JP5080214B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス基板の側端面をエッチングする技術に関する。
例えば液晶ディスプレイ等のFPD製造分野においては、ディスプレイの輝度の向上や、バックライトの省電力化等の対策のために、バックライトからの光を有効に透過させる有効透過面積の拡大が重要となっている。ここで、ガラス基板上に形成される配線が、光を遮断する大きな要因となっている。
現状では、開口率を向上させるために、従来よりも配線の線幅を狭く(例えば、5ミクロン)、かつ、配線の高さ幅を大きく(例えば、1ミクロン)なるように設計される。上記所定の幅および高さを有する溝をガラス基板の主面に形成させるため、主としてフッ酸等のエッチング液を使用したウェットエッチング法が基板処理に適用されている(以下、「エッチング処理」と称する。)。そして、このような技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−66864号公報
ところが、通常のガラス基板の側端面には、加工硬化層および無数の細かなひび割れ・亀裂(マイクロクラック)が存在する。そのため、上記のガラス基板の表面のエッチング処理を行うことによって、加工硬化層の残留応力が解放され、端面のマイクロクラックから、比較的大きなクラックおよびガラス片が発生するという問題があった。
さらに、ガラス基板の表面をエッチング処理した後に、純水等による洗浄処理およびエアナイフ等による乾燥処理を行うことによって、多数のガラス片からなるパーティクルがガラス基板の端面より発生する。これら発生したパーティクルは、通常のディスプレイ製造エリア(ガラス基板表面の、例えば端面から10mmの領域(端縁部)を除くエリア)に大量に拡散してしまう。これらは、配線不良の原因ともなり、基板製造の歩留まりが悪化する等の問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ガラス基板の側端面から、加工硬化層や無数のマイクロクラックを除去する基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、ガラス基板の側端面をエッチング処理する基板処理装置であって、ガラス基板の端縁部が遊挿されたときに当該ガラス基板の側端面および端縁部表裏面を覆う開口部が設けられた本体部と、ガラス基板の端縁部が遊挿された前記開口部の内側に所定のエッチング液を供給する薬液供給手段と、前記薬液供給手段によって前記開口部に供給された所定のエッチング液を回収する薬液回収手段とを備え、前記薬液供給手段は、前記開口部に形設され、前記開口部にガラス基板の端縁部を遊挿したときの当該ガラス基板の側端面と略平行の面に対して、30度以上60度以下の所定の角度に傾斜して前記エッチング液を前記開口部に供給する供給口を有し、前記薬液回収手段は、前記開口部に形設され、前記開口部にガラス基板の端縁部を遊挿したときの当該ガラス基板の側端面と略平行の面に対して30度以上60度以下の所定の角度に傾斜して前記エッチング液を前記開口部から回収する排出口を有しており、前記供給口および前記排出口は、前記開口部の内部であって、かつ、前記開口部にガラス基板の端縁部が遊挿されたときの前記ガラス基板の側端面の位置よりも内側に相対向して形設されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置であって、前記本体部に付設され、前記開口部に遊挿されたガラス基板の表面および裏面と対向する面に疎水性部材を形設したフラップ部をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明に係る基板処理装置であって、前記本体部の開口部内側の内壁面に、親水性部材を形設していることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項の発明に係る基板処理装置であって、前記供給口は、前記開口部の内側であって、水平に支持されたガラス基板の端縁部が前記開口部に遊挿されたときの当該ガラス基板の上面に形設され、前記排出口は、前記開口部の内側であって、当該ガラス基板の下面に形設されることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、少なくともガラス基板の端縁部が前記開口部に遊挿されるときに、前記開口部の内側に前記所定のエッチング液を供給しつつ前記開口部から前記所定のエッチング液を回収するように前記薬液供給手段と前記薬液回収手段とを制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、前記ガラス基板を第1方向に搬送する第1搬送手段をさらに備え、前記本体部は、前記第1搬送手段によって搬送されるガラス基板の前記第1方向と略平行の端縁に沿って配置されることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項の発明に係る基板処理装置であって、前記第1方向と略直角に交わる第2方向に沿って搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段によって搬送されるガラス基板を前記第2搬送手段に受け渡す受渡手段とをさらに備え、前記本体部が、前記第2手段によって搬送されるガラス基板の前記第2方向と略平行の端縁に沿ってさらに配置されることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、前記本体部は、第1方向と平行の前記ガラス基板の端縁と、前記第1方向に略直角に交わる第2方向と平行の前記ガラス基板の端縁とに沿ってそれぞれ配置されることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、ガラス基板を支持しつつ回転させる回転手段をさらに備え、前記本体部は、前記回転手段によって支持されるガラス基板の端縁に沿って配置されることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、前記本体部を前記ガラス基板の第1方向に沿って配置しつつ多段に積層した第1処理部と、前記本体部を前記第1方向と略直角に交わる前記ガラス基板の第2方向に沿って配置しつつ多段に積層した第2処理部と、前記第1処理部と前記第2処理部との間で、前記ガラス基板を鉛直方向に沿って多段に支持しつつ搬送可能な多段式搬送手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明に係る基板処理装置であって、ガラス基板を多段に支持しつつ回転させる多段式回転手段と、前記多段式回転手段によって支持された前記ガラス基板の端面に沿って前記本体部を多段に積層した第3処理部とをさらに備えることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項1ないし11のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記所定のエッチング液は、フッ化アンモニウム、バッファードフッ酸、界面活性剤を含むフッ酸の群から選ばれる液体