JP5067756B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

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この発明は、FFS(Fringe Field Switching)モード等の横
電界方式の液晶表示パネルに関し、特に画素電極外縁近傍で発生する配向不良を防止する
手段を備えた液晶表示パネルに関する。
近年、デジタルカメラ、携帯電話等の液晶表示部を備える電子機器は高精細化、小型化
、広視野角化が要求され、それに伴い、従来一般的な駆動方式として採用されていたアク
ティブマトリクス型の縦電界方式に替わり広視野角化に優れる横電界方式の液晶表示パネ
ルが提案されている。
横電界方式の液晶表示パネルは、基板に対して面内方向に発生させた横電界により液晶
分子を基板に平行な面内で回転させることにより、光の透過率を変化させて種々の映像を
表示する。このとき、横電界方式の液晶表示パネルにおける液晶分子の動きは、基板の面
内方向に限られ、縦電界方式の液晶表示パネルのように、液晶分子の長軸が基板の面内に
対して平行な方向から垂直方向まで変化することがない。このため、横電界方式の液晶表
示パネルは見る角度によって、複屈折性が大きく異なることがなく視角特性が非常に優れ
ている。
また、横電界方式の液晶表示パネルには、IPS(In Plane Switchin
g )モードとFFS(Fringe−Field Switching)モードとがあり
、FFSモードはIPS技術をさらに改良して開口率を向上させた液晶表示パネルである
図12〜図14は横電界方式の一つであるFFSモードの液晶表示パネル700の動作
原理を示す図で、図12はFFSモードの液晶表示パネル700におけるアレイ基板73
0上の画素領域を示す模式平面図であり、図13は図12のG−G’線に沿った断面図で
あり、また、図14は図12のH−H’線に沿った断面図である。なお、図13、図14
は説明上、図12に示した液晶表示パネル700の画素領域を拡大し、液晶層740を構
成する液晶分子を模式的に示して液晶分子の動きを説明している。
図12〜図14に示すように、このFFSモードの液晶表示パネル700は、アレイ基
板730とカラーフィルタ基板720の間に液晶を封入して液晶層740を形成している
。そして、アレイ基板730はガラス基板732の表面に複数の走査線701及びコモン
配線703がそれぞれ平行に形成され、これら走査線701及びコモン配線703に直交
する方向に信号線702が複数形成されている。なお、信号線702は絶縁層を介して走
査線701及びコモン配線703上に直交するよう形成されており、これらはお互いに絶
縁状態にある。
ここで、走査線701及び信号線702で区画された各画素領域内において、走査線7
01に沿って設けられたコモン配線703を被覆するようにITO(Indium Ti
n Oxide)等からなる透明材料で形成されたコモン電極704が設けられ、このコ
モン電極704の表面に絶縁層733、735を介して画素電極705が設けられている
。また、画素電極705はITO等の透明材料からなり、ストライプ状に複数のスリット
705aが形成されている。そして、この画素電極705及び複数のスリット705aの
表面は配向膜734により被覆されている。
また、走査線701と信号線702との交差点近傍にはスイッチング素子としてのTF
T710が形成され、このTFT710は、走査線701と信号線702との間に半導体
層709が配置されている。ここで、半導体層709は延在された走査線701上の一部
を覆うように形成され、この半導体層709下部と重なる走査線701の延在部分がゲー
ト電極707を構成するとともに、半導体層709の上面の一部を覆うように信号線70
2の一部が延在されてTFT710のソース電極706を構成し、また、半導体層709
の一部分と重なる画素電極705の一部分がドレイン電極708を構成している。
また、カラーフィルタ基板720は、ガラス基板722の表面にカラーフィルタ層72
3、オーバーコート層725及び配向膜724が設けられている。そして、アレイ基板7
30の画素電極705及びコモン電極704とカラーフィルタ基板720のカラーフィル
タ層723とが互いに対向するようにアレイ基板730及びカラーフィルタ基板720を
対向させ、その間に液晶を封入して液晶層740を形成するとともに、両基板のそれぞれ
外側に偏光板721、731を偏光方向が互いに直交する方向となるように配置すること
により、FFSモードの液晶表示パネル700が形成されている。
このFFSモードの液晶表示パネル700は、図13及び図14に示すように、画素電
極705とコモン電極704の間に電圧を印加すると、スリット705aを利用して画素
電極705からコモン電極704へ向かう電界(図中、画素電極705から出射する矢印
で電気力線を示す)が発生する。このとき、電界は画素電極705の両側から下方に形成
されたコモン電極704方向に向かうが、横方向の電界と共に画素電極705外縁の近傍
でアレイ基板730に垂直な方向にも電界成分が発生している。これにより、スリット7
05a上に存在する液晶分子だけでなく画素電極705上に存在する液晶分子も駆動する
ことができる。また、画素電極705及びコモン電極704はITO等の透明材料で形成
されているため、これら電極部分を表示に寄与させることで、FFSモードの液晶表示パ
