JP5080651B2 - デュアルパス電流増幅器 - Google Patents

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Description

本開示は一般に電子回路に関し、より詳細には、増幅器に関する。
増幅器は、一般的に、入力信号を増幅し所望の信号レベルを有する出力信号を得るために用いられる。種々の形式の増幅器が利用可能であり、これらの増幅器は電圧増幅器、電流増幅器等を含む。電圧増幅器は入力電圧信号を入力し増幅し出力電圧信号を生成する。電流増幅器は入力電流信号を入力し、増幅し、出力電流信号を生成する。電圧および電流増幅器は通常異なる設計であり異なる用途に用いられる。
増幅器は、その増幅器が用いられる用途に依存する特定の伝達関数を実施するように設計される。種々の回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等)がこの伝達関数を実施するために用いられる。コスト、大きさ、電力等を最小にしながらこの伝達関数を得るように増幅器を設計することが望ましい。
低速高利得パスおよび高速低利得パスを有するデュアルパス電流増幅器をここに説明する。高速低利得パスは低利得かつ広い帯域幅を有する信号パスである。低速高利得パスは高速低利得パスに比べて高利得かつ狭い帯域幅を有する信号パスである。以下に説明するように、低速高利得パスおよび高速低利得パスは種々の回路設計を用いて実施される。デュアルパス電流増幅器は、広い同調範囲および優れた位相同期ループ(PLL)ダイナミクスを得るための2つの制御パスを有するPLLのような種々の用途に用いるこができる。
デュアルパス電流増幅器の一設計において、低速高利得パスは1より大きい利得、および低速高利得パスの1つの極によって決定される帯域幅を有する。低速高利得パスは1より小さいループ利得を有する正帰還ループで実施される。高速低利得パスは単位利得、および高速低利得パス内の回路素子の寄生素子によって決定される広い帯域幅を有する。低速高利得パスは入力電流を入力し第1の電流を出力する。高速低利得パスも入力電流を入力し第2の電流を出力する。加算器(例えば、電流加算ノード)は、第1と第2の電流を加算しデュアルパス電流増幅器の出力電流を生成する。
一設計において、デュアルパス電流増幅器は第1および第2の電流ミラーを含む。第1の電流ミラーは高速低利得パスを実施する。第1および第2の電流ミラーは連結され、低速高利得パスを実施する。第1の電流ミラーは並列に接続された第1、第2、および第3のP−チャンネル電界効果トランジスタ(P−FET)を用いて実施されることができる。第1のP−FETはダイオード構成になるように接続され、第2および第3のP−FETにゲート電圧を与える。第2の電流ミラーは第1および第2のN−チャンネル電界効果トランジスタ(N−FET)、演算増幅器並びにコンデンサを用いて実施されることができる。第1および第2のN−FETは並列に接続され、それらのドレインは第1および第2のP−FETのドレインにそれぞれ接続される。前記演算増幅器は、第1および第2のN−FETのドレインに接続された2つの入力と、これらのN−FETのゲートに接続された1つの出力を有する。前記コンデンサはN−FETのゲートと回路のアース間に接続される。以下に説明するように、この設計は一定の利益を提供する。
デュアルパスPLLのブロック図。 本発明の、デュアルパス電流増幅器の一設計のs−領域モデルを示す図。 本発明の、デュアルパス電流増幅器の一設計の伝達関数を示す図。 本発明の、図2Aに示すs−領域モデルを実施するデュアルパス電流増幅器の回路図。 本発明の、デュアルパス電流増幅器の別の設計のs−領域モデルを示す図。 デュアルパス電流増幅器の別の設計の伝達関数を示す図。 本発明の、図4Aに示すs−領域モデルを実施するデュアルパス電流増幅器の一設計の回路図。 本発明の、図4Aに示すs−領域モデルを実施するデュアルパス電流増幅器の別の設計の回路図。 本発明の、図4Aに示すs−領域モデルを実施するデュアルパス電流増幅器のさらに別の回路図。 本発明の、入力電流を処理するためのプロセスを示す図。 無線通信機器のブロック図。
発明の詳細な説明
以下に本開示の種々の態様および特徴をさらに詳細に説明する。
ここに説明するデュアルパス電流増幅器は種々の用途に用いられる。PLLにおけるデュアルパス電流増幅器の使用を以下に説明する。
図1に大きいVCO利得を効果的に扱うことができるデュアルパスPLL100の一設計のブロック図を示す。PLL100は位相−周波数検出器110、電荷ポンプ120、ループフィルタ130、電圧制御発振器(VCO)140、および分周器180を含む。VCO140は電圧−電流変換器142、デュアルパス電流増幅器150、および電流制御発振器(ICO)170を含む。
ICO170は電流増幅器150からの制御電流ICTRLによって決定される周波数を有する発振器信号を生成する。分周器180は、N≧1として、発振器信号を周波数の1/Nに分周しフィードバック信号を出力する。位相−周波数検出器110は基準信号およびフィードバック信号を入力し、この2つの信号の位相を比較し、この2つの信号間の位相の差/誤差を示す検出器信号を出力する。電荷ポンプ120は検出された位相誤差に比例する誤差信号を生成する。ループフィルタ130はこの誤差信号をフィルタリングし、VCO140に制御電圧を出力する。ループフィルタ130は、フィードバック信号の位相または周波数が基準信号の位相または周波数に同期するように、制御電圧を調整する。
電圧−電流変換器142はループフィルタ130から制御電圧を入力し、第1の電流Iおよび第2の電流Iを生成する。一般に、第1の電流Iは第2の電流Iと等しいか、より大きいか、またはより小さい。図1に示す設計において、電流増幅器150は狭帯域電流増幅器152および加算器154を含む。増幅器152は第1の電流Iを増幅し、フィルタリングし、第3の電流Iを出力する。加算器154は第3の電流Iと第2の電流Iを加算し、ICO170に制御電流ICTRLを供給する。
