JP5073659B2 - 改良型ロックタンブラーを有するロック・キーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、錠のタンブラーが改良されたロック・キーシステムに関し、このシステムは、非常に多くの数のコードの組み合わせを有していること、マスターキーが1つの錠のみを操作する特定の鍵にも見えるようなマスターキーシステムの設計が可能であること、不正な複製の防止をはじめとする防犯性を全体的に向上させていることといった多くの利点を有する。
同様のシステムは、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4(以上すべてBoWidenによる)、特許文献5および特許文献6(いずれもMedecoによる)から一般に知られている。
米国特許第4,756,177号明細書 米国特許第5,067,335号明細書 米国特許第5,640,865号明細書 米国特許第5,715,717号明細書 米国特許第4,635,455号明細書 国際公開第95/16092号パンフレット
本発明はさらに、このような錠、このような鍵またはキーブランクおよびこのようなロックタンブラーに関する。
より具体的には本発明はロック・キーシステムに関し、このシステムは、
円筒状の孔を有するハウジングと、
この円筒状孔内で回転自在に軸支される円筒状キープラグとを含み、
この円筒状キープラグが、長手方向に延びたキースロットと、この円筒状孔内でキープラグが回転するのを係止するキープラグ軸に沿って一列に並んだ複数のロックタンブラーとを有し、
少なくともこれら複数のロックタンブラーの一部が、胴体部と、関連する鍵と係合する一体型のキー検知部分とを含み、この胴体部が対応するチャンバー内に取り付けられて、そのチャンバー内でその軸と平行なタンブラー軸に沿って昇降するといった種類の複数の錠と、
上記錠のキープラグのキースロットに挿入可能な長手方向に延びたキーブレードを含み、
このキーブレードが、少なくとも1つの長手方向に延びたコードパターンを有し、このコードパターンは、上記一体型になったキー検知部と係合するための種々の深さの複数のコード部を含み、かつ、上記キーブレードがキースロット内に挿入されたとき、キー検知部が前記長手方向のコードパターンをたどるようにするといった種類の複数の鍵と、からなる。
上述した明細書に開示されているように、キーブレードに沿って長手方向に延びたコードパターンをキーブレードの(通常平坦な)縁部、棚部(shelf)、または側面部に配置してもよい。この鍵に対応する錠のタンブラーは、Medecoの特許に開示されているように、鍵の縁部に形成されたコードパターンと係合するためキースロットに対して中央か、または上述したWidenの特許で開示されているように、鍵の棚部もしくはキーブレードの側部に形成されたコードパターンと係合するためキースロットに対して横方向か、そのいずれかに配列される。当然のことながら、2つまたはそれ以上のロックタンブラーの列を設けて、それぞれの列を対応する鍵の長手方向のコードパターンと協働させることも可能である。
上述の従来から知られているシステムは、高度な防犯性を供し、かつ非常に多くの数のコード組み合わせを可能にしている。それにもかかわらず、ピッキングやマスターキーの不正な複製のためのマスターキーコードを検出する手口は、着実に進歩しており、かつ巧妙化している。したがって、特に特定のロック・キーシステムに用いるコードを保護し、かつ、1つまたはそれ以上の鍵および関連する錠に基づいた不正なコード検出や鍵の複製に対する防犯性を高めるため、ロック・キーシステムの防犯レベルを常に向上させなければならない。
かかる背景に鑑み、本発明の主な目的は上述のこのようなロック・キーシステムの防犯レベルを向上させること、特に各ロックタンブラーと、対応する鍵の長手方向に延びたコードパターンとの協働をさらに向上させることにある。
より具体的で、しかし同じく重要なその他の目的は、可能なコード組み合わせ数をさらに増やしてこのシステムのすべての錠をよりピッキングの困難な錠とし、これによって、認可されていない者が対応する鍵の長手方向のコードパターンを分析しただけで開錠用のロックタンブラーの配置を判断する可能性を排除することにある。
これらの目的は、上記一列に配されたタンブラーの少なくとも上記一部のロックタンブラーそれぞれの一体型キー検知部が、突出した突起状の少なくとも2つの隣り合う鍵接触部を含み、これら鍵接触部は、それぞれ上記キープラグ軸に沿って長手方向に互いに離れ、かつ、互いにこの一列に並んだロックタンブラーの2つの隣り合うロックタンブラーの中央軸間の距離の4分の3を超えない距離をおいて、所定の領域内に配置されたロック・キーシステムによって達成される。これら鍵接触部はそれぞれ、鍵が錠のキースロットに挿入されたとき、鍵の長手方向のコードパターンと係合し円滑に摺動することができる例えば丸みを帯びた、または面取りした縁部を具備している。上記鍵の長手方向のコードパターンにおけるコード部の数は、長手方向に間隔を空けて配置されている前記一列に並んだロックタンブラーの鍵接触部の数と一致しているため、この一列に並んだロックタンブラーの数よりもはるかに多い。上記一部のロックタンブラーそれぞれの鍵接触部の必ずしも全てではなく少なくとも1つの鍵接触部が、鍵をキースロットに完全に挿入したとき、これと対応するコード部と実際に係合する。
したがって、一般にすべての接触部が、ある特定の鍵に対して対応するコード部と接触することは理論的には可能であるが、実際には対応するコード部とは係合しない多くの鍵接触部がある。
本発明の基本的な特徴は、可能なコードの組み合わせの増加に付随したロックタンブラーの2つ以上の隣り合う長手方向に間隔を空けて配置された、鍵接触部の配列にある。
特許文献7(Neiman)に開示されている、横断面に配置された一列のタンブラープレートがそれぞれ間隔を空けて配置されている鍵接触部(図示していないが、明細書4頁、21−23行目に提案されている)を有している錠も本発明に関連する従来技術として挙げられる。しかしながら、これらの鍵接触部間の距離は、任意の1対のタンブラープレート間の長手方向の距離よりも長く、これらの鍵接触部がコードパターンまたはコード化システムを構成するためにキーブレードのコード部と協働することはない。これとは対照的に本発明では、接触部は長手方向に間隔を空けて配置されているが、「隣り合う」という用語が示すとおり互いに非常に近接しており、その互いの距離は一列に並んだ2つの隣り合うロックタンブラーの中央軸間の距離の4分の3より短くなるように選択されている。通常、これらの接触部はロックタンブラーの胴体部の境界内または断面領域に制限される、すなわち、チャンバー内部に収容され、そこで上下に動くように案内される。
フランス特許第2378159号明細書
本発明の別の好適な特徴は、一列に並んだタンブラーの少なくとも一部のタンブラーの1つ以上の鍵接触部が、個別の錠を操作する鍵の特定のコード部と実際には接触しないという冗長度(redundancy)にある。このような鍵の長手方向のコードパターンを分析しても、どのコード部が関連するロックタンブラーの対応する鍵接触部と実際に接触するのかを判断することは不可能である。
