JP5065142B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータに係り、特に、ガス流路が収容された正面に本体開口部が設けられた筐体本体と、前記ガス流路に流れるガスの流量を計測するための電子部品が搭載された前記筐体本体内に収容された基板と、前記本体開口部から露出するように前記基板上に搭載された外部ラインと接続するための端子台と、前記端子台の正面を露出するための端子台開口部が設けられた前記本体開口部を覆うフロントカバーと、前記端子台開口部を覆う端子台カバーと、を備えたガスメータに関するものである。
電子式ガスメータは、ガスが流れるガス流路と、ガス流路に流れるガスの流量を計測するための流量計測部と、流量計測部を制御するマイコン制御部と、マイコン制御部などの電子部品が搭載された基板と、が筐体内に収容されている。また、基板には、電子式ガスメータの情報を電話回線を通じてガス事業者のセンタ設備に伝えるための端子台がさらに搭載されている。この端子台は、筐体に設けた開口から露出されるように設けられていて、電話回線などの外部ラインと接続できるようになっている。
このため、この端子台から筐体内に水が浸入してくる恐れがあった。従来のような膜式メータにおいては、マイコン制御部と流量計測部とが分離していた。しかしながら、電子式ガスメータでは流量計測部とマイコン制御部とが同一室内にあるため、上述したように端子台に水が浸入した場合にはその水が流量計測部まで浸入し、最悪の場合、流量計測ができなくなる。この対策として、端子台の周囲と筐体の開口との隙間にシール材を塗布するなどが考えられるが、シール材の乾燥時間や、解体を考慮すると組付性及び解体性が悪いメータ構成になる、という問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、組付性及び解体性を損なうことなく水の端子台から筐体本体内部への浸入を防止することができるガスメータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、正面に本体開口部が設けられた筐体本体と、前記筐体本体内に収容されたガス流路と、前記筐体本体内に収容された基板と、前記本体開口部から露出するように前記基板上に搭載された外部ラインが接続される端子台と、前記端子台の正面を露出する端子台開口部が設けられた前記本体開口部を覆うフロントカバーと、前記端子台開口部を覆う端子台カバーと、を有するガスメータにおいて、前記端子台の外周に嵌められ、前記端子台の外周と前記端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐリング状又はC状の弾性部材が設けられていることを特徴とするガスメータに存する。
請求項2記載の発明は、前記弾性部材が、前記端子台開口部の内周と当接するように前記端子台開口部の内周に向かって突出して設けられたリップ部、又は、前記端子台開口部を囲んで前記端子台カバーの背面と当接するように前記端子台カバーの背面に向かって突出して設けられたリップ部、を有することを特徴とする請求項1に記載のガスメータに存する。
請求項3記載の発明は、正面に本体開口部が設けられた筐体本体と、前記筐体本体内に収容されたガス流路と、前記筐体本体内に収容された基板と、前記本体開口部から露出するように前記基板上に搭載された外部ラインが接続される端子台と、前記端子台の正面を露出する端子台開口部が設けられた前記本体開口部を覆うフロントカバーと、前記端子台開口部を覆う端子台カバーと、を有するガスメータにおいて、外周面に前記端子台開口部の内周縁部を嵌め込むための溝が形成され、前記端子台の外周と前記端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐリング状又はC状の弾性部材が設けられていることを特徴とするガスメータに存する。
請求項4記載の発明は、前記弾性部材が、前記端子台の外周と当接する前記端子台の外周に向かって突出して設けられたリップ部を有することを特徴とする請求項3に記載のガスメータに存する。
請求項5記載の発明は、前記端子台が、前記端子台開口から突出して前記端子台カバーと前記フロントカバーとの間にできた端子台収容空間に収容されるように設けられていて、そして、前記端子台カバー及び前記フロントカバーの少なくとも一方の鉛直下端に前記端子台収容空間と外部とを連通する水抜き溝又は水抜き孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータに存する。
請求項6記載の発明は、前記水抜き溝又は前記水抜き孔にメッシュが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のガスメータに存する。