VCO140は広い同調範囲を有しており、また、VCO利得は大きい。VCO利得は、VCOの同調範囲をそのVCOの制御電圧範囲で除算した値におおよそ等しい。VCO140の広い同調範囲はデュアルパス電流増幅器150によって効果的に扱われる。電流増幅器150は、2つの信号パス、すなわち低速高利得パス160および高速低利得パス162を有する。図1に示す設計において、低速高利得パス160は1より大きい利得、および狭帯域電流増幅器152によって決定される周波数応答を有する。高速低利得パス162は1の利得、および平坦な周波数応答を有する。大きいVCO利得は2つのパスに分割される。低速高利得パス160はVCO140の中心周波数を低速に調整する高VCO利得パスに用いられる。高速低利得パス162は標準的動作中にVCO140の瞬時周波数を調整する小さいVCO利得パスに用いられる。低速高利得パス160は高速低利得パス162の標準動作への擾乱を避けるように設計される。VCO利得の分割は電圧−電流変換の後に実行される。これにより、電圧−電流変換器142および電流増幅器150の効率的実施が可能となり、また他の利益も提供する。
図2Aに図1のデュアルパス電流増幅器150の設計のためのs−領域モデル200のブロック図を示す。モデル200において、低速高利得パス160は図2Aに示す伝達関数を有するブロック210によって実施される。低速高利得パス160は、m−1の利得およびωの帯域幅を有する。ここでm>1、ωは適切に選択した周波数である。高速低利得パス162は図2Aに示す伝達関数を有するブロック212によって実施される。高速低利得パス162は単位利得およびωの帯域幅を有する。ここでω>>ωである。加算器154は加算器214によって実施される。
ブロック212は図1に示すように短いまたは直接の接続で置き換えてもよい。従ってωは無限大に等しい。この場合、モデル200を有する電流増幅器150の伝達関数H(s)は以下のように表される。
Figure 0005080651
式(1)
図2Bに式(1)の伝達関数H(s)のプロットを示す。図2Bに示すように、伝達関数H(s)はωに1つの極を、m・ωに1つの零点を有する。ωより低い周波数において電流利得はmである。電流利得mはICO170の平均制御電流を生成するために用いられる。m・ωより高い周波数において電流利得は1である。単位電流利得は、同期または準同期状態で用いられ、ジッタを抑圧および/またはPLLループダイナミクスを改善する。
電流増幅器150は閉ループフィードバックシステムであるPLL100に極−零対を導入する。PLLのループ安定性はm・ωをPLLループ利得帯域幅よりも十分小さく、好ましくはループフィルタ130の第1零点より低く設計することによって確実にされる。
図3にデュアルパス電流増幅器150aの回路図を示す。これは図2Aのs−領域モデル200を実施し、図1のデュアルパス電流増幅器150の一設計である。この設計において、電流増幅器150aは3個の電流ミラー、すなわち入力電流ミラー310、低速高利得電流ミラー320、および高速低利得電流ミラー330を含む。電流ミラーは並列に接続した複数のトランジスタを有する回路であって、それらのゲートが互いに接続され、またそれらのソースが同じ電圧に接続されており、その結果一方のトランジスタを通じて流れる電流はもう一方のトランジスタを通じて流れる電流をミラーリングする。図3において、電流増幅器150aはN−FETおよびP−FETの双方を用いて相補型金属酸化膜半導体(CMOS)で実施される。
入力電流ミラー310はN−FET312、314、および316を含む。それらは並列に接続され、それらのゲートが互いに接続され、それらのソースが回路のアースに接続されている。N−FET312はダイオード構成になるように接続される。すなわち、N−FET312のゲートとドレインが互いに接続される。N−FET314および316のドレイン電流はN−FET312ドレイン電流によって決定される(かつミラーとなる)。電流源302は、図1のIに相当する入力電流Iinを供給する。
低速高利得電流ミラー320はP−FET322および324を含む。それらは並列に接続され、それらのゲートが互いに接続され、それらのソースが電源電圧VDDに接続されている。P−FET322はダイオード構成になるように接続され、そのドレインがそのゲートおよびさらに電流ミラー310のN−FET314のドレインに接続されている。P−FET324は、そのドレインが電流加算ノードに接続されている。P−FET324のドレイン電流はP−FET322および324の寸法とP−FET322のドレイン電流によって決定される。コンデンサ326は一端がP−FET322および324のゲートに接続され、他端が電源電圧に接続されている。電源電圧および回路アースはいずれも交流(AC)的にはアースとみなされる。
高速低利得電流ミラー330はP−FET332および334を含む。それらは並列に接続され、それらのゲートが互いに接続され、それらのソースが電源電圧に接続されている。P−FET332はダイオード構成になるように接続され、そのドレインがそのゲートおよびさらに電流ミラー310のN−FET316のドレインに接続されている。P−FET334は、そのドレインが電流加算ノードに接続されている。P−FET334のドレイン電流はP−FET332のドレイン電流によって決定される(かつそれのミラーとなる)。電流加算ノードは、図1のICTRLに相当する出力電流Ioutを出力する。
