JP5065280B2 - トランスコンダクタンス段の構成 - Google Patents

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Description

本発明は、シングルエンド入力、トランジスタのエミッタ結合対、および、差動出力を備える電圧対電流トランスコンダクタンス段(stage)の構成に関する。ここで、トランジスタのエミッタ結合対は、第1のトランジスタと第2のトランジスタを備え、第3のトランジスタのエミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに接続される。本発明は、また、トランスコンダクタンス段の構成を備えるミキサと増幅とに関するものである。
多くの異なる種類の回路において、高い線形性が要求されている。そのような構成または要素の例としては、無線通信システムにおける受信機と無線送信機とがある。そのような構成の線形性は、しばしば、または主に、システムのなかに用いられる増幅器とミキサとによって決定される。そのような増幅器またはミキサの線形性において、線形性に関する限り実際に相当な制限要因となる電圧対電流トランスコンダクタンス段が重要となる。
平衡回路が、シングルエンド回路と比較すると、いくつかの理由により多くの場合には有利である。例えば、平衡回路は、低周波数変換(ダウンコンバーション)のために用いるミキサの出力で、RF(Radio Frequency)信号をキャンセルすることができる。平衡回路を作るためには、多くの場合、シングルエンド入力から差動出力への段が必要である。そのような段は、種々の手法で作ることができる。例えば、トランスコンダクタンス段の前に、シングルエンド入力差動出力の受動バラン(passive balun: 平衡−不平衡回路)を用いることが知られている。しかしながら、インダクタとキャパシタとから構成される受動バランは大きなチップ面積が必要であり、通常は損失が生じるため明らかに不利である。
また、バランおよびトランスコンダクタンス段として同時に働く、エミッタ結合対(ECP: emitter-coupled-pare)を備える能動回路を用いることが知られている。このようなシングル−差動エミッタ結合対1001が、図1に示されている。この種類のトランスコンダクタンス段は、非常に小型にできて電圧対電流変換で利得を得ることもできる。
ECPトランスコンダクタンス段の線形性を改善するために、しばしば、エミッタ縮退(degenerationd)技術が用いられる。そのような構成1002の例を、図2に示す。図2において、抵抗Re1および抵抗Re2は、それぞれトランジスタQ01およびトランジスタQ02のエミッタ側に挿入した抵抗である。
また、マルチtanh(multui-hypertangent)の原理を用いることにより、線形性を向上することができる。これは、Barrie Gilber、「The multi−tanh principle:a tutorial overview」、IEEE、J.Solid−State Circuits、第33巻、1号、1998年1月、で説明されている。トランジスタの差動対(EPC)の並列接続セットがそのために用いられる。そのようなトランスコンダクタンスセル、または段は、マルチtanhの原理を基本としたセルとして知られ、この主な考え方は、個々には非線形(双曲線正接tanh)のトランスコンダクタンス関数が入力電圧の軸に沿って分離されて、全体としてはより線形な関数を実現することができるというものである。最も簡単なものは、「二重(ダブレット:doublet)」と呼ばれるものであるが、「三重(トリプレット:triplet)」等の他のものも知られている。
図3は、マルチtanhダブレット1003の単純化した例を示す。図3には、並列に動作する2つのエミッタ結合対を備えるマルチtanhダブレットが示されている。トランジスタQ01とトランジスタQ04の(物理的)寸法は、典型的には、他方のエミッタ結合対であるトランジスタQ02とトランジスタQ03の寸法の数倍の大きさである。しかし、線形性を増すことができるとしても、EPCと比較してトランスコンダクタンスの利得は減少するであろうし、それに加えて、エミッタ結合対の基本的な弱さによって、実際の線形性の改善は限られたものになる。エミッタ結合対に対して線形性が限定される理由は、トランジスタのベース間にかけられる入力電圧を増加させると、エミッタ結合対の中のトランジスタの微分(incremental)トランスコンダクタンスgmが、大きく減少するからである。
