JP5066745B2 - 揺動車両 - Google Patents
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Description
このため、上記構成では、前輪と脱輪しない側の後輪が路面に設置すると共に脱輪した後輪も路肩下の路面に設置し、後輪の路肩脱輪時にハブ及びロアアーム部が路肩に当らず、特許文献1、3の揺動車両のようなサスペンションアームも無いので安全性が頗る向上する。
〔座席角度修正装置37の構成〕
図5〜図7に示すように、座席角度修正装置37は、座席角度修正用モータ35と運動伝達機構36とを含み、図3に示すモータ制御装置38により制御される。
〔座席角度修正装置37を含まない構成についての作用効果〕
図3に示すように、制御装置本体38aは、アクセル角度検出センサ38cから出力された信号をフィードバック演算器383に入力し、演算結果の信号を速度制御器384に送って速度制御信号とし、速度制御信号を電流制御増幅器385で必要な大きさのモータ駆動電流となるように増幅して走行用モータ24を駆動し、回転速度の実行値であるロータリーエンコーダ38fからの信号をフィードバック演算器383にフィードバックしてセンサ信号との偏差を解消する補正された信号を速度制御器384に送って走行用モータ24をフィードバック制御方式で駆動制御する。
〔座席角度修正装置37を含む構成についての作用効果〕
図3に示すように、制御装置本体38aは、走行用モータ24の走行速度を制御することについては、座席角度修正装置37を含まない構成で述べたことと同一である。
本発明は上記の実施形態及び実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々、設計変更した形態が含まれる。
(1)上記の実施形態では、座席角度修正装置を構成する運動伝達機構36として、小傘歯車36aを原車、大傘歯車36bを従車とする構成を採用したが、小歯車と大歯車とが一体に形成された中間歯車の大歯車を、座席角度修正用モータ35の出力軸に設けた小平歯車と噛み合わせると共に、中間歯車の小歯車を、連結部材33の車体フレーム連結部33aに一体に設けた扇形の大歯車と噛み合わせた構成を採用しても良い。また、座席角度修正用モータ35の出力軸にウォームを連結固定し、このウォームを連結部材33の車体フレーム連結部33aに一体に設けた扇形のウォームホイールと噛み合わせた構成を採用しても良い。
(2)上記の実施形態では、アッパーアーム部28を板ばねで構成して座席の上下動を緩和するようにしているが、図13に示すように、左右の後輪の車軸を通る垂直面内に屈伸可能に連結された二つの屈伸リンク282,283と、各屈伸リンクの上面中途に立ち上げた一対のアーム284,285と、該一対のアームの上端同士を長さ可変に連結する長さ可変リンク285と、長さ可変リンク285をコイル空間に通していて両端で長さ可変リンクを突っ張り、屈伸リンク282,283を開いた状態に保持するコイル286とを備えてなるショックアブソーバの構成でも良い。
21 前輪
22 ハンドル
23 シャフトフレーム
24 走行用モータ
25 車体フレーム
26a,26b 後輪
27a,27b ハブ
28 アッパーアーム部
29 コ字形リンク
30 トーションバー部
31a,31b ロアアーム部
33 コ字形アーム
33a 車体フレーム連結部
33b トーションバー連結部
33 連結部材
34 座席
35 座席角度修正用モータ
36 運動伝達機構
37 座席角度修正装置
38 モータ制御装置
Claims (4)
- 前輪と、
ハンドルと、
下端に上記前輪を軸支する前輪支持部を有し、上端に上記ハンドルを固定するハンドル固定部を有するシャフトフレームと、
上記シャフトフレームに支持され上記前輪を駆動する走行用モータと、
先端に上記シャフトフレームを回転可能に支持するシャフトフレーム枢支部を有し、中間位置にステップ支持部を有し、後部に車両後方へL字形に立ち上がるL字形部を有する車体フレームと、
