JP5078521B2 - 多気筒内燃機関における吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は,複数の気筒を備えた多気筒内燃機関において,エアクリーナから送られて来る吸入空気(吸気)を,前記内燃機関における各気筒に分配するための吸気装置に関する。
従来,この種の吸気装置は,例えば特許文献1等に記載されているように,エアクリーナからの吸気入口を有すサージタンクに,多気筒内燃機関における各気筒の各々に至る複数の吸気管路を接続することにより,エアクリーナからの吸気を,前記サージタンクにて前記各気筒の各々に至る各吸気管路に分配するという構成にしている。
そして,前記吸気装置においては,エアクリーナからの吸気を各気筒について等しく分配するように構成しなければならず,前記特許文献1においては,前記サージタンクの内面に,整流ガイド板の複数本を設けることによって,エアクリーナからサージタンク内に流入する吸気を,当該サージタンクから各気筒への吸気管路に等しく分配するように構成している。
特開昭55−153851号公報
しかし,前記特許文献1のように,サージタンクの内面に,分配用の整流ガイド板の複数本を設けるという構成にした場合には,前記サージタンクにおける吸気の流れに前記整流ガイド板との摩擦による抵抗を受けて,吸気抵抗が大幅に増大するから,出力の低下を招来するという問題があった。
本発明は,エアクリーナからの吸気をサージタンクにて各気筒に分配する場合に,吸気抵抗の大幅な増大を招来することなく,各気筒に等しく分配できるようにすることを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明は,
「エアクリーナからの吸気入口を有するサージタンクに,多気筒内燃機関における各気筒の各々に至る複数本の吸気管路における一端を接続して成る吸気装置において,
前記各吸気管路の前記サージタンクへの接続部を,前記サージタンクにおける左右側面のうち一方の側面に一列状に並べて配設する一方,前記吸気入口を,前記サージタンクにおける左右側面のうち前記一方の側面とは反対側の側面に設ける一方,前記サージタンクにおける内面のうち前記一方の側面と前記反対側の側面との間の部分を,前記各吸気管路における接続部の列方向に延びる一つの内面に形成して,この一つの内面に,前記吸気入口から流入する吸気が向かうように構成することに加えて,前記一つの内面を,前記吸気入口における軸線の方向から見て,前記吸気入口の箇所に頂上を有し且つこの頂上から前記各吸気管路における接続部に対して離れるように斜めに延びる左右一対の傾斜面を有する山形状に形成し,更に,前記山形の頂上及び左右傾斜面を,前記吸気入口における軸線の方向から見て,前記各吸気管路の接続部における内面のうち前記山形の頂上及び左右傾斜面に近接する部分の相互間を結ぶ仮想線を超えて前記接続部側に突出しない高さ構成にする一方,前記山形における一つの傾斜面を,前記一列状に並ぶ各吸気管路における接続部の軸線方向から見て,複数の接続部にわたって延びる構成にした。」
ことを特徴としている。
前記請求項1の記載において,吸気入口からサージタンク内に流入した吸気は,先ず,サージタンクのうち山形状にした一つの内面に吹き当たることにより,この吸気には,前記山形状にした一つの内面にて,各吸気管路における接続部の列方向に沿って左右両外向き方向への二つの流れに分けられ,そして,前記列方向に並ぶ各吸気管路内に導入されることになるから,エアクリーナからの吸気を,前記各吸気管路に略等しく分配できる。
このサージタンク内における吸気の分配は,当該サージタンク内に流入する吸気を山形状にした一つの内面に吹き当てることで行うものであるから,吸気抵抗を,前記特許文献1の場合よりも大幅に低減できる。
つまり,本発明によると,エアクリーナからの吸気を,吸気抵抗の増大,ひいては内燃機関における出力の低下を招来することなく,各気筒に等しく分配できるという効果を有する。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図3の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,クランク軸方向に四つ気筒を並べて設けて成る内燃機関を示し,この内燃機関1は,そのクランク軸方向から見て,各気筒における軸線2が水平線3に対して適宜角度θだけ傾斜(スラント)している。
符号4は,前記内燃機関1に対する吸気装置(吸気マニホールド)を示し,この吸気装置4は,一つのサージタンク5と,このサージタンク5に一端が接続され他端が前記内燃機関1の各気筒における吸気ポート6の各々に至る複数の吸気管路7とを備えている。
前記各吸気管路7における前記サージタンク5に対する接続部7aを,その各々の軸線を互いに平行にして,前記サージタンク5における左右両側面5a,5bのうち一方の側面(一つの側面)5aに,水平方向に一列状に並べて配設する。
なお,前記各接続部7aにおける軸線7a′は,当該各接続部7aにおける列方向から見て,同一軸線状に揃えるか,同一軸線状に近い状態に揃えるというように,実質的に同一軸線状に揃える構成にしている。