従って、ECPトランスコンダクタンス段に基づいたミキサおよび増幅器は、多くの応用に対して、線形性の要求の達成に関する限りはしばしば不十分であると考えられる。
Barrie Gilbert、「The micromixer:A highly linear variant of the Gilbert Mixer using a bisymmetric class−AB input stage」、IEEE Journal of Solid−State Circuits、第32巻、9号、1997年9月、の中で、上記で述べた課題に対する解答が示唆されている。マイクロミキサ(micromixer)と呼ばれる回路の中に用いられるトランスコンダクタンス段の単純化した回路図が、図4に示されている。所与の入力信号Vinに対する出力電流I+とI-は、振幅は等しく位相は逆でなければならない。Q02とQ03の入力インピーダンスは通常は極めて低いので、抵抗R01、R02、およびR03は、入力インピーダンスを増加させるために用いられる。しかし、例えECPを用いた場合と比較して線形性が改善できるとしても、入力RF電力をさらに増加させると線形性が急に劣化するまたは低下することがマイクロミキサトランスコンダクタンスの問題である。これは、入力RF電力を増加させると、Q02とQ03のベース−エミッタ電圧VbeのDC成分が減少するという事実による。これは利得の抑圧を生じさせ、信号の歪みを引き起こす。Vbeの減少に対する理由は、以下のように説明することができる。入力電力が増加すると、Q02とQ03のエミッタを通して流れるDC電流IDCは増加する。従って、DC電圧:Vbe(Q02)+Vbe(Q03)=Vb−IDC(R03+R02)は減少する。ここに、VbはQ03のベースのバイアス電圧である。ここでは、Q02およびQ03を流れるDC電流IDCは等しく、トランジスタのエミッタ抵抗はR02およびR03の中に含まれると仮定してきた。
従って、例えば無線通信システムのいくつかの重要な応用において、またはその他の応用においても、満足する線形性を持つトランスコンダクタンスは、現在まで得られてはいない。
従って、まず、良好で高い線形性を持つと述べた電圧対電流トランスコンダクタンス段の構成が必要である。特に、小型で大きなチップ面積を取らず、それでいて線形性が高く、シングル入力から差動出力へのバランの機能を持つトランスコンダクタンス段が必要である。さらに、特に、トランスコンダクタンス値にいかなる損失もなく高い線形性を有する構成が要求される。特に、例えば上記議論したECPの弱さによって限定されることがないトランスコンダクタンス段、または、特に、入力電圧を増加させても線形性とトランスコンダクタンス値が維持されるものが要求される。特に、高い入力信号(高い入力電圧)を許容し、大きなダイナミックレンジを有するトランスコンダクタンス段が要求される。最も特定して言うならば、安価で製造が容易で、複雑でないトランスコンダクタンス段が要求される。最も特定して言うならば、高い線形性を持つ増幅器やミキサや他の素子を提供するのに用いることができるトランスコンダクタンス段が要求される。特に、無線通信システムのための素子、特に高い線形性が要求される無線の受信機と送信機、の中に用いることのできるトランスコンダクタンス段が要求される。さらに、高い線形性を持つ増幅器、ミキサ、特に受信機および送信機が要求されている。
従って、初めに言及した以下のような電圧対電流トランスコンダクタンス段の構成が提供される。この電圧対電流トランスコンダクタンス段は、前記第2のトランジスタのベースに接続された第4のトランジスタを備える、共通コレクタのランジスタをさらに備える。特に、第4のトランジスタのベースは、第3のトランジスタのエミッタ(および、第1のトランジスタのコレクタ)に接続され、第4のトランジスタのエミッタは第2のトランジスタのベースに接続される。特に好ましい実施形態では、第5のトランジスタが前記第3のトランジスタのベースに接続される。前記第4のトランジスタ、または、前記第4および第5のトランジスタは、それぞれ、前記第2および前記第3のトランジスタの寸法をかなり超えることが望ましい。特に、前記第4のトランジスタのエミッタ寸法、または、前記第4および前記第5のトランジスタのエミッタ寸法は、それぞれ、前記第2および前記第3のトランジスタのエミッタ寸法をかなり超える。特に、第4のトランジスタ、または、第4および第5のトランジスタのエミッタ寸法は、それぞれ、第2および/または第3のトランジスタのエミッタ寸法の、約N倍、またはN倍までである。ここで、Nは約10である。
