JP5076856B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
前記複数の気筒のうち前記カムノーズの間隔が最小に設定され、前記バルブのリフト期間がオーバーラップまたは隣接するように設定された少なくとも2つの気筒である近接気筒群と、
アクチュエータ及び該アクチュエータにより回転せしめられ、該回転位置に応じて前記複数の気筒に設けられる前記バルブの作用角又はリフト量である制御パラメータを可変させる制御軸を有する可変動弁機構と、
前記近接気筒群のうち点火順序が最初となる気筒を基準として、各気筒における前記制御パラメータのばらつきである気筒別の誤差データを取得する誤差取得手段と、
前記誤差データに基づいて前記アクチュエータを駆動することにより、各気筒における前記制御パラメータのばらつきを補正する補正手段と、
前記補正手段が補正対象気筒に対して補正を行う補正期間を、前記補正対象気筒と該補正対象気筒よりも先にバルブが開く気筒との間のカムノーズ間隔に応じて可変に設定する補正期間可変手段と、を備え、
前記補正期間可変手段は、前記カムノーズ間隔に応じて定められる前記近接気筒群のうち点火順序が2番目以降の気筒を前記補正対象気筒とする場合に、前記補正期間を当該気筒のリフト期間に一致させる構成としたことを特徴とする。
前記複数の気筒のうち前記カムノーズの間隔が最小に設定され、前記バルブのリフト期間がオーバーラップまたは隣接するように設定された少なくとも2つの気筒である近接気筒群と、
アクチュエータ及び該アクチュエータにより回転せしめられ、該回転位置に応じて前記複数の気筒に設けられる前記バルブの作用角又はリフト量である制御パラメータを可変させる制御軸を有する可変動弁機構と、
前記近接気筒群を基準気筒として使用し、他の気筒における前記制御パラメータのばらつきを前記近接気筒群のばらつきの平均値に対する相対的な誤差データとして取得する誤差取得手段と、
前記誤差データに基づいて前記アクチュエータを駆動することにより、前記近接気筒群以外の気筒における前記制御パラメータのばらつきを補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする。
前記近接気筒群以外の気筒において、前記ばらつきの補正方向が大作用角側である気筒の補正期間を、当該気筒よりも先にバルブが開く気筒のリフト期間が終了してから当該気筒のリフト期間が開始するまでの期間として設定する第2の補正期間設定手段と、
を備える構成としている。
前記誤差取得手段は、前記記憶手段から前記誤差データを取得する構成としている。
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図8を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。図1及び図2は、実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図を示している。本実施形態のシステムは、図2に示すように、例えばV8エンジン等からなる多気筒型の内燃機関10を備えている。
次に、図2を参照しつつ、吸気動弁系42について説明する。吸気動弁系42は、ECU50により制御されるアクチュエータとしての左モータ60,右モータ62と、これらのモータ60,62により回転駆動される左制御軸64,右制御軸66と、内燃機関10の各気筒にそれぞれ設けられた可変動弁機構68とを備えている。
次に、図4を参照して、可変動弁機構68の構造について説明する。図4は可変動弁機構68の斜視図を示している。可変動弁機構68は、例えば特開2007−132326号公報に開示されているような公知の構成を有し、後述する各気筒のカムC1〜C8とロッカアーム78との間に配置されている。また、可変動弁機構68は、制御アーム70、入力ローラ72、出力ローラ74及び揺動カムアーム76を備えている。
次に、図5及び図6を参照して、V8型の内燃機関における吸気側のカムの配置について説明する。図5は、左バンク側のカムの配置を示す説明図であり、図6は、右バンク側のカムの配置を示す説明図である。
ECU50は、左,右バンクのモータ60,62をそれぞれ駆動することにより、各バンクの制御軸64,66を目標回転角まで回転させる。この結果、各気筒におけるバルブリフト量及び作用角は、可変動弁機構68により制御軸64,66の回転角に応じた大きさに設定され、この設定動作はバンク毎に一括して行われる。これにより、ECU50は、各気筒の制御パラメータであるバルブリフト量及び作用角を、内燃機関の運転状態等に応じて適切に制御することができる。
上述したように、各気筒のバルブリフト量及び作用角は、バンク毎に一括して制御される。しかしながら、これらの制御パラメータには、例えば可変動弁機構68の各部品の寸法誤差、組付誤差などによって気筒間のばらつきが生じ易い。
図7は、各気筒のリフト期間とばらつき補正の実行状態を示すタイミングチャートである。図7中の上側の太線は、左モータ60による#1,#3,#5,#7気筒での補正の実行状態を示している。下側の太線は、右モータ62による#2,#4,#6,#8気筒での補正の実行状態を示している。
本実施の形態では、モータ60,62の動作速度を抑えるために、ばらつき補正を行う補正期間を、補正対象気筒とその直前の気筒との間のカムノーズ間隔に応じて可変に設定する構成としている。ここで、補正期間とは、個々の気筒において、制御軸64(66)を補正角度分だけ回転させるためにモータ60(62)を駆動する期間である。また、直前の気筒とは、補正対象気筒よりも先に吸気バルブ38が開く気筒であり、前述した点火順序において一つ前の気筒を表すものとする。
図8は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU50が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図8に示すルーチンは、内燃機関の始動時に開始され、一定の時間毎に繰返し実行されるものである。
