JP5429447B2 - 光断層画像測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、OCT(Optical Coherence Tomography)計測による光断層画像を取得する光断層画像測定装置に関するものである。
近年、生体の体腔内を観察する内視鏡装置として、照明光が照射された生体から反射した反射光を用いて生体の像を撮像し、モニタ等に表示する電子内視鏡装置が広く普及され様々な分野で利用されている。また多くの内視鏡は鉗子口を備え、この鉗子口から鉗子チャンネルを介して体腔内に導入されたプローブにより、体腔内の組織の生検や治療を行なうことができる。
上述した内視鏡装置として超音波を用いた超音波断層画像取得装置等が知られているが、その他に例えば低コヒーレンス光による光干渉を用いた光断層画像化装置が用いられることがある(特許文献1参照)。特許文献1の光断層画像化装置においては、光源から射出された低コヒーレンス光が測定光と参照光とに分割された後、測定光は測定対象に照射され、測定対象からの反射光が合波手段に導波される。一方、参照光は、測定対象内の測定深さを変更するために、光路長の変更が施された後に合波手段に導波される。そして、合波手段により反射光と参照光とが合波され、合波されたことによる干渉光がヘテロダイン検波等により測定される。
更に、測定光を測定対象に照射する際に、内視鏡の鉗子口から鉗子チャンネルを介して体腔内に挿入されるプローブが用いられている。プローブは、測定光を導光する光ファイバと、光ファイバの先端に配置された、測定光を直角に反射するミラーとを備えている。そして、このプローブから体腔内の測定対象に対し測定光を照射し、測定対象からの反射光を再びプローブの光ファイバを介して合波手段へ導波する。このとき、測定光および反射光と参照光との光路長が一致したときに干渉光が検出されることを利用して、参照光の光路長を変更することにより、測定対象に対する測定位置(測定深さ)が変更されるようになっている。これをOCT計測と呼ぶ。
ところで、体腔内にプローブを挿入してOCT計測を行う場合、プローブを使用後に消毒・洗浄等する必要があるため、プローブは光断層画像化装置の本体に対し着脱可能に設けることが望ましい。よって、光断層画像化装置に用いられるプローブを複数用意して、測定毎にプローブを付け替えることができるようになっている。
しかし、上述した複数のプローブの長さ、特に光ファイバの長さは製造誤差によるばらつきが生じているため、測定光および反射光の光路長が各プローブ毎に変わってしまうが、参照光の変更幅は一定の範囲に制限されている。結果として各プローブ毎に測定領域がずれてしまい、プローブを取り替える毎に測定領域がずれた状態で光断層画像が取得されてしまうという問題がある。そこで、特許文献1の技術では、プローブの個体ばらつきを補正するために、参照光路長変更手段を2つ設け、更にプローブファイバにID番号を振ってプローブ光路長管理を行っている。
一方、特許文献2の技術では、プローブ個体ばらつきによる測定範囲のズレを防止するために、プローブ内部(プローブ出射端など)にプローブ反射基準点を作り、そこからプローブ長を計測して、プローブ個体ばらつきを参照光路にて補正している。
特開2006−215005号公報 特開2003−172690号公報
しかるに、プローブ長が大きく変わってしまっては、干渉信号さえ確認できないため測定初期設定さえ困難となるという実情がある。よって、特許文献1の技術では、大きなプローブ個体ばらつきに対応することができず、また参照光路長変更手段を2つ必要とするため構成の複雑化をまねき装置も大きくなる。一方、特許文献2の技術では、付替える側のプローブ側に基準反射点を置くため、付け替えプローブの性能ばらつきやコスト高を招き、またプローブを付け替えた際には、いちいちプローブ長を測定して参照光路長を合わせる作業が必要となり、測定に手間取るという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成であって、広範囲なプローブ個体ばらつきに対応でき、しかも測定のための調整が容易である光断層画像測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の光断層画像測定装置は、
測定対象の光断層画像を取得する本体に、測定光を測定対象まで導波するプローブを着脱可能に取り付けて測定を行う光断層画像測定装置であって、
前記本体が、
低コヒーレンス光を射出する光源と、
該光源から射出された前記低コヒーレンス光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
