JP5078007B2 - 電子部品パッケージの気密封止方法及び気密封止装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明になる電子部品パッケージの気密封止装置における気密封止実行部の要部概略図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図2はこの気密封止装置全体の要部概略図である。図3は、この気密封止装置における制御装置の要部機能ブロック図である。図4ないし図6は本発明になる電子部品パッケージの気密封止方法を説明するフローチャート図である。図7はこの気密封止方法を用いたときのレーザ溶着による封止位置の移動状況を示す図である。なお、この実施の形態では上面が矩形状の電子部品パッケージを想定している。
気密封止作業開始前にプロファイルを設定する(図4のS101)。レーザ光の出力管理を的確に実行するためである。
プロファイル設定部103からプロファイル設定に必要なデータを入力し、制御部101で時間対レーザ光の出力からなるプロファイルを設定し、設定されたプロファイルをデータ記憶部105に格納する。このプロファイルは気密封止対象である電子部品パッケージ45の形状に応じて実験的に決定するのがよい。このプロファイルを決定するために必要なデータとしては、電子部品パッケージ45の4辺の長さ、電子部品パッケージ45を載置するテーブル15の各方向(X、Y、およびZ方向)の移動速度、電子部品パッケージ45へのレーザ光の照射位置に応じたレーザ出力等であり、これらのデータからプロファイル(レーザ照射開始からの経過時間に応じたレーザ出力)が設定される。また、レーザ照射開始タイミングを決定するために電子部品パッケージ45に加えられる荷重の閾値を設定しておく。
プロファイル等の設定が終了した後、図示しない入力部から動作開始指令が入力される(図4のS102)。この動作開始指令入力後制御部101の制御のもとに気密封止作業が実行される。
このような蓋体43aを用いるときの電子部品パッケージの気密封止装置と気密封止方法について、実施例1との比較する形で説明する。
図8は実施例3に用いるレーザ照射部35である。気密封止実行部の他の構成は実施例1と同じである。また、上記の通り、図示しないがレーザ光発生装置は2台用いられ、それぞれ保持部35a、35b内の光ファイバーケーブルを通してレーザ光LBa、LBbが照射される。この実施例では、矩形状の電子部品パッケージ45の対向する両辺を同時にレーザ光照射による発熱でケース41と蓋体43とを樹脂溶着する。従って、レーザ光の間隔は電子部品パッケージ45のケース41の開口部を囲む立壁の間隔に等しくしなければならず、そのため保持部35a、35bの角度を変える角度制御部35cを備える。
実施例1のときと同じようにする(図9のS101)。ただし、実施例3においては電子部品パッケージ4辺の長さから対向する辺(X辺およびY辺)の間隔を算出し、レーザ照射部35の保持部35a、35bの角度を変えて、内蔵する光ファイバーケーブルの角度も変えてレーザ照射位置での間隔が電子部品パッケージのX辺およびY辺に相当するような制御値を算出しておく。
プロファイルの設定が終了した後、図示しない入力部から動作開始指令が入力される(図9のS102)。この動作開始指令入力後制御部101の制御のもとに気密封止作業が実行される。
21 押さえ部材、23a、23b 支持部材、25 連結部材、31 レーザ照射部、31a 保持部、41 ケース、43 蓋体、45 電子部品パッケージ、
51 荷重検出部、33 レーザ光発生装置、100 制御装置、
101 制御部、103 プロファイル設定部、105 データ記憶部、
107 ケース搬送駆動部、109 ケース位置合わせ駆動部、111 蓋体搬送駆動部、113 蓋体位置合わせ駆動部、115 Z方向テーブル移動駆動部、
117 レーザ出力制御部、119 X方向テーブル移動駆動部、
121 Y方向テーブル移動駆動部
Claims (7)
- レーザ光に対して吸収性を有する熱可塑性樹脂からなる内部に電子部品を実装するケースとレーザ光に対して透過性を有する熱可塑性樹脂からなる蓋体とからなる電子部品パッケージをレーザ光照射により樹脂溶着させて気密封止する電子部品パッケージの気密封止方法であって、
前記ケースを載置台に載置し、
前記蓋体を前記ケースに位置合わせして被せ、
前記載置台と対向する位置に設けられたレーザ光に対して透過性を有する押さえ部材と前記載置台とで前記蓋体と前記ケースとの位置関係を維持するように挟持し、
前記押さえ部材の上から前記蓋体と前記ケースとの重ね部にレーザ光を照射し、
前記蓋体と前記ケースを樹脂溶着させて気密封止することを特徴とする電子部品パッケージの気密封止方法。 - 前記レーザ光の照射において、前記電子部品パッケージを載置する載置台と前記押さえ部材とを一体として移動することで、前記重ね部であって、前記電子部品パッケージの上部開口部の全周囲に渡ってレーザ光を照射することを特徴とする請求項1記載の電子部品パッケージの気密封止方法。
- 前記電子部品パッケージの上面開口部の全周囲の辺の数分のレーザ照射部を備えることを特徴とする請求項1記載の電子部品パッケージの気密封止方法。
- 前記レーザ光の出力は前記電子部品パッケージの形状とレーザ光の照射位置の移動速度からレーザ光の照射位置を求め、その位置に応じてレーザ光の出力を設定しておくことを特徴とする請求項1記載の電子部品パッケージの気密封止方法。
- レーザ光に対して吸収性を有する熱可塑性樹脂からなる内部に電子部品を実装するケースとレーザ光に対して透過性を有する熱可塑性樹脂からなる蓋体とからなる電子部品パッケージをレーザ光照射により樹脂溶着させて気密封止する電子部品パッケージの気密封止装置であって、
このレーザ光は連続発振出力であり、前記電子部品パッケージの形状に応じて照射されるレーザ光の位置によりレーザ出力を変化させるレーザ発振手段と、
前記蓋体より予め定められた分大きな面積を有すると共に前記レーザ光に対して透過性を有し、前記ケースの開口部に前記蓋体を押圧して前記蓋体と前記ケースとの位置合わせ後の位置変動を防止する位置変動防止機構と、
を備えることを特徴とする電子部品パッケージの気密封止装置。 - 前記電子部品パッケージの気密封止装置の制御装置は、
前記電子部品パッケージの気密封止動作に合わせて時間単位でレーザ光出力を設定するプロファイル設定部と、
前記蓋体を前記ケースの開口部の適切な位置に位置合わせを行う蓋体位置合わせ駆動部と、
前記電子部品パッケージを前記載置台と前記押さえ部材とで挟持させる載置台移動駆動部と、
前記プロファイル設定部で設定されたプロファイルデータに従ってレーザ光の出力を制御するレーザ出力制御部と、
前記レーザ光出力制御部の制御を受けてレーザ光を発生するレーザ発生部と、
前記レーザ発生部からのレーザ光を前記電子部品パッケージの全周囲方向に移動させる載置台移動駆動部と、
前記各部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする請求項5記載の電子部品パッケージの気密封止装置。 - 前記蓋体には、前記ケースの開口部に合致する突起部が設けられていることを特徴とする請求項5または6いずれかに記載の電子部品パッケージの気密封止装置。
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