JP5069585B2 - 光プローブを用いた光断層画像化装置 - Google Patents

光プローブを用いた光断層画像化装置 Download PDF

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Description

本発明は、OCT(Optical Coherence Tomography)計測により光断層画像を生成するときに使用される光プローブおよびこれを用いた断層画像化装置に関するものである。
従来、生体組織の光断層画像を取得する際に、OCT計測を利用した光断層画像取得装置が用いられることがある。眼底や前眼部、皮膚をはじめ、ファイバプローブを用いる動脈血管壁の観察、内視鏡の鉗子チャンネルからファイバプローブを挿入する消化器管の観察など、様々な部位に応用されている。この光断層画像取得装置では、光源から射出された低コヒーレント光を測定光と参照光とに分割した後、測定光が測定対象に照射されたときの測定対象からの反射光、もしくは後方散乱光と参照光とを合波し、反射光と参照光との干渉光の強度に基づいて光断層画像を取得する。
上記のOCT計測には、大きくわけてTD−OCT(Time domain OCT)計測とFD(Fourier Domain)−OCT計測の2種類がある。FD(Fourier Domain)−OCT計測は、参照光と測定光の光路長は変えることなく、光のスペクトル成分毎に干渉光強度を測定し、ここで得られたスペクトル干渉強度信号を計算機にてフーリエ変換に代表されるスペクトル解析を行うことで、深さ位置に対応した反射光強度分布を取得する方法である。
ところで、OCT計測により断層画像を取得するためには、測定対象に対し測定光を走査しながら照射する必要がある。ここで、近年のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術の発展に伴い、先端光学系がプローブ外筒内に設けられたMEMSモータに取り付けられており、先端光学系がMEMSモータにより軸回りに回動させる光プローブが開示されている(たとえば非特許文献1参照)。但し、MEMSモータをプローブ内に組み込む必要があるため、プローブの小径化が難しくなってしまう。特に、内視鏡の鉗子口を利用してOCT用光プローブを体腔内に挿入する場合、鉗子口の径は2.6mmもしくは1.8mmが主流であるため、OCT用光プローブの径は1.6mm以下であることが望ましい。
一方、OCT計測においてはロータリージョイントを用いて測定光を回転走査させることが一般的に行われている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1において、被検体の内部に挿入されるシースと、このシースの内部で、長手方向に延びる軸回りに回転可能とされた可撓性シャフトと、この可撓性シャフトに被覆された光ファイバと、この光ファイバから出射した光を長手方向に略直角に偏向する先端光学系とを有し、可撓性シャフトを基端に配設されたモータによりギアを介して回転させ、先端光学系を軸回りに回動させるOCT用光プローブが示されている。
特許3104984号公報 Jianping Su, Jun Zhang, Lingeng Yu, Zhongping Chen,"In vivo three-dimensional microelectromechanical endoscopic swept source optical coherence tomography",Optics Express, 6 august 2007/Vol. 15, NO16, pp. 10390-10396
しかし、特許文献1のように、光ファイバの根本部分を回転させることにより、光ファイバの先端に取り付けられた先端光学系を回転走査させたとき、シャフトとプローブ外筒との摩擦等により先端光学系に回転ムラが生じるという問題がある。具体的には、先端光学系の1回転中において、ある走査領域では回転が遅くなり、他方の走査領域では回転速度が速くなるという現象が生じる。すると、ある走査領域では測定光の走査ラインが密の状態になり、他方の走査領域では測定光の走査ラインが疎の状態になる。一方、断層画像生成処理においては、1回転走査において所定の走査ライン数の断層画像を等間隔に配列することにより断層画像が形成される。したがって、実際に測定光が照射されている場所と断層画像中に表される場所とが異なる場合が生じ、断層画像の画質が劣化するという問題がある。
そこで、本発明は、先端光学系の回転ムラによる断層画像の画質の劣化を防止することができる光プローブおよびこれを用いた光断層画像化装置を提供することを目的とするものである。
本発明の光プローブは、被検体内に挿入される略円筒形のプローブ外筒と、プローブ外筒の内部空間に長手方向に配設された光ファイバと、光ファイバの先端から出射した光を被検体に向けて偏向させる、プローブ外筒に対し回転可能な先端光学系とを備え、プローブ外筒が、先端光学系から射出される光を透過する光ファイバの回転方向に沿って形成された光透過領域と、先端光学系から射出される光を遮光する光透過領域の開始位置および終了位置に形成された遮光領域とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の光断層画像化装置は、光を射出する光源ユニットと、光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、測定光を測定対象まで導波する光プローブと、光プローブにより導波された測定光が測定対象に走査しながら照射されたときの測定対象からの反射光と参照光とを合波する合波手段と、合波手段により合波された反射光と参照光との干渉光を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、干渉光検出手段により走査ライン毎に検出された干渉信号を用いて測定対象の断層情報を取得し、断