複数の反射部を備え、前記光分割手段により分割された前記参照光をそれぞれの反射部で反射することにより、前記参照光に異なる光路長を与える光路体と、
前記プローブから前記測定光が前記測定対象に照射されたときの該測定対象からの反射光と、前記光路体の反射部で反射された前記参照光とを合波する合波手段と、
該合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、を有するものであり、
前記光路体は、前記複数の反射部による参照光の反射位置を変更する変更手段を備え、
前記反射位置を変更する変更手段は、少なくとも1つの反射部を参照光進行方向に移動する手段であり、
前記複数の反射部は、前記干渉光検出手段による測定可能範囲内に少なくとも1つの断層信号を検出可能となる光路長差を与えるように各反射部間の間隔が設定されており、
前記干渉光検出手段により検出された干渉光に基づいて前記測定対象に関して複数の断層信号が得られたとき、最も強度の強い断層信号を選択抽出して画像化することを特徴とする。
請求項2に記載の光断層画像測定装置は、請求項1に記載の発明において、前記測定対象の測定対象範囲がdnであるときに、前記複数の反射部からの反射光の光路長の差Δは、dnより大きいことを特徴とする。
本発明によれば、複数の反射部を備え、前記光分割手段により分割された前記参照光をそれぞれの反射部で反射することにより、前記参照光に異なる光路長を与える光路体を設けたので、付け替えたプローブの個体ばらつきが比較的大きくても、それに応じて最適な参照光の光路長を選択できるのでプローブを付け替えた際の調整を容易に行うことができる。
前記反射位置を変更する変更手段は、少なくとも1つの反射部を参照光進行方向に移動する手段であることを特徴とするので、光路長の変更を行う機構を簡単な構成で行うことができる。
前記複数の反射部は、前記干渉光検出手段による測定可能範囲内に少なくとも1つの断層信号を検出可能となる光路長差を与えるように各反射部間の間隔が設定されていることを特徴とするので、断層信号が測定範囲外に出てしまうことが抑制され、適切な測定を容易に行うことができる。
請求項に記載の光断層画像測定装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記光分割手段と前記反射部との間に、光量可変手段を設けたことを特徴とするので、光路長が変化することに応じて参照光の光量が変化した場合にも、前記光量可変手段を用いて、出力される参照光の光量を略一定と出来、それにより適切な測定を行うことができる。光量可変手段としては、例えばNDフィルタなどがある。
請求項に記載の光断層画像測定装置は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記光路体は、前記反射部としてハーフミラーと全反射ミラーとを有することを特徴とするので、ハーフミラーと全反射ミラーとを組み合わせることで、参照光の光路長を任意に変更できる。
請求項に記載の光断層画像測定装置は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記光路体は、前記反射部としての反射面を複数個備えたプリズムを有することを特徴とするので、プリズムを用いることで、参照光の光路長を任意に変更できる。
請求項に記載の光断層画像測定装置は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記光路体は、端面が垂直に裁断された複数の光ファイバを有することを特徴とするので、複数の光ファイバをつなぎ合わせた際に、その突き合わせ端面にハーフミラーの機能を持たせることで、参照光の光路長を任意に変更できる。また、ファイバ端面を薄膜コートすることで任意の光量を反射させるよう調整可能である。
請求項に記載の光断層画像測定装置は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記光路体の内部で、前記参照光が伝播する光路が分岐していることを特徴とするので、参照光の光路長を任意に変更できる。
本発明によれば、簡素な構成であって、広範囲なプローブ個体ばらつきに対応でき、しかも測定のための調整が容易である光断層画像測定装置を提供することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる光断層画像測定装置の外観模式図である。光断層画像測定装置1は、光コヒーレンストモグラフィー計測により測定対象の断層画像を取得する本体1Aと、該本体に着脱可能に取り付けられる、測定光を測定対象まで導波するプローブ10とを備えている。この本体1Aに用いられるプローブ10は複数用意されており、プローブ10を取り外して洗浄・消毒、または別プローブに付替えをおこなうことができるようになっている。
