JP5066896B2 - 電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、例えば液晶プロジェクタのライトバルブとして用いられる液晶パネル等の電気光学装置を実装するための実装ケース、また該実装ケースに当該電気光学装置が実装或いは収容されてなる電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備えてなる液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置の一例である液晶パネルは、液晶プロジェクタ等の電子機器におけるライトバルブとして用いられる際には、機器の筐体、ケーシング或いはフレーム等にいわば裸の状態で設置されるのではなく、適当な実装ケースに実装或いは収容した上で設置される。この種の実装ケースは、特許文献1に開示されているように、液晶パネルの一面に対向するように配置されるプレートと、該プレート及び液晶パネルを覆うように配置されるカバーとを備えている。更に、このようなプレート及びカバーは、カバーの側面に設けられた突起部にプレートのフックを引っ掛ける(言い換えれば、カバーの側面に設けられた突起部をプレートのフックに嵌合させる)ことが可能なように構成されている。このように構成された実装ケースに収容された電気光学装置をライトバルブとして用いる場合、例えば電気光学装置に取り付けられたフレキシブル配線基板に外力が加えられた際などに、プレート、カバー及び電気光学装置の相対的な位置関係がずれてしまい、正確な投影表示が困難となってしまうおそれがある。そこで、特許文献2では、実装ケース内における液晶パネルの位置ずれを防止するために、液晶パネルを実装ケースに付勢させる技術が本願出願人により提案されている。
特開2004−325573号公報 特開2003−172916号公報
しかしながら、上述したようなカバーの側面に設けられた突起部をプレートのフックに嵌合させる構成を有する実装ケースにおいて、このような嵌合を可能とするための製造公差に起因して、カバーとプレートとの相対的な位置関係がずれてしまうおそれがある。このため、典型的にはカバーに接着固定される電気光学装置とプレートとの相対的な位置関係がずれてしまい、正確な投影表示が困難となってしまうおそれがあるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、実装ケースと電気光学装置との相対的な位置関係がずれてしまうことを低減でき、より高品質な画像を表示可能な電気光学装置を実装するための電気光学装置用実装ケース、該実装ケースに当該電気光学装置が収容されてなる電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備えてなる液晶プロジェクタ等の電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置用実装ケースは上記課題を解決するために、基板上の画素領域に複数の画素を備えた電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、前記電気光学装置の一面に対向するように配置されるプレート本体部、及び該プレート本体部における前記基板の一辺及び該一辺に対向する他辺の各々に対応する位置に設けられた第1係合部を有するプレートと、前記プレート本体部及び前記電気光学装置を覆うように配置されるカバー本体部、及び該カバー本体部に設けられ前記第1係合部に係合可能な第2係合部を有するカバーとを備え、前記第1係合部は、当該第1係合部の少なくとも一部分を、前記一辺に沿った第1方向に沿って前記第2係合部に対して押し当てることにより、前記プレートの前記カバーに対する位置決めを行う位置決め手段を有し、前記第2係合部は、前記カバー本体部における前記電気光学装置の側縁を取り囲む側部に設けられると共に、該側部の外面側から見て突出する凸部と、前記凸部より前記側部の外面側から見て窪んだ凹部とからなる凹凸部として形成されており、前記第1係合部は、前記凹部の少なくとも一部に嵌合されると共に前記凸部の少なくとも一部に引っ掛けられるフック部を有する
本発明の電気光学装置用実装ケース(以下、適宜「実装ケース」と略称する)によれば、例えばガラス基板、石英基板等の基板上における複数の画素が配列された画素領域に光源から光が入射される電気光学装置が収容される。このような電気光学装置としては、例えば投射型表示装置におけるライトバルブとして実装される液晶装置或いは液晶パネルが挙げられる。
本発明の実装ケースは、プレートとカバーとを備える。例えば、このような実装ケースが、光を透過する透過型の電気光学装置を収容する場合、プレートのうち電気光学装置に対向するように配置されるプレート本体部には、画素領域に対応した第1開口部が開口され、カバーのうちプレート本体部及び電気光学装置を覆うように配置されるカバー本体部には、画素領域に対応した第2開口部が開口される。これら第1及び第2開口部の存在により、実装ケース外から電気光学装置へと光を入射させることが可能となり、また、電気光学装置から実装ケース外へと光を出射させることが可能となる。尚、電気光学装置は、典型的には、カバーに覆われた状態で、該カバーに例えば接着剤によって接着されることによって固定される。
本発明では、プレート本体部における基板の一辺及び該一辺に対向する他辺の各々に対応する位置に、第1係合部が設けられている。即ち、第1係合部は、電気光学装置の一面(言い換えれば、前記基板の基板面)に対向する側から見て、プレート本体部の両側、例えばプレート本体部の互いに対向する2つの側縁の各々における中央付近、に設けられている。更に、カバー本体部には第1係合部に係合可能な第2係合部が設けられており、カバー及びプレートの相対的な位置関係は、第1係合部と第2係合部との間の係合によって維持される。
本発明では特に、第1係合部は、当該第1係合部の少なくとも一部分を、前記一辺に沿った第1方向に沿って第2係合部に対して押し当てることにより、プレートのカバーに対する位置決めを行う位置決め手段を有している。即ち、例えば、第1係合部は、第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有しており、該弾性部が第2係合部の一部に当接されることで第1方向に沿った弾性力を発揮し、当該第1係合部の少なくとも一部分を第2係合部の他の一部に押し当てることが可能に構成されている。
よって、第1及び第2係合部を互いに係合可能にするための製造公差に起因して発生し得る、カバーとプレートとの第1方向における相対的な位置関係のずれを殆ど或いは完全に無くすことができる。つまり、第1係合部の位置決め手段によって、カバー及びプレートの第1方向における相対的な位置関係を確実に維持することができる。従って、例えば、カバーに固定された電気光学装置の画素領域に対する、プレート本体部に開口された第1開口部の位置が第1方向に沿ってずれてしまうことを低減或いは防止できる。言い換えれば、電気光学装置の画素領域(及びカバー本体部の第2開口部)とプレート本体部の第1開口部との位置関係を安定させることができる。これにより、実装ケースに収容された電気光学装置が例えば投射型表示装置におけるライトバルブとして実装される場合において、カバー、プレート及び電気光学装置の第1方向における相対的な位置関係がずれてしまうことによって、例えば、カバー或いはプレートによって光を必要以上に遮ってしまうこと、或いは光抜けが発生してしまうことを低減或いは防止できる。この結果、実装ケースに収容された電気光学装置による高品質な画像表示が可能となる。