であることを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項1ないし12のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記薬液供給手段は、前記供給口に接続され、前記所定のエッチング液を送給する薬液送給手段を含み、前記薬液回収手段は、前記排出口に接続され、使用済みの前記所定のエッチング液を収容する使用済薬液収容手段を含み、前記供給口に接続され純水を送給する純水送給手段と、前記供給口に接続され熱風を送給する熱風送給手段と、前記供給口の接続先を前記薬液送給手段、前記純水送給手段または前記熱風送給手段に切り換える第1切換手段と、前記排出口に接続され前記開口部から使用済みの前記純水を廃棄する純水廃棄手段と、前記排出口に接続され前記開口部の内部の気体を排気する排気手段と、前記排出口の接続先を前記薬液収容手段、前記純水廃棄手段または前記排気手段に切り換える第2切換手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項1ないし13に記載の発明によれば、ガラス基板の側端面を中心に、効率的にエッチング処理できるため、当該側端面の加工硬化層やマイクロクラックを除去することができる。また、ガラス基板の表面をエッチング処理する場合に、ガラス基板の側端面のエッチング処理をあらかじめ行っておくことにより、側端面からのパーティクル発生を抑制することができる。
また、ガラス基板の側端面に積極的にエッチング液を衝突させることによって、エッチング処理時間を短縮できるとともに、発生するガラス屑の剥離を促進させることができる。
また、ガラス基板の側端面に積極的にエッチング液を所定の角度に傾斜させて衝突させることによって、エッチング処理時間を短縮できるとともに、発生するガラス屑の剥離を促進させることができる。さらに、それらのガラス屑をスムーズに排出させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、開口部において、エッチング液の安定したメニスカスを保持できるため、効率的にガラス基板の側端面のエッチングを行うことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、本体部の開口部の内部にエッチング液を安定して保持することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、エッチング処理により発生するガラス屑を、重力を利用することによって効率的にガラス基板の側端面から剥離させるとともに、容易に排出することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ガラス基板を開口部に遊挿したときに、エッチングを素早く開始できるため、エッチング処理の時間を短縮できる。
また、請求項およびに記載の発明によれば、ガラス基板の搬送経路上でエッチング処理を行うことができる。したがって、基板製造に必要な時間を短縮できる。
また、請求項10および11に記載の発明によれば、一度に複数のガラス基板について、側端面のエッチング処理を行うことができる。
また、請求項13に記載の発明によれば、開口部に連通する供給口および排出口を一つずつにまとめることができるため、本体部の加工コストを抑えることができる。

以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 第1の実施の形態>
<1.1.構成および機能>
図1は、第1の実施の形態における基板処理装置1の概略上面図である。
なお、図1において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の各図についても同様である。
基板処理装置1は、主として搬送ローラ群20,21と、受渡部3と、処理部40,41と、制御部8とで構成される。なお、本実施の形態では、処理するガラス基板90の形状を略長方形である角型として説明するが、もちろんこれに限られるものではなく、正方形等であってもよい。以下の各実施の形態においても同様とする。
搬送ローラ群20は、図1中、X方向(第1方向)に配列された複数の搬送ローラ201と駆動機構202とから構成される。搬送ローラ201はY方向に長手方向を有し、駆動機構202と接続する軸を備える。駆動機構202を駆動することによって、その動力が当該軸に伝達され、搬送ローラ201が回転される。したがって、搬送ローラ群20は、下方から水平に支持したガラス基板90を(+X)方向へ搬送することができる。本実施の形態においては、搬送ローラ群20が本発明に係る第1搬送手段に相当する。
搬送ローラ群21は、図1中、Y方向(第2方向)に配列された複数の搬送ローラ211と駆動機構212とから構成される。搬送ローラ201と同様に、搬送ローラ211は、軸を介して駆動機構212と接続しており、X方向に長手方向を有する。駆動機構212を駆動することによって、その動力が搬送ローラ211の軸に伝達され、搬送ローラ211が回転する。したがって、搬送ローラ群21は、下方から支持したガラス基板90を(+Y)方向へ搬送することができる。本実施の形態において、搬送ローラ群21は、本発明に係る第2搬送手段に相当する。なお、搬送ローラ群21の上端の高さ位置は、搬送ローラ群20の上端の高さ位置よりも上方となるように設定される。
受渡部3は搬送ローラ301と、搬送ローラ301の駆動機構302と上下ローラ303と上下ローラ駆動部304とで構成される。受渡部3は、搬送ローラ群20と、搬送ローラ群21とで形成されるガラス基板90の搬送路の中間に設けられ、搬送ローラ群20により搬送されてきたガラス基板90を、搬送ローラ群21に受け渡す機能を有する。
ここで、受渡部3による搬送ローラ群20と搬送ローラ群21との間でのガラス基板90の受け渡し動作について説明する。なお、搬送ローラ301は、搬送ローラ201と同一の形状等を有しており、それぞれの上端の高さ位置は、同一とされる。
受渡部3では、駆動機構302を駆動することによって、その動力が搬送ローラ301の軸に伝達され、搬送ローラ301が回転される。したがって、搬送ローラ群20により搬送されてきたガラス基板90は、さらに(+X)方向へ搬送される。
一方、上下ローラ303は、搬送ローラ301の間に設けられており、かつ、ガラス基板90が受渡部3の所定の位置に搬送されるまでは、上端の高さ位置が搬送ローラ301の上端の高さ位置よりも低くなるように配置される。
ここで、受渡部3によるガラス基板90の受け渡し動作について説明する。まず、ガラス基板90が所定の位置に搬送されると、上下ローラ駆動部304を駆動することによって、上下ローラ303が上方へ移動される。この上昇中に、上下ローラ303上端がガラス基板90の下面と当接し、そのままガラス基板90が上方へ押し上げられる。
さらに上下ローラ303上端の高さ位置が搬送ローラ211上端の高さ位置と略同一となると、上下ローラ303の上昇が停止される。そして、上下ローラ駆動部304を駆動することによって、その動力が上下ローラ303の軸に伝達され、上下ローラ303が回転し、ガラス基板90(+Y)方向へ搬送方向が変更される。そして、ガラス基板90が受渡部3から搬送ローラ群21へと受け渡される。以上が、受渡部3によるガラス基板90の受け渡し動作の説明である。