図2は、本実施の形態にかかる光断層画像測定装置の概略構成図である。ここではSS(Swept Source)−OCTの構成をとっている。光断層画像測定装置1の本体1Aは、低コヒーレント光Lを射出する光源SLDと、光源SLDから射出された低コヒーレント光Lを測定光L1と参照光L2とに分割する光分割手段BSと、光分割手段BSにより分割された測定光L1をプローブ10側に導くと共に、プローブ10側からの測定光L1を干渉光検出手段70に導く第1サーキュレータCLT1と、第1サーキュレータCLT1とプローブ10との間に形成され、プローブ10の着脱を可能とするコネクタCTと、測定対象Sまで測定光L1を導波するプローブ10と、光分割手段BSにより分割された参照光L2を光路体OPSに導くと共に、光路体OPS側からの参照光L2を干渉光検出手段70に導く第2サーキュレータCLT2と、第2サーキュレータCLT2と光路体OPSとの間に形成され、光路体OPSに向かって参照光L2を出射すると共に光路体OPSからの反射光L4を入射する出入射端OIと、光路体OPSと、プローブ10から測定光L1が測定対象Sに照射されたとき測定対象Sからの反射光L3と、光路体OPSからの反射光L4とを合波するカプラCPLと、カプラCPLにより合波された干渉光L3’と干渉光L4’とを検出する干渉光検出手段70とを有している。光源SLDは波長走査することが可能であり、これにより測定対象Sの奥行き情報を取得できる。尚、光源SLD、コネクタCT、出入射端OI、干渉光検出手段70の間は、光ファイバFB1〜FB4で連結され、光はその内部を伝播するようになっている。
ここで、光源SLDは、たとえばSLD(Super Luminescent Diode)やASE(Amplified Spontaneous Emission)等の低コヒーレント光を射出するレーザ光源からなっている。なお、光断層画像測定装置1は、体腔内の生体を測定対象Sとしたときの断層画像を取得するものであるため、測定対象S内を透過するときの散乱・吸収による光の減衰を最小限に抑えることができる、たとえば広スペクトル帯域の超短パルスレーザ光源等を用いるのが好ましい。
光分割手段BSは、たとえば2×2の光ファイバカプラからなっており、光源SLDから光ファイバFB1を介して導波された低コヒーレント光Lを、測定光L1と参照光L2に分割するようになっている。光分割手段BSは、2つの光ファイバFB2、FB3にそれぞれ光学的に接続されており、測定光L1は光ファイバFB2側により導波され、参照光L2は光ファイバFB3側に導波されるようになっている。
光ファイバFB2は、プローブ10に着脱可能に連結可能なコネクタCTに光学的に接続されており、測定光L1は、光ファイバFB2からコネクタCTを介してプローブ10へ導波されるようになっている。ここで、図3はプローブの先端部分10Aを示す断面図であり、図1と図3を参照してプローブ10について説明する。
プローブ10は、たとえば鉗子口から鉗子チャンネルを介して体腔内に挿入されるものであって、コネクタCT(図4)により回転駆動ユニット30(図5)に対して着脱可能に取り付けられている。図3において、プローブ10は、チューブ11と、チューブ11内に収容された光ファイバFB10と、光ファイバFB10を導波した測定光L1を測定対象Sに向かって射出するためのプリズム17と備えている。チューブ11はたとえば樹脂等の可撓性を有し、かつ光透過性を有する物質からなっており、チューブ11の先端部分にはチューブ11内を封止するためのキャップ12が固定されている。
チューブ11内にはフレキシブルシャフト13が収容されており、このフレキシブルシャフト13内に光ファイバFB10が収容されている。フレキシブルシャフト13は、たとえば金属線材を螺旋状に巻回した2重の密着コイルからなるものであって、各密着コイルはそれぞれ巻回方向が反対なるように巻回されている。
フレキシブルシャフト13の先端および光ファイバFB10の先端は基台14の一端側14aにそれぞれ固定されており、基台14の他端側14bにはプリズム17が固定されている。また、基台14内にはフェルール15および屈折率分散レンズ(Gradient Index Lens)16が収容されている。よって、光ファイバFB10から射出した測定光L1はフェルール15および屈折率分散レンズ16に導波されてプリズム17に入射されることになる。