以上説明したように、本発明の実装ケースによれば、当該実装ケースと電気光学装置との相対的な位置関係がずれてしまうことを低減できる。これにより、当該実装ケースに収容された電気光学装置によって高品質な画像を表示することが可能となる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの一態様では、前記プレート本体部は、前記画素領域に対応して開口された第1開口部を有し、前記カバー本体部は、前記画素領域に対応して開口された第2開口部を有する。
この態様によれば、入射する光を透過して表示光として出射する透過型の電気光学装置を収容することができる。更に、位置決め手段によって、第1及び第2開口部の第1方向おける相対的な位置関係を確実に維持することができる。従って、例えば、カバー或いはプレートによって光を必要以上に遮ってしまうこと、或いは光抜けが発生してしまうことを低減或いは防止できる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記第2係合部は、前記カバー本体部における前記電気光学装置の側縁を取り囲む側部に設けられると共に、該側部の外面側から見て突出する凸部と、前記凸部より前記側部の外面側から見て窪んだ凹部とからなる凹凸部として形成されており、前記第1係合部は、前記凹部の少なくとも一部に嵌合されると共に前記凸部の少なくとも一部に引っ掛けられるフック部を有する。
この態様によれば、フック部を凸部の少なくとも一部に引っ掛けることにより、第1及び第2係合部を容易に互いに係合させることができる。
上述した、第2係合部が凹凸部として形成され第1係合部がフック部を有する態様では、前記位置決め手段は、前記フック部を、前記第1方向における一方の側に向かって、前記凸部の一部分に対して押し当てるように構成してもよい。
この場合には、位置決め手段によって、プレートのカバーに対する位置決めを好適に行うことができる。更に、フック部を、第1方向における一方の側だけに向かって、凸部の一部分に対して押し当てるようにすることで、プレートのカバーに対する位置決めを、比較的簡易な構成で実現することができる。
上述した、第2係合部が凹凸部として形成され第1係合部がフック部を有する態様では、前記フック部は、前記第1方向に沿って並んで配置される第1及び第2フック部分を含み、前記位置決め手段は、前記第1フック部分を、前記第1方向における前記第2フック部分が位置する側とは異なる側に向かって、前記凸部の一部としての第1凸部分に対して押し当てると共に、前記第2フック部分を、前記第1方向における前記第1フック部分が位置する側とは異なる側に向かって、前記凸部分の他の一部としての第2凸部分に対して押し当てるように構成してもよい。
この場合には、位置決め手段によって、プレートのカバーに対する位置決めを好適に行うことができる。
上述した、フック部が第1及び第2フック部分を含む態様では、前記第1凸部分は、前記第1フック部分が押し当てられる第1凸部分本体と、該第1凸部分本体よりも前記プレート本体部側に形成されると共に前記第1方向に沿って前記第2凸部分側に向かって延びる第1延在部分を有し、前記第2凸部分は、前記第2フック部分が押し当てられる第2凸部分本体と、該第2凸部分本体よりも前記プレート本体部側に形成されると共に前記第1方向に沿って前記第1凸部分側に向かって延びる第2延在部分を有するように構成してもよい。
この場合には、第1及び第2延在部分によって、プレートがカバーに対して当該プレート本体部側にずれてしまうことを低減或いは防止できる。即ち、第1係合部と第2係合部とを確実に互いに係合させることができる。よって、プレートとカバーとが互いに外れてしまうことを低減或いは防止できる。
上述した、第2係合部が凹凸部として形成され第1係合部がフック部を有する態様では、前記フック部は、前記第1方向に沿って並んで配置される第1及び第2フック部分を含み、前記位置決め手段は、前記第1及び第2フック部分を、前記凸部のうち前記第1方向における前記第1及び第2フック部分の間に対応する位置に形成された第3凸部分に対して夫々押し当てるように構成してもよい。
この場合には、第3凸部分を、第1及び第2フック部分によって第1方向における両側から挟むことで、第1係合部と第2係合部とを確実に互いに係合させることができる。更に、位置決め手段によって、プレートのカバーに対する位置決めを好適に行うことができる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記第1係合部は、前記位置決め手段の一部として、前記第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有する。
この態様によれば、例えばバネ構造を有する弾性部によって、第1係合部の少なくとも一部分を第2係合部に対して確実に押し当てることができる。よって、カバーとプレートとの第1方向における相対的な位置関係を確実に維持することができる。
上述した、第2係合部が凹凸部として形成され第1係合部がフック部を有する態様では、前記第2係合部は、前記凸部の一部として、前記側部において前記第1方向に交わる第2方向に延びる長さが互いに異なると共に前記第2方向における前記プレート本体部側と異なる側で互いに一端が揃うように配置された2つの凸部分を含み、前記フック部は、前記2つの凸部分を囲むように設けられ、前記第1係合部は、前記位置決め手段の一部として、前記2つの凸部分の間に対応する位置に形成され、且つ、前記2つの凸部分のうち前記長さが長い方の凸部分に当接されることにより前記第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有するように構成してもよい。
この場合には、第2係合部は、側部において第1方向に交わる第2方向(即ち、基板の基板面に交わる方向、或いは、電気光学装置の一面に交わる方向)に延びる長さが互いに異なる2つの凸部分を含む。該2つの凸部分は、第2方向におけるプレート本体部側と異なる側で互いに一端が揃うように配置される。よって、フック部を該2つの凸部分の前記一端に引っ掛けることにより、プレートがカバーに対して当該プレート本体部側にずれてしまうことを確実に低減或いは防止できる。
更に、第1係合部は、第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有する。該弾性部が、前記2つの凸部分のうち前記長さが長い方の凸部分に当接されることにより、当該弾性部の弾性力が発揮され、当該第1係合部の少なくとも一部分を第2係合部に対して確実に押し当てることができる。
加えて、該弾性部は、前記2つの凸部分の間に対応する位置に形成されるので、当該弾性部と前記2つの凸部とが、前記側部の外面側から見て、互いに重なってしまうことを低減或いは防止できる。よって、当該弾性部が、前記2つの凸部と重なることで前記外面側に向かうように変形してしまうことを低減或いは防止できる。従って、弾性部による弾性力が低減してしまうことを抑制或いは防止できる。
更に加えて、前記弾性部は、前記2つの凸部分のうち前記長さが長い方の凸部分に当接される。言い換えれば、前記2つの凸部分のうち前記弾性部が当接されない方の凸部の前記長さは、前記弾性部が当接される方の凸部の前記長さと比べて短い。よって、第1係合部と第2係合部とを係合させる際に、フック部が、前記弾性部が当接されない方の凸部によって前記外面側に向かうように変形してしまうことを低減できる。更に、このようなフック部の変形に伴って生じ得る、弾性部が前記長い方の凸部分に当接されなくなってしまう事態の発生を低減できる。
