JP5072711B2 - 時空間トレリス符号化器 - Google Patents

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本発明は、多入力多出力(Multiple-Input Multiple-Output: MIMO)システムに適用される時空間トレリス符号化器に関する。
送信と受信に複数のアンテナを用いて無線伝送を行うMIMO伝送方式は、受信側で推定した伝搬路情報を送信側に送り返すリターンチャンネルを必要とする「固有モード伝送」、これを必要としない「独立した情報の並列伝送」、及び「時空間符号」に大別される。
独立した情報の並列伝送は、複数の送信アンテナで別々の情報を伝送して伝送容量を増大させることを目的としている。それに対して、時空間符号は、複数の送信アンテナを一つの情報を伝送するための空間の冗長として利用し、かつ、時間的にも冗長に送ることによって回線信頼性を向上させることを目的としている。
また、時空間符号は、フェージングや相関のあるチャンネルでの誤り率特性が優れているため、独立した情報の並列伝送のように符号化率の低い強力な誤り訂正を施す必要がなく、結果として情報レートを向上させることもできる。このようなことから、片方向で途切れにくい伝送を目的とするアプリケーションでは時空間符号が適している。
さらに、時空間符号は、時空間ブロック符号と時空間トレリス符号に分類される。時空間ブロック符号では、数シンボルの情報を一つの処理ブロックとして、各送信アンテナに振り分ける信号がシンボル間で直交するように並び替え、符号の反転、複素共役化やこれらの線形結合処理を行う。これによって、復号は数シンボルの受信信号に対して簡単な線形処理を施すだけで最大比合成の効果が得られることが特徴であり、受信の信号処理を軽くしたい場合に適している。
時空間ブロック符号はAlamouti符号が最も効率が良いことが知られている。それに対して、時空間トレリス符号は送信アンテナごとに畳み込み符号を行うため符号化利得が得られる特徴がある。
ところで、移動しながら途切れずに限られた周波数帯域の中で高ビットレートの情報をリアルタイムに伝送する必要があるアプリケーションの一つに、マラソンや駅伝のようなロードレースのテレビ中継がある。
ロードレースのテレビ中継では、受信側の処理の複雑さを多少犠牲にしても映像が途切れないことに主眼をおき、選手や周囲がめまぐるしく動く様子を高精細のハイビジョン映像を用いて中継車からビルの屋上などに設けた受信点まで伝送する必要がある。
現状のロードレースのテレビ中継では、一つの送信アンテナから直交波周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing: OFDM)信号を送信し、複数の受信点で選択ダイバーシティ受信する方法を採っているが、画質が十分でなく途切れる不都合があり、この用途では変調多値数の多い16−QAM(Quadrature Amplitude Modulation)の時空間トレリス符号を用いることが有効な手段である。
16−QAMの時空間トレリス符号化器は、図10のようなモデルで一般化できる。図10に示す16−QAMの時空間トレリス符号化器は、m個の送信系統ブロック1−1,1−2,...,1−mから構成されており、送信系統ブロック1−1,1−2,...,1−mの各々は、シリアル・パラレル変換部2と、畳み込み符号化部3と、16−QAMマッピング部4とを具える。なお、mを2以上の自然数とする。
シリアル・パラレル変換部2は、4ビットの情報bが入力され、4ビットの情報bを畳み込み符号化部3に並列に入力する。畳み込み符号化部3は、図11に示すようにJ個のレジスタ5−1,5−2,...,5−Jと、L個の乗算器6−1,6−2,...,6−Lと、モジュロ16加算器7とを有し、出力ビットcを生じる。なお、乗算器6の乗算係数a40〜a4K、a30〜a3K、a20〜a2K、a10〜a1Kは、送信系統ブロック1−1〜1−mの各々で異なる。16−QAMマッピング部4は、出力ビットcを16−QAMのシンボル点にマッピングし、送信系統ブロック1−1〜1−mから複素数の送信シンボルx,x,...,xを出力する。
これによって、同一の入力ビット系列に対して各送信系統で異なる畳み込み出力になり、時間・空間の冗長が利用できて誤り訂正も施されるようになる。レジスタの値を10進数で表し、これを状態と呼んでいる。レジスタ数がJの場合の時空間トレリス符号の状態数は2となる。時空間トレリス符号は状態数が増加するに従って符号化利得が増加して誤り符号特性が向上するが、それに応じて復号処理が複雑になる。
