JP5054952B2 - 印刷機における上部シートの獲得を向上させるためのシステムおよび方法 - Google Patents

印刷機における上部シートの獲得を向上させるためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

この開示は、全般的に、電子写真複写機などの印刷機で使用されるシートフィーダに関する。より詳細には、この開示は、スタックからシートを取り出し、電子写真複写機の結像部にシートを移送するために真空を使用することに関する。
上記のような高速カラープリンタの多くは、各種の印刷作業のために多種多様なタイプのシートを供給するように設計されている。顧客は、そのような印刷機が、様々な寸法、広範囲な紙の重量、および、きめが粗く平坦な外観のシートから、非常に高光沢のコート紙にまで及ぶ様々な外観的特徴を有する用紙に像を形成することを要求する。これらのシートタイプおよびサイズは、それぞれ独自の特徴を有しており、多くの場合、シートタイプを印刷機の結像部に高速で供給することに伴う非常に様々な問題を提起している。
図2には、全体を参照番号200で示す、高速シートフィーダの概略側面図が示してある。フィーダ200の基本的な構成要素は、各種のタイプおよび特徴のシートに対応するために傾斜可能かつ自己調節可能なシート支持トレイ210と、複数のトレイ昇降メカニズム220、230と、真空シャトルフィードヘッド300と、前縁複数範囲用シート高さセンサ340と、複数位置用スタック高さセンサ350と、可変加速テイクアウェイロール(TAR)400と、インボードおよびアウトボードシートフラッファ360と、後縁フラッファ362とを含む。
フィードヘッドは上部真空波形フィーダ(VCF)であるので、スタックT内の上部シートの、獲得面302、ならびにフラッファ噴出口360および362からの距離制御が非常に重要である。獲得面302は、フィードヘッド300すなわち真空プレナムの機能的表面である。2つのセンサ340、350が共同して、紙の供給源がスタックTを位置決めできるようにする。複数位置用スタック高さセンサ350は、シートスタックTに接触して、2つ以上の特定のスタック高さを検出する。このセンサ350は、スタックの前縁の近傍にある第2のセンサ340と共に働く。このセンサ340もまた、上部シートまでの距離を感知するが、シートとは接触しない。この2つのセンサは共同して、紙の供給源がスタックTを、フィードヘッド300の獲得面302に対して、処理方向に垂直にまた角度を付けて位置決めできるようにする。この高さおよび姿勢の制御により、フィーダの、広範囲な紙の斤量、タイプ、およびカールに対処する能力が大きく向上する。
フィードヘッド300は、紙の個々のシートSをスタックTの上部から(空気の圧力を利用して)獲得し、それらを前方にTAR400まで運搬する。ペーパフィーダの設計における独立変数には、シートを分離するための空気を供給するエアナイフの圧力およびフラッファの圧力、ならびに、シートがシャトルフィードヘッドアセンブリによって獲得されるようにする真空圧を含む、3組の空気圧力がある。圧力の各組は、1つの組合せ送風機から供給することができ、あるいは、独立の送風機によって供給することもできる。フラッファの圧力が増加するにつれて、スタックの上部にあるシートが、より分離された状態になり、最上部シートが真空フィードヘッドの近くまで持ち上げられる。フラッフ圧力(fluffing pressure)が高くなるにつれて、フィードヘッドが移動するときに2枚以上のシートがテイクアウェイニップ中に搬送される(すなわち、マルチフィード)危険もまた増加する。フラッフ圧力が低くなるにつれて、上部シートがフィードヘッドに十分近づかなくなる(そして、それにより、フィードヘッドの底部に存在する真空によって上部シートが獲得されなくなる)危険が増加する。それができないと、フィードヘッドが前方に移動するときに、シートが1枚も供給されなくなってしまう(すなわち、ミスフィード、または獲得の遅れ)。フラッファの圧力および真空フィードヘッドの圧力の最適な量は、シートのサイズおよび重量の関数である(より大きく重いシートは、より多くのフラッフィング(fluffing)および真空を必要とし、より小さく軽いシートはその逆である)。