層情報を用いて測定対象の断層画像を取得する断層画像処理手段とを備え、光プローブのプローブ外筒が、先端光学系から射出される光を透過する光ファイバの回転方向に沿って形成された光透過領域と、先端光学系から射出される光を遮光する光透過領域の開始位置および終了位置に形成された遮光領域とを備えたものであり、断層画像処理手段が、干渉光検出手段により検出された干渉信号に基づいて、走査ライン毎に測定対象の断層情報を取得する干渉信号解析手段と、走査ライン毎の複数の干渉信号もしくは複数の断層情報のうち、遮光領域から取得された遮光干渉信号もしくは遮光断層情報を検出する遮光領域検出手段と、遮光領域検出手段により検出された遮光干渉信号もしくは遮光断層情報を用いて光透過領域から取得された干渉信号もしくは断層情報を検出する透過領域検出手段と、透過領域検出手段により検出された光透過領域の干渉信号を用いて光透過領域の断層画像を生成する断層画像生成手段とを備えたものであることを特徴とするものである。
ここで、反射光とは、測定対象からの反射光および後方散乱光を意味する。
なお、遮光領域は測定光を遮光するものであればその構成を問わず、光を先端光学系側へ反射することにより遮光するものであってもよいし、測定光を吸収もしくは散乱することにより遮光するものであってもよい。
また、遮光領域検出手段は、干渉光検出手段において各走査ライン毎に検出された干渉信号の信号レベルを用いて遮光領域を検出するものであってもよいし、断層情報取得手段において各走査ライン毎に取得された断層情報を用いて遮光領域を検出するものであってもよい。
たとえば遮光領域が先端光学系から射出された測定光を先端光学系側へ反射するものであり、領域検出手段が、干渉信号が設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域の位置を認識して光透過領域を検出するものであってもよい。あるいは、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであるとき、遮光領域検出手段は、干渉信号が設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域の位置を認識して光透過領域を検出するものであってもよい。
また、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を先端光学系側へ反射するものであるとき、遮光領域検出手段は、各走査ラインにおけるプローブ外筒の位置の断層情報が設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域を認識し光透過領域を検出するものであってもよい。あるいは 遮光領域が先端光学系から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであるとき、領域検出手段は、干渉信号が設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域を認識し光透過領域を検出するものであってもよい。
また、断層画像生成手段は、透過領域を構成する走査ライン数が設定走査ライン数であるかを判断する走査ライン判定手段と、走査ライン判定手段において走査ライン数が設定走査ライン数よりも多いと判定されたとき、光透過領域が設定ライン数からなるように走査ライン数を減少させる画質補正を行う。また、断層画像生成手段は、走査ライン判定手段において走査ライン数が設定走査ライン数よりも少ないと判定されたとき、光透過領域内の走査ライン数が設定ライン数になるように走査ライン数を増加させる画質補正を行う機能を有するものであってもよい。
なお、光断層画像化装置は、いわゆるFD−OCT計測により断層画像を取得するものであってもよいし、TD−OCT計測により断層画像を取得するものであってもよい。
本発明の光プローブおよびこれを用いた光断層画像化装置によれば、光を射出する光源ユニットと、光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、測定光を測定対象まで導波する光プローブと、光プローブにより導波された測定光が測定対象に走査しながら照射されたときの測定対象からの反射光と参照光とを合波する合波手段と、合波手段により合波された反射光と参照光との干渉光を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、干渉光検出手段により走査ライン毎に検出された干渉信号を用いて測定対象の断層情報を取得し、断層情報を用いて測定対象の断層画像を取得する断層画像処理手段とを備え、プローブ外筒が、先端光学系から射出される光を透過する光ファイバの回転方向に沿って形成された光透過領域と、先端光学系から射出される光を遮光する光透過領域の開始位置および終了位置に形成された遮光領域とを有するものであり、断層画像処理手段が、干渉光検出手段により検出された干渉信号に基づいて、走査ライン毎に測定対象の断層情報を取得する干渉信号解析手段と、走査ライン毎の複数の干渉信号もしくは複数の断層情報のうち、遮光領域から取得された遮光干渉信号もしくは遮光断層情報を検出する遮光領域検出手段と、遮光領域検出手段により検出された遮光干渉信号もしくは遮光断層情報を用いて光透過領域から取得された干渉信号もしくは断層情報を検出する透過領域検出手段と、透過領域検出手段により検出された光透過領域の干渉信号を用いて光透過領域の断層画像を生成する断層画像生成手段とを備えたものであることにより、走査ライン毎に取得される複数の干渉信号もしくは断層情報の中から光透過領域から取得された干渉信号もしくは断層情報を特定して光透過領域の断層画像を生成するため、回転ムラが生じた場合であっても光透過領域に測定光を照射したときの干渉信号を用いて光透過領域の断層画像を生成することができ、先端光学系の回転ムラによる断層画像の劣化を防止することができる。