左右の後輪と、
各下端部で同側の上記後輪を軸支する左右のハブと、両端部で上記左右のハブの上端部を該ハブが垂直面内に揺動可能であるように枢着しかつ中央部が上記車体フレームのL字形部の後端部に垂直回動可能であるように枢支されたアッパーアーム部と、からなるコ字形リンクと、
車両左右方向に延びていて中央部が上記車体フレームのステップ支持部の後端部に対して車両後方側に近接して位置されたトーションバー部と、該トーションバー部の両端よりそれぞれ一体に上記後輪の内側に延びていて、かつ後端部で同側の上記ハブの下端部を該ハブが垂直面内に揺動可能であるように枢支する左右のロアアーム部と、からなるコ字形アームと、
上記車体フレームのステップ支持部の後端部に該ステップ支持部の軸線の回りに回転可能に連結された車体連結部と、該車体連結部の後端に上記トーションバー部の中央部を該トーションバー部が垂直面内に揺動可能であるように支持するトーションバー連結部と、を有してなる連結部材と、
上記車体フレームのL字形部に固定された座席と、を備え、
上記アッパーアーム部は板ばねからなる、揺動車両。 - 前輪と、
ハンドルと、
下端に上記前輪を軸支する前輪支持部を有し、上端に上記ハンドルを固定するハンドル固定部を有するシャフトフレームと、
上記シャフトフレームに支持され上記前輪を駆動する走行用モータと、
先端に上記シャフトフレームを回転可能に支持するシャフトフレーム枢支部を有し、中間位置にステップ支持部を有し、後部に車両後方へL字形に立ち上がるL字形部を有する車体フレームと、
左右の後輪と、
各下端部で同側の上記後輪を軸支する左右のハブと、両端部で上記左右のハブの上端部を該ハブが垂直面内に揺動可能であるように枢着しかつ中央部が上記車体フレームのL字形部の後端部に垂直回動可能であるように枢支されたアッパーアーム部と、からなるコ字形リンクと、
車両左右方向に延びていて中央部が上記車体フレームのステップ支持部の後端部に対して車両後方側に近接して位置されたトーションバー部と、該トーションバー部の両端よりそれぞれ一体に上記後輪の内側に延びていて、かつ後端部で同側の上記ハブの下端部を該ハブが垂直面内に揺動可能であるように枢支する左右のロアアーム部と、からなるコ字形アームと、
上記車体フレームのステップ支持部の後端部に該ステップ支持部の軸線の回りに回転可能に連結された車体連結部と、該車体連結部の後端に上記トーションバー部の中央部を該トーションバー部が垂直面内に揺動可能であるように支持するトーションバー連結部と、を有してなる連結部材と、
上記車体フレームに固定された座席角度修正用モータと、該モータの回転で上記車体連結部を車両左右方向に傾斜揺動させることで上記コ字形アームのトーションバー部を車体左右方向へ傾斜揺動させる運動伝達機構と、上記座席角度修正用モータを制御するモータ制御装置と、からなる座席角度修正装置と、
上記車体フレームのL字形部に固定された座席と、
上記ハンドルの角度を検出するハンドル角度検出センサと、
上記走行用モータの回転速度を検出するロータリーエンコーダと、を備え、
上記モータ制御装置は、上記コ字形アームのトーションバー部を上記車体フレームのL字形部に対して通常走行時に垂直状態に保持するように上記モータを制御し、コーナリング走行時には上記ハンドルの曲げ角度と車速に応じて上記車体フレームと上記座席とを傾けるように上記モータを制御し、路幅方向に傾斜した路面走行時には路幅方向の傾斜角に応じて水平に保つように上記モータを制御する、揺動車両。 - 前記アッパーアーム部は、板ばねからなる、請求項2に記載の揺動車両。
- 前記アッパーアーム部は、2つの連接リンクと、該2つの連接リンクを開いた状態に保持するコイルばねを有してなる、請求項2に記載の揺動車両。
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