JP5071463B2 - 加湿装置 - Google Patents
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以下、本発明の実施の形態1について図1、図2を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1における加湿装置100の側断面概略図であり、図2は本発明の実施の形態1における加湿装置100の正面概略図である。
1は所定の水を貯水できる貯水タンクであり、貯水タンク設置部2に貯水タンク1が置かれると、貯水タンク1の給排水口1aに設けられた弁1bが開口し、貯水タンク1から流出した水は配水管3を経由して貯水部4に所定の水面位置まで貯水される。5は、貯水部4を加熱するための加熱手段であるヒータであり、貯水部4の周囲に設けられている。なお、加熱手段として、ヒータ5の代わりに、例えば電磁誘導加熱方式などを用いても良い。6は、貯水部4と一体に形成された加圧室であり、貯水部4とは連結口7を介して連通している。8は、加圧室6内の気体を加圧する加圧手段であるスピーカであり、スピーカ8に設けられた加圧板8aを加圧室6の内側へ駆動することによって加圧室6内を加圧することができ、加圧室6のスピーカ8に対向する面には加圧室6内外を連通する吹き出し口9が設けられている。ここで、加圧手段として、実施の形態1ではスピーカ8を用いているが、例えばソレノイドやピストン、ゴムやバネを用いて加圧板8aを駆動させるような構成を用いても良い。また、吹き出し口9の開口面積は、加圧板8aの面積(つまりは加圧室6内を加圧する面積)より、小さくなるように構成されている。
本発明の実施の形態2について図3を用いて説明する。図3は本発明の実施の形態2における加湿装置100の側断面概略図である。なお、図中において実施の形態1と同じ機能を有する部分には同一の符号を付している。以下に、実施の形態2が、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図3において、加圧室6の上面6aを、加圧室6を構成する材料よりも熱伝導性の低い断熱材10で覆うように構成されている。ここで、断熱材10の材料は、一般的に用いられているグラスウールなどの無機繊維系のもの以外でも、例えばポリエチレンフォームなどの発泡プラスチック系などを用いても良い。
ヒータ5に通電して貯水部4を加熱し、貯水部4に溜まった水4aを加熱する。そして、貯水部4内の水4aが100℃を超えると蒸気が発生し始め、その発生した蒸気は連結口7を通って加圧室6内に溜まっていく。一方、ヒータ5の熱は貯水部4だけでなく、貯水部4と一体に構成された加圧室6にも伝熱していき、例えばヒータ5から最も遠く且つ放熱しやすい場所である加圧室6の貯水部4と対向する位置となる上面6aにて、60℃を超える程度まで加熱される。加圧室6内に蒸気が十分溜まった後、加圧室6内に設けられたスピーカ8を駆動して加圧室6内の蒸気を含んだ気体を加圧し、該蒸気を含んだ気体を吹き出し口9から渦輪の状態で放出する。ここで、加圧室6の上面6aが加圧室6の材料よりも熱伝導性の低い材料で覆われているので、加圧室6の上面6aからの放熱が減り、これにより加圧室6の上面6aの到達温度を上昇させることができる。その結果、加圧室6内の温度が実施の形態1よりも更に高めることができるので、加圧室6内に溜められる蒸気量を増やすことができると共に、加圧室6内に溜まった蒸気が加圧室6壁面に冷やされて結露することを更に抑制することができ、貯水部4にて生成された蒸気を効率よく加圧室6内に溜めることができる。上記のように加圧室6内の蒸気量を増やす構成にすることによって、一度の渦輪生成によって搬送できる蒸気量を増やすことができる。
本発明の実施の形態3について図4を用いて説明する。図4は本発明の実施の形態3における加湿装置100の側断面概略図である。なお、図中において実施の形態1及び実施の形態2と同じ機能を有する部分には同一の符号を付している。以下に、実施の形態3が、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図4において、加圧室6の上面6aを、加圧室6を構成する他の面の板厚よりも薄くなるように構成されている。ここで、実施の形態3では、加圧室6の上面6aすべてを薄肉化しているが、例えば加圧室6の上面6aの一部を薄肉化するように構成しても良い。
ヒータ5に通電して貯水部4を加熱し、貯水部4に溜まった水4aを加熱する。そして、貯水部4内の水4aが100℃を超えると蒸気が発生し始め、その発生した蒸気は連結口7を通って加圧室6内に溜まっていく。一方、ヒータ5の熱は貯水部4だけでなく、貯水部4と一体に構成された加圧室6にも伝熱していき、例えばヒータ5から最も遠く且つ放熱しやすい場所である加圧室6の貯水部4と対向する位置となる上面6aにて、60℃を超える程度まで加熱される。加圧室6内に蒸気が十分溜まった後、加圧室6内に設けられたスピーカ8を駆動して加圧室6内の蒸気を含んだ気体を加圧し、該蒸気を含んだ気体を吹き出し口9から渦輪の状態で放出する。ここで、加圧室6の上面6aが加圧室6を構成する他の面の板厚よりも薄くなるように構成されているので、加圧室6の上面6aの熱容量が減り、これにより加圧室6の上面6aの温度上昇を速めることが出来る。その結果、加圧室6の上面6aの温度上昇が実施の形態1よりも早めることができるので、蒸気が発生初期段階において加圧室6の上面6aの温度がまだ十分に上昇しておらず結露してしまうことを抑制することができる。これにより、蒸気が発生初期段階における蒸気量の低下を防ぐことができると共に、加圧室6内の蒸気量を速く高めることができるので、ヒータ5通電から渦輪を生成するまでの時間を短くすることができる。