なお、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を先端光学系側へ反射するものであり、遮光領域検出手段が、干渉信号の信号レベルが設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域を検出するものであるとき、干渉信号に対しスペクトル解析を施すことなく光透過領域を検出することができるため、効率的な断層画像処理を行うことができる。
また、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであり、遮光領域検出手段が、干渉信号の信号レベルが設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域を検出するものであるとき、干渉信号に対しスペクトル解析を施すことなく光透過領域を検出することができるため、効率的な断層画像処理を行うことができる。
さらに、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を先端光学系側へ反射するものであり、遮光領域検出手段が、プローブ外筒の位置に当たる断層情報が設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域を検出するものであれば、精度良く光透過領域の検出を行うことができる。
また、遮光領域が先端光学系から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであり、遮光領域検出手段が、プローブ外筒の位置に当たる断層情報が設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域を検出するものであれば、精度良く光透過領域の検出を行うことができる。
さらに、断層画像生成手段が、透過領域検出手段において検出された光透過領域を構成する走査ライン数が設定走査ライン数よりも多いとき、光透過領域が設定ライン数からなるように走査ライン数の間引きを行い、走査ライン数が設定走査ライン数よりも少ないとき、光透過領域の走査ライン数が設定ライン数になるように走査ラインの補間する機能を有するものであるとき、測定光の走査を繰り返すことにより光透過領域内の断層画像を動画として表示する際、前後の画像フレーム間において略同一の画質からなる断層画像を表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の光断層画像化装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の光断層画像化装置の好ましい実施の形態を示す概略図である。図1の光断層画像化装置1は、内視鏡の鉗子口FCを用いて体腔内に光プローブ10を挿入し、鉗子チャンネルFCaから光プローブ10を突出させることにより体腔内の生体組織や細胞等の測定対象Sの断層画像Pを取得するものである。なお、この光プローブ10は光ファイバFB2により干渉計1aに光学的に接続されている。
図2は図1の光断層画像化装置1の構成を示す模式図である。光断層画像化装置1は、測定対象Sの断層画像をSS−OCT(Swept source OCT)計測により取得するものであって、光源ユニット30、光分割手段3、合波手段4、干渉光検出手段40、断層画像処理手段50等を備えている。
光源ユニット30は、波長を一定の周期T0で掃引させながらレーザ光Lを射出するものである。具体的には、光源ユニット30は、半導体光増幅器(半導体利得媒質)311と光ファイバFB10とを有しており、光ファイバFB10が半導体光増幅器311の両端に接続された構造を有している。半導体光増幅器311は駆動電流の注入により微弱な放出光を光ファイバFB10の一端側に射出するとともに、光ファイバFB10の他端側から入射された光を増幅する機能を有している。そして、半導体光増幅器311に駆動電流が供給されたとき、半導体光増幅器311および光ファイバFB10により形成される光共振器によりレーザ光Lが光ファイバFB10へ射出される。
さらに、光ファイバFB10には光分岐器312が結合されており、光ファイバFB10内を導波する光の一部が光分岐器312から光ファイバFB11側へ射出されるようになっている。光ファイバFB11から射出した光はコリメータレンズ313、回折格子素子314、光学系315を介して回転多面鏡(ポリゴンミラー)316において反射される。そして反射された光は光学系315、回折格子素子314、コリメータレンズ313を介して再び光ファイバFB11に入射される。
ここで、この回転多面鏡316は矢印R30方向に回転するものであって、各反射面の角度が光学系315の光軸に対して変化する。これにより、回折格子素子314において分光された光のうち、特定の波長帯域の光だけが再び光ファイバFB11に戻るようになる。この光ファイバFB11に戻る光の波長は光学系315の光軸と反射面との角度によって決まる。そして光ファイバFB11に入射した特定の波長の光が光分岐器312から光ファイバFB10に入射され、特定の波長のレーザ光Lが光ファイバFB1a側に射出される。
したがって、回転多面鏡316が矢印R30方向に等速で回転したとき、光ファイバFB1aに入射される光の波長λは、時間の経過に伴って周期的に変化することになる。具体的には、図3に示すように、光源ユニット30は最小掃引波長λminから最大掃引波長λmaxまで波長を一定の周期T0(たとえば約50μsec)で掃引した光Lを射出する。
なお、光源ユニット30としてポリゴンミラーを回転させることにより波長を掃引させる場合について例示しているが、たとえばASE光源ユニット等のような公知の技術により周期的に波長を掃引させながら射出するようにしても良い。