上述した、フック部が2つの凸部分を囲むように設けられる態様では、前記長い方の凸部分は、前記プレート本体部側に近づくに従って徐々に幅が狭くなる第1テーパ部分を有するように構成してもよい。
この場合には、弾性部を前記2つの凸部分間にプレート本体部側から挿入することで前記長い方の凸部に容易に当接させることができ、前記第1方向に沿った弾性力を確実に発揮させることができる。
上述した、フック部が2つの凸部分を囲むように設けられる態様では、前記2つの凸部分のうち少なくとも一方は、前記プレート本体部側に近づくに従って徐々に前記突出する厚さが小さくなる第2テーパ部分を有するように構成してもよい。
この場合には、第1係合部と第2係合部とを係合する際に、フック部を、前記2つの凸部分を囲むように容易に配置することができる。即ち、前記2つの凸部分におけるプレート本体部側の厚さによって殆ど妨げられることなく、フック部を前記2つの凸部分を囲むように配置することができる。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置用実装ケースを備えており、該電気光学装置用実装ケースに収容される。
本発明の電気光学装置によれば、上述した電気光学装置用実装ケースを備えるので、当該実装ケースと電気光学装置との相対的な位置関係を確実に維持させつつ、電気光学装置を例えば投射型表示装置等の電子機器内に安定して実装することができる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置を具備する。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品質の画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電気光学装置として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)等を実現し、更にはこれら電気泳動装置、電子放出装置を用いた装置としてDLP(Digital Light Processing)等を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る実装ケース、電気光学装置及び電子機器について、図1から図8を参照して説明する。
(電子機器)
先ず、本実施形態に係る電子機器の構成について、図1を参照して説明する。ここでは、電子機器の一例である投射型表示装置を例にとり、その光学ユニットに組み込まれている光学系を中心に説明する。ここに図1は、投射型表示装置の図式的断面図である。本実施形態の投射型表示装置は、実装ケースに収容された電気光学装置の一例たる液晶ライトバルブが3枚用いられてなる複板式カラープロジェクタとして構築されている。
図1において、本実施形態における複板式カラープロジェクタの一例たる、液晶プロジェクタ1100は、駆動回路がTFTアレイ基板上に搭載された電気光学装置を含む液晶ライトバルブを3個用意し、夫々RGB用のライトバルブ100R、100G及び100Bとして用いたプロジェクタとして構成されている。液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの3原色に対応する光成分R、G及びBに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R、100G及び100Bに夫々導かれる。この際特にB光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、ライトバルブ100R、100G及び100Bにより夫々変調された3原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーンにカラー画像として投射される。
本実施形態のライトバルブ100R、100G及び100Bとしては、例えば、後述の如きTFT(Thin Film Transistor)をスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置が使用される。また、当該ライトバルブ100R、100G及び100Bは、後に詳述する実装ケースに収容された電気光学装置として構成されている。
(電気光学装置)
次に、本実施形態に係る電気光学装置の全体構成について、図2及び図3を参照して説明する。ここでは、電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。本実施形態に係る電気光学装置は、後述する実装ケースに収容されて、上述した液晶プロジェクタ1100における液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bとして使用されるものである。ここに図2は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図であり、図3は、図2のH−H´断面図である。
図2及び図3において、本実施形態に係る電気光学装置では、本発明に係る「基板」の一例としてのTFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、複数の画素が配置された画素領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画素領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。
画素領域10aの周辺に広がる周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。この一辺に沿ったシール領域よりも内側に、サンプリング回路7が額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。
TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
TFTアレイ基板10上には、外部回接続端子102と、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104、上下導通端子106等とを電気的に接続するための引回配線90が形成されている。
図3において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、図示しない配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に図示しない配向膜が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、図2及び図3に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
次に、以上の如く構成された電気光学装置における回路構成及び動作について、図4を参照して説明する。ここに図4は、電気光学装置の画素領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。
図4において、本実施形態に係る電気光学装置の画素領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素には夫々、画素電極9aと当該画素電極9aに印加される電圧をスイッチング制御するためのTFT30とが形成されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