各シート供給中、シートの後縁がスタック高さアーム352を通過するとき(図3)、アームがスタックTを圧縮し、スタック高さセンサ340、350が密に重なったスタックの位置を測定し、約25ミリ秒後にスタック高さアーム352が再び持ち上げられる。アームの動きのタイミングは、ステップモータ310によって駆動されるカム348によって制御される。シートSの後縁が前縁センサ340の位置を通過してしまうと、フラッフされたスタックTの前縁の位置が測定される。次いで、これらの測定の値が、供給されている紙の望ましい状態と比較され、それに従ってトレイが調整される。これらのステップの間、フラッファ噴出口360、362は起動されたままである。
フィードヘッド300は、図2および図3に示すように、射出成形されたプレナム/フィードヘッド301を、シート獲得用波形表面302と一体に組み込んだ上部真空波形フィーダである。フィードヘッド300は、各隅で、玉軸受またはその他の低摩擦ローラ/トラックアセンブリ304によって最適に支持される。典型的な機械設備では、フィードヘッド300は、2軸のステップモータ310に取り付けられた連続回転/方向設定式ツインスライダクランクドライブ346によって、前方に20ミリメートル駆動され、ホーム位置まで20ミリメートル戻される。このフィードヘッドの移動は、紙の負荷の公差および位置ずれを計算に入れるために、5ミリメートルの過剰移動を含む。この駆動により、シートがテイクアウェイロール400(TAR)に渡されるときに、秒速約420ミリメートルの直線的なシートスピードが生じる。シートSを運搬速度まで加速させるために、TAR400をステップ駆動することもできる。フィードヘッド300は、各シートがTAR400まで搬送されるときにそれを完全に支持する。この手法により、以前のシステムで問題となっていた「プッシングオンロープ(pushing on rope)」シンドロームが回避される。
したがって、従来型のシートフィード装置300は、スタックから上部シートを獲得しまた解放するように選択的に起動することができる真空源と、スタックの上部シートを獲得するための、真空源に取り付けられたフィードヘッドと、単方向に駆動されて、フィードヘッドを第1の位置から第2の位置まで往復運動させる単方向駆動メカニズムとを含む。さらに、シートフィード装置は、単方向駆動メカニズムに結合されたスタック高さセンサ作動装置と、スタック高さセンサ作動装置に取り付けられたスタック高さセンサとを含むことができ、それにより、スタック高さセンサが、フィードヘッドの往復運動と連動して、あらかじめ選択された時点にシートスタックに接触し、また、シートスタックから外れるようになる。さらに、スタック高さセンサ作動装置は、単方向駆動メカニズムに取り付けられそれと一緒に回転するカム部材と、付勢手段と、付勢手段に取り付けられ、前記カムに接触するように付勢され、前記スタック高さセンサの動きを制御するために前記スタック高さセンサに取り付けられた、カム従動子とを備えてもよい。さらに、シートフィード装置は、単方向の回転モードで動作するステップモータを備える単方向駆動メカニズムを含むことができる。
米国特許出願第11/230,961号
これらの従来型のフィーダメカニズムでは、シートフィード装置300全体が、モータ310によって推進される。したがって、1枚のシートをTAR400まで運搬するために、モータが、装置300を正確にかつ精密に動かすのに十分強力でなければならない。そのようなモータは、比較的高価で、かなりの量の熱を発生させ、動作させるのに比較的かなりの量のエネルギーを必要とする。さらに、シートフィーダメカニズム全体を駆動すると、装置300の慣性が原因となって、供給スピードに制限が課され、獲得面302をスキューさせ、ひいては、シートSがTARによって受けられるときにシートをスキューさせてしまう危険が増加する。既知のシートフィーダのこうした制限は、2005年9月20日出願の、「Integrated Vacuum Slide Feeder」という名称の同時係属の米国特許出願第11/230,961号に記載の一体型スライドフィーダによって対処されている。
一部の既知のシートフィーダでは、シートフィード装置は、垂直方向に移動可能なスカートを含む真空ボックスを含む。この垂直方向に移動可能なスカートは、重力を受けて下方に移動してスタックの上部シートのすぐ近くに位置する。このスカートによって形成された真空ボックスの内部が真空源と流体連絡して、ボックスの内部に負圧が発生する。この負圧が、上部シートをボックスの下側縁部の方に引き寄せる助けとなる。紙が真空ボックス内部の負圧に応答して移動するときに、紙の剛性により、スカートが垂直方向上方に移動する。下側のシートを上部シートから分離しやすくするために、負圧によってスタックの上方に保持されているシートの前縁に、エアナイフストリームをあてることができる。真空プレナムの獲得面に成形された波形が、獲得された上部シートと2枚目のシートの間に「ギャップ」を作り出す。シートの分離は、シートを空気でフラッフすることによって、または、シートを獲得し波形にすることによって行われる。したがって、真空スカートは、1枚または複数のシートをスタックから引き上げ、それにより、エアナイフストリームおよび/または重力が下側のシートに作用して、最上部のシートからそれらを分離することができるようにする助けとなる。