光分割手段3は、たとえば2×2の光ファイバカプラからなっており、光源ユニット30から光ファイバFB1を導波した光Lをそれぞれ測定光L1と参照光L2とに分割する。このとき、光分割手段3は、たとえば測定光L1:参照光L2=99:1の割合で分割する。光分割手段3は、2つの光ファイバFB2、FB3にそれぞれ光学的に接続されており、分割された測定光L1は光ファイバFB2側に入射され、参照光L2は光ファイバFB3側に入射される。
光ファイバFB2は光プローブ10に光学的に接続されており、測定光L1は光プローブ10内を導波する。図4は本発明の光プローブ10の先端部分の好ましい実施形態を示す断面図、図5は光プローブ10の先端部分の概略斜視図である。光プローブ10は、プローブ外筒11、光ファイバ12、可撓性シャフト13、先端光学系15を備えている。プローブ外筒11は、可撓性を有する筒状の部材からなり、プローブ外筒11の先端はキャップ17により閉塞された構造を有している。
光ファイバ12は、プローブ外筒11の内部空間に長手方向に配設されたものであり、測定光L1を測定対象Sまで導波するとともに、測定対象Sに測定光L1が照射されたときの測定対象Sからの反射光L3を導波するものである。光ファイバ12の外周には金属線材を密巻き螺状に巻回した密着コイルからなる可撓性シャフト13が固定されている。そして、可撓性シャフト13が矢印R1方向に回転することにより光ファイバ12が回転する。
先端光学系15は、光ファイバ12の先端から出射した光を測定対象Sに向けて偏向させるものであり、略球状に形成された集光レンズを有している。そして、先端光学系15は光ファイバ12から射出した測定光L1を測定対象S側に偏向させるとともに測定対象Sに集光する。また、先端光学系15は測定対象Sに測定光L1を照射したときの反射光L3を光ファイバ12内に入射する。なお、先端光学系15の焦点距離は、例えば光ファイバ12の光軸LPからプローブ外筒11の径方向に向かって距離D=3mm程度の位置に形成されている。
先端光学系15は固定部材14を用いて光ファイバ12に固定されており、光ファイバ12と一体的に矢印R1方向に回転する。したがって、先端光学系15から射出される測定光L1は測定対象Sに対し矢印R1方向に走査しながら照射されることになる。
ここで、プローブ外筒11には、先端光学系15から射出される測定光L1を透過する光透過領域PRと、先端光学系15から射出される測定光L1を遮光する遮光領域SRとが形成されている。光透過領域PRは、先端光学系15の回転方向に沿って形成されており、遮光領域SRは光透過領域PRの開始位置および終了位置に形成されている。この光透過領域PRおよび遮光領域SRはキャップ17によりプローブ外筒11の内壁面側に形成される。
具体的には、キャップ17は、プローブ外筒11への挿入部分17aが円筒状に形成されているとともに、挿入部分17aの一部の側壁面に切り欠きが形成されている。そして、キャップ17がプローブ外筒11に挿入されたとき、切欠部分が光透過領域PRを形成し、挿入部分17aが遮光領域SRを形成する。したがって、図3および図4では測定光L1の径方向(矢印R1方向)のうち、30°〜90°の範囲からなる扇状の光透過領域PRが1つのみ形成されており、その他の領域に遮光領域SRが形成されている。そして、遮光領域SRと光透過領域PRとの境界部分に光透過領域PRの開始位置を示す開始遮光領域SRSと光透過領域PRの終了位置を示す終了遮光領域SREとが形成されている。
ここで、遮光領域SRは先端光学系15から射出された測定光L1を再び先端光学系15側に反射する反射体からなっている。遮光領域SRはたとえばキャップ17の挿入部分17aの内壁に反射膜を成膜しもしくは反射テープを貼付することにより形成される。よって、遮光領域SRにおいてプローブ外筒11の外方に存在する測定対象Sに測定光L1は照射されない。
なお、遮光領域SRは光を反射する場合について例示しているが、光を吸収(もしくは散乱)するものであってもよい。また、光透過領域PRおよび遮光領域SRがキャップ17により形成される場合について例示しているが、プローブ外筒11の内壁面もしくは外壁面にテープを貼付する等により形成されるものであってもよい。
一方、図2において、光ファイバFB3の参照光L2の射出側には光路長調整手段20が配置されている。光路長調整手段20は、断層画像の取得を開始する位置を調整するために、参照光L2の光路長を変更するものであって、光ファイバFB3から射出された参照光L2を反射させる反射ミラー22と、反射ミラー22と光ファイバFB3との間に配置された第1光学レンズ21aおよび第2光学レンズ21bとを有している。そして、光ファイバFB3から射出した参照光L2は、第1光学レンズ21aにより平行光になり、第2光学レンズ21bにより反射ミラー22上に集光される。その後、反射ミラー22により反射された参照光L2は、第2光学レンズ21bにより平行光になり、第1光学レンズ21aにより光ファイバFB3に集光される。
さらに光路長調整手段20は、第2光学レンズ21bと反射ミラー22とを固定した基台23と、基台23を第1光学レンズ21aの光軸方向に移動させるミラー移動手段24とを有している。そして基台23が矢印A方向に移動することにより、参照光L2の光路長が変えられるようになっている。
合波手段4は、前述の通り2×2の光ファイバカプラからなり、光路長調整手段20により光路長の変更が調整された参照光L2と、測定対象Sからの反射光L3とを合波するとともに、干渉光L4を光ファイバFB1、FB4に分岐して干渉光検出手段40側に射出するように構成されている。
干渉光検出手段40は、合波手段4により合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を干渉信号ISとして検出するものであって、2つの光検出部(ディテクタ)40a、40b、差動アンプ41を備えている。光検出部40a、40bはそれぞれ光ファイバFB1、FB4を導波した干渉光L4を検出するものであり、その出力が差動アンプ41に入力される。差動アンプ41は、2つの干渉光の差分を干渉信号ISとして出力するものである。このように、2つの干渉光L4を差動アンプ41によりバランス検波することにより、干渉信号ISを増幅して出力しながら干渉信号IS以外の同相光雑音が除去することができ、断層画像Pの画質の向上を図ることができる。