さらに、特に、前記第4および/または前記第5のトランジスタのエミッタ寸法は、前記第2および/または前記第3のトランジスタのエミッタ寸法のN倍以上である。ここに、N>10で、例えばNは20までである。(無論のことながら、Nは10より小さいこともあるが、通常は4から5より小さくはない。)
ある特別な実施形態では、前記第4、または、前記第4および前記第5のトランジスタのコレクタ電流は、それぞれ、前記第2および前記第3のトランジスタのベースバイアス電流である。さらに、特に、第4の、または、第4および第5のトランジスタは、コレクタ電流が非常に小さいなるよう「オフ状態(off-state)」にバイアスされている。
特に、増加する入力に対して、前記第4、または、前記第4および前記第5のトランジスタのベースエミッタ電圧は、それぞれ、急激に減少するように適合されていて、前記第2および前記第3のトランジスタのベースエミッタ電圧の対応するDC電圧成分は、増加するか変化しないかである。これにより、大きなRF入力電力でも良い線形性が得られる。
ある実施形態では、前記トランジスタの入力インピーダンスを増加させるために、抵抗またはインダクタが前記第1のトランジスタ、および/または、前記第2のトランジスタ、および、前記第3のトランジスタのエミッタに接続される。前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタが、前記第1のトランジスタおよび/または前記第2のトランジスタおよび前記第3のトランジスタの入力インピーダンスを希望するレベルまで増加させるように配置され、前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ、および前記第3のトランジスタの入力インピーダンスを増加させるために抵抗を付加する必要はない。
ある特別な実施形態では、負荷インダクタが、特に、第4のトランジスタのコレクタ負荷として接続される。前記第5のトランジスタがもし含まれれば、そのコレクタにも(または、代替案として)、負荷インダクタを接続することができる。
ある実施形態では、ベースコレクタ(BC)接合キャパシタおよび負荷インダクタ(上記議論したようにこれは随意に設けられて良い)は、可変直列共振器(tunable series resonator)を形成する。特に、入力信号、すなわち入力電圧は周波数ω0を持ち、上記議論したように、可変直列共振器は、入力周波数の2倍、すなわち2×ω0で共振を起こし、入力信号の第2高調波は入力のところで接地に短絡されるように同調がとられる。これにより、2×ω0成分と基本波成分との相互作用によって生ずる第3次相互変調(third order intermodulation)が低減し、線形性を更に向上させることができる。
ある特別な実施形態では、トランジスタはバイポーラトランジスタである。さらに特別な場合は、トランスコンダクタンス段は、SiGeまたはGaAsで実現される。他の材料もまた用いることができ、また、バイポーラトランジスタである必要はなく、FETまたはCMOS等も可能であることは明らかである。また特別な場合には、構成は集積回路(IC)を含む。
従って、以前に言及した課題を解決するために、上記議論したように、トランスコンダクタンス段を備えるミキサもまた提供される。上記議論した実施形態のいずれかに一致するトランスコンダクタンス段を備える増幅器もまた提供されることができる。最も特定すれば、トランスコンダクタンス段は、上記議論したように、例えば受信機や送信機に高い線形性を与えるために、無線通信システムの中の1つ以上の構成要素の中に用いられる。他の実施形態も無論のこと可能である。
本発明は、添付の図面を参照して、以下でさらに説明されるであろうが、これらには限定されない。
図1は、2つのエミッタ結合トランジスタQ01とQ02を持ち、バラン及びトランスコンダクタンス段として同時に動作する能動回路のためのエミッタ結合対(ECP)の構成1001の簡単な図示である。
図2は、同様のECPトランスコンダクタンス段1002の図示であるが、図2では、エミッタ縮退の目的で抵抗Re1およびRe2がそれぞれのエミッタに接続されている。これは、図1に示す構成の線形性を向上するための公知の手段である。
図3は、公知のマルチtanhダブレット1003を示す。図3はまた、線形性を改善する別の方法を開示している。Q01およびQ04の寸法は、典型的に、Q02およびQ03の寸法と比較して数倍異なる。しかし、種々の応用に対する線形性の要求に関する限りでは、全てのエミッタ結合対は満足ではない。これは、特に、トランジスタのベース間に与えられる入力電圧が増加するとトランジスタのトランスコンダクタンスが大幅に減少するからである。