ネル700は、IPSモードの液晶表示パネルよりも画素開口率を大きく設計することが
できる。また、FFSモードの液晶表示パネル700は、IPSモードの液晶表示パネル
と同様に広視野角かつ高コントラストであり、更に高透過率であるため明るい表示が可能
となるという特徴を備えている。加えて、FFSモードの液晶表示パネル700は、IP
Sモードの液晶表示パネルよりも平面視で画素電極705とコモン電極704との重複面
積が大きいためにより大きな保持容量が副次的に生じ、別途補助容量線を設ける必要がな
くなるという長所も存在する。
ここで、FFSモードの液晶表示パネル700においては、表示特性上、ラビング方向
は信号線702と直交するほうがよく、また画素電極705とラビング方向とは微小角度
の傾きを設けた方がよいことから、画素電極705に設けるストライプ状のスリット70
5aを信号線702に対して所定角度に傾斜させて形成することが行なわれており、同じ
く視角によって色変化が認められなくなるようにするため、図15に示したFFSモード
の液晶表示パネル700のように、画素電極705に設けるストライプ状のスリットを「
く」字状に配置してデュアルドメイン化することも行なわれている。
しかし、図12に示すように、従来のFFSモードの液晶表示パネル700においては
、スリット705aが信号線702に対して微小角度の傾きを有するよう形成されている
が、走査線701と対向する画素電極705外縁は、信号線702に対して微小角度の傾
きを有するよう形成されていない。このため、画素電極705上、最端に設けられたスリ
ット705aの内縁と画素電極705外縁との距離がスリット705aの傾斜に沿って同
一ではない。これにより、画素電極705外縁近傍に配置された液晶層740で配向の乱
れが生じ、光漏れ等の表示特性の低下を引き起こすことが問題であった。
従来、特許文献1及び特許文献2に示すようにFFSモードの液晶表示パネル700に
おいて、このような検討がなされている発明はなく、画素電極の外縁はスリットの形状に
関係なく信号線に対して垂直方向に形成されたものが一般的な形状であった。
また、液晶表示パネルは長時間使用すると焼き付き現象が生じることが知られており、
従来のFFSモードの液晶表示パネル700においては、この焼き付き現象が従来のIP
Sモードの液晶表示パネルに比すると大きく表れることが見出された。発明者等は、この
FFSモードの液晶表示パネル700において焼き付き現象がIPSモードの液晶表示パ
ネルの場合よりも大きく表れる原因について発生する電界はその近傍の液晶分子の配向に
影響を及ぼすが、これは画素電極から液晶層へ向う電気力線の経路が、IPSモードの液
晶表示パネルの場合は対称であるのに対し、FFSモードの液晶表示パネル700の場合
は非対称であることがその一因であると推定された。
特開2005−338256号公報 特開2005−234527号公報
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は
、走査線に印加される電圧に起因する焼き付き防止手段を備えるとともに、画素電極外縁
近傍における配向の乱れを防止し、横電界方式の優れた表示特性を低下させることのない
液晶表示パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の第1局面による液晶表示パネルは、基板上に平行に形成された複数の走査線及びコモン配線と、走査線及びコモン配線と直交する方向に延伸する複数の信号線と、走査線と信号線に区画された各画素領域内に形成されたコモン電極及び画素電極と、走査線と同方向に延伸し、コモン配線と電気的に接続された導電性材料からなる複数のシールド電極層とを備え、画素電極は信号線に対して傾斜するスリットを複数有し、画素電極の外縁の一部がスリットと略同方向に形成され、シールド電極層から画素電極側に延在する第1延在部が設けられ、第1延在部の外縁の一部がスリットと略同方向に形成されている
この第1の局面による液晶表示パネルでは、上記のように、画素電極は信号線に対して
所定角度で傾斜するスリットを複数有し、画素電極の外縁の一部がスリットと略同方向に
形成されているため、画素電極上、最も走査線側に設けられたスリットの内縁と画素電極
外縁との距離がスリットの傾斜に沿って略同一となる。これにより、画素電極外縁近傍に
配置された液晶層で配向の不良を防止して、光漏れ等の表示特性の低下を抑えることがで
きる。
また、この第1の局面による液晶表示パネルでは、上記のように、走査線と同方向に延伸し、コモン配線と電気的に接続された導電性材料からなる複数のシールド電極層を備え、シールド電極層から画素電極側に延在する第1延在部が設けられ、第1延在部の外縁の一部がスリットと略同方向に形成されている。これにより、走査線と同方向に延伸する導電性材料からなるシールド電極層が形成されているため、走査線に印加される高電圧の信号によって発生する画素電極から走査線に向う電気力線は、画素電極から走査線に至る前にシールド電極層により遮断される。したがって、シールド電極層の上部に位置する液晶に印加される走査線からの電界成分を最小限に抑えることができ、走査線に印加される高電圧の信号に基づく横電界方式の液晶表示パネルの焼き付き現象を大幅に低減することができる。
また、シールド電極層から画素電極側に延在する第1延在部が設けられ、第1延在部の
外縁の一部がスリットと略同方向に形成されている。画素電極外縁がスリットと略同方向