図6は図1の断層画像処理手段50の一例を示すブロック図である。なお、図6のような断層画像処理手段50の構成は、補助記憶装置に読み込まれた断層画像処理プログラムをコンピュータ(たとえばパーソナルコンピュータ等)上で実行することにより実現される。断層画像処理手段50は、干渉信号取得手段51、干渉信号変換手段52、干渉信号解析手段53、断層画像生成手段54、遮光領域検出手段55、透過領域検出手段56等を有している。
干渉信号取得手段51は、図7に示すように、干渉光検出手段40により検出された干渉信号ISを1走査ライン毎に取得するものである。つまり、光源ユニット30において波長が1周期分掃引される毎に、干渉光検出手段40は1走査ライン分の干渉信号ISを取得する。そして、干渉信号取得手段51は、干渉光検出手段40において各走査ライン毎に検出された走査ライン毎の干渉信号ISを取得する。
干渉信号変換手段52は、図8(A)に示すような時間変化に対する信号レベルとして取得される干渉信号ISを、図8(B)に示すような波数k(=2π/λ)軸において等間隔になるように配列する機能を有している。具体的には、干渉信号変換手段52は、光源ユニット30の時間−波長掃引特性データテーブルもしくは関数を予め有しており、この時間−波長掃引特性データテーブル等を用いて波数k軸において等間隔になるように干渉信号ISを再配列する。これにより、干渉信号ISから断層情報を算出するときに、フーリエ変換処理、最大エントロピー法による処理等の周波数空間において等間隔であることを前提とするスペクトル解析法により精度の高い断層情報を得ることができる。なお、この信号変換手法の詳細はUS5956355号明細書に開示されている。
図6の干渉信号解析手段53は、干渉信号変換手段52により信号変換された干渉信号ISをたとえばフーリエ変換処理、最大エントロピー法(MEM)、Yule−Walker法等の公知のスペクトル解析技術を用いて解析し、測定対象Sの深さ位置に対する断層情報r(z)(反射率)を取得するものである。
断層画像生成手段54は、干渉信号解析手段53において解析された断層情報r(z)を用いて断層画像Pを生成する。特に、光透過領域PRの範囲内の断層画像Pを生成する際、断層画像生成手段54は、光プローブ10の先端に形成された光透過領域PRの範囲情報を予め記憶しており、下記の遮光領域検出手段55および透過領域検出手段56の検出結果に基づき、光透過領域PRから取得された干渉信号ISもしくは断層情報r(z)を特定して断層画像Pを生成する。
遮光領域検出手段55は、複数の干渉信号ISのうち遮光領域SRから取得された遮光干渉信号ISSを検出するものである。具体的には、遮光領域検出手段55は、光透過領域PRの開始位置SRSと終了位置SREとに設けられた遮光領域SR(図4、図5参照)を検出する。
ここで、遮光領域SRが光を反射するものである場合、測定光L1はプローブ外筒11に設けられた遮光領域SRにおいて反射し、その反射光L3と参照光L2とが合波され干渉光L4となる。このとき、遮光領域SRによる反射光L3の光強度は測定対象Sからの反射光L3の光量よりも極めて大きいものとなる。
一方、干渉光L4の光強度は反射光L3と参照光L2との光強度に依存するものであって、反射光L3の光強度が大きければ干渉信号ISの信号レベルも大きくなる。よって、遮光領域SRから取得した干渉信号ISの信号レベルは、図7に示すように光透過領域PRから取得した各走査ラインの干渉信号よりも極めて大きくなる。そこで、遮光領域検出手段55は干渉信号ISの信号レベルが設定しきい値よりも大きいか否かを判断することにより、遮光領域SRから取得された遮光干渉信号ISSを検出する。透過領域検出手段56は、遮光領域検出手段55により検出された遮光干渉信号ISSを用いて光透過領域PRの開始位置SRSおよび終了位置SREを特定して光透過領域PRから取得された干渉信号ISを検出する。そして、断層画像生成手段54は、光透過領域PRの干渉信号ISを用いて図9に示すような断層画像Pを生成する。
なお、断層画像生成手段54は、すべての干渉信号ISについてスペクトル解析を行い断層情報r(z)を取得した後、透過領域検出手段56の検出結果に基づいて光透過領域PRの断層画像Pを生成するようにしてもよいし、あるいは、透過領域検出手段56において検出された光透過領域PRの干渉信号ISについてのみ干渉信号ISのスペクトル解析を行い断層画像Pを生成するようにして解析処理の高速化を図るようにしてもよい。
また、遮光領域SRが測定光L1を反射する場合について例示しているが、測定光L1を吸収する場合であっても干渉信号ISから遮光領域SRを検出することができる。つまり、測定光L1が遮光領域SRにおいて吸収された場合、遮光領域SRの干渉信号ISは参照光L2の光強度レベルと略同一になり、光透過領域PRの干渉信号ISに比べて小さくなる。そこで、遮光領域検出手段55は、干渉信号ISが設定しきい値よりも小さいとき遮光領域SRの干渉信号ISであると認識することができる。
さらに、断層画像生成手段54は、透過領域検出手段56において検出された光透過領域を構成する走査ライン数により画質向上処理を施す機能を有している。具体的には、光透過領域PRにおける測定光L1の走査速度(先端光学系15の回転速度)が遅い場合、光透過領域PR内の走査ライン数は設定走査ライン数よりも少なくなる。このとき、断層画像生成手段54は走査ラインの補間を行うことにより、設定走査ライン数からなる断層画像を生成する。なお、断層画像生成手段54における走査ラインの補間は、たとえばスプライン補間等の公知の技術を用いることができる。