図2は、処理部40の概略斜視図である。
処理部40は、搬送ローラ群20上の位置に配置されており、主として本体部401,402(図1参照)を備えている。本体部401,402は、X方向を長手方向とする直方体状の形状を有しており、親水性樹脂から形成される。本体部401は、搬送ローラ群20によって搬送されるガラス基板90の左側((+Y)側)に、本体部402は、当該ガラス基板90の右側((−Y)側)にそれぞれ対向するように配置される。
本体部401の一方側の側面の中央付近には、本体部401の長手方向(X方向)に渡って開口する開口部403が設けられている。開口部403の大きさは、ガラス基板90の側端面および端縁部の表裏面を覆うことが可能なサイズであり、その長手方向の長さは、ガラス基板90のX方向(第1方向、搬送ローラ群20によるガラス基板90の搬送方向)と平行な側端面の長さよりも長く設定されている。
図1に戻って、本体部401は、図示しない移動機構に接続されており、搬送ローラ群20によってガラス基板90が処理部40の所定の位置に搬送されるまで、図1中、(+Y)方向の二点鎖線で示す待機位置に配置される。そして、ガラス基板90が所定の位置まで搬送されてくると、搬送ローラ群20によるガラス基板90の移動が停止される。そして、図示しない移動機構によって本体部401が、図1中、(−Y)方向に移動されることによって、開口部403の内部に、ガラス基板90の端縁部が遊挿される。
図3は、処理部40の本体部401の断面とその他の各構成を概略的に示す図である。
処理部40は、送給部5と回収部6とをさらに備えている。送給部5は、所定のエッチング液(アンモニウムフッ酸、バッファードフッ酸、または、界面活性剤を含むフッ酸等)を送給する薬液送給部50と、純水を送給する純水送給部51と、熱風を送給する熱風送給部52とを備える。これらは、一つの配管を介して本体部401と接続されており、配管との各接続部には、バルブ501,511,521がそれぞれ設けられている。したがって、バルブ501,511,521と、薬液送給部50と、純水送給部51と、熱風送給部52とを制御することによって、本体部の内部にエッチング液、純水および熱風のそれぞれを独立して送給することができる。
また、回収部6は、使用済みのエッチング液を回収して収容する使用済薬液収容部60と、使用済みの純水を廃棄する純水廃棄部61と、排気部62とをさらに備える。これらは一つの配管を介して本体部401と接続されており、当該配管との各接続部には、バルブ601,611,621がそれぞれ設けられている。したがって、バルブ601,611,621と、使用済薬液収容部60と、純水廃棄部61と、排気部62とを制御することによって、本体部401の内部から使用済みエッチング液、使用済み純水および、本体部401内部の大気とを分離して回収することが出来る。
本体部401には、開口部403の上下位置に、図3中、X方向を長手方向とする中空の空洞部が設けられており、上方の空洞部は、供給口404を介して開口部403と連通接続されている。また、下方の空洞部は排出口405を介して開口部403と連通接続されている。
例えば、薬液送給部50からエッチング液が本体部401に送給されると、供給口404を介して開口部403の内部にエッチング液が供給される。したがって、本実施の形態においては、薬液送給部50と供給口404とが本発明に係る薬液供給手段に相当する。
一方、薬液送給部50から開口部403に供給されたエッチング液は、排出口405を介して、使用済薬液収容部60に回収される。したがって、本実施の形態においては、使用済薬液収容部60と排出口405とが本発明に係る薬液回収手段に相当する。
図3に示すように、供給口404は、開口部403にガラス基板90が遊挿されたときの当該ガラス基板90の側端面に略平行な面(図3中、XZ平面)に対して30度以上60度以下の所定の角度(例えば45度)であって、かつ、供給方向が、図3中、右斜め下となるように傾斜して設けられる。さらに、開口部403に遊挿されたガラス基板90の側端面の位置よりも(+Y)側(開口部403の内側)の位置において、上方の空洞部と開口部403とが連通するように供給口404の位置が設定される。
一方、排出口405は、XY平面に対して30度以上60度以下の所定の角度(例えば45度)であって、かつ、Y方向軸について供給口404と鏡体関係となる方向に傾斜して設けられる。さらに、開口部403に遊挿されたガラス基板の側端面の位置よりも(+Y)側の位置において、下方の空洞部と開口部403とが連通するように排出口405の位置が設定される。そして、供給口404と排出口405とは、相対向するように開口部403の内部に設けられる。
また、本体部401の(+Y)側(開口部403の開口方向)の開口部403の上下には、それぞれ疎水性樹脂で形成されたフラップ部406が付設される。フラップ部406は、その長手方向が本体部401の長手方向と略同一の長さを有している(図2参照)。また、一対のフラップ部406は、ガラス基板90と対向するフラップ部406の面と開口部403のガラス基板の表面と対向する面とが水平面内において面一となるように、本体部401にそれぞれ付設される。なお、本実施の形態では、フラップ部406を疎水姓樹脂で形成されるとしているが、これに限られるものではなく、例えば、開口部403に遊挿されるガラス基板90の表面と対向する面のみが疎水性部材で形成されていてもよい。
例えば、薬液送給部50から本体部401にエッチング液が供給された場合には、供給口404を通じて、エッチング液がガラス基板90の側端面に向けて吐出される。吐出されたエッチング液は、ガラス基板90の側端面に衝突した後、開口部403の内部にて流動し、その後、排出口405を介して使用済薬液収容部60により回収される。これにより、ガラス基板90の側端面がエッチングされる。
図1に示すように、本体部402は、本体部401がエッチング処理するガラス基板90の側端面と反対側の側端面についてエッチング処理する。なお、本体部402の構造および動作、本体部402に接続される各構成については、本体部401と同様であるので、説明を省略する。
処理部41は、搬送ローラ群21上の位置に配置されており、主として本体部411,412を備えている。本体部411,412は、Y方向を長手方向とする直方体上の形状を有しており、親水性樹脂から形成される。本体部411は、図1中、搬送ローラ群21によって搬送されるガラス基板90の左側((−X)側)に、本体部412は、当該ガラス基板90の右側((+X)側)にそれぞれ配置される。
なお、処理部41についても、送給部5および回収部6(図示せず)を備えており、本体部411,412にそれぞれ接続されている。また、処理部41は、処理部40でエッチング処理されていないガラス基板90の側端面についてエッチング処理を行う。
図4は、制御部8と基板処理装置1の各部との接続を示したブロック図である。
制御部8は、プログラムに従って各種データを処理する演算部80と、プログラムや各種データを保存する記憶部81とを内部に備える。また、オペレータが基板処理装置1に対して必要な指示を入力するための操作部82と、各種データを表示する表示部83とを備える。