マスターキーシステムではすべての鍵が膨大な数のコード部を有するため、通常、特定の鍵が1つの錠のみ、多数の錠、またはすべての錠を操作するのかを見分けることは不可能である。
本発明のロック・キーシステムは、互いに異なる少なくとも第1および第2の錠と、同じく互いに異なる少なくとも第1および第2の鍵とを含むことが好ましく、第1の鍵は錠の総数よりも少ない錠を操作し、第2の鍵は第1の鍵より多くの錠を操作し、これらの鍵はいずれもそれぞれの錠またはいくつかの錠に完全に挿入して開錠するとき、関連する錠のロックタンブラーの対応する鍵接触部とは接触しない多数のコード部を有する。
さらなる本発明のロック・キーシステム、錠、鍵(またはキーブランク)およびロックタンブラーの好適な特徴について請求項で定義し、かつ以下に詳しく説明する。
以下、本発明の最良の実施態様を示す添付図を参照しながら、本発明についてさらに詳述する。
図1は、鍵100が挿入されたシリンダー錠200の略図である。鍵100は、図2および3により明確に示すように、把持部101と、通常平坦なキーブレード102とを含む。キーブレード102の頂縁部には長手方向の好ましくは波状のコードパターン103が設けられており、このコードパターンは、キーブレードが錠に挿入されたとき、または錠から抜かれたとき、錠のロックタンブラーまたはロックピンと接触する多数の窪みまたは切り欠き部104を含む。
シリンダー錠200は、上述の特許明細書から知られている一般的なものであってもよく、ドアなどの施錠対象物の内部に堅固に取り付けられるハウジング201を含み、このハウジング201は円筒状の孔202を含み、その内部には円筒状キープラグ203が回転自在に軸支されている。キープラグ203は、対応する鍵のキーブレード102を受け入れる長手方向に延びたキースロット204と、符号205で示す(図3)多数のロックタンブラーとを通常含む。一般に、これらのロックタンブラー205は対応する、正しくコード化された鍵100がキースロット204に完全に挿入されない限り、キープラグ203を係止して、円筒状孔202内で回転しないようにする。
図示した実施態様において、ロックタンブラー205は、シリンダー錠の技術では周知である、キースロット204に沿って直線状に配列した下方ピン206と、上方ピン207とを含む。下方ピン206は、対応する円筒状チャンバー208内に取り付けられた円筒状胴体部206aと、キーブレード102の波状コードパターン103と接触する下方に位置するキー検知部206bとを含む(図2)。対応する上方タンブラーの列はハウジング201の円筒状チャンバー内に取り付けられ、螺旋状のバネ209によって下方に付勢されている。正しくコード化されたキーブレード102が錠200に完全に挿入されたときのみ、上方および下方ピン207、206の互いに接触する端部の表面がハウジング201の円筒状孔202の内側表面と同一面上に位置し、キープラグ203を回転させて開錠する。
当然のことながら、これまで説明してきた構造は例えば上述の特許などから、よく知られている。
本発明では各ロックタンブラーもしくは下方ロックピン206のキー検知部206b、または少なくともこれらのタンブラーの一部は、以下に詳述するように、少なくとも2つの隣り合う鍵接触部210、211を具備している。2つの隣り合う鍵接触部を有するこのタイプのタンブラーピンを示す図12も参照のこと。
図2から明らかなように、対応するキーブレードは、上記一列に並んだロックタンブラーの数と一致する多数のコード部または窪みを、対応する鍵100の好ましくは波状コードパターン103に含む。図1から3が示す実施態様では、このようなコード部または窪み104の数は12箇所であるが、これは6本のロックタンブラーピン206の下方端部の鍵接触部210、211の数と等しい。
図4aから4eが示すように、キーブレードの長手方向のコードパターンは種々の形状を有してもよい。これらの図は、キースロット204の開口部から最も離れた、最も内部に位置するロックタンブラーピン206と対応するコードパターンの一部だけを示す。コードパターンは、また対応するタンブラーのキー検知部の構造によっても大きく異なる。
図4aは同じ深さを有し、図12に示すようなロックタンブラーピンの2つの隣り合う鍵接触部のうちの少なくとも1つと係合するように設計された2つの隣り合う窪み110、111を示し(図13aも参照)、これらのロックタンブラーピンはすべて下方に突出する突起状の2つの隣り合う鍵接触部210a、211a(または210b、211bもしくは210c、211cもしくは210d、211dもしくは210e、211e)を有する。これらの突起部はキープラグ203およびキースロット204の長手方向に互いに離れているが、所定の領域に制限されており、隣り合う突起部間の距離は一列に並んだ2つの隣り合うロックタンブラーピンの中央軸間の距離の4分の3未満であるが、約2分の1が好ましい(または可能であれば半分未満とする)。
通常、タンブラーピンの直径は約2.7mmから約3mmであり、隣り合うタンブラーピンの中央軸間の距離が約3.7mmから約4mm、隣り合う突起部間の距離が約2.0mm以下、すなわちいずれの2つの隣り合うタンブラーピンであっても、その中央軸間の距離の約半分となっている。
図4bでは、3つの隣り合う窪み、すなわち図4aの窪みに相当する、間隔を空けて配置された2つの窪み110および111、ならびに中央の窪み112が設けられている。中央の窪み112は、タンブラーピンの第3の中央突起部(図示していない)と協働させてもよい。図4cが示すコードパターンは、間隔を空けて配置された2つのコード部110、111およびその間に位置する、中央の深めのコード部112’を含む。このようなパターンが、図5aから5cまたは図12(タンブラーピン206A)が示すタイプのタンブラーピンと協働するようにしてもよい。
図4dでは(図30も参照のこと)、コードパターンがキーブレードの上方縁部に並列して形成された2つの平行なコードパターンに分かれている。このようにキーブレードの一方の半部上には、2つの窪み110および111を有する図4aが示すコードパターンに相当するコードパターンが設けられており、もう一方の半部上には、コードパターン110、111の間の深い中央の窪み112’を有する図4cが示すコードパターンに相当するコードパターンが設けられている。このようなコードパターンまたはむしろ1組の平行なコードパターンを、左右の半部に異なる構造を有するピンタンブラーと協働させてもよい。
鍵の上方縁部に1組の平行なコードパターンを有する鍵全体を図30に示す。
図4eに示すコードパターンは、図4aに示すコードパターンと類似であるが、キーブレードの上方縁部が大幅に薄くなっている。このコードパターンが、長手方向に離れている突起部210a、211aなどを有する図12に示すタイプのタンブラーピンと協働するようにしてもよい。
