JP5079353B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

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本発明は、識別センサを用いて紙幣の真偽を識別する紙幣識別装置に関する。
例えば、遊技場等において玉貸機や両替機等に紙幣を挿入した際、それらの機器に内蔵されている紙幣識別装置によって紙幣の真偽判定を行い、真正の紙幣と識別できない場合は、紙幣を排出することによって、受付拒否をすることが行われている。
このような紙幣識別装置に使用されている識別センサとしては、紙幣の反射光や透過光の強度を検出するセンサ、或いは紙幣の印刷に使用されている磁性インクの磁気特性を検出する磁気センサ等が用いられている。
ところで、上記のような紙幣の真偽判定を行う際に問題となるのが紙幣の形状の問題であり、皺や折り目等が生じている紙幣を紙幣識別装置に挿入した場合、識別センサの読み取りに狂いが生じ、紙幣の受付不良が頻繁に発生するという問題がある。
そこで、このような問題を解消するために、従来の紙幣識別装置では、識別センサの読み取りを行う紙幣搬送路の隙間を極小幅とすることによって、該搬送路に挿入した紙幣を押圧し、紙幣の皺や折り目等を矯正するようにしていた。
ところが、このように紙幣搬送路の隙間幅を狭くすると、挿入した紙幣が詰まりやすくなり、機構の設計上の問題で、完全に皺や折り目等を無くすことが困難であるという問題があった。
そのため、従来装置においては、皺や折れ目等の生じた紙幣が挿入されることを想定して、紙幣識別データ(データテーブル)に余剰領域(マージン)を設けることが行われていたが、それによって偽造紙幣に対するセキュリティが低下するという問題があった。
また、従来の紙幣識別装置として、特許文献1に開示されたものは、紙幣識別装置の本体を箱状のアッパボディとロアボディとから構成し、アッパボディに設けたアッパパネルとロアボディに設けたロアパネルとの間に間隙を持たせることによって紙幣搬送路を形成し、ロアボディに設けた所要のローラに搬送ベルトを掛け、この搬送ベルトを紙幣搬送路に臨ませた構成とされているが、この装置には、紙幣の皺や折り目等を矯正する手段が装備されてなく、識別センサの読み取り精度の向上や、紙幣の受付率の向上等が望まれるところであった。
特開2005−4649号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、紙幣識別装置の紙幣識別データ(データテーブル)に余剰領域(マージン)を設けることなく、紙幣の受付率向上を図り、偽造紙幣に対するセキュリティの向上を達成するようにした紙幣識別装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明の請求項1の紙幣識別装置は、紙幣搬送路内の挿入口付近に設けた第1搬送部と、該第1搬送部から離間した位置に紙幣の送り方向へ軌道を有する第2搬送部と、さらに第2搬送部の始端から紙幣の送り方向の両側に離間した位置に一対の補正手段と、を設け、これらの第1搬送部と第2搬送部と各補正手段とが紙幣搬送路内に挿入された紙幣の面に圧接して該紙幣を送り方向へ搬送するように回転駆動されると共に、第2搬送部と各補正手段が同一回転速度で駆動されるのに対して、第1搬送部が減速された回転速度で駆動されて紙幣搬送路内に挿入された紙幣が長尺方向及び短尺方向へ引張されながら搬送され、且つ各補正手段が紙幣の送り方向に沿って両側へ広がる勾配をなして回転駆動され、紙幣搬送路内に設けられた識別センサによって紙幣の真偽を識別する紙幣識別装置において、前記一対の補正手段は前記第2搬送部の従動軸の両端に回動自在に支承されると共に、駆動手段に接続されたリンク機構によって各補正手段の勾配が調整可能に構成され、紙幣を送り方向へ搬送する際は、各補正手段が紙幣搬送路内の紙幣を送り方向へ搬送すると同時に該紙幣の面を両側方向へ押し広げるように勾配をなして回転駆動され、紙幣を挿入口方向へ返送する際は、各補正手段が紙幣の返送方向に沿って平行をなして回転駆動されることを特徴とする。