電流ミラー310において、N−FET312はIinを入力し、N−FET314および316にゲート電圧Vを与える。したがってN−FET312、314、および316は、同一のゲート−ソース間電圧Vgsを有する。N−FET312、314、および316が同じ幅/長さ(W/L)形状を有する場合、図3に示すように、N−FET314はそのドレインにおいてI=Iinを供給し、N−FET316はそのドレインにおいてI=Iinを供給する。
電流ミラー320において、P−FET322のドレイン電流はN−FET314のドレイン電流に等しい。P−FET324のドレイン電流はP−FET322のドレイン電流のm−1倍である。それは、双方のP−FETは同じVgs電圧を有するがP−FET324は(m−1)・Xの寸法を有し、一方P−FET322は1Xの寸法を有するからである。P−FET324はI=(m−1)・Iinのドレイン電流を電流加算ノードに供給する。電流ミラー320はP−FET322および324のゲート電圧への高速な変化を防ぐコンデンサ326を含む。したがって、ドレイン電流Iはコンデンサ326のサイズおよび他の要素によって決定される低い速度で変化する。
電流ミラー330において、P−FET332のドレイン電流はN−FET316のドレイン電流に等しい。P−FET334のドレイン電流はP−FET332のドレイン電流に等しい。それは、P−FET332および334は同じVgs電圧を有し同じ寸法を有するからである。したがって、P−FET334はドレイン電流Iinを電流加算ノードに供給する。電流ミラー330は、(寄生素子以外には)いかなるリアクタンス素子も含まず、したがって、高速である。
入力電流Iinが変化すると、電流ミラー330はその変化にすばやく応答する。一方電流ミラー320は、コンデンサ326のためにP−FET322および324のゲート電圧は急速に変化できないため、応答にいくらか時間がかかる。電流ミラー320の帯域幅ω、したがって電流増幅器150aの帯域幅は以下のように表される。
ω = gmp / C 式(2)
ここでgmpはP−FET322の相互コンダクタンス、Cはコンデンサ326の静電容量である。
相互コンダクタンスgmpは入力電流IinおよびP−FET322の寸法またはW/L比で決定され、したがって制限されている。所望の帯域幅ωを得るために適切な静電容量値Cが選択される。狭帯域幅を得るためには大きいコンデンサが用いられる。逆も同様である。
電流ミラー320の利得m−1は所望特性、回路の実施等のような種々の要素に基づいて選択される。m−1が小さすぎる場合、デュアルパスVCO利得の利点は最小限になる。逆に、m−1が大きすぎる場合、零点m・ωの位置が高くなりすぎ、PLLのループ安定性に影響を与える。一設計において、m−1は7に等しい。他の値がm−1に用いられても良い。
図3は少数のFETと1個のコンデンサを用いたデュアルパス電流増幅器150aの効率的実施を示している。低速高利得パス160は2つのP−FET322および324、並びに1つのコンデンサ326で構成された電流ミラー320を用いて実施される。高速低利得パス162は2つのP−FET332および334で構成された電流ミラー330を用いて実施される。電流ミラー320はm−1の固定利得を乗算した電流を出力する。電流加算ノードはP−FET324および334のドレイン電流を都合良く(coveniently)加算し、出力電流を出力する。
図4Aに図1のデュアルパス電流増幅器150の別の設計のためのs−領域モデル400のブロック図を示す。モデル400において、低速高利得パス160は加算器410および図4Aに示される伝達関数を有するブロック412によって実施される。加算器410は入力電流Iinとブロック412からの中間電流Iを加算し、加算された電流Iをブロック412へ出力する。このように低速高利得パス160は正帰還ループを用いて実施される。ブロック412の利得は(m−1)/mであり、すべての周波数に対して1より小さい。したがって、正帰還ループは無条件安定である。高速低利得パス162は単位利得および無限帯域幅を有する線路414によって実施される。加算器154は加算器416によって実施される。
モデル400を有する電流増幅器150の伝達関数G(s)は以下のように表される。
Figure 0005080651
式(3)
図4Bに式(3)の伝達関数G(s)のプロットを示す。図4Bに示すように、伝達関数G(s)はω/mに1つの極、およびωに1つの零点を有する。電流利得はω/mより低い周波数においてmであり、ωより高い周波数において1である。
図2Bおよび図4Bに示すように、伝達関数G(s)およびH(s)は各々1つの極および1つの零点を有する。しかし、伝達関数G(s)の極はω/mに位置し、一方伝達関数H(s)の極はωに位置する。伝達関数G(s)の零点はωに位置し、一方伝達関数H(s)の零点はm・ωに位置する。したがって、極の周波数が与えられると、伝達関数G(s)のωは伝達関数H(s)のωよりm倍高い。これは、伝達関数G(s)は、伝達関数H(s)を実施するために用いるコンデンサの1/mの小さいコンデンサを用いて実施されることを意味する。より小さいコンデンサは、集積回路(IC)上で実施される場合、より小さいダイ面積を占める。
図5にデュアルパス電流増幅器150bの回路図を示す。この回路は図4Aのモデル400を実施し、図1のデュアルパス電流増幅器150の別の設計である。この設計において、電流増幅器150bはNMOS電流ミラー510およびPMOS電流ミラー520を含む。電流源502は図1に示すIに相当する入力電流Iinを供給し、ノードAに接続される。