移動可能なスカートを紙運搬サブシステムに取り付けるのは、製造上、比較的高価である。この取り付けには、保持具および固定具の使用が必要である。移動可能なスカートのばりが、スカートが垂直に移動する間にスカートを拘束させ、その結果、媒体シートのミスフィードが生じてしまう可能性がある。さらに、エアナイフの圧力もまた、スカートの垂直移動中にスカートを拘束させてしまう可能性がある。したがって、移動可能なスカートを取り付けると、時間がかかり、画像転写システム製造の費用が増す。さらに、既知の移動可能なスカートの動作は、信頼性に欠ける可能性がある。
既知のシートフィーダの制限に対処するために、媒体シートのスタックからシートを供給するのに有用な装置は、ある実施形態では、真空源をプレナムに結合するための開口を有するプレナムと、スライドプレートの落下ボックス用開口の近傍に配置されたストップ部材を有するスライドプレートと、落下ボックスの一部分がストップ部材に係合するまで、落下ボックス用開口内で摺動し、その結果、スライドプレートに摺動式に設置されるようになされた落下ボックスとを備える。この構成により、取り付けのための保持具を必要とせずに、落下ボックスをスライドプレートの開口内に摺動式に設置することが可能となる。さらに、落下ボックスにばりが形成される可能性を低減するプラスチック射出成形法を使用して、落下ボックスを形成することができる。
シートフィーダ用スライドプレートに落下ボックスを提供する方法は、真空源をプレナム内の開口に結合するステップと、スライドプレート上の、スライドプレートの落下ボックス用開口の近傍にストップ部材を配置するステップと、落下ボックスの一部分がストップ部材に係合するまで、落下ボックスを落下ボックス用開口内に摺動式に設置するステップとを含む。この方法により、スカートをスライドプレートに取り付ける必要なく、落下ボックスのスカートの領域内の負圧を保護するための落下ボックスが提供される。
さらに別の実施形態では、印刷機は、画像を得るための結像ステーションと、画像をシートに転写するための転写ステーションと、シートのスタックを支持するための支持トレイと、スタックから転写ステーションまでシートを運搬するための運搬システムとを備える。運搬システムは、真空源をプレナムに結合するための開口を有するプレナムと、スライドプレートの落下ボックス用開口の近傍に配置されたストップ部材を有するスライドプレートと、落下ボックスの一部分がストップ部材に係合するまで、落下ボックス用開口内で摺動するようになされた落下ボックスとを含む上部真空波形フィーダ(TVCF)を備える。この構成により、金属製の保持具を使用する必要なく、落下ボックスを印刷機に摺動式に設置することが可能となる。
この開示は、上記で説明したフィードヘッド300および付随する構成要素の代わりに使用される、図4に示すような真空スライドシートフィーダアセンブリ30を企図している。アセンブリ30は、図1に示す電子写真式印刷機または複写機Mのような、シート材料をスタックから取り出して、印刷機の中の経路に沿って搬送することが必要な印刷機で使用することができる。図示の実施形態では、シートフィーダアセンブリ30は、シートSをスタックT(図3を参照)から取り出すための、上部真空波形フィーダ(TVCF)として使用される。
フィーダアセンブリ30は、この特定の印刷機の内部でアセンブリの構成要素を支持するフレーム32を含む。アセンブリ30全体が、修理または交換のために取り外し可能な独立した構成要素を形成するように、フレームを作成することが好ましい。図4および図6に示すように、プレナム34は、フレーム32の上部プレート33の下面に支持され、真空ダクト75と連通している。プレナム34の全体的な輪郭は、フレーム32および上部プレート33を取り外してプレナムの内部を露出させた図6に、最もよく示されている。ダクト75は、導管内に所定の真空圧または負圧を引き込むようになされた、印刷機の真空源またはエアシステムと一体化されている。負圧の大きさは、送風機のスピード、および、当技術分野で周知の方式でシートフィーダアセンブリ30によって搬送されるシートSの重量によって決まる。以下の説明から理解されるように、アセンブリ30のいくつかのアスペクトを用いると、真空ダクト75の断面積を、従来型のTVCFデバイスに連結されたダクトの断面積よりも大きくすることができる。