に傾斜した場合、走査線と同方向に延伸するシールド電極層外縁と画素電極外縁との間の
距離が不均一に成るため、配向に乱れが生じ、光漏れ等の表示特性が低下することがあっ
た。しかし、外縁の一部がスリットと略同方向に形成された第1延在部をシールド電極層
に設けることにより、画素電極外縁と第1延在部外縁の距離が均一化される。これにより
、画素電極外縁近傍において、シールド電極層を設けたことにより生じる配向の乱れを防
いで、光漏れ等の表示特性の低下をさらに抑えることができる。
また、上記第1の局面による液晶表示パネルにおいて、好ましくは、画素電極の一部に
切り欠き部が設けられ、シールド電極層から切り欠き部に延在する第2延在部が設けられ
、 第2延在部は、コンタクトホールを介してコモン電極と電気的に接続され、第2延在
部の外縁の一部がスリットと略同方向に形成されている。
シールド電極層をフローティング状態とするとシールド電極層の電位が不安定化するが
、本発明による液晶表示パネルにおいてはシールド電極層から延在する第2延在部とコモ
ン電極とをコンタクトホールを介して電気的に接続してシールド電極層の電位を安定化さ
せている。これにより、走査線に印加される高電圧の信号に基づく液晶表示パネルの焼き
付き現象をさらに低減することができる。
また、画素電極外縁がスリットと略同方向に傾斜した場合、シールド電極層外縁から延
在する第2延在部と画素電極外縁との間の距離が不均一に成るため、配向に乱れが生じ、
光漏れ等の表示特性が低下することがあった。しかし、外縁の一部がスリットと略同方向
に形成された第2延在部をシールド電極層に設けることにより、画素電極外縁と第2延在
部外縁の距離が均一化される。これにより、画素電極外縁近傍において、シールド電極層
を設けたこと生じる配向の乱れを防いで、光漏れ等の表示特性の低下をさらに抑えること
ができる。
以上のように、本発明によれば、走査線に印加される電圧に起因する焼き付き防止手段
を備えるとともに、画素電極外縁近傍で生じる配向不良を防止する液晶表示パネルを容易
に提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下
に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための横電界方式の液晶表示パネルと
してFFSモードの液晶表示パネルを例示するものであって、本発明をこのFFSモード
の液晶表示パネルに特定するものではなく、その他の実施形態のものにも等しく適応し得
るものである。
(第1実施形態)
図1〜図5は本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル100の1画
素分の構成を示し、図1は本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル1
00におけるアレイ基板130上の画素領域を示す模式平面図である。また、図2は図1
に示した第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル100の一画素領域の端部近
傍を拡大して示す模式平面図である。図3は図1に示した第1実施形態による液晶表示パ
ネル100のA−A’線に沿った断面図であり、図4は図1のB−B’線に沿った断面図
であり、図5は図1のC−C’線に沿った断面図である。なお、図3、図4は説明上、図
2に示した液晶表示パネル100の画素領域を拡大するとともに、液晶層140を構成す
る液晶分子を模式的に示して液晶分子の動きを説明している。
本発明の第1実施形態による液晶表示パネル100は、アレイ基板130上に複数の走
査線101及びコモン配線103がそれぞれ平行に形成され、これら走査線101及びコ
モン配線103に直交する方向に信号線102が複数形成されている。また、複数の走査
線101と信号線102により区画された画素領域が複数配列して液晶表示パネル100
のアクティブ表示領域を形成している。
ここで、走査線101は、アクティブ表示領域の外側まで延伸し、走査電極駆動回路に
接続されている。また、信号線102は、アクティブ表示領域の外側まで延伸し、信号電
極駆動回路に接続されている。コモン配線103はアクティブ表示領域の外側まで延伸し
てアクティブ表示領域の周縁に沿って設けられた共通電極線に接続され、この共通電極配
線は共通電極駆動回路に接続されている。また、これら各駆動回路は、表示制御装置によ
り制御されている。
また、アクティブ表示領域を構成する各画素領域は、平行に形成された走査線101及
び信号線102に区画された領域である。また、走査線101に沿ってコモン配線103
が平行に形成され、信号線102は走査線101及びコモン配線103に直交する方向に
形成されている。ここで、走査線101及び信号線102で区画された各画素領域内にお
いて、走査線101に沿って設けられたコモン配線103を被覆するようにITO(In
dium Tin Oxide)等からなる透明材料で形成されたコモン電極104が設
けられている。また、コモン電極104の表面に絶縁層133、135を介して画素電極
105が設けられている。また、画素電極105はITO等の透明材料からなり、画素電
極105はストライプ状に複数のスリット105aが形成されている。また、画素電極1
05、複数のスリット105aの表面は配向膜134により被覆されている。
ここで、FFSモードの液晶表示パネル100においては、表示特性上、ラビング方向