TFT30のゲートにゲート電極3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線11a及びゲート電極3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
画素電極9aを介して液晶層50(図3参照)の液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板20に形成された対向電極21との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として電気光学装置からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極21(図3参照)との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を付加する。この蓄積容量70は、走査線11aに並んで設けられ、固定電位側容量電極を含むとともに定電位に固定された容量電極300を含んでいる。
(実装ケース)
本実施形態に係る実装ケースについて、図5から図8を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る実装ケースの全体構成について、図5を参照して説明する。ここに図5は、実装ケースを電気光学装置とともに示す分解斜視図である。
図5に示すように、本実施形態に係る実装ケース810には、電気光学装置500が収容される。尚、図1を参照して上述したライトバルブ100R、100G及び100Bの各々は、実装ケース810内に電気光学装置500が収容されてなる。
電気光学装置500は、図2及び図3を参照して上述した形態をしており、外部回路接続端子102には、フレキシブルプリント配線板(以下、FPCと略称する)501が接続されている。また、TFTアレイ基板10及び対向基板20の各々における液晶層50を挟んで対向する面とは反対側の面には、夫々、防塵用基板400が設けられている。更に、電気光学装置500の外表面には、反射防止板等の光学部材が付設されている。但し、偏光板や位相差板等は、電気光学装置500の外表面に付設されてもよいが、液晶プロジェクタ1100の光学系が備えていてもよい。
図5に示すように、実装ケース810は、プレート610とカバー710とを備えている。
プレート610及びカバー710(より正確には、後述するプレート本体部611及びカバー本体部711)には、それぞれ、電気光学装置500の画素領域10a(図2参照)を露出させるように窓部615及び715が形成されている。尚、窓部615は、本発明に係る「第1開口部」の一例であり、窓部625は、本発明に係る「第2開口部」の一例である。これら窓部615及び715の存在により、実装ケース810外から電気光学装置500へと光を入射させることが可能となり、また、該電気光学装置500から実装ケース810外へと光を出射させること可能となる。言い換えれば、実装ケース810内に収容された状態で、電気光学装置500における画素領域10aの周辺に位置する周辺領域は、プレート610及びカバー710によって覆われている。このため、プレート610及びカバー710は、当該周辺領域における光抜けを防止したり或いは周辺領域から画素領域10a内に迷光が進入するのを防止する遮光機能を有している。尚、本実施形態においては、カバー710の側から光が入射し、電気光学装置500を透過して、プレート610の側から出射するということを前提とする。つまり、図1でいえば、ダイクロイックプリズム1112に対向するのは、カバー710ではなくて、プレート610ということになる。ただし、これとは反対に、プレート610から光が入射し、カバー710から抜けるという態様を採用してもよい。
カバー710は、電気光学装置500を収容するための内部空間を形成するカバー本体部711を有している。電気光学装置500は、カバー本体部711の内部空間に入れられた状態で、該カバー本体部711に接着剤によって接着されることによって固定されて、該カバー本体部711内に収容される。
プレート610は、カバー本体部711の内部空間に入れられた電気光学装置500の周辺領域を、裏側から固定するために、この周辺領域に対向する平面形状を持つ板状のプレート本体部611を有している。更に、プレート610は、そのプレート本体部611をカバー710に固定するため係合部612を正面両側に有している。一方、カバー710は、そのカバー本体部711の正面両側の側面に、係合部612に係合する係合部712を有している。プレート610及びカバー710は、このような係合部612及び627間の係合によって組み付けられる。これにより、実装ケース810の構造はより堅固なもの(即ち、プレート610とカバー710とが簡単にはバラバラにはならない。)となる。尚、係合部612及び712の構成については、後に更に詳細に説明する。
以上のように、電気光学装置500は、カバー710の内部空間に収容され、係合部612及び712間の係合により、プレート610がカバー710に固定されることで、実装ケース810に実装される。
図5において、カバー本体部711の4隅には、取り付け穴719が設けられている。取り付け穴719は、電気光学装置500を、実装ケース810に収容した状態で、図1を参照して上述した液晶プロジェクタ1100内に取り付けする際に利用される。
次に、本実施形態に係る実装ケースの係合部の構成について、図5に加えて図6から図8を参照して詳細に説明する。ここに図6は、電気光学装置を収容した状態における、図5の矢印Xの方向から見た、実装ケースの側面図である。図7は、図6の破線L1で囲む部分を拡大して示す拡大図である。図8は、図7のA−A´断面図である。
図5及び図6において、カバー710は、アルミニウム等の金属、或いは樹脂等からなり、そのカバー本体部711における側面に係合部712を備えている。より詳細には、係合部712は、カバー本体部711における側面側に位置する側部(即ち、カバー本体部711のうち電気光学装置500の側縁に沿った側部)に図6のZ方向(即ち、実装ケース810の正面に交わる方向)に沿って掘られた溝部350と、該溝部350を規定する凸部311a及び311bと、溝部350内において該側部の外面側に突出する爪部320及び330とから構成されている。尚、凸部311a及び311b並びに爪部320及び330は、本発明に係る「凸部」の一例を構成し、溝部350は、本発明に係る「凹部」の一例を形成する
プレート610は、弾性の高い金属、或いは樹脂等の弾性部材からなり、そのプレート本体部611からカバー710が配置される方向(即ち、図6のZ方向)に向かって突き出るように形成された係合部612を備えている。
係合部612は、フック部210を備えている。フック部210は、カバー本体部711における側部の外面側から見て(即ち、図5における矢印Xの方向から見て)、爪部320及び330を囲むことが可能に設けられている。フック部210が溝部350に嵌合されると共に爪部210及び220に引っ掛けられることによって、係合部612と係合部712とが係合される。尚、このように係合される際には、フック部210は、Z方向に延びる溝部350の底面に沿って挿入される。また、フック部210は、当該実装ケース810の正面両側に設けられており(図5参照)、上述した係合時には、カバー本体部711を正面両側から挟むように配置されることになる。