プリズム17は光ファイバFB10内において導波された測定光L1をチューブ11の側壁面11a側に射出し、よって測定光L1は、チューブ11を透過して測定対象に照射されるようになっている。同時に、プリズム17は測定光L1の照射による測定対象Sからの反射光L3を受光し、光ファイバFB10側に射出するようになっている。
ここで、フレキシブルシャフト13および光ファイバFB10はチューブ11に対し矢印R方向に回転可能に設けられており、フレキシブルシャフト13および光ファイバFB10の回転に伴い基台14およびプリズム17も矢印R方向に回転するようになっている。したがって、プリズム17から射出される測定光L1は矢印R方向に回転しながら測定対象Sに対し照射されることになる。これにより、体腔内において回転方向(ラジアル方向)の光断層画像の取得が可能となる。
図4はプローブ10のコネクタCTの一例を示す断面図である。コネクタCTは、プローブ10を回転駆動ユニット30に対し着脱可能に取り付ける機能を有し、回転駆動ユニット30に固定されるカバー19と、カバー19内に収容された固定スリーブ20と、固定スリーブ20に対して回転可能に設けられた回転筒22と、回転筒22と回転駆動ユニット30のロータリコネクタ32とを固定するための接続リング23とを備えている。カバー19は、回転駆動ユニット30の筐体31に固定されるものであって、固定スリーブ20に対してスライドするように設けられている。一方、固定スリーブ20は、固定部材21によりカバー19に固定されるようになっている。
回転筒22は固定スリーブ20に対しベアリング22aを介して回転可能に保持されている。また回転筒22はフレキシブルシャフト13と固定されており、回転筒22が回転することによりフレキシブルシャフト13が回転するようになっている。また回転筒22には接続リング23が接続されており、接続リング23の内側にはねじ山が形成されている。そして、接続リング23がロータリコネクタ32に固定されることにより、回転筒22がロータリコネクタ32に同期して回転するようになっている。回転筒22内にはフェルール24が収容されており、フェルール24を介して光ファイバFB10と回転駆動ユニット30側の光ファイバFB2とが光学的に接続されるようになっている(図示せず)。
図5は回転駆動ユニット30の一例を示す断面図である。図5の回転駆動ユニット30は、チューブ11内の光ファイバFB10およびプリズム17を矢印R方向に回転させるものであって、コネクタCTが挿入されるコネクタ挿入口31aが形成された筐体31と、コネクタ挿入口31aから突出した、コネクタCTに接続されるロータリコネクタ32と、ロータリコネクタ32を回転させるモータ35とを有している。ロータリコネクタ32はギア33と同期して回転するものであって、ギア33はモータ35の回転軸に固定されたギア34に接続されている。そしてモータ35が駆動することによりギア33、34を介してロータリコネクタ32が回転するようになっている。また、回転駆動ユニット30にはストッパ36が設けられており、ストッパ36が押されてギア33に接触することにより、ロータリコネクタ32が回転するのを抑止できるようになっている。
ここで、図2から図5を参照してプローブ10および回転駆動ユニット30の動作例について説明する。まず、回転駆動ユニット30においてモータ35が駆動するとロータリコネクタ32が回転し、これに接続されているプローブ10の回転筒22が回転する。さらに、回転筒22に固定されているフレキシブルシャフト13が回転することにより、光ファイバFB10およびプリズム17が矢印R方向に回転する。これにより、プリズム17から射出される測定光L1が矢印R方向に回転しながら測定対象Sに照射されるようになる。ここで、上述したように、フレキシブルシャフト13はそれぞれ巻回方向が逆の2つの密着コイルからなっているため、いずれの方向に回転させたときであっても、その回転力を先端の基台14まで伝達することができる(図4参照)。
図2に示す光路体OPSは、出入射端OIから出射される発散光状態の参照光L2を平行光束に変換するカップリングレンズCLと、光量可変手段であるNDフィルタNFと、参照光L2をミラー付きファイバMFBの入射端部に集光する集光レンズCNLと、ミラー付きファイバMFBとを有している。ミラー付きファイバMFBは、入射端部より等間隔で配置された複数のハーフミラー(HM1〜HM3)と、奥側の端部に配置された全反射ミラーAMとを有する。
カプラCPLは、2×2の光ファイバカプラからなり、光路体OPSで反射された反射光L4と、測定対象Sからの反射光L3とを合波し、50:50の割合で分割し、干渉信号の信号強度をπだけ互いにシフトして2つの干渉光L3‘、L4’を干渉光検出手段70側に射出するようになっている。