NMOS電流ミラー510はN−FET512および514、コンデンサ516、および演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)518を含む。N−FET512および514は並列に接続され、それらのゲートが互いに接続され、それらのソースが回路のアースに接続されている。コンデンサ516は一端がN−FET512および514のゲートに接続され、他端が回路のアースに接続される。OTA518はN−FET512のドレインに接続された反転入力(ノードA)、N−FET514のドレインに接続された非反転入力(ノードB)、およびN−FET512および514のゲートに接続された出力を有する。N−FET512および514はそれぞれ(m−1)・Xの寸法を有する。
OTA518は正帰還ループおよび負帰還ループを実施する。正帰還ループはN−FET512を回り、負帰還ループはN−FET514を回る。負帰還ループは正帰還ループより高いループ利得を有し、したがって正帰還ループに対し支配的である。その結果、ノードAの電圧はノードBの電圧に等しくなる。このことは、NMOS電流ミラー510内部の電流整合を改善し、またPMOS電流ミラー520内部の(P−FET522と524の間の)電流整合も改善する。OTA518はノードAとBとの電圧間の差を検出し、ノードAの電圧とノードBの電圧が等しくなるようにコンデンサ516を充電または放電する。OTA518は、N−FET512のドレイン−ソース電圧VdsがN−FET514のVdsにほぼ一致することを確実にする。したがって、これらのN−FETは同じVgsおよびVdsを有するため、N−FET512の動作点はN−FET514の動作点にほぼ一致する。OTA518を含む負帰還ループにより、N−FET512のドレイン電流がN−FET514のドレイン電流と高精度に一致することが可能となる。N−FET512のドレイン電流は図4Aのブロック412からの中間電流Iに相当する。また、OTA518により、P−FET522のドレイン電流がP−FET524のドレイン電流と高精度に電流ミラーリングすることが可能となる。
PMOS電流ミラー520は、P−FET522、524、および526を含む。これらは並列に接続され、それらのゲートが互いに接続されており、それらのソースが電源電圧に接続されている。P−FET522はダイオード構成になるように接続され、そのドレインがそのゲートおよびさらに電流ミラー510のN−FET512のドレインに接続されている。P−FET524はそのドレインがN−FET514のドレインに接続されている。P−FET526のドレインは出力電流Ioutを出力する。これは図1のICTRLに相当する。P−FET522および526は、それぞれm・Xの寸法を有し、P−FET524は(m−1)・Xの寸法を有する。P−FET522のドレイン電流はI=Iin+Iに等しい。P−FET524および526のドレイン電流はP−FET522のドレイン電流によって決定される。
電流増幅器150bにおいて、高速低利得パス162はPMOS電流ミラー520のP−FET522および526によって実施される。P−FET522のドレイン電流は入力電流Iinおよび中間電流Iを含む。しかし、Iは低速に変化し、高速低利得パス162に対しては静的電流とみなされる。入力電流Iinが変化すると、P−FET522のドレイン電流は入力電流の変化と共に急速に変化する。P−FET526のドレイン電流は、電流ミラー構成のためP−FET522のドレイン電流に等しい。したがって、入力電流Iinの変化は出力電流Ioutに高速に反映される。P−FET522および526は、同一寸法のm・Xまたはm/mの比を有する。これは、高速低利得パス162に対して1の利得をもたらす。
低速高利得パス160は、P−FET522および524で構成される第1の電流ミラー、並びにN−FET512および514で構成される第2の電流ミラーを用いて実施される。ノードAは図4Aの加算器410を実施する電流加算ノードである。ノードAにおいて入力電流Iinは中間電流Iと加算され、加算された電流I=Iin+IはP−FET522を介して供給される。P−FET524のドレイン電流はI=((m−1)/m)・Iに等しい。P−FET522はm・Xの寸法を有し、一方P−FET524は(m−1)・Xの寸法を有するため、上記IはP−FET522のドレイン電流の(m−1)/m倍である。N−FET514のドレイン電流はコンデンサ516のため低速に変化する。コンデンサはP−FET524のドレイン電流がIinの変化とともに急速に変化することを防止する。Iinが変化するときはいつでも、P−FET524はノードBの電圧を変化させる。ノードBにおけるこの電圧変化はN−FET514のVgs電圧をコンデンサ516およびOTA518によって決定される遅延後に変化させる。N−FET514のドレイン電流は、N−FET514のVgs電圧がいったん定まるとIに等しい。電流ミラー構成のためN−FET512のドレイン電流はN−FET514のドレイン電流に等しい。このように、N−FET512および514、並びにP−FET522および524は図4Aのブロック412を実施する。低い周波数において、正帰還によりI=(m−1)・Iinであり、低速高利得パス160に対してm−1の利得が得られる。低速高利得パス160に対する所望の利得は、N−FET512および514並びにP−FET522および524を適切なサイズに定めることによって得られる。
NMOS電流ミラー510の内部の負帰還ループの帯域幅は以下のように表される。
Figure 0005080651
式(4)
ここで、gはOTA518の相互コンダクタンス、
mnはN−FET514の相互コンダクタンス、
onはN−FET514の出力コンダクタンス、
opはP−FET524の出力コンダクタンス、
Cはコンデンサ516の静電容量である。
相互コンダクタンススg、gmn、gon、およびgopはOTA518、N−FET514、およびP−FET524の設計によって決定される。所望の帯域幅を得るために、コンデンサ516の適切な静電容量値Cが選択される。N−FET514の利得G=gmn/(gon+gop)により、ダイオード接続されたN−FET514と同じωを得るためにはCはG倍大きくなる。
