JP2001126274A - フォーカス誤差信号検出装置およびフォーカス誤差信号検出方法 - Google Patents

フォーカス誤差信号検出装置およびフォーカス誤差信号検出方法

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JP2001126274A JP30613699A JP30613699A JP2001126274A JP 2001126274 A JP2001126274 A JP 2001126274A JP 30613699 A JP30613699 A JP 30613699A JP 30613699 A JP30613699 A JP 30613699A JP 2001126274 A JP2001126274 A JP 2001126274A
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Tsutomu Matsui
勉 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルナイフエッジ法でフォーカス誤差信号
を検出し、温度変化に対するフォーカス零クロスの変動
が少ないフォーカス誤差信号検出装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク6で反射した反射光は、入射
経路と同経路を戻り、コリメータレンズ2を通過後に偏
光ビームスプリッタ7によって90度偏向する。偏光ビ
ームスプリッタ7にて90度偏向した後に、光は、直線
上に配置されたダブルフーコプリズム8および凹レンズ
9を進み、フォーカス誤差信号検出センサ15に到達す
る。フォーカス誤差信号検出センサ15は、ダブルフー
コプリズム8によって分割された光を4分割センサで受
光し、ダブルナイフエッジ法でフォーカス誤差信号を検
出する。90度の偏向は一カ所でしか発生しないので、
温度が変化してもフォーカス零クロスの変動を減少させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのラン
ドやグルーブへの情報記録および情報再生を行う光ヘッ
ドに適用されるフォーカス誤差信号検出装置およびフォ
ーカス誤差信号検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置が光ディスクに対して情
報の記録再生を行う場合、光ディスクの反り等の種々の
原因により、レンズと光ディスク間の距離とレンズの焦
点深度との差、すなわちフォーカス誤差が生じるという
問題がある。レンズと光ディスク間の距離をレンズの焦
点深度内に収めるためには、フォーカス誤差を検出する
必要がある。従来の技術では、フォーカス誤差検出法と
してダブルナイフエッジ法や非点収差法が用いられてき
た。
【0003】ダブルナイフエッジ法と非点収差法とを比
較した場合、非点収差法にはランドとグルーブのビット
エラーレート特性の差が大きいという問題がある。ま
た、フォーカス誤差信号を検出する際、光がランドおよ
びグルーブからなる溝をクロスして走査するとフォーカ
ス誤差信号にノイズが入ってしまうという欠点もあっ
た。この非点収差法の問題点を排するため、従来は図4
に示すような構成によってダブルナイフエッジ法を採用
してフォーカス誤差信号を検出していた。以下、従来の
構成について説明する。
【0004】光源であるレーザ1から出射された光は、
コリメータレンズ2により平行光となる。この平行光
は、くさびプリズム31と偏光ビームスプリッタ32と
により構成される複合プリズムおよび1/4波長板4を
通過する。この光は、対物レンズ5により光ディスク6
で合焦する。
【0005】光ディスク6で反射した光は、入射経路と
同経路を戻るが、複合プリズムの偏光ビームスプリッタ
32で90度偏向して、以降は入射経路とは異なる経路
を進む。この光は、集束レンズ33によって集束され、
ビームスプリッタ34に至る。ビームスプリッタ34、
35は、ハーフミラーである。光は、ビームスプリッタ
34において直進する光と90度偏向する光とに分岐す
る。トラッキング誤差信号検出センサ17は、この直進
する光を受光し、トラッキング誤差信号を検出する。
【0006】ビームスプリッタ34で偏向した光は、ダ
ブルフーコプリズム8を通過する。ダブルフーコプリズ
ム8は、図5に示すように、2つの平板を組み合わせた
ものである。平板ではなくプリズムを組み合わせたもの
であってもよい。各平板(または各プリズム)は面を光
軸に対し逆向きに傾けるように配置される。また、2つ
の平板(またはプリズム)は、光軸上にて接合される。
ダブルフーコプリズム8は、光を二本の半円形のビーム
に分割し、分割された各ビームは凹レンズ9において偏
向する。
【0007】この光は、ビームスプリッタ35におい