請求項7記載の発明は、前記メッシュが、鉛直上側又は鉛直下側に向かって凸となる山型に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のガスメータに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、弾性部材により端子台の外周とフロントカバーの端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐことができる。しかも、弾性部材は、端子台の外周に嵌められているだけなので簡単に着脱できる。よって、組付性及び解体性を損なうことなく端子台から筐体本体内部への水の浸入を防止する。
請求項3記載の発明によれば、弾性部材により端子台の外周とフロントカバーの端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐことができる。しかも、弾性部材は、フロントカバーの端子台開口部の内周に嵌められているだけなので簡単に着脱できる。よって、組付性及び解体性を損なうことなく端子台から筐体本体内部への水の浸入を防止する。
請求項2及び4記載の発明によれば、リップ部を設けることにより、端子台の外周をフロントカバーの端子台開口部の内周に嵌めやすくなり、作業性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、端子台カバーがフロントカバーから浮いた状態で取り付けられ、端子台収容空間に水が浸入してきても水抜き溝又は水抜き孔から排水することができる。しかも、水抜き溝又は水抜き孔から端子台収容空間に虫が侵入してきても弾性部材により筐体本体内部までの虫の侵入を防ぐことができるので、虫が原因による誤動作を防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、水抜き溝又は水抜き孔にメッシュが設けられているので、水抜き溝又は水抜き孔から端子台収容空間への虫の侵入を防止することができ、虫が原因による誤動作を防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、メッシュが鉛直上側又は鉛直下側に向かって凸となる山型に設けられているので、メッシュでの表面張力が崩れやすくなる。よって、虫の侵入を防止するためにメッシュを細かくしても水抜き溝又は水抜き孔から水が抜けやすくなる。
第1実施形態
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のガスメータの一実施の形態を示す概略分解斜視図である。図2は、図1に示す筐体本体2にフロントカバー6を取り付けた状態での概略斜視図である。図3は、図1のI−I線断面図である。図4は、図1のP矢視図である。図5(A)〜(C)は、図2に示すゴム部材8の正面図、上面図及び図5(B)のII−II線断面図である。
図1に示すように、ガスメータ1は、筐体本体2と、基板3と、端子台4と、液晶ディスプレイ5と、フロントカバー6と、端子台カバー7と、弾性部材としてのゴム部材8と、を備えている。筐体本体2は、箱状に設けられていて、その上面にガス流入口2A及びガス流出口2Bが突設されている。この筐体本体2には、図示しないガス流路、ガス流路に流れるガスの流量を計測する図示しない流量計測部や、基板3などが収容されている。上記ガス流路は、筐体本体2に設けられたガス流入口2A及びガス流出口2Bに連結されている。筐体本体2の正面には、本体開口部2Cが設けられている。この本体開口部2Cから図示しないガス流路、流量計測部や、基板3が筐体本体2内に収容される。
基板3は、図示しないガス流路よりも正面側となり、かつ、筐体本体2の正面と平行になるように筐体本体2内に収容されている。この基板3には、流量計測部を制御するためのマイコン(図示せず)などガス流路に流れるガスの流量を計測するための電子部品が搭載されている。
端子台4は、電話回線などの外部ラインL(図4)と接続するためのものである。端子台4は、基板3の正面に搭載されていて、本体開口部2Cから露出するようになっている。液晶ディスプレイ5は、マイコンにより制御されていて、流量計測部が計測したガス流量の積算値を表示する。液晶ディスプレイ5は、基板3の正面に搭載されていて、本体開口部2Cから露出するようになっている。
フロントカバー6は、本体開口部2Cを覆うように筐体本体2の正面に図示しないネジにより取り付けられる。フロントカバー6には、端子台4の正面を露出するための端子台開口部6A及び液晶ディスプレイ5を露出するための液晶開口部6Bが設けられている。
フロントカバー6は、端子台開口部6Aが設けられた上側正面6Cよりも液晶開口部6Bが設けられた下側正面6Dが一段低くなるように設けられている。さらに、図4に示すように、下側正面6Dの中央下端には、凹部6Eが設けられていて、この凹部6Eに上記端子台開口部6Aが設けられている。そして、フロントカバー6は、図3に示すように、フロントカバー6を筐体本体2の正面に取り付けた状態でこの端子台開口部6Aから端子台4が突出するように設けられている。よって、フロントカバー6に上記端子台カバー7を取り付けると、端子台カバー7とフロントカバー6の凹部6Eとの間にできた端子台収容空間に端子台4が収容される。