図6にデュアルパス電流増幅器150cの回路図を示す。これは図4Aのs−領域モデル400を実施し、また図1のデュアルパス電流増幅器150のさらに別の設計である。電流増幅器150cは、特定の設計で実施されるOTA518を備え、図5の電流増幅器150bの回路素子のすべてを含む。
図6に示す設計において、OTA518はN−FET532および534で構成される差動増幅器530、P−FET536および538で構成される能動負荷、並びにバイアスN−FET540を含む。N−FET532および534はそれらのソースが互いに接続され、それらのゲートがそれぞれノードAおよびBに接続されている。N−FET540はそのドレインがN−FET532および534のソースに接続され、そのゲートはN−FET512および514のゲートに接続され、そのソースは回路のアースに接続されている。P−FET536および538はそれらのソースが電源電圧に接続され、それらのゲートが互いに接続され、それらのドレインがそれぞれN−FET532および534のドレインに接続されている。P−FET536のドレインはさらにN−FET512および514のゲートに接続されている。P−FET538のドレインはさらにP−FET538のゲートに接続されている。
N−FET540はN−FET532および534の双方にIに比例したバイアス電流Iを供給する。P−FET536および538は電流ミラーとして接続され、ノードAの電圧がノードBの電圧に等しいという定常状態条件のもとで、各P−FETは約I/2の電流を供給する。入力電流Iinが増加すると、ノードBの電圧が上昇し、PMOS電流ミラー520内のP−FET524を通じて流れる電流を強制的に小さくする。この場合、ノードAの電圧はノードBの電圧より低く、N−FET532はそれほど強くオン状態にならず、ほとんど電流を引き込まず、P−FET536はコンデンサ516に電流を供給する。したがって、N−FET512および514のVgsは上昇し、これによりN−FET514がP−FET524からより多くの電流を引き込むことができる。これとは逆に、入力電流Iinが減少すると、ノードBの電圧は降下しより多くの電流をP−FET524を通じて流れさせる。この場合、ノードAの電圧はノードBの電圧より高く、N−FET532はより強くオン状態になり、コンデンサ516から電流を吸い込む。したがって、N−FET512および514のVgsは降下し、その結果、N−FET514はP−FET524から、電流をほとんど引き込まなくなる。
図6のOTA設計はいくつかの利点を有する。第1に、設計は比較的簡単であり、OTA518は5個のトランジスタで実施される。第2に、N−FET532および534のためのバイアス電流IがNMOS電流ミラー510の中間電流Iのレプリカから得られるため、OTA518は自己バイアスされる。
図7にデュアルパス電流増幅器150dの回路図を示す。これは図4Aのs−領域モデル400を実施し、また図1のデュアルパス電流増幅器150のさらに別の設計である。電流増幅器150dは、OTA518以外は図5の電流増幅器150bの回路素子のすべてを含む。この設計において、N−FET514はダイオード構成になるよう接続され、ドレインがゲートに接続されている。N−FET512のドレイン電流の、N−FET514のドレイン電流との整合は、OTA518用いず、精度はより低いかもしれない。しかし、ある種の用途においては高精度な電流整合は必要ではなく、これらの用途に対してはOTA518の省略は電流ミラー150の設計を簡略化する。ループ帯域幅は、ω=gmn/Cである。ここで、gmnはN−FET514の相互コンダクタンスである。これにより、(4)式と同じωを得るためにより小さいコンデンサを使用することが可能となる。
図5、図6、および図7のデュアルパス電流増幅器150の設計はいくつかの利点がある。第1に、低速高利得パスの正帰還ループに起因して、電流増幅器150に対して所望の極周波数を得るために、より小さいコンデンサ516が用いられる。より小さいコンデンサはダイ面積およびコストを削減する。これは望ましいことである。第2に、NMOS電流ミラー510とPMOS電流ミラー520の組合せは電流増幅器150を実施するために用いるトランジスタの数を削減する。
図8に入力電流を処理するためのプロセス800の一設計を示す。入力電流は第1の電流を得るために正帰還ループを有する低速高利得パスを用いて処理される(ブロック812)。入力電流は第2の電流を得るために高速低利得パスも用いて処理される(ブロック814)。出力電流を得るために、第1の電流と第2の電流が(例えば電流加算器によって)加算される(ブロック816)。
ブロック812において、第3の電流を得るために入力電流と第1の電流が加算される。次に、第1の電流を得るために、1より小さい利得を有し特定の周波数で1つの極を有する伝達関数に従って第3の電流が処理される。低速高利得パスは正帰還による1より大きい利得、および低速高利得パスの極によって決定される帯域幅を有する。
ブロック814において、第2の電流を得るために入力電流は電流ミラーによってミラーリングされる。高速低利得パスは単位利得、および高速低利得パス内の回路素子の寄生素子によって決定される広い帯域幅を有する。
ここに説明したデュアルパス電流増幅器は、例えば、図1に示すような広い同調範囲および大きいVCO利得を有するPLLのために用いることができる。大きいVCO利得は低速高利得パスおよび高速低利得パスに分割される。双方ともデュアルパス電流増幅器によって実施される。低速高利得パスは、広い同調範囲をサポートするために、VCOに平均制御電流を供給する。高速低利得パスは、同期状態期間中に、より小さいVCO利得をサポートするために、VCOに瞬時制御電流を供給する。より小さいVCO利得は、PLLのループ安定性を改善し、その結果、より少ないジッタとなる。
