JP5078427B2 - ポーラスコンクリート成形具 - Google Patents

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Description

本発明は、ポーラスコンクリート成形具に関し、さらに詳細には、所定空隙率のポーラスコンクリートを繰り返し成形可能なポーラスコンクリート成形具に関する。
ポーラスコンクリートは、内部に無数の空隙が存在することから吸音板や透水板など様々な用途に用いられている。従来、このような用途に用いるポーラスコンクリートは、所定の空隙率を備えていることが必要で、従来では、特許文献1の段落(0024)に記載されているように所定の状態に混練されたコンクリートを型枠に投入し、この型枠をテーブルバイブレータや型枠に取り付け可能な振動機などを用いて、振動数3,000〜8,000vpmの外部振動をおおよそ10秒〜30秒与えることで振動成形していた。
特開2001−39778号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような外部振動によりポーラスコンクリートを成形する場合、実際にポーラスコンクリートを成形してみないとその空隙率がどの程度であるかは分からず、したがって設計通りの空隙率を有するポーラスコンクリートを成形するための事前コントロールを行うことはできない、という問題があった。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、毎回の成形でもほぼ同じ空隙率を有するポーラスコンクリートを成形し得るポーラスコンクリート成形具を提供することにある。
本発明は、上部が開口した容器状の受け型枠に充填したコンクリートを所定空隙率のポーラスコンクリートに成形する成形具であり、その特徴とするところは、前記受け型枠内に充填されている前記コンクリートを加圧すべく前記受け型枠の前記開口から内部に緊密に挿入する加圧体と、前記受け型枠と前記加圧体とに取り付けられ、前記加圧体の前記受け型枠内への挿入を所定位置で規制する規制手段とを含み、前記受け型枠内に挿入された前記加圧体を前記所定位置で規制し、前記受け型枠内に初期充填レベルまで投入された前記コンクリートが占める容積を所定容積に変化させることにより前記所定空隙率を有する前記コンクリートを成形することにある。
かかるポーラスコンクリート成形具における実施形態の一例としては、前記規制手段が、前記受け型枠の外壁面に取り付けられたストッパー部と、前記加圧体の外壁面に取り付けられ、該加圧体が前記受け型枠内に挿入されるとき、前記受け型枠に取り付けられている前記ストッパー部に当接する係止部とで構成されている
本発明のポーラスコンクリート成形具における他の実施形態では、前記ポーラ
スコンクリート成形具が異なる厚さの前記ポーラスコンクリートを成形する厚さ変更手段を備えている
本発明のポーラスコンクリート成形具における更に他の実施形態では、前記厚さ変更手段が、前記ストッパー部及び前記係止部のいずれか一方に着脱自在に取り付けられたスペーサーで構成されている。
本発明に係るポーラスコンクリート成形具によれば、所定の性状に調整されたコンクリートを受け型枠に初期充填レベルまで投入した後、この受け型枠に加圧体を挿入し、加圧体が規制手段によって停止するまで充填コンクリートを加圧してその容積を所定量減少させる。このように受け型枠に充填されたコンクリートは、正確に決められた容積に変化させられるので、毎回、所望の空隙率を有するポーラスコンクリートが成形される。その結果、充填するコンクリートの性状と充填量が同じである限り、空隙率がほぼ同じポーラスコンクリートを毎回成形することができる。その結果、この成形具で成形された多数のポーラスコンクリートを吸音板や透水板として使用するとき、その吸音効果や透水効果にバラツキがなく、ほぼ同じ効果を得ることができる。さらに、本発明のポーラスコンクリート成形具によれば、成形される前記ポーラスコンクリートの厚さを変える厚さ変更手段を備えているので、所望する厚さでかつほぼ同じ空隙率のポーラスコンクリートを成形することができる。
