JP5055981B2 - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5055981B2
JP5055981B2 JP2006322953A JP2006322953A JP5055981B2 JP 5055981 B2 JP5055981 B2 JP 5055981B2 JP 2006322953 A JP2006322953 A JP 2006322953A JP 2006322953 A JP2006322953 A JP 2006322953A JP 5055981 B2 JP5055981 B2 JP 5055981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
holding member
liquid level
arm holder
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006322953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008139047A (ja
Inventor
寿人 市沢
孝之 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2006322953A priority Critical patent/JP5055981B2/ja
Publication of JP2008139047A publication Critical patent/JP2008139047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5055981B2 publication Critical patent/JP5055981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Description

本発明は、液面検出装置に関するもので、特にフロートアームを保持するアームホルダに接点保持部材を固定する液面検出装置に関するものである。
従来の液面検出装置は、液面に浮くフロートを備えたフロートアームと、前記フロートアームを保持する合成樹脂製のアームホルダと、前記アームホルダを回動可能に備えた本体フレームと、前記本体フレームに固定される回路基板と、前記回路基板上を摺動する摺動接点を有するとともに前記アームホルダの取付部に固定される接点保持部材とを備えていた。そして、前記アームホルダの固定部は平板状をしており、この平板状の固定部の平面にピンが設けられ、前記接点保持部材には前記ピンを貫通させる貫通孔が設けられており、前記貫通孔に前記ピンを貫通させて前記ピンを溶かし、前記アームホルダの固定部に前記接点保持部材を固定していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−168675号公報
しかしながら、従来の液面検出装置1は、前記アームホルダが合成樹脂製であるので成形後にヒケなどの不具合が発生することがある。特に、平板状の前記固定部は、ヒケが発生して平坦な平面ではなく凹凸が生じる。この凹凸を生じた前記固定部では、前記接点保持部材に取付られた前記接点と前記回路基板との接触圧に影響を与えて、接触圧の高いものや低いものとなる。接触圧の高いものは前記接点の摩耗などの問題が発生する虞があり、または接触圧の低いものは、通電不良などの問題が発生する虞があり、液面検出装置毎に接触圧がバラつくことは、一定の品質を維持することができないという問題があった。本発明はこの点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供せんとするものである。
本発明は、前記目的を達成するために、液面に浮くフロートを備えたフロートアームと、前記フロートアームを保持する樹脂製のアームホルダと、前記アームホルダを回動可能に備えた本体フレームと、前記本体フレームに固定される回路基板と、前記回路基板上を摺動する摺動接点を有するとともに前記アームホルダの取付部に固定される接点保持部材とを備えた液面検出装置において、前記アームホルダの取付部の前記接点保持部材を固定する側に肉抜き部を設けたものである。
また、本発明は、前記肉抜き部内に射出成型用のゲート跡を設けたものである。
また、本発明は、前記取付部の前記接点保持部材を固定する側の反対側に前記肉抜き部を設けたものである。
以上、本発明によれば、所期の目的を達成することができ、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供することができる。
本発明の液面検出装置1は、液面に浮くフロートを備えたフロートアーム2と、フロートアーム2を保持する樹脂製のアームホルダ3と、アームホルダ3を回動可能に備えた本体フレーム4と、本体フレーム4に固定される回路基板5と、回路基板5上を摺動する摺動接点6を有するとともにアームホルダ3の取付部3cに固定される接点保持部材7とを備えた液面検出装置1において、アームホルダ3の取付部3cに肉抜き部3iを設けたものである。このように構成したことにより、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、本発明は、肉抜き部3i内に射出成型用のゲート跡3kを設けたものである。このように構成したことにより、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供することができる。また、合成樹脂の射出部分を固定部、あるいはその近傍に設けることができ、合成樹脂の成型不良などによる歪みなどを抑制することが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、本発明は、取付部3cの接点保持部材7を固定する側に肉抜き部3iを設けたものである。このように構成したことにより、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、本発明は、取付部3cの接点保持部材7を固定する側の反対側に肉抜き部3iを設けたものである。このように構成したことにより、接点保持部材に設けた接点の接触圧のバラツキを抑えることが可能な液面検出装置を提供することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。図1から図6は、本発明の第1実施例を示すものである。