て、直進する光と90度偏向する光とに分岐する。RF
センサ16は、この直進する光を受光し、RF信号を検
出する。また、フォーカス誤差信号検出センサ15は、
90度偏向した光を4分割センサで受光し、各センサの
出力によりフォーカス誤差信号を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなダブルナイ
フエッジ法でフォーカス誤差信号を検出すれば非点収差
法におけるランドとグルーブのビットエラーレート特性
の差等の問題はないが、温度変化に対するフォーカス零
クロスの変動が大きいという問題がある。
【0009】フォーカス零クロスの定義を以下に説明す
る。フォーカス誤差を検出する4分割センサの各センサ
の出力をA、B、C、Dとする。ここで、AとC、Bと
Dがそれぞれ対角のセンサ出力である。ある位置にビー
ムを照射したときのA−B、C−Dというセンサ出力の
差を考えると、A−B、C−Dは、4分割センサに照射
されるビームの中心位置が変わるにしたがい変化する。
A−B、C−Dが等しく、かつ、A−B、C−Dいずれ
も0である場合、4分割センサの中心とビーム中心位置
が重なっていることを示す。この位置からビーム中心位
置または4分割センサがずれると、A−B、C−Dが0
でなく別の値で等しくなる。この値をJとする。また、
センサ出力の差が変化する場合の変化の片側振幅をKと
する。ここで、(J/K)×100がフォーカス零クロ
スである。なお、フォーカス零クロスの単位はパーセン
トである。
【0010】図4に示す構成では、偏光ビームスプリッ
タ32、ビームスプリッタ34、35の各光学部品で光
を90度偏向させている。すなわち、光ディスク6で反
射した光は、フォーカス誤差信号検出センサ15に到達
するまでに、三回偏向する。このため、集束ビームが小
さいダブルナイフエッジ法では、各光学部品に温度変化
による傾きが生じることによって、フォーカス零クロス
が大きく変動してしまう。
【0011】例えば、温度変化によって偏光ビームスプ
リッタ32が1秒、すなわち1/3600度傾くと、フ
ォーカス誤差信号検出センサ15上でビーム照射位置は
0.5μm変化する。この結果、フォーカス零クロスは
10%変動してしまう。また、−10℃から50℃まで
の温度変化において、フォーカス誤差信号検出センサ1
5上でのビーム照射位置は±2.8μmの範囲で変化し
た。このとき、フォーカス零クロスは、±40%の範囲
で変動した。
【0012】温度変化のためフォーカス零クロスが大き
く変動すると、フォーカス誤差信号の感度が劣化し、フ
ォーカスサーボゲインが劣化し、またフォーカスオフセ
ットが温度によって変化してしまう。したがって、フォ
ーカス零クロスが大きく変動する場合、フォーカス誤差
信号検出装置は、戸外で使用する光ディスクカメラ装置
等には適用できない。
【0013】本発明は、温度変化によるフォーカス零ク
ロスの変動が少ないフォーカス誤差信号検出装置および
フォーカス誤差信号検出方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるフォーカス
誤差信号検出装置は、光源から出射され光ディスクに集
束された光の光ディスクからの反射光について、光源か
ら出射された発散光を平行光とし光ディスクからの反射
光を集束光とする光変換部と、入射経路と同経路を戻る
反射光の経路を光源と光変換部との間で入射経路から分
岐させる第一分岐部と、第一分岐部で分岐した光をダブ
ルフーコプリズムによって二分割して進ませる光分割部
と、光分割部から向けられた分割後の各光を4分割セン
サを構成する二つずつのセンサで受光し対角をなす二組
のセンサの出力の差としてフォーカス誤差信号を検出す
るフォーカス誤差信号検出部とを備え、第一分岐部と光
分割部とフォーカス誤差信号検出部とを直線上に配置す
ることを特徴とする。
【0015】光変換部は、例えば、コリメータレンズを
用いる構成である。また、第一分岐部は、例えば、偏光
ビームスプリッタやハーフミラーを用いて光を分岐させ
る構成である。また、ダブルフーコプリズムは、例え
ば、平板を用いたダブルフーコプリズムである。このよ
うな構成によれば、各部の構成を簡易化することができ
る。
【0016】また、光分割部によって分割された光をフ
ォーカス誤差信号検出部への入射経路とは異なる経路に
分岐させる第二分岐部と、第二分岐部で分岐した光をさ
らに二経路に分岐させる第三分岐部と、第三分岐部で分
岐した一方の光によってRF信号を検出するRF信号検
出部と、第三分岐部で分岐した他方の光によってトラッ
キング誤差信号を検出するトラッキング誤差信号検出部
とを備えた構成であってもよい。このような構成によれ
ば、温度変化によってフォーカス零クロスが変化せず、
フォーカス誤差信号の感度が劣化しない状態で、RF信
号やトラッキング誤差信号を検出することができる。
