JP5059536B2 - 押出成形セメント板の防水構造 - Google Patents

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本発明は、一方のセメント板の端面に凹設された凹溝と、他方のセメント板の端面に突設された凸条とを嵌め合わせて形成されたセメント板同士の屋外面における目地を塞ぐ押出成形セメント板の防水構造に関する。
押出成形セメント板や軽量気泡コンクリート(以下、「押出成形セメント板」を例に説明する。)を用いた外壁は、躯体に下地鋼材を取り付け、押出成形セメント板に取り付けたクリップによって、押出成形セメント板を下地材に取り付けて構築される。このような押出成形セメント板で構築した外壁は、隣接セメント板同士の間に目地が形成されるため、この目地に奥側にパッキング材(又は、バックアップ材)が挿入された後、手前側にシーリング材が充填される。また、高層階では、より高い防水性能が要求される場合、押出成形セメント板の押し出し方向と平行な2辺部に形成される凸条と凹溝との嵌め合わせ部に、裏面からガスケットなどを挿入することによって目地の防水性能をさらに向上させていた。
例えば、特許文献1に開示される押出成形セメント板の横目地構造は、横目地の勘合部の両端部を塞ぐ断面略Z形状のシール部材を用いる。この構造では、押出成形セメント板の凸部の上に押出成形セメント板の凹部を嵌入させたとき両者の間に形成される間隙の内で押出成形セメント板の凸部の頂面上に形成される間隙に対応した形状を持った第1シール部と、押出成形版の凸部の一方の肩部に形成される間隙に対応した形状を持った第2シール部と、これ等を相互に連結する第3シール部とからなる断面Z形状のものであり、さらに所定の長さを有し、第1シール部の長手方向の端部に切欠部を設けて構成した防水目地材を用いるものであり、凸部の頂面にこの防水目地材と相互に係合する横目地ガスケットにより防水目地を構成していた。
特開平8−260580号公報 特開平10−46692号公報
しかしながら、特許文献1の横目地構造は、Z型防水目地材と横目地ガスケットにより防水性能を得ることができるものの、Z型防水目地材を使用するため防水構造が複雑な構造となるとともに、防水目地材と横目地材を押出成形セメント板の凸部に装着し、上側の押出成形セメント板の凹部と嵌め合わせるため、防水横目地材と横目地ガスケットを圧縮しながら押出成形セメント板の目地幅調整とパネル留付を行わなければならず、施工に非常に手間がかかっていた。また、この構造では、防水性能は確保できるものの、低層建築物の場合には必要以上の防水性能となってしまい不経済となる場合もあった。
一方、従来では、屋内側から目地にガスケットを挿入することで防水性能を向上することも行われていたが、この場合、押出成形セメント板の下端を支持する重量受け金具が設置される箇所には、この重量受け金具が障害物となってガスケットが挿入できない問題があった。これに対し、特許文献2に開示される建築用パネル横目地のシール構造では、重量受け金具によって上段側の押出成形セメント板の下側端面と目地用ガスケットとの間に形成される楔状の隙間に配置され、その隙間を充填する隙間充填部を有する隙間シール用パッドを具備することで、重量受け金具の配設された個所の隙間をなくし、高いシール性の確保を図っているが、特殊な重量受け金具及び隙間シール用パッドを使用しなければならず、コスト増大が避けられなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、簡素な構造で高い防水性能を安価に得ることができ、しかも、層間変位に対し高い防水性能を得ることができるとともに、施工が容易に行える押出成形セメント板の防水構造を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の押出成形セメント板の防水構造は、一方のセメント板の端面に凹設された凹溝と、他方のセメント板の端面に突設された凸条とを嵌め合わせて形成されたセメント板同士の屋外面における目地を塞ぐ押出成形セメント板の防水構造であって、
前記屋外面と平行な前記凸条の起立面に凹溝状のガスケットホルダが凸条の延在方向に渡って形成され、
該ガスケットホルダにガスケットが一部分を挿入して装着され、
前記ガスケットホルダから延出した該ガスケットが前記凹溝と前記凸条とを嵌め合わせることで凹溝の形成された端面の片側の縁部と凸条の形成された端面の片側の肩部とで挟まれ、
かつ前記縁部、前記ガスケット及び前記肩部によって囲まれた目地空間にシーリング材が充填されたことを特徴とする。
この押出成形セメント板の防水構造では、凹溝と凸条を嵌め合わせることで形成される間隙が、この隙間を挟んで対向する縁部と肩部との間に挟入したガスケットによって塞がれる。また、凸条を厚み方向に切り込んでガスケットホルダが形成されるので、ガスケットによる二次防水構造部が大きく確保可能となるとともに、シーリング材を充填する一次防水構造部の空間も十分に確保可能となる。さらに、ガスケットの挿入作業が障害物の少ない屋外側から全て行えるようになる。
請求項2記載の押出成形セメント板の防水構造は、前記ガスケットホルダの溝幅が、前記凸条の突出高さの略半分であることを特徴とする。
この押出成形セメント板の防水構造では、ガスケットホルダの溝幅が、凸条の突出高さの半分以上で形成された場合の凸条の強度低下が防止されるとともに、ガスケットホルダの溝幅が、凸条の突出高さの半分以下で形成された場合のガスケットホルダ断面積の不足が防止され、大きい密接面を有するガスケットの使用が可能となる。つまり、凸条の強度を低下させずに、最適なガスケットが装着可能となる。
請求項3記載の押出成形セメント板の防水構造は、前記ガスケットの前記ガスケットホルダからの延出先端が、前記縁部の長さの略半分の位置に配置されることを特徴とする。
この押出成形セメント板の防水構造では、凹溝と凸条を嵌め合わせることで形成される間隙のうち、凸条を挟んで屋外面側に位置して、セメント板屋外面に連続する縁部と肩部との目地空間において、縁部の長さの略半分の位置にガスケットの延出先端が配置されることで、縁部に対するシーリング材とガスケットの密接長さを同等にして、いずれの防水部材(シーリング材、ガスケット)によるシール部もシール長不足による防水性低下が生じなくなる。
請求項4記載の押出成形セメント板の防水構造は、前記ガスケットの挿入方向先端に係止突起が形成され、該係止突起が前記ガスケットホルダの内部に形成された係止部に係止されることを特徴とする。
この押出成形セメント板の防水構造では、ガスケットがガスケットホルダに挿入されると、挿入方向先端に設けた係止突起が、ガスケットホルダの係止部に係止して抜脱が規制され、ガスケットホルダからのガスケットの延出長が一定となる。これにより、装着の確認が容易に行えるとともに、不十分な挿入によってガスケットが脱落し、シーリング材充填空間の減少する事態が防止でき、信頼性の高い防水構造が容易な施工によって実現可能となる。
本発明に係る押出成形セメント板の防水構造によれば、屋外面と平行な凸条の起立面に凹溝状のガスケットホルダを形成し、このガスケットホルダにガスケットの一部分を挿入して装着し、ガスケットホルダから延出したガスケットを凹溝形成端面の片側の縁部と凸条形成端面の片側の肩部とで挟み、かつこれら縁部、ガスケット及び肩部によって囲まれた目地空間にシーリング材を充填したので、凹溝と凸条で形成される間隙を、縁部と肩部との間に挟入したガスケットで完全に塞ぎ、簡素な構造で高い防水性能を安価に得ることができる。また、凸条を厚み方向に切り込んでガスケットホルダを形成するので、シーリング材を充填する空間が十分に確保でき、ガスケットによる二次防水構造部を大きく確保しながら、シーリング材による一次防水構造部も大きく確保でき、層間変位に追従してシーリング切れの起こし難くい高い防水性能を得ることができる。さらに、ガスケットの挿入作業を障害物の少ない屋外側から全て行うことができるので、施工性を向上させることができる。
以下、本発明に係る押出成形セメント板の防水構造の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る防水構造の縦断面図、図2は本発明に係る防水構造の横断面図である。
本実施の形態による押出成形セメント板の防水構造は、押出成形セメント板が横張りされることで形成される横目地に適用する場合を例に説明するが、本発明は、後述するように、縦張りされた押出成形セメント板の縦目地の防水構造においても適用可能となる。なお、横張りとは、押出成形セメント板が、押出成形方向を横方向として取り付けられる取付形態を称す。したがって、横張りでは、押出成形セメント板の中空部が水平方向に延在する。また、これとは逆に、中空部が上下方向に延在する取付形態は縦張りと称す。
本実施の形態による押出成形セメント板の防水構造は、一方のセメント板21の端面23に凹設された凹溝Aと、他方のセメント板25の端面27に突設された凸条Bとを嵌め合わせて形成されたセメント板同士の目地M(M1,M2)のうち、特に屋外面29における目地M1を塞ぐ防水構造である。なお、屋内面31における目地M2には重量受け金具33が挿入され、重量受け金具33は一方のセメント板21の端面23を支持している。
重量受け金具33は、上下に延在する図2に示すC型鋼材35に固定される。C型鋼材35は、C型固定部材37を介して躯体鉄骨柱39に固定されている。一方のセメント板21及び他方のセメント板25の屋内面31には係合部41aを有したクリップ41が取り付けられ、クリップ41は屋内面31側から挿通したボルト43を、中空部45内のプレートナット47に螺合することで、屋内面31とでC型鋼材35を挟んで、セメント板21,25をC型鋼材35に固定している。
このようにして躯体鉄骨柱39に取り付けられた上下のセメント板21,25の間には横目地Mが形成され、左右のセメント板21,21(又はセメント板25,25)の間には図2に示す縦目地Tが形成される。図中、49は縦目地Tに挟入される縦目地用ガスケット、51はシーリング材、53は充填材を示す。
ところで、屋外面29と平行な凸条Bの起立面55には凹溝状のガスケットホルダ57が形成され、ガスケットホルダ57は凸条Bの延在方向に渡って連続形成されている。ガスケットホルダ57にはガスケット59が一部分を挿入して装着され、ガスケット59は目地M1に沿って連続する。
図3はガスケットホルダの拡大視を(a)、その変形例を(b)に表した要部断面図、図4はガスケットホルダから延出するガスケットによってシールされた凹溝と凸条の拡大断面図である。
図3(a)に示すように、ガスケットホルダ57の溝幅Wは、凸条Bの突出高さHの略半分に設定されている。これにより、ガスケットホルダ57の溝幅Wが凸条Bの突出高さHの半分以上で形成された場合の凸条Bの強度低下が防止されるとともに、ガスケットホルダ57の溝幅Wが凸条Bの突出高さHの半分以下で形成された場合のガスケットホルダ断面積の不足が防止され、大きい密接面を有するガスケット59の使用が可能となる。つまり、凸条Bの強度を低下させずに、最適な断面積のガスケット59が装着可能となっている。
ガスケットホルダ57から延出したガスケット59は、図4に示すように、凹溝Aと凸条Bとを嵌め合わせることで、凹溝Aの形成された端面23の片側の縁部61と凸条Bの形成された端面27の片側の肩部63とで挟まれる。そして、縁部61、ガスケット59及び肩部63によって囲まれた目地空間Sにはシーリング材51が充填されている。本実施の形態では、ガスケットホルダ57の溝幅Wと、ガスケット59の厚みは同一寸法で設定されている。ガスケット59の厚みWは、目地Mの溝幅mより大きく設定される。これにより、図4中破線65で示した外形線から実線の外形線まで適量が潰され、その反発力によって良好なシール性能が発揮されるようになっている。なお、ガスケット59には、環状(筒状)断面のチューブ状のものが使用されてもよい。
また、ガスケット59は、ガスケットホルダ57からの延出先端が、縁部61の長さLの略半分の位置に配置される。凹溝Aと凸条Bを嵌め合わせることで形成される間隙のうち、凸条Bを挟んで屋外面29側に位置して、セメント板屋外面29に連続する縁部61と肩部63との目地空間において、縁部61の長さLの略半分の位置にガスケット59の延出先端が配置されることで、縁部61に対するシーリング材51とガスケット59の密接長さを同等(すなわち、略1/2L)にして、いずれの防水部材(シーリング材51、ガスケット59)によるシール部もシール長不足による防水性低下が生じないようになっている。
さらに、変形例として、図3(b)に示すように、ガスケット59とガスケットホルダ57は、ガスケット59の挿入方向先端に係止突起67が形成され、この係止突起67がガスケットホルダ57の内部に形成された係止部69に係止されるものであってもよい。係止突起67と係止部69は、図例のように、ガスケット59の上端側のみに形成してもよく、また、図中、破線71で示したように、ガスケット59の上下端の双方に形成してもよい。
係止突起67、係止部69を設けたガスケット保持構造によれば、ガスケット59がガスケットホルダ57に挿入されると、挿入方向先端に設けた係止突起67が、ガスケットホルダ57の係止部69に係止して抜脱が規制され、ガスケットホルダ57からのガスケット59の延出長が一定となる。これにより、装着の確認が容易に行えるとともに、不十分な挿入によってガスケット59が脱落し、シーリング材充填空間Sの減少する事態が防止でき、信頼性の高い防水構造が容易な施工によって実現可能となる。
次に、上記のように構成された防水構造の作用を説明する。
下側のセメント板25を重量受け金具33を介して躯体鉄骨柱39に取り付けた後、このセメント板25のガスケットホルダ57にガスケット59を装着する。次いで、上側のセメント板21の縁部61をガスケット59の上に載置するようにして、上側のセメント板21を重量受け金具33を介して躯体鉄骨柱39に取り付ける。これにより形成された目地M1に、シーリング材51を充填施工する。つまり、ガスケット59は、本来のシール材としの機能に加え、バックアップ材としての働きも果たすことになる。
なお、ガスケット59は、下側のセメント板25と上側のセメント板21を取り付けて予め形成した目地M1に、後から屋外面29側から押し入れて、ガスケットホルダ57へ装着するものであってもよい。この場合においても、一旦圧縮して目地M1に押し入れたガスケット59がガスケットホルダ57内で復元して嵌り込み、確実にセットすることが可能となる。これにより、層間変位において追従ができずにシーリング切れを起こし防水性能が低下する恐れも少なくなる。
このように、上記の防水構造では、凹溝Aと凸条Bを嵌め合わせることで形成される間隙が、この隙間を挟んで対向する縁部61と肩部63との間に挟入したガスケット59によって塞がれる。また、凸条Bを厚み方向に切り込んでガスケットホルダ57が形成されるので、ガスケット59による二次防水構造部が大きく確保可能となるとともに、シーリング材51を充填する一次防水構造部の空間Sも十分に確保可能となる。