また、本発明の請求項2の紙幣識別装置は、請求項1において、紙幣を挿入口方向へ返送する際には、第1搬送部を空転させることを特徴とする。

本発明の紙幣識別装置によれば、紙幣識別装置の挿入口から紙幣搬送路内に挿入された紙幣が長尺方向及び短尺方向へ引張されながら搬送されることによって、皺や折り目等が生じた紙幣を平坦に矯正しながら搬送することができ、これによって紙幣識別装置の識別センサによって読み取られる紙幣のデータを安定した状態で識別することが可能となり、紙幣の真偽判定の精度が飛躍的に向上するものとなる。
また、本発明の紙幣識別装置によれば、第1搬送部と第2搬送部と一対の補正手段とが紙幣搬送路内に挿入された紙幣の面に圧接して該紙幣を送り方向へ搬送するため、紙幣搬送路の幅を極端に狭くする必要がなく、紙幣搬送路内で紙幣が詰まるような不都合も解消し、紙幣の受付率を良好に確保することが可能となる。
さらに、本発明の紙幣識別装置によれば、紙幣を送り方向へ搬送する際は、皺や折れ目等の生じた紙幣が平坦に矯正されながら送り方向へ搬送されるため、紙幣の真偽判定の精度が飛躍的に向上し、紙幣識別データに余剰領域を設ける必要がないため、偽造紙幣のセキュリティを向上することが可能となる。
また、本発明の紙幣識別装置によれば、紙幣を挿入口方向へ返送する際は、各補正手段が紙幣の返送方向に沿って平行をなして回転駆動されるため、返送される紙幣を内側へ捩じるような負荷を生じることなく平行な方向に返送することが可能となる。
さらに、搬送ローラを空転させるため、返送される紙幣に負荷がかからないので、返送途中で押し縮められることもなく平行な方向に返送することが可能となる。

以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例においては、図1に示すように、紙幣Bを縦状にして横長方向に挿入する紙幣識別装置1の形態について説明する。そのため、本実施例の紙幣識別装置1は、図1又は図2に示すように、紙幣識別装置1の本体を構成するメインベース2が縦状に立てた状態に構成され、このメインベース2の側面に紙幣搬送路4が凹型溝形状を横方向に貫いた状態に形成され、さらにこの紙幣搬送路4に端部を回動自在に支承したサブベース3が開閉自在に設けられた構成とされている。また、サブベース3には、図1に示すように、挿入口5側にロック部7が設けられ、サブベース3をメインベース2の紙幣搬送路4内に収めてロック状態にすることが可能とされている。
このような構成によって、図1に示すようにサブベース3を閉じた状態のメインベース2とサブベース3との間に紙幣Bを挿通させる挿入口5が図示の右側に設けられ、図示の左側に排出口6(図2参照)が設けられることとなる。
図2は上記のサブベース3を開いた状態を示す図であり、メインベース2には、紙幣搬送路4内における挿入口5付近に第1搬送部の例として搬送ローラ8が設けられ、この搬送ローラ8から離間した位置に紙幣Bの送り方向(図2の左側方向)へ軌道を有する第2搬送部の例として搬送ベルト9が設けられている。また、搬送ベルト9の始端(搬送ベルト9の挿入口5側端部)から紙幣の送り方向の両側(図2における上下両側)に離間した位置に補正手段の例として一対の補正ローラ10、10が設けられている。これらの搬送ローラ8と搬送ベルト9と一対の補正ローラ10、10とが、紙幣搬送路4の搬送面11に設けられた複数の開口窓12、12…から紙幣搬送路4に臨むものとされている。
また、図2に示すように、サブベース3側には、メインベース2の搬送ローラ8に対応する所定箇所にテンションローラ16が設けられ、メインベース2の搬送ベルト9の始端(挿入口5側端部)と終端(排出口6側端部)とに対応する所定箇所にテンションローラ17a、17bが設けられている。このような構成により、サイドベース3を閉じた状態にすると、メインベース2側の搬送ローラ8にサブベース3側のテンションローラ16が圧接され、メインベース2の搬送ベルト9がサブベース3側のテンションローラ17a、17bに圧接した状態となる。