【0017】トラッキング誤差信号検出部は、例えば、
プッシュプル法によってトラッキング誤差を検出する構
成である。このような構成によれば、容易にトラッキン
グ誤差を検出することができる。
【0018】また、本発明によるフォーカス誤差信号検
出方法は、光源から出射され光ディスクに集束された光
の光ディスクからの反射光について、入射経路と同経路
を戻る反射光を集束させ、集束した反射光を入射経路か
ら分岐させ、分岐した光を直線的に進ませ、分岐した光
をダブルフーコプリズムによって二分割し、分割後の各
光を4分割センサを構成する二つずつのセンサで受光し
対角をなす二組のセンサの出力の差としてフォーカス誤
差信号を検出することを特徴とする。反射光の経路にお
いて光が偏向する回数を減らしているので、温度変化に
よるフォーカス零クロスの変動を減少させることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるフォーカス
誤差信号検出装置の実施の一形態を示す構成図である。
光源であるレーザ1から出射された光は、偏光ビームス
プリッタ7を通過し、コリメータレンズ2により平行光
となる。この平行光は、くさびプリズム3によってビー
ム整形され、1/4波長板4を通過する。この光は、対
物レンズ5により光ディスク6で合焦する。
【0020】光ディスク6で反射した光は、入射経路と
同経路を戻る。すなわち、光ディスク6の反射光は、対
物レンズ5、1/4波長板4、くさびプリズム3、コリ
メータレンズ2という経路を戻る。コリメータレンズ2
によって集束される光は、偏光ビームスプリッタ7にお
いて90度偏向し、以降は入射経路とは異なる経路を進
む。
【0021】偏光ビームスプリッタ7で偏向した光は、
ダブルフーコプリズム8を通過する。ダブルフーコプリ
ズム8の構成は、従来の技術で用いたダブルフーコプリ
ズムと同様である。図1および図5は、光軸に対して傾
いた平板を接合したダブルフーコプリズムを用いた場合
を示している。ダブルフーコプリズム8は、光を二本の
半円形のビームに分割し、分割された各ビームは凹9レ
ンズにおいて偏向する。しかし、この偏向は、偏光ビー
ムスプリッタ7で生じる偏向のように大きくなく、光は
ダブルフーコプリズム8と凹レンズ9を直線的に進む。
【0022】ダブルフーコプリズム8において分割され
凹レンズ9を通過した光は、複合プリズム10に到達す
る。複合プリズム10は、複数のハーフミラー部を備え
た構成である。到達した光は、第一のハーフミラー部で
偏向せずに直進する光と90度偏向する光とに分岐す
る。
【0023】複合プリズム10において偏向せず直進し
た光は、フォーカス誤差信号検出センサ15に受光され
る。フォーカス誤差信号検出センサ15は、偏光ビーム
スプリッタ7、ダブルフーコプリズム8、および凹レン
ズ9と同一の直線上に配置される。図2に、フォーカス
誤差信号検出センサ15が光を受光する状況を示す。図
2では、ダブルフーコプリズム8で分割される各ビーム
の形状を便宜的に三角形として表している。フォーカス
誤差信号検出センサ15は、光を受光しダブルナイフエ
ッジ法によりフォーカス誤差を検出する。
【0024】ダブルナイフエッジ法によりフォーカス誤
差信号を検出するために、偏光ビームスプリッタ7にて
90度偏向した光は、ダブルフーコプリズム8で分割さ
れている。フォーカス誤差信号検出センサ15は、4分
割センサによって構成され、分割された光を受光する。
4分割センサを構成する各センサの出力をA、B、C、
Dとする。ここで、AとC、BとDがそれぞれ対角のセ
ンサ出力である。
【0025】4分割センサを構成する各センサは、隣接
する二つが組をなす。分割された光は、それぞれ別の組
のセンサに向かって進む。例えば、図2では、分割され
た一方の光が、A、Bを出力するセンサの組に向かって
進み、他方の光はC、Dを出力するセンサの組に向かっ
て進む。分割された光がともに、同じ組のセンサに向か
って進むことはない。
【0026】フォーカス誤差信号検出センサ15は、図
2に示すような光を受け、フォーカス誤差信号FEを、
各センサの出力を用いてアナログ増幅器のマトリクス回
路により求める。FEは、対角をなす二組のセンサの出
力の差であり、FE=(A+C)−(B+D)として求
められる。
【0027】複合プリズム10で、フォーカス誤差信号
検出センサ15へ進む光から分岐した光は、複合プリズ
ム内を進み第二のハーフミラー部に到達する。このハー
フミラー部においても、光は直進する光と90度偏向す
る光とに分岐する。第二のハーフミラー部で90度偏向
した光は、RFセンサ16に受光される。RFセンサ1
6は、受光した光によりRF信号を検出する。
【0028】第二のハーフミラー部を直進した光は、さ
らに第三のハーフミラー部に到達し、90度偏向する。
第三のハーフミラーで90度偏向した光は、トラッキン