また、凹部6Eの下端には、外部ラインLを保持するための板状の保持台6Fが設けられている。保持台6Fは、その正面が下側正面6Dと同一平面となるように設けられている。これにより後述する端子台カバー7をフロントカバー6の正面に取り付けて端子台4を覆うと、端子台カバー7の背面とフロントカバー6の正面、保持台6Fの正面とが密着する。また、保持台6Fの左右方向の両側には水抜き溝S1が設けられている。これによりフロントカバー6の鉛直下端に端子台収容空間と外部とを連通する水抜き溝S1が設けられる。
保持台6Fには保持部材6Gが取り付けられている。保持部材6Gは、ゴム部材から構成されている。保持部材6Gは、上下方向に貫通する貫通穴6Hが設けられていて、この貫通穴6Hに外部ラインLが貫通される。上述した保持部材6Gをゴム部材で構成することにより、外部ラインLと保持部材6Gの貫通穴6Hとの間の隙間を塞ぎ、この隙間から水や虫などが浸入してくるのを防止する。上述した端子台カバー7は、端子台開口部6Aを覆うようにフロントカバー6の正面に取り付けられる。
ゴム部材8は、図3及び図5に示すように、リング状に形成されていて端子台4の外周に嵌められる。ゴム部材8の外周面には、端子台開口部6Aの内周全周と当接する端子台開口部6Aの内周に向かって突出して設けられたリップ部8Aが設けられている。
次に、上述した構成のガスメータ1の組み立て手順について説明する。まず、筐体本体2の本体開口部2Cから上記ガス流路、流量計測部、及び、基板3、を筐体本体2内に収容する。次に、端子台4の外周にゴム部材8を嵌める。次に、フロントカバー6を、本体開口部2Cを覆うように筐体本体2の正面にネジで取り付ける。これにより、端子台開口部6A内に端子台4が挿入されて、図3に示すように、端子台開口部6Aの内周とリップ部8Aとが当接して端子台4と端子台開口部6Aとの間にできる隙間が塞がれる。
その後、外部ラインLを保持部材6Gの貫通穴6Hに貫通させた後に、外部ラインLと端子台4とを電気的に接続させる。次に、端子台カバー7を、フロントカバー6の正面に端子台4を覆うように取り付けて完成する。
上述したガスメータ1によれば、ゴム部材8により端子台4の外周とフロントカバー6の端子台開口部6Aとの間の隙間を塞ぐことができる。しかも、ゴム部材8は、端子台4の外周に嵌められているだけなので簡単に着脱できる。よって、組付性及び解体性を損なうことなく端子台4から筐体本体2内部への水の浸入を防止する。
また、上述したガスメータ1によれば、リップ部8Aを設けることにより、端子台4の外周をフロントカバー6の端子台開口部6Aの内周に嵌めやすくなり、作業性を向上することができる。
また、上述したガスメータ1によれば、端子台カバー7がフロントカバー6から浮いた状態で取り付けられ、端子台カバー7とフロントカバー6との間にできた端子台収容空間に水が浸入してきても水抜き溝S1から外部に排水することができる。しかも、水抜き溝S1から端子台収容空間に虫が侵入してきてもゴム部材8により筐体本体2内部までの虫の侵入を防ぐことができるので、虫が原因による誤動作を防止することができる。
なお、上述した第1実施形態によれば、ゴム部材8は、単に端子台4の外周に嵌めていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図6及び図7に示すように、端子台4の外周に形成された溝4Aにはめ込まれる凸部8Bをゴム部材8の内周に設けて端子台4の外周からゴム部材8が抜け難くすることも考えられる。また、図8に示すように、端子台開口部6Aの内周が2段になっている場合は、ゴム部材8のリップ部8Aが、背面側の内周に当接するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態によれば、ゴム部材8のリップ部8Aは、端子台開口部6Aの内周と当接していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図9及び図10に示すように、ゴム部材8の正面に端子台カバー7の背面に向かって突出するリップ部8Aを設け、リップ部8Aが端子台開口部6Aを囲むように端子台カバー7の背面と当接するようにしてもよい。
第2実施形態
次に、第2実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。第1実施形態と第2実施形態とで大きく異なる点はゴム部材8の形状である。上述した第1実施形態では、ゴム部材8は、端子台4の外周に嵌めていたが、第2実施形態では端子台開口部6Aの内周縁部に嵌められる。ゴム部材8には、その外周面に端子台開口部6Aの内周縁部を嵌め込むための溝8Cが形成されている。また、リング状のゴム部材8には、その内周にリップ部8Aが設けられている。リップ部8Aは、端子台4の外周全周と当接するように端子台4の外周に向かって突出して設けられている。
