JP5067575B2 - ドレン水の排出方法およびドレントラップ - Google Patents

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Description

本発明は、ドレン水の排出方法およびドレントラップに関する技術であって、更に詳細に述べるならば、コンプレッサによって作り出された圧縮空気を貯留しているエアータンクの下部・・・等、比較的狭い場所に設置しているドレン水の排出方法およびドレントラップに関して、どの様な構造にしたら作動不良に際して容易に内部の洗浄や金網の交換が出来るか、またどの様にしたら排出するドレン水が周囲の機器を汚さないように出来るか、加えて電磁弁を通電することで流体の流れを止め、電磁弁を非通電とすることで流体を流すのに際して早い時点に磨耗等の不具合が発生しないような、これらの具体的な方策について述べたものである。
従来、ドレン水の排出方法およびドレントラップに関する技術としては、ドレン水の排出装置のストレーナを構成しているストレーナエレメント(本発明の、金網に相当するもの)の洗浄や交換することに配慮して、ストレーナを縦向きに位置させることで、ストレーナの配管を容易にしたのが見られるし、電磁弁の通電や非通電に関する技術としては、本願発明と非常に類似している技術を見ることが出来る(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
この場合、電磁弁20とストレーナ40より構成されたドレントラップがあり、ストレーナ40は、流体の入口49aと出口49bと入口49aに連通しているボディの流路49cを形成したストレーナボディ49と、センターボルトの流路46aを形成したセンターボルト46と、ストレーナエレメント45より構成され、入口49aとストレーナエレメント45とセンターボルト46と出口49bとの間にストレーナ40全体としての流路を形成し、ストレーナボディ49を下側に位置させた、即ちストレーナを縦向きにした内容のものであった。
特許第3003093号
また、特許文献2には、本願発明の構成と作動は非常に類似していて、横の方向に作動する電磁弁に相当する技術が記載されている。
実開平5−3793
しかしながら、このような従来のドレン水の排出方法およびドレントラップに関しては以下に示すような課題があった。
先ず、ドレントラップでドレン水を排出するのに際して、ドレントラップに形成しているドレントラップ入口とドレントラップ出口が同一直線上に位置していた為に、全体の大きさを含めて配置する位置が限定され排出したドレン水が近くの機器を汚すことがあり、排出ホースを設ける等の何等かの配慮を必要とする場合が多かった。
また、ストレーナによってドレン水に含まれた各種の異物を捕捉していたがストレーナエレメントとストレーナキャップとストレーナボディの間に異物を保持する構成であった為に、ストレーナエレメントの交換や清掃に際して異物を常に除去する配慮が必要であった。
更に、ドレントラップというものは、エアータンクの下部等比較的狭い場所に設置していることが多く、常に小型であることを要求されていた。
加えて、横の方向に作動する従来の電磁弁に相当する技術に関しては、バルブカバー内を移動コアが作動することを含め、移動コア本体と一体に形成されている下端部の押し棒が、本体に形成された貫通穴との間にかなりの隙間を確保して貫通しているのであるが、ある程度の期間を使用している間に、馴染や磨耗によって、バルブカバーと移動コアの間の隙間と併せ、押し棒が貫通穴の側面に接するようになり、それなりに、補修や交換の処置を行う必要に迫られることが問題となっていた。
本発明は、ドレントラップ入口201aを形成したストレーナ200とドレントラップ出口101gを形成した電磁弁100から構成され、前記電磁弁100を形成している電磁弁入口101aと前記ドレントラップ出口101gである電磁弁出口101gの流れの方向が同じで直線上に位置し、前記ストレーナ200を構成している金網203の内部に異物が保持されるようにしたドレン水の排出方法に於いて、本体101に形成された電磁弁入口101aから弁室101dと弁座101eを経由して電磁弁出口101gに流体を流すことが出来る中で、前記本体101とその上部で一体に構成されているバルブカバー109との間の上部スプリング108とその下部の移動コア107のうち、前記移動コア107と、前記バルブカバー109の一部としてその上部に一体に形成されている固定コア109rの、両者の外周に位置しているコイル110に通電することで、前記固定コア109rの方に磁力によって引き付けられながら上昇させて前記上部スプリング108を圧縮させながら、前記移動コア107を密着させ、前記本体101とその下部で一体に構成されているストッパーナット102との間の弁体104とその下部の下部スプリング103のうち、前記下部スプリング103の力で前記弁体104を押し上げて、前記弁体104に一体に形成されている弁本体104rを前記弁座101eに密着させ、流体の流れを止め、前記コイル110に非通電とすることで、前記移動コア107と前記固定コア109rの密着を離間させ、前記移動コア107と前記バルブカバー109の間に位置している前記上部スプリング108の力で前記移動コア107を押し下げて、一方前記移動コア107の下部に一体に形成されていて前記本体101を上下の方向に貫通している押し棒107sが前記弁体104を押し、それによって前記弁本体104rが前記弁座101eからの密着を離間させ、流体を流し、前記押し棒107sは、前記弁本体104rの周囲を、180度の間隔で2箇所、または120度の間隔で3箇所、または90度の間隔で4箇所位置させ、前記電磁弁入口101aと前記弁室101dの間で前記押し棒107sが貫通して上下する貫通穴101cを圧力流体が流れるようにしたことを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