時空間トレリス符号化器として、時空間トレリス符号の伝送レートを上げるためにパンクチュアする方法(例えば、特許文献1)や、これに関連したパイロット・シーケンスの送り方に関する方法(例えば、特許文献2)や、拘束長5までのBPSKの時空間トレリス符号化器の係数を与えている方法(例えば、特許文献3)が提案されているが、これらの方法は、誤り率特性の優れた16−QAMの符号化器を提供するものではない。
16−QAMの符号化器としては、16状態の符号化器や64状態の符号化器が提案されている(例えば、非特許文献1)。16−QAMの符号化器の中では、非特許文献1にある64状態の符号化器が最も誤り率特性が良くなる。
特開2004−222283号公報 特開2004−229292号公報 特開2004−229293号公報 A.Wong, J.Yuan, and J.Choi, "Design of 16‐QAM Space-Time Trellis Codes for Quasi-Static Fading Channels," IEEE Proc. Veh. Tech. Conf. VTC‘2004 pp.880−883, 2004.
しかしながら、この最も誤り率特性の良い64状態の符号化器といえども、ビット毎に眺めると誤りに偏りがあり、完成された符号化器とは言い難い。
本発明の目的は、誤り率特性の優れた64状態の16−QAMの時空間トレリス符号化器を提供することである。
本発明による時空間トレリス符号化器は、
MIMOシステムに適用される時空間トレリス符号化器であって、m個の送信系統から構成され、i番目の送信系統(mを2以上の自然数とし、iを1とmとの間の自然数とする。)が、
第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットが直列に入力され、前記第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットを並列変換して出力する直列・並列変換手段と、
送信系統ごとに設定された第1乗算係数を前記第1入力ビットに乗算する第1乗算器と、前記第1入力ビットの1シンボル前の値を保持する第1レジスタと、送信系統ごとに設定された第2乗算係数を前記第1レジスタに保持された第1入力ビットに乗算する第2乗算器と、前記第1入力ビットの2シンボル前の値を保持する第2レジスタと、送信系統ごとに設定された第3乗算係数を前記第2レジスタに保持された第1入力ビットに乗算する第3乗算器と、送信系統ごとに設定された第4乗算係数を前記第2入力ビットに乗算する第4乗算器と、前記第2入力ビットの1シンボル前の値を保持する第3レジスタと、送信系統ごとに設定された第5乗算係数を前記第3レジスタに保持された第2入力ビットに乗算する第5乗算器と、前記第2入力ビットの2シンボル前の値を保持する第4レジスタと、送信系統ごとに設定された第6乗算係数を前記第4レジスタに保持された第2入力ビットに乗算する第6乗算器と、前記第1乗算器の乗算結果、前記第2乗算器の乗算結果、前記第3乗算器の乗算結果、前記第4乗算器の乗算結果、前記第5乗算器の乗算結果及び前記第6乗算器の乗算結果を加算した結果を4で除算した余りを第1出力ビット及び第2出力ビットとして出力する第1モジュロ4加算器とを有し、第1式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 10+b(t−1)×g 11+b(t−2)×g 12
+b(t)×g 20+b(t−1)×g 21+b(t−2)×g 22)mod4
t:時刻
(t),b(t−1),b(t−2):第1入力ビット
(t),b(t−1),b(t−2):第2入力ビット
(t):第1出力ビット
(t):第2出力ビット
10:第1乗算係数
11:第2乗算係数
12:第3乗算係数
20:第4乗算係数
21:第5乗算係数
22:第6乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う第1畳み込み符号化手段と、
送信系統ごとに設定された第7乗算係数を前記第3入力ビットに乗算する第7乗算器と、前記第3入力ビットの1シンボル前の値を保持する第5レジスタと、送信系統ごとに設定された第8乗算係数を前記第5レジスタに保持された第3入力ビットに乗算する第8乗算器と、送信系統ごとに設定された第9乗算係数を前記第4入力ビットに乗算する第9乗算器と、前記第4入力ビットの1シンボル前の値を保持する第6レジスタと、送信系統ごとに設定された第10乗算係数を前記第6のレジスタに保持された第4入力ビットに乗算する第10乗算器と、前記第7乗算器の乗算結果、前記第8乗算器の乗算結果、前記第9乗算器の乗算結果及び前記第10乗算器の乗算結果を加算した結果を4で除算した余りを第3出力ビット及び第4出力ビットとして出力する第2モジュロ4加算器とを有し、第2式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 30+b(t−1)×g 31