制御部8は、図1においては図示しないケーブルにより各機構と電気的に接続されている。制御部8の演算部80は、操作部82からの入力信号や、図示しない各種センサなどからの信号に基づいて、駆動機構202による搬送ローラ群20のガラス基板90の搬送動作や、受渡部3のガラス基板の受け渡し動作、処理部40,41によるエッチング処理動作等を制御する。
なお、制御部8の構成のうち、記憶部81の具体的例としては、データを一時的に記憶するRAM、読み取り専用のROM、および磁気ディスク装置などが該当する。ただし、記憶部81は、可搬性の光磁気ディスクやメモリーカードなどの記憶媒体、およびそれらの読み取り装置により代用されてもよい。また、操作部82には、ボタンおよびスイッチ類(キーボードやマウスなどを含む。)などが該当するが、タッチパネルディスプレイのように表示部83の機能を兼ね備えたものであってもよい。表示部83には、液晶ディスプレイや各種ランプなどが該当する。
<1.2.動作>
次に、基板処理装置1の動作について、図1ないし3を参照しつつ説明する。
まず、基板処理装置1は、搬送ローラ群20を駆動することによって、ガラス基板90を、図1中、(+X)方向へ向けて搬送させる。そして、処理部40の位置にガラス基板90が搬送されると、基板処理装置1は、搬送ローラ群20の駆動を停止させる。
次に、基板処理装置1は、本体部401を(−Y)方向へ、本体部402を(+Y)方向へ移動させる。これにより、搬送ローラ群20に支持されたガラス基板90のX方向に平行な端縁部を、それぞれの開口部403に遊挿させる(図2参照)。なお、本体部401,402を移動させずに、始めから本体部401,402を、図1中、実線で示す位置(処理位置)にそれぞれ配置させておいてもよい。
次に、基板処理装置1は、処理部40の薬液送給部50を稼働させつつバルブ501を開放することによって、本体部401,402の開口部403の内部にエッチング液を供給する。一方で、基板処理装置1は、使用済薬液収容部60を稼働させつつバルブ601を開放することによって、本体部401,402から使用済みの薬液を回収する。この動作によって、開口部403において、エッチング液が供給されつつ排出されるため、遊挿されたガラス基板90の側端面を効率的にエッチング処理することができる(図3参照)。なお、本体部401,402を、ガラス基板90が本体部401,402から外れない範囲で、例えば、図1中、X方向への揺動を繰り返させることによって、エッチング処理の促進および均一化を図ることができる。
なお、エッチング処理によって、ガラス基板90の側端面から発生したガラス片等は、使用済薬液収容部60に回収される。ここで、例えば適当なフィルタで回収した使用済みのエッチング液を濾過して薬液送給部50に戻すことで、エッチング液として再利用することも可能である。
また、ガラス基板90を開口部403に遊挿させる前に、開口部403にエッチング液を供給しておき、あらかじめ開口部403内をエッチング液で満たしておくことで、ガラス基板90の側端面のエッチング処理を迅速に開始させることも可能である。
所定の時間の間、エッチング処理を行った後、基板処理装置1は、薬液送給部50および使用済薬液収容部60の稼動を停止させ、バルブ501,601を閉じる。そして、純水送給部51および純水廃棄部61を稼働させつつ、バルブ511,611を開放する。これにより、本体部401,402の内部に純水を供給して、ガラス基板90の端縁部の洗浄処理を行う。
所定の時間、洗浄処理を行った後、基板処理装置1は、純水送給部51および純水廃棄部61の稼動を停止させ、バルブ511,611を閉じる。そして熱風送給部52および排気部62を稼働させつつバルブ521,621を開放する。これにより、本体部401,402内部に熱風を供給して、ガラス基板90の端縁部の乾燥処理を行う。
所定の時間、乾燥処理を行うと、熱風送給部52および排気部62の稼動を停止させ、バルブ521,621を閉じる。そして、基板処理装置1は、本体部401,402を所定の待機位置へ移動させる。
次に、基板処理装置1は、再び搬送ローラ群20を駆動することによって、ガラス基板90を受渡部3まで搬送させる(図1参照)。そして、受渡部3にガラス基板90が到達すると、基板処理装置1は、受渡部3を駆動することによって、ガラス基板90を搬送ローラ群21へ受け渡す。さらに基板処理装置1は、搬送ローラ群21を駆動することによって、ガラス基板90を(+Y)方向へ搬送する。
ガラス基板90が処理部41の位置に到達すると、基板処理装置1は、処理部41を駆動させる。処理部41は、処理部40の動作とほぼ同様の動作を行うことによって、ガラス基板90のY方向に平行な側端面をエッチング処理する。以上が、基板処理装置1の動作についての説明である。
<1.3.効果>
基板処理装置1では、フラップ部406が疎水性樹脂で形成されているため、エッチング液を供給しているときには、フラップ部406とガラス基板90の間において、液面が安定したメニスカスを形成し、エッチング液が開口部403内に維持される。したがって、エッチング液が外部に漏れるのを抑制できるため、効率的にガラス基板90の側端面のエッチング処理を行うことができる。
また、純水送給部51によって、純水を本体部401の内部に供給した場合にも、同様の作用によって、ガラス基板90の端面部を洗浄することができる。したがって、エッチング処理によって発生したガラス片等からなるパーティクルが、ディスプレイ製造エリア)の表面に付着することを抑制できる。
また、熱風送給部52により本体部401の内部に熱風を供給した場合には、供給口404から熱風がガラス基板90の側端面に向けて吐出され、ガラス基板90の端縁部を乾かすことができる。また、開口部403に供給された熱風などの空気は、排出口405を介して、排気部62により排気されるため、エッチング処理により発生したガラス片等からなるパーティクルが、ガラス基板90のディスプレイ製造エリアへ飛散するのを抑制できる。
また、ガラス基板90のディスプレイ製造エリアにおける配線形成のためのエッチング処理を行う際、あらかじめガラス基板90の側端面をエッチング処理しておくことで側端面の加工硬化層やマイクロクラックを除去できるため、ガラス基板90の側端面からのパーティクル発生を抑制できる。これにより、配線形成の信頼性を高めることができ、基板製造の歩留まりを向上させることができる。
<2. 第2の実施の形態>
<2.1.構成および機能>
第1の実施の形態では、2方向へ延びる搬送ローラ群20,21と、受渡部3を設けた搬送機構について説明したが、ガラス基板90の側端面をエッチング処理するための搬送機構は、これに限られるものではない。
図5は、第2の実施の形態における基板処理装置1aの概略上面図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成については適宜同符号を付し、説明を省略する。以下の各実施の形態においても同様とする。
基板処理装置1aは、主として搬送ローラ群22と、処理部42,43と、搬送ロボット7と、図示しない制御部とを備える。