さらに、本発明のポーラスコンクリート成形具によれば、規制手段が、受け型枠と加圧体とのそれぞれ外壁面に取り付けられたストッパー部と係止部とで構成されているので、受け型枠内に挿入された加圧体が機械的に所定位置で停止し、その結果、充填コンクリートの容積変化が一定で、これにより、毎回、ほぼ同一の性質を有するポーラスコンクリートの成形を確実に行うことができる。
また、本発明のポーラスコンクリート成形具によれば、成形されるポーラスコンクリートの厚さを変える厚さ変更手段が、ストッパー部と係止部とのいずれか一方に少なくとも一枚のスペーサーを着脱自在に取り付けることで構成されているので、ポーラスコンクリートの厚さを変更する場合にもその操作が容易で、迅速に行うことができる。
以下、本発明のポーラスコンクリート成形具(以下、単に「成形具」、と称する)を添付の図に示された好適な実施形態についてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る成形具10Aを示す斜視図である。この成形具10Aは、骨材、セメント、水、及びバインダーなど必要な素材を混練してなるコンクリートを投入する容器状の受け型枠11を含んでいる。この受け型枠11は、図1から明らかなように、下型枠部12と上型枠部13とから構成されている。下型枠部12は、ほぼ四角形の底板12aと、その四辺から該底板12aにほぼ垂直に立設した4つの側壁板12bとから構成され、直方体状をした上部開放の箱形容器である。この下型枠部12には、その上部の開口部12dからコンクリートが底板12aと各側壁板12bとで囲まれた内部空間12cに投入される。
上型枠部13は、4つの側壁板13aからなる四角形の環状体であり、その内側の平面形状と大きさ、即ち環状体である上型枠部13における対向する上部の開口13bと下部の開口13cとの形状及び大きさは、下型枠部12の開口部12dに完全に整合する。したがって、下型枠部12と上型枠部13とが重ね合わされると、上型枠部13における各側壁板13aの下端面と下型枠部12における側壁板12bの上端面とがそれぞれ内縁部を一致するように載置され、これにより下型枠部12と上型枠部13との各内面で形成される受け型枠11の内壁面は、段差のない平坦な面(垂直面)として形成される(図3を参照)。
また、成形具10Aは、受け型枠11内に上型枠部13の開口13bから下型枠部12の底板12aに向かって緊密に挿入可能な加圧体14を備えている。この加圧体14は、受け型枠11を構成している下型枠部12の内部空間12aにおける平面形状と同じ形状及び面積の底面板14aと、その四辺から該底面板14aに対してほぼ垂直に立設した側壁板14bとから構成された箱状を呈している。これにより、この箱状の加圧体14を受け型枠11の上部開口である上型枠部13の開口13bから下型枠部12へ向かってに挿入すると、各側壁板14bの外面が受け型枠11における上型枠部13のそれぞれ対応する側壁板13aの平坦な内面に摺接しながら下型枠部12に向かって所定の位置まで入り込む。さらに、加圧体14は、各側壁板14bの上縁部から底面板14aにほぼ平行にかつ内方に張り出したフランジ部14cを備え、対向する一組の側壁部14bの上縁部から張り出しているフランジ部14cの表面にはそれが設けられている側壁部14bの上縁部に沿う方向に延びる逆U字形のハンドル15が取り付けられている。この加圧体14を構成している底面板14aと側壁板14bとで囲まれた内部は、空間部とされているが、この加圧体14の全体強度を高めるためにその内部には補強板16が設置されている。
補強板16は、図2に示されるように加圧体14の縦方向(図1,図2においてYで示す方向)における底面板14aのほぼ中間部付近に配置され、その両端部はそれぞれ対向する側壁板14bに連結されている。このような加圧体14は、各部を構成する鉄板を溶接によって相互に連結して形成されている。鉄板で形成された加圧体14は、それ自体で相当な重量があり、受け型枠11内に挿入するとき、受け型枠11内に充填されているコンクリートをその自重で押圧しながら所定位置まで入り込むことができる。もし、加圧体14が、比較的に軽量な素材から形成される場合には、加圧体14の内部空間に砂又は水などを入れたり、或いは何らかの機械的手段を用いてその加圧力を調整することができる。