+b(t)×g 40+b(t−1)×g 41)mod4
t:時刻
(t),b(t−1):第3入力ビット
(t),b(t−1):第4入力ビット
(t):第3出力ビット
(t):第4出力ビット
30:第7乗算係数
31:第8乗算係数
40:第9乗算係数
41:第10乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う第2畳み込み符号化手段と、
前記第1出力ビット、第2出力ビット、第3出力ビット及び第4出力ビットが入力され、上位から順に前記第4出力ビット、前記第2出力ビット、前記第3出力ビット、及び前記第1出力ビットの順に並び替えて16−QAMのトレリス・マッピングを行うマッピング手段と
を具えることを特徴とする。
本発明によれば、時空間トレリス符号化器の各送信系統において、直列・並列変換手段は、第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットが直列に入力され、第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットを並列変換して出力する。
第1の畳み込み符号化手段では、第1式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 10+b(t−1)×g 11+b(t−2)×g 12
+b(t)×g 20+b(t−1)×g 21+b(t−2)×g 22)mod4
t:時刻
(t),b(t−1),b(t−2):第1入力ビット
(t),b(t−1),b(t−2):第2入力ビット
(t):第1出力ビット
(t):第2出力ビット
10:第1乗算係数
11:第2乗算係数
12:第3乗算係数
20:第4乗算係数
21:第5乗算係数
22:第6乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う。したがって、0,1,2,3のいずれかであるモジュロ4加算器の出力は、下位ビットの第1出力ビット及び上位ビットの第2出力ビットの組によって表される。
第2の畳み込み符号化手段では、第2式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 30+b(t−1)×g 31
+b(t)×g 40+b(t−1)×g 41)mod4
t:時刻
(t),b(t−1):第3入力ビット
(t),b(t−1):第4入力ビット
(t):第3出力ビット
(t):第4出力ビット
30:第7乗算係数
31:第8乗算係数
40:第9乗算係数
41:第10乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う。同様に、0,1,2,3のいずれかであるモジュロ4加算器の出力は、下位ビットの第3出力ビット及び上位ビットの第4出力ビットの組によって表される。
マッピング手段では、第1出力ビット、第2出力ビット、第3出力ビット及び第4出力ビットが入力され、第1出力ビット、第2出力ビット、第3出力ビット及び第4出力ビットを並び替えて16−QAMのトレリス・マッピングを行う。第1入力ビット及び第2入力ビットを入力とする第1の畳み込み符号化は、第3入力ビット及び第4入力ビットを入力とする第2の畳み込み符号化に比べて、2シンボル前の情報とも畳み込みを行っているため誤りにくい。こうした理由は、レジスタ数を8ではなく6にして、すなわち、状態数を64にして、符号化利得を得ると同時に演算規模をレジスタ数4の16状態から極端に増加させないためである。
一方、16−QAMのトレリス・マッピングは、上位2ビットの信号点間距離が下位2ビットの2倍となるため、上位2ビットの方が誤りにくいという特徴を有する。ここで、誤りやすい第2の畳み込み符号化部の出力をトレリス・マッピングの上位2ビットに割り当てると、トレリス・マッピングの上位2ビットの誤りにくさのほうが強いためにバランスが悪くなり、良い符号が得られない。
本発明によれば、トレリス・マッピングの前で第1と第2の畳み込み符号化部の出力ビットを並び替えてトレリス・マッピングの上位2ビットと下位2ビットに行きわたらせ、各入力ビットの誤りにくさのバランスをとっている。これによって、入力4ビットの誤り率に偏りがなくなり、誤り率特性に優れた64状態の16−QAMのトレリス符号化器を実現する。