は信号線102と直交するほうがよく、また画素電極105とラビング方向とは微小角度
の傾きを設けた方がよいことから、画素電極105に設けるストライプ状のスリット10
5aを信号線102に対して所定角度に傾斜させて形成されている。また、走査配線10
1と対向する画素電極外縁191、192はそれぞれ傾斜させたスリット105aと同角
度だけ傾斜して形成されている。したがって、画素電極105上、最も走査線101側に
設けられたスリット105aの内縁と画素電極外縁191又は192との距離はスリット
105aの傾斜に沿って略同一となっている。したがって、画素電極外縁191、192
近傍に配置される液晶層における配向の不良を防止して、光漏れ等の表示特性の低下を抑
えることができる。
なお、第1実施形態においては、画素電極105に設けるスリットとして一方向に傾い
たものを用いた例を示したが、ストライプ状のスリット105aを「く」字状になるよう
に配置してデュアルドメイン化するようにしてもよい。この場合、視角異方性を少なくす
るために、コモン配線103の両側に設けられたスリット105aの数はそれぞれの側で
同一であることが好ましく、また、コモン配線103に最も近接する両側のスリット10
5aの端部はコモン配線上で結合されているものとすることが好ましい。なお、デュアル
ドメイン化した画素電極105においても、その外縁191,192は最も近接するスリ
ット105aの傾きと同角度だけ傾斜して形成する必要がある。
また、本発明による第1実施形態のFFSモードの液晶表示パネル100では、図3に
示すように、走査線101から離れた画素領域の中央部付近では、画素電極105からコ
モン電極104へ向かう電界(図中、画素電極105から出射する矢印により電気力線に
より電界方向を示す)が発生し、画素電極105の両側から下方に形成されたコモン電極
104方向に向かう。また、横方向の電界成分と共に画素電極105の縁の近傍でアレイ
基板130に垂直な方向にも電界成分が発生するため、スリット105a上に存在する液
晶分子だけでなく画素電極105上に存在する液晶分子を駆動することができる。また、
図4に示すように、画素電極外縁192近傍では画素電極105から走査配線101へ向
かう電界が発生している。
次に、本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示領域100の構成について
具体的に説明する。図5に示すように、アレイ基板130はガラス基板等の透明基板13
2上に形成された走査線101及びコモン配線103は、透明基板132の表面全体に亘
って下部がAl金属からなり表面がMo金属からなる2層膜を形成した後、フォトリソグ
ラフィー法及びエッチング法によって形成されたMo/Alの2層配線である。なお、M
o/Alの2層配線にしたのは、アルミ二ウムは抵抗値が小さいという長所を有するが、
その反面、腐食しやすく、ITOとの接触抵抗が高いなどの欠点があるためであり、アル
ミニウムをモリブテンで覆った多層構造にすることでそうした欠点を改善することができ
る。また、ここではコモン配線103を走査線101に沿って設けた例を示したが、隣接
する走査線101の中間に設けてもよい。
また、コモン電極104は走査線101及び信号線102で区画された各画素領域内に
おいて、コモン配線103を被覆するようにITOからなる透明材料で形成されている。
これは、一度、走査線101及びコモン配線103を形成した透明基板132の表面全体
に亘ってITOからなる透明電極層を被覆した後、フォトリソグラフィー法及びエッチン
グ法によって不要な透明電極層を除去して形成されている。また、画素領域内において、
コモン電極104はコモン配線103とは電気的に接続されるが、走査線101ないしゲ
ート電極107とは接続されないよう形成されている。
また、コモン電極104を形成した後、走査線101、コモン配線103、及びコモン
電極104を含む透明基板132全体に亘って窒化珪素層ないし酸化珪素からなるゲート
絶縁膜133が被覆されている。
また、走査線101と信号線102との交差点近傍にはスイッチング素子としてのTF
T110が形成され、このTFT110は、走査線101と信号線102との間に半導体
層109が配置されている。このとき、半導体層109は走査線101から延在した所定
領域上に形成され、この半導体層109下部と重なる走査線101の延在部分がゲート電
極107を構成するとともに、半導体層109の上面の一部を覆うように信号線102の
一部が延在されてTFT110のソース電極106を構成し、また、半導体層109の一
部分と重なる画素電極105の一部分がドレイン電極108を構成している。
このTFT110は、まず、CVD法により例えばアモルファス・シリコン(以下「a
‐Si」)層をゲート絶縁膜133の表面全体に亘って被覆した後に、フォトリソグラフ
ィー法及びエッチング法によって、不要なa‐Si層を除去してTFT110形成領域で
ある走査線101の延在部にa‐Si層からなる半導体層109を形成する。次いで、M
o/Al/Moの3層構造の導電性層を半導体層109の上面から透明基板132表面全
体に亘って被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、不要な部
分を除去して信号線102、ソース電極106及びドレイン電極108を形成し、アクテ
ィブ表示領域の外周に沿って共通電極線31を形成する。ここで、信号線102はその一
