JP5063496B2 - 造花の作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は生花と酷似したリアルな質感や柔軟性、光沢などに富む造花を、一般家庭でも入手しやすい安全な材料を用いて作成する方法に関する。
造花用の生地である紙のうちでも、特に所謂腰のない薄く柔軟なティッシュペーパーを用いた造花の作成方法が、特開平8−49106号公報に記載されている。
又、紙又は布から造形された花弁や葉を、曲げても折れず、長期間放置してもロウを塗布したもののようにひび割れたり、白化したりしない造花の作成方法が、特開平6−146104号公報に記載されている。
特開平8−49106号公報 特開平6−146104号公報
特開平8−49106号公報の図3〜6に記載されたバラの造花では、茎(軸)となる針金や竹ひごなどの軸体(2)を、平坦なテーブル面上のティッシュペーパー(4)へ押し付け乍ら回転させて、そのティッシュペーパー(4)を軸体(2)の粘弾性がある樹脂部(薄膜係止手段)(3)の表面へ、絡らみ付ける如く巻き取るようになっているが、その簡単な作成方法の説明にも拘らず、バラの花弁として認識される螺旋形状を、誰もが安定良く得ることは至難の業である。
しかも、このような作成方法により造形されたバラの花弁は、渦巻き螺旋状態に連続する1枚物のティッシュペーパーであり、複数の枚葉物から重合状態をなす生花のそれと明らかに異なる。まして、ティッシュペーパーに着色や塗装などの加工も施されていないため、生花の花弁と酷似したリアルな質感や光沢、華やかさなどを達成することができない。形崩れや破損なども生じやすく、耐用性に劣る問題がある。
他方、特開平6−146104号公報に記載された造花の作成方法では、花弁や葉となる紙又は布を着色した後、これに柔軟で透明な硬化性シリコン樹脂液を塗布して硬化させるようになっており、その着色と透明な硬化性シリコン樹脂液の塗布とを、各別の2工程として実行しなければならない。
又、上記紙又は布に対する着色の前に、アクリル樹脂溶液やポリウレタン塗料を塗布して乾燥硬化(請求項2、3)させたり、更にはその着色後硬化性シリコン樹脂液の塗布前に、フッ素樹脂液を塗布乾燥(請求項4)させたりする方法も説明されているが、異なる各種の樹脂液や塗料を何回も塗布して、乾燥硬化させる必要があり、一般家庭では容易に入手できない材料を用いていることとも相俟って、その作業上甚だ煩らわしい。
この点、特開平6−146104号公報の段落〔0020〕には紙又は布に対する着色方法が、同じく段落〔0022〕には紙又は布に対する硬化性シリコン樹脂液の塗布方法が、更に段落〔0024〕には硬化性シリコン樹脂液の粘度が各々記載されているが、茲に紙が所謂腰のない薄く柔軟なティッシュペーパーである場合、そのティッシュペーパーに対して絵の具を塗って着色したり、硬化性シリコン樹脂液を浸漬塗布又は筆によって塗り付けたりすることは到底不可能であるほか、予じめ各種の着色が施されたティッシュペーパーを入手することも非常に難かしく、やはり生花と酷似した柔軟性や光沢、その他のリアル感に富む造花を得られないのである。
本発明はこのような課題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では造花の作成方法として、目標とする花弁の輪郭形状に切り抜いた花弁形ティッシュペーパーと、
目標とする葉の輪郭形状に切り抜いた葉形ティッシュペーパーと、
絵の具類やその他の着色顔料を練り込むことにより、目標とする花弁にふさわしい着色カラー並びに目標とする葉にふさわしい着色カラーが各々与えられた水溶性の酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤と、
花弁用成形型となる滑らかな円弧表面を有するペットボトルやスプーン、その他の既製合成樹脂成形品と、
葉用成形型となる生花の葉と、
花弁又は/及び葉の垂れ下がりやその他の変形を防ぐ補強用の透明なナイロン糸又はワイヤーとを用意して、
花弁にふさわしい着色カラーが与えられた上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を花弁用成形型に塗布して、その接着剤の塗膜が未だ乾燥しないうちに、上記花弁形ティッシュペーパーを貼り付けた後、
その花弁形ティッシュペーパーへ上方から直かに又は上記ナイロン糸若しくはワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布することにより、その接着剤を花弁形ティッシュペーパーへ表裏両側から挟み付く少なくとも一重塗膜として浸透状態に被着一体化させて、花弁としての成形と着色を行い、