前述した受け型枠11と加圧体14とには、該加圧体14が受け型枠11の内部に挿入されるとき、所定の位置で停止するための規制手段17が設けられている。この規制手段17は、受け型枠11の上型枠部13に取り付けられたストッパー部である台座18と、加圧体14に取り付けられた係止部であるL型のブラケット19とから構成されている。具体的には、台座18は、図1に示されるように上型枠部13における対向する一対の側壁板13aの外側面両端側に取り付けられている。各台座18の上面18aは、上型枠部13の開口13bと同じ平面上に位置している。すなわち、台座18の上面18aは、上型枠部13における側壁板13aの上端面と同一面に位置している。各台座18は、L型の鉄板を倒立状態にしてその屈曲線部に平行な一縁部18bを側壁板13aの上部に溶接し、かつ他縁部18cを側壁板13aの下部から外方へ張り出した台座受けフランジ20に溶接して固定されている。
他方、規制手段17を構成する鉄製のL型ブラケット19は、該ブラケット19の一片部19aをほぼ水平方向に張り出すように(側壁板14bの外壁面にほぼ垂直になるように)他片部19bを加圧体14における対向する一対の側壁板14bの外側面両端側に溶接して取り付けられている。各ブラケット19は、加圧体14が受け型枠11の内部に挿入されるとき、その一片部19aが各台座18の上面18aに当接する位置にあり、従って、加圧体14は、各ブラケット19が各台座18に当接したとき、その挿入が停止されることになる。また、各ブラケット19は、加圧体14が受け型枠11内に挿入されるとき、加圧体14の底面板14aと受け型枠11の底部、即ち下型枠部12の底板12aとの間に間隔tを形成する位置で各ブラケット19が各台座18に当接するように取り付けられている。この間隔tは、受け型枠11で成形されるポーラスコンクリート22の設計厚さとなる。
次に、前述した第1の実施形態に係る成形具10Aの使用方法について図3を参照しながら説明する。図3は、図面を簡略化するため受け型枠11のみを破断し、かつ受け型枠11内に加圧体14を所定位置まで挿入した状態で示す断面図である。最初に、受け型枠11を準備するために、下型枠部12に上型枠部13が、前述したようにそれらの内壁面に段差を生じないように正確に重ねられる。ところで、成形された所定表面積のポーラスコンクリート22が所定厚さt及び所定空隙率を有するには受け型枠に充填されたコンクリートに対してどの程度の容積変化を与えればよいかは、種々の計算式により予め計算(設計)され、その計算結果に基づいて受け型枠11に投入すべきコンクリートの重量(容積)やコンクリートの形成要素である骨材の粒径並びに量などが決められて混練され、それが受け型枠11に充填される。その時のコンクリートの充填レベルが図3に二点鎖線21で示されている。このようにして受け型枠11にコンクリートが充填されると、次いで、加圧体14が、受け型枠11内に挿入される。
加圧体14は、受け型枠11内に充填されているコンクリートをその初期充填レベル21から次第に加圧しながら受け型枠11内に入り、規制手段17によって、即ちブラケット19の一片部19aが台座18の上面18aに当接して停止する。これにより、受け型枠11内に充填されているコンクリートは、初期の充填レベル21から、停止した加圧体14の底面板14aの位置までの容積が減少されたことになる。このようにして受け型枠11内に充填されていたコンクリートが予め設定された容積変化を受け、コンクリート充填直後又は充填したコンクリートが硬化した後に、上型枠部13が下型枠部12から取り外され、さらに下型枠部12から成形されたポーラスコンクリート22が脱型される。このような下型枠部12は、金属製又は木製の材料で形成することができ、さらにその内面に剥離剤を塗布しておいてもよい。また、この下型枠部12を形成する際にその深さを適宜に設計すれば、ポーラスコンクリート22の設計厚さtを容易に変更することができる。