本発明による時空間トレリス符号化器の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明による時空間トレリス符号化器を用いたMIMOシステムのブロック図である。図1に示すMIMOシステムは、伝搬遅延がシンボル周期よりも十分短い狭帯域の信号伝送を行うシングルキャリアについてのものである。
図1に示すMIMOシステムは、送信側において、時空間トレリス符号化器11と、D−A変換器12−1,12−2,...,12−m(mを2以上の自然数とする。)と、送信機13−1,13−2,...,13−mと、送信アンテナ14−1,14−2,...,14−mとを具え、受信側において、受信アンテナ15−1,15−2,...,15−n(nを自然数とする。)と、受信機16−1,16−2,...,16−nと、A−D変換器17−1,17−2,...,17−nと、伝搬路推定部18−1,18−2,...,18−nと、時空間ビタビ復号器19とを具える。なお、送信アンテナ14−1,14−2,...,14−mと、受信アンテナ15−1,15−2,...,15−nとの間には、MIMO伝搬路20が存在する。
送信側では、後に説明する時空間トレリス符号化器11は、4ビットの入力bが入力されるとともに複素数の送信シンボルx,x,...,xをD−A変換器12−1,12−2,...,12−mにそれぞれ出力する。
複素数の送信シンボルx,x,...,xは、D−A変換器12−1,12−2,...,12−mによってそれぞれアナログ信号に変換され、送信機13−1,13−2,...,13−mで直交変調されるとともに無線周波数に周波数変換され、送信アンテナ14−1,14−2,...,14−mにより各送信信号として空間に出力される。
受信側では、各送信信号は、MIMO伝搬路20を通過して合成された状態で各受信信号として受信アンテナ15−1,15−2,...,15−nによって受信される。各受信信号は、受信機16−1,16−2,...,16−nで周波数変換されるとともに直交復調され、A−D変換部17−1,17−2,...,17−nによってデジタル信号に変換される。その後、伝搬路推定部18−1,18−2,...,18−nは、受信信号に各送信信号がどのように合成されているのかを表す伝搬路情報を推定し、時空間ビタビ復号部19で伝搬路情報と受信信号から最尤系列推定を行って復号する。
図2は、本発明による時空間トレリス符号化器の実施の形態のブロック図である。時空間トレリス符号化器11は、m個の送信系統ブロック111−1,111−2,...,111−mから構成されており、送信系統ブロック111−1,111−2,...,111−mの各々は、シリアル・パラレル変換部112と、第1の畳み込み符号化部113と、第2の畳み込み符号化部114と、16−QAMマッピング部115とを具える。
図3は、図2の第1の畳み込み符号化器を詳細に示すブロック図である。第1の畳み込み符号化部113は、1シンボル前の値を保持する4個のレジスタ121−1,121−2,121−3,121−4と、6個の乗算器122−1,122−2,122−3,122−4,122−5,122−6と、モジュロ4加算器123とを有する。
図4は、図2の第2の畳み込み符号化器を詳細に示すブロック図である。第2の畳み込み符号化部114は、1シンボル前の値を保持する2個のレジスタ131−1,131−2と、4個の乗算器132−1,132−2,132−3,132−4と、モジュロ4加算器133とを有する。
本実施の形態の動作を、送信系統i(iを、1とmとの間の自然数とする。)について説明する。時空間トレリス符号化器11に入力される4ビットの情報bは、先ず、シリアル・パラレル変換部112で並列にされ、第1入力ビットb及び第2入力ビットbは第1の畳み込み符号化部113に入力され、第3入力ビットb及び第4入力ビットbは第2の畳み込み符号化部114に入力される。
第1の畳み込み符号化部113は、図3に示すように、現在の情報、1シンボル前の情報及び2シンボル前の情報に重み付け係数をかけてモジュロ4加算(加算結果を4で割った余りを出力)し、第1出力ビットc 及び第2出力ビットc からなる2ビットの情報c を出力する。具体的には、式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 10+b(t−1)×g 11+b(t−2)×g 12
+b(t)×g 20+b(t−1)×g 21+b(t−2)×g 22)mod4
t:時刻
(t),b(t−1),b(t−2):第1入力ビット
(t),b(t−1),b(t−2):第2入力ビット
(t):第1出力ビット
(t):第2出力ビット