図4は、1つの実施形態に従った、公知のいわゆるマイクロミキサ1004、より詳細に、マイクロミキサの中に用いられるトランスコンダクタンス段を示す。所与の入力信号Vinに対する出力電流I+およびI-は、振幅は等しく位相は逆である。抵抗R01、R02、およびR03は、やはり上記議論したように、入力インピーダンスを増加するために用いられる。しかし、Q02およびQ03のベースエミッタ電圧のDC成分、すなわちVBEが、入力電力の増加とともに減少するという事実によって、入力RF電力が増加すると線形性は急激に減少する。上記議論したように、入力電力が増加すると、Q02およびQ03のエミッタを通して流れるDC電流が増加し、DC電圧:VBE(Q02)+VBE(Q03)=Vb−IDC(R03+R02)が減少する。ここで、VbはQ03のベースにおけるバイアス電圧である。
図5は、本発明に従った構成であり、ここでは、中でも、入力電力が増加すると線形性が減少するまたは劣化するという問題を軽減または克服している。図5には、シングルエンド入力−差動出力トランスコンダクタンス段101が示されている。
本発明のこの実施形態に従えば、2つの共通コレクタトランジスタQ4(4)およびQ5(5)は、本質的に図4のQ02およびQ03に対応するQ2(2)およびQ3(3)のベースに設けられる、または接続される。特に、トランジスタQ4(4)およびQ5(5)は、トランスコンダクタンス段の線形性を改善するのに非常に重要な役割を演ずる。実際に、Q2(2)のベースエミッタ電圧(Vbe)のDC成分は、減少するのではなくて、入力電力の増加とともに増加する、または変化しないで維持される。これは、図4に示す構成と完全に異なっている。その結果、トランスコンダクタンス段はより大きな入力信号を許容できて、そのダイナミックレンジは相当大きく拡張されるであろう。
本発明に従えば、Q4(4)およびQ5(5)の寸法は、それぞれ、Q2(2)およびQ3(3)の寸法を大幅に上回る。ここで、寸法とは、物理的寸法であって、すなわち、エミッタ幅×長さである。エミッタ寸法の比は、例えば、10:1ほどに大きくすることができる。明らかなように、無論のことながらこれは単なる一例であって、比は、もっと小さくてもよいし大幅に大きくてもよい。例えば、小さい方向には4:1、大きい方向には20:1、さらにそれらを超えた値でもよい。これは、入力のAC電圧が主にQ4(4)およびQ5(5)のベースエミッタポートに供給されるのを回避するためである。入力のAC電圧は、Q2(2)およびQ4(4)、または、Q3(3)およびQ5(5)のベースエミッタポートに分割されるということに注意をすべきである。
Q4(4)およびQ5(5)はオフ状態にバイアスされて、静止(クイエッセント:quiescent)コレクタ電流は極度に小さいことが望ましい。これは、これらの電流がQ2(2)およびQ3(3)のベースバイアス電流を形成するからである。本発明に従えば、Q4(4)およびQ5(5)のベースエミッタ電圧は、入力電力が増加するにつれて、急速に減少する。これは、対応するQ2(2)およびQ3(3)のDC電圧を増加させるであろう。従って、本発明に従う回路構成を用いれば、特に大きなRF入力電力のところで、トランスコンダクタンス段の線形性は改善されるであろう。さらに、Q4(4)およびQ5(5)を追加することにより、入力インピーダンスが増加し、その結果、入力インピーダンスを上げるために図4のマイクロミキサの中で用いられた抵抗R01、R02、およびR03の必要性を減少させるまたは取り除くことになる。図5の実施形態においては、そのような抵抗は取り除かれている。
別の実施形態(図示せず)では、図5に示すトランジスタQ4(4)だけが設けられる。すなわち、トランジスタQ5(5)は含まれない。このような実施形態のその他全ての点に関しては、特徴は、図5を参照して議論したものに対応している。
図6は、図5と同様な別の実施形態であり、入力インピーダンスをさらに増加させるために抵抗R1、R2、R3、R4が設けられた構成102である。これらの抵抗は、図4に示すマイクロミキサでは必要であったが、図5では用いる必要はなかった。これは、上記議論した、トランジスタQ4(4)だけが設けられた実施形態にも適用される。抵抗R1〜R4のうち全てまたは同じものをインダクタに置き換えることができることに注意すべきである。
図7は、インダクタL1がQ4のコレクタ負荷として用いられる構成103を示す。このインダクタL1とQ4(4)のベースコレクタ接合容量は、2×ω0で共振が起こるように同調をとることができる直列共振器を形成するであろう。ここで、ω0は、入力信号の周波数を示す。このことは、入力信号の第2高調波は入力のところで接地に短絡され、さらに線形性が増加することを意味する。図7にはトランジスタQ5(5)が示されているが、Q5(5)を含むことは、特に好ましい実施形態に関連していることであり、主なことはトランジスタQ4(4)が含まれることである。