図7において、本実施形態では特に、係合部612は、本発明に係る「第1方向」の一例としてのY方向に沿った弾性力を発揮可能なバネ部220を備えている。尚、バネ部220は、本発明に係る「弾性部」の一例であり、フック部分211、凸部311a及び爪部330と共に、本発明に係る「位置決め手段」の一例を構成する。バネ部220は、弾性部材からなるプレート本体部611と一体的に形成されている。係合部612と係合部712(図6参照)とが互いに係合される際、バネ部220が爪部330に当接されることでY方向に沿った弾性力を発揮し、フック部210の一部分であるフック部分211が凸部311aに押し当てられるように構成されている。よって、フック部210のカバー本体部711に対するY方向における位置を、凸部311aの縁P1(言い換えれば、溝部350の縁)を基準として安定させることができる。即ち、係合部612と係合部712と(より具体的には、フック部210と溝部350、爪部320及び330と)を互いに係合可能にするための製造公差に起因して発生し得る、カバー710とプレート610とのY方向における相対的な位置関係のずれを殆ど無くすことができる。つまり、フック部210を溝部350に嵌合させつつ爪部320及び330に引っ掛けた際のガタツキを殆ど無くすことができる。従って、例えば、カバー710に固定された電気光学装置500の画素領域10aに対する、プレート610に開口された窓部615の位置がY方向に沿ってずれてしまうことを低減できる。言い換えれば、電気光学装置500の画素領域10a(及びカバー710の窓部625)とプレート610の窓部615との位置関係を安定させることができる。これにより、実装ケース810に収容された電気光学装置500が、例えば図1を参照して上述した液晶プロジェクタ1100におけるライトバルブ100R、100G及び100Bとして実装される場合などにおいて、カバー710、プレート610及び電気光学装置500のY方向における相対的な位置関係がずれてしまうことによって、例えば、カバー710或いはプレート610によって光を必要以上に遮ってしまうこと、或いは光抜けが発生してしまうことを低減できる。この結果、実装ケースに収容された電気光学装置500によって、高品質な画像を表示することができる。
更に、図6及び図7において、本実施形態では特に、爪部320及び330は、側面においてY方向に交わる本発明に係る「第2方向」の一例としてのZ方向に延びるように形成されており、該Z方向に延びる長さが互いに異なる。更に、爪部320及び330は、Z方向におけるプレート本体部611側と異なる側で互いに一端が揃うように配置されている。よって、フック部210を爪部320及び330の該一端に引っ掛けることにより、プレート610がカバー710に対して当該プレート本体部611側にずれてしまうことを確実に低減できる。
加えて、図6及び図7において、本実施形態では特に、バネ部220は、爪部320及び330のうちZ方向に沿った長さが長い方の爪部330に当接される。言い換えれば、爪部320及び330のうちバネ部220が当接されない方の爪部320のZ方向に沿った長さは、バネ部220が当接される方の爪部330のZ方向に沿った長さと比べて短い。よって、係合部612と係合部712とを係合させるために、フック部210をZ方向に延びる溝部350の底面に沿って挿入する際に、フック部210が、バネ部220が当接されない方の爪部330によって外面側(即ち、カバー本体部611の側面から遠ざかる側)に向かうように変形してしまうことを低減できる。更に、このようなフック部210の変形に伴ってバネ部220も外面側に変形してしまい、例えばバネ部220が爪部330に乗り上げてしまって、バネ部220が爪部330に当接されなくなってしまう事態の発生を低減できる。
また、本実施形態では特に、バネ部220は、爪部320と爪部330との間に対応する位置に形成されるので、当該バネ部220と爪部320又は330とが、側面において互いに重なってしまうことを低減できる。よって、当該バネ部220が前記爪部320又は330と重なることで、当該バネ部220が外面側に向かうように変形してしまうことを低減できる。従って、バネ部220による弾性力が低減してしまうことを抑制できる。
更に、図7に示すように、本実施形態では特に、爪部330は、ほぼ一定の幅でZ方向に延びる支持部分332と該支持部分332からプレート本体部611側に延在するテーパ部分331とを有している。テーパ部分331は、プレート本体部611側に近づくに従って徐々に幅W1が狭くなるように形成されている。よって、バネ部220をテーパ部分331に沿ってプレート本体部611側から容易に挿入することができると共に、支持部分332によってバネ部220によるY方向に沿った弾性力を確実に発揮させることができる。尚、支持部分330は、フック部210がZ方向に沿ってプレート本体部611側にずれないように支える機能も有している。
加えて、図7及び図8に示すように、本実施形態では特に、テーパ部分331は、プレート本体部611側に近づくに従って徐々に厚さT1が小さくなるように形成されている。また、爪部320は、ほぼ一定の幅でZ方向に延びる支持部分322と該支持部分322からプレート本体部611側に延在するテーパ部分321とを有している。テーパ部分321は、テーパ部分331と概ね同様に、プレート本体部611側に近づくに従って徐々に厚さが小さくなるように形成されている。よって、係合部612と係合部712とを係合する際に、フック部210を、爪部320及び330を囲むように容易に配置することができる。即ち、フック部210をテーパ部321及び331の表面に沿ってプレート本体部611側から容易に挿入することができる。つまり、テーパ部321及び331におけるプレート本体部611側の厚さによって、フック部210の挿入が妨げられてしまうのを低減できる。
以上説明したように、本実施形態に係る実装ケース810によれば、当該実装ケース810と電気光学装置500との相対的な位置関係がずれてしまうことを低減できる。これにより、当該実装ケース810に収容された電気光学装置500によって高品質な画像を表示することが可能となる。
尚、本実施形態では、プレート610にバネ部220が設けられているが、仮にプレート610にバネ部220が設けられない場合と比較して、実装ケースを製造する製造プロセスの複雑化を殆ど或いは全く招かない。このため、実装ケースを製造するための製造コストの増加も殆ど招かない。更に、実装ケース内に電気光学装置を収容するプロセスにおいても、仮にプレート610にバネ部220が設けられない場合と比較して、工程数の増加を殆ど招かない。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る実装ケースについて、図9を参照して説明する。ここに図9は、第2実施形態における図6と同趣旨の側面図である。尚、図9において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図9において、第2実施形態に係る実装ケース820は、プレート620とカバー720とを備えている。
プレート620は、上述した第1実施形態における係合部612に代えて、係合部622を備える点で、上述した第1実施形態に係るプレート610と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート610と概ね同様に構成されている。