部が延在して半導体層109上面の一部と部分的に重なるように形成され、この半導体層
109上面と部分的に重なる信号線102の延在部がTFT110のソース電極106と
なる。また、同様にドレイン電極108も半導体層109の表面の一部に部分的に重なる
よう形成されている。
また、ドレイン電極108はストライプ状に複数のスリット105aが形成されたIT
Oからなる画素電極105と電気的に接続されている。この製造工程はまず、信号線10
2、ソース電極106及びドレイン電極108を形成した後、基板表面全体に窒化珪素層
からなるソース絶縁膜135を被覆し、ドレイン電極108に対応する位置のソース絶縁
膜135にコンタクトホール170を形成してドレイン電極の一部を露出させる。その後
、この表面全体に亘ってITOからなる透明導電性層を被覆し、同じくフォトリソグラフ
ィー法及びエッチング法によって、ストライプ状に複数のスリット105aが形成される
とともに形成画素電極外縁191,192がスリット105aの傾斜と略同方向に形成さ
れた画素電極105を、走査線101及び信号線102で囲まれた画素領域内のソース絶
縁膜135上に形成する。このとき、画素電極105はコンタクトホール170を介して
ドレイン電極108と電気的に接続される。また、この画素電極105及び複数のスリッ
ト105aの表面は配向膜134により被覆されている。
一方、カラーフィルタ基板120は、図3または図4に示すように、ガラス基板122
の表面にカラーフィルタ層123、オーバーコート層125及び配向膜124が設けられ
ている。そして、アレイ基板130の画素電極105及びコモン電極104とカラーフィ
ルタ基板120のカラーフィルタ層123とが互いに対向するようにアレイ基板130及
びカラーフィルタ基板120を対向させ、その間に液晶を封入して液晶層140を形成す
るとともに、両基板120,130のそれぞれ外側に偏光板121、131を偏光方向が
互いに直交する方向となるように配置することにより、FFSモードの液晶表示パネル1
00が形成されている。
(第2実施形態)
図6、図7は本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル200の1画
素分の構成を示し、図6は本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル2
00におけるアレイ基板230上の画素領域を示す模式平面図である。また、図7は図6
に示した第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル200の一画素領域の端部近
傍を拡大して示す模式平面図である。図8は図6に示した第2実施形態による液晶表示パ
ネル200のD−D’線に沿った断面図であり、図9は図6のE−E’線に沿った断面図
であり、なお、第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル100と同一箇所につ
いては説明を省略する。
本発明の第2実施形態による液晶表示パネル200は、アレイ基板230上に複数の走
査線201及びコモン配線203がそれぞれ平行に形成され、これら走査線201及びコ
モン配線203に直交する方向に信号線202が複数形成されている。また、複数の走査
線201と信号線202により区画された画素領域が複数配列して液晶表示パネル200
のアクティブ表示領域を形成している。
また、アクティブ表示領域を構成する各画素領域は、平行に形成された走査線201及
び信号線202に区画された領域で、図6に示すように、走査線201に沿ってコモン配
線203が平行に形成され、信号線202は走査線201及びコモン配線203に直交す
る方向に形成されている。ここで、走査線201及び信号線202で区画された各画素領
域内において、走査線201に沿って設けられたコモン配線203を被覆するようにIT
O(Indium Tin Oxide)等からなる透明材料で形成されたコモン電極2
04が設けられている。また、コモン電極204の表面に絶縁層233、235を介して
画素電極205が設けられている。また、画素電極205はITO等の透明材料からなり
、画素電極205はストライプ状に複数のスリット205aが形成されている。また、画
素電極205、複数のスリット205aの表面は配向膜234により被覆されている。
ここで、本発明による第2実施形態のFFSモードの液晶表示パネル200においては
、表示特性上、ラビング方向は信号線202と直交するほうがよく、また画素電極205
とラビング方向とは微小角度の傾きを設けた方がよいことから、画素電極205に設ける
ストライプ状のスリット205aを信号線202に対して所定角度に傾斜させて形成され
ている。また、走査配線201と対向する画素電極外縁291、292はそれぞれスリッ
ト205aの信号線に対する傾きと同角度だけ傾斜して形成されている。したがって、画
素電極205上、最も走査線201側に設けられたスリット205aの内縁と画素電極外
縁291、292との距離はスリット205aの傾斜に沿って略同一となっている。した
がって、画素電極外縁291、292近傍に配置される液晶層における配向の不良を防止
して、光漏れ等の表示特性の低下を抑えることができる。
なお、第2実施形態においては、画素電極205に設けるスリット205aとして一方
向に傾いたものを用いた例を示したが、ストライプ状のスリット205aを「く」字状に