グ誤差信号検出センサ17に受光される。トラッキング
誤差信号検出センサ17は、コリメータレンズ2および
凹レンズ9によって一旦焦点を結び、その後拡散した光
を受光する。また、トラッキング誤差信号検出センサ1
7が受光する光は、ダブルフーコプリズム8および凹レ
ンズ9において分割され光軸がずれるので、図3に示す
ような形状となる。トラッキング誤差信号検出センサ1
7は、受光した光によりトラッキング誤差信号を検出す
る。
【0029】トラッキング誤差信号検出センサ17は、
トラッキング誤差信号をプッシュプル法によって検出す
る。すなわち、トラッキング誤差信号検出センサ17は
2分割センサによって構成され、各センサの出力差をト
ラッキング誤差信号として出力する。2分割センサの各
センサは、光ディスク6のトラックの中心に対して対称
に配置される。
【0030】以上のような図1に示す構成と、図4に示
す従来の構成とを比較する。従来の構成では、光ディス
ク6を反射した光は、偏光ビームスプリッタ32および
ビームスプリッタ34、35の三カ所において、90度
偏向する。これに対し、図1に示す本発明による構成で
は、光ディスク6を反射した光は、偏光ビームスプリッ
タ7で90度偏向する。また、偏光ビームスプリッタ
7、ダブルフーコプリズム8、凹レンズ9、フォーカス
誤差信号検出センサ15は同一直線上に配置されてい
る。よって、90度偏向した光は、ダブルフーコプリズ
ム8、凹レンズ9で分割、偏向されるものの、直線的に
進む。したがって、本発明による構成は、従来の構成よ
りも90度の偏向は二回少なくなる。
【0031】このように、従来の構成よりも反射光が9
0度偏向する回数を少なくすることによって、ダブルナ
イフエッジ法において問題とされた温度変化に伴うフォ
ーカス零クロスの変動を減少することができる。したが
って、戸外で使用する光ディスクカメラ等においてフォ
ーカス誤差信号を検出する場合でも、温度変化によって
フォーカス感度が劣化することなく、安定した記録再生
を行うことができる。
【0032】上記の実施の形態では、コリメータレンズ
2を通過した光ディスク6の反射光を偏光ビームスプリ
ッタ7によって90度偏向させる構成としたが、偏光ビ
ームスプリッタ7ではなくハーフミラーによって90度
偏向させる構成であってもよい。
【0033】また、凹レンズ9を通過した光を直進する
光と90度偏向する光に分岐させ、90度偏向した光を
さらに分岐させる際に、ハーフミラー部を備えた複合プ
リズム10を用いているが、このように一体化せずに、
平板状のハーフミラーおよび全反射ミラーをそれぞれ単
体で用いる構成であってもよい。すなわち、凹レンズ9
を通過した光を、単体のハーフミラーで直進する光と9
0度偏向する光に分岐させ、90度偏向した光を第二の
単体のハーフミラーで直進する光と90度偏向する光に
分岐させ、さらに第二のハーフミラーを直進した光を全
反射ミラーで90度偏向させる構成であってもよい。
【0034】また、ダブルフーコプリズム9は、平板で
はなく、面を光軸に対し逆向きに傾けるように配置した
プリズムを用いてもよい。
【0035】また、図1において、RFセンサ16の配
置とトラッキング誤差信号検出センサ17の配置とを入
れ替えてもよい。すなわち、複合プリズム10の第二の
ハーフミラー部で90度偏向した光をトラッキング誤差
信号検出センサ17が受光し、第三のハーフミラー部で
90度偏向した光をRFセンサ16が受光する構成であ
ってもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、フォーカス誤差信号検
出センサが受光する光に対して90度の偏向を生じさせ
る箇所を一カ所のみとし、この箇所で90度偏向した光
が、直線上に配置されるダブルフーコプリズム、凹レン
ズを進んで、フォーカス誤差信号検出センサに到達する
構成とした。したがって、90度偏向する回数が従来の
構成より減るので、ダブルナイフエッジ法にてフォーカ
ス誤差信号を検出する場合であっても、温度変化による
フォーカス零クロスの変動を減少させることができ、フ
ォーカス感度が劣化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフォーカス誤差信号検出装置の
実施の一形態を示す構成図である。
【図2】 フォーカス誤差信号検出センサが光を受光す
る状況を示す説明図である。
【図3】 トラッキング誤差信号検出センサが受光する
光の形状を示す説明図である。
【図4】 従来のフォーカス誤差信号検出装置の構成図
である。