一方、メインベース2の両側の補正ローラ10、10は、後述するように紙幣Bの搬送時と返却時とでは勾配が変動するため、これらの補正ローラ10、10に対応する部材としては、サブベース3の所定箇所に摺動性能の優れた面部材18、18が設けられたことによって、勾配の変動する各補正ローラ10、10に摺接状態で圧接されるものとしている。
また、図2に示すように、紙幣搬送路4の挿入口5側には入口センサ13が設けられ、紙幣搬送路4の排出口6側には出口センサ14が設けられ、また搬送ベルト9の始端近傍の両側には識別センサ15、15が設けられている。本実施例において、これらのセンサ13、14、15には光透過型センサが用いられ、メインベース2側に設けられた発光側の入口センサ13aと出口センサ14a(図5参照)と識別センサ15a、15aに対して、サブベース3側の対向位置に、受光側の入口センサ13bと出口センサ14bと識別センサ15b、15bとが設けられた構成とされている。
ここで、メインベース2内の構造について説明する。図3は紙幣を送り方向へ搬送する際の内部構造の状態を示したものである。この図において、メインベース2内の上部に突出した空間にはギヤードモータ19が固設され、このギヤードモータ19は減速機19aを介して駆動軸20の一端に結合された駆動ギヤ21に連結されている。駆動軸20はメインベース2の上下方向に延長されている。また、駆動軸20の下端には駆動プーリ23が結合され、この駆動プーリ23には駆動伝達ベルト22が掛け渡されている。また、駆動軸20の略中央には駆動プーリ24が固設されている。
図3に示すメインベース2の内部構造においては、図示の左方が紙幣の挿入口5側に相当し、この紙幣の挿入口5側へ延長された駆動伝達ベルト22の端部は減速プーリ25に掛けられ、該減速プーリ25に結合された搬送ローラ駆動軸26はメインベース2の上方に延長されると共に、メインベース2の上下位置のほぼ中央に設けられた搬送ローラ8に結合されている。
また、搬送ローラ8から紙幣の送り方向(図3の右側方向)へ離間して設けられた従動プーリ27と上記の駆動軸20の駆動プーリ24とに搬送ベルト9が掛け渡されている。さらに、従動プーリ27には上下両側に延長された従動軸28、28が固設され、夫々の従動軸28、28の端部にはユニバーサルジョイント29、29を介して補正ローラ10、10が結合されている。このような構成により、夫々の補正ローラ10、10はユニバーサルジョイント29、29の支点29a、29aを中心に回動することができ、これによって各補正ローラ10、10の勾配(勾配角α)が変動する構成とされている。
また、夫々の補正ローラ10、10において、自由端側の支承軸30、30はメインベース2の上下端付近に夫々設けられた摺動軸受31、31で支承され、上記のように各ユニバーサルジョイント29、29の支点29a、29aを中心に回動する補正ローラ10、10の安定した回動性能を確保するものとされている。
さらに、両側の補正ローラ10、10は夫々が均等な勾配角αによって変動するように方向切替リンク32によって接続されている。この方向切替リンク32は、夫々のユニバーサルジョイント29、29における各補正ローラ10、10側の側端部材33、33に回動自在に支承されたアーム34、34と、夫々のアーム34、34の端部に支承軸35、35を介して連結された連結バー36とからなり、搬送ベルト9に並設された両側の案内部材37、37に支承されている。また、両側の補正ローラ10、10の側端部材33、33の反対側には端部をメインベース2に設けられた引掛部38、38に引張りバネ39、39が接続され、各補正ローラ10、10が勾配角αを有する方向へ付勢するように設けられている。
上記の構成において連結バー36にはメインベース2の面に固設されたソレノイド40が接続され、該ソレノイド40は後述する識別センサ15、15から送られて来る信号によって、図3に示すように連結バー36を押し出して方向切替リンク32を作動させることにより各補正ローラ10、10に均等な勾配角αを生じさせ、また図4に示すように連結バー36を引き込む動作によって各補正ローラ10、10が搬送ベルト9に対して平行となるように変動させることができる。