なるように配置してデュアルドメイン化するようにしてもよい。この場合、視角異方性を
少なくするために、コモン配線203の両側に設けられたスリット205aの数はそれぞ
れの側で同一であることが好ましく、また、コモン配線203に最も近接する両側のスリ
ット205aの端部はコモン配線上で結合されているものとすることが好ましい。このと
き、画素電極外縁291,292は最も近接するスリット205aの信号線202に対す
る傾きと同角度だけ信号線202に対して傾斜するように形成する必要がある。
また、本発明による第2実施形態のFFSモードの液晶表示パネル200では、図8に
示すように、走査線201から離れた画素領域の中央部付近では、画素電極205からコ
モン電極204へ向かう電界(図中、画素電極205から出射する矢印により電気力線に
より電界方向を示す)が発生し、画素電極205の両側から下方に形成されたコモン電極
204方向に向かう。また、横方向の電界成分と共に画素電極205の縁の近傍でアレイ
基板230に垂直な方向にも電界成分が発生するため、スリット205a上に存在する液
晶分子だけでなく画素電極205上に存在する液晶分子を駆動することができる。
また、走査線201と隣接する画素領域においては、図9に示すように、画素電極20
5から発生する電界(図中、画素電極205から出射する矢印により電気力線により電界
方向を示す)のうち走査線201方向に発生する電界は画素電極205から配向膜234
を経て液晶層240に入り、液晶層240から走査線201に向かう途中、シールド電極
層250により、遮断される。このため、本発明による第2実施形態のFFSモードの液
晶表示パネル200は、シールド電極層250を有さないFFSモードの液晶表示パネル
100よりも画素電極205又は配向膜234が走査線201に印加される信号に起因す
る直流電界によって受ける不可逆的影響を抑えることができる。また、シールド電極層2
50の上部に位置する液晶に印加される電界成分を最小限に抑えることができ、走査線2
01近傍の焼き付き現象を大幅に低減することができる。また、シールド電極層250を
フローティング状態にすると電位が不安定化するため、コモン配線203等と電気的に接
続させてシールド電極層250の電位を安定化する必要がある。そこで、第2実施形態の
FFSモードの液晶表示パネル200では、シールド電極250がアクティブ表示領域の
外側において、コモン配線203と電気的に接続されている。したがって、シールド電極
層250を走査線201上に帯状に形成して、シールド電極層150の電位を安定化させ
るとともに、画素開口率の低下を抑えることができる。
また、図6、図7に示すように、シールド電極層250は走査線201上に焼き付き現
象を抑えるのに必要な所定の幅で帯状に形成されている。しかし、シールド電極層250
外縁を走査線201に対して平行に形成した場合、画素電極外縁291、292近傍にお
いて、シールド電極層250からの電界的影響を若干受け、画素電極外縁291、292
近傍に配列する液晶層250の配向を乱すおそれがある。しかし、本発明による第2実施
形態のFFSモードの液晶表示パネル200ではシールド電極250外縁の一部は延在し
第1延在部293,294が形成され、第1延在部293,294の外縁はスリット20
5aの信号線202に対する傾きと略同方向に傾斜を有している。この構成により、画素
電極外縁291、292と第1延在部外縁293,294の距離がそれぞれ均等に形成さ
れている。したがって、画素電極外縁291,292近傍において、シールド電極層25
0を設けたことにより生じる配向の乱れを防いで、光漏れ等の表示特性の低下をさらに抑
えることができる。
また、本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル200の構成につい
ては、画素電極205の形成時にシールド電極層250を形成以外、本発明の第1実施形
態によるFFSモードの液晶表示パネル100と同一の構成であるため説明を省略する。
なお、TFT210の動作特性に影響を与えないようにするため、シールド電極層25
0は半導体層209の表面を覆わないようにした方がよい。したがって、本発明の第2実
施形態によるFFSモードの液晶表示領域200では画素電極205の一部に切り欠き部
を設け、この部分にTFT210を配している。また、シールド電極250はITOに変
えてアルミ二ウム等の導電性金属で形成してもよい。また、この画素電極205及び複数
のスリット205a、シールド電極層250の表面は配向膜234により被覆されている
(第3実施形態)
図10、図11は本発明の第3実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル300の
1画素分の構成を示し、図10は本発明の第3実施形態によるFFSモードの液晶表示パ
ネル300におけるアレイ基板330上の画素領域を示す模式平面図である。また、図1
1は図10に示した第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル200の一画素領
域の端部近傍を拡大して示す模式平面図である。なお、第1実施形態によるFFSモード
の液晶表示パネル100と第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル200と同
一箇所については説明を省略する。
本発明の第3実施形態による液晶表示パネル300は、アレイ基板330上に複数の走