また、本発明は、ドレントラップ入口201aを形成したストレーナ200とドレントラップ出口101gを形成した電磁弁100から構成され、前記電磁弁100を形成している電磁弁入口101aと前記ドレントラップ出口101gである電磁弁出口101gの流れの方向が同じで直線上に位置し、前記ストレーナ200を構成している金網203の内部に異物が保持されるようにしたドレントラップに於いて、電磁弁入口101a及び弁室101dの一部及び弁座101e及び電磁弁出口101gを形成し記載の順に流体を流すことが出来る本体101と、前記本体101の下部に一体に構成されることでその間に前記弁室101dを成すストッパーナット102と、前記弁室101d内に在って上端部の弁本体104rと弁保持部104sを一体に形成した弁体104と、前記弁室101d内に在って前記弁体104と前記ストッパーナット102の間に位置している下部スプリング103と、前記本体101の上部に一体に構成されることでその間に移動コア作動空間101bを成す固定コア109rとパイプ109sとグランドナット109tを一体に形成したバルブカバー109と、前記移動コア作動空間101b内に在って移動コア本体107rと下端部の押し棒107sを一体に形成した移動コア107と、前記移動コア作動空間101b内に在って前記移動コア107と前記バルブカバー109の間に位置している上部スプリング108と、通電時には前記移動コア107を前記固定コア109rに磁力によって密着させ、非通電時には前記移動コア107と前記固定コア109rとの密着を離間させ、前記移動コア107と前記固定コア109rの外周を囲むように位置しているコイル110のうちのこれ等を、上下に位置するように構成し、前記押し棒107sは、前記弁本体104rの周囲を、180度の間隔で2箇所、または120度の間隔で3箇所、または90度の間隔で4箇所位置させ、前記電磁弁入口101aと前記弁室101dの間で前記押し棒107sが貫通して上下する貫通穴101cを圧力流体が流れる中で、通電時には、前記移動コア107が前記固定コア109rの方に磁力によって引き付けられながら上昇することで、前記本体101に形成されている貫通穴101cを貫通している前記移動コア107下端部の前記押し棒107sが前記弁体104から離間し、結果として前記下部スプリング103の力で前記弁本体104rを前記弁座101eに密着させ、流体の流れを止め、非通電時には、磁力が働かなくなることと、前記移動コア107と前記固定コア109rの間に位置している前記上部スプリング108の力によって、前記移動コア107下端部の前記押し棒107sを下降することで、前記移動コア107下端部の前記押し棒107sが前記弁体104を押し、結果として前記弁本体104rを前記弁座101eから離間させ、流体を流すようにしたことを特徴とし、更には、前記金網203は、少なくとも一端が開放されたものであり、その開放された一端を前記ドレントラップ入口201aに対面させることで流入しようとするドレントラップ入口ドレン水51を前記金網203に流入可能にし、他端の側を取外し自由なストレーナキャップ202で固定すると同時に奥当りにすることでそれ以上流れることを不能にし、従って前記金網203を経由して前記ドレントラップ入口ドレン水51が前記ドレントラップ出口101gより排出可能に構成していることを特徴とし、更には、前記ストレーナ200は前記電磁弁100の側面に一体に位置していることを特徴とし、更には、前記ドレントラップ入口201aと前記ドレントラップ出口101gが90度の位置関係にあることを特徴とし、更には、前記ストレーナ200を形成している前記ドレントラップ入口201aとストレーナ出口101aが90度の位置関係にあることを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
以上の説明から明らかなように、本発明によって、以下に示すような効果をあげることが出来る。
