制御を行うため、ピーク検出器が不要となり、面積・消費電力を削減できる。また、ピーク検出器を用いた場合には複雑になるゲイン切替え機能の内部テストも容易に実施することが可能になる。AGC回路60は更にMOSトランジスタ13にMOSトランジスタ12と共通のゲート電圧を供給する。入力電流信号が増加してMOSトランジスタ12のゲート電圧が増加し、電流電圧変換回路10のゲインが小さくなった場合、内蔵アンプのフィードバックループの位相余裕が不足するが、MOSトランジスタ13のゲート電圧も増加するため、反転増幅器18の入出力間のインピーダンスが低下して位相余裕を拡大することが可能になる。これより光信号受信回路100は第1の位相補償機能を実現する。
AGC回路60は更にMOSトランジスタ15にMOSトランジスタ12と共通のゲート電圧を供給する。入力電流信号が増加してMOSトランジスタ12のゲート電圧が増加し、電流電圧変換回路10のゲインが小さくなった場合、MOSトランジスタ15のゲート電圧も増加する。内蔵アンプのフィードバックループのゲインは反転増幅器18のゲインで決まり、電流電圧変換回路10のゲインが小さくなった場合には反転増幅器18の負荷抵抗17に並列に接続されたMOSトランジスタ15と容量16により、高周波領域のみで内蔵アンプのフィードバックループのゲインを下げることが可能になり、図5に示すように最小ゲイン時の利得余裕を拡大することが可能になる。これより光信号受信回路100は第2の位相補償機能を実現する。なお反転増幅器18のバイポーラトランジスタは負荷抵抗17にかかる電圧によって決まるコレクタ電流が供給され、常時オン状態である。最大ゲイン時の0dB周波数は帰還抵抗11と反転増幅器18の入出力間の容量により形成されるRCフィルタの時定数で決まるため、MOSトランジスタ15の寄生容量は0dB周波数に寄与しない。よって図5に示すように最大ゲイン時の0dB周波数を確保しつつ、最小ゲイン時の利得余裕を拡大することが可能になる。よって最大ゲイン時の帯域を確保しつつ、最小ゲイン時の帯域内偏差を抑制することが可能になり、位相補償を1段階で行う場合に問題となった両者のトレードオフを解決できる。
図2には本発明を適用した光信号受信回路の第2の実施例を示したものである。実施例1との違いは、ピーク検出回路80と基準電圧生成回路81とAGC回路82により差動増幅回路30に第2のAGC機能をもたせている点である。差動増幅回路30の出力電圧信号は出力ドライバ回路40を介してピーク検出器80に入力され、ピーク検出器80は入力電圧信号の振幅に応じた直流電圧を生成し、その直流電圧は基準電圧生成回路81の出力電圧と共にAGC回路82に入力される。AGC回路82はピーク検出器80の出力電圧が基準電圧生成回路81の出力電圧に等しくなるよう差動増幅回路30のゲインを調整する。これより光信号受信回路100は第2のAGC機能を実現する。
実施例1においてダイナミックレンジを更に拡大する場合、電流電圧変換回路10のゲイン可変幅を拡大するために、MOSトランジスタ12、13、15のオン抵抗値を下げるためゲート幅を更に拡大する必要がある。しかし、ゲート幅の拡大により寄生容量も増加するので、MOSトランジスタ12、13の寄生容量増加分により帯域が劣化し、MOSトランジスタ15の寄生容量増加分により電流電圧変換回路10の出力電圧波形に歪みを発生させる。
これを解決するために後段の差動増幅回路30に第2のAGC機能をもたせることにより、電流電圧変換回路10と差動増幅回路30で2段階AGC制御を行い、ゲイン可変幅を電流電圧変換回路10と差動増幅回路30で分配する。これより電流電圧変換回路10のゲイン可変幅を小さくすることが可能になり、MOSトランジスタ12、13、15のゲート幅を小さくでき、寄生容量を低減できるので、帯域を確保し、出力波形歪みを抑えながら、ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。電流電圧変換回路10と差動増幅回路30の各AGC制御は別ループで行い、各フィードバックループが不安定動作するのを防止する。
図3には本発明を適用した光信号受信回路の第3の実施例を示したものである。実施例2との違いは、AGC回路60をヒステリシス機能付きコンパレータ90に置き換えている点である。実施例2におけるAGC回路60は入力電流の変化に伴いMOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧を図6(a)に示すように制御する。入力電流>Ithの領域では、入力電流が増加すると、MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧は連続的に増加する。MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧はAGC回路60の最大出力レベルから決まる値で限界となり、それ以降は入力電流が増加しても一定となる。一方、本実施例3におけるコンパレータ90は入力電流の変化に伴いMOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧を図6(b)に示すように制御する。