【図5】 ダブルフーコプリズムの構成を説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 レーザ 2 コリメータレンズ 3 くさびプリズム 4 1/4波長板 5 対物レンズ 6 光ディスク 7 偏光ビームスプリッタ 8 ダブルフーコプリズム 9 凹レンズ 10 複合プリズム 15 フォーカス誤差信号検出センサ 16 RFセンサ 17 トラッキング誤差信号検出センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA14 AA20 BA01 BB01 BB02 BF02 BF03 CA11 CA13 CA23 CC06 CC12 CD02 CD03 CF06 CF17 CG02 DA12 DA17 DA19 DA22 DA35 DA40 DA42 DA43 DA44 DA46 DB04 DB08 DB12 DB18 DB23 DC03 5D119 AA29 AA36 BA01 DA01 DA05 EA02 EA03 EC21 FA02 JA02 JA11 JA12 JA17 JA43 KA04 KA19 KA24 LB01 LB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射され光ディスクに集束され
    た光の光ディスクからの反射光によりフォーカス誤差信
    号を検出するフォーカス誤差信号検出装置であって、 光源から出射された発散光を平行光とし光ディスクから
    の反射光を集束光とする光変換部と、 入射経路と同経路を戻る反射光の経路を光源と光変換部
    との間で入射経路から分岐させる第一分岐部と、 第一分岐部で分岐した光をダブルフーコプリズムによっ
    て二分割して進ませる光分割部と、 光分割部から向けられた分割後の各光を4分割センサを
    構成する二つずつのセンサで受光し対角をなす二組のセ
    ンサの出力の差としてフォーカス誤差信号を検出するフ
    ォーカス誤差信号検出部とを備え、 第一分岐部と光分割部とフォーカス誤差信号検出部とを
    直線上に配置することを特徴とするフォーカス誤差信号
    検出装置。
  2. 【請求項2】 光変換部は、コリメータレンズを用いて
    光源から出射された発散光を平行光とし光ディスクから
    の反射光を集束光とすることを特徴とする請求項1記載
    のフォーカス誤差信号検出装置。
  3. 【請求項3】 第一分岐部は、偏光ビームスプリッタを
    用いて反射光の経路を入射経路から分岐させることを特
    徴とする請求項1記載のフォーカス誤差信号検出装置。
  4. 【請求項4】 第一分岐部は、ハーフミラーを用いて反
    射光の経路を入射経路から分岐させることを特徴とする
    請求項1記載のフォーカス誤差信号検出装置。
  5. 【請求項5】 ダブルフーコプリズムは、平板を用いた
    ダブルフーコプリズムであることを特徴とする請求項1
    記載のフォーカス誤差信号検出装置。
  6. 【請求項6】 光分割部によって分割された光をフォー
    カス誤差信号検出部への入射経路とは異なる経路に分岐
    させる第二分岐部と、 第二分岐部で分岐した光をさらに二経路に分岐させる第
    三分岐部と、 第三分岐部で分岐した一方の光によってRF信号を検出
    するRF信号検出部と、 第三分岐部で分岐した他方の光によってトラッキング誤
    差信号を検出するトラッキング誤差信号検出部とを備え
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項5記載のフォ
    ーカス誤差信号検出装置。
  7. 【請求項7】 トラッキング誤差信号検出部は、プッシ
    ュプル法によってトラッキング誤差を検出することを特
    徴とする請求項6記載のフォーカス誤差信号検出装置。
  8. 【請求項8】 光源から出射され光ディスクに集束され
    た光の光ディスクからの反射光について、 入射経路と同経路を戻る反射光を集束させ、 集束した反射光を入射経路から分岐させ、 分岐した光を直線的に進ませ、 分岐した光をダブルフーコプリズムによって二分割し、 分割後の各光を4分割センサを構成する二つずつのセン
    サで受光し対角をなす二組のセンサの出力の差としてフ
    ォーカス誤差信号を検出することを特徴とするフォーカ
    ス誤差信号検出方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104514A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Opto Inc 光断層画像測定装置

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JP2010104514A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Opto Inc 光断層画像測定装置

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