本発明の実施の形態4について図5を用いて説明する。図5は本発明の実施の形態4における加湿装置100の側断面概略図である。なお、図中において実施の形態1〜3と同じ機能を有する部分には同一の符号を付している。以下に、実施の形態4が、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図5において、加圧室6の吹き出し口9付近に、吹き出し口9を開閉可能にする開閉弁11が設けられている。実施の形態4において、開閉弁11は、加圧室6の吹き出し口9の上下に設けられており、それぞれ一対の板11aと板11aと接続し板11aを回動可能にする回動軸11bと図示しないモータで構成されており、モータ駆動により回動軸11b及び板11aを回動させることによって、加圧室6の吹き出し口9の開閉を任意に選択できるように構成されている。なお、開閉弁11の構造は、例えば一対の板11aと回動軸11bのみで構成したり、逆に2つ以上の一対の板11aと回動軸11bで構成しても良い。また、板11aをスライドさせたり、折りたたんだりして加圧室6の吹き出し口9を開閉可能にしても良い。
ヒータ5に通電して貯水部4を加熱し、貯水部4に溜まった水4aを加熱する。このとき、加圧室6の吹き出し口9は、図5(a)に示すように開閉弁11によって閉じられている。そして、貯水部4内の水4aが100℃を超えると蒸気が発生し始め、その発生した蒸気は連結口7を通って加圧室6内に溜まっていく。ここで、加圧室6内に溜まった蒸気は、吹き出し口9が開閉弁11によって閉じられているので、吹き出し口9から外に漏れずに加圧室6内に留まっていく。一方、ヒータ5の熱は貯水部4だけでなく、貯水部4と一体に構成された加圧室6にも伝熱していき、例えばヒータ5から最も遠く且つ放熱しやすい場所である加圧室6の貯水部4と対向する位置となる上面6aにて、60℃を超える程度まで加熱される。加圧室6内に蒸気が十分溜まった後、図5(b)に示すように開閉弁11を動かして吹き出し口9を開口し、加圧室6内に設けられたスピーカ8を駆動して加圧室6内の蒸気を含んだ気体を加圧し、該蒸気を含んだ気体を吹き出し口9から渦輪の状態で放出する。このように、蒸気を加圧室6に貯めている間は、開閉弁11を閉じて、加圧室6内の蒸気が吹き出し口9から外に漏れないようにすることによって、加圧室6内に溜めることが出来る蒸気量を増やすことが出来るので、一度の渦輪生成によって搬送できる蒸気量を増やすことができる。また、加圧室6内の蒸気が吹き出し口9から外に漏れないようにすることによって、蒸気を速く加圧室6内に溜めることができるので、ヒータ5通電から渦輪を生成するまでの時間を短くすることができる。
Claims (6)
- 内部に水を貯留する貯水部と、該貯水部の側部または底部に設けられ該貯水部の内部に貯留された水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の加熱によって発生する水蒸気を貯める加圧室と、該加圧室内の気体に圧力を加える加圧手段と、該加圧手段にて圧力が加えられた水蒸気を含む気体を前記加圧室外に渦輪状空気として排出する吹き出し口とを備えた加湿装置において、
前記貯水部は、前記加圧室の底部に配置されると共に、前記加圧室と一体に設けられ、前記加熱手段は前記加圧室の壁面を加熱し、
前記貯水部に貯留される水の水位が、前記加圧室の底部の近傍に位置することを特徴とする加湿装置。 - 前記加熱手段は、前記貯水部に溜められた水の側方および水の上方の前記貯水部側部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
- 前記加圧室の上方壁面を、前記加圧室の壁面よりも熱伝導性の低い材料で覆うよう構成することを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の加湿装置。
- 前記加圧室の上方壁面を、該上方壁面以外の前記加圧室の壁面より板厚を薄くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記吹き出し口の開口を開閉可能にする開閉弁を備え、
該開閉弁は、前記加熱手段によって水蒸気を生成する際は前記吹き出し口を閉じ、前記加圧手段によって水蒸気を含む気体を前記加圧室外に放出する際は前記吹き出し口を開くことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加湿装置。 - 前記貯水部は、前記加圧手段よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加湿装置。
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