従来型のTVCFデバイスでは、デバイスの獲得面に捕捉されたシートを搬送するために、デバイス全体が運搬される。図示の実施形態の1つの特徴によると、図4および図6に示すように、アセンブリ30は、プレナム34の下側開口を閉鎖するスライドプレート36を含む。スライドプレート36は、獲得され搬送されるべきシートと向き合うように配置された獲得面37を含む。獲得面37は複数のアパチャ38を画成しており、シートSを係合させるために、真空または吸引力がこのアパチャを通して加えられる。アパチャ38の数、サイズ、および配列は、各種のタイプのシート材料を効率よく獲得し波形にする、当技術分野で周知のものでよい。
アセンブリ30の1つの特徴(feature)において、スライドプレートだけが並進するように、スライドプレート36がプレナム34に支持される。この特徴は、デバイス全体が並進する従来型のTVCFデバイスとは極めて対照的である。シートSが真空獲得されたのち、スライドプレート36だけが並進する。したがって、シートを搬送するための駆動メカニズムだけが、軽量のスライドプレート36およびシートSを移動させるのに十分強力でありさえすればよい。具体的な一実施形態では、スライドプレート36は、プレートの重量が最小限になるように、成形プラスチックの薄いプレートから形成される。
プレナム34は、プレナム内を適切な真空に保つために、下側外周部周りにシールを含み、スライドプレート36はそのシールによりかかっている。したがって、一実施形態では、プレナムは、図8〜9に示すように、前側シール50および後側シール51を含み、また、サイドシール52も含む(図8)。スライドプレート36は、前側シーリングフランジ53および後側シーリングフランジ54を含み、各シールと接触するように構成されている(図8〜9)。シール50〜52は、HDPE表面材(facing)を有する低密度の独立気泡フォームなど、低すべり摩擦材料の一部片として一体的に形成されてもよい。具体的な一実施形態では、前側および後側シール50、51、ならびに、前側および後側シーリングフランジ53、54の形状は、スライドプレートが、スライドプレートの移動の全長にわたって、プレナムと封止するがスライドするように接触を保つような形状となっている。プレート36の移動距離は、モータ41によって駆動されるテイクアウェイロール(TAR)40と(図4、図9)、シートSがそこから獲得されるスタックTの相対位置によって決まる。テイクアウェイロールをメインドライブによって駆動することができるので、モータ41は、任意選択とすることができる。一実施形態では、プレート36の移動距離は、約20ミリメートルである。
一代替実施形態では、スライドプレート36の前方移動の終了近くで真空圧を抜くように、後側シール51および後側シーリングフランジ54の相対的な寸法を定めることができる。この通気機構は、シートSがTAR40によって係合されたときにシートが本質的にスライドプレートから解放されるように調整される。したがって、ある特定の実施形態では、スライドプレートの前方移動距離が20ミリメートルの場合、後側シーリングフランジ54と後側シール51が接触するまたは重なり合う領域は、真空圧をスライドプレートの移動の最後の3ミリメートルのところで抜くように、約17ミリメートルとすることができる。この動作により、TARが部分的に保持されたシートを真空獲得面に沿って引きずることによって生じる可能性のあるシート汚れを低減することができる。
この開示の実施形態の別の特徴において、図6〜9に示すように、スライドプレート36を並進させるための駆動メカニズムが、真空プレナム34内に位置している。具体的には、駆動モータ70が、プレナムに固定された支持プレート73(図10)に取り付けられている。モータ70は、偏心ピボットマウント67を担持する駆動ホイール71を回転させる。駆動ホイールの回転が周知の方式で駆動リンクの往復運動を生み出すように、駆動リンク65がピボットマウント67に固定される。駆動リンク65はスライドキャリッジ60に連結され、スライドキャリッジ自体は、係合クリップ61または他の適切な固定具で、スライドプレート36に固定される。