干渉光検出手段70は、干渉信号の干渉成分のみを選択的に検出するように差分検出を行っている。具体的には、測定光L1の全光路長と、反射光L3の全光路長との合計(以下、測定光路長ということがある)が、参照光L2の全光路長と、反射光L4の全光路長との合計(以下、参照光路長ということがある)と、およそ等しいときもしくは2つの光路長差が可干渉距離にあるときに2つの光波は干渉を起こすが、光源SLDの波長を走査することで干渉信号に干渉成分に起因するビート信号が発生する。50:50のカプラを通過することで干渉信号のビート信号の位相がπずれるため、この2つの信号の差分を取ると干渉信号の干渉成分つまりビート信号のみを選択的に検出でききそれ以外の信号を差し引きする事ができるので精度良く測定対象の奥行き情報を得ることができる。信号処理手段100により干渉信号を信号処理することで測定物の断層信号を得ている。なお、ここでは光干渉検出手段70は差分検出を行っているが、干渉信号の干渉成分効率的に取得するための手法の1つであるので、差分検出せずに干渉信号そのものを検出して信号処理をする構成をとっても構わない。
光断層画像測定装置1の動作につて説明する。図2において、光源SLDから射出された低コヒーレント光Lは、光ファイバFB1の内部を伝播し、光分割手段BSで測定光L1と参照光L2とに分割される。光分割手段BSにより分割された測定光L1は、光ファイバFB2の内部を伝播し、第1サーキュレータCLT1を通過し、コネクタCTを介してプローブ10から測定対象Sに照射される。測定対象Sからの反射光L3は、再びプローブ10,コネクタCTを介して戻り、第1サーキュレータCLT1で進行方向を変えられて、光ファイバFB4に沿ってカプラCPLに向かう。一方、光分割手段BSにより分割された参照光L2は、光ファイバFB3の内部を伝播し、第2サーキュレータCLT2を通過し、その出入射端OIから光路体OPSに照射される。参照光L2は、光路体OPS内で、カップリングレンズCL、NDフィルタNFを通過し、集光レンズCNLで、ミラー付きファイバMFBの入射端に集光された参照光L2は、ハーフミラーHM1〜HM3と全反射ミラーAMとで反射され、光路長が異なる反射光L4となって、再びミラー付きファイバMFBの入射端から出射し、集光レンズCNL、NDフィルタNF,カップリングレンズCLを通って、光路体OPSから出射する。光路体OPSから出射した反射光L4は、再び出入射端OIから入射して戻り、第2サーキュレータCLT2で進行方向を変えられて、光ファイバFB5に沿ってカプラCPLに向かう。カプラCPLにより合波された反射光L3’と反射光L4’とは、干渉光検出手段70で差分をとられて処理され、それに応じた干渉信号を生じさせることとなる。
図6は、OCT測定の原理について説明する為の概略図である。具体的に、図6を参照してTD(Time Domain)−OCT測定の原理について説明する。図6において、光源SLDから出射された低コヒーレンス光は、光分割手段BSで分割されて、測定光L1は測定対象Sに向かい、その反射光L3は光分割手段BSに再度戻る。一方、光分割手段BSで分割された参照光L2はミラーMRRに向かい、その反射光L4は光分割手段BSに再度戻る。反射光L3とL4が光分割手段BSで合波され、合波された光は検出器170へ向かい検出される。ここで、測定光L1は、測定対象Sの内部組織の屈折率差に従い、異なる奥行き方向の位置で反射光L3を生じる。即ち、反射光L3は、異なる光路長で伝播した複数の光を含んでいることとなる。参照光の反射ミラーMRRを光軸方向に移動させて、参照光L2と反射光L4の全光路長がほぼ一致するところで測定対象物Sから反射してきた反射光L3とミラーから反射してきた光L4とで干渉が起こり、測定対象の奥行き情報を取得できる。干渉信号は光検出手段170で検出し、信号処理をすることで図7に示すように、内部組織の深さ方向の屈折率境界面に応じたピークの異なる断層信号WSを得ることができる。かかる断層信号WSに基づいて画像処理を行えば内部組織の断層画像などを形成することができる。
しかるに、図7にて点線で示す測定可能範囲MRGは、測定対象Sの奥行き方向の測定可能範囲に相当し、ミラーMRRの位置や、測定対象内部における測定光の吸収率や測定光のコヒーレント長等によってその位置や範囲が決定されるものであり、検出されるべき断層信号WSが測定可能範囲MRGからはずれていると、干渉信号を検出することができないという問題がある(図7(a)参照)。これに対し、反射部としてのミラーMRRを参照光進行方向に移動する手段(例えば不図示のアクチュエータ等の変更手段)により、図6に示すミラーMRRを移動させて、参照光L2と、その反射光L4の光路長の和を変更すれば、測定可能範囲MRGが移動するので、断層信号WSを捉えることで、内部組織の適切な画像を形成できる。
ここで、上述したようにプローブ10は光ファイバFB10を有しており、回転駆動ユニット30に対して着脱可能な構成を有している。この光ファイバFB10の長さFBLはどのプローブ10であって規定の長さを有するように製造されているが、光ファイバFB10の長さにはたとえば数mm単位の製造誤差によるばらつきが生じている。もしくはコネクタCTの長さについても同様に数mm単位の製造誤差によるばらつきが生じている場合もある。
一方、OCT計測においては、数μm単位での計測を行うものであり、光ファイバFB10の製造誤差はOCT測定装置にとっては大きいものになってしまう。1つのプローブ10が1つの光断層画像測定装置1のみに使用されるものであれば、光断層画像測定装置1の組立時に光ファイバFB10の製造誤差を含めて光路長を管理することができる。しかし、実際には診察毎にプローブ10を洗浄もしくは使い捨てである必要が生じるために、複数のプローブ10を使用する必要があり、プローブ10が取り換えられる度に測定光L1および反射光L3の光路長がずれてしまう。その結果、プローブ10が取り替えられる毎に測定領域の異なる光断層画像が取得されてしまうことになる。
そこで、本実施の形態においては、光路体OPSに、複数のハーフミラーHM1〜HM3と、全反射ミラーAMを設けることで、かかる問題を解消している。図8は、光路体OPSの一部を概略的に示しているが、光ファイバは省略している。ここで、ハーフミラーHM1〜HM3と全反射ミラーAMとは、等間隔Δで配置されているものとする。参照光L2が光路体OPSに入射すると、ハーフミラーHM1〜HM3と全反射ミラーAMのそれぞれで反射して反射光L4を生じる。しかしながら、ハーフミラーHM1で反射した反射光L4は、ハーフミラーHM2で反射した反射光L4に対して光路長がΔ(往復光路長で2・Δ)だけ短く、ハーフミラーHM2で反射した反射光L4は、ハーフミラーHM3で反射した反射光L4に対して光路長がΔ(往復光路長で2・Δ)だけ短く、ハーフミラーHM3で反射した反射光L4は、全反射ミラーAMで反射した反射光L4に対して光路長がΔ(往復光路長で2・Δ)だけ短くなる。
このように、光路長が異なった測定光L2の反射光L4を、測定光L1の反射光L3と干渉させると、測定物の奥行き方向に複数の断層信号が生じることとなる。これを、図を参照して説明する。
図9(a)で、測定物の奥行き方向におけるZ=0に、n番目のミラー位置基準があるとし、n番目のハーフミラーと測定対象からの反射光による断層信号をWSn、n+1番目のハーフミラーと測定対象からの反射光による断層信号をWS(n+1)とする。即ち複数の反射部としてのミラーは、測定可能範囲内に少なくとも1つの断層信号を検出可能となる光路長差を与えるように各ミラー間の間隔が設定されている。ここで、図9(b)に示すように、n番目のミラー反射点とn+1番目のミラー反射点の光路長差をΔとおくと、断層信号WSnと断層信号WS(n+1)の奥行き方向の位置の差(最大ピーク位置の差とする)もΔとなる。ここで、測定可能範囲MRGが図のような範囲にあると、断層信号WSnと断層信号WS(n+1)が信号として検出され、測定対象位置から遠い断層信号WS(n+1)は信号強度が小さくなる。断層信号WSnと断層信号WS(n+1)がそれぞれ測定対象の断層信号であり、この場合強度の強い断層信号WSnを選択抽出し画像化すればよい。また、図2に示す光路体OPS(ここでは集光レンズCNLから全反射ミラーAMまで)を、光路方向に沿って一体的に移動させれば、断層信号WSnが左右に移動し、断層信号の強度や分解能が最適になるような位置まで移動することが出来る。更に、測定可能範囲MRGがΔより長いため、プローブ長の誤差があっても測定対象Sからの反射光は、参照ミラーからの反射光のうちのいずれかと干渉信号を生成するので信号を見失うことは無い。但し、測定対象の測定対象範囲がdnであるとすると、断層信号WSnと断層信号WSn+1の信号が、区別可能な程度に分離されている必要があるので、Δがdnより大きいことが望ましい。さらに検出器で検出した干渉信号を信号処理する時にフーリエ変換を行う場合がある。この時断層画像は位相共役な2つの信号を生成することになる。その場合n番目のハーフミラーの反射点からΔ後方に位置しさらに測定対象Sの後方に位置するn−1番目のハーフミラー(図示せず)からの断層信号を考えた場合、断層信号WSn−1(図示せず)とそれと位相共役な断層信号WSn−1’(図示せず)の2つとなり、位相共役な断層信号WSn−1’とも断層信号Wsnと区別する必要がある。この場合はΔが2×dnより大きいことが望ましい。
また、測定光路長が参照光路長と非常に離れているとき、具体的には可干渉距離より離れているもしくは検出サンプリング数からはずれているときなどは、断層信号が検出されない。断層信号が検出可能である測定光路長と参照光路長との最大光路長差が測定可能範囲MRGであるから、もしn番目とn+1番目のミラー面の光路長差が測定可能範囲MRG以上のとき、ミラー位置によっては測定対象の断層信号が検出できない恐れがある。断層信号が検出されないと、測定光路長と参照光路長を信号が無い状態から再度信号を検出するためにミラー位置を無作為に調整する必要が出てくるので信号を検出するのに手間がかかってしまう。断層信号を常に検出するためには、異なる参照面同士の光路長差Δは測定可能範囲MRG以下である必要があるので、この条件を満たすことが望ましい。
このように、複数のプローブ10を取り替えて使用するとき、各プローブ10毎の長さのばらつきによる測定光L1および反射光L3の光路長にばらつきが生じた場合であっても、本実施の形態によれば断層信号が複数生じることから、必ず断層信号を検出することができる。また、光路体OPSを一体で移動して微調整を行うことで、いずれかの断層信号を迅速に且つ容易に捉えることができる。尚、明らかであるが、参照光がハーフミラーを通過する毎に光量が低下するので、光路長の長い反射光の強度が低下することとなり、測定光との強度バランスが悪化して測定に影響を与える恐れがある。そこで、本実施の形態では、光量可変手段としてNDフィルタNFを設けており、測定時に光路長が短い参照光を用いる場合には光量を大きく低下させ、光路長が長い参照光を用いる場合には光量の低下を少なくするように調整することで、測定光との強度バランスを維持している。また、ハーフミラー同時の多重反射を利用して複数参照光路分離を行ってもよい。
図10は、光路体OPSの変形例を示す図である。変形例にかかる光路体OPSは、内部等間隔(Δ)に配置された光路分岐用の複数のハーフミラー面HMP1〜HMP3と、全反射ミラー面AMPとを有するプリズムPRと、ミラーMRRを有している。プリズムPRの内部反射面(ハーフミラー面HMP1〜HMP3及び全反射ミラー面AMP)と、ミラーMRRとの間隔をLとする。本変形例でも同様に、参照光L2がプリズムPRに入射すると、ハーフミラー面HMP1〜HMP3と全反射ミラー面AMPのそれぞれで反射して反射光L4を生じる。ハーフミラー面HMP1を通過しミラーMRRで反射した反射光L4は、ハーフミラー面HMP1で反射しハーフミラー面HMP2で反射しミラーMRRで反射した反射光L4に対して光路長がΔ(往復光路長で2・Δ)だけ短く、又ハーフミラー面HMP1で反射しハーフミラー面HMP2を通過しハーフミラー面HMP3で反射しミラーMRRで反射した反射光L4に対して光路長が2・Δ(往復光路長で4・Δ)だけ短く、又ハーフミラー面HMP1で反射しハーフミラー面HMP2を通過しハーフミラー面HMP3を通過し全反射ミラー面AMPで反射しミラーMRRで反射した反射光L4に対して光路長が3・Δ(往復光路長で6・Δ)だけ短くなる。更に、本変形例では、プリズムPRに対してミラーMRRを移動させることで、参照光の光路長を任意の値に設定できる。この場合、プリズムPRは固定していても良い。
図11は、光路体OPSの別な変形例を示す図である。変形例にかかる光路体OPSは、ハーフミラーを設ける代わりに、PCコネクタPCTで光ファイバFBの端部同士を直列に連結している。いずれの光ファイバFBの端面も軸線に直角に切断(裁断)されている。終端に全反射ミラーAMが配置されている点は同様である。本変形例では、PCコネクタPCTで連結された複数の光ファイバFBの端面がハーフミラーの機能を果たすので、上述した実施の形態と同様に、異なる参照光の光路長を与えることができる。尚、光ファイバFBの端面に半透明膜を成膜しても良い。
尚、本発明は、TD(Time Domain)−OCT測定、FD(Fourier Domain)−OCT測定のいずれにも適用可能であり、光学系の構成はこれら干渉信号を検出できるものであれば実施例の構成でなくともよい。また、これらの複数の参照ミラーの最終ミラーは全反射ミラーでなくともよい。