上記接着剤の塗膜が乾燥硬化した最後に、上記花弁を花弁用成形型から剥離して、その花弁形ティッシュペーパーの周縁部分からはみ出した上記接着剤の塗膜をトリミングすることにより、目標とする輪郭形状の花弁に仕上げる一方、
葉にふさわしい着色カラーが与えられた上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を葉用成形型に塗布して、その接着剤の塗膜が未だ乾燥しないうちに、上記葉形ティッシュペーパーを貼り付けた後、
その葉形ティッシュペーパーへ上方から直かに又は上記ナイロン糸若しくはワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布することにより、その接着剤を葉形ティッシュペーパーへ表裏両側から挟み付く少なくとも一重塗膜として浸透状態に被着一体化させて、葉としての成形と着色を行い、
上記接着剤の塗膜が乾燥硬化した最後に、上記葉を葉用成形型から剥離して、その葉形ティッシュペーパーの周縁部分からはみ出した上記接着剤の塗膜をトリミングすることにより、目標とする輪郭形状の葉に仕上げることを特徴とする。
請求項1に従属する請求項2では花弁の厚みを、その花弁形ティッシュペーパーの使用枚数又は/及び花弁にふさわしい着色カラーが与えられた水溶性酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤の塗布回数によって、調整することを特徴とする。
又、請求項1に従属する請求項3では葉の厚みを、その葉形ティッシュペーパーの使用枚数又は/及び葉にふさわしい着色カラーが与えられた水溶性酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤の塗布回数によって、調整することを特徴とする。
請求項1に従属する請求項4では、目標とする輪郭形状に仕上がった花弁に、透明のクリヤーラッカーを塗布又は吹き付けて、耐水性を付与することを特徴とする。
更に、請求項1に従属する請求項5では、目標とする輪郭形状に仕上がった花弁にその後加熱コテを当てて、そのコテの形状や当て方に基づく変形や伸縮、その他の表情を付与することを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、一般家庭にありふれたティッシュペーパーと、その紙や布にふさわしく安全な粘稠の水溶性接着剤である酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤とを用いて、生花と酷似した柔軟性や光沢、透明感などに富むリアルな造花を容易に得られる効果がある。
特に、花弁と葉の生地材料が極めて薄く破れやすいティッシュペーパーから成るとしても、これへの浸透状態に被着一体化された上記接着剤だけの塗膜により、ヒビ割れや引き裂け、形崩れなどを生じるおそれがなく、しかも濡れたような光沢と優れた耐用性を発揮させることができる。
その場合、花弁用成形型に塗布した上記接着剤へ花弁形ティッシュペーパーを貼り付けた後、そのティッシュペーパーへ上方から補強用の透明なナイロン糸又はワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記接着剤を塗布したり、葉用成形型に塗布した上記接着剤へ葉形ティッシュペーパーを貼り付けた後、そのティッシュペーパーへ上方から補強用の透明なナイロン糸又はワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記接着剤を塗布したりするならば、その花弁や葉の使用中における垂れ下がりやその他の変形を防止できる効果がある。
又、既製合成樹脂成形品の滑らかな円弧表面(凸曲面)を花弁用成形型として、ここへ先に上記接着剤の1種を塗布し、その塗膜が未だ乾燥しないうちに、花弁形状のティッシュペーパーを貼り付け、その後同じ上記接着剤を塗布するようになっているため、極めて薄く破れやすい関係上取り扱い難いティッシュペーパーを花弁の生地材料として採用しつつも、これに花弁と対応する各種着色カラーを支障なく施すことができ、上記接着剤の塗布と言わば一挙同時に、その着色を行なえるのである。
しかも、一般家庭での不要になった各種既製合成樹脂成形品の円弧表面(凸曲面)を、花弁用のふさわしい成形型としてそのまま活用することができ、利便性と安全性の向上に役立つ。
更に、生花の葉を葉用成形型として、ここへ先に塗布した上記接着剤の1種が未だ乾燥しないうちに、葉形状のティッシュペーパーを貼り付け、その後同じ上記接着剤を塗布するようになっているため、やはり破れやすく取り扱い難いティッシュペーパーを葉の生地材料として採用しつつも、これに葉と対応する緑色などの適当な着色カラーを容易に施せるのである。
その場合、請求項2や請求項3の構成を採用するならば、花弁の厚みや葉の厚みを目標とする生花のそれや作成者の希望に応じて調整できる効果がある。
請求項4の構成を採用するならば、花弁に付与された耐水性により、上記水溶性の酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤の弱点を補完できる効果がある。
請求項5の構成を採用するならば、一旦形成した花弁を再度変形したり、伸縮させたりすることもできる効果がある。
以下、図面に基いて本発明の詳細を説明すると、図1は本発明の第1実施形態に係る製品−造花(M)として、花弁数の比較的多いバラを例示しており、そのバラの造花(M)は花弁(a)と萼(b)、花芯(c)、茎(d)並びに葉(e)から構成されている。
その構成部材のうちの花弁(a)と葉(e)について、本発明では一般家庭にありふれたティッシュペーパー(1)と、入手しやすい酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤(以下、単に「酢ビエマルジョン」と略称する。)とを材料とし、その酢ビエマルジョンに目標の着色カラーを与えて、これの塗膜をティッシュペーパー(1)へ言わば浸透状態に被着一体化させることにより、生花の花弁並びに葉と酷似した透明度や柔軟性(可撓性)、みずみずしい光沢などのリアル感を達成することができ、その薄さにも拘らずヒビ割れたり、裂けたりしない耐用性(保形強度)を発揮し得る点に特徴がある。
つまり、上記花弁(a)と葉(e)の生地材料としてティッシュペーパー(1)を採用した理由は、その所謂腰のない柔軟性に基いて、滑らかな弯曲形成や表情の付与などを自由自在に行なえるほか、非常に破れやすく取り扱い難い厚みの枚葉紙であるにも拘らず、トイレットペーパーや和紙、その他の紙類と異なって、水には溶け難い意味での非水溶性を有するため、水溶性の上記酢ビエマルジョンを支障なく吸収・含浸することができ、これと結合一体化することにより、その薄くとも意外にヒビ割れたり、裂けたり、形崩れしたりしない硬化塗膜を得られるからである。
他方、上記酢ビエマルジョンとしては例えばコニシ株式会社の商品名「木工用ボンド」を採用することが好ましい。これは木や布、紙を用途とする乳白色の粘稠な水溶性接着剤として、主婦や子供にとっても危険がなく、乾燥すると透明になるため、これに各種絵の具などを着色顔料として練り込むことにより、目標とする花弁(a)にふさわしい着色カラーを自由自在に施すことができ、その透明感が花弁(a)や葉(e)の濡れたような光沢として表出することになる。
又、電気コテなどにより加熱すれば、一旦形成した花弁(a)や葉(e)を再度変形したり、伸縮させたりすることもできる。更に、乾燥硬化後も柔軟性(可撓性)があるため、上記ティッシュペーパー(1)の採用とも相俟って、生花と酷似したリアルな質感を得られ、例えば梱包や展示などの取り扱い上、たとえ形崩れを起したとしても、手先での変形操作により美しく復元することもできる。
上記バラの造花(M)を一例に挙げて、その作成方法を説明すると、次のとおりである。
〈花芯の作成方法〉
20番やその他の適当な茎(d)となる太さを有する造花用ワイヤー(2)の先端部を埋め込みアンカー(3)として、図2のような倒立J字形に折り曲げておく一方、紙粘土又は樹脂粘土(4)から造形した花芯(c)を、上記ワイヤー(2)の埋め込みアンカー(3)へ酢ビエマルジョンの使用により、脱落不能に被着一体化させた後、乾燥硬化させれば良い。
その場合、花芯(c)の材料としては白色又は透明の樹脂粘土(4)を採用し、これにアクリル絵の具や油絵の具などを練り込んで、目標とする花弁(a)と同じ各種着色カラーを与えることが好ましい。又、花芯(c)をほぼ紡錘形や雫形、その他の上細り円錐形に造形するならば、花弁(a)となる輪郭形状のティッシュペーパー(1)を貼り付けやすく、生花と酷似したリアルな花冠を得られる利点がある。
〈花弁の作成方法〉
上記花弁(a)の作成に当っては、その生地材料となるティッシュペーパー(1)を図10〜12のような半折り状態に重合し、望ましくは型紙(図示省略)と鋏を使って、目標とする花弁(a)の輪郭形状に切り抜く。その鋏に代る抜き刃型(図示省略)を用いて、花弁(a)の型抜きを行なっても勿論良い。
(5)は上記花弁形ティッシュペーパー(1)の半折り稜線を示しているが、ここから展開することにより得られる花弁(a)の生地サイズとしては、その大中小の異なるサイズを約4〜7枚程度づつ作成準備する。このことも生花の花弁(a)と酷似した花冠の作成に役立てるためである。
他方、上記水溶性接着剤の酢ビエマルジョンを白色のボールやその他の適当な容器(図示省略)に収容させ、これに着色顔料となるアクリル絵の具や油絵の具、水彩絵の具などを加入・混練することによって、目標とする花弁(a)にふさわしい赤色や黄色、紫色、ピンク色、その他の適当な各種着色カラーが与えられた酢ビエマルジョンを調製しておく。
その場合、例えばパール入りのアクリル絵の具を使用して、光沢を増したり、シュガークラフト(アメ細工)又はシルクのような質感に仕上げたりすることも考えられる。
又、一般家庭にあるスプーンやその他の食器、ミネラルウォーターやお茶などの不要となった透明な所謂ペットボトル、その他の既製合成樹脂成形品から選定される滑らかな円弧表面(凸曲面)を、目標の花弁(a)にふさわしい花弁用成形型(6)として使い、ここへ図13〜15のように離型剤(7)となるヘアークリームやフェイスクリーム、ワセリン、サラダ油、シリコン油、軟膏などを、絵筆などにより下塗りしておく。このような下塗りする各種離型剤(7)も、一般家庭に在庫するものをそのまま便利良く活用することができる。
そこで、上記絵の具類により予じめ着色カラーが与えられている酢ビエマルジョンを、やはり絵筆などの使用により、先ず図16、17のように上記離型剤(7)の上方から薄く塗布して、その第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が未だ乾燥しないうちに、上記花弁形状のティッシュペーパー(1)を1枚づつ貼り付ける。
その貼り付け時には、花弁形状のティッシュペーパー(1)を皺寄りなく引き伸ばしたり、又逆な皺寄り状態に縮めたりして、花弁(a)に意図的な表情を与えても良い。
上記第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が完全に乾燥したならば、次に第2回目として同じ着色カラーの酢ビエマルジョンを上方から重合状態に塗布し、図18、19のような第2回目の酢ビエマルジョン塗膜(9)を形成する。
その第1、2回目として重合する酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)同士の相互間へ、透明なナイロン糸(魚釣り用テグス)(10)を図26、27のように挟み付け状態として埋設一体化することにより、花弁(a)の長手中心線上に沿う筋骨としての機能を与え、その保形強度(耐用性)を向上させることができる。
上記花弁(a)の生地材料であるティッシュペーパー(1)へ、第1、2回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)を挟み付け被着状態に塗布し終えたならば、その完全な乾燥硬化後に、これを上記花弁用成形型(6)から一旦剥離して、その成形型(6)へ同じ着色カラーが与えられている酢ビエマルジョンを、図19、20のように再度塗布する。
そして、茲に形成された第3回目の酢ビエマルジョン塗膜(11)が未だ乾燥しないうちに、上記花弁形状のティッシュペーパー(1)を裏返した状態として、その第3回目の酢ビエマルジョン塗膜(11)へ重なるように貼り付けると共に、そのティッシュペーパー(1)へ同じ酢ビエマルジョンを塗布して、図21、22のような第4回目の酢ビエマルジョン塗膜(12)を形成する。
そうすれば、花弁形状のティッシュペーパー(1)が表裏両側から、予じめ着色カラーが施された酢ビエマルジョンの二重塗膜(8)(9)(11)(12)によって、図22のように挟み付けられた被覆状態の花弁(a)を得られることになる。
その結果、上記第4回目の酢ビエマルジョン塗膜(12)が乾燥硬化した最後に、その花弁(a)を上記成形型(6)から剥離して、図23、24のように上記花弁形状のティッシュペーパー(1)から見苦しくはみ出した酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)(11)(12)の周縁部分を、鋏などにより美しくトリミングして、図25のような目標とする輪郭形状の花弁(a)に仕上げるのである。
図例ではバラの花弁(a)として、その生地材料のティッシュペーパー(1)が表裏両側から酢ビエマルジョンの二重塗膜(8)(9)(11)(12)により挟み付け被覆された状態を示しているが、その少なくとも一重塗膜(8)(9)により挟み付け被覆された状態(図27参照)に保たれれば足りる。