デュアルパス電流増幅器は低電圧用途に特に有利である。携帯機器には電力消費量を抑圧するために低電源電圧が一般的に用いられる。しかし、低電源電圧はまた、制御電圧範囲を制限し、これにより、大きいVCO利得の課題を顕著にする。デュアルパス電流増幅器は、低電圧用途においてより厳しいであろう大きいVCO利得をサポートすることができる。
デュアルパス電流増幅器は種々の電子機器および回路に用いられる。無線通信装置におけるデュアルパス電流増幅器の使用について以下に説明する。
図9に無線通信システムにおける無線機器900の一設計のブロック図を示す。無線機器900は、携帯電話、端末、携帯情報端末(PDA)、ハンドセット、または他の機器もしくは設計である。無線通信システムは符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、広域移動通信(GSM)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム等である。
無線機器900はディジタルプロセッサ910および双方向通信をサポートする送受信機930を含む。ディジタルプロセッサ910は1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)で実施され、送受信機930は1つ以上の無線周波数(RF)集積回路(RFIC)で実施され得る。
ディジタルプロセッサ910内で、符号器912は送信されるデータを処理(例えばフォーマッティング、符号化、およびインタリービング)し、変調器(Mod)914は出力チップを生成するために、符号化されたデータを処理(例えば変調、およびスクランブル)する。送受信機930内で、送信(TX)ベースバンドユニット932は出力チップにディジタル−アナログ変換、フィルタリング、増幅等のようなベースバンド処理を実行し、ベースバンド信号を出力する。ミクサ934はベースバンド信号をRFへアップコンバージョンする。TX RFユニット936はフィルタリングおよび電力増幅等のような信号調整を実行し、アンテナ940を介して送信されるRF変調された信号を生成する。データ受信において、受信(RX)RFユニット942はアンテナ940から入力RF信号を受信し、低雑音増幅およびフィルタリングのような信号調整を実行する。ミクサ944は調整されたRF信号をRFからベースバンドへダウンコンバージョンする。RXベースバンドユニット946は、フィルタリング、増幅、アナログ−ディジタル変換等のようなベースバンド処理を実行し、サンプルを出力する。復調器(Demod)916は前記サンプルを処理(例えば、デスクランブルおよび復調)し、シンボル推定値を出力する。復号器918は前記シンボル推定値を処理(例えばデインタリービングおよび復号)し、復号されたデータを出力する。一般に、プロセッサ910および送受信機930による処理は無線システムが利用する無線技術に依存する。
プロセッサ920はビデオ、オーディオ、グラフィックス等のような種々の用途をサポートする。制御器/プロセッサ960は無線機器900内の種々の処理ユニットの動作を指示する。メモリー962は無線機器900のためのプログラムコードおよびデータを格納する。
VCO/PLL922はディジタルプロセッサ910内の処理ユニットに対するクロック信号を生成する。VCO/PLL950は周波数アップコンバージョンのためのミクサ934によって用いられる送信LO信号、および周波数ダウンコンバージョンのためのミクサ944によって用いられる受信LO信号を生成する。VCO922および/またはVCO950は大きなVCO利得を有し、ここに説明したデュアルパス電流増幅器を利用することができる。また、デュアルパス電流増幅器は図9の他のブロックで用いられることができる。基準発振器964はVCO/PLL922および/またはVCO/PLL950のための基準信号を生成する。基準発振器964は水晶発振器(XO)、電圧制御XO(VCXO)、温度補償XO(TCXO)、または他の形式の発振器であっても良い。
ここに説明したデュアルパス電流増幅器はアナログIC、RFIC、ASIC、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理機器(DSPD)、プログラマブル論理機器(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御器、マイクロ制御器、マイクロプロセッサ、および他の電子ユニットで実施され得る。本デュアルパス電流増幅器はN−MOS、P−MOS、CMOS、BJT、GaAs等のような種々のICプロセス技術で実施され得る。本デュアルパス電流増幅器は個別部品を用いても実施されることができる。
本開示のこれまでの説明はいかなる当業者も本開示を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。本開示への種々の変形は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した一般的原理は本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の変形例に適用されるかもしれない。したがって、本開示はここに示した例および設計に限定されることを意図されておらず、ここに開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲と一致されるべきである。

Claims (23)

  1. 正帰還ループを有し、入力電流を入力して第1の電流を出力するように構成された低速高利得パスと;