搬送ローラ群22は、主としてX方向に配置される複数の搬送ローラ221から構成される。搬送ローラ群22は、搬送ローラ群20と同様の構成を備える。すなわち、図示しない駆動機構を駆動することで、搬送ローラ221を回転させ、これにより、搬送ローラ221の上端にて支持したガラス基板90を(+X)方向へ搬送させることができる。なお、搬送ローラ群22によって搬送されているガラス基板90の4つの各辺(端縁)について、図5中、X方向と平行の2つの端縁を「X方向端縁」とし、Y方向と平行の端縁を「Y方向端縁」と称する。
処理部42は、主として本体部421,422と、アーム支持部427と、支持アーム428とを備える。なお、処理部42は、ガラス基板90の支持機構を除けば、第1の実施の形態における処理部40とほぼ同様の構成であるため、ここでは異なる点について説明する。
アーム支持部427は、図示しない基部に固着される。また、アーム支持部427は、その側面に複数の支持アーム428(図5では2個)が付設されている。アーム支持部427および支持アーム428は、本体部421,422の間に配置され、支持アーム428によって下方からガラス基板90を支持することができる。
処理部42では、ガラス基板90が搬送ロボット7により支持アーム428に載置されると、基板処理装置1aは、本体部421を二点鎖線で示す待機位置から(−Y)方向の実線で示す処理位置へ移動させる。一方、本体部422については、(+Y)方向の処理位置へ移動させる。そして、本体部421,422に設けられた開口部403にガラス基板90のY方向端縁を遊挿させる。そして、基板処理装置1aは、各開口部403内部にエッチング液を供給し、ガラス基板90の側端面をエッチング処理する。
処理部43は、主として本体部431,432と、アーム支持部437a,437bと、支持アーム438a,438bとから構成される。処理部43は、ガラス基板90の支持機構を除いて、第1の実施の形態における処理部41とほぼ同様の構成であるため、異なる点について説明する。
本体部431,432は、X方向に長手方向を有し、かつ、互いに対向するように配置される。アーム支持部437a,437bは、互いに対向し合う面において、支持アーム438a,438bがそれぞれ付設される。支持アーム438aは、図5に示すように、アーム支持部437aの側面に対して2箇所で付設されており、ガラス基板90を(−X)側について下方から支持する。一方、支持アーム438bは、その逆側((+X)側)からガラス基板90を支持する。
本体部431および432は、ガラス基板90が処理部43に搬送されてくる時点において、それぞれ二点鎖線で示す待機位置に退避している。そして、処理部43においてエッチング処理を開始する際には、(+X)方向の実線で示す処理位置に移動されることによって、ガラス基板90の端縁部が本体部431,432の開口部403に遊挿される。
なお、処理部42,43にはそれぞれ送給部5および回収部6(図示せず)が備えられており、各本体部421,422および各本体部431,432にそれぞれ接続されている(図3参照)。
搬送ロボット7は、主として移動機構70と、回転機構71と、支持部72と、支持アーム73とを備える。移動機構70によって、搬送ロボット7はXY方向に移動可能とされる。また、移動機構70の上方には、回転機構71が設置されている。そして、回転機構の上方には、支持部72が設置されており、支持部72の側面に支持アーム73が付設される。搬送ロボット7は、回転機構71を駆動することによって、支持部72および支持アーム73を水平面内で回転させることができる。なお、搬送ロボット7は、支持部72および支持アーム73を上下に一体的に昇降させる昇降機構(図示せず)をさらに備える。
<2.2.動作>
次に、基板処理装置1aの動作について図5を参照しつつ説明する。
まず、基板処理装置1は、ガラス基板90を搬送ローラ群22を駆動することによって(+X)方向へ搬送する。そして、ガラス基板90が所定の位置まで搬送されると、搬送ロボット7は、支持アーム73を搬送ローラ群22の所定の各ローラ間の隙間に進入させ、そして支持アーム73を上昇させることによって、搬送ローラ群22からガラス基板90を受け取る。
次に、搬送ロボット7は、支持アーム73がX方向と平行となるように支持部72を回転させる(図5に示す位置)。そして、搬送ロボット7は、支持したガラス基板90を処理部42に搬送し、ガラス基板90を支持アーム428の上方に載置させる。
そして、処理部42は、第1の実施の形態における処理部40と同様にガラス基板90の当初のY方向端縁の側端面についてエッチング処理、洗浄処理および乾燥処理を実行する。なお、ガラス基板が本体部421,422を外れない範囲で、本体部421,422を、図5中、X方向へ揺動を繰り返させることによって、エッチング処理の促進および均一化を図ることもできる。
エッチング処理等が終了すると、基板処理装置1aは、本体部421,422を待機位置へ退避させる。そして搬送ロボット7は、処理部42からエッチング処理を終えたガラス基板90を受け取る。なお、本体部421,422の処理位置(図5中、実線で示す位置)あるいは退避位置(図5中、二点鎖線で示す位置)への移動は必ずしも必要ではなく、常時処理位置に配置しておいてもよい。搬送ロボット7は、ガラス基板90を受けとった後、支持アーム73がY方向と平行となるように、支持部72および支持アーム73を、図5中、右回りに90度回転させる。そして搬送ロボット7は、処理部43にガラス基板90を搬送して、支持アーム438a,438bに載置させる。
なお、本体部432は、二点鎖線で示すように(−X)側の待機位置に退避しているため、ガラス基板90が処理部43に搬送されてくるとき、本体部432が、ガラス基板90や支持アーム73と干渉することはない。
そして、処理部43は、ガラス基板90の当初のX方向端縁の側端面について処理部42によるガラス基板90の当初のY方向端縁の処理と同様にエッチング処理を実行する。エッチング処理が終わると、搬送ロボット7は、処理部43からガラス基板90を回収し、支持アーム73がY方向と平行となるように支持部72を180度回転させつつ搬送ローラ群22に向けて移動する。
そして、搬送ロボット7は、支持アーム73にて支持していたエッチング処理済みのガラス基板90を搬送ローラ群22に受け渡す。搬送ローラ群22に受け渡されたガラス基板90は、搬送ローラ群22によって搬送方向の下流(図5中、(+X)方向)へ搬送される。
以上が、基板処理装置1aの動作についての説明である。
<2.3.効果>
以上のように、本実施の形態では、搬送ロボット7を備えることによって、ガラス基板90の搬送機構のスペースを省略できる。したがって、基板処理装置1aの載置スペースを削減できる。
<3. 第3の実施の形態>
上記の実施の形態では、ガラス基板90の側端面をエッチング処理する処理部が二箇所に分けて設けられていたが、もちろんこれに限られるものではなく、処理部が一箇所であってもよい。
図6は、第3の実施の形態における基板処理装置1bの概略上面図である。
基板処理装置1bは、主として本体部401,402,411,412と、下方からガラス基板90を支持する支持機構(図示せず)を備える。本体部401,402は、X方向に長手方向を有するように配置され、かつ、それぞれの開口部403が対向するように配置される。また、本体部411,412は、Y方向に長手方向を有するように配置され、かつ、それぞれの開口部403が対向するように配置される。