一方,前記サージタンク5における左右両側面5a,5bのうち前記一方の側面(一つの側面)5aと反対側の他方の側面5bには,図示しないエアクリーナから前記サージタンク5内への吸気入口8が設けられ,この吸気入口8は,図1に示すように,前記サージタンク5における内底面5c,つまり,前記サージタンク5における内面のうち前記一つの側面5aと直角で且つ前記各接続部7aの列方向に延びる一つの内面に向かって斜め下向きに傾斜していて,当該吸気入口8からサージタンク5内に流入する吸気の主流が前記内底面5cに吹き当たるように構成されている。
つまり,前記吸気入口8は,当該吸気入口8から流入する吸気の主流が前記サージタンク5における内面のうち前記一つの側面5aと直角で且つ前記各接続部7aの列方向に延びる内底面(一つの内面)に向かうように構成されている。
そして,前記サージタンク5における内底面(一つの内面)5cを,前記吸気入口8における軸線8aの方向から見て,図3に示すように,前記吸気入口8の箇所に頂上5c′を有し且つこの頂上5c′から前記各吸気管路7における接続部7aに対して離れるように斜めに延びる左右一対の傾斜面5c″を有する山形状に形成している。
これに加えて,前記一つの内面における山形の頂上5c′及び両傾斜面5c″を,前記吸気入口8における軸線8aの方向から見て,図3に示すように,前記各接続部7aにおける内面のうち前記山形の頂上5c′及び傾斜面5c″に近接する部分7a″の相互間を結ぶ仮想線9よりも低い高さ構成にする。
換言すると,前記山形の頂上5c′及び両傾斜面5c″を,前記吸気入口8における軸線8aの方向から見て,前記各接続部7aにおける内面のうち前記山形の頂上5c′及び傾斜面5c″に近接する部分7a″の相互間を結ぶ仮想線9を超えて前記接続部7a側に突出しない高さ構成にしている。
これに加えて,前記山形における一つ(又は一方)の傾斜面5c″を,前記一列状に並ぶ各吸気管路7における接続部7aの軸線方向から見て,複数の接続部7aにわたって延びる構成にしている。
この構成において,吸気入口8からサージタンク5内に流入した吸気は,その主流が,先ず,サージタンク5のうち山形状にした内底面(一つの内面)5cに吹き当たることにより,この吸気は,前記山形状にした内底面(一つの内面)5cにて,各吸気管路7における接続部7aが並ぶ列方向に沿って左右両外向き方向への二つの流れに分けられ,そして,前記列方向に並ぶ各吸気管路7内に導入されることになるから,エアクリーナからの吸気を,前記各吸気管路7に対して略等しく分配できる。
前記サージタンク7内における吸気の分配は,当該サージタンク5内に流入する吸気を山形状にした内底面(一つの内面)5cに吹き当てて行うことにより,その流れ抵抗,つまり,吸気抵抗を僅少にできる。
なお,前記図示した実施の形態は,前記サージタンク5における底板を内向きに屈曲することによって,その内底面5cを山形状に形成する場合であったが,前記サージタンク5における底板の厚さを中央部で厚く両端の部分で薄くすることによって,内底面(一つの内面)5cを山形状に形成するという構成にすることができる。
本発明の実施の形態を示す一部切欠側面図である。 図1のII−II視断面図である。 図1のIII −III 視断面図である。
符号の説明
1 多気筒内燃機関
2 シリンダ軸線
3 水平線
4 吸気装置(吸気マニホールド)
5 サージタンク
5a,5b サージタンクにおける一つの側面
5c サージタンクにおける一つの内面
5c′ 頂上
5c″ 傾斜面
6 吸気ポート
7 吸気管路
7a 吸気管路の接続部
7a 接続部の軸線
8 吸気入口
8a 吸気入口の軸線

Claims (1)

  1. エアクリーナからの吸気入口を有するサージタンクに,多気筒内燃機関における各気筒の各々に至る複数本の吸気管路における一端を接続して成る吸気装置において,
    前記各吸気管路の前記サージタンクへの接続部を,前記サージタンクにおける左右側面のうち一方の側面に一列状に並べて配設する一方,前記吸気入口を,前記サージタンクにおける左右側面のうち前記一方の側面とは反対側の側面に設ける一方,前記サージタンクにおける内面のうち前記一方の側面と前記反対側の側面との間の部分を,前記各吸気管路における接続部の列方向に延びる一つの内面に形成して,この一つの内面に,前記吸気入口から流入する吸気が向かうように構成することに加えて,前記一つの内面を,前記吸気入口における軸線の方向から見て,前記吸気入口の箇所に頂上を有し且つこの頂上から前記各吸気管路における接続部に対して離れるように斜めに延びる左右一対の傾斜面を有する山形状に形成し,更に,前記山形の頂上及び左右傾斜面を,前記吸気入口における軸線の方向から見て,前記各吸気管路の接続部における内面のうち前記山形の頂上及び左右傾斜面に近接する部分の相互間を結ぶ仮想線を超えて前記接続部側に突出しない高さ構成にする一方,前記山形における一つの傾斜面を,前記一列状に並ぶ各吸気管路における接続部の軸線方向から見て,複数の接続部にわたって延びる構成にしたことを特徴とする多気筒内燃機関における吸気装置。
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