10:乗算器122−1に対する乗算係数
11:乗算器122−2に対する乗算係数
12:乗算器122−3に対する乗算係数
20:乗算器122−4に対する乗算係数
21:乗算器122−5に対する乗算係数
22:乗算器122−6に対する乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う。したがって、0,1,2,3のいずれかであるモジュロ4加算器123の出力は、下位ビットの第1出力ビットc (t)及び上位ビットの第2出力ビットc (t)の組によって表される。なお、乗算係数は、0,1,2,3のうちいずれかの値である。
第2の畳み込み符号化部114は、図4に示すように、現在の情報及び1シンボル前の情報に重み付け係数をかけてモジュロ4加算して、第3出力ビットc 及び第4出力ビットc からなる2ビットの情報c を出力する。具体的には、式
(t)+2×c (t)
=(b(t)×g 30+b(t−1)×g 31
+b(t)×g 40+b(t−1)×g 41)mod4
t:時刻
(t),b(t−1):第3入力ビット
(t),b(t−1):第4入力ビット
(t):第3出力ビット
(t):第4出力ビット
30:乗算器132−1に対する乗算係数
31:乗算器132−2に対する乗算係数
40:乗算器132−3に対する乗算係数
41:乗算器132−4に対する乗算係数
に従った畳み込み符号化を行う。同様に、0,1,2,3のいずれかであるモジュロ4加算器133の出力は、下位ビットの第3出力ビットc (t)及び上位ビットの第4出力ビットc (t)の組によって表される。なお、乗算係数は、0,1,2,3のうちいずれかの値である。
本発明の時空間トレリス符号化器を構成する畳み込み符号化部は全て上記の構成になっているが、乗算係数(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22),(g 30,g 31,g 40,g 41)の組み合わせが送信系統iごとに設定される。また、時空間トレリス符号化器の性能は乗算係数をどう選ぶかに左右される。優れた誤り率特性を得るための乗算係数の一例として、m=2の場合、以下の組み合わせがある。
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,2,2,0,1,0)
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,0,3,2,2,2)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(2,2,1,0)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(0,3,2,2)
さらに、別の組み合わせとして以下の3つがある。
[別例1]
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(0,1,0,2,2,2)
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,2,2,2,0,3)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(1,0,2,2)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(2,2,0,3)
[別例2]
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(0,2,2,2,1,0)
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,0,3,2,2,2)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(1,0,2,2)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(2,2,0,3)
[別例3]
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,1,0,0,2,2)
(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22
=(2,2,2,2,0,3)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(2,2,1,0)
(g 30,g 31,g 40,g 41)=(0,3,2,2)