査線301及びコモン配線303がそれぞれ平行に形成され、これら走査線301及びコ
モン配線303に直交する方向に信号線302が複数形成されている。また、複数の走査
線301と信号線302により区画された画素領域が複数配列して液晶表示パネル300
のアクティブ表示領域を形成している。
また、アクティブ表示領域を構成する各画素領域は、平行に形成された走査線301及
び信号線302に区画された領域である。また、走査線301に沿ってコモン配線303
が平行に形成され、信号線302は走査線301及びコモン配線303に直交する方向に
形成されている。ここで、走査線301及び信号線302で区画された各画素領域内にお
いて、走査線301に沿って設けられたコモン配線303を被覆するようにITO(In
dium Tin Oxide)等からなる透明材料で形成されたコモン電極304が設
けられている。また、第1実施形態及び第2実施形態で示した液晶表示パネル100,2
00と同様に、コモン電極304の表面には絶縁層を介して画素電極305が設けられて
いる。また、画素電極305はITO等の透明材料からなり、画素電極305はストライ
プ状に複数のスリット305aが形成されている。また、画素電極305、複数のスリッ
ト305aの表面も第1実施形態及び第2実施形態で示した液晶表示パネル100,20
0と同様に、配向膜により被覆されている。
ここで、第3実施形態によるFFSモードの液晶表示パネル300においては、表示特
性上、ラビング方向は信号線302と直交するほうがよく、また画素電極305とラビン
グ方向とは微小角度の傾きを設けた方がよいことから、画素電極305に設けるストライ
プ状のスリット305aを信号線302に対して所定角度に傾斜させて形成されている。
また、走査配線301と対向する画素電極外縁391、392はそれぞれスリット305
aに設けた信号線302に対する傾きと同角度だけ傾斜して形成されている。したがって
、画素電極305上、最も走査線301側に設けられたスリット305aの内縁と画素電
極外縁391又は392との距離がスリッ305aの傾斜に沿って略同一となる。これに
より、画素電極外縁391及び392近傍に配置される液晶層における配向の不良を防止
して、光漏れ等の表示特性の低下を抑えることができる。
なお、第3実施形態においては、画素電極305に設けるスリット305aとして一方
向に傾いたものを用いた例を示したが、ストライプ状のスリット305aを「く」字状に
なるように配置してデュアルドメイン化するようにしてもよい。この場合、視角異方性を
少なくするために、コモン配線303の両側に設けられたスリット305aの数はそれぞ
れの側で同一であることが好ましく、また、コモン配線303に最も近接する両側のスリ
ット305aの端部はコモン配線上で結合されているものとすることが好ましい。このと
き、画素電極外縁391、392は最も近接するスリット205aの信号線302に対す
る傾きと同角度だけ傾斜して形成する必要がある。
また、本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300は、本発明に
よる第2実施形態のFFSモードの液晶表示パネル200と同様に、横方向の電界成分と
共に画素電305の縁の近傍でアレイ基板330に垂直な方向にも電界成分が発生するた
め、スリット305a上に存在する液晶分子だけでなく画素電極305上に存在する液晶
分子を駆動することができる。
また、走査線301と隣接する画素領域においては、画素電極305から発生する電界
のうち走査線301方向に発生する電界は画素電極305から配向膜を経て液晶層に入り
、液晶層から走査線301に向かう途中、シールド電極層350により、遮断される。こ
のため、本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300は、シールド
電極層350を有さない従来のFFSモードの液晶表示パネル100よりも画素電極30
5又は配向膜334が走査線301に印加される信号に起因する直流電界によって受ける
不可逆的影響を抑えることができる。また、シールド電極層350の上部に位置する液晶
に印加される電界成分を最小限に抑えることができ、走査線301近傍の焼き付き現象を
大幅に低減することができる。
また、シールド電極層350をフローティング状態にすると電位が不安定化するため、
本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300はコンタクトホール3
73を介してコモン電極304とシールド電極層350を電気的に接続させている。これ
により、シールド電極層350の電位を安定化させている。具体的には、図10に示すよ
うに、本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300は画素領域にお
いてシールド電極層350とコモン電極304を接続するために、画素電極305の一部
に切り欠き部を設けるとともに、その切り欠き部にシールド電極層350から第2延在部
395を延在させコンタクトホール373を介してシールド電極層350とコモン電極3
04を接続している。
また、シールド電極350外縁を走査線301に対して平行に形成した場合、画素電極
外縁391、392近傍において、シールド電極層350からの電界的影響を受け、画素
電極外縁391、392近傍に配列する液晶層350の配向を乱すおそれがある。そこで