第一に、ドレントラップ入口を形成したストレーナとドレントラップ出口を形成した電磁弁から構成され、電磁弁を形成している電磁弁入口とドレントラップ出口である電磁弁出口の流れの方向が同じで直線上に位置し、ストレーナを構成している金網の内部に異物が保持されるようにしたドレントラップに於いて、記載の順に流体を流すことが出来る、電磁弁入口及び弁室の一部及び弁座及び電磁弁出口を形成した本体と、本体の下部に一体に構成されることでその間に弁室を成すストッパーナットと、弁室内に在って上端部の弁本体と弁保持部を一体に形成した弁体と、弁室内に在って弁体とストッパーナットの間に位置している下部スプリングと、本体の上部に一体に構成されることでその間に移動コア作動空間を成す固定コアとパイプとグランドナットを一体に形成したバルブカバーと、移動コア作動空間内に在って移動コア本体と下端部の押し棒を一体に形成した移動コアと、移動コア作動空間内に在って移動コアとバルブカバーの間に位置している上部スプリングと、通電時には移動コアを固定コアに磁力によって密着させ、非通電時には移動コアと固定コアとの密着を離間させ、移動コアと固定コアの外周を囲むように位置しているコイルのうちのこれ等を、上下に位置するように構成し、通電時には、移動コアが固定コアの方に磁力によって引き付けられながら上昇することで、本体に形成されている貫通穴を貫通している移動コア下端部の押し棒が弁体から離間し、結果として下部スプリングの力で弁本体を弁座に密着させ、流体の流れを止め、非通電時には、磁力が働かなくなることと、移動コアと固定コアの間に位置している上部スプリングの力によって、移動コア下端部の押し棒を下降することで、移動コア下端部の押し棒が弁体を押し、結果として弁本体を弁座から離間させ、流体を流すようにしたことで、金網を取り出すだけで金網の内部に溜まった異物を取り出すことが可能となり、更に本願発明のドレントラップが上下方向に作動させるようにしたことで、ある程度の期間を使用しても押し棒が貫通穴の側面に接するということは防止され、使用という面で非常に配慮された、早い時点に補修や交換の処置を行う必要に迫られるようなことが不用となった。
第二に、金網は、少なくとも一端が開放されたものであり、その開放された一端をドレントラップ入口に対面させることで流入しようとするドレントラップ入口ドレン水を金網に流入可能にし、他端の側を取外し自由なストレーナキャップで固定すると同時に奥当りにすることでそれ以上流れることを不能にし、従って金網を経由してドレントラップ入口ドレン水がドレントラップ出口より排出可能に構成したことで、ストレーナキャップと共に金網を取り出すだけで金網の内部に溜まった各種の異物を用意に取り出すことが可能となった。
第三に、ストレーナは電磁弁の側面に一体に位置していることで、小型のドレントラップが可能となった。
第四に、ドレントラップ入口とドレントラップ出口が90度の位置関係にあることで、エアータンク等の機器正面(一般的に、作業者が位置している方向)にドレン水を排出させることが可能となり、排出ホース等を配慮したり近くに位置している機器を汚すという不具合は解消された。
第五に、ストレーナを形成しているドレントラップ入口とストレーナ出口が90度の位置関係にあることで、小型のドレントラップが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
ここで、図1は、本発明であるドレントラップの正面図であり、図2は、本発明であるドレントラップの側面図であり、図3は、本発明の一部である電磁弁の断面図であり、図4は、本発明の一部であるストレーナの断面図である。
先ず、図1と図2に見られる様に、10はドレントラップであり、エアーコンプレッサによって作り出された圧縮空気より発生したドレン水に含まれている異物を分離するストレーナ200と電磁石の働きによってドレン水を通過させ遮断し開閉弁の役目をする電磁弁100を構成している。
ここで、ストレーナ200が異物を分離する目的は、図1と図2に具体的に示していないが、図3に見られるように、電磁弁100には弁座101eや貫通穴101cや押し棒107s等の狭い部分を構成していて、その弁座101eや貫通穴101cや押し棒107s等に異物が噛みこむことによって作動不良を起こす可能性が有り、この作動不良を防止する為に設けたものである。
ところで、電磁弁100に関しては、図3に見られる様に、本体101には、圧縮空気やドレン水の混在した圧力流体を流入させる電磁弁入口101aが設けてある。そして、電磁弁入口101aからは、移動コア107が上下する移動コア作動空間101bと、後に説明する押し棒107sが貫通して上下する貫通穴101cと、弁体104が上下する弁室101dと、弁本体104rが密着したり、密着を離間させることで、液体を流したり閉鎖する弁座101eと、流体通路101fを経由して、電磁弁出口101gに圧力流体が流れるようになっている。
尚、弁室101dは断面の形状が円形であり、上部で弁座101eに繋がっている。 そして、弁室101dには弁体104が収納されており、弁座101eに向かって進退自在となっている。 この場合、弁体104は、上端部の弁本体104rとそれを保持している弁保持部104sによって一体に形成されていて、合金製の弁保持部104sの中心孔に合成樹脂製の弁本体104rを圧入したものが考えられる。 但し、弁体104は、一体物であっても構わない。 また、本体101の下部には、Oリング105を介して螺合によって結合可能なストッパーナット102を一体に構成することで、その間に弁室101dを成していると言える。 この場合、Oリング105は、弁室101d内の圧力流体が外部に洩れることを防止するために設けているのである。
従って、弁室101dには、弁体104と、最下部のストッパーナット102に接して下部スプリング103を収納させることで、下部スプリング103のバネ力によって、ある時点に於いては弁体104として一体に形成している弁本体104rを弁座101eに向って押し付けるようになっているのである。 この場合、ある時点とは、圧縮機を回転させるモータのスイッチを作動させている時であり、即ち後に述べるコイル110に通電させている時である。