特に、最も好ましい実施形態では、トランジスタとしてバイポーラトランジスタを用いることである。代替的な実施形態では、トランジスタは、MOSFET、または他のMOSデバイス、または同様のものを用いる。SiGe_HBTおよびGaAs_HBTを用いるのが最も適当であると思われる。
IC設計による構成の実施は、明快であり、通常でない手段や処理は何も必要でない。IC設計の観点からすると、トランジスタQ4、または、2つのトランジスタQ4およびQ5、および、可能性として、例えばQ4および/またはQ5の負荷として、1つ以上のインダクタを追加することは、回路の複雑さを増すことにはならず、線形性を改善することを除いて、本質的には回路に何も影響を与えないであろう。雑音指数は僅かに増加する可能性がある。
明らかなように、トランジスタQ1およびQ2より構成される回路の部分は、βヘルパ(helper)と呼ばれるQ4を持つカレントミラーと同様な形をしているが、やはり明らかなように、それらは基本的に異なる役割を果たしており、本発明に従えば、Q4は能動トランスコンダクタンス段の集積された部分(integrated part of the active transconductance stage)である。入力RF信号はQ4に加えられる。一方、カレントミラー構成では、Q4に対応するものは、ミラー電流を安定化するためのDCバイアスの目的で動作し、それは入力RF信号から完全に切り離されている。
明らかなように、本発明は、添付した特許請求の範囲に示す範囲の中で多くの変形が可能であり、明示的に議論され図示された実施形態に限定はされるものではなく、異なる材料や異なる寸法を用いることができる。また、本発明の概念に必ずしも必要ではないとしても、特定な動作特性を与えるために、インダクタや抵抗等の負荷を追加的に付加することができる。
シングル−差動バランおよびトランスコンダクタンス段として同時に動作し、エミッタ結合対を備える公知の能動回路を示す図である。 図1のECPトランスコンダクタンス段であるが、エミッタ縮退のための抵抗を有する回路を示す図である。 マルチtanhダブレットと呼ばれる、ECPを備える別の公知のトランスコンダクタンス段を示す図である。 マイクロミキサの中に用いられる公知のトランスコンダクタンス段を示す図である。 本発明の第1実施形態に従ったトランスコンダクタンス段を示す図である。 図5のトランスコンダクタンス段に細微な変形を行った実施形態を示す図である。 コレクタ負荷インダクタを有する、本発明の別の実施形態を示す図である。

Claims (18)

  1. シングルエンド入力と、
    第1のトランジスタ(1)と第2のトランジスタ(2)とを有するトランジスタのエミッタ結合対(1、2)と、
    前記第1のトランジスタ(1)のコレクタにエミッタが接続された、第3のトランジスタ(3)と、
    差動出力とを備える電圧対電流のトランスコンダクタンス段の構成であって、
    前記第2のトランジスタ(2)のベースに接続された第4のトランジスタ(4)を有する共通コレクタトランジスタと、前記第3のトランジスタ(3)のベースに接続された第5のトランジスタ(5)を有する共通コレクタトランジスタとをさらに備え、
    前記シングルエンド入力は前記第1のトランジスタ(1)のコレクタ及び前記第4のトランジスタのベースに接続され、
    前記第4のトランジスタ(4)の寸法は、前記第2のトランジスタの寸法を上回り、前記第5のトランジスタ(5)の寸法は、前記第3のトランジスタの寸法を上回ることを特徴とするトランスコンダクタンス段の構成。
  2. 前記第4のトランジスタ(4)は、
    前記第3のトランジスタ(3)の前記エミッタと、好ましくは、前記第1のトランジスタ(1)の前記コレクタとにさらに接続されることを特徴とする請求項1に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  3. 前記第4のトランジスタ(4)、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(5)のエミッタ寸法は、それぞれ、前記第2のトランジスタおよび前記第3のトランジスタ(2、3)のエミッタ寸法を大幅に上回ることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  4. 