一方、光透過領域PRにおける測定光L1の走査速度(先端光学系15の回転速度)が遅い場合、光透過領域PR内の走査ライン数は設定走査ライン数よりも多くなる。このとき、断層画像生成手段54は走査ライン数の間引きを行うことにより、設定走査ライン数からなる断層画像Pを生成する。なお、断層画像生成手段54における走査ラインの間引きは、たとえば走査ラインを削除する方法や、複数の走査ライン分の断層情報r(z)を平均化したものを用いて断層画像を生成する等公知の技術を用いることができる。
次に、図1から図9を参照して光断層画像化装置1の動作例について説明する。まず、光源ユニット30から波長掃引した光Lが射出され(図3参照)、光分割手段3により光Lは測定光L1と参照光L2とに分割される。測定光L1は、光ファイバFB2および光プローブ10内を導波し測定対象Sに回転走査しながら照射される。そして、測定光L1が測定対象Sに照射されたときの測定対象Sからの反射光L3が光プローブ10を介して合波手段4に入射される。一方、参照光L2は光ファイバFB3を介して光路長調整手段20に入射され、第1光学レンズ21aにより平行光になり、第2光学レンズ21bにより反射ミラー22上に集光される。その後、反射ミラー22により反射された参照光L2は、第2光学レンズ21bにより平行光になり、第1光学レンズ21aにより光ファイバFB3内に入射される。このとき、ミラー駆動手段24により第1光学レンズ21aと第2光学レンズ21bとの距離を調整することにより参照光L2の光路長の調整が行われる。そして、光ファイバFB3を導波した参照光L2が合波手段4に入射される。
合波手段4において反射光L3と参照光L2とが合波されるとともに、反射光L3と参照光L2との干渉光L4が光ファイバFB1、FB4にそれぞれ分岐される。その後、干渉光検出手段40において、分岐された干渉光L4がバランス検波され、干渉信号ISが取得される。
その後、図6の断層画像処理手段50において、干渉信号取得手段51により各走査ライン毎に干渉信号ISが取得され、干渉信号変換手段52により干渉信号ISが波数に対する信号強度に変換される。そして、干渉信号解析手段53において干渉信号ISにスペクトル解析が施されて、測定対象Sの断層情報r(z)が取得される。
一方、遮光領域検出手段55において、走査ライン毎に取得される複数の干渉信号ISのうち、遮光領域SRから取得された遮光干渉信号ISSが検出される。そして、透過領域検出手段56において、遮光干渉信号ISSに挟まれた期間に取得された干渉信号ISを光透過領域PRの干渉信号として検出する。
その後、断層画像生成手段54において、干渉信号解析手段53により光透過領域PRの干渉信号ISについてスペクトル解析された断層情報r(z)を用いて断層画像Pが生成される(図9参照)。このとき、断層画像生成手段54は、透過領域PRの干渉信号ISのライン数が設定ライン数よりも多きときにはライン数を間引きする処理を行い、ライン数が設定ライン数よりも小さいときにはライン数を補間する処理を行う。
このように、光透過領域PRにおいて取得される干渉信号ISを検出して光透過領域PRの断層画像Pを生成することにより、回転走査速度にムラが生じた場合であっても断層画像の画質の劣化を防止することができる。すなわち、上述した断層画像の生成において、先端光学系15が等速回転運動している場合、走査ライン間隔は全走査領域について略一定になり、光透過領域PRは設定走査ライン数の断層情報r(z)(干渉信号IS)により形成されることになる。しかし、実際には光プローブ10が曲げられながら体腔内に挿入されたとき、プローブ外筒11と可撓性シャフト13とが接触し回転ムラが生じることがある。このとき、全走査領域について測定光L1の走査ライン間隔は不均一のものとなる。この場合であっても断層画像生成手段54においては走査ラインを等間隔に配列して断層画像Pを生成するため、画質の劣化が生じる。
一方、遮光領域SRから取得した遮光干渉信号ISSを検出することにより、光透過領域PRに測定光L1を照射させたときに得られた干渉信号ISを検出し、検出した干渉信号を用いて光透過領域PRの断層画像Pを生成することにより、回転ムラによる測定光L1の照射位置と断層画像Pの表示位置とのずれの発生を防止して画質の劣化を防止することができる。
また、光ファイバ12のロータリージョイント部10Aにエンコーダを設け、ロータリジョイント部10Aにおいて測定光L1の照射位置が検出できる場合であっても、光ファイバ12および可撓性シャフト13のねじれ等により、光ファイバ12の回転と先端光学系15の回転との位相がずれることがある。そして、ロータリーエンコーダによる測定光L1の照射位置の検出と実際に先端光学系15が照射している位置とのずれが生じる。このような場合であっても、図2に示すような光プローブ10の場合、プローブ外筒11の先端に形成された遮光領域SRを判別することにより、測定光L1の照射を検出するものであるため、先端光学系15の回転を正確に検出することができる。
図10は本発明の光断層画像化装置における断層画像処理手段のべつの実施形態を示すブロック図であり、図10を参照して断層画像処理手段150について説明する。なお、図10の断層画像処理手段150において図6の断層画像処理手段50と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図10の断層画像処理手段150が図6の断層画像処理手段50と異なる点は、スペクトル解析後の断層情報r(z)を用いて遮光領域SRを検出する点である。
遮光領域検出手段155は、走査ライン毎に取得された断層情報r(z)に基づいて遮光領域SRを検出する。ここで、先端光学系15の光射出部分から遮光領域SRまでの距離zhは既知であるため、スペクトル解析によって得られた断層情報r(zh)を用いることにより遮光領域SRを検出する。このとき、遮光領域SRが反射体からなる場合には断層情報r(zh)の信号レベルが設定しきい値以上であるかを判断し、遮光領域SRが光吸収する場合には断層情報r(zh)の信号レベルが設定しきい値以下であるかを判断することにより遮光領域SRが検出される。そして、透過領域検出手段56は、遮光領域検出手段155により検出された遮光断層情報rs(z)の区間に挟まれた各走査ラインの断層情報r(z)を光透過領域PRから取得された断層情報r(z)として検出する。