次に、図9乃至図11を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
本実施の形態では、近接気筒群となる複数の気筒を基準気筒として使用している。そして、他の気筒の誤差データは、これら基準気筒の作用角ばらつきの平均値に対する相対値として取得するようにしている。また、本実施の形態では、ばらつき補正の補正方向(モータの駆動方向)に応じて補正期間を可変に設定しており、これらの点で実施の形態1と構成が異なるものである。
図11は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU50が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図11に示すルーチンは、内燃機関の始動時に開始され、一定の時間毎に繰返し実行されるものである。
12 左バンク
14 右バンク
16 ピストン
18 燃焼室
20 クランク軸
22 クランク角センサ22
24 吸気通路
26 排気通路
28 エアフローメータ
30 スロットルバルブ
32 スロットルモータ
34 燃料噴射弁
36 点火プラグ
38 吸気バルブ
40 排気バルブ
42,44 吸気動弁系,排気動弁系
46 カム角センサ
48 回転角センサ
50 ECU
50A 記憶回路(記憶手段)
60,62 モータ(アクチュエータ)
64,66 制御軸
68 可変動弁機構
70 制御アーム
72 入力ローラ
74 出力ローラ
76 揺動カムアーム
78 ロッカアーム
80,82 カムシャフト
C1〜C8 カム
Claims (6)
- 気筒別のカムが回転することにより、各気筒のバルブが個々のカムノーズに対応する位置で開,閉する複数の気筒と、
前記複数の気筒のうち前記カムノーズの間隔が最小に設定され、前記バルブのリフト期間がオーバーラップまたは隣接するように設定された少なくとも2つの気筒である近接気筒群と、
アクチュエータ及び該アクチュエータにより回転せしめられ、該回転位置に応じて前記複数の気筒に設けられる前記バルブの作用角又はリフト量である制御パラメータを可変させる制御軸を有する可変動弁機構と、
前記近接気筒群のうち点火順序が最初となる気筒を基準として、各気筒における前記制御パラメータのばらつきである気筒別の誤差データを取得する誤差取得手段と、
前記誤差データに基づいて前記アクチュエータを駆動することにより、各気筒における前記制御パラメータのばらつきを補正する補正手段と、
前記補正手段が補正対象気筒に対して補正を行う補正期間を、前記補正対象気筒と該補正対象気筒よりも先にバルブが開く気筒との間のカムノーズ間隔に応じて可変に設定する補正期間可変手段と、を備え、
前記補正期間可変手段は、前記カムノーズ間隔に応じて定められる前記近接気筒群のうち点火順序が2番目以降の気筒を前記補正対象気筒とする場合に、前記補正期間を当該気筒のリフト期間に一致させる構成としたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記誤差取得手段は、前記近接気筒群のうち点火順序が最初の気筒を基準気筒として使用し、他の気筒の誤差データを前記基準気筒に対する相対値として取得する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記補正期間可変手段は、前記近接気筒群以外の気筒の補正期間を、補正対象気筒よりも先にバルブが開く気筒の補正期間が終了してから補正対象気筒が最大リフト量となるまでの期間として設定する構成としてなる請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
- 気筒別のカムが回転することにより、各気筒のバルブが個々のカムノーズに対応する位置で開,閉する複数の気筒と、
前記複数の気筒のうち前記カムノーズの間隔が最小に設定され、前記バルブのリフト期間がオーバーラップまたは隣接するように設定された少なくとも2つの気筒である近接気筒群と、
アクチュエータ及び該アクチュエータにより回転せしめられ、該回転位置に応じて前記複数の気筒に設けられる前記バルブの作用角又はリフト量である制御パラメータを可変させる制御軸を有する可変動弁機構と、
前記近接気筒群を基準気筒として使用し、他の気筒における前記制御パラメータのばらつきを前記近接気筒群のばらつきの平均値に対する相対的な誤差データとして取得する誤差取得手段と、
前記誤差データに基づいて前記アクチュエータを駆動することにより、前記近接気筒群以外の気筒における前記制御パラメータのばらつきを補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記近接気筒群以外の気筒において、前記ばらつきの補正方向が小作用角側である気筒の補正期間を、当該気筒よりも先にバルブが開く気筒のリフト期間が終了してから当該気筒のリフト期間が終了するまでの期間として設定する第1の補正期間設定手段と、
前記近接気筒群以外の気筒において、前記ばらつきの補正方向が大作用角側である気筒の補正期間を、当該気筒よりも先にバルブが開く気筒のリフト期間が終了してから当該気筒のリフト期間が開始するまでの期間として設定する第2の補正期間設定手段と、
を備えてなる請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 予め測定された各気筒の誤差データを記憶する記憶手段を備え、
前記誤差取得手段は、前記記憶手段から前記誤差データを取得する構成としてなる請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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