通常のロック・キーシステムでは、図4aに示すような、深さの異なる窪み110、111を有するコードパターンと類似のものを用いることが適当と思われる。その他の類似のコードパターンは、図4e、7および8に示すもの(上方縁部が薄いキーブレードを有する)、ならびに、図4bおよび4cに示すもの(各タンブラーピンが長手方向に間隔を空けて配置されている3つのコード部を有する)である。
図5a、5b、5c、6、および図12でも示すようなタンブラーピン206a、206Aは、長手方向に間隔を空けて配置された2つの突起部210a、211a、210b、211b、210c、211c、210d、211d、211eを有し、2つまたは3つのコード部を有する異なるコードパターンと協働する。
ここで、円筒状胴体部206aを有するタンブラーピンの隣り合う鍵接触部を変更するにあたっての種々の可能性について、図9、10、11、12および13aから13eを参照しながら説明する。本明細書における「円筒状」とは必ずしも「円形の筒」を意味するわけではなく、胴体部が上下前後の往復運動のために案内されれば円形以外の断面を有する構造を含んでもよい。
図9は、その上方縁部に2つの連続する窪み110、111を備えたコードパターンを有するキーブレード102の端部および3つの異なるタンブラーピン206a(異なる下方端部を有する)を備えた3つの対応するキープラグのコードパターンに対応する部分を示す。図10では、キーブレード102およびタンブラーピン206aの端部の側面を示し、図11は、窪み110、111を有する個別のコードパターンおよびタンブラーピンの鍵接触部210、211の拡大図である。図11から明らかなように、鍵接触部または突起部210が対応するコード部または窪み110と接触すると、タンブラーピンの胴体部206aは、その他の鍵接触部または突起部211の深さと関係なく、同じ水平レベルに位置決めされるが、これはコード部または窪み111が非常に深いことに起因する。
図12に示すタンブラーピンはすべて同じタイプの円筒状胴体部206aを有しているが、異なる鍵接触部を有する。したがってタンブラーピン206Aは、同じ深さの2つの突起部210a、211aを有し、これらはタンブラーピンの円筒軸に沿って見るといずれも比較的短い。次のタンブラーピン206Bは、1つの短い後部突起部21bと、非常に長い前部突起部21bとを有する。その後に続くタンブラーピン206Cは、短い後部突起部210cと、より長い前部突起部211cとを有する。次のタンブラーピン206Dは、長い後部突起部210dと、短い前部突起部211dを有し、最後のタンブラーピン206Eは、非常に長い後部突起部210eと、短い前部突起部211eとを有する。
図13aに示すキーブレード102Aは、同じ深さの2つのコード部または窪み110Aと、111Aとを有し、これらは上記のタンブラーピンの短めの突起部210a、211a、210b、210c、211d、211eと対応しており、比較的浅い。キーブレード102Bは、1つの浅い後方の窪み110Bと、深めの前方の窪み111Bとを有する。次のキーブレード102Cは、浅い後方の窪み110Cと、非常に深めの前方の窪み111Cとを有する。その後に続くキーブレード102Dは、深い後方の窪み110Dと、浅い前方の窪み111Dとを有する。最後のキーブレード102Eは、非常に深い後方の窪み110Eと、浅い前方の窪み111Eとを有する。
各タンブラーピンは、その上端部の表面が円筒状孔202(図1)の内側表面と同一平面上のシャーライン(shear line)に位置決めされたときのみ、キープラグを回転させて開錠することができる。これらの位置は、図13a(206A)、13b(206A、206B)、13c(206A、206B、206C)、13d(206A、206D)および13e(206A、206D、206E)のキーブレードの斜線によって示される。
種々のタンブラーピン206Aから206Eと、種々のキーブレード102Aから102Eとによる25通りの組み合わせは、これらの組み合わせがマスターキーシステムでどのように使用可能かを例示するものである。従って、206A、206Bおよび206Cといったタンブラーのみを用いた場合(例えば図1から3が示すような6つのタンブラーを有する列に沿った、6つのタンブラー位置すべてに)、キーブレード102Aを有する特定の鍵であれば、1つまたはある特定のグループの錠(206Aといったタンブラーピンを有するもの)だけを操作して開錠する。102Bの鍵(いわゆるマスターキー)といった第2の鍵またはある特定のグループの鍵であれば、206Aおよび206Bといったタンブラーを有する2つの錠またはいくつかのグループの錠を操作し、その一方、キーブレード102Cといった鍵またはいくつかのグループの鍵であれば、206A、206Bおよび206Cなどのタンブラーを有する全ての錠または全てのグループの錠をすべて開錠することができる。当然のことながら、最後の鍵102Cをこのシステムのすべての錠を操作するマスターキーとして用いてもよい。
その他、206A、206Dおよび206Eといったタンブラーピンのみを用いることも可能である。
このようなロック・キーシステムにおける鍵はすべて、図3が示すようにいずれもキーブレードの上方縁部に沿って12の窪みを有するといった、非常に類似した形状を有しているため、1つの鍵、または、いくつかの鍵およびそれに対応する錠のみを入手した者が、この鍵が1つの特定の錠のみを操作する鍵なのか、またはこのシステムのいくつかの錠を操作するマスターキーなのかを判断することは事実上不可能である。
以下の説明から明らかであるように、当然のことながら異なるタイプのタンブラーピンを隣り合う鍵接触部に用いることもできるため、実際に可能な組み合わせの数は膨大である。
可能なコードパターンの変形例を図13fから図13hに示す。図13fでは、ロックピン206Aが2つの短い突起部210aと、211aとを有し、図13gでは、ロックピン206Dが長い後方突起部210dと、短い前方突起部211dとを有し、図13hでは、ロックピン206Eが非常に長い後方突起部210eと、短い前方突起部211eとを有する。これらの図から、キーブレード102A、102Dおよび102Eのコードパターンは、2つのタンブラー接触部110A、111A間、110D、111D間および110E、111E間の材料の一部をそれぞれ、例えば各図の点線に沿って切り取っていくらか変更しても、なお関連するロックピンを支持して同じ位置に保持できることは明らかである。このような鍵またはキーブランクの変形例もまた添付の請求項に記載されている。しかしながら図13gおよび13hの変形例において、タンブラーピンは接触部111Dおよび111Eでは所望どおり厳密に位置決めされない場合もあることに留意されたい。
したがって、窪み110A、111A、111Dおよび111Eを少なくとも部分的に維持して、タンブラー突起部(たとえば210a、211a、211d、211eのいずれか)がこのような窪み内で(111Eなど)安定して位置決めされるようにすることが好ましい。