時空間トレリス符号では、全ての入力に対して各送信系統で同じ状態に遷移するが出力は異なる。ここで状態とは、レジスタ121−1,121−2,131−1,131−2,121−3,121−4の値D,D,D,D,D,Dを10進数で表した値である。ここでは、2×D+2×D+2×D+2×D+2×D+Dと定義する。
ある時刻tに状態がS(t)だった時空間トレリス符号化器に、入力b(t),b(t),b(t),b(t)が加わると、各送信系統でc (t),c (t),c (t),c (t)を出力し、状態がS(t+1)に遷移する。現在の状態から次の状態へのパスをブランチと呼んでいる。本実施の形態では,64状態の各々に対して、16通りの入力に対応するブランチが存在する。この様子を表したものが図6の状態遷移図(トレリス線図)である。通常の畳み込み符号の状態遷移図では各状態・各ブランチで出力が一つだけであるが、時空間トレリス符号の場合は、各状態・各ブランチで送信系統の数と同一数の出力がある。
第1の畳み込み符号化部113の出力c 及び第2の畳み込み符号化部114の出力c は、16−QAMマッピング部115に入力される。16−QAMマッピング部115では、入力ビットをc のように並び替え、図5に示すような16−QAMのトレリス・マッピングを行い、複素数のシンボルxを出力する。
受信側では時空間トレリス符号の復号を行うが、これには通常ビタビ復号法による最尤系列復号を行う。時空間ビタビ復号器19には、受信信号yと伝搬路情報h={hr1,hr2・・・hrm}が入力される。ここで、r=1〜nであり、hriは、受信信号yと送信信号xの間の応答を表す。時空間ビタビ復号器19は、時空間トレリス符号化器11によって決まる状態遷移図に基づいて最尤系列復号を行う。すなわち、状態u、ブランチvに対応する出力x(u,v)から、受信信号のレプリカy’(u,v)を
Figure 0005072711
により作成し、レプリカy’(u,v)と実際の受信信号yとの2乗ユークリッド距
離を
Figure 0005072711
により求める。この2乗ユークリッド距離の和が最小になるブランチのつながりを探すことで最尤系列復号を行う。
図7は、本発明による時空間トレリス符号化器を用いた他のMIMOシステムのブロック図である。図7に示すMIMOシステムは、OFDMと組み合わせて広帯域の信号伝送に適用したものである。
図7に示すMIMOシステムは、送信側において、時空間トレリス符号化器21と、周波数マッピング部22−1,22−2,...,22−mと、逆高速フーリエ変換(IFFT)部23−1,23−2,...,23−mと、ガード付加部24−1,24−2,...,24−mと、D−A変換器25−1,25−2,...,25−mと、送信機26−1,26−2,...,26−mと、送信アンテナ27−1,27−2,...,27−mとを具え、受信側において、受信アンテナ28−1,28−2,...,28−nと、受信機29−1,29−2,...,29−nと、A−D変換器30−1,30−2,...,30−nと、シンボル同期部31−1,31−2,...,31−nと、ガード除去部32−1,32−2,...,32−nと、高速フーリエ変換(FFT)部33−1,33−2,...,33−nと、伝搬路推定部34−1,34−2,...34−nと、周波数デマッピング部35−1,35−2,...,35−nと、時空間ビタビ復号器36とを具える。なお、送信アンテナ27−1,27−2,...,27−mと、受信アンテナ28−1,28−2,...,28−nとの間には、MIMO伝搬路37が存在する。
以下ではシングルキャリアの実施例に対して新たに加わった要素の動作についてのみ述べる。送信側では、時空間トレリス符号化器21の出力である送信シンボルx,x,..,xを、周波数マッピング部22−1,22−2,...,22−mで周波数軸上に並べ、OFDMのサブキャリアに割り当てる。IFFT部23−1,23−2,...,23−mは逆フーリエ変換を行って周波数軸の信号を時間軸の信号に変換する。ガード付加部24−1,24−2,...,24−mは、IFFT部23−1,23−2,...,23−m出力の後ろの部分を前にコピーしてガードインターバルとして付加し、出力をD−A変換器30−1,30−2,...,30−mに供給する。
受信側では、シンボル同期部31−1,31−2,...,31−nは、A−D変換器30−1,30−2,...,30−nからデジタル信号が供給され、ガードインターバルの信号が繰り返されることを利用してOFDMシンボルの先頭を検出する。ガード除去部32−1,32−2,...,32−nでは、ガードインターバルを除去し、FFT部33−1,33−2,...,33−nでフーリエ変換を行って時間軸の信号を周波数軸の信号に変換する。周波数デマッピング部35−1,35−2,...,35−nでは、周波数軸上に並べられているFFT部の出力と伝搬路推定部34−1,34−2,...,34−nで推定した伝搬路情報を元の系列の並びに戻し、時空間ビタビ復号器36に供給する。