、本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300ではシールド電極3
50外縁から延在する第1延在部393,394が形成され、この第1延在部393,3
94外縁はスリットの信号線302に対する傾斜と略同方向の形状に形成されている。こ
の構成により、画素電極外縁391、392と第1延在部393,394の外縁の距離が
それぞれ均等に形成されている。したがって、画素電極外縁391,392近傍において
、シールド電極層350を設けたことにより生じる配向の乱れを防いで、光漏れ等の表示
特性の低下をさらに抑えることができる。
また、本発明による第3実施形態のFFSモードの液晶表示パネル300では、画素電
極305に形成された切り欠き部にシールド電極層350から延在する第2延在部395
の外縁がスリットの信号線302に対する傾斜と略同方向の形状に形成されている。また
第2延在部395と対向する画素電極外縁396もスリットの信号線302に対する傾斜
と略同方向の形状に形成されている。これにより画素電極305の切り欠き部近傍におい
て、シールド電極層350から延在する第2延在部395を設けたことにより生じる配向
の乱れを防いで、光漏れ等の表示特性の低下をさらに抑えることができる。
本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルを構成するアレイ基板上の画素領域を示した模式平面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域の一部を拡大して示した模式平面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるA−A’線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるB−B’線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるC−C’線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルを構成するアレイ基板上の画素領域を示した模式平面図である。 図6に示した本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域の一部を拡大して示した模式平面図である。 図6に示した本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるD−D’線に沿った断面図である。 図6に示した本発明の第2実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるE−E’線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルを構成するアレイ基板上の画素領域を示した模式平面図である。 図10に示した本発明の第3実施形態によるFFSモードの液晶表示パネルの画素領域の一部を拡大して示した模式平面図である。 従来のFFSモードの液晶表示パネルを構成するアレイ基板の画素領域を示した模式平面図である。 図12に示した従来のFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるG−G’線に沿った断面図である。 図12に示した従来のFFSモードの液晶表示パネルの画素領域におけるH−H’線に沿った断面図である。 図12に示した従来のFFSモードの液晶表示パネルの画素領域における変形例を示す模式平面図である。
符号の説明
100 液晶表示パネル
101 走査線
102 信号線
103 コモン配線
104 コモン電極
105 画素電極
105a スリット
106 ソース電極
107 ゲート電極
108 ドレイン電極
109 半導体層
110 TFT
120 カラーフィルタ基板
130 アレイ基板
140 液晶層
150 シールド電極層
170 コンタクトホール
191、192、396 画素電極外縁
393、394 第1延在部
395 第2延在部

Claims (2)

  1. 基板上に平行に形成された複数の走査線及びコモン配線と、
    前記走査線及び前記コモン配線と直交する方向に延伸する複数の信号線と、
    前記走査線と前記信号線に区画された各画素領域内に形成されたコモン電極及び画素電極と
    前記走査線と同方向に延伸し、前記コモン配線と電気的に接続された導電性材料からなる複数のシールド電極層とを備え、
    前記画素電極は前記信号線に対して傾斜するスリットを複数有し、
    前記画素電極の外縁の一部が前記スリットと略同方向に形成され
    前記シールド電極層から前記画素電極側に延在する第1延在部が設けられ、前記第1延在部の外縁の一部が前記スリットと略同方向に形成されていることを特徴とする、液晶表示パネル。
  2. 前記画素電極の一部に切り欠き部が設けられ、
    前記シールド電極層から前記切り欠き部に延在する第2延在部が設けられ、
    前記第2延在部は、コンタクトホールを介して前記コモン電極と電気的に接続され、
    前記第2延在部の外縁の一部が前記スリットと略同方向に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示パネル。
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