さらにタンブラーのキー検知部は、必ずしも円筒状胴体部の端部に位置する必要はなく、例えば図15から19および14aから14hが示すように、胴体部から横方向に延びる指部にこれを配置してもよい。このようなタンブラーとしては、上述の特許文献1、2および4(いずれもBoWidenによる)に開示されている周知のタイプのタンブラーであってもよい。このタイプの側部タンブラー216を図15に示す。これはキープラグのキースロットの側部の円筒状チャンバー(図示していない)内に位置して、側部タンブラー216の胴体部217の下方端部から横方向に延びる指部219によってキーブレード122上の側部コードパターンと係合している間、キースロットと平行に、上下に可動である(場合によっては回転自在でもある)である。側部タンブラー216の胴体部217は、先に述べた米国特許に開示されているように、所定の位置に移動するとサイドバー(図示していない)に嵌合して開錠することができる凹部218を具備している。
また別の実施態様として(図示していない)、横方向の指部を有するまたは有さない側部タンブラーを、例えば上記特許文献3(Widenによる)に開示されているように、キーブレードの中実な底部の上方側部の棚に形成された長手方向のコードパターンと協働させてもよい。
上記特許文献4(Widenによる)に開示されている態様と同様に、キーブレード122は側壁および底壁によって形成された長手方向の側溝123を有し、下方側壁はこの溝123にアンダーカット部分を形成できるように傾斜している。波状コードパターンは側溝123のアンダーカット部を形成する側壁部124に形成されている。キーブレード122のみを示す図14aも参照のこと。指部219の位置は略式に符号「+」で示す。図14aから14hから明らかなように、この実施態様のキーブレードは2つの波状コードパターンを有しており、一方はキーブレードの上方縁部上に位置して窪み110と、111とを有し、もう一方は側壁部124上に位置して側部タンブラー216の横方向の指部219と係合する。
本発明では、横方向の指部219は、図16、17および18の右側に示すように、キープラグ(図示していない)の長手方向に配設された2つ以上の鍵接触部を具備している。
上述の実施態様の鍵接触部と同様に、鍵接触部は2つの隣り合うタンブラーの軸間の距離の4分の3未満の距離の所定の領域内に収まっている。
図16では、指部219は下方部または裏面に短い後方突起部220aと、非常に長い前方突起部221aとを有し、これら2つの突起部は波状コードパターン125の対応するコード部または窪み126および127それぞれに嵌合する。
図17では、タンブラー216が短い後方突起部220bと、これより長い突起部221b(図16の突起部221aほど長くはない)とを有する横方向の指部219を有する。
図18では、後方突起部220cおよび221cはいずれも短い。
基本的に、タンブラー216と、コードパターン125との(コード化の観点での)相関関係は、図13aから13eに示す関係と同様である。
図14b乃至14hから明らかなように、波状側部コードパターン125はこれらの図において同一である上方コードパターン110、111とは別個に変更が可能であり、また上方コードパターンも、当然のことながら、それぞれが異なってもよい(または、錠が側部タンブラーのみを具備する場合は設けなくてもよい)。
図14bでは、側部コードパターンが異なるレベルに3つの窪みを含み、図14cでは1つの非常に深い後方の窪みと、浅い前方の窪みとを含んでおり、図14dのパターン125dは非常に深い2つの窪みを含み、図14eのコードパターン125eは中央にも非常に深い窪みを含んだ類似のものであり、図14fのコードパターン125fは非常に深い後方の窪みと、前方の窪みと、それらの間に比較的深い窪みとを含み、図14gのパターン125gは浅い後方の窪みと、中央の深い窪みと、非常に深い前方の窪みとを含み、最後の図14hのコードパターン125hは図18と同様に浅い後方の窪みと、非常に深い前方の窪みとを含む。
図20a、20bおよび20cは、その両側に側部コードパターン135A、135Bとをそれぞれ有し、さらにキーブレードの上下棚部を切り抜いた上下棚コードパターン133A、133Bを有するキーブレード132を示す。これらの側部および棚コードパターンは、それぞれ対をなして互いに同一であるため、キーブレードを上下逆にしてもそれぞれのロックタンブラーと協働して同様に機能させることができる。例えば図15から19に示すような、または先述のWidenに付与されたいずれの特許文献もしくはWinlocによる特許文献8、特許文献9および特許文献10に開示されているような、一般的なタイプの側部タンブラー226の第1の列は、側部コードパターン135A、135Bのいずれかと協働し、これに対して上方ロックタンブラー236の列は棚コードパターン133A、133Bのいずれかと協働する。これらの上方ロックタンブラー236は、図21から判るように、鍵接触部237A、237Bを具備して鍵の長手方向の一方の側部に位置し、2つの鍵接触部237A、237Bは本発明に従って長手方向にやや間隔を空けて配置されている。しかしながら、これまでの実施態様に見られるように、長手方向の距離は隣り合う2つのタンブラー間の距離の4分の3未満でなければならず、この場合はこの距離の約半分となっている。その結果、一列に並んだタンブラーの種々の鍵接触部237A、237Bが長手方向に均等に配設される(図21参照)。
国際公開第2003/062570号パンフレット 国際公開第2005/028789号パンフレット スウェーデン特許第0500624−2号明細書
図22a、22b、22cおよび23はそれぞれ、対をなす同一のコードパターン143A、143Bと、144A、144Bとを有することにより、上下を逆にしてもなお上方タンブラー246、247と協働することができるキーブレード142を含む、さらなる実施態様を示す。タンブラーは長手方向に一列に配列されており、ここでは一方の上方タンブラー246(または上方タンブラーの第1の組)が長手方向右側に一対の隣り合う鍵接触部246A、246Bを有し、これに対してもう一方の上方タンブラー247(または第2の1組の上方タンブラー)は長手方向左側に一対の隣り合う鍵接触部247A、247Bを具備する。図23はキーブレード142およびタンブラー246、247の対応する側面図である。
図24a、24b、24cおよび25が示す実施態様は、一列に並んだロックタンブラー256を含むが、これらはそれぞれ、例えば回転を制限するための対応する空洞部(図示していない)に収容されたフィン257(図24b参照)に案内されて回転動作が制限される。タンブラー256は横方向突起部321、322などを有するサイドバー300と協働し、これらは対応する各タンブラー256の胴体部に沿った溝258に嵌合する。
対応するキーブレード152は、(図25)その上方縁部にコードパターン153を有し、ここではコード部が各タンブラー256に対応して斜めに配向されているので(キーブレード152と直角の平面に対して15度を超えないことが好ましい)、鍵接触部256A、256Bを備えた対応するタンブラー256が特定の回転位置に入ることによって、サイドバーが錠を開錠する。