上述した構成のガスメータ1の組み立て手順について説明する。まず、筐体本体2の本体開口部2Cから上記ガス流路、流量計測部、及び、基板3、を筐体本体2内に収容する。次に、フロントカバー6に設けた端子台開口部6Aの内周縁部をゴム部材8の溝8Cに嵌め込んで、ゴム部材8を端子台開口部6Aの内周縁部に取り付ける。次に、フロントカバー6を、本体開口部2Cを覆うように筐体本体2の正面にネジで取り付ける。これにより、端子台開口部6A内に端子台4が挿入されて端子台4の外周とリップ部8Aとが当接して、端子台4と端子台開口部6Aとの間にできる隙間が塞がれる。その後は、第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
上述したガスメータ1によれば、ゴム部材8により端子台4の外周とフロントカバー6の端子台開口部6Aとの間の隙間を塞ぐことができる。しかも、ゴム部材8は、フロントカバー6の端子台開口部6Aの内周に嵌められているだけなので簡単に着脱できる。よって、組付性及び解体性を損なうことなく端子台4から筐体本体2内への水の浸入を防止する。
また、上述したガスメータ1によれば、リップ部8Aを設けることにより、端子台4の外周をフロントカバー6の端子台開口部6Aの内周に嵌めやすくなり、作業性を向上することができる。
また、第1及び第2実施形態によれば、ゴム部材8にリップ部8Aを設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、端子台4の外周と端子台開口部6Aの内周との間の隙間を塞ぐことができれば、ゴム部材8にリップ部8Aを設けなくてもよい。
また、第1及び第2実施形態によれば、ゴム部材8はリング状に設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図13(A)及び(B)に示すように、リング状のゴム部材8のいずれか一片が欠けたC状に設けてもよい。
また、第1及び第2実施形態によれば、弾性部材としてゴム部材8を用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。弾性部材としては、例えばスポンジ等の発泡材や樹脂製のシール材などを用いても良い。
第3実施形態
次に、第3実施形態について、図14を参照して説明する。同図において、上述した第1実施形態で既に説明した図4と同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。第1実施形態と第3実施形態とで大きく異なる点は、下側正面6Dの構成である。図14に示すように、下側正面6Dの中央下端には、凹部6Eが設けられていて、この凹部6Eに上記端子台開口部6Aが設けられている。そして、フロントカバー6は、第1実施形態と同様に、フロントカバー6を筐体本体の正面に取り付けた状態でこの端子台開口部6Aから端子台4が突出するように設けられている。よって、フロントカバー6に上記端子台カバー7を取り付けると、端子台カバー7とフロントカバー6の凹部6Eとの間にできた端子台収容空間に端子台4が収容される。
また、凹部6Eの下端には、下端板6Iが設けられている。下端板6Iは、その左右方向両端部がフロントカバー6の下端に沿って設けられると共にその中央部が上側に凸となるように設けられている。下端板6Iの左右方向両端部には、水抜き孔S2が設けられている。これにより、フロントカバー6の鉛直下端に端子台収容空間と外部とを連通する水抜き孔S2が設けられる。上記水抜き孔S2には、図15及び図16に示すように、メッシュMが設けられている。上記メッシュMは、鉛直上側に向かって凸となる山型に設けられている。
このように水抜き孔S2を設けることにより、第1実施形態と同様に、端子台収容空間に水が浸入してきても水抜き孔S2から外部に排水することができる。また、水抜き孔S2にメッシュMを設けることにより、水抜き孔S2から端子台収容空間への虫の侵入を防止することができ、虫が原因で外部ライン同士がショートすることなどに起因する誤動作を防止することができる。また、メッシュMを山型に設けることにより、メッシュMでの表面張力が崩れやすくなる。よって、虫の侵入を防止するためにメッシュMを細かくしても水抜き孔S2から水が抜けやすくなる。
下端板6Iの中央部には、図示しない外部ラインLを外部に引き出すための引出溝6Jが設けられている。また、下端板6Iの中央部には、スポンジのような弾性部材6kが収容されている。このように弾性部材6Kを設けることにより、引出溝6Jよりも下側においてフロントカバー6及び端子台カバー7と外部ラインL(図示せず)との間の隙間を塞ぎ、この隙間から水や虫などが侵入してくるのを防止する。
なお、上述した第3実施形態によれば、メッシュMは鉛直上側に向かって凸となる山型に設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。メッシュMとしては、例えば、鉛直下側に向かって凸となる山型に設けるようにしてもよい。
また、上述した第3実施形態によれば、メッシュMは、その中央が凸となるように設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。メッシュMとしては、山型に設けていればよく、中央を凸とする必要はない。ただし、第3実施形態のように、中央を凸としたメッシュMの方が、他の部分を凸としたメッシュMに比べて、水が抜けやすくなる。