このように充填されたコンクリートに正確な容積変化を与える成形具10Aを使用することにより、所定の空隙率を有する設計厚さtのポーラスコンクリート22を成形するようにしたので、上述した操作を繰り返せば、毎回、所定空隙率を有する所定厚さtのポーラスコンクリート22を成形することができ、その結果、ほぼ同じ性質を有するポーラスコンクリート22を大量生産することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る成形具10Bについて図4ないし図6を参照して説明する。なお、第2の実施形態に係る成形具10Bの構成において、第1の実施形態に係る成形具10Aと同一又は相当する部分は、図4ないし図6に同一の参照符号を付けてその説明を省略する。この第2の実施形態に係る成形具10Bは、厚さt及びそれより厚さの大きいポーラスコンクリート22を成形する場合のものである。すなわち、第2の実施形態に係る成形具10Bは、厚さtからそれ以上の厚さのポーラスコンクリートを成形できる。すなわち、この成形具10Bは、厚さ変更手段30を備えている。この厚さ変更手段30は、規制手段17に取り付けられている。具体的には、この成形具10Bは、規制手段17として第1の実施形態に係る成形具10Aと同様に、加圧体14における対向する一対の側壁板14bの外側面両端側に取り付けられたL型のブラケット31と、上型枠部13における対向する一対の側壁板13aの外側面両端側に取り付けられた台座32とを備えており、厚さ変更手段30は、ブラケット31に取り付けられている。
厚さ変更手段30は、鉄板からなる複数枚のスペーサー30aと、これをブラケット31に取り付けるボルト30c及びナット30dとから構成され、各スペーサー30aの中央部にはボルト挿通用の穴30bが形成されている。更に具体的に説明すると、ブラケット31と台座32とは、第1実施形態に係る成形具10Aにおける対応するそれらの素材、形状、及び取付け方法等を実質的に同じにするが、唯一相違する点は、図4及び図5に示されるようにブラケット31の一片部31aにスペーサーを取り付けるための穴33が形成され、また、台座32の上面32aにも穴34が形成されていることである。従って、複数枚のスペーサー30aは、これらを重ねて一片部31aの下側に位置決めされ、ブラケット31における一片部31aの穴33から各スペーサー30aの穴30bを挿通するようにボルト30cが通され、そのボルト30cの両端部にナット30dを螺着することによりブラケット31に取り付けられる。なお、台座32の上面32aに形成された穴34は、加圧体14が受け型枠11内に挿入されるとき、上述のようにブラケット31に取り付けられた最下段のスペーサー30aの下側に位置するボルト端部とナット30cが台座32の上面32aに衝突するのを避けるためのものである。
次に、この成形具10Bの使用方法について説明する。この成形具10Bを用いて所定の空隙率を有する厚さ(t+S)のポーラスコンクリート22を成形する場合、図5及び図6に示されるように厚さ変更手段30を構成するスペーサー30aの全体厚さがSになるようにスペーサー30aの枚数が選択される。この時、一枚のスペーサー30aが厚さSであれば、その一枚を使用するだけでよいことは言うまでもない。従って、一枚若しくは複数枚のスペーサー30aが前述したようにしてブラケット31における一片部31aの下側にボルト30c及びナット30dにより取り付けられる。その後、所定の空隙率を有する厚さ(t+S)のポーラスコンクリート22を成形するために必要な重量のコンクリート(コンクリートの重量は前述したように予め計算されている)が、上型枠部13と下型枠部12とを組み立てた受け型枠11内に充填される。
次いで、厚さ変更手段30が取り付けられた加圧体14が受け型枠11内に挿入され、これにより、受け型枠11内に充填されたコンクリートに対して、その充填レベル位置(図示せず)から、加圧体14に取り付けた規制手段17のブラケット31に固定した最下段のスペーサー30aが台座32の上面に当接するまでの容積変化が与えられる。この結果、コンクリートが受け型枠11内で硬化することにより、厚さが(t+S)で、かつ所定の空隙率を有するポーラスコンクリート22が成形される。なお、受け型枠11内への加圧体14の挿入に伴ってブラケット31に固定した最下段のスペーサー30aが台座32の上面に接近すると、最下段のスペーサー30aの下側に位置するボルト30cの端部とナット30dは台座31の上面31aに形成された穴34に入り込むので、最下段のスペーサー30a下面が台座31の上面31aに密着し、その結果、加圧体14は、初期の設計厚さtより正確にスペーサー30aの全体厚さSだけ厚くなる。