また、上記の構成において、搬送ローラ8は、これに接する紙幣Bを送り方向(図2の左方向)へ搬送するように駆動されるものであるが、紙幣Bが返送方向(図2の右方向)へ返却される際には空転するように一方向のみに回転するワンウェイ方式のローラが用いられている。
ここで、上記の構成からなる紙幣識別装置1の動作について説明する。図5は紙幣搬送路4内における紙幣Bの搬送状態を説明するために、サブベース3(図1又は図2参照)を取り除いた状態で図示したものである。また、紙幣Bは皺が生じたものとして図示してある。
図5に示すように、紙幣Bを紙幣搬送路4の挿入口5から挿入すると、ギヤードモータ19が駆動し、図3に示す伝達機構によって、搬送ローラ8、搬送ベルト9及び両側の補正ローラ10、10が回転を開始すると共に、紙幣搬送路4内に挿入された紙幣Bの面に圧接して紙幣Bを送り方向へ搬送する。このような動作において、先ず入口センサ13が紙幣Bの挿入を感知し、さらに紙幣Bが送り方向へ搬送されることによって識別センサ15、15が紙幣Bの所定箇所に対するデータを読み取り、紙幣Bの濃淡に応じた電気出力信号を、予め求めておいた紙幣識別データと比較することによってその紙幣Bの真偽判定を行うこととなる。
そこで、識別センサ15、15が紙幣Bの紙面を読み取った結果、真正の紙幣と判断した場合、図3に示すソレノイド40に押し出し状態を維持する信号を送り、両側の補正ローラ10、10における所定の勾配角αが維持した状態にされる。このように、紙幣Bを送り方向へ搬送する際は、図5に示すように、搬送ベルト9が紙幣搬送路4内の紙幣Bを送り方向へ搬送すると同時に、各補正ローラ10、10が紙幣Bの送り方向に沿って両側へ広がる勾配をなして回転駆動されることにより、紙幣Bを長尺方向へ引張すると共に紙幣Bの短尺方向へも引張しながら搬送することとなる。
また、搬送ベルト9と各補正ローラ10、10が同一回転速度で駆動されるのに対して搬送ローラ8がそれよりもやや減速された回転速度で駆動されることにより、紙幣搬送路4内に挿入された紙幣Bが長尺方向及び短尺方向へ引張されながら搬送され、紙幣Bを平坦に矯正することが行われ、識別センサ15、15による紙幣Bの真偽判定が高精度に行われることとなる。
一方、識別センサ15、15の識別によって、紙幣Bが真正の紙幣と識別できないときは、ソレノイド40を引き込み動作とする信号を送り、図4に示すようにソレノイド40の引き込み動作によって、両側の補正ローラ10、10を搬送ベルト9に対して平行に作動させ、次いでギヤードモータ19を逆回転することによって、搬送ローラ8と搬送ベルト9と両側の補正ローラ10、10とが紙幣Bの返送方向へ回動し、紙幣Bが返送方向へ移送されることとなる。この動作において、搬送ローラ8は紙幣を返送する方向へ回転する際は空転することにより搬送ベルト9のみで紙幣Bを返送するので、搬送ローラ8と搬送ベルト9に回転速度の違いが生じないので紙幣Bに負荷をかけず、また両側の補正ローラ10、10は夫々の勾配が搬送ベルト9と同様の平行方向へ向けられることとなるため、紙幣Bは搬送ローラ8と搬送ベルト9との回転速度の違いから生じる返送途中で押し縮められることもなく、両側の補正ローラ10、10と搬送ベルト9において互いに平行な状態で返送方向へ移送されることとなる。さらに、入口センサ13によって紙幣Bが抜き取られたことを確認すると、補正ローラが勾配角αを有する位置に復帰することとなる。

なお、上記の実施例の紙幣識別装置は、遊技場等の玉貸機に組み込まれる紙幣識別装置に適合するように、紙幣を縦状にして横長方向に挿入する構造としてあるが、本発明は、これに限定されず、紙幣Bを横に寝かした状態で挿入する自動販売機、両替機或いは金銭入出金装置等の紙幣識別装置として構造化することも可能である。