本発明を送信2系統、受信2系統のMIMOシステムに適用して有相関ライスフェージング環境でシミュレーションした結果の一例を、図8に示す。同一条件で行ったSISO(1対1の伝送)、時空間ブロック符号であるAlamouti符号及び従来の16状態と64状態の時空間トレリス符号についてもあわせてプロットしてある。
図8より、本発明が従来の64状態の時空間トレリス符号と同一レベルの誤り率特性を示すことがわかる。さらに、符号化器に入力されるビットごと(b〜b)の誤り率特性を図9に示す。図9から、本発明の時空間トレリス符号化器では、ビットごとの誤り率に偏りのない特性が実現できていることがわかる。
以上説明したように、本発明によれば、フェージング環境で誤り率特性の優れた64状態の16−QAMの時空間トレリス符号化器を実現することができ、移動しながら途切れずに限られた周波数帯域の中で高ビットレートの情報をリアルタイムに伝送する必要があるアプリケーションにおいて多大な効果を発揮する。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、優れた誤り率特性を得るための乗算係数(g 10,g 11,g 12,g 20,g 21,g 22),(g 30,g 31,g 40,g 41)の組み合わせとして、別例として前述したように、上記実施の形態で挙げた組み合わせ以外の組み合わせを好適に用いることができる。
また、図1及び図7のMIMOシステムにおいて、D−A変換の前にデジタル直交変調し及び/又は中間周波数をA−D変換した後にデジタル直交復調することもできる。さらに、図1及び図7のMIMOシステムに外符号やインターリーブのブロックを加えることによって誤り率特性を更に改善することもできる。
本発明による時空間トレリス符号化器を用いたMIMOシステムのブロック図である。 本発明による時空間トレリス符号化器の実施の形態のブロック図である。 図2の第1の畳み込み符号化器を詳細に示すブロック図である。 図2の第2の畳み込み符号化器を詳細に示すブロック図である。 トレリス・マッピングを説明する図である。 状態遷移図を説明する図である。 本発明による時空間トレリス符号化器を用いた他のMIMOシステムのブロック図である。 本発明及び従来のビット誤り率のシミュレーション結果である。 本発明及び従来の入力ビットごとのビット誤り率のシミュレーション結果である。 従来の16−QAMの時空間トレリス符号化器のブロック図である。 図10の畳み込み符号化部を詳細に示すブロック図である。
符号の説明
1−1,1−2,...,1−m,111−1,111−2,...,111−m 送信系統ブロック
2,112 シリアル・パラレル変換部
3,113,114 畳み込み符号化部
4,115 16−QAMマッピング部
5−1,5−2,5−3,5−4,5−5,5−6,5−7,5−8,...,5−J
−3,5−J−2,5−J−1,5−J,121−1,121−2,121−3,121
−4,131−1,131−2 レジスタ
6−1,6−2,6−3,6−4,6−5,6−6,6−7,6−8,...,6−L
−3,6−L−2,6−L−1,6−L,122−1,122−2,122−3,122
−4,122−5,122−6,132−1,132−2,132−3,132−4 乗算器
7 モジュロ16加算器
11,21 時空間トレリス符号化器
12−1,12−2,...,12−m,25−1,25−2,...,25−m D−A変換器
13−1,13−2,...,13−m,26−1,26−2,...,26−m 送信機
14−1,14−2,...,14−m,27−1,27−2,...,27−m 送信アンテナ
15−1,15−2,...,15−n,28−1,28−2,...,28−n 受信アンテナ
16−1,16−2,...,16−n,29−1,29−2,...,29−n 受信機
17−1,17−2,...,17−n,30−1,30−2,...,30−n A−D変換器
18−1,18−2,...,18−n,34−1,34−2,...,34−n 伝搬路推定部
19,36 時空間ビタビ復号器
20,37 MIMO伝搬路
22−1,22−2,...,22−m 周波数マッピング部
23−1,23−2,...,23−m 逆高速フーリエ変換(IFFT)部
24−1,24−2,...,24−m ガード付加部
31−1,31−2,...,31−n シンボル同期部