さらに、ガスケット59の挿入作業が障害物の少ない屋外側から全て行えるようになる。また、従来ではガスケット59をチューブ状のものとすることで目地への挿入をし易くしていた反面、シーリング材51の充填空間が確保できなくなる問題があったが、本防水構造によれば、ガスケットホルダ57を設けることにより、シーリング材51の充填空間Sを十分に確保することができ、チューブ状のガスケット59が問題なく使用できるようになる。また、ガスケットホルダ57は、押出成形セメント板の製造時に口金の形状により形成されるものであるため、切削加工などを新たに施すことなく、容易に形成することができる。
したがって、本実施の形態による押出成形セメント板の防水構造によれば、屋外面29と平行な凸条Bの起立面55に凹溝状のガスケットホルダ57を形成し、このガスケットホルダ57にガスケット59の一部分を挿入して装着し、ガスケットホルダ57から延出したガスケット59を凹溝形成端面23の片側の縁部61と凸条形成端面27の片側の肩部63とで挟み、かつこれら縁部61、ガスケット59及び肩部63によって囲まれた目地空間Sにシーリング材51を充填したので、凹溝Aと凸条Bで形成される間隙を、縁部61と肩部63との間に挟入したガスケット59で完全に塞ぎ、簡素な構造で高い防水性能を安価に得ることができる。
また、凸条Bを厚み方向に切り込んでガスケットホルダ57を形成するので、シーリング材51を充填する空間Sが十分に確保でき、ガスケット59による二次防水構造部を大きく確保しながら、シーリング材51による一次防水構造部も大きく確保でき、層間変位に追従してシーリング切れの起こし難くい高い防水性能を得ることができる。さらに、ガスケット59の挿入作業を障害物の少ない屋外側から全て行うことができるので、施工性を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態では、押出成形セメント板が横張りされる場合の横目地Mを例に説明したが、本発明は、縦張りされた押出成形セメント板の縦目地Tの防水構造においても適用されて上述同様の効果を奏するものである。
また、上記の実施の形態では、押出成形セメント板を用いて構築される外壁の例を説明したが、本発明は、凸条と凹溝を有する外壁材であればどのようなものでも適用可能であり、例えば軽量気泡コンクリートの防水構造においても適用されて上述同様の効果を奏するものである。
本発明に係る防水構造の縦断面図である。 本発明に係る防水構造の横断面図である。 ガスケットホルダの拡大視を(a)、その変形例を(b)に表した要部断面図である。 ガスケットホルダから延出するガスケットによってシールされた凹溝と凸条の拡大断面図である。
符号の説明
21…一方のセメント板(押出成形セメント板)、23,27…端面、25…他方のセメント板(押出成形セメント板)、29…屋外面、51…シーリング材、55…凸条の起立面、57…ガスケットホルダ、59…ガスケット、61…片側の縁部、63…片側の肩部、67…係止突起、69…係止部、A…凹溝、B…凸条、H…凸条の突出高さ、L…縁部の長さ、M…目地、S…目地空間、W…ガスケットホルダの溝幅

Claims (4)

  1. 一方のセメント板の端面に凹設された凹溝と、他方のセメント板の端面に突設された凸条とを嵌め合わせて形成されたセメント板同士の屋外面における目地を塞ぐ押出成形セメント板の防水構造であって、
    前記屋外面と平行な前記凸条の起立面に凹溝状のガスケットホルダが凸条の延在方向に渡って形成され、
    該ガスケットホルダにガスケットが一部分を挿入して装着され、
    前記ガスケットホルダから延出した該ガスケットが前記凹溝と前記凸条とを嵌め合わせることで凹溝の形成された端面の片側の縁部と凸条の形成された端面の片側の肩部とで挟まれ、
    かつ前記縁部、前記ガスケット及び前記肩部によって囲まれた目地空間にシーリング材が充填されたことを特徴とする押出成形セメント板の防水構造。
  2. 前記ガスケットホルダの溝幅が、前記凸条の突出高さの略半分であることを特徴とする請求項1記載の押出成形セメント板の防水構造。
  3. 前記ガスケットの前記ガスケットホルダからの延出先端が、前記縁部の長さの略半分の位置に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押出成形セメント板の防水構造。
  4. 前記ガスケットの挿入方向先端に係止突起が形成され、該係止突起が前記ガスケットホルダの内部に形成された係止部に係止されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の押出成形セメント板の防水構造。
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