一方、上下の方向に位置している本体101に形成されている弁座101eと反対側の上部には、本体101とバルブカバー109が一体に構成されることで移動コア作動空間101bを成している。 この場合、バルブカバー109は、溶接や蝋付け等によって、固定コア109rとパイプ109sとグランドナット109tが一体に形成されていて、最下部のグランドナット109tの部分で本体101の上部と螺合によって結合することで一体に構成しているのである。 当然のことながら、本体101とバルブカバー109の間には、Oリング106が位置していて、移動コア作動空間101b内の圧力流体が外部に洩れないように配慮している。
そして、移動コア作動空間101bには、移動コア107と共に、最上部のバルブカバー109として一体に形成している固定コア109rに接した状態で上部スプリング108を収納させることで、上部スプリング108のバネ力によって移動コア107を下側に移動させることが出来るようになっている。 尚、固定コア109rの下部の内面にはシュディングコイル115が埋め込まれている。
ところで、移動コア107は、移動コア本体107rと押し棒107sによって一体に形成されている。 そして、押し棒107sは移動コア本体107rの下部にネジ込むことによって接続し、ネジ部やその周囲を接着剤で固定することで離脱を防止しているのである。
尚、後に述べるコイル110に電気が流れることを遮断する非通電の状況に於いては、押し棒107sは、上部スプリング108のバネ力によって移動コア107を下側に移動する際に、本体101に形成された貫通穴101cを貫通しながら下降し、弁室101dに突出することで弁体104の上部を押すことが出来るようになっている。 この事によって、弁本体104rが弁座101eに密着しているのを離脱させるようになっているのである。 従って、弁室101d内の圧力流体は、弁座101eより流体通路101fを経由して電磁弁出口101gより流出するのである。
一方、通電の状況に於いては、固定コア109rに磁力が発生することで、移動コア107が引き付けられながら上昇し、それと共に押し棒107sが貫通穴101cに収納され、下部スプリング103のバネ力によって弁本体104rが弁座101eに密着するようになるのである。 従って、弁室101d内の圧力流体は、弁座101eで遮断され流出するのを停止させられる。
この様にして、本体101には、弁座101eの傍で、押し棒107sが弁体104を押すことが出来るように貫通穴101cが形成されているのである。 この場合、貫通穴101cには、ゆるい状態で押し棒107sが嵌合している。 即ち、貫通穴101cと押し棒107sは、比較的大きく隙間があけられており、弁座101eの周囲をほぼ等配して複数箇所に設けてある。 この様な状況から、180度の間隔で2箇所、120度の間隔で3箇所、90度の間隔で4箇所等が考えられるが、1箇所ということも否定することは出来ない。
この場合、図3に於いては、電磁弁入口101aから移動コア作動空間101bに流入した圧力流体が、貫通穴101cと押し棒107sの間の隙間を通って弁室101dに向って流れているのである。一方、電磁弁入口101aからの圧力流体の流れに関しては、電磁弁入口101aから弁室101dに直接流入させて弁座101eに向わせることも可能であり、貫通穴101cと移動コア作動空間101bについては、電磁弁入口101aから電磁弁出口101gに至る流路の一部に組み込むということではなく、一部の圧力流体が流れ込むことが出来るという状態にしても構わない。
更に、移動コア107と固定コア109rの外周を囲むようにして、通電することによって磁力を発生することが出来るコイル110を位置させ、固定コア109rを形成しているバルブカバー109と一体に構成している。 ここで、コイル110は、ボビン113に収納されていて、ドーナツ状に形成されているのである。 そして、バルブカバー109の外側には、バルブカバー109として固定コア109rとパイプ109sとグランドナット109tを一体に形成している中で、下部に位置しているグランドナット109tの上部のパイプ109sに沿って、中央部がくり抜かれたドーナツ状のリングコア下111と、ボビン113に収納されたコイル110と、ドーナツ状のリングコア上112と、コイル110を覆うコイルケース114を記載の順に下部から上部に位置させ、最上部に於いてロックナット116によってバルブカバー109の固定コア109rの部分で螺合によって結合させることによって、これ等を一体に構成しているのである。
その結果、コイル110の働きによって、通電時には、上部スプリング108を圧縮させながら移動コア107を固定コア109rに磁力によって密着させ、非通電時には、上部スプリング108のバネ力によって移動コア107と固定コア109rとの密着を離間させているのである。
ところで、図1に見られる様に、電磁弁100を構成している本体101には、電磁弁入口101aの内側に入口側雌ネジ101xが、ドレントラップ出口101gでもある電磁弁出口101gの内側に出口側雌ネジ101yが形成されている。