前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(4、5)の前記エミッタ寸法は、それぞれ、前記第2のトランジスタ、および/または、前記第3のトランジスタ(2、3)の前記エミッタ寸法の、約N倍またはN倍までであり、N≒10であることを特徴とする請求項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  5. 前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(4、5)のエミッタ寸法は、それぞれ、前記第2のトランジスタ、および/または、前記第3のトランジスタ(2、3)の前記エミッタ寸法のN倍より大きく、N>10であることを特徴とする請求項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  6. 前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(4、5)のコレクタ電流は、それぞれ、前記第2のトランジスタおよび前記第3のトランジスタ(2、3)のベースバイアス電流であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  7. 前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(4、5)は、前記第1のトランジスタ、および/または、前記第2のトランジスタ、および/または、前記第3のトランジスタ(1、2、3)の入力インピーダンスを希望するレベルまで増加させるように設定されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  8. 前記トランジスタの前記入力インピーダンスをさらに高くするために、前記第1のトランジスタ、および/または、前記第2のトランジスタ、および/または、前記第3のトランジスタ(1、2、3)の前記エミッタに、抵抗(6、7、8)またはインダクタが設けられるまたは接続されることを特徴とする請求項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  9. 負荷インダクタ(5)が、前記第4のトランジスタ(4)の前記コレクタに負荷を与えるように配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  10. 前記第4のトランジスタ(4)はベースコレクタ接合容量を備え、
    前記容量および前記負荷インダクタ(4)は可変直列共振器を形成することを特徴とする請求項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  11. 入力信号は周波数ω0を有し、
    前記可変直列共振器は、前記入力周波数の2倍、すなわち、2ω0で共振を起こし、前記入力信号の第2高調波は入力において接地に短絡するように同調がとられることを特徴とする請求項10に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  12. 前記トランジスタ(1、2、3、4、5)はバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  13. 前記トランスコンダクタンス段の構成はSiGeまたはGaAsで実現されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  14. 前記トランスコンダクタンス段の構成は集積回路(IC)からなることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  15. 前記第4のトランジスタ、または、前記第4のトランジスタ並びに前記第5のトランジスタ(4、5)は、静止コレクタ電流がゼロであるオフ状態にあることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成を備えることを特徴とするミキサ。
  17. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成を備えることを特徴とする増幅器。
  18. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のトランスコンダクタンス段の構成を無線通信システム中の構成要素の中で使用することを特徴とするトランスコンダクタンス段の構成の使用方法。
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