この場合であっても、実際に測定光L1が光透過領域PRに照射されたときに得られた断層情報r(z)を用いて光透過領域PRの断層画像Pが生成されるため、回転ムラによる画質の劣化を防止することができるとともに、スペクトル解析後の断層情報r(z)から精度良く遮光領域SRを検出することができる。
上記実施の形態によれば、光を射出する光源ユニット30と、光源ユニットから射出された光を測定光L1と参照光L2とに分割する光分割手段3と、測定光L1を測定対象Sまで導波する光プローブ10と、光プローブ10により導波された測定光L1が測定対象Sに走査しながら照射されたときの測定対象Sからの反射光L3と参照光L2とを合波する合波手段4と、合波手段4により合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を干渉信号ISとして検出する干渉光検出手段40と、干渉光検出手段40により走査ライン毎に検出された干渉信号ISを用いて測定対象Sの断層情報r(z)を取得し、断層情報r(z)を用いて測定対象Sの断層画像Pを取得する断層画像処理手段50とを備え、プローブ外筒11が、先端光学系15から射出される光を透過する光ファイバ12の回転方向R1に沿って形成された光透過領域PRと、先端光学系15から射出される光を遮光する光透過領域PRの開始位置および終了位置に形成された遮光領域SRとを有するものであり、断層画像処理手段50が、干渉光検出手段40により検出された干渉信号ISに基づいて、走査ライン毎に測定対象Sの断層情報r(z)を取得する干渉信号解析手段53と、走査ライン毎の複数の干渉信号ISもしくは複数の断層情報r(z)のうち、遮光領域SRから取得された遮光干渉信号ISSもしくは遮光断層情報rs(z)を検出する遮光領域検出手段55と、遮光領域検出手段55により検出された遮光干渉信号ISSもしくは遮光断層情報rs(z)を用いて光透過領域から取得された干渉信号ISもしくは断層情報を検出する透過領域検出手段56と、透過領域検出手段56により検出された光透過領域PRの干渉信号ISを用いて光透過領域PRの断層画像Pを生成する断層画像生成手段54とを備えたものであることにより、走査ライン毎に取得される複数の干渉信号ISもしくは断層情報r(z)の中から光透過領域PRから取得された干渉信号ISもしくは断層情報を特定して光透過領域PRの断層画像Pを生成するため、回転ムラが生じた場合であっても光透過領域PRに測定光L1を照射したときの干渉信号ISを用いて光透過領域PRの断層画像Pを生成することができ、先端光学系15の回転ムラによる断層画像Pの劣化を防止することができる。
また、遮光領域SRが先端光学系15から射出された測定光を先端光学系15側へ反射するものであり、遮光領域検出手段55が、干渉信号ISの信号レベルが設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域SRを検出するものであるとき、干渉信号ISに対しスペクトル解析を施すことなく光透過領域PRを検出することができるため、効率的な断層画像処理を行うことができる。
また、遮光領域SRが先端光学系から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであり、遮光領域検出手段55が、干渉信号ISの信号レベルが設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域SRを検出するものであるとき、干渉信号ISに対しスペクトル解析を施すことなく光透過領域PRを検出することができるため、効率的な断層画像処理を行うことができる。
さらに、遮光領域SRが先端光学系15から射出された測定光L1を先端光学系15側へ反射するものであり、遮光領域検出手段55が、プローブ外筒11の位置に当たる断層情報r(zh)が設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより遮光領域SRを検出するものであれば、精度良く光透過領域PRの検出を行うことができる。
また、遮光領域SRが先端光学系15から射出された測定光を吸収もしくは散乱するものであり、遮光領域検出手段55が、プローブ外筒11の位置に当たる断層情報が設定しきい値よりも小さいか否かを判定することにより遮光領域SRを検出するものであれば、精度良く光透過領域PRの検出を行うことができる。
さらに、断層画像生成手段54が、透過領域検出手段56において検出された光透過領域PRを構成する走査ライン数が設定走査ライン数よりも多いとき、光透過領域が設定ライン数からなるように走査ライン数の間引きを行い、走査ライン数が設定走査ライン数よりも少ないとき、光透過領域PRの走査ライン数が設定ライン数になるように走査ラインの補間を行う機能を有するものであるとき、測定光L1の走査を繰り返すことにより光透過領域PR内の断層画像を動画として表示する際、前後の画像フレーム間において略同一の画質からなる断層画像を表示することができる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。たとえば、図11に示すように、上記遮光領域SRを用いた光透過領域PRの検出に加えて、鉗子チャンネルFC内に内蔵された回転検出機構により測定光L1の照射位置を検出するようにしてもよい。なお、図11において、鉗子チャンネルFC側に複数のホールIC210が取り付けられており、プローブ外筒11内に円盤状の磁石220が設けられている。そして、ホールIC210が磁気を検出することにより先端光学系15の向き(測定光L1の照射位置)を検知する。たとえば、光透過領域PRの開始位置SRSおよび終了位置SREに当たる位相部分にホールIC210を設けることにより、開始位置SRSおよび終了位置SREの検出精度をより高めることができる。