偏心的に取り付けられた駆動リンクが往復運動するときに、リンク65がキャリッジ60を駆動し、それにより最終的に、スライドプレートが並進される。スライドキャリッジ60は、プレナム34の前側ウォール34aと後側ウォール34bの間にまたがる支持部材またはシャフト58で支持される。図示の実施形態では、スライドキャリッジ60は、シャフト58に取り付けられた1対のリニア軸受63を含み、それにより、駆動リンク65がキャリッジを往復運動させるときに、軸受がシャフトに沿ってスライドする。シャフトは、前側ウォール34aのボア59a内に取り付けられた一方の端部と、プレナムの後側ウォール34bのアセンブリスロット59b内に落とし込むことのできる反対側の端部とを有する、ステンレス鋼のロッドとして形成することができる。
スライドプレート36は、モータ70の動作および駆動リンク65の往復運動によって、シートスタックTの真上のシート獲得位置と、TAR40に隣接する送り位置との間を往復運動する。スライドプレート36は、スライドキャリッジ60によって、プレナム34に対して支持される。スライドプレート36とシール50〜52の接触は、スライドプレートが並進するときに真空圧の漏れを防止する助けとなる。スライドプレート36の「ホーム」位置、すなわち開始位置を確認するために、図6に示すように、スライドプレートは、プレナムの片側の成形タブ45に取り付けられたホームセンサ47を作動させるホームフラグ46を含むことができる。スライドプレート36は、シャフト58および軸受63によって確実に経路をまっすぐたどるようになる。
スライドプレート駆動メカニズムをプレナム34内に取り付けることで、印刷機M内でシートフィーダアセンブリ30が占めるエンベロープ全体が縮小される。従来型のTVCFデバイスでは、デバイスを駆動するために使用されるモータが真空ダクトに隣接して配置され、実際のところダクト区域を侵害する。この実施形態では、モータ70をプレナム34内に配置することは、真空ダクト75が損なわれず、その結果十分な真空の流れをダクトを通して引き込むことができることを意味する。
当技術分野で周知のように、フィーダアセンブリに加えられる真空は、少なくとも真空が獲得面を通って引き込まれる時間の長さに関して制御可能である。したがって、フィーダアセンブリ30は、プレナム34およびスライドプレート36を通って引き込まれる真空を制御する手段を提供する。具体的には、図6、図7および図10に示すように、アセンブリは、ダクト75とプレナム34の間に設けられたフラッパバルブ76を備える。バルブ76は、ダクトの側壁間にまたがる軸77の周りで旋回可能に取り付けられる。プレナム34がダクトに対して開口するように、ねじりばね78を、フラッパバルブ76を付勢してそれがバルブカム81を押し付けるように配置することが好ましい。ダクト75の壁は、図10に示すように、フラッパバルブが接し、フラッパバルブが閉位置にあるときにダクトとプレナムの間に許容できる程度の密な封止を保証するための機構(features)を含むことができる。
やはり当技術分野で周知のように、フラッパバルブを付勢された開位置から閉位置まで動かすために、モータ駆動式カムを使用することができる。したがって、この開示のフィーダアセンブリ30はまた、モータ70の駆動軸72に取り付けられたカム要素80を含む。カム要素80は、フラッパバルブ76に接触するように配置されたフラッパカム部81を含む。具体的には、フラッパカム部81は、バルブ76によりかかってねじりばね78を押し、ダクト75内の封止用機構(features)からバルブを外すローブ81aを含む(図7を参照)。カム部はまた、フラッパバルブとの接触を避けるように寸法設定されたフラット81bを含む。したがって、ローブおよびフラットの構成により、フラッパバルブの開閉サイクルが決まり、最終的には、スタックTからシートSを獲得するための、獲得面37における真空のタイミングが決まることが理解されよう。さらに、ローブ81aの形状により、スライドプレート36の並進によってシートSが搬送されているときにバルブが開いたままになるように、フラッパバルブの停止時間が決まることが理解される。ローブの形状は、シートがTAR40に達した後にフラッパバルブが閉じるような形状となっている。
この実施形態の1つの特徴において、カム80およびフラッパカム部81は、スライドプレート36を駆動するのと同じモータ70によって駆動される。上記で説明したように、(従来型のデバイスのように)モータがフィーダアセンブリ30全体を駆動する必要がないため、モータからのパワー出力のすべてを、獲得面を動かすことのