JP5061590B2 - 印刷見当調整量算出装置、および、その方法 - Google Patents

印刷見当調整量算出装置、および、その方法 Download PDF

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Description

本発明は、多色印刷において、見当マークを用いて、各印刷色の見当調整する量を算出する装置、システム、および、その方法に関するものである。
従来から、多色印刷の見当調整作業では、各印刷色の見当マークの相対的なずれ量を測定して、これを手がかりにして、見当あわせを行っている。
たとえば、特許文献1では、多色印刷により印刷された見当合せマークをハンディカメラで撮影して、各見当合せマークとこれに対応する原点とのずれの距離を算出して、所定の値を超えたならば、見当ズレが少なくなるように印刷機に制御情報を与えて、印刷機を制御する技術が開示されている。(従来技術1)
特開平5−57880号公報(3ページ、図5)
ところで、印刷媒体が印刷過程で伸縮することによって、印刷中の見当ずれ量と印刷後に測定した見当ずれ量とが一致しないのであるが、従来技術1では、このことを考慮していないために、正確な見当ずれ量を算出できないという問題点があった。
そのために、見当が合うまでに調整作業の試行錯誤を繰り返すために、多くの見当調整時間が掛かってしまうという欠点や、印刷材料を無駄にしてしまうという不具合があった。
本発明はこのような従来技術を考慮してなされたものであって、本発明の課題は、能率よく見当合せをするための見当調整情報を提示する装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。すなわち、請求項1の発明は、基準見当マーク設定位置情報と補正用見当マーク設定位置情報とを含む見当マーク設定情報を記憶する記憶手段と、
湿し水の吸湿と乾燥により伸縮した枚葉紙に印刷された基準見当マークと、補正用見当マークとを撮像して、見当マーク画像を記憶手段に記憶する見当マーク撮像手段と、
前記見当マーク画像から基準見当マーク画像を取り出して、基準見当マーク測定位置情報を算出する基準見当マーク測定位置算出手段と、
前記基準見当マーク設定位置情報と前記基準見当マーク測定位置情報を用いて、伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、
前記見当マーク画像から補正用見当マーク画像を取り出して、補正用見当マーク測定位置情報を算出する補正用見当マーク測定位置算出手段と、
前記印刷媒体の伸縮率と前記補正用見当マーク測定位置情報とを用いて、伸縮していない枚葉紙上の補正用見当マークの位置情報に相当する補正用見当マーク変換位置情報を算出する補正用見当マーク変換位置算出手段と、
前記補正用見当マーク設定位置情報と前記補正用見当マーク変換位置情報とを用いて、見当調整情報を算出する見当調整情報算出手段と、
を備え、
前記基準見当マークは、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向に配置されている複数の基準見当マークであって、
前記伸縮率算出手段は前記印刷媒体の伸縮率を前記平行方向および垂直方向に対して算出し、前記見当調整情報算出手段は前記見当調整情報を前記平行方向および垂直方向に対して算出する
ことを特徴とする見当ずれ算出装置である。
ここで、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向における伸縮を考慮して、見当ずれ量を算出することが可能となる。
請求項2の発明は、
基準見当マーク設定位置情報と補正用見当マーク設定位置情報とを含む見当マーク設定情報を用いる見当ずれ算出方法であって、
湿し水の吸湿と乾燥により伸縮した枚葉紙に印刷された基準見当マークと補正用見当マークとを撮像する見当マーク撮像ステップと、
前記撮像された基準見当マークから、基準見当マーク測定位置情報を算出する基準見当マーク測定位置算出ステップと、
前記基準見当マーク設定位置情報と前記基準見当マーク測定位置情報を用いて、印刷媒体の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、
前記撮像された補正用見当マーク画像から、補正用見当マーク測定位置情報を算出する補正用見当マーク測定位置算出ステップと、
前記印刷媒体の伸縮率と前記補正用見当マーク測定位置情報とを用いて、伸縮していない枚葉紙上の補正用見当マークの位置情報に相当する補正用見当マーク変換位置情報を算出する補正用見当マーク変換位置算出ステップと、
前記補正用見当マーク設定位置情報と前記補正用見当マーク変換位置情報とを用いて、見当調整情報を算出する見当調整情報算出ステップと、
を含んだ手順でなされ、
前記基準見当マークは、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向に配置されている複数の基準見当マークであって、前記伸縮率算出ステップにおいて前記印刷媒体の伸縮率を前記平行方向および垂直方向に対して算出し、前記見当調整情報算出ステップにおいて前記見当調整情報を前記平行方向および垂直方向に対して算出する
ことを特徴とする見当ずれ算出方法である。

請求項3の発明は、請求項1に記載の見当ずれ算出装置に使用する印刷媒体であって、前記印刷媒体には、基準見当マークと補正用見当マークとが印刷されて、前記基準見当マークと補正用見当マークとの位置情報は、対応づけられていること、を特徴とする印刷媒体である。
請求項4の発明は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1に記載の見当ずれ算出装置として動作させるコンピュータプログラムである。
請求項5の発明は、請求項4に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本願発明によれば、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向における伸縮を考慮して、平行方向および垂直方向における見当ずれ量を算出することで、見当合せの試行錯誤をせずに能率よく平行方向および垂直方向における見当合せを行うことが可能になる。さらに、能率よく見当合せ作業を行うことにより、印刷材料の無駄を削減することが可能となる。

以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、見当誤差調整処理システム1の全体構成を説明する図である。見当誤差調整処理システム1は、見当ずれ算出装置100と印刷媒体700とから構成される。見当ずれ算出装置100は、カメラ110を備える。見当ずれ算出装置100は、印刷媒体700の見当マークを撮影して、見当ずれ量を算出する。
ここで、オフセット枚葉印刷を例にして、印刷用紙が水分を吸収または排出することで、伸縮することを説明する。
図9は、多色印刷用オフセット枚葉印刷装置の例である。印刷媒体給紙部と、印刷媒体収納部と、印刷制御盤と、印刷胴と転写胴と圧胴と渡り胴とから構成される印刷ユニット(5つの印刷ユニット)と、を備えるオフセット枚葉印刷装置が例示されている。
印刷媒体給紙部は印刷媒体を供給する。
印刷ユニットの印刷胴は、インキにより形成された印刷像と湿し水を保持する。印刷胴は、保持する印刷像を湿し水とともに転写胴に転写する。転写胴は、転写された印刷像と湿し水とを保持して、これを印刷媒体に印刷する。
渡り胴は、印刷された印刷媒体を次の印刷ユニットに送る。
印刷媒体は、転写胴から、インキにより形成された印刷像を印刷されて、転写された湿し水を保持する。印刷媒体は、5つの印刷ユニットにて印刷された後に、UV乾燥が行われて印刷媒体収納部に格納される。あるいは、印刷媒体は、5つの印刷ユニットにて印刷された後に、印刷媒体収納部に格納されて、自然乾燥される。
印刷制御盤は、見当ずれ算出装置100が算出した見当ずれ量を含む見当調整情報の入力を受け付けて、印刷胴を制御して、見当を調整する。
ここで、印刷媒体700が印刷される工程を説明する。まず、印刷媒体700は、印刷媒体給紙部から取り出される。次に、取り出され印刷媒体700は、転写胴から、湿し水とインキにより形成された印刷像とが転写されて印刷される。印刷媒体700は、この印刷像の印刷を繰り返して、多色印刷を実現する。多色印刷された印刷媒体700は、乾燥器にて、インキを乾燥させる。最後に、乾燥された印刷媒体700は、印刷媒体収納部に収納される。
ところで、印刷媒体700は、転写胴から転写された湿し水を吸湿して、伸びる。すべての印刷像の印刷が終わり、吸湿した水分を蒸発させて乾燥させると、印刷媒体700は、収縮する。このように、印刷媒体700は、印刷の過程で、伸縮しているために、印刷媒体の乾燥の前後の伸縮を考慮して、印刷見当のずれ量を算出して、見当を調整しなければならない。
なお、オフセット輪転印刷装置においても、印刷媒体は、同様に伸縮する。
図2は、見当誤差調整処理システム1の大まかな処理の流れを説明する。見当ずれ算出装置100のカメラ110は、伸縮した印刷媒体700の基準見当マークと補正用見当マークとを撮影する(図2(1))。