また、図4に見られる様に、ストレーナ200は、ストレーナ本体201とストレーナキャップ202と金網203とOリング204とガスケット205より構成されていて、円筒状の金網203はストレーナ本体201の内部に収納され、またストレーナキャップ202によって固定され、更にOリング204とガスケット205によって密閉された状態になっている。 即ち、Oリング204は、ストレーナキャップ202に装着することでストレーナ本体201との間を密閉し、ガスケット205は、金網203とストレーナ本体201との間に位置させることでその間の漏れを防止しているのである。
但し、金網203の形状について言えば、円筒状に限定する必要は無く、三角柱や四角柱等の多角柱であっても構わないが、少なくともストレーナ入口201aに対面する一端はドレントラップ入口ドレン水51が流入するように開放された状態になっている必要はある。
更に、金網203に関して言えば、他の一端は、開放された状態でも閉じた状態(閉じたという意味は、金網を形成したものでも、板で覆ったものでも)でも構わない。 しかし、開放された状態の場合には、ストレーナキャップ202を取り外した際に異物がストレーナ本体201内部に保持されているのが絶対条件で有るのに対し、閉じた状態の場合には、ストレーナキャップ202を取り外した際に異物が金網203の内部に完全に保持された状態で取り出すことが出来るという効果が見られるのである。
ところで、ストレーナ200を構成しているストレーナ本体201は、ドレントラップ入口201aでもあるストレーナ入口201aと電磁弁入口101aでもあるストレーナ出口101aを90度の位置関係で形成している。
従って、ストレーナ入口201aよりドレントラップ入口ドレン水51がストレーナ本体201に流入すると、少なくとも一端が開放された金網203のその開放された一端をストレーナ入口201aに対面させることによって、流入したドレン水は金網203を固定しているストレーナキャップ202で行き止まりとなり、90度向きを変え金網203を経由してストレーナ出口101aに至る構成となっているのである。
この場合、ストレーナ出口101aを通過したドレン水は、ドレントラップ中間ドレン水52として示している。 尚、金網203は、80メッシュであることが望ましいが、状況によっては30〜200メッシュのものでも構わない。
そして、金網203を固定すると同時にストレーナ本体201を密閉する目的のストレーナキャップ202はOリング204を伴って、ストレーナ本体201に螺合によって結合していて、その結合や離脱は工具のドライバーによっても構わないが10円や100円等の硬貨によって結合や離脱させることも可能である。
尚、ストレーナキャップ202に関しては、金網203の外径が小さければ小さいほど結合や離脱に際しては小さい力で済むことになり、ストレーナ200に接続する上流の配管等の径に一致させることが理想的な外径の大きさと言うことが言える。
ところで、ストレーナ本体201のストレーナ出口101a外側には雄ネジ201xが形成されていて、この雄ネジ201xと電磁弁入口101a内側の入口側雌ネジ101xとを螺合によって結合したものであり、この結合によってストレーナ200が電磁弁100の側面に一体で小型に構成する様になっているのである。
また、ストレーナ200と電磁弁100を一体に構成する手段に関しては、ストレーナ200の雄ネジ201xと電磁弁100の入口側雌ネジ101xに限定する必要は無く、電磁弁100とストレーナ200の間に継手を介して固定することや、その他の方法で構成しても構わない。
但し、図4に於いては、ストレーナ本体201は、ストレーナ入口201aとストレーナ出口101aを90度の位置関係にあるものを示しているが、ストレーナ入口201aとストレーナ出口101a(この場合、図4とは異なった場所となる)を180度の直線関係の場合も考えられる。 即ち、直線関係にあるストレーナ入口201aとストレーナ出口101aに対しては金網203を斜めに(10〜50度の角度を持って)位置させてストレーナキャップ202で固定することで可能となるのである。
従って、ここでのドレン水の流れとしては、ストレーナ入口201aに流入した後、直線に対し10〜50度傾斜して流れた後、金網203を固定しているストレーナキャップ202で行き止まりとなり、金網203を経由しながら再び直線上に戻りストレーナ出口101aより排出される様な流れになっているのである。
この場合、図4に於いては、ストレーナ200のストレーナ入口201aとストレーナ出口101aが90度の位置関係にあり、図1に見られる様に、電磁弁100の電磁弁入口101aと電磁弁出口101gが180度の位置関係にあることで、ドレントラップ10として見た場合には、90度の位置関係にあると言う事が出来るが、ストレーナ200のストレーナ入口201aとストレーナ出口101aが180度の位置関係にある場合には、電磁弁100の電磁弁入口101aと電磁弁出口101gが90度の位置関係にあることによってドレントラップ10として90度の位置関係にあるということが言えるのである。