入力電流>Ith1となると、MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧は0Vから一気にコンパレータ90の最大出力レベルから決まる値まで変化する。また入力電流<Ith2となると、MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧は一気に0Vまで変化する。よってMOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧は2値制御される。MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧の切替え動作が不安定動作を起こすのを避けるために、Ith1≠Ith2として切替え閾値にはヒステリシス機能をもたせている。図7に示すように、Ith1は電流電圧変換回路の出力電圧レベルがデータ識別不能領域に入らないように設定され、Ith2は電流電圧変換回路の出力電圧レベルが内部回路素子の飽和領域に入らないように設定される。
実施例2では、入力電流の時間的変化に伴い、電流電圧変換回路10のゲインが時間的に変化するため、電流電圧変換回路10の出力電圧波形に歪みが発生する。歪みが発生する原理を図8に示す。入力電流が時間的に変化すると(図8(a))、電流電圧変換回路10の出力電圧すなわちMOSトランジスタ12のソースレベルが時間的に変化する。ここではMOSトランジスタ12の出力抵抗値は一定と仮定している(図8(b))。MOSトランジスタ12のゲートレベルは一定のため、MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧が時間的に変化することになり(図8(c))、すなわちMOSトランジスタ12の出力抵抗値が時間的に変化することになる(図8(d))。これより電流電圧変換回路10の出力電圧波形に歪みが発生する(図8(e))。
MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧の変動ΔVgsと出力抵抗値の変動Δr0の関係は式(1)(2)より式(3)で表される。
Id=(k´/2)・(W/L)・(Vgs−Vt)・(1+λVds)…(1)
r0=(∂Id/∂Vds)−1=(λId)−1…(2)
Δr0/ΔVgs=∂r0/∂Vgs=―K/(Vgs−Vt)…(3)
※K={(λ/2)・(k´/2)・(W/L)・(1+λVds)}−1
式(3)より、MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧の変動による出力抵抗値の変動は、ゲート・ソース間電圧の平均値が小さい場合に顕著になり、逆にゲート・ソース間電圧の平均値が大きい場合には目立たなくなる。
実施例3では、MOSトランジスタ12のゲート・ソース間電圧は2値制御され、ゲート・ソース電圧は0Vもしくはコンパレータ90の最大出力レベルから決まる値をとる。ゲート・ソース間電圧が0Vの場合は、MOSトランジスタ12はOFFされているので出力抵抗は無限大のままである。ゲート・ソース間電圧がコンパレータ90の最大出力レベルから決まる値の場合は、Vgs−Vt>>0VのためMOSトランジスタ12の出力抵抗の変動は極めて小さくなる。よって入力電流が時間的に変化しても、電流電圧変換回路10の出力電圧波形に歪みは発生しない。また電流電圧変換回路10のゲインは2値制御されるため、差動増幅回路30に第2のAGC機能をもたせていない場合、入力電流信号の大きさが変動するとIC出力振幅を一定にすることができなくなるが、本実施例3のように差動増幅回路30に第2のAGC機能をもたせることによりこの問題は解決される。
本発明を適用した光信号受信回路100の構成図である。 本発明を適用した光信号受信回路100の他の構成図である。 本発明を適用した光信号受信回路100の更に他の構成図である。 図1A、図1B、図1Cの電流電圧変換回路10の一例を示す回路図である。 本発明を適用した光信号受信回路100の構成図である。 本発明を適用した光信号受信回路100の構成図である。 特許文献1の図1の電流電圧変換回路の開ループ特性である。 図1Aの電流電圧変換回路10の開ループ特性である。 入力電流とMOSトランジスタ12のゲート・ソース電圧の関係図である。 切替え閾値Ith1とIth2の設定方法である。 電流電圧変換回路10の出力電圧波形歪みのしくみである。
符号の説明
10…電流電圧変換回路、
11…帰還抵抗、
12…MOSトランジスタ、
13…MOSトランジスタ、
14…容量、
15…MOSトランジスタ、
16…容量、
17…負荷抵抗、
18…反転増幅器、
19…バッファ回路、
20…基準電圧生成回路、
30…差動増幅回路、
40…出力ドライバ回路、
50…基準電圧生成回路、
60…AGC回路、
70…低域通過フィルタ、
80…ピーク検出器、
81…基準電圧生成回路、
82…AGC回路、
90…コンパレータ、