また、上述した第3実施形態によれば、水抜き孔S2にメッシュMを設けていたが、例えば、図4に示すような水抜き溝S1にメッシュMを設けるようにしてもよい。
また、上述した第1及び第3実施形態によれば、フロントカバー6の鉛直下側に水抜き溝S1又は水抜き孔S2を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、端子台カバー7の鉛直下端に水抜き溝S1や水抜き孔S2を設けるようにしてもよい。また、フロントカバー6及び端子台カバー7にそれぞれ水抜き溝S1や水抜き孔S2を設けるようにしても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のガスメータの一実施の形態を示す概略分解斜視図である。 図1に示す筐体本体にフロントカバーを取り付けた状態での概略斜視図である。 図1のI−I線断面図である。 図1のP1矢視図である。 (A)〜(C)は、図2に示すゴム部材の正面図、上面図及び図5(B)のII−II線断面図である。 他の実施形態におけるI−I線断面図である。 (A)〜(C)は、図6に示すゴム部材の正面図、上面図及び図7(A)のIII−III線断面図である。 他の実施形態におけるI−I線断面図である。 他の実施形態におけるI−I線断面図である。 (A)〜(C)は、図9に示すゴム部材の正面図、上面図及び図10(A)のVI−VI線断面図である。 第2実施形態におけるI−I線断面図である。 (A)〜(C)は、図11に示すゴム部材の正面図、上面図及び図12(A)のV−V線断面図である。 他の実施形態におけるゴム部材の正面概略図である。 第3実施形態における図1のP1矢視図である。 図14のP2矢視図である。 図15のIV−IV線断面図である。
符号の説明
1 ガスメータ
2 筐体本体
2C 本体開口部
3 基板
4 端子台
6 フロントカバー
6A 端子台開口部
7 端子台カバー
8 ゴム部材(弾性部材)
8A リップ部
8C 溝
L 外部ライン
S1 水抜き溝
S2 水抜き孔
M メッシュ

Claims (7)

  1. 正面に本体開口部が設けられた筐体本体と、前記筐体本体内に収容されたガス流路と、前記筐体本体内に収容された基板と、前記本体開口部から露出するように前記基板上に搭載された外部ラインが接続される端子台と、前記端子台の正面を露出する端子台開口部が設けられた前記本体開口部を覆うフロントカバーと、前記端子台開口部を覆う端子台カバーと、を有するガスメータにおいて、
    前記端子台の外周に嵌められ、前記端子台の外周と前記端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐリング状又はC状の弾性部材が設けられていることを特徴とするガスメータ。
  2. 前記弾性部材が、前記端子台開口部の内周と当接するように前記端子台開口部の内周に向かって突出して設けられたリップ部、又は、前記端子台開口部を囲んで前記端子台カバーの背面と当接するように前記端子台カバーの背面に向かって突出して設けられたリップ部、を有することを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
  3. 正面に本体開口部が設けられた筐体本体と、前記筐体本体内に収容されたガス流路と、前記筐体本体内に収容された基板と、前記本体開口部から露出するように前記基板上に搭載された外部ラインが接続される端子台と、前記端子台の正面を露出する端子台開口部が設けられた前記本体開口部を覆うフロントカバーと、前記端子台開口部を覆う端子台カバーと、を有するガスメータにおいて、
    外周面に前記端子台開口部の内周縁部を嵌め込むための溝が形成され、前記端子台の外周と前記端子台開口部の内周との間の隙間を塞ぐリング状又はC状の弾性部材が設けられていることを特徴とするガスメータ。
  4. 前記弾性部材が、前記端子台の外周と当接する前記端子台の外周に向かって突出して設けられたリップ部を有することを特徴とする請求項3に記載のガスメータ。
  5. 前記端子台が、前記端子台開口から突出して前記端子台カバーと前記フロントカバーとの間にできた端子台収容空間に収容されるように設けられていて、そして、
    前記端子台カバー及び前記フロントカバーの少なくとも一方の鉛直下端に前記端子台収容空間と外部とを連通する水抜き溝又は水抜き孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータ。
  6. 前記水抜き溝又は前記水抜き孔にメッシュが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のガスメータ。
  7. 前記メッシュが、鉛直上側又は鉛直下側に向かって凸となる山型に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のガスメータ。
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