光断層画像測定装置の好ましい実施の形態を示す外観模式図である。 本発明の光断層画像測定装置の好ましい実施の形態を示すブロック図である。 図1の光断層画像測定装置におけるプローブの先端部分の一例を示す断面図である。 図1の光断層画像測定装置におけるプローブのコネクタの一例を示す断面図である。 図1の光断層画像測定装置における回転駆動ユニットの一例を示す断面図である。 OCT測定の原理について説明する為の概略図である。 縦軸に信号強度を取り、横軸に測定対象の奥行き長さをとって示す測定対象の奥行き断層信号の図である。 光路体OPSの一部を示す概略図である。 (a)は、縦軸に信号強度を取り、横軸に測定対象の奥行き長さをとって示す本実施の形態にかかる測定対象の奥行き断層信号の図である。(b)は、n+1番目のミラーと、n番目のミラーとで反射する参照光と、測定対象から反射する測定光との関係を示す図である。 変形例にかかる光路体OPSの一部を示す概略図である。 変形例にかかる光路体OPSの一部を示す概略図である。
符号の説明
1 光断層画像測定装置
1A 本体
10 プローブ
70 干渉光検出手段
100 駆動制御手段
AM 全反射ミラー
AMP 全反射ミラー面
BS 光分割手段
CLT1 第1サーキュレータ
CLT2 第2サーキュレータ
CNL 集光レンズ
CL カップリングレンズ
CPL カプラ
CT コネクタ
FB 光ファイバ
FB10 光ファイバ
FB1〜FB5 光ファイバ
HM1〜HM3 ハーフミラー
HMP1〜HMP3 ハーフミラー面
L 低コヒーレント光
L1 測定光
L2 参照光
L3 測定光の反射光
L4 参照光の反射光
MFB ミラー付きファイバ
MRG 測定可能範囲
MRR ミラー
NF NDフィルタ
OI 出入射端
OPS 光路体
PCT コネクタ
PR プリズム
S 測定対象
SLD 光源

Claims (7)

  1. 測定対象の光断層画像を取得する本体に、測定光を測定対象まで導波するプローブを着脱可能に取り付けて測定を行う光断層画像測定装置であって、
    前記本体が、
    低コヒーレンス光を射出する光源と、
    該光源から射出された前記低コヒーレンス光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    複数の反射部を備え、前記光分割手段により分割された前記参照光をそれぞれの反射部で反射することにより、前記参照光に異なる光路長を与える光路体と、
    前記プローブから前記測定光が前記測定対象に照射されたときの該測定対象からの反射光と、前記光路体の反射部で反射された前記参照光とを合波する合波手段と、
    該合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、を有するものであり、前記光路体は、前記複数の反射部による参照光の反射位置を変更する変更手段を備え、
    前記反射位置を変更する変更手段は、少なくとも1つの反射部を参照光進行方向に移動する手段であり、
    前記複数の反射部は、前記干渉光検出手段による測定可能範囲内に少なくとも1つの断層信号を検出可能となる光路長差を与えるように各反射部間の間隔が設定されており、
    前記干渉光検出手段により検出された干渉光に基づいて前記測定対象に関して複数の断層信号が得られたとき、最も強度の強い断層信号を選択抽出して画像化することを特徴とする光断層画像測定装置。
  2. 前記測定対象の測定対象範囲がdnであるときに、n番目と(n+1)番目の前記反射部からの反射光の光路長の差Δは、dnより大きいことを特徴とする請求項1に記載の光断層画像測定装置。
  3. 前記光分割手段と前記反射部との間に、光量可変手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光断層画像測定装置。
  4. 前記光路体は、前記反射部としてハーフミラーと全反射ミラーとを有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光断層画像測定装置。
  5. 前記光路体は、前記反射部としての反射面を複数個備えたプリズムを有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光断層画像測定装置。
  6. 前記光路体は、端面が垂直に裁断された複数の光ファイバを有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光断層画像測定装置。
  7. 前記光路体の内部で、前記参照光が伝播する光路が分岐していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光断層画像測定装置。
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