なお、各本体部401,402,411,412には、それぞれ第1の実施の形態における送給部5および回収部6(図示せず)がそれぞれ接続されている(図3参照)。
ここで、基板処理装置1bの動作について説明する。まず、基板処理装置1bは、本体部401を(+X)方向、本体部402を(−X)方向の処理位置へそれぞれ水平移動させることによって、支持機構に支持されたガラス基板90のY方向と平行の側端面を各開口部403に遊挿させる。そして、基板処理装置1bは、開口部403内にエッチング液等を供給することにより、エッチング処理、洗浄処理および乾燥処理を行う。
エッチング処理等が終了すると、基板処理装置1bは、本体部401,402を待機位置(図6中、実線で示す位置)へ退避させる。そして、本体部411を(−Y)方向、本体部412を(+Y)方向の処理位置へそれぞれ水平移動させ、ガラス基板90のX方向と平行の側端面についてエッチング処理を行う。
以上のように、各本体部401,402,411,412を支持機構に支持されたガラス基板90の周囲に配置させることによって、基板処理装置1cの載置スペースを省略することができる。なお、本実施の形態においても各本体部401,402,411,412を揺動させることによって、エッチング処理の促進および均一化を図ることができる。
<4. 第4の実施の形態>
第3の実施の形態では、所定の支持機構によって支持されたガラス基板90の4つの辺(端縁)のそれぞれに対して、各本体部401,402,411,412を備えていたが、処理部を1つとする基板処理装置の構成はこれに限られるものではない。
図7は、第4の実施の形態における基板処理装置1cの概略側面図である。
基板処理装置1cは、主として本体部441,442と、回転支持部447と、図示しない制御部を備える。
本体部441,442は、第1の実施の形態における本体部401,402と同様の構造を有する。また、本体部441,442は、回転支持部447に支持されるガラス基板90を挟んで互いに対向する位置に配置される。
なお、基板処理装置1cは、送給部5および回収部6(図示せず)を備えており、各本体部441,442にそれぞれ接続されている(図3参照)。
回転支持部447は、本体部441,442の中央の位置に配置される。回転支持部447は、その上端にガラス基板90を保持することが可能であり、また、所定の回転軸を中心として、保持したガラス基板90を回転させることができる。本実施の形態において、回転支持部447は、本発明に係る回転手段に相当する。なお、この回転支持部447の回転機構は、例えば、図示しない回転モータを制御部で制御することによって実現される。
以上が、基板処理装置1の構成および機能についての説明である。次に、基板処理装置1cの動作について説明する。
基板処理装置1cは、まず、ガラス基板90が回転支持部447に支持された状態で、本体部441を(−Y)方向、本体部442を(+Y)方向の処理位置へそれぞれ水平移動させることによって、それぞれの開口部403に回転支持部447の上端に支持したガラス基板90の端縁部を遊挿させる。そして、本体部441,442の各開口部403内部にエッチング液等を供給することによって、ガラス基板90の側端面のエッチング処理、洗浄処理および乾燥処理を行う。
エッチング処理等が終了すると、基板処理装置1cは、本体部441,442を所定の待機位置(例えば、図7に示す位置)に退避させ、回転支持部447を駆動することによって、ガラス基板90を水平姿勢を保った状態で、90度回転させる。
次に、基板処理装置1cは、再度本体部441,442を、処理位置へ水平移動させて、(まだエッチング処理を行っていない)ガラス基板90の側端面を、それぞれの開口部403に遊挿させ、2回目のエッチング処理、洗浄処理および乾燥処理を実行する。
これらの動作により、基板処理装置1cはガラス基板90の側端面の全てをエッチング処理することができる。
上記のように、基板処理装置1cでは、回転支持部447を設けることによって、基板処理装置の載置スペースを削減できるうえに、本体部の数を基板処理装置1bに比べて2台に減らすことができる。また、本体部の数を1台とした場合であっても、回転支持部447によって上記のようにガラス基板90を回転させることで、ガラス基板90の全側端面のエッチング処理を実行することができる。なお、本実施の形態においても、各本体部441,442を揺動させることでエッチング処理の促進、および均一化を図ることができる。
<5. 第5の実施の形態>
<5.1.構成および機能>
第1および第2の実施の形態では、処理部において処理するガラス基板90の数が一枚毎であったが、基板処理装置を所定の構成とすることで、複数のガラス基板90を同時にエッチング処理することも可能である。
図8は、第5の実施の形態における基板処理装置1dの概略上面図である。基板処理装置1dは、主に第1処理部42aと、第2処理部43aと、多段式搬送ロボット7aと、図示しない制御部とで構成される。
なお、第1処理部42aは、主として鉛直方向に多段に積層された複数の本体部421,422と、鉛直方向に多段に積層されたアーム支持部427および支持アーム428とで構成され、第1処理部42aのこれら各構成の配置方向は、第2の実施の形態における処理部42の各構成の配置方向と同様である。
図9は、鉛直方向に多段に積層された複数の本体部421の概略断面図である。図9に示すように、第1処理部42aにおける本体部421は、鉛直方向に多段に積層されておる。処理部42aでは、各本体部421に設けられた各開口部403に一枚ずつのガラス基板90を遊挿させることによって、一度に複数のガラス基板90の側端面をエッチング処理することができる。
図8に戻って、第2処理部43aは、主として鉛直方向に多段に積層された複数の本体部431,432と、鉛直方向に多段に積層されたアーム支持部437a,437bおよび支持アーム438a,438bとで構成される。また、第2処理部43aの各構成の配置位置は、第2の実施の形態における処理部43の各構成の配置位置と同様である。
第2処理部43aは、第1処理部42aと同様に、一度に複数のガラス基板90の各側端面をエッチング処理することが可能である。ただし、処理するガラス基板の側端面は、第1処理部で処理した所定方向(第1方向)に平行なガラス基板90の側端面と略直角に交わる方向(第2方向)に平行の側端面を処理対象としている。
なお、第1処理部42aおよび第2処理部43aは、それぞれ送給部5および回収部6(図示せず)を備えており、各本体部421,422および各本体部431,432に、それぞれ接続されている(図3参照)。
多段式搬送ロボット7aは、第2の実施の形態における支持部72および支持アーム73が鉛直方向に多段に積層された構造を有しており、一度に複数のガラス基板90を保持することができる。なお、保持される複数のガラス基板90の各ガラス基板間の間隔は、ガラス基板90を遊挿する各本体部421の各開口部403の間隔(図9参照)に合わせて設定される。
<5.2.動作>
次に、基板処理装置1dの動作について図8を参照しつつ説明する。