    前記入力電流を入力して第2の電流を出力するように構成された高速低利得パスと;
    前記第1の電流および前記第2の電流を加算して出力電流を生成するように構成された加算器と;
    を備え、前記低速高利得パスは、
    前記入力電流と前記第1の電流とを加算して第3の電流を生成するように構成された加算器と;
    前記第3の電流を入力して前記第1の電流を生成するように構成された回路と、なお、前記第3の電流を生成するように構成された前記加算器及び前記回路は正帰還ループを実施し、前記回路は、1より小さい利得、および予め定められた周波数において極を有する;
    を備えた、
    装置。
  2. 前記高速低利得パスは、単位利得、および前記高速低利得パス内の回路素子の寄生素子によって決定される広い帯域幅を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記低速高利得パスは、1より大きい利得、および前記低速高利得パスの極によって決定される帯域幅を有する、請求項1に記載の装置。
  4. 第1の電流を得るために正帰還ループを有する低速高利得パスを用いて入力電流を処理することと;
    第2の電流を得るために高速低利得パスを用いて前記入力電流を処理することと;
    出力電流を得るために前記第1の電流および前記第2の電流を加算することと;
    を備え、前記低速高利得パスを用いて入力電流を処理することとは、
    第3の電流を生成するために前記入力電流と前記第1の電流とを加算することと;
    前記第1の電流を得るために、1より小さい利得、および予め定められた周波数において極を有する伝達関数に従って前記第3の電流を処理することと;
    を備えた、
    方法。
  5. 前記高速低利得パスを用いて前記入力電流を処理することは、前記第2の電流を得るために前記入力電流をミラーリングすることを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 第1の電流を得るために正帰還ループを有する低速高利得パスを用いて入力電流を処理するための手段と;
    第2の電流を得るために高速低利得パスを用いて前記入力電流を処理するための手段と;
    出力電流を得るために前記第1の電流および前記第2の電流を加算するための手段と;
    を備え、前記低速高利得パスを用いて入力電流を処理する前記手段は、
    第3の電流を生成するために前記入力電流と前記第1の電流とを加算するための手段と;
    前記第1の電流を得るために、1より小さい利得、および予め定められた周波数において極を有する伝達関数に従って前記第3の電流を処理するための手段と;
    を備えた、
    装置。
  7. 前記高速低利得パスを用いて前記入力電流を処理するための手段は、前記第2の電流を得るために前記入力電流をミラーリングするための手段を備える、請求項6に記載の装置。
  8. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと;
    入力電流が供給される入力ノードと、少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと;
    を備え、
    前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成された、
    集積回路。
  9. 前記第1の電流ミラーは、
    ダイオード構成になるように接続され、入力電流を入力するように構成された第1のトランジスタと;
    前記第1のトランジスタと並列に接続され、前記入力電流をミラーリングする出力電流を生成する第2のトランジスタと;
    を備える、請求項8に記載の集積回路。
  10. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと;
    入力電流が供給される入力ノードと、少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと;
    を備え、
    前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成され、
    前記第1の電流ミラーは、
    ダイオード構成になるように接続され、入力電流を入力するように構成された第1のトランジスタと;
    前記第1のトランジスタと並列に接続され、前記入力電流をミラーリングする出力電流を生成する第2のトランジスタと;
    を備え、
    前記第1および第2のトランジスタは等しい寸法を有し、かつ、前記高速低利得パスは1の利得を有する、
    集積回路。
  11. 前記第1の電流ミラーは、並列に接続された第1および第2のトランジスタを備え、前記第1のトランジスタはダイオード構成になるように接続されており、前記第2の電流ミラーは、並列に接続され、およびさらにそれぞれが第1および第2のトランジスタに接続された、第3および第4のトランジスタを備える、請求項8に記載の集積回路。
  12. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと、なお、前記第1の電流ミラーは、並列に接続された第1及び第2のトランジスタを備え、前記第1のトランジスタはダイオード構成になるように接続される;
    入力電流が供給される入力ノードと少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと、なお、前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成される;
    を備え、