また図26a、26b、26c、27および28が示すさらなる実施態様では、長手方向の一列に並んだタンブラー266は、チャンバー(図示していない)内に案内されて、キーブレード162に対して横方向に、かつ直角に動く。各タンブラー266は2つの隣り合う鍵接触部266A、266Bを有し、これらはそれぞれタンブラー266の端面からキーブレードに向かって延びている円錐状突起部として形成される。
図27および28が示すように、これらの円錐状突起部を、キーブレード162の対応する突起部の場所にある凹部と共にコードパターンを形成する1つまたはそれ以上(タンブラーピン最端部の突起部の位置による)の長手方向の列に沿って配置させてもよい。
これらの凹部は通常異なる深さを有し、1つまたはそれ以上の長手方向の列に沿って位置することによって、対応するタンブラーの円錐状の突起部と位置を合わせられるようになっている。上述の実施態様と同様に、突起部266Aまたは266Bのうちの一部は対応する凹部163、164の内部に完全に入り込まなくてもよいため、コード化の原理はその他の実施態様と同じである。また、この実施態様でも同様にキーブレードが左右対称なので、上下を逆にしても錠に挿入することができる。
上述のすべての実施態様において、鍵接触部は長手方向に配設されており、関連する鍵の長手方向のコードパターンと係合し円滑に摺動できるような縁部を有する。このような縁部は丸い形状を有する接触部、または接触部の最下部に隣接させて面取りした滑走部を作製することによって達成される。これらの接触部は、キーブレードをキースロットに挿入したり抜いたりするときに長手方向のコードパターンと滑りながら係合するので、キーブレードを完全に挿入したときの位置ではこれと接触しない接触部にとっても、このような縁部を作製することは重要である。
上述したように、タンブラーのうちの数個または一部だけに2つまたはそれ以上の鍵接触部を設けることも可能である。
また、隣り合う鍵接触部はキープラグの長手方向に、場合によっては横方向にも配設される。
ロックタンブラーを例えば図9から19ならびに図24a、24b、24cおよび25に示すように案内して、それが回転するのを制限してもよい。このような回転動作の制限を例えば図24a、24bおよび24cが示すガイドフィンまたはその他の方法によって行ってもよい。特に、キーブレード上の長手方向に平行のコードパターンがある場合、対応するロックタンブラー236、指部20a、20b、20c、21および246、247、指部22a、22b、22c、23および266、指部26a、26b、26c、27、28および276、指部29および286、287、ならびに指部30を回転させずに案内し、それぞれの鍵接触部と、長手方向のコードパターンとが必ず適切に協働するようにしなければならない。
また当然のことながら、長手方向のコード部(図示していない)をキーブレードの両側に設けて(例えば図22a、22b、22cおよび23が示すように)、キースロットの両側に配置された側部ロックタンブラー(図示していない)の対応する列と協働させて、キーブレードを上下逆にできるようにすることも可能である。その際、横方向の指部は胴体部の端部ではなく、むしろほぼ中央に位置しなければならない。
上下逆にすることが可能な、左右対称のキーブレードの別の例を図29に示す。上方ピンの列276は(2本のピンのみを示す)、キーブレード172の上方縁部と協働し、これに対して側部タンブラーの2本の列286、296はキースロット(図示していない)の両側に配列されるので、対応する側部コードパターン(特に示さない)と協働することができる。上方ピンはそれぞれ、先述の実施態様と同様に後方の突起部276Aと、前方の突起部276Bとを有し、キーブレード172の頂上縁部のコードパターンは上方ピン276と協働するために切り取られている。機能的には図12および図13aから13eと同じである。
上述した種々のコードパターンは、種々の方法で相互に組み合わせることができる。最後の例を図30に示すが、ここでは、キーブレード182が図4dと類似の上方縁部の2つの平行な波状コードパターン183、184と、側部コードパターン185とを有する鍵を図示している。
上方コードパターン183、184は、図22a、22b、22cおよび23が示すピン246、247とやや類似の上方タンブラーピン286、287と協働し、これに対して側部コードパターン185は、側部タンブラー(図示していない)と協働する。
当然のことながら、この実施態様では、キーブレード182は図のように配向されたときのみ機能し、上下逆にすることはできない。
または、側部コードパターン185を有さずに、上方コードパターン183、184のみを有することも可能である。
長手方向のコードパターンは波状が好ましいが、これらが長手方向に延び、かつ種々のレベルまたは深さを有する限り、その他の形状に構成してもよい。
本発明の鍵またはキーブランクは、対応するロックタンブラーの数を一般に超える多数のコード部を有する長手方向のコードパターンを含み、キーブレードを錠に完全に挿入した際のタンブラーの鍵接触部それぞれに対するコード部は、これらが実際に接触してもしなくても、1つであることを特徴とする。しかしながら、タンブラーの隣り合う接触部のうちの少なくとも1つ(必ずしもすべてではないが)は、キーブレードの長手方向のコードパターンの対応するコード部と接触しなければならない。
通常、コード部の数はタンブラーの鍵接触部の数と等しい。しかしながら特定の場合、例えばタンブラーの長手方向の鍵接触部がキーブレードの極めて浅いコードパターンと協働するキーブレードの最頂部などでは、これらの数が若干異なっていてもよい。また鍵のコード部がタンブラーの鍵接触部の総数を超えてもよい。
キーブレードの長手方向のコードパターンは、図1から3に示すような上方縁部、図29に示すような両側部、図15から18に示すような長手方向の溝の側壁、または、上述の特許文献3(Widenによる)に開示されている、もしくは図20a、20b、20c、21および図22a、22b、22c、23に示すようなキーブレードの厚めの底部が形成する1つ以上の棚といったキーブレードのその他の部分に配置してもよい。
コードパターンを有さない鍵、または少なくとも1つのコード部がすでに作製されている鍵をキーブランクとしてもよいが、後者の鍵の場合はさらに少なくとも1つのコード部をキーブランクにカットすれば完成品の鍵となる。したがって、「鍵」に関する添付の請求項は対応するキーブランクにも及ぶものであるが、両者が唯一異なる点は、キーブランクには最終的に機械でコードパターンが作製されることである。
例示した実施態様において、長手方向のコードパターンのコード部は通常、3つの異なるレベルまたは深さのうちの1つに位置する。当然のことながら、このようなレベルまたは深さの数は、例えば1つもしくは2つにしたり、または垂直レベルや深さの数を増やしたり、というように変更も可能である。