見当ずれ算出装置100は、撮影した基準見当マークの距離を測定して、基準見当マークの設定距離との相違から、用紙の伸縮率を算出する(同(2))。見当ずれ算出装置100は、撮影した補正用見当マークの位置情報を測定する(同(3))。見当ずれ算出装置100は、用紙の伸縮率を用いて、補正用見当マークの位置情報から変換位置情報を算出する(同(4))。
見当ずれ算出装置100は、撮影した補正用見当マークの変換位置情報と、補正用見当マークの設定位置情報を比較して、補正用見当マークの設定位置からのずれ量情報を算出する(同(5))。
印刷装置の操作担当者は、見当ずれ算出装置100が算出したずれ量情報を、印刷制御盤から入力して、補正用見当マークの印刷位置を調整する(同(6))。
このように、印刷媒体の伸縮を考慮して、見当ずれ量を算出することが可能となる。
なお、印刷媒体の伸縮を考慮した見当ずれ量が算出できるので、見当合せの試行錯誤をせずに能率よく見当合せを行うことが可能となるという利点がある。さらに、能率よく見当合せ作業を行うことにより、印刷材料の無駄を削減することが可能となるという効果が得られる。
図3は、見当ずれ算出装置100の詳細な構成図である。
見当ずれ算出装置100は、見当マーク撮像手段110と、基準見当マーク測定位置算出手段120と、伸縮率算出手段130と、補正用見当マーク測定位置算出手段140と、補正用見当マーク変換位置算出手段150と、見当調整情報算出手段160と、見当調整情報表示手段170と、記憶手段190と、を備える。記憶手段190は、見当マーク設定情報191を記憶する。
見当マーク設定情報191は、基準見当マークの設定位置情報と補正用見当マークの設定位置情報とを含むデータである。
見当マーク撮像手段110は、基準見当マークと補正用見当マークとを撮像して、見当マーク画像を記憶手段190に記憶する。
基準見当マーク測定位置算出手段120は、前記記憶された見当マーク画像から基準見当マーク画像を取り出して、基準見当マーク測定位置情報を算出する。伸縮率算出手段130は、前記基準見当マーク設定位置情報と前記基準見当マーク測定位置情報を用いて、印刷媒体の伸縮率を算出する。
補正用見当マーク測定位置算出手段140は、前記記憶された見当マーク画像から補正用見当マーク画像を取り出して、補正用見当マーク測定位置情報を算出する。補正用見当マーク変換位置算出手段150は、前記印刷媒体の伸縮率と前記補正用見当マーク測定位置情報とを用いて、補正用見当マーク変換位置情報を算出する。
見当調整情報算出手段160は、前記補正用見当マーク設定位置情報と前記補正用見当マーク変換位置情報とを用いて、見当調整情報を算出する。
見当調整情報表示手段170は、前記算出された見当調整情報を表示する。
基準見当マーク測定位置算出手段120と、伸縮率算出手段130と、補正用見当マーク測定位置算出手段140と、補正用見当マーク変換位置算出手段150と、見当調整情報算出手段160と、見当調整情報表示手段170と、は、コンピュータプログラムである。
見当マーク撮像手段110は、デジタル・カメラである。見当マーク設定情報191は、コンピュータプログラムが可読なデータである。記憶手段190は、半導体メモリや磁気メモリである。
図4は、見当マークが印刷された印刷媒体700の例である。
図4には、枚葉印刷で印刷された印刷媒体700が例示されている。印刷媒体700の左辺は、枚葉印刷の咥え側となり、右辺が枚葉印刷の咥え尻側となる。印刷媒体700の上端には、見当マークが咥え側と中央と咥尻側の3箇所に配置されている。同様に、印刷媒体700の下端にも、見当マークが配置されている。
見当マークは、基準見当マーク「M1」、「M2」、「M3」と、補正用見当マーク「C」、「K」、「Y」などから構成されている。
基準見当マーク「M1」と「M2」とは、印刷媒体700の移動方向(X方向)に、平行に配置されて、基準見当マーク「M1」と「M3」とは、印刷媒体の移動に垂直な方向(Y方向)に配置されている。
補正用見当マーク「C」は、基準見当マーク「M1」と「M2」との間に配置されている。補正用見当マーク「K」は、基準見当マーク「M1」と「M3」との間に配置されている。補正用見当マーク「Y」は、他の見当マークと重ならないように配置されている。
ここで、基準見当マーク「M1」、「M2」、「M3」は、紅色(マゼンダ)で印刷されて、補正用見当マーク「C」は、藍色(シアン)、補正用見当マーク「K」は、黒色(墨)で印刷されて、補正用見当マーク「Y」は、黄色(イエロー)印刷されている。しかしながら、基準見当マークと補正用見当マークとの印刷色は、多色印刷された色から、任意に選ぶことができる。