尚、ストレーナ200のドレントラップ入口201aであるストレーナ入口201aと電磁弁100のドレントラップ出口101gである電磁弁出口101gの位置関係に関しては、90度に限定する必要は無く、10〜170度でも、より望ましくは30〜160度でも構わない。 但し、直線に近い角度であれば、直線と同じ不具合をもたらす為に、90度の位置関係に近い方が望ましいとも言える。
本発明による、ドレン水の排出方法およびドレントラップは前述したように構成されており、以下にその動作についてその内容を説明する。
一般に、エアータンクや、アフタークーラーや、エアークーラーや、各種のエアーフィルター・・・等には圧縮空気が流れて来るが、圧縮空気よりドレン水を発生するこれ等の機器の底部に各種の機能を持ったドレントラップ10を設置することで、これらの機器から発生したドレン水はドレントラップ入口ドレン水51として、先ずドレントラップ10のストレーナ200のドレントラップ入口201aであるストレーナ入口201aに流れてくる。
この、ストレーナ200では、図2、図4に見られる様に、ストレーナ本体201のストレーナ入口201aからドレントラップ入口ドレン水51を流入させ、ストレーナ本体201の内部に収納されている金網203の内部に入り込み、金網203を固定しているストレーナキャップ202に衝突することで、このドレン水は90度向きを変えさせられる。 その後、金網203を経由してストレーナ本体201のストレーナ出口101aに到達する。 その際、このドレン水が金網203を経由する際に金網203の内部に異物を残すことで金網203が異物を分離して保持する役目をはたしているのである。
そして、次にストレーナ200を通過したドレントラップ中間ドレン水52は、更に電磁弁入口101aから電磁弁100の電磁弁本体101を通ってドレントラップ出口101gである電磁弁出口101gに到達して、ドレントラップ出口ドレン水53として排出されるのである。
そこで、このような動作を行う中で、先ず作業の開始ということで、エアーコンプレッサの作業を開始する際に、エアーコンプレッサのスイッチをONの状態にすると、電磁弁100に対する電気の供給が開始され、電磁弁100は閉鎖の状態になる。 その様な状況の中で、エアータンク中の圧縮空気の圧力によって、圧力スイッチが作動したり停止したりする。 同時に、エアーコンプレッサを構成しているモータや圧縮機が作動したり停止したりする。
一方、作業が終了したということで、エアーコンプレッサのスイッチをOFFの状態に切断すると、電磁弁100に対する電気の供給が遮断され、電磁弁100は開放の状態になり、エアータンク中の圧縮空気は、配管と電磁弁100を通って大気中に放出され、エアータンク中の空気圧が下がることになる。 これによって、圧縮機の吐出側に設けた各機器内の空気圧は大気圧となり、作業終了後、翌日の運転開始時までは加圧されない状態になっているのである。
従って、エアータンクを含め、その下流に接続している圧縮空気の吐出配管、更には圧縮空気の吐出配管に接続している各種のフィルターやエアークーラーやエアーモータやエアーシリンダ等の空圧機器、ドレン水排出配管、ドレン水排出配管に接続している各種機器等のうち、これ等の圧縮空気の吐出配管やドレン水排出配管や機器で使用しているOリングやバネや継手の耐久性が一段と向上することになるのである。
更に、エアータンクの圧縮空気が大気圧まで下がるので、翌朝一番でエアーコンプレッサのスイッチをONにすると圧力スイッチを介してモータが駆動した際に、圧縮機の各摺道部の摩擦は低温のため大きいとしても、圧縮空気負荷(吸気圧と吐出圧力の差)が小さい状態においてモータが起動するのでブレーカが反応したりヒューズが切れるようなことはない。
ところで、電磁弁100に関してもう少し詳細に述べるならば、コイル110に通電すると、移動コア107が固定コア109rの方に磁力によって引き付けられながら上昇することで、移動コア107下端部の押し棒107sが弁室101dに突出していた状態から貫通穴101cに収納された状態になり、弁体104を押し付けて接触している状態から離間する。 そして、その結果として下部スプリング103の力によって弁本体104rを弁座101eに密着させることで圧力流体が電磁弁出口101gから流出するのを止めるようになるのである。
一方、コイル110に対する通電を止める非通電の時には、磁力が働かなくなる。 そして、移動コア107と、バルブカバー109として一体に形成している固定コア109rの間に位置している上部スプリング108の力によって、移動コア107が下降する。更には、それによって移動コア107の下端部に一体に形成されている押し棒107sを下降を始め、移動コア107下端部の押し棒107sが弁体104を押し付け、その結果として弁本体104rを弁座101eから離間させて、弁室101d内の圧力流体を弁座101eから流体通路101fを経由して電磁弁出口101gに向って流すようにしているのである。
この事によって、電磁弁入口101aからは、移動コア107が上下する移動コア作動空間101bと、押し棒107sとそれが貫通して上下する貫通穴101cの間と、弁体104が上下する弁室101dと、弁座101eと、流体通路101fを経由して、最終的に電磁弁出口101gに圧力流体が流れるようになっているのである。