カバー720は、上述した第1実施形態における係合部712に代えて、係合部722を備える点で、上述した第1実施形態に係るカバー710と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート710と概ね同様に構成されている。
図9において、カバー720は、そのカバー本体部711における側面に係合部722を備えている。より詳細には、係合部722は、カバー本体部711における側面側に位置する側部にZ方向(即ち、実装ケース810の正面に交わる方向)に沿って掘られた溝部352と、該溝部352を規定する凸部312a及び312bと、溝部352内において該側部の外面側に突出する爪部332とから構成されている。
プレート610は、そのプレート本体部611からカバー720が配置される方向(即ち、Z方向)に向かって突き出るように形成された係合部622を備えている。
係合部622は、フック部212を備えている。フック部212は、カバー本体部711における側部の外面側から見て、爪部332を囲むことが可能に設けられている。フック部212が溝部352に嵌合されると共に爪部332に引っ掛けられることによって係合部622と係合部722とが係合される。
図9において、本実施形態では特に、係合部622は、Y方向に沿った弾性力を発揮可能なバネ部222を備えている。バネ部222は、弾性部材からなるプレート本体部611と一体的に形成されている。係合部622と係合部722とが互いに係合される際、バネ部222が凸部312aに当接されることでY方向に沿った弾性力を発揮し、フック部212の一部分であるフック部分212bが凸部312bに押し当てられるように構成されている。よって、フック部212のカバー本体部711に対するY方向における位置を、凸部312bの縁P2を基準として安定させることができる。即ち、係合部622と係合部722と(より具体的には、フック部212と溝部352及び爪部332と)を互いに係合可能にするための製造公差に起因して発生し得る、カバー720とプレート620とのY方向における相対的な位置関係のずれを殆ど無くすことができる。
尚、本実施形態では、爪部332は、ほぼ一定の厚さを有しフック部212を支える機能を有する支持部分332bと、プレート本体部611側に近づくに従って徐々に厚さが小さくなるように形成されたテーパ部分332aとからなる。テーパ部分332aによって、フック部212をプレート本体部611側から容易に挿入することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る実装ケースについて、図10を参照して説明する。ここに図10は、第3実施形態における図6と同趣旨の側面図である。尚、図10において、図9に示した第2実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図10おいて、第3実施形態に係る実装ケース830は、上述した第2実施形態におけるプレート620に代えて、プレート630を備える点で、上述した第2実施形態に係る実装ケース820と異なり、その他の点については、上述した第2実施形態に係る実装ケース820と概ね同様に構成されている。
プレート630は、上述した第2実施形態における係合部622に代えて、係合部632を備える点で、上述した第2実施形態に係るプレート620と異なり、その他の点については、上述した第2実施形態に係るプレート620と概ね同様に構成されている。
係合部632は、上述した第2実施形態におけるバネ部222に代えて、バネ部223を備える点で、上述した第2実施形態に係る係合部622と異なり、その他の点については、上述した第2実施形態に係る係合部622と概ね同様に構成されている。
バネ部223は、図9を参照して上述した第2実施形態におけるバネ部222を、Y方向を軸として反転させたような形状を有するように形成されている。つまり、上述した第2実施形態におけるバネ部222は、プレート本体部611からZ方向に延びるように形成されているのに対して、バネ部223は、フック部212におけるプレート本体部611から見て遠い側から該プレート本体部611に向かって延びるように形成されている。
この場合にも、係合部632と係合部722とが互いに係合される際、バネ部223が凸部312aに当接されることでY方向に沿った弾性力を発揮し、フック部212の一部分であるフック部分212bが凸部312bに押し当てられるように構成することができる。よって、フック部212のカバー本体部711に対するY方向における位置を、凸部312bの縁P2を基準として安定させることができる。
<第4実施形態>
第4実施形態に係る実装ケースについて、図11を参照して説明する。ここに図11は、第4実施形態における図6と同趣旨の側面図である。尚、図11において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図11において、第4実施形態に係る実装ケース840は、プレート640とカバー740とを備えている。
プレート640は、上述した第1実施形態における係合部612に代えて、係合部642を備える点で、上述した第1実施形態に係るプレート610と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート610と概ね同様に構成されている。
カバー740は、上述した第1実施形態における係合部712に代えて、係合部742を備える点で、上述した第1実施形態に係るカバー710と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート710と概ね同様に構成されている。
図11において、カバー740は、そのカバー本体部711における側面に係合部742を備えている。より詳細には、係合部742は、カバー本体部711における側面側に位置する側部にZ方向(即ち、実装ケース810の正面に交わる方向)に沿って掘られた溝部354と、該溝部354を規定する凸部314a及び314bとから構成されている。
プレート640は、そのプレート本体部611からカバー740が配置される方向(即ち、Z方向)に向かって突き出るように形成された係合部642を備えている。
係合部642は、2つのフック部224a及び224bを備えている。フック部224a及び224bはそれぞれ、プレート本体部611から、溝部354の両縁に沿うように設けられている。
図11において、本実施形態では特に、2つのフック部224a及び224bはそれぞれ、Y方向に沿った弾性力を発揮可能に構成されている。フック部224a及び224bは、弾性部材からなるプレート本体部611と一体的に形成されている。係合部642と係合部742とが互いに係合される際、フック部224a及び224bがそれぞれ凸部314a及び314bに当接されることでY方向に沿った弾性力をそれぞれ発揮し、フック部224a及び224bにおける前記当接された部分がそれぞれ凸部314a及び314bに押し当てられるように構成されている。つまり、フック部224a及び224bがY方向に沿って互いに反対側に向かう弾性力を発揮可能に構成されており、当該フック部224a及び224bが凸部314a及び314bの縁P4a及びP4b(即ち、溝部354の両縁)に概ね均等に押し当てられるように構成されている。
よって、係合部642のカバー本体部711に対するY方向における位置を、縁P4a及びP4bを基準として安定させることができる。従って、カバー740とプレート640とのY方向における相対的な位置関係のずれを殆ど無くすことができる。