さらにキーブレードの断面図は当業者が変更することも可能で、例えば図4eに示すように、キーブレードの側部に種々の長手方向の直線溝および/または薄くした上方部分を設けてもよい。図7および8に示すように鍵の断面図は、キーブレード102’の底部102’bから全体的に横方向にオフセットしている比較的薄い縁部102’a(図7)、または、キーブレード102’の底部102’’bの一方の側面から、もう一方の側面へ斜めに延びるように配向された縁部102’’a(図8)を含んでいてもよい。このような鍵(およびキーブランク)の実施態様が供するのは細長い、実質的に利点を有するロック・キー構成で、特にタンブラーピンの側面の最外側面で、オフセットしている鍵のコード部と接触するようになったタンブラーピンを必要とする。これらの実施態様では従来の円錐形またはのみの歯状のタンブラーピンの操作ができないため、これらの鍵の断面は新しい型のもので、添付の鍵およびキーブランクそれぞれの請求項において保護されている。
タンブラーピンは、図1から3に示すように上方ピン207およびバネ209で付勢させる必要はないが、別の方法でハウジング円筒状孔内におけるキープラグの回転を係止または促進できるように設計してもよい。また、マスターピンまたはウエーハを上方ピンと下方ピンの頂部(特に図示していない)との間に軸方向に位置してもよい。
より明確にするために一部を切り欠いて示した、本発明のシステムの錠およびそれに挿入された鍵の略式斜視図である。 図1の錠および鍵のキープラグ一部断面を示す側面図である。 ロックタンブラーを取り出してキープラグの上方で別々に示した、図1および図2の鍵およびキープラグの斜視図である。 本発明のコード部を有するキーブレードの端部の種々の実施態様の斜視図である。 本発明のコード部を有するキーブレードの端部の種々の実施態様の斜視図である。 本発明のコード部を有するキーブレードの端部の種々の実施態様の斜視図である。 本発明のコード部を有するキーブレードの端部の種々の実施態様の斜視図である。 本発明のコード部を有するキーブレードの端部の種々の実施態様の斜視図である。 本発明のキーブレードの端部および2つの鍵接触部を有する関連するロックタンブラーの側面図である。 本発明のキーブレードの端部および2つの鍵接触部を有する関連するロックタンブラーの側面図である。 本発明のキーブレードの端部および2つの鍵接触部を有する関連するロックタンブラーの側面図である。 図5aから5cのキーブレードおよび対応するロックタンブラーの端面図である。 キーブレードの上方縁部が薄くなっており、かつ、キーブレードの底部に対してずれている変形例の側面図、断面図および斜視図である。 キーブレードの上方縁部が薄くなっており、かつ、キーブレードの底部に対してずれている変形例の側面図、断面図および斜視図である。 キーブレードの端部およびキーブレードのコード部に嵌合するように変形させた3種類のロックタンブラーを有する、3つのキープラグの対応する部分の略斜視図である。 図9のキーブレードおよびキープラグの側面図である。 図9および図10のキーブレードのコード部および3つの変形タンブラーの部分拡大図である。 5つの異なるロックタンブラーのそれぞれの側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これと係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これと係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これと係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これと係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これと係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これに係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これに係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 図12の5つの異なるロックタンブラーと、これに係合する5つの異なるキーブレードの(端部の)側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 一方がキーブレードの上方縁部、もう一方が側部に位置する2つの別個のコードパターンを具備し、側部のコードパターンが種々の形状に変形された、キーブレードの端部の側面図である。 キーブレードの側部のコードパターンと協働する、横方向に延びる指部を有するロックタンブラーの略端面図および側面図である。 キーブレードの側部のコードパターンと協働する、横方向に延びる指部を有するロックタンブラーの略端面図である。 キーブレードの側部のコードパターンと協働する、横方向に延びる指部を有するロックタンブラーの略端面図である。 キーブレードの側部のコードパターンと協働する、横方向に延びる指部を有するロックタンブラーの略端面図である。 図15から18のロックタンブラーおよびキーブレードの上面図である。 上下を逆にすることができ、かつ側部の一列のタンブラーおよび上方の別の一列のタンブラーと協働するキーブレードのさらなる実施態様の斜視図であり、この図では明確に示すためにタンブラーをキーブレードから離して示している。 上下を逆にすることができ、かつ側部の一列のタンブラーおよび上方の別の一列のタンブラーと協働するキーブレードのさらなる実施態様の斜視図であり、この図では明確に示すためにタンブラーをキーブレードから離して示している。 上下を逆にすることができ、かつ側部の一列のタンブラーおよび上方の別の一列のタンブラーと協働するキーブレードのさらなる実施態様の断面図であり、この図では明確に示すためにタンブラーをキーブレードから離して示している。 図20a、20bおよび20cのキーブレードおよび2つの上方のタンブラーの側面図である。 上下を逆にすることができ、かつ左右交互に配された鍵接触部を有する上方の一列のタンブラーと協働するキーブレードを含むさらなる実施態様の斜視図である。 上下を逆にすることができ、かつ左右交互に配された鍵接触部を有する上方の一列のタンブラーと協働するキーブレードを含むさらなる実施態様の斜視図である。 上下を逆にすることができ、かつ左右交互に配された鍵接触部を有する上方の一列のタンブラーと協働するキーブレードを含むさらなる実施態様の斜視図である。 図22a、22bおよび22cのキーブレードおよび2つの上方タンブラーの側面図である。 回転動作を制限するために案内され、かつサイドバーと協働する、キーブレードおよびタンブラーピン部分の斜視図である。 回転動作を制限するために案内され、かつサイドバーと協働する、キーブレードおよびタンブラーピン部分の斜視図である。 回転動作を制限するために案内され、かつサイドバーと協働する、キーブレードおよびタンブラーピン部分の側面図である。 図24a、24bおよび24cに示したタイプのロックタンブラーと協働するキーブレードの斜視図である。 キーブレードに対して直角に移動可能なタンブラーの列を有するさらなる実施態様の斜視図である。 キーブレードに対して直角に移動可能なタンブラーの列を有するさらなる実施態様の斜視図である。 キーブレードに対して直角に移動可能なタンブラーの列を有するさらなる実施態様の上面図である。 図26aおよび26bの2つのタンブラーの底面図および側面図である。 図26a、26bおよび26cのキーブレードの立面図および上面図である。 上方タンブラーおよびキーブレードの両側で側部タンブラーと協働する、キーブレードのさらなる実施態様の側面図および斜視図である。 本発明の鍵および鍵の上方縁部コードパターンと係合する関連する上方ピンのさらなる実施態様の斜視図である。