尚、ストレーナ200を構成している金網203を交換したり洗浄したり内部に滞留している異物を除去する場合には、ストレーナキャップ202を緩めるとOリング204と共に金網203を容易に取り外すことが可能である。 その場合、ストレーナキャップ202は、離脱や結合ハドライバーによっても構わないが10円や100円等の硬貨によっても可能である。
従って、金網203の両端が開放された状態の場合には、ストレーナキャップ202を取り外した際に異物がストレーナ本体201の周囲に付着することも有るが、金網203の一端のみが開放された状態の場合には、ストレーナキャップ202を取り外した際に異物が金網203の内部に完全に保持された状態で取り出すことが出来るという為に異物がストレーナ本体201の周囲に付着しないという効果が見られるのである。
この発明は、ドレン水の排出方法およびドレントラップに関する技術であって、更に詳細に述べるならば、コンプレッサによって作り出された圧縮空気を貯留しているエアータンクの下部・・・等、比較的狭い場所に設置しているドレン水の排出方法およびドレントラップに関して、どの様な構造にしたら作動不良に際して容易に内部の洗浄や金網の交換が出来るか、またどの様にしたら排出するドレン水が周囲の機器を汚さないように出来るか、加えて電磁弁を通電することで流体の流れを止め、電磁弁を非通電とすることで流体を流すのに際して早い時点に不具合が発生しないような、これらの具体的な方策について述べたものであり、環境に配慮し、耐久性の向上に配慮したものである。
本発明であるドレントラップの正面図 本発明であるドレントラップの側面図 本発明の一部である電磁弁の断面図 本発明の一部であるストレーナの断面図
符号の説明
10・・・・・・・ドレントラップ
51・・・・・・・ドレントラップ入口ドレン水
52・・・・・・・ドレントラップ中間ドレン水
53・・・・・・・ドレントラップ出口ドレン水
100・・・・・・電磁弁
101・・・・・・本体
101a・・・・・電磁弁入口(ストレーナ出口)
101b・・・・・移動コア作動空間
101c・・・・・貫通穴
101d・・・・・弁室
101e・・・・・弁座
101f・・・・・流体通路
101g・・・・・電磁弁出口(ドレントラップ出口)
101x・・・・・入口側雌ネジ
101y・・・・・出口側雌ネジ
102・・・・・・ストッパーナット
103・・・・・・下部スプリング
104・・・・・・弁体
104r・・・・・弁本体
104s・・・・・弁保持部
105・・・・・・Oリング
106・・・・・・Oリング
107・・・・・・移動コア
107r・・・・・移動コア本体
107s・・・・・押し棒
108・・・・・・上部スプリング
109・・・・・・バルブカバー
109r・・・・・固定コア
109s・・・・・パイプ
109t・・・・・グランドナット
110・・・・・・コイル
111・・・・・・リングコア下
112・・・・・・リングコア上
113・・・・・・ボビン
114・・・・・・コイルケース
115・・・・・・シュディングコイル
116・・・・・・ロックナット
200・・・・・・ストレーナ
201・・・・・・ストレーナ本体
201a・・・・・ストレーナ入口(ドレントラップ入口)
201x・・・・・雄ネジ
202・・・・・・ストレーナキャップ
203・・・・・・金網
204・・・・・・Oリング
205・・・・・・ガスケット

Claims (6)

  1. ドレントラップ入口(201a)を形成したストレーナ(200)とドレントラップ出口(101g)を形成した電磁弁(100)から構成され、前記電磁弁(100)を形成している電磁弁入口(101a)と前記ドレントラップ出口(101g)である電磁弁出口(101g)の流れの方向が同じで直線上に位置し、前記ストレーナ(200)を構成している金網(203)の内部に異物が保持されるようにしたドレン水の排出方法に於いて、
    本体(101)に形成された電磁弁入口(101a)から弁室(101d)と弁座(101e)を経由して電磁弁出口(101g)に流体を流すことが出来る中で、
    前記本体(101)とその上部で一体に構成されているバルブカバー(109)との間の上部スプリング(108)とその下部の移動コア(107)のうち、
    前記移動コア(107)と、前記バルブカバー(109)の一部としてその上部に一体に形成されている固定コア(109r)の、両者の外周に位置しているコイル(110)に通電することで、
    前記固定コア(109r)の方に磁力によって引き付けられながら上昇させて前記上部スプリング(108)を圧縮させながら、前記移動コア(107)を密着させ、
    前記本体(101)とその下部で一体に構成されているストッパーナット(102)との間の弁体(104)とその下部の下部スプリング(103)のうち、
    前記下部スプリング(103)の力で前記弁体(104)を押し上げて、
    前記弁体(104)に一体に形成されている弁本体(104r)を前記弁座(101e)に密着させ、流体の流れを止め、
    前記コイル(110)に非通電とすることで、
    前記移動コア(107)と前記固定コア(109r)の密着を離間させ、
    前記移動コア(107)と前記バルブカバー(109)の間に位置している前記上部スプリング(108)の力で前記移動コア(107)を押し下げて、