<第5実施形態>
第5実施形態に係る実装ケースについて、図12を参照して説明する。ここに図12は、第5実施形態における図6と同趣旨の側面図である。尚、図12において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図12において、第5実施形態に係る実装ケース850は、プレート650とカバー750とを備えている。
プレート650は、上述した第1実施形態における係合部612に代えて、係合部652を備える点で、上述した第1実施形態に係るプレート610と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート610と概ね同様に構成されている。
カバー750は、上述した第1実施形態における係合部712に代えて、係合部752を備える点で、上述した第1実施形態に係るカバー710と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート710と概ね同様に構成されている。
図12において、カバー750は、そのカバー本体部711における側面に係合部752を備えている。より詳細には、係合部752は、カバー本体部711における側面側に位置する側部にZ方向(即ち、実装ケース810の正面に交わる方向)に沿って掘られた溝部355と、該溝部355を規定する凸部315a及び315bと、凸部315a及び315bから溝部355内に向かってそれぞれ延びる爪部335a及び335bとから構成されている。尚、凸部315a及び315bの各々は、本発明に係る「第1凸部分」及び「第2凸部分」の一例であり、爪部335a及び335bの各々は、本発明に係る「第1延在部分」及び「第2延在部分」の一例である。
プレート610は、そのプレート本体部611からカバー720が配置される方向(即ち、Z方向)に向かって突き出るように形成された係合部652を備えている。
係合部652は、2つのフック部225a及び225bと、該2つのフック部225a及び225bの間に設けられた支持部255とを備えている。フック部225a及び225bはそれぞれ、Z方向に沿ってプレート本体部611から遠ざかるように延び、更に溝部355内の途中で折り返され溝部355の両縁に沿いながらプレート本体部611に近づくよう延びている。支持部255によって、カバー710を正面両側から確実に支持することが可能となり、係合部652と係合部752とを互いに確実に係合させることができる。
図12において、本実施形態では特に、2つのフック部225a及び225bはそれぞれ、Y方向に沿った弾性力を発揮可能に構成されている。フック部225a及び225bは、弾性部材からなるプレート本体部611と一体的に形成されている。係合部652と係合部752とが互いに係合される際、フック部225a及び225bがそれぞれ凸部315a及び315bに当接されることでY方向に沿った弾性力をそれぞれ発揮し、フック部225a及び225bにおける前記当接された部分がそれぞれ凸部315a及び315bに押し当てられるように構成されている。つまり、フック部225a及び225bがY方向に沿って互いに反対側に向かう弾性力を発揮可能に構成されており、当該フック部225a及び225bが凸部315a及び315bの縁P5a及びP5b(即ち、溝部355の両縁)に概ね均等に押し当てられるように構成されている。
よって、係合部652のカバー本体部711に対するY方向における位置を、縁P5a及びP5bを基準として安定させることができる。従って、カバー750とプレート650とのY方向における相対的な位置関係のずれを殆ど無くすことができる。
更に、本実施形態では特に、上述したように、係合部752は、凸部315a及び315bから溝部355内に向かってそれぞれ延びる爪部335a及び335bを備えている。よって、プレート650がカバー750に対して当該プレート本体部611側にずれてしまうことを確実に低減できる。即ち、係合部652と係合部752とを確実に互いに係合させることができる。従って、プレート650とカバー750とが互いに外れてしまうことを確実に低減できる。
<第6実施形態>
第6実施形態に係る実装ケースについて、図13を参照して説明する。ここに図13は、第6実施形態における図6と同趣旨の側面図である。尚、図13において、図1から図8に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図13において、第6実施形態に係る実装ケース860は、プレート660とカバー760とを備えている。
プレート660は、上述した第1実施形態における係合部612に代えて、係合部662を備える点で、上述した第1実施形態に係るプレート610と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート610と概ね同様に構成されている。
カバー760は、上述した第1実施形態における係合部712に代えて、係合部762を備える点で、上述した第1実施形態に係るカバー710と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係るプレート710と概ね同様に構成されている。
図13において、カバー760は、そのカバー本体部711における側面に係合部762を備えている。より詳細には、係合部762は、カバー本体部711における側面側に位置する側部にZ方向(即ち、実装ケース810の正面に交わる方向)に沿ってそれぞれ掘られた2つの溝部356a及び356bと、該溝部356a及び356bを規定する凸部316a316b及び316c(凸部316cは、凸部316a及び316間に位置し、溝部356aは、凸部316a及び316cによって規定され、溝部356bは、凸部316b及び316cによって規定されている。)と、凸部316cから溝部356a及び356b内に向かってそれぞれ延びる爪部336a及び336bとから構成されている。
プレート660は、そのプレート本体部611からカバー760が配置される方向(即ち、Z方向)に向かって突き出るように形成された係合部662を備えている。
係合部662は、2つのフック部226a及び226bを備えている。フック部226aは、溝部356a内でZ方向に沿ってプレート本体部611から遠ざかるように延び、更に溝部356a内の途中で折り返され凸部316cの縁P6aに沿いながらプレート本体部611に近づくよう延びている。
図13において、本実施形態では特に、2つのフック部226a及び226bはそれぞれ、Y方向に沿った弾性力を発揮可能に構成されている。フック部226a及び226bは、弾性部材からなるプレート本体部611と一体的に形成されている。係合部662と係合部762とが互いに係合される際、フック部226a及び226bが凸部316cの両側から該凸部316cにそれぞれ押し当てられるように構成されている。つまり、フック部226a及び226bはY方向に沿って互いに反対側に向かう弾性力を発揮可能に構成されており、当該フック部226a及び226bが、凸部316cを挟むように、両縁P6a及びP6bに概ね均等に押し当てられるように構成されている。
よって、係合部662のカバー本体部711に対するY方向における位置を、縁P6a及びP6bを基準として(言い換えれば、凸部316cを基準として)安定させることができる。従って、カバー760とプレート660とのY方向における相対的な位置関係のずれを殆ど無くすことができる。