Claims (34)

  1. 円筒状の孔(202)を有するハウジング(200)と、
    この円筒状孔内で回転自在に軸支される円筒状キープラグ(203)とを含み、
    この円筒状キープラグが、長手方向に延びたキースロット(204)と、この円筒状孔内でキープラグが回転するのを係止するキープラグ軸に沿って一列に並んだ複数のロックタンブラー(205)とを有し、
    少なくともこれら複数のロックタンブラーの一部が、胴体部(206a)と、関連する鍵と係合する一体型のキー検知部分(206b)とを含み、この胴体部が対応するチャンバー(208)内に取り付けられて、そのチャンバー内でその軸と平行なタンブラー軸に沿って昇降する種類の複数の錠と、
    前記錠のキープラグのキースロットに挿入可能な長手方向に延びたキーブレード(102)を含み、
    このキーブレードが、少なくとも1つの長手方向に延びたコードパターン(103)を有し、このコードパターンは、前記一体型になったキー検知部と係合するための種々の深さの複数のコード部(104)を含み、かつ、前記キーブレードが前記キースロット内に挿入されたとき、キー検知部が前記長手方向のコードパターンをたどるようにする種類の複数の鍵と、からなるロック・キーシステムにおいて、
    前記一列に配されたタンブラーの少なくとも前記一部のロックタンブラーそれぞれの一体型キー検知部(206b)が、突出した突起状の少なくとも2つの隣り合う鍵接触部(210a、211a)を含み、これら鍵接触部は、それぞれ前記キープラグ軸に沿って長手方向に互いに離れ、かつ、互いにこの一列に並んだロックタンブラーの2つの隣り合うロックタンブラーの中央軸間の距離の4分の3を超えない距離をおいて、所定の領域内に配置され、これら鍵接触部はそれぞれ、鍵が錠のキースロットに挿入されたとき、鍵の長手方向のコードパターンと係合し円滑に摺動することができる縁部を具備し、
    前記鍵の長手方向のコードパターンにおけるコード部の数は、長手方向に間隔を空けて配置されている前記一列に並んだロックタンブラーの鍵接触部の数と一致しており、
    前記一部のロックタンブラーそれぞれの鍵接触部の必ずしも全てではなく少なくとも1つの鍵接触部が、鍵をキースロットに完全に挿入したとき、これと対応するコード部と実際に係合する、ことを特徴とするロック・キーシステム。
  2. 互いに異なる少なくとも第1の錠および第2の錠と、同様に互いに異なる少なくとも第1の鍵(102A)および第2の鍵(102B)とを含み、前記第1の鍵は錠の総数未満の錠を操作し、前記第2の鍵は第1の鍵よりも多くの錠を操作し、前記第1および第2の鍵はいずれも、それぞれの錠またはいくつかの錠を操作するために完全に挿入しても、関連する錠のロックタンブラーの対応する鍵接触部と接触しない多数のコード部を有することを特徴とする請求項1に記載のロック・キーシステム。
  3. 円筒状の孔(202)を有するハウジング(200)と、
    この円筒状孔内で回転自在に軸支される円筒状キープラグ(203)とを含み、
    この円筒状キープラグが、長手方向に延びたキースロット(204)と、この円筒状孔内でキープラグが回転するのを係止するキープラグ軸に沿って一列に並んだ複数のロックタンブラー(205)とを有し、
    少なくともこれら複数のロックタンブラーの一部が、胴体部(206a)と、錠に対応する鍵と係合する一体型のキー検知部分(206b)とを含み、この胴体部が対応するチャンバー(208)内に取り付けられて、そのチャンバー内でその軸と平行なタンブラー軸に沿って昇降するシリンダー錠において、
    前記一列に配されたタンブラーの少なくとも前記一部のロックタンブラーそれぞれの一体型キー検知部(206b)が、少なくとも2つの隣り合う突出した突起状の鍵接触部(210a、211a)を含み、これら鍵接触部は、それぞれ前記キープラグ軸に沿って長手方向に互いに離れ、かつ、互いにこの一列に並んだロックタンブラーの2つの隣り合うロックタンブラーの中央軸間の距離の4分の3を超えない距離をおいて、所定の領域内に配置され、これら鍵接触部はそれぞれ、鍵が錠のキースロットに挿入されたとき、鍵の長手方向のコードパターンと係合し円滑に摺動することができるようになっており、
    これらの隣接する鍵接触部の必ずしも全てではなく少なくとも1つの鍵接触部が、鍵をキースロットに完全に挿入したとき、前記鍵の前記長手方向に延びた対応するコード部と係合するようになっていることを特徴とするシリンダー錠。
  4. 前記突出した突起部(210a、211a)が前記キープラグ軸に対して横方向に互いに離れていることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー錠。
  5. 各ロックタンブラー(256)の前記胴体部が、その回転動作が制限されるように案内されていることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー錠。
  6. 前記胴体部が回転しないように案内されていることを特徴とする請求項5に記載のシリンダー錠。
  7. 前記突出した突起部(220a、221a)を備えた前記一体型キー検知部が、前記胴体部(217)から横に延びる指部(219)に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー錠。
  8. 前記胴体部(217)が、その回転動作が制限されるように案内され、前記突出した突起部(220a、221a)が、関連する鍵(122)の少なくとも1つの側部に配された長手方向に延びたコードパターン(125)と摺動係合できるようになっていることを特徴とする請求項7に記載のシリンダー錠。
  9. 前記胴体部(217)が回転しないように案内されていることを特徴とする請求項8に記載のシリンダー錠。
  10. 前記突出した突起部(220a、211a;266A、266B)が前記ロックタンブラー(216;266)端部から延びていることを特徴とする請求項3から9いずれかに記載のシリンダー錠。
  11. 前記突出した突起部(266A、266B)を備えた前記ロックタンブラー(266)が、前記キースロットの中央面に対して直角に可動となるように配向されていることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー錠。
  12. 前記突出した突起部(266A、266B)が前記キースロットに対して異なるレベルに位置することを特徴とする請求項11に記載のシリンダー錠。