また、たとえば図5および図9の光プローブにおいて、1つの光透過領域PRのみ形成されている場合について例示しているが、複数の光透過領域PRが形成された場合であってもよい。言い換えれば、少なくとも2つの遮光領域SRが走査方向に沿って形成されたものであれば、2つの遮光領域SRに挟まれた光透過領域PRを検出することができ、たとえば図12に示すように、4つの光透過領域PRおよび遮光領域SRを有するものであってもよい。
また、図2の光断層画像化装置1はいわゆるSS−OCT計測により断層画像Pを取得する場合について例示しているが、SD−OCT計測もしくはTD−OCT計測において回転走査しながら断層画像を取得する光断層画像化装置の光プローブとして適用することができる。
本発明の光断層画像化装置の好ましい実施の形態を示す概略構成図 本発明の光断層画像化装置の好ましい実施の形態を示す模式図 図2の光源ユニットから射出される光の波長が掃引される様子を示すグラフ 図2の光断層画像化装置に使用される光プローブの一例を示す模式図 図2の光断層画像化装置に使用される光プローブの一例を示す模式図 図2の断層画像処理手段の一例を示すブロック図 図6の干渉信号取得手段において取得される各走査ライン毎の干渉信号の一例を示す模式図 図6の干渉信号および再サンプリングされた干渉信号の一例を示すグラフ 図6の断層画像生成手段により生成された断層画像の一例を示す模式図 図2の光断層画像化システムにおける断層画像処理手段の別の実施形態を示すブロック図 内視鏡の鉗子チャンネルに回転検出機構を設けた様子を示す模式図 本発明の光プローブの別の実施形態を示す模式図
符号の説明
1 光断層画像化装置
3 光分割手段
4 合波手段
10 光プローブ
11 プローブ外筒
12 光ファイバ
14 固定部材
15 先端光学系
17 キャップ
17a 挿入部分
30 光源ユニット
40 干渉光検出手段
50、150 断層画像処理手段
51 干渉信号取得手段
52 干渉信号変換手段
53 干渉信号解析手段
54 断層画像生成手段
55、155 遮光領域検出手段
56、156 透過領域検出手段
IS 干渉信号
ISS 遮光干渉信号
L1 測定光
L2 参照光
L3 反射光
L4 干渉光
P 断層画像
PR 光透過領域
r(z) 断層情報
S 測定対象
SR 遮光領域
SRE 終了位置
SRS 開始位置

Claims (2)

  1. 光を射出する光源ユニットと、
    該光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    前記測定光を被検体内の測定対象まで導波する光プローブと、
    該光プローブにより導波された前記測定光が該測定対象に走査しながら照射されたときの該測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
    該合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、
    該干渉光検出手段により走査ライン毎に検出された前記干渉信号を用いて前記測定対象の断層情報を取得し、該断層情報を用いて前記測定対象の断層画像を取得する断層画像処理手段とを備え、
    前記光プローブが、
    被検体内に挿入される略円筒形のプローブ外筒であって先端がキャップにより閉塞されたプローブ外筒と、
    該プローブ外筒の内部空間に長手方向に配設された光ファイバと、
    該光ファイバの先端から出射した前記測定光を前記被検体内の前記測定対象に向けて偏向させる、前記プローブ外筒に対し回転可能な先端光学系とを備え、
    前記プローブ外筒が、前記先端光学系から射出される前記測定光を透過する前記光ファイバの回転方向に沿って形成された光透過領域と、前記先端光学系から射出される前記測定光を遮光する前記光透過領域の開始位置および終了位置に形成された遮光領域とを備え
    前記遮光領域が、前記キャップの前記プローブ外筒への挿入部分によって形成され、かつ、前記測定光を前記先端光学系側へ反射することにより遮光するものであり、
    前記光透過領域が、前記挿入部分の切り欠きによって形成されたものであり、
    前記断層画像処理手段が、
    前記干渉光検出手段により検出された前記干渉信号に基づいて、前記走査ライン毎に前記測定対象の断層情報を取得する干渉信号解析手段と、
    前記干渉信号の信号レベルが設定しきい値よりも大きいか否かを判定することにより、前記走査ライン毎の前記複数の干渉信号もしくは前記複数の断層情報のうち、前記遮光領域から取得された遮光干渉信号もしくは遮光断層情報を検出する遮光領域検出手段と、
    該遮光領域検出手段により検出された前記遮光干渉信号もしくは前記遮光断層情報を用いて、前記光透過領域から取得された前記干渉信号もしくは前記断層情報を検出する透過領域検出手段と、
    該透過領域検出手段により検出された前記光透過領域の前記干渉信号を用いて該光透過領域の断層画像を生成する断層画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする光断層画像化装置
  2. 前記断層画像生成手段が、前記透過領域検出手段において検出された前記光透過領域を構成する前記走査ライン数が設定走査ライン数よりも多いとき、前記光透過領域が前記設定ライン数からなるように前記走査ライン数の間引きを行い、前記走査ライン数が前記設定走査ライン数よりも少ないとき、前記光透過領域の前記走査ライン数が前記設定ライン数になるように前記走査ラインの補間する機能を有するものであることを特徴とする請求項記載の光断層画像化装置。
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