本発明の紙幣識別装置は、該紙幣識別装置内に挿入された紙幣を長尺方向及び短尺方向に引張しながら搬送するため、皺や折り目の生じた紙幣を平坦な状態に矯正した状態にして識別センサの読み取りに供することができ、従って紙幣識別装置の紙幣識別データに余剰領域を設けることなく、紙幣の受付率向上を図り、偽造紙幣に対するセキュリティの向上を達成することができる紙幣識別装置として利用することが可能である。
本発明の実施例による紙幣識別装置の斜視図であって、サブベースを閉じた状態を示す。 本発明の実施例による紙幣識別装置の斜視図であって、サブベースを開いた状態を示す。 本発明の実施例による紙幣識別装置のメインベースの内部構造図であって、両側の補正ローラに勾配が生じた状態を示す。 本発明の実施例による紙幣識別装置のメインベースの内部構造図であって、両側の補正ローラが平行状態にされた状態を示す。 本発明の実施例による紙幣識別装置のサブベースを取り除いた状態を示す側面図であり、紙幣を送り方向へ搬送している状況を示す。 本発明の実施例による紙幣識別装置のサブベースを取り除いた状態を示す側面図であり、紙幣を返送方向へ移送している状況を示す。
符号の説明
1 紙幣識別装置
2 メインベース
3 サブベース
4 紙幣搬送路
5 挿入口
6 排出口
7 ロック部
8 搬送ローラ(第1搬送部)
9 搬送ベルト(第2搬送部)
10 補正ローラ(補正手段)
11 搬送面
12 開口窓
13 入口センサ
14 出口センサ
15 識別センサ
13a 発光側の入口センサ
13b 受光側の受光側の入口センサ
14a 発光側の出口センサ
14b 受光側の出口センサ
15a 発光側の識別センサ
15b 受光側の識別センサ
16 テンションローラ
17a、17b テンションローラ
18 面部材
19 ギヤードモータ
19a 減速機
20 駆動軸
21 駆動ギヤ
22 駆動伝達ベルト
23 駆動プーリ
24 駆動プーリ
25 減速プーリ
26 搬送ローラ駆動軸
27 従動プーリ
28 従動軸
29 ユニバーサルジョイント
29a ユニバーサルジョイントの支点
30 自由端側の支承軸
31 摺動軸受
32 方向切替リング
33 側端部材
34 アーム
35 支承軸
36 連結バー
37 案内部材
38 引掛部
39 引張りバネ
40 ソレノイド(駆動手段)
B 紙幣
α 勾配角

Claims (2)

  1. 紙幣搬送路内の挿入口付近に設けた第1搬送部と、
    該第1搬送部から離間した位置に紙幣の送り方向へ軌道を有する第2搬送部と、
    さらに第2搬送部の始端から紙幣の送り方向の両側に離間した位置に一対の補正手段と、を設け、
    これらの第1搬送部と第2搬送部と各補正手段とが紙幣搬送路内に挿入された紙幣の面に圧接して該紙幣を送り方向へ搬送するように回転駆動されると共に、
    第2搬送部と各補正手段が同一回転速度で駆動されるのに対して、第1搬送部が減速された回転速度で駆動されて紙幣搬送路内に挿入された紙幣が長尺方向及び短尺方向へ引張されながら搬送され、
    且つ各補正手段が紙幣の送り方向に沿って両側へ広がる勾配をなして回転駆動され、
    紙幣搬送路内に設けられた識別センサによって紙幣の真偽を識別する紙幣識別装置において、
    前記一対の補正手段は前記第2搬送部の従動軸の両端に回動自在に支承されると共に、
    駆動手段に接続されたリンク機構によって各補正手段の勾配が調整可能に構成され、
    紙幣を送り方向へ搬送する際は、各補正手段が紙幣搬送路内の紙幣を送り方向へ搬送すると同時に該紙幣の面を両側方向へ押し広げるように勾配をなして回転駆動され、
    紙幣を挿入口方向へ返送する際は、各補正手段が紙幣の返送方向に沿って平行をなして回転駆動されることを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 紙幣を挿入口方向へ返送する際には、第1搬送部を空転させることを特徴とする請求項1記載の紙幣識別装置。

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