まず基板処理装置1dは、複数のガラス基板90を多段に支持した多段式搬送ロボット7aを第1処理部42aに移動させ、複数のガラス基板90を鉛直方向に多段に設けられた支持アーム428に載置する。そして、基板処理装置1dは、第1処理部42aにおいて、ガラス基板90の所定方向の側端面のエッチング処理、洗浄処理および乾燥処理を実行する。
次に、多段式搬送ロボット7aは、エッチング処理等が終了したガラス基板90を受け取って、図8中、(+X)方向に後退する。そして、多段式搬送ロボット7aは、各支持部72を、図8中、右回りに90度回転させることによって、支持アーム73とY方向とが平行となるように方向転換する。
次に、多段式搬送ロボット7aは、(+Y)方向に移動して、支持しているガラス基板90を第2処理部43aへと搬送する。そして、多段に積層された複数の支持アーム438a,438bにガラス基板90を受け渡す。そして、基板処理装置1dは、第2処理部43aにおいてガラス基板90のエッチング処理等を実行する。なお、本実施の形態においても、処理中に本体部421,422,431,432を揺動させることによって、エッチング処理の促進および均一化を図ることができる。また、処理中にアーム支持部427,437a,437b、あるいは支持アーム428,438a,438bを揺動させることによっても、エッチング処理の促進および均一化を図ることができる。
また、多段式搬送ロボット7aがガラス基板90を第1処理部42a、あるいは第2処理部43aに搬送する際には、ガラス基板90および各支持アーム73と干渉しないように、各本体部421,422,431,432を待機位置(図8中、二点鎖線で示す各位置)に退避させておくのが望ましい。ただし、各本体部421,422については、必ずしも移動させる必要がなく、常に処理位置(図8中、実線で示す各位置)に配置しておいてもよい。
以上が、基板処理装置1dの動作についての説明である。
<5.3.効果>
本実施の形態における基板処理装置1dでは、一度に複数のガラス基板90を処理することができるため、処理効率を向上させることができる。また、製品間の品質の差を小さくすることができる。
<6. 第6の実施の形態>
第4の実施の形態では、ガラス基板90を一枚ずつ処理する構成であったが、もちろん所定の構成とすることで、一度に複数のガラス基板90を処理することも可能である。
例えば、第4の実施の形態で示した本体部441,442をそれぞれ鉛直方向に多段に積層させるとともに、その本体部の中央に回転支持部447の代わりにガラス基板90を鉛直方向に多段に支持可能な支持機構を備えることによって、一度に複数のガラス基板90の側端面をエッチング処理することが可能となる。また、同時に基板処理装置の載置スペースを削減することも可能である。
<7. 第7の実施の形態>
上記の実施の形態では、例えば本体部401において、開口部403の上方に設けられた供給口からガラス基板90の側端部に向けてエッチング液等が供給されるが、本体部の構造はこれに限られるものではない。
図10は、第7の実施の形態における本体部451の概略断面図である。本体部451は、本体部401と同様にX方向に長手方向を有しており、その長手方向に沿って開口部453が設けられている。また、本体部451の上方と下方には、X方向に長手方向を有する空洞部がさらに設けられている。また、図示を省略しているが、本体部451には、第1の実施の形態で示した送給部5および回収部6が3つの配管を介して接続される。なお、上下の配管には、第1の実施の形態で示した送給部5が、中央部の配管には回収部6がそれぞれ接続される。
開口部453内側の上面と下面にそれぞれ供給口454が設けられる。上方の供給口454は、開口部453にガラス基板90の端縁部が遊挿されたときの当該ガラス基板90の側端面に略平行な面(図10ではXZ平面)に対して30度以上60度以下の所定の角度(例えば45度)であって、かつ供給方向が、図10中、左斜め下となるように傾斜して設けられる。一方、下方の供給口454については、傾斜の角度は上方の供給口454と同一であるが、供給方向が左斜め上となるように傾斜して設けられる。さらに、開口部453に遊挿されたガラス基板90の側端面の位置よりも(+Y)側(開口部453の内側)の位置において、上下の空洞部と開口部とが連通するように供給口454の位置が設定される。また、排出口455は、中央の配管と開口部453とが連通するように設けられる。
例えば基板処理装置1において、本体部401の代わりに、本体部451を取り付けた場合であっても、ガラス基板90の側端面に向けて積極的にエッチング液を供給することができるため、ガラス基板90の側端面を効率的にエッチング処理することができる等、同様の効果を得ることができる。
<8. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、基板処理装置1b等では、支持機構によって支持されたガラス基板90の端縁にそれぞれ所定の一方向に長手方向を有する本体部401,402,411,412を配置させていたが、本体部の形状はこれらに限定されるものではない。
図11は、変形例における基板処理装置1eの概略上面図である。基板処理装置1eは、主として本体部461,462を備えている。本体部461,462は、本体部401と同様に、開口部、供給口および排出口を有しており、それぞれガラス基板90の周囲に配置されている。ただし、本体部401とは形状が異なり、本体部461,462の形状は、「くの字型」である。すなわち、例えば本体部461は、ガラス基板90の隣合う2辺の側端面を同時に処理することができる。そして、本体部461によるエッチング処理が終了すると、次に本体部462によって残りの隣合う2辺の側端面をエッチング処理する。
また、上記実施の形態では、本体部を処理位置と待機位置との間で、水平面内で移動させることで、ガラス基板90や搬送機構と干渉しないようにしていたが、もちろん本体部を鉛直方向に移動可能に構成してもよい。
また、第1および第2の実施の形態では、ガラス基板90の搬送機構をローラによって実現されているが、これに限られるものではなく、例えば浮上搬送機構によって実現されていてもよい。
また、上記の実施の形態では、角型のガラス基板90を使用した場合について説明してきたが、側端面を処理するガラス基板の形状は角型に限られるものではない。ただし、本体部の形状を、処理するガラス基板の端縁部の形状に合わせることが望ましい。
第1の実施の形態における基板処理装置の概略上面図である。 処理部の概略斜視図である。 処理部の本体部の断面とその他の各構成を概略的に示す図である。 制御部と基板処理装置の各部との接続を示したブロック図である。 第2の実施の形態における基板処理装置の概略上面図である。 第3の実施の形態における基板処理装置の概略上面図である。 第4の実施の形態における基板処理装置の概略側面図である。 第5の実施の形態における基板処理装置の概略上面図である。 鉛直方向に多段に積層した本体部の概略断面図である。 第7の実施の形態における本体部の概略断面図である。 変形例における基板処理装置の概略上面図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d,1e 基板処理装置