    一方前記移動コア(107)の下部に一体に形成されていて前記本体(101)を上下の方向に貫通している押し棒(107s)が前記弁体(104)を押し、
    それによって前記弁本体(104r)が前記弁座(101e)からの密着を離間させ、流体を流し、
    前記押し棒(107s)は、前記弁本体(104r)の周囲を、180度の間隔で2筒所、または120度の間隔で3箇所、または90度の間隔で4箇所位置させ、前記電磁弁入口(101a)と前記弁室(101d)の間で前記押し棒(107s)が貫通して上下する貫通穴101cを圧力流体が流れるようにしたことを特徴とするドレン水の排出方法。
  2. ドレントラップ入口(201a)を形成したストレーナ(200)とドレントラップ出口(101g)を形成した電磁弁(100)から構成され、前記電磁弁(100)を形成している電磁弁入口(101a)と前記ドレントラップ出口(101g)である電磁弁出口(101g)の流れの方向が同じで直線上に位置し、前記ストレーナ(200)を構成している金網(203)の内部に異物が保持されるようにしたドレントラップに於いて、
    電磁弁入口(101a)及び弁室(101d)の一部及び弁座(101e)及び電磁弁出口(101g)を形成し記載の順に流体を流すことが出来る本体(101)と、
    前記本体(101)の下部に−体に構成されることでその間に前記弁室(101d)を成すストッパーナット(102)と、
    前記弁室(101d)内に在って上端部の弁本体(104r)と弁保持部(104s)を一体に形成した弁体(104)と、
    前記弁室(101d)内に在って前記弁体(104)と前記ストッパーナット(102)の間に位置している下部スプリング(103)と、
    前記本体(101)の上部に一体に構成されることでその間に移動コア作動空間(101b)を成す固定コア(109r)とパイプ(109s)とグランドナット(109t)を一体に形成したバルブカバー(109)と、
    前記移動コア作動空間(101b)内に在って移動コア本体(107r)と下端部の押し棒(107s)を一体に形成した移動コア(107)と、
    前記移動コア作動空間(101b)内に在って前記移動コア(107)と前記バルブカバー(109)の間に位置している上部スプリング(108)と、
    通電時には前記移動コア(107)を前記固定コア(109r)に磁力によって密着させ、非通電時には前記移動コア(107)と前記固定コア(109r)との密着を離間させ、前記移動コア(107)と前記固定コア(109r)の外周を囲むように位置しているコイル(110)のうちのこれ等を、
    上下に位置するように構成し、
    前記押し棒(107s)は、前記弁本体(104r)の周囲を、180度の間隔で2箇所、または120度の間隔で3箇所、または90度の間隔で4箇所位置させ、前記電磁弁入口(101a)と前記弁室(101d)の間で前記押し棒(107s)が貫通して上下する貫通穴(101c)を圧力流体が流れる中で、
    通電時には、前記移動コア(107)が前記固定コア(109r)の方に磁力によって引き付けられながら上昇することで、前記本体(101)に形成されている貫通穴(101c)を貫通している前記移動コア(107)下端部の前記押し棒(107s)が前記弁体(104)から離間し、結果として前記下部スプリング(103)の力で前記弁本体(104r)を前記弁座(101e)に密着させ、流体の流れを止め、
    非通電時には、磁力が働かなくなることと、前記移動コア(107)と前記固定コア(109r)の間に位置している前記上部スプリング(108)の力によって、前記移動コア(107)下端部の前記押し棒(107s)を下降することで、前記移動コア(107)下端部の前記押し棒(107s)が前記弁体(104)を押し、結果として前記弁本体(104r)を前記弁座(101e)から離間させ、流体を流すようにしたことを特徴とするドレントラップ。
  3. 前記金網(203)は、少なくとも一端が開放されたものであり、その開放された一端を前記ドレントラップ入口(201a)に対面させることで流入しようとするドレントラップ入口ドレン水(51)を前記金網(203)に流入可能にし、他端の側を取外し自由なストレーナキャップ(202)で固定すると同時に奥当りにすることでそれ以上流れることを不能にし、従って前記金網(203)を経由して前記ドレントラップ入口ドレン水(51)が前記ドレントラップ出口(101g)より排出可能に構成していることを特徴とする請求項2に記載のドレントラップ。
  4. 前記ストレーナ(200)は前記電磁弁(100)の側面に一体に位置していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドレントラップ。
  5. 前記ドレントラップ入口(201a)と前記ドレントラップ出口(101g)が90度の位置関係にあることを特徴とする請求項2ないし請求項4の何れか1項に記載のドレントラップ。
  6. 前記ストレーナ(200)を形成している前記ドレントラップ入口(201a)とストレーナ出口(101a)が90度の位置関係にあることを特徴とする請求項2ないし請求項5の何れか1項に記載のドレントラップ。
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