    前記第2の電流ミラーは、並列に接続され、さらに、前記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ接続された第3及び第4のトランジスタを備え、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタより大きい寸法を有し、前記第3および第4のトランジスタは等しい寸法を有し、かつ、前記低速高利得パスは1より大きい利得を有する、
    集積回路。
  13. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと、なお、前記第1の電流ミラーは並列に接続された第1及び第2のトランジスタを備え、前記第1のトランジスタはダイオード構成になるように接続される;
    入力電流が供給される入力ノードと少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと、なお、前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成される;
    を備え、
    前記第2の電流ミラーは第3及び第4のトランジスタを備え、前記第3及び第4のトランジスタは並列に接続され、さらに、前記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ接続され、
    前記第1および第2のトランジスタはP−チャンネル電界効果トランジスタ(P−FET)であり、前記第3および第4のトランジスタはN−チャンネル電界効果トランジスタ(N−FET)である、
    集積回路。
  14. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと、なお、前記第1の電流ミラーは、並列に接続された第1及び第2のトランジスタを備え、前記第1のトランジスタはダイオード構成になるように接続される;
    入力電流が供給される入力ノードと少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと、なお、前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成される;
    を備え、
    前記第2の電流ミラーは第3及び第4のトランジスタを備え、前記第3及び第4のトランジスタは並列に接続され、さらに、前記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ接続され、
    前記第2の電流ミラーは、第1および第2の入力がそれぞれ前記第3および第4のトランジスタのドレインに接続されており、出力が前記第3および第4のトランジスタのゲートに接続されている演算増幅器をさらに備える、
    集積回路。
  15. 前記演算増幅器は、前記第1と第2の入力間の電圧差を検出するように、および前記検出された電圧差に基づいて電流を供給するように構成された演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)である、請求項14に記載の集積回路。
  16. 前記演算増幅器は、
    前記演算増幅器の前記第1の入力および前記第2の入力を形成する差動増幅器と;
    前記差動増幅器に連結され、前記演算増幅器の前記出力を生成する能動負荷と;
    を備える、請求項14に記載の集積回路。
  17. 前記演算増幅器は、ゲートが前記第3および第4のトランジスタのゲートに接続されており、ドレインが前記差動増幅器に接続されているバイアストランジスタをさらに備える、請求項16に記載の集積回路。
  18. 前記演算増幅器のバイアス電流は、前記第4のトランジスタを通して流れる電流に基づいて決定される、請求項14に記載の集積回路。
  19. デュアルパス電流増幅器のための高速低利得パスを実施するように構成された第1の電流ミラーと、なお、前記第1の電流ミラーは、並列に接続された第1及び第2のトランジスタを備え、前記第1のトランジスタはダイオード構成になるように接続される;
    入力電流が供給される入力ノードと少なくとも1つの追加ノードとを介して前記第1の電流ミラーに連結された第2の電流ミラーと、なお、前記第1および第2の電流ミラーは前記デュアルパス電流増幅器のための低速高利得パスを実施するように構成される;
    を備え、
    前記第2の電流ミラーは第3及び第4のトランジスタを備え、前記第3及び第4のトランジスタは並列に接続され、さらに、前記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ接続され、
    前記第2の電流ミラーは、前記第3および第4のトランジスタのゲートと回路のアースとの間に接続されたコンデンサをさらに備える、
    集積回路。
  20. 前記第4のトランジスタは、ダイオード構成になるように接続され、かつ、ゲートとドレインが互いに接続されている、請求項19に記載の集積回路。
  21. 前記第1の電流ミラーは第5のトランジスタを備え、前記第5のトランジスタは前記第1及び第2のトランジスタに並列に接続され、かつ出力電流を生成するように構成される、請求項11に記載の集積回路。
  22. 前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタは、正帰還ループにおいて動作する、請求項11に記載の集積回路。
  23. 前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタは、前記正帰還ループの安定性を確実にするために、1よりも小さいループ利得を有する、請求項22に記載の集積回路。
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