更に、本実施形態では特に、上述したように、凸部316cから溝部356a及び356b内に向かってそれぞれ延びる爪部336a及び336bを備えている。よって、プレート660がカバー760に対して当該プレート本体部611側にずれてしまうことを確実に低減できる。即ち、係合部662と係合部762とを確実に互いに係合させることができる。従って、プレート660とカバー760とが互いに外れてしまうことを確実に低減できる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置用実装ケース、該実装ケースに収容されてなる電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る電子機器の図式的断面図である。 第1実施形態に係る電気光学装置(実装ケースに収容されていない状態)の構成を示す平面図である。 図2のH−H´断面図である。 第1実施形態に係る電気光学装置の複数の画素の等価回路図である。 第1実施形態に係る実装ケースを電気光学装置とともに示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る実装ケースの側面図である。 図6の破線L1で囲む部分の拡大図である。 図7のA−A´断面図である。 第2実施形態における図6と同趣旨の側面図である。 第3実施形態における図6と同趣旨の側面図である。 第4実施形態における図6と同趣旨の側面図である。 第5実施形態における図6と同趣旨の側面図である。 第6実施形態における図6と同趣旨の側面図である。
符号の説明
6a…データ線、9a…画素電極、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、11a…走査線、20…対向基板、21…対向電極、50…液晶層、101…データ線駆動回路、102…外部回路接続端子、104…走査線駆動回路、220…バネ部、320、330…爪部、350…溝部、311a、311b…凸部、500…液晶装置、610…プレート、611…プレート本体部、612…係合部、615…窓部、711…カバー本体部、712…係合部、715…窓部、810…実装ケース

Claims (12)

  1. 基板上の画素領域に複数の画素を備えた電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、
    前記電気光学装置の一面に対向するように配置されるプレート本体部、及び該プレート本体部における前記基板の一辺及び該一辺に対向する他辺の各々に対応する位置に設けられた第1係合部を有するプレートと、
    前記プレート本体部及び前記電気光学装置を覆うように配置されるカバー本体部、及び該カバー本体部に設けられ前記第1係合部に係合可能な第2係合部を有するカバーと
    を備え、
    前記第1係合部は、当該第1係合部の少なくとも一部分を、前記一辺に沿った第1方向に沿って前記第2係合部に対して押し当てることにより、前記プレートの前記カバーに対する位置決めを行う位置決め手段を有し、
    前記第2係合部は、前記カバー本体部における前記電気光学装置の側縁を取り囲む側部に設けられると共に、該側部の外面側から見て突出する凸部と、前記凸部より前記側部の外面側から見て窪んだ凹部とからなる凹凸部として形成されており、
    前記第1係合部は、前記凹部の少なくとも一部に嵌合されると共に前記凸部の少なくとも一部に引っ掛けられるフック部を有する
    ことを特徴とする電気光学装置用実装ケース。
  2. 前記プレート本体部は、前記画素領域に対応して開口された第1開口部を有し、
    前記カバー本体部は、前記画素領域に対応して開口された第2開口部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置用実装ケース。
  3. 前記位置決め手段は、前記フック部を、前記第1方向における一方の側に向かって、前記凸部の一部分に対して押し当てることを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  4. 前記フック部は、前記第1方向に沿って並んで配置される第1及び第2フック部分を含み、
    前記位置決め手段は、前記第1フック部分を、前記第1方向における前記第2フック部分が位置する側とは異なる側に向かって、前記凸部の一部としての第1凸部分に対して押し当てると共に、前記第2フック部分を、前記第1方向における前記第1フック部分が位置する側とは異なる側に向かって、前記凸部分の他の一部としての第2凸部分に対して押し当てる
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  5. 前記第1凸部分は、前記第1フック部分が押し当てられる第1凸部分本体と、該第1凸部分本体よりも前記プレート本体部側に形成されると共に前記第1方向に沿って前記第2凸部分側に向かって延びる第1延在部分を有し、
    前記第2凸部分は、前記第2フック部分が押し当てられる第2凸部分本体と、該第2凸部分本体よりも前記プレート本体部側に形成されると共に前記第1方向に沿って前記第1凸部分側に向かって延びる第2延在部分を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  6. 前記フック部は、前記第1方向に沿って並んで配置される第1及び第2フック部分を含み、
    前記位置決め手段は、前記第1及び第2フック部分を、前記凸部のうち前記第1方向における前記第1及び第2フック部分の間に対応する位置に形成された第3凸部分に対して夫々押し当てる
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  7. 前記第1係合部は、前記位置決め手段の一部として、前記第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  8. 前記第2係合部は、前記凸部の一部として、前記側部において前記第1方向に交わる第2方向に延びる長さが互いに異なると共に前記第2方向における前記プレート本体部側と異なる側で互いに一端が揃うように配置された2つの凸部分を含み、
    前記フック部は、前記2つの凸部分を囲むように設けられ、
    前記第1係合部は、前記位置決め手段の一部として、前記2つの凸部分の間に対応する位置に形成され、且つ、前記2つの凸部分のうち前記長さが長い方の凸部分に当接されることにより前記第1方向に沿った弾性力を発揮可能な弾性部を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  9. 前記長い方の凸部分は、前記プレート本体部側に近づくに従って徐々に幅が狭くなる第1テーパ部分を有することを特徴とする請求項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  10. 前記2つの凸部分のうち少なくとも一方は、前記プレート本体部側に近づくに従って徐々に前記突出する厚さが小さくなる第2テーパ部分を有することを特徴とする請求項又はに記載の電気光学装置用実装ケース。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケースを備えており、該電気光学装置用実装ケースに収容されたことを特徴とする電気光学装置。
  12. 請求項11に記載の電気光学装置を具備することを特徴とする電子機器。
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