花弁(a)の厚みについては、そのティッシュペーパー(1)の使用枚数又は/及び上記酢ビエマルジョンの塗布回数により、目標とする生花のそれや作成者の希望に応じて、調整すれば良いことである。
又、一旦仕上げた花弁(a)にはその後加熱したコテ(図示省略)を当てることにより、そのコテの各種形状や当て方に基く図28のようなエンボス(13)、周縁部のカール、ウェーブなどの変形、伸縮、その他のリアルな表情を付与することができる。コテに代るヘアードライヤーを用いて加熱し、上記表情の付与を手先で行なうことも考えられる。更に、透明のクリヤーラッカーやメタリックなラッカーなどを塗布したり、吹き付けたりして、花弁(a)に耐水性を与えることにより、上記酢ビエマルジョンの弱点を補完しても良い。
何れにしても、上記花弁(a)の生地材料はティッシュペーパー(1)であり、これに着色カラーを備えた酢ビエマルジョンの塗膜(8)(9)が、その表裏両側からの挟み付け状態に被着一体化されているため、その花弁(a)の厚みが薄ければ、透明感を昂めることができ、たとえ厚くても柔軟性(可撓性)の失なわれるおそれがなく、あたかも濡れたような光沢を発揮し、生花と酷似したリアルな質感を得られるのであり、生花のようなヒビ割れや折損などを生ずるおそれもない。
〈葉の作成方法〉
葉(e)の作成方法は花弁(a)の上記作成方法に準じた内容であって、やはりその生地材料となるティッシュペーパー(1)を図29〜31のような半折り状態に重合し、必要に応じて型紙(図示省略)も使用し、鋏や型抜き刃などにより、目標とする葉(e)の輪郭形状に切り抜く。その半折り稜線(14)からの展開により得られる葉(e)の生地サイズとしても、その大中小の適当な数枚づつを作成準備しておく。
他方、白色のボールやその他の適当な容器(図示省略)にやはり上記酢ビエマルジョンと、その着色顔料になるアクリル絵の具や油絵の具などとを入れて混練することにより、目標とするバラの葉(e)にふさわしい緑色や茶色などの適当な着色カラーが与えられた酢ビエマルジョンを調製しておく。
又、バラの生花における葉をその葉用成形型(15)として、ここへやはり離型剤(7)となるヘアークリームやワセリン、サラダ油、軟膏などを図32〜34のように下塗りしておく。
そこで、上記絵の具類により予じめ着色されている酢ビエマルジョンを、先ず図35のように離型剤(7)の上方から厚く塗布し、その第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が未だ乾燥しないうちに、上記葉形状に切り抜かれているティッシュペーパー(1)を、好ましくは2枚重ねとして貼り付ける。
上記第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が完全に乾燥した後、そのティッシュペーパー(1)の上方から図36のように、同じ着色カラーの酢ビエマルジョンを塗布して、第2回目の酢ビエマルジョン塗膜(9)を形成する。
そして、その第2回目の酢ビエマルジョン塗膜(9)が乾燥硬化したならば、これを上記葉用成形型(15)から剥離して、図37〜39のように葉形状のティッシュペーパー(1)から見苦しくはみ出した酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)の周縁部分を、鋏などにより美しくトリミングして、目標とする輪郭形状の葉(e)に仕上げるのである。
上記葉用の成形型(15)としては、特に生花である葉の裏面を活用することが好ましい。そうすれば、本発明に係る造花(M)の葉(e)に対して、生花のそれと酷似したリアルな葉脈(16)を浮き出し状態に賦形することができる。その場合には、葉用成形型(15)に対する上記離型剤(7)の下塗りを省略しても良い。
又、葉(e)の厚みも上記花弁(a)のそれと同じく、生地材料であるティッシュペーパー(1)の使用枚数又は/及び酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)の塗布回数により、目標とする生花のそれに応じて調整することができる。
更に、造花(M)の葉(e)も花弁(a)と同じく、ティッシュペーパー(1)を生地材料として、予じめ着色されている酢ビエマルジョンの塗膜(8)(9)が、そのティッシュペーパー(1)を挟み付ける被着状態に結合一体化されているため、乾燥硬化するも依然として柔軟性(可撓性)を有し、濡れたようなみずみずしい光沢を発することになり、ヒビ割れや引き裂け、形崩れなどを生ずるおそれはない。
最後に、22番や24番などの上記茎(d)よりも細い葉柄(f)となるワイヤー(17)を、ペンチにより約5〜6cmの長さにカットし、その先端部を上記葉(e)へ酢ビエマルジョンにより貼り付け一体化して、図40、41のような葉柄(f)を形作ると共に、その複数本を緑色に着色された紙製の両面又は片面粘着テープ(株式会社日本デキシーの商品名:フローラテープ)(18)によってまとめるのである。
〈花としての組立方法〉
上記のように作成準備された花芯(c)や花弁(a)、葉(e)から、バラの造花(M)として組み立てるに当っては、上記花弁(a)の複数枚を図3〜9のように花芯(c)の円周面へ、やはり酢ビエマルジョンによって、その中心部の小サイズから周辺部の大サイズへと順次オーバーラップする状態に貼り付ける。
そして、その花弁(a)の全体(花冠)へ萼(b)を下方から、上記酢ビエマルジョンにより貼り付け一体化する。その萼(b)は例えば約4.5cmのカット長さとして、上記フローラテープ(18)から作成することができ、そのフローラテープ(18)に代る樹脂粘土(4)やティッシュペーパー(1)から作成することも可能である。
更に、上記茎(d)となるワイヤー(2)にティッシュペーパー(1)を巻き付けて、その太さを適当に調整すると共に、上記葉柄(f)を茎(d)となるワイヤー(2)へ、フローラテープ(18)によって挟み乍ら巻き付け一体化するのであり、そうすれば図1のようなバラの造花(M)として仕上げることができる。
その仕上がった造花(M)の花弁(a)や葉(e)へ、アロマオイルなどの芳香剤を吹き付けたり、その芳香剤を好ましくは造花(M)の萼(b)や茎(d)へ塗布したりして、鑑賞者に癒し効果も与えることができる。
次に、図42は図1と対応する本発明の第2実施形態として、ユリの造花(M)を例示しており、これが上記第1実施形態に係るバラのそれと異なる点について説明すると、ユリの造花(M)では図43のように花芯となる雌しべ(g)を、透明又は白色の樹脂粘土(4)から作成して、茎(d)となるワイヤー(2)の折り曲げアンカー(3)へ被着一体化させると共に、その雌しべ(g)へ複数本のユリ芯ペップ(雄しべ)(19)を、上記水溶性接着剤の酢ビエマルジョンにより貼り付け一体化する。
ユリの花弁(a)は上記バラのそれよりも広く長いため、その作成に当ってはミネラルウォーターやお茶などの透明なペットボトル、その他の既製合成樹脂成形品、就中そのV字状の縦溝(20)が走る円弧表面(凸曲面)をユリにふさわしい花弁用成形型(6)として使用する。
そして、ユリの花弁(a)と同じ白色の着色カラーが施された酢ビエマルジョンを、その花弁用成形型(6)へ例えば5回塗布すると共に、花弁形状のティッシュペーパー(1)を同じく成形型(6)へ例えば2枚貼り付け一体化し、しかもその内部へ花脈(h)となる補強用ワイヤー(21)を埋設一体化することにより、上記広く長い花弁(a)が垂れ下がり変形することを防止するのである。
即ち、図44〜46に示す如く、上記縦溝(20)を有する花弁用成形型(6)へ、離型剤(7)の下塗りとその上方からの第1回目になる酢ビエマルジョン塗膜(8)の塗布とを行ない、その第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が乾燥しないうちに、予じめ花弁形状に切り抜かれている1枚の大きなティッシュペーパー(1)を貼り付ける。
又、その後第1回目の酢ビエマルジョン塗膜(8)が完全に乾燥したならば、同じ着色カラーの第2回目となる酢ビエマルジョン塗膜(9)を、上記ティッシュペーパー(1)への重合状態に塗布して、適当なカット長さの補強用ワイヤー(21)を上記成形型(6)の縦溝(20)に沿い貼り付け一体化する。そうすれば、その補強用ワイヤー(21)が花弁(a)の長手中心線上に沿って延在する結果となる。
更に、その第2回目の酢ビエマルジョン塗膜(9)が乾燥したならば、引き続き第3回目となる同じ酢ビエマルジョン塗膜(11)を塗布することにより、やはり大きな1枚のティッシュペーパー(1)を貼り付けて、上記補強用ワイヤー(21)を挟む状態に埋設一体化する。
その第3回目の酢ビエマルジョン塗膜(11)が乾燥した後には、第4回目の同じ酢ビエマルジョン塗膜(12)を重合状態に塗布する。その際には図44の鎖線で示す小さな花弁形状のティッシュペーパー(1a)を、上記大きなティッシュペーパー(1)の根元部へ挟み付け状態に重ね貼りしても良い。
そして、第4回目の酢ビエマルジョン塗膜(12)が完全に乾燥したならば、これを上記成形型(6)から一旦剥離し、裏返した状態として再度成形型(6)へ載置させ、最後の第5回目となる酢ビエマルジョン塗膜(22)を塗布し、これも乾燥硬化した後、上記成形型(6)から剥離して、上記ティッシュペーパー(1)から見苦しくはみ出した酢ビエマルジョン塗膜(8)(9)(11)(12)(22)の周縁部分を、鋏などにより美しくトリミングして、目標とする輪郭形状の花弁(a)に仕上げるのである。
尚、上記補強用となるワイヤー(21)又はナイロン糸(10)はその花弁(a)の長手中心線上に沿って埋設一体化するほか、葉(e)の長手中心線上に沿って埋設一体化することにより、その葉(e)の垂れ下がりやその他の変形を防止することも可能である。
このようなユリの造花(M)における萼(b)や葉(e)の作成方法と、花としての組立方法は上記バラのそれと実質的に同一であるため、その図42〜46に図1〜41との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略するが、本発明に係る造花の作成方法はバラやユリのみならず、チューリップ、マーガレット、アネモネ、ポピー、トルコキキョウ、その他に広く適用実施することができる。
本発明の第1実施形態に係るバラの造花を示す全体概略斜面図である。 茎となるワイヤーに花芯を被着した状態の断面図である。 図2の花芯に小サイズの花弁を貼り付けた状態の断面図である。 図3に中サイズの花弁を貼り付けた状態の断面図である。 図4に大サイズの花弁を貼り付けた状態の断面図である。 図5に萼を取り付けた状態の断面図である。 図6にティッシュペーパーを巻き付けた状態の断面図である。 図7にフローラテープを巻き付けた状態の断面図である。 図6の9−9線断面図である。 花弁の生地となるティッシュペーパーの斜面図である。 ティッシュペーパーの半折り状態を示す斜面図である。 図11のティッシュペーパーから切り抜いた花弁生地の各種輪郭形状を示す平面図である。 花弁用成形型を示す平面図である。 花弁用成形型に離型剤を下塗りした状態の平面図である。 図14の15−15線に沿う拡大断面図である。 図15から第1回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。 図16からティッシュペーパーを貼り付けた状態の断面図である。 図17から第2回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。 図18から花弁を一旦剥離した状態の断面図である。 図19から成形型に第3回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。 図19から剥離した花弁を裏返して成形型へ貼り付けた状態の断面図である。 図21から第4回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。 図22から花弁を剥離した状態の断面図である。 花弁の周縁部分をトリミングした状態の断面図である。 その花弁の仕上がり状態を示す平面図である。 花弁の変形実施形態を示す平面図である。 図26の27−27線に沿う拡大断面図である。 図25の花弁にコテでの表情を付与した平面図である。 葉の生地となるティッシュペーパーの斜面図である。 ティッシュペーパーの半折り状態を示す斜面図である。 図30のティッシュペーパーから切り抜いた葉生地の各種輪郭形状を示す平面図である。 葉用成形型を示す平面図である。 葉用成形型に離型剤と第1回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の平面図である。 図33の34−34線に沿う拡大断面図である。 図34から2枚のティッシュペーパーを貼り付けた状態の断面図である。 図35から第2回目の酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。 図36から葉を剥離した状態の断面図である。 葉の周縁部分をトリミングした状態の断面図である。 その葉の仕上がり状態を示す平面図である。 葉に葉柄となるワイヤーを取り付けた状態の平面図である。 複数本の葉柄をフローラテープにより束ねた状態の平面図である。 本発明の第2実施形態に係るユリの造花を示す全体概略斜面図である。 茎となるワイヤーに花芯となる雌しべを被着した状態の断面図である。 花弁の生地となるティッシュペーパーを花弁用成形型へ貼り付けた状態の平面図である。 図44の45−45線に沿う拡大断面図である。 成形型から一旦剥離した花弁を裏返し、再度成形型へ載置して酢ビエマルジョンを塗布した状態の断面図である。
(1)・ティッシュペーパー
(1a)・小さなティッシュペーパー
(2)(17)(21)・ワイヤー
(3)・埋め込みアンカー
(4)・樹脂粘土
(5)(14)・半折り稜線
(6)・花弁用成形型
(7)・離型剤
(8)(9)(11)(12)(22)・塗膜
(10)・ナイロン糸
(13)・エンボス
(15)・葉用成形型
(16)・葉脈
(18)・フローラテープ
(19)・雄しべ
(20)・縦溝
(M)・造花
(a)・花弁
(b)・萼
(c)・花芯
(d)・茎
(e)・葉
(f)・葉柄
(g)・雌しべ

Claims (5)

  1. 目標とする花弁の輪郭形状に切り抜いた花弁形ティッシュペーパーと、
    目標とする葉の輪郭形状に切り抜いた葉形ティッシュペーパーと、
    絵の具類やその他の着色顔料を練り込むことにより、目標とする花弁にふさわしい着色カラー並びに目標とする葉にふさわしい着色カラーが各々与えられた水溶性の酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤と、
    花弁用成形型となる滑らかな円弧表面を有するペットボトルやスプーン、その他の既製合成樹脂成形品と、
    葉用成形型となる生花の葉と、
    花弁又は/及び葉の垂れ下がりやその他の変形を防ぐ補強用の透明なナイロン糸又はワイヤーとを用意して、
    花弁にふさわしい着色カラーが与えられた上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を花弁用成形型に塗布して、その接着剤の塗膜が未だ乾燥しないうちに、上記花弁形ティッシュペーパーを貼り付けた後、
    その花弁形ティッシュペーパーへ上方から直かに又は上記ナイロン糸若しくはワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布することにより、その接着剤を花弁形ティッシュペーパーへ表裏両側から挟み付く少なくとも一重塗膜として浸透状態に被着一体化させて、花弁としての成形と着色を行い、
    上記接着剤の塗膜が乾燥硬化した最後に、上記花弁を花弁用成形型から剥離して、その花弁形ティッシュペーパーの周縁部分からはみ出した上記接着剤の塗膜をトリミングすることにより、目標とする輪郭形状の花弁に仕上げる一方、
    葉にふさわしい着色カラーが与えられた上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を葉用成形型に塗布して、その接着剤の塗膜が未だ乾燥しないうちに、上記葉形ティッシュペーパーを貼り付けた後、
    その葉形ティッシュペーパーへ上方から直かに又は上記ナイロン糸若しくはワイヤーを介して、同じ着色カラーの上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤を塗布することにより、その接着剤を葉形ティッシュペーパーへ表裏両側から挟み付く少なくとも一重塗膜として浸透状態に被着一体化させて、葉としての成形と着色を行い、
    上記接着剤の塗膜が乾燥硬化した最後に、上記葉を葉用成形型から剥離して、その葉形ティッシュペーパーの周縁部分からはみ出した上記接着剤の塗膜をトリミングすることにより、目標とする輪郭形状の葉に仕上げることを特徴とする造花の作成方法。
  2. 花弁の厚みを、その花弁形ティッシュペーパーの使用枚数又は/及び花弁にふさわしい着色カラーが与えられた水溶性酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤の塗布回数によって、調整することを特徴とする請求項1記載の造花の作成方法。
  3. 葉の厚みを、その葉形ティッシュペーパーの使用枚数又は/及び葉にふさわしい着色カラーが与えられた水溶性酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤の塗布回数によって、調整することを特徴とする請求項1記載の造花の作成方法。
  4. 目標とする輪郭形状に仕上がった花弁に、透明のクリヤーラッカーを塗布又は吹き付けて、耐水性を付与することを特徴とする請求項記載の造花の作成方法。
  5. 目標とする輪郭形状に仕上がった花弁にその後加熱コテを当てて、そのコテの形状や当て方に基づく変形や伸縮、その他の表情を付与することを特徴とする請求項記載の造花の作成方法。
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