100…光信号受信回路。

Claims (4)

  1. 光信号を受信して電流信号に変換する光電流変換回路の出力した電流信号を入力とし、前記電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路と、
    前記電流電圧変換回路の出力した電圧信号の直流電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記電流電圧変換回路の出力した第1の電圧信号と、前記電圧生成回路の出力した第2の電圧信号とを入力とし、前記第1及び第2の電圧信号の差動成分を増幅して差動電圧信号を出力する差動増幅回路と、
    前記差動増幅回路の出力した電圧信号を入力とし、後段ICを駆動する出力ドライバ回路と、
    前記第1の電圧信号に基づいて前記電流電圧変換回路のゲインを制御するフィードバックループ
    を具備して成り、
    前記電流電圧変換回路は、反転増幅器とバッファ回路との直列接続から成る増幅回路と、前記増幅回路の入出力間に接続された帰還抵抗と、前記帰還抵抗に並列に接続された第1のMOSトランジスタと、MOSトランジスタと容量とから成る2組の位相補償回路とを備え、
    前記2組の位相補償回路の一方である第1の位相補償回路は、前記反転増幅器の入出力間に接続された第2のMOSトランジスタ及び第1の容量から成り、
    前記2組の位相補償回路の他方である第2の位相補償回路は、前記反転増幅器の負荷抵抗に並列に接続された第3のMOSトランジスタ及び第2の容量から成り、
    前記第1、第2及び第3のMOSトランジスタの各々のゲートには、入力電流信号の平均レベルに応じた直流電圧信号が共通に印加される
    ことを特徴とする光信号受信回路。
  2. 請求項1において、
    前記第1のMOSトランジスタのゲート電圧、前記第2のMOSトランジスタのゲート電圧及び前記第3のMOSトランジスタのゲート電圧を2値で制御する2値制御を行い、かつ、前記2値制御の切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有する
    ことを特徴とする光信号受信回路。
  3. 光信号を受信して電流信号に変換する光電流変換回路の出力した電流信号を入力とし、前記電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路と、
    前記電流電圧変換回路の出力した電圧信号の直流電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記電流電圧変換回路の出力した第1の電圧信号と、前記電圧生成回路の出力した第2の電圧信号とを入力とし、前記第1及び第2の電圧信号の差動成分を増幅して差動電圧信号を出力する差動増幅回路と、
    前記差動増幅回路の出力した電圧信号を入力とし、後段ICを駆動する出力ドライバ回路と
    を具備して成り、
    前記電流電圧変換回路は、前記電流信号の直流成分に応じて前記第1の電圧信号の振幅を制御する第1のAGC機能と、前記電流信号の直流成分に応じて2段階に位相補償を行う2段階位相補償機能とを有し、
    前記2段階位相補償機能は、前記電流信号の直流成分に応じて、前記電流電圧変換回路の内部で構成されるフィードバックループの位相補償を行う第1の位相補償機能と、前記第1の位相補償機能によって位相補償された信号に対して更に位相補償を行う第2の位相補償機能とを含んで成り、
    前記電流電圧変換回路は、反転増幅器とバッファ回路との直列接続から成る増幅回路と、前記増幅回路の入出力間に接続された帰還抵抗と、前記帰還抵抗に並列に接続された第1のMOSトランジスタと、前記反転増幅器の入出力間に接続された第2のMOSトランジスタ及び第1の容量と、前記反転増幅器の負荷抵抗に並列に接続された第3のMOSトランジスタ及び第2の容量とを更に備え、
    前記第1のAGC機能は、前記電流信号の直流成分に応じて前記第1のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現され、
    前記第1の位相補償機能は、前記電流信号の直流成分に応じて前記第2のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現され、
    前記第2の位相補償機能は、前記電流信号の直流成分に応じて前記第3のMOSトランジスタのゲート電圧を変化させることにより実現され、
    前記第1、第2及び第3のMOSトランジスタの各々のゲートには、共通の制御信号が印加される
    ことを特徴とする光信号受信回路。
  4. 請求項3において、
    前記第1のAGC機能、前記第1の位相補償機能及び前記第2の位相補償機能を2値で制御する2値制御を行い、
    かつ、前記2値制御の切替え閾値にヒステリシスをもたせた構成を有する
    ことを特徴とする光信号受信回路。
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