本実施例の液面検出装置1は、図示しない燃料タンクの液面に浮く図示しないフロートに連動するフロートアーム2と、このフロートアーム2の回動に伴って動くアームホルダ3と、アームホルダ3の軸部3aを軸支する本体フレーム4と、この本体フレーム4に固定される回路基板5と、この回路基板5上を摺動する摺動接点6を有しアームホルダ3に固定される接点保持部材7とを備えており、液面検出装置1は、液面の変動に伴い前記フロート、フロートアーム2、アームホルダ3を介して摺動接点6が回路基板5上を摺動することで回路基板5に設けた図示しない抵抗体によって生じる電圧変動を図示しない配線により、図示しない外部回路に出力するものである。
フロートアーム2は金属製の棒状で、その先端に液面に浮く図示しないフロートを備えている。また、他方の端部2aは折り曲げられている。
アームホルダ3は合成樹脂からなり、円筒状の胴部3bと、この胴部3bの中間部分から一体に突出形成された取付部3cとを備えている。
胴部3bは、その両端に位置的に離間した軸部3aを備え、この軸部3aは同一軸上に位置するように形成されている。軸部3aを含めて胴部3bは、その軸線方向の中心部に貫通した貫通孔3dを備えた筒状である。この軸部3aはフロートアーム2の回動支点である。
取付部3cは、本実施例では、胴部3bの軸線方向に対して垂直方向に交わる方向に突出形成されており、平板形状である。この取付部3cには、フロートアーム2の折り曲げた端部2aが貫通する孔3eを有する保持部3fと、フロートアーム2を両側から保持する保持片3gを備えている。この保持部3fと保持片3gとにより、フロートアーム2はアームホルダ3に保持されている。
フロートアーム2のアームホルダ3への組み付けは、フロートアーム2の端部2aを保持部3fの孔3eに挿入し、保持部3fの孔3eで回動可能に保持された端部2aを軸として回動させ、アームホルダ3の保持片3gを弾性変形させてフロートアーム2を保持することで完了する。
また、取付部3cには、胴部3bの近傍に接点保持部材7を位置決めと固定の機能を果たす位置決め固定部3hが2つ形成されている。なお、位置決め固定部3hは、接点保持部材7を取り付ける前は、図5のように、ピンの形状をしているが、接点保持部材7を取り付けた後は、ピンを溶かして形をつぶし接点保持部材7が取付部3cからはずれないようになっている。
また、取付部3cの接点保持部材7が固定される側には、凹んだ肉抜き部3iが複数設けられている。この肉抜き部3iは、周囲を肉抜き部3iより一段高い壁部3jによって、仕切られている。この壁部3jは、本実施例では、図4に示すように、取付部3cの外周部に設けられるとともに、外周部の内側を図4中縦方向と横方向に交差する壁部3jによって仕切られている。なお、位置決め固定部3hは壁部3jから突出するように形成されている。
また、肉抜き部3i内には、アームホルダ3を射出成形によって形成するときに、樹脂を射出するゲートのゲート跡3kが設けられている。このゲート跡3kは、肉抜き部3iの底に設けられている。また、ゲート跡3kは、接点保持部材7を固定する位置決め固定部3hの近傍の肉抜き部3iに設けられている。
本体フレーム4は合成樹脂で形成されており、2つのフレーム構成体4a,4bから構成されている。このフレーム構成体4a,4bは、図示しない固定手段によって固定されている。また、このフレーム構成体4a,4bそれぞれにはアームホルダ3を回動可能に軸支するために、アームホルダ3の軸部3aを受ける軸受部4c,4dを備えている。
回路基板5はセラミックからなり、その表面に図示しない導電体や抵抗体を備えており、フレーム構成体4bに固定されている。
接点保持部材7は金属材料からなる板材をプレス成形してなり、図3に示すようにアームホルダ3の取付部3cの外形と略同等の形状を有しており、アームホルダ3の位置決め固定部3hに対応する2つの貫通孔7aと、摺動接点6が固定される2つの腕片7b,7cと、取付部3cに沿うように接触する接触片7dとを備えている。
貫通孔7aは、接点保持部材7の位置決めと固定に用いるものであり、貫通孔7aがアームホルダ3の位置決め固定部3hに挿入され、貫通孔7aから露出した位置決め固定部3hを溶して接点保持部材7をアームホルダ3に固定する。なお、貫通孔7aは固定だけではなく、位置決めも兼ねている。
腕片7b,7cは、図3で示すように、逆Uの字状であり、その中間部分に、回路基板5上を摺動する2つの摺動接点6を備えている。この腕片7b,7cは、図2に示すように、取付部3cに対して、図2中斜め右上方向に延びている。これは、摺動接点6が適切な接触圧で回路基板5に接するためである。摺動接点6と接点保持部材7とは、洋白などの銅を含む合金製である。本実施例では、摺動接点6と接点保持部材7とは別部品であり、摺動接点6を接点保持部材7にカシメによって固定してある。なお、摺動接点6を接点保持部材7とは別部品とする必要はなく、接点保持部材7と一体にプレス加工により一体形成したものであってもよい。
接触片7dは、摺動接点6と回路基板5との適切な接触圧を得るために設けたものであり、摺動接点6が取付部3c側に押されたときの力を接触片7dが取付部3cと接触することで受けるものである。
以上のように、アームホルダ3の取付部3cに肉抜き部3iを設けたことによって、従来のような取付部3cにヒケの発生による凹凸を抑制することができ、肉抜き部3iの周囲に設けた壁部3jで構成する面の凹凸などの歪みの発生を抑制することができ、ひいては、摺動接点の接触圧のバラツキを抑えた液面検出装置を提供することができる。
また、肉抜き部3i内に射出成型用のゲート跡3kを設けたことによって、合成樹脂の射出のゲートを固定部である位置決め固定部3h、あるいはその近傍に設けることとなる。ゲートを設けた部分は成型時に最後に冷える(温度の下がる)部分、言い換えると急激な温度変化の少ない部分となり、ヒケなどの合成樹脂の成型不良などによる歪みなどを抑制することができるので、射出成型用のゲート跡3kを肉抜き部3i内に設けたことで、固定部である位置決め固定部3h、あるいはその近傍のヒケなどの合成樹脂の成型不良などによる歪みなどを抑制し、ひいては、摺動接点の接触圧のバラツキを抑えた液面検出装置を提供することができる。
は本発明の第2実施例を示しており、第1実施例では、肉抜き部3iは取付部3cの接点保持部材7が固定される側に設けられていたが、本実施例では、取付部3cの接点保持部材7を固定する側とは反対側に肉抜き部3iを設けたものである。この場合、取付部3cの接点保持部材7が固定される側は、位置決め固定部3hを除いて凹凸のない平坦な面となる。
以上のように構成することによって、本実施例において、アームホルダ3の取付部3cに肉抜き部3iを設けたことによって、従来のような取付部3cにヒケの発生による凹凸を抑制することができ、ひいては、摺動接点の接触圧のバラツキを抑えた液面検出装置を提供することができる。
また、肉抜き部3iは取付部3cの接点保持部材7が固定される側、あるいは、固定される側とは反対側のどちらか一方に限定されるものではなく、両面に設けたものであってもよい。
本発明の第1実施例の断面図。 同実施例におけるアームホルダと接点保持部材の組付状態での側面図。 同実施例におけるアームホルダと接点保持部材の組付状態での裏面図。 同実施例におけるアームホルダの裏面図。 図4中のA−A断面図。 同実施例におけるアームホルダの正面図。 本発明の第2実施例におけるアームホルダの正面図。
符号の説明
1 液面検出装置
2 フロートアーム
3 アームホルダ
3c 取付部
3i 肉抜き部
3k ゲート跡
4 本体フレーム
5 回路基板
6 摺動接点
7 接点保持部材

Claims (3)

  1. 液面に浮くフロートを備えたフロートアームと、前記フロートアームを保持する樹脂製のアームホルダと、前記アームホルダを回動可能に備えた本体フレームと、前記本体フレームに固定される回路基板と、前記回路基板上を摺動する摺動接点を有するとともに前記アームホルダの取付部に固定される接点保持部材とを備えた液面検出装置において、前記アームホルダの取付部の前記接点保持部材を固定する側に肉抜き部を設けたことを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記肉抜き部内に射出成型用のゲート跡を設けたことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記取付部の前記接点保持部材を固定する側の反対側に前記肉抜き部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
JP2006322953A 2006-11-30 2006-11-30 液面検出装置 Active JP5055981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322953A JP5055981B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 液面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322953A JP5055981B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 液面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008139047A JP2008139047A (ja) 2008-06-19
JP5055981B2 true JP5055981B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=39600686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006322953A Active JP5055981B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 液面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5055981B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566975Y2 (ja) * 1992-07-27 1998-03-30 株式会社テック Pm型ステッピングモータ
JPH08167774A (ja) * 1994-10-14 1996-06-25 Nikon Corp フレキシブルプリント基板の圧接装置
JP4062477B2 (ja) * 2000-11-30 2008-03-19 日本精機株式会社 液面検出装置
JP2005241553A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008139047A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7916489B2 (en) Mounting structure
CN203734498U (zh) 带振子的支架以及振动发生器
JP2007128772A (ja) 保持部材、実装構造、および電子部品
JP5055981B2 (ja) 液面検出装置
JP2005241553A (ja) 液面検出装置
JP5533541B2 (ja) センサユニットの組付け方法、製造方法及び冶具
KR102615603B1 (ko) 프로브 모듈
CN101783447B (zh) 电子产品的端子结构
JP2010040257A (ja) コネクタ
JP2009058248A (ja) 液面検出器
JP2016095149A (ja) 液面検出装置
JP4062477B2 (ja) 液面検出装置
JPWO2018142752A1 (ja) プッシュスイッチ
JP2010038550A (ja) 液面検出装置
JPWO2007094068A1 (ja) 回路基板
JP2001311647A (ja) 液面検出装置及びその取付構造
JP6264921B2 (ja) 光電変換ユニットおよび光電変換ユニットの製造方法
JP2011149818A (ja) 液面検出装置の製造方法、及び液面検出装置
JP2011060710A (ja) 表面実装型コネクタ及びその実装方法
JP2018098462A (ja) プリント配線基板の製造方法
JP2006309972A (ja) 基板用コネクタ
JP2005283505A (ja) 時計の液晶セル支持構造
JP2002357473A (ja) 液面検出装置及びその組付方法
JP6179768B2 (ja) 液面検出装置
JP2000162022A (ja) 液面検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5055981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150