図5は、見当マーク設定情報の例である。図5には、M1を原点とした相対座標の見当マーク設定情報が例示されている。ここで、印刷媒体700の移動方向(X方向)の座標をX座標、印刷媒体の移動に垂直な方向(Y方向)の座標をY座標とする。たとえば、基準見当マークの設定位置情報が、「M1=( 0 , 0 )」、「M2=( 0 , a )」、「M3=( a , 0 )」である例が示されている。
また、補正用見当マークの設定位置情報が、「C=( a/2 , 0 )」、「K=( 0 , a/2 )」、「Y=( a/2 , a/2)」である例が示されている。
ここで、座標の値は、見当マークの中心の値を用いているが、これに限定されるものではない。
図6から図8までは、印刷媒体から見当調整情報を算出する手順を説明する図である。
図6は、印刷媒体の伸縮率を求める手順を説明する図である。見当ずれ算出装置100は、印刷媒体700の基準見当マーク「M1」、「M2」、「M3」を測定して、測定位置情報「M1=( 0 , 0 )」、「M2=( 0 , b )」、「M3=( c , 0 )」を求める(図6(1))。
見当ずれ算出装置100は、測定位置情報「M1=( 0 , 0 )」、「M2=( 0 , b )」、「M3=( c , 0 )」と、設定情報「M1=( 0 , 0 )」、「M2=( 0 , a )」、「M3=( a , 0 )」と、から、印刷媒体の伸縮率「印刷媒体の移動方向(X方向)の伸縮率= a/b、移動方向と垂直方向(Y方向)の伸縮率= a/c」を求める(同(2))。
図7は、補正用見当マークの変換位置情報を求める手順を説明する図である。図7には、補正用見当マーク「C」から補正用見当マークの変換位置情報を求める例を示す。
見当ずれ算出装置100は、印刷媒体700の補正用見当マーク「C」を測定して、補正用見当マークの測定位置情報「C=(S ,T )」を求める(図7(3))。見当ずれ算出装置100は、補正用見当マークの測定位置情報「C=(S ,T )」を印刷媒体の伸縮率「印刷媒体の移動方向(X方向)の伸縮率= a/b、移動方向と垂直方向(Y方向)の伸縮率= a/c」で変換して、補正用見当マークの変換位置情報「X座標=S × a/b、Y座標=T × a/c」を求める(同(4))。
同様にして、補正用見当マーク「K」、「Y」からも、補正用見当マークの変換位置情報を求めることができる。
図8は、ずれ調整情報を求める手順を説明する図である。見当ずれ算出装置100は、補正用見当マーク「C」の設定位置情報「C=( a/2 , 0 )」から、補正用見当マークの変換位置情報「X座標=S × a/b、Y座標=T × a/c」を減産して、補正用見当マーク「C」の変換位置情報「X方向= a/2 − S × a/b、Y方向= a/2 − T × a/c」を求める(図8(5))。
同様にして、補正用見当マーク「K」、「Y」の変換位置情報を求めることができる。
(変形例1)
なお、見当ずれ算出装置100が算出した見当ずれ量の情報は、印刷装置の操作担当者が、これを目視して読み取り、印刷制御盤から手作業で入力すればよい。あるいは、この算出した見当ずれ量の情報は、見当ずれ算出装置100と印刷制御盤とを回線接続して、見当ずれ算出装置100から、印刷制御盤に伝送すればよい。
(変形例2)
また、基準見当マーク「M1」と「M2」と「M3」と、補正用見当マーク「C」と「K」と「Y」と、の配置は、印刷媒体700の移動方向(X方向)や、印刷媒体の移動に垂直な方向(Y方向)に依存しない。すなわち、基準見当マーク「M1」と「M2」と「M3」と、は、相互に入れ替えてもよい。同様に、補正用見当マーク「C」と「K」と「Y」と、は、相互に入れ替えてもよい。
(変形例3)
多色印刷の印刷色が増えた場合には、補正用見当マークを増やせばよい。7色の多色印刷の場合には、たとえば、図4の補正用見当マークを3つ追加した「特色1」「特色2」「特色3」のようにすればよい。
(変形例4)
基準見当マークや補正用見当マークの形状は、見当マークの測定位置情報を算出できれば、矩形に限定されるものではない。たとえば、ひし形や円形でもよい。
以上詳しく説明したように、本願発明によれば、印刷媒体の伸縮を考慮して、見当ずれ量を算出することで、見当合せの試行錯誤をせずに能率よく見当合せを行うことが可能になった。さらに、能率よく見当合せ作業を行うことにより、印刷材料の無駄を削減することが可能となった。
見当誤差調整処理システム1の全体構成 見当誤差調整処理システム1の大まかな処理の流れ 見当ずれ算出装置100の詳細な構成図 印刷媒体700の見当マーク 見当マーク設定情報 印刷媒体の伸縮率を求める手順 補正用見当マークの変換位置情報を求める手順 ずれ調整情報を求める手順 (参考)オフセット枚葉印刷装置の全体構成図
符号の説明
1 見当誤差調整処理システム
100 見当ずれ算出装置
110 見当マーク撮像手段、カメラ
120 基準見当マーク測定位置算出手段
130 伸縮率算出手段
140 補正用見当マーク測定位置算出手段
150 補正用見当マーク変換位置算出手段
160 見当調整情報算出手段
170 見当調整情報表示手段
190 記憶手段
191 見当マーク設定情報
500 多色印刷用のオフセット枚葉印刷装置
700 印刷媒体

Claims (5)

  1. 基準見当マーク設定位置情報と補正用見当マーク設定位置情報とを含む見当マーク設定情報を記憶する記憶手段と、
    湿し水の吸湿と乾燥により伸縮した枚葉紙に印刷された基準見当マークと、補正用見当マークとを撮像して、見当マーク画像を記憶手段に記憶する見当マーク撮像手段と、
    前記見当マーク画像から基準見当マーク画像を取り出して、基準見当マーク測定位置情報を算出する基準見当マーク測定位置算出手段と、
    前記基準見当マーク設定位置情報と前記基準見当マーク測定位置情報を用いて、伸縮率を算出する伸縮率算出手段と、
    前記見当マーク画像から補正用見当マーク画像を取り出して、補正用見当マーク測定位置情報を算出する補正用見当マーク測定位置算出手段と、
    前記印刷媒体の伸縮率と前記補正用見当マーク測定位置情報とを用いて、伸縮していない印刷媒体の補正用見当マークの測定位置情報に相当する補正用見当マーク変換位置情報を算出する補正用見当マーク変換位置算出手段と、
    前記補正用見当マーク設定位置情報と前記補正用見当マーク変換位置情報とを用いて、見当調整情報を算出する見当調整情報算出手段と、
    を備え、
    前記基準見当マークは、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向に配置されている複数の基準見当マークであって、
    前記伸縮率算出手段は前記印刷媒体の伸縮率を前記平行方向および垂直方向に対して算出し、前記見当調整情報算出手段は前記見当調整情報を前記平行方向および垂直方向に対して算出する
    ことを特徴とする見当ずれ算出装置。
  2. 基準見当マーク設定位置情報と補正用見当マーク設定位置情報とを含む見当マーク設定情報を用いる見当ずれ算出方法であって、
    湿し水の吸湿と乾燥により伸縮した印刷媒体の基準見当マークと補正用見当マークとを撮像する見当マーク撮像ステップと、
    前記撮像された基準見当マークから、基準見当マーク測定位置情報を算出する基準見当マーク測定位置算出ステップと、
    前記基準見当マーク設定位置情報と前記基準見当マーク測定位置情報を用いて、印刷媒体の伸縮率を算出する伸縮率算出ステップと、
    前記撮像された補正用見当マーク画像から、補正用見当マーク測定位置情報を算出する補正用見当マーク測定位置算出ステップと、
    前記印刷媒体の伸縮率と前記補正用見当マーク測定位置情報とを用いて、伸縮率の影響が無い場合の補正用見当マークの測定位置情報である補正用見当マーク変換位置情報を算出する補正用見当マーク変換位置算出ステップと、
    前記補正用見当マーク設定位置情報と前記補正用見当マーク変換位置情報とを用いて、見当調整情報を算出する見当調整情報算出ステップと、
    を含んだ手順でなされ、
    前記基準見当マークは、印刷媒体の移動方向に対して平行方向および垂直方向に配置されている複数の基準見当マークであって、前記伸縮率算出ステップにおいて前記印刷媒体の伸縮率を前記平行方向および垂直方向に対して算出し、前記見当調整情報算出ステップにおいて前記見当調整情報を前記平行方向および垂直方向に対して算出する
    ことを特徴とする見当ずれ算出方法。
  3. 請求項1に記載の見当ずれ算出装置に使用する印刷媒体であって、前記印刷媒体には、基準見当マークと補正用見当マークとが印刷されて、前記基準見当マークと補正用見当マークとの位置情報は、対応づけられていること、を特徴とする印刷媒体。
  4. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1に記載の見当ずれ算出装置として動作させるコンピュータプログラム。
  5. 請求項4に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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