  13. 前記突起部(210a、211a;266A、266B)が前記タンブラー軸と平行な方向に延びていることを特徴とする請求項10に記載のシリンダー錠。
  14. 前記隣り合う鍵接触部が、前記キースロットの一方の長手方向の側部に位置する、少なくとも2つの突出した突起部(246A、246B、247A、247B)を含むことを特徴とする請求項3に記載のシリンダー錠。
  15. 前記隣り合う鍵接触部が、前記キースロットの反対側の長手方向の側部に位置する、少なくとも2つの突出した突起部(247A、247B)を含むことを特徴とする請求項14に記載のシリンダー錠。
  16. 前記隣り合う鍵接触部が、前記キースロットの長手方向の各側部に、少なくとも2つの突出した突起部(246A、246B、247A、247B)を含むことを特徴とする請求項15に記載のシリンダー錠。
  17. 円筒状孔内で回転自在に軸支されているキープラグと、プラグの軸に沿って一列に配列された多数のロックタンブラーとを有するシリンダー錠内に配置され、胴体部と、関連する鍵の長手方向のコードパターンと係合するようになっている一体型キー検知部とを含むロックタンブラーにおいて、
    前記ロックタンブラーの前記一体型キー検知部(206b)に少なくとも2つの隣り合う突出した突起状の鍵接触部(210a、211a)が設けられており、これら鍵接触部は、それぞれ前記キープラグ軸に沿って長手方向に互いに離れ、かつ、互いにこの一列に並んだロックタンブラーの2つの隣り合うロックタンブラーの中央軸間の距離の4分の3を超えない距離をおいて、所定の領域内に配置され、
    これら鍵接触部にはそれぞれ、前記関連する鍵の長手方向のコードパターンと係合し円滑に摺動することができる縁部が設けられており、
    これらの隣接する鍵接触部の必ずしも全てではなく少なくとも1つの鍵接触部が、鍵をキースロットに完全に挿入したとき、前記鍵の前記長手方向に延びた対応するコード部と係合するようになっていることを特徴とするロックタンブラー(206)。
  18. 長手方向に延びたキーブレード(102)を含み、このキーブレードは、関連する錠の回転自在なキープラグのキースロットに挿入可能であり、前記錠は、前記キープラグの軸に沿って一列に配された複数のロックタンブラーを有し、
    前記キーブレードが、前記ロックタンブラーの少なくとも一部のキー検知部と係合する少なくとも1つの長手方向に延びたコードパターン(103)を有する、鍵(100)において、
    前記長手方向のコードパターンが、深さの異なる多数のコード部(104)を含み、これらコード部のうちの1つのコード部が、前記一部の前記ロックタンブラーの各キー検知部に設けられ、かつ、前記キーブレードが前記キースロットに挿入されたとき、前記キープラグ軸に沿って長手方向に互い離れている少なくとも2つの隣り合う鍵接触部のうちの対応する1つと係合し、
    前記コード部の数が、前記一部のロックタンブラーの長手方向に間隔を空けて配置された鍵接触部の数と一致し、
    これらの隣接する鍵接触部の必ずしも全てではなく少なくとも1つの鍵接触部が、鍵をキースロットに完全に挿入したとき、前記キーブレードの前記長手方向に延びたコードパターンの対応するコード部と接触するように前記長手方向のコードパターンのコード部が形成されていることを特徴とする鍵。
  19. 長手方向のコードパターン(103)が、前記キーブレード(102)の少なくとも1つの長手方向に延びた縁部に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の鍵。
  20. 長手方向のコードパターンが、前記キーブレードの前記長手方向の縁部に、互いに平行に、かつ隣接して延びた2つの離隔した部分(110、111、112’;183、184)を含むことを特徴とする請求項19に記載の鍵。
  21. 長手方向のコードパターン(125;163、164;185)が前記キーブレード(122;162;182)の少なくとも一方の側部に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の鍵。
  22. 長手方向のコードパターン(133A、133B)が前記側部の棚面上に配置されていることを特徴とする請求項21に記載の鍵。
  23. 波状コードパターン(125;185)が前記側部の長手方向に延びた溝に配置されていることを特徴とする請求項21に記載の鍵。
  24. 長手方向のコードパターン(103)が、隣り合うタンブラー接触部の群(110、111、112)となるように配設されているタンブラーとの接触部を含み、このような各群が少なくとも2つのタンブラー接触部を含み、前記隣り合うタンブラー接触部の必ずしも全てではなく、少なくとも1つが、鍵を前記キースロットに完全に挿入したとき関連するタンブラーの対応する鍵接触部と実際に係合できるように位置することを特徴とする請求項18に記載の鍵。
  25. 前記隣り合うタンブラー接触部が鍵接触部と係合し円滑に摺動することができるようにそれぞれ形成された窪み(110、111)を有することを特徴とする請求項24に記載の鍵。
  26. 前記鍵接触部と係合し円滑に摺動することができるように形成された窪みが所定の数設けられ、それぞれの垂直レベルまたは深さに位置しており、その垂直面が鍵の長手方向に対して直角に形成されていることを特徴とする請求項25に記載の鍵。
  27. 前記隣り合うタンブラー接触部(110、111、112)が、中央部(112)および2つの隣接する部分(110、111)をこの中央部の長手方向の両側に含むことを特徴とする請求項24に記載の鍵。
  28. 前記中央部が窪み(112)で構成されていることを特徴とする請求項27に記載の鍵。
  29. 前記隣接部(110、111)が同じ垂直レベルまたは深さに位置し、その垂直面は鍵の長手方向に対して直角に配向されていることを特徴とする請求項27または28に記載の鍵。
  30. 前記長手方向の縁部(102’a;102’’a)がキーブレード(102’;102’’)の底部(102’b;102’’b)より薄くなっていることを特徴とする請求項19に記載の鍵。
  31. 前記薄くなっている長手方向の縁部(102’a)が前記底部(102’b)に対して横方向に完全にオフセットしていることを特徴とする請求項30に記載の鍵。
  32. 前記薄くなっている長手方向の縁部(102’’a)が、前記底部(102’’b)から斜め上方に延びるように配向されていることを特徴とする請求項30に記載の鍵。
  33. キーブレード(132;142)が、180度回転させた2つの位置においていずれの位置においても錠に挿入できるように、左右対称になっていることを特徴とする請求項18に記載の鍵。
  34. キーブレード(152)の前記長手方向縁部の前記コードパターンが、キーブレード(152)と垂直に配向された平面に対して異なる角度に配向された切り欠きを含むことを特徴とする請求項19に記載の鍵。
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