20,21,22 搬送ローラ群
3 受渡部
40,41,42,42a,43,43a 処理部
401,402,411,412,421,422,431,432,441,442,451,461,462 本体部
403,453 開口部
404,454 供給口
405,455 排出口
406 フラップ部
447 回転支持部
5 送給部
50 薬液送給部
51 純水送給部
52 熱風送給部
501,511,521 バルブ
6 回収部
60 使用済薬液収容部
61 純水廃棄部
62 排気部
601,611,621 バルブ
7 搬送ロボット
7a 多段式搬送ロボット
8 制御部
90 ガラス基板

Claims (13)

  1. ガラス基板の側端面をエッチング処理する基板処理装置であって、
    ガラス基板の端縁部が遊挿されたときに当該ガラス基板の側端面および端縁部表裏面を覆う開口部が設けられた本体部と、
    ガラス基板の端縁部が遊挿された前記開口部の内側に所定のエッチング液を供給する薬液供給手段と、
    前記薬液供給手段によって前記開口部に供給された所定のエッチング液を回収する薬液回収手段と、
    を備え
    前記薬液供給手段は、
    前記開口部に形設され、前記開口部にガラス基板の端縁部を遊挿したときの当該ガラス基板の側端面と略平行の面に対して、30度以上60度以下の所定の角度に傾斜して前記エッチング液を前記開口部に供給する供給口を有し、
    前記薬液回収手段は、
    前記開口部に形設され、前記開口部にガラス基板の端縁部を遊挿したときの当該ガラス基板の側端面と略平行の面に対して30度以上60度以下の所定の角度に傾斜して前記エッチング液を前記開口部から回収する排出口を有しており、
    前記供給口および前記排出口は、前記開口部の内部であって、かつ、前記開口部にガラス基板の端縁部が遊挿されたときの前記ガラス基板の側端面の位置よりも内側に相対向して形設されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記本体部に付設され、前記開口部に遊挿されたガラス基板の表面および裏面と対向する面に疎水性部材を形設したフラップ部をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置であって、
    前記本体部の開口部内側の内壁面に、親水性部材を形設していることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項に記載の基板処理装置であって、
    前記供給口は、前記開口部の内側であって、水平に支持されたガラス基板の端縁部が前記開口部に遊挿されたときの当該ガラス基板の上面に形設され、
    前記排出口は、前記開口部の内側であって、当該ガラス基板の下面に形設されることを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    少なくともガラス基板の端縁部が前記開口部に遊挿されるときに、前記開口部の内側に前記所定のエッチング液を供給しつつ前記開口部から前記所定のエッチング液を回収するように前記薬液供給手段と前記薬液回収手段とを制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、前記ガラス基板を第1方向に搬送する第1搬送手段をさらに備え、
    前記本体部は、
    前記第1搬送手段によって搬送されるガラス基板の前記第1方向と略平行の端縁に沿って配置されることを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項に記載の基板処理装置であって、
    前記第1方向と略直角に交わる第2方向に沿って搬送する第2搬送手段と、
    前記第1搬送手段によって搬送されるガラス基板を前記第2搬送手段に受け渡す受渡手段と、
    をさらに備え、
    前記本体部が、前記第2手段によって搬送されるガラス基板の前記第2方向と略平行の端縁に沿ってさらに配置されることを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、
    前記本体部は、
    第1方向と平行の前記ガラス基板の端縁と、前記第1方向に略直角に交わる第2方向と平行の前記ガラス基板の端縁とに沿ってそれぞれ配置されることを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    ガラス基板を支持しつつ回転させる回転手段をさらに備え、
    前記本体部は、
    前記回転手段によって支持されるガラス基板の端縁に沿って配置されることを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    エッチング処理するガラス基板の形状が角型であり、
    前記本体部を前記ガラス基板の第1方向に沿って配置しつつ多段に積層した第1処理部と、
    前記本体部を前記第1方向と略直角に交わる前記ガラス基板の第2方向に沿って配置しつつ多段に積層した第2処理部と、
    前記第1処理部と前記第2処理部との間で、前記ガラス基板を鉛直方向に沿って多段に支持しつつ搬送可能な多段式搬送手段と、
    をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  11. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    ガラス基板を多段に支持しつつ回転させる多段式回転手段と、
    前記多段式回転手段によって支持された前記ガラス基板の端面に沿って前記本体部を多段に積層した第3処理部と、
    をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記所定のエッチング液は、
    フッ化アンモニウム、バッファードフッ酸、界面活性剤を含むフッ酸の群から選ばれる液体であることを特徴とする基板処理装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記薬液供給手段は、前記供給口に接続され、前記所定のエッチング液を送給する薬液送給手段を含み、
    前記薬液回収手段は、前記排出口に接続され、使用済みの前記所定のエッチング液を収容する使用済薬液収容手段を含み、
    前記供給口に接続され純水を送給する純水送給手段と、
    前記供給口に接続され熱風を送給する熱風送給手段と、
    前記供給口の接続先を前記薬液送給手段、前記純水送給手段または前記熱風送給手段に切り換える第1切換手段と、
    前記排出口に接続され前記開口部から使用済みの前記純水を廃棄する純水廃棄手段と、
    前記排出口に接続され前記開口部の内部の気体を排気する排気手段と、
    前記排出口の接続先を前記薬液収容手段、前記純水廃棄手段または前記排気手段に切り換える第2切換手段と、
    をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
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