32−1,32−2,...,32−n ガード除去部
33−1,33−2,...,33−n 高速フーリエ変換(FF T)部
35−1,35−2,...,35−n 周波数デマッピング部
123,133 モジュロ4加算器

Claims (1)

  1. MIMOシステムに適用される時空間トレリス符号化器であって、m個の送信系統から構成され、i番目の送信系統(mを2以上の自然数とし、iを1とmとの間の自然数とする。)が、
    第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットが直列に入力され、前記第1入力ビット、第2入力ビット、第3入力ビット及び第4入力ビットを並列変換して出力する直列・並列変換手段と、
    送信系統ごとに設定された第1乗算係数を前記第1入力ビットに乗算する第1乗算器と、前記第1入力ビットの1シンボル前の値を保持する第1レジスタと、送信系統ごとに設定された第2乗算係数を前記第1レジスタに保持された第1入力ビットに乗算する第2乗算器と、前記第1入力ビットの2シンボル前の値を保持する第2レジスタと、送信系統ごとに設定された第3乗算係数を前記第2レジスタに保持された第1入力ビットに乗算する第3乗算器と、送信系統ごとに設定された第4乗算係数を前記第2入力ビットに乗算する第4乗算器と、前記第2入力ビットの1シンボル前の値を保持する第3レジスタと、送信系統ごとに設定された第5乗算係数を前記第3レジスタに保持された第2入力ビットに乗算する第5乗算器と、前記第2入力ビットの2シンボル前の値を保持する第4レジスタと、送信系統ごとに設定された第6乗算係数を前記第4レジスタに保持された第2入力ビットに乗算する第6乗算器と、前記第1乗算器の乗算結果、前記第2乗算器の乗算結果、前記第3乗算器の乗算結果、前記第4乗算器の乗算結果、前記第5乗算器の乗算結果及び前記第6乗算器の乗算結果を加算した結果を4で除算した余りを第1出力ビット及び第2出力ビットとして出力する第1モジュロ4加算器とを有し、第1式
    (t)+2×c (t)
    =(b(t)×g 10+b(t−1)×g 11+b(t−2)×g 12
    +b(t)×g 20+b(t−1)×g 21+b(t−2)×g 22)mod4
    t:時刻
    (t),b(t−1),b(t−2):第1入力ビット
    (t),b(t−1),b(t−2):第2入力ビット
    (t):第1出力ビット
    (t):第2出力ビット
    10:第1乗算係数
    11:第2乗算係数
    12:第3乗算係数
    20:第4乗算係数
    21:第5乗算係数
    22:第6乗算係数
    に従った畳み込み符号化を行う第1畳み込み符号化手段と、
    送信系統ごとに設定された第7乗算係数を前記第3入力ビットに乗算する第7乗算器と、前記第3入力ビットの1シンボル前の値を保持する第5レジスタと、送信系統ごとに設定された第8乗算係数を前記第5レジスタに保持された第3入力ビットに乗算する第8乗算器と、送信系統ごとに設定された第9乗算係数を前記第4入力ビットに乗算する第9乗算器と、前記第4入力ビットの1シンボル前の値を保持する第6レジスタと、送信系統ごとに設定された第10乗算係数を前記第6のレジスタに保持された第4入力ビットに乗算する第10乗算器と、前記第7乗算器の乗算結果、前記第8乗算器の乗算結果、前記第9乗算器の乗算結果及び前記第10乗算器の乗算結果を加算した結果を4で除算した余りを第3出力ビット及び第4出力ビットとして出力する第2モジュロ4加算器とを有し、第2式
    (t)+2×c (t)
    =(b(t)×g 30+b(t−1)×g 31
    +b(t)×g 40+b(t−1)×g 41)mod4
    t:時刻
    (t),b(t−1):第3入力ビット
    (t),b(t−1):第4入力ビット
    (t):第3出力ビット
    (t):第4出力ビット
    30:第7乗算係数
    31:第8乗算係数
    40:第9乗算係数
    41:第10乗算係数
    に従った畳み込み符号化を行う第2畳み込み符号化手段と、
    前記第1出力ビット、第2出力ビット、第3出力ビット及び第4出力ビットが入力され、上位から順に前記第4出力ビット、前記第2出力ビット、前記第3出力ビット、及び前記第1出力ビットの順に並び替えて16−QAMのトレリス・マッピングを行うマッピング手段と
    を具えることを特徴とする時空間トレリス符号化器。
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