この成形具10Bでは、必要に応じてスペーサー30aの厚さ、或いはその枚数を選択してブラケット31に取り付けることにより所望する厚みのポーラスコンクリート22を成形することができる。また、前述した第2の実施形態に係る成形具10Bでは、スペーサー30aをブラケット31に取り付けた例についてのものであったが、スパーサー30を台座32の上面32aに載置して固定してもよい。すなわち、スペーサー30aは、ブラケット31及び台座28のいずれか一方に取り付けることができる。もちろん、スペーサー30aをブラケット31に一枚も取り付けずに使用することもでき、その場合には、図1〜図3に示される第1の実施形態に係る成形具10Aと実質的に何ら変わるところはない。
前述した成形具10A,10Bを使用することにより、受け型枠11内に充填したコンクリートに設計通りの容積変化を毎回正確に与えることができるので、所定の空隙率を有するポーラスコンクリートを繰り返し成形することができ、その結果、性質の同じポーラスコンクリートを大量に生産することができ、例えば、これを吸音作用や透水作用を求める用途に使用するとき、その吸音効果や透水効果にバラツキがなく、ほぼ同じ効果を得ることができる。
本発明に係る第1の実施形態に係るポーラスコンクリート成形具を分解した状態で示す斜視図である。 図1の2−2線で切断して示す加圧体の断面図である。 図1に示されるポーラスコンクリート成形具を用いてポーラスコンクリートを成形している時の状態を示す断面図である。 本発明に係る第1の実施形態に係るポーラスコンクリート成形具を分解した状態で示す斜視図である。 図1の5−5線で切断して厚さ変更手段の構造を示す加圧体の部分的な断面図である。 図4に示されるポーラスコンクリート成形具を用いてポーラスコンクリートを成形している時の状態を示す断面図である。
符号の説明
10A,10B ポーラスコンクリート成形具
11 受け型枠
12 下型枠部
12a 底板
12b 側壁板
12d 開口部
13 上型枠部
13a 側壁板
13b 上部の開口
13c 下部の開口
14 加圧体
14a 底面板
14b 側壁板
17 規制手段
18,32 台座(ストッパー部)
19,31 L型のブラケット(係止部)
21 コンクリート初期充填レベル位置
22 ポーラスコンクリート
30 厚さ変更手段
30a スペーサー
30b ボルト挿通穴
30c 取り付けボルト
30d 取り付けナット

Claims (3)

  1. 上部が開口した容器状の受け型枠に充填したコンクリートを所定空隙率のポーラスコンクリートに成形する成形具において、
    前記受け型枠内に充填されている前記コンクリートを加圧すべく前記受け型枠の前記開口から内部に緊密に挿入する加圧体と、前記受け型枠と前記加圧体とに取り付けられ、前記加圧体の前記受け型枠内への挿入を所定位置で規制する規制手段とを含み、
    前記受け型枠内に挿入された前記加圧体を前記所定位置で規制し、前記受け型枠内に初期充填レベルまで投入された前記コンクリートが占める容積を所定容積に変化させることにより前記所定空隙率を有する前記ポーラスコンクリートを形成するポーラスコンクリート成形具。
  2. 前記規制手段が、前記受け型枠の外壁面に取り付けられたストッパー部と、前記加圧体の外壁面に取り付けられ、該加圧体が前記受け型枠内に挿入されるとき、前記受け型枠に取り付けられている前記ストッパー部に当接する係止部とで構成されている請求項1に記載のポーラスコンクリート成形具。
  3. 前記ポーラスコンクリート成形具が、異なる厚さの前記ポーラスコンクリートを成形する厚さ変更手段を備えている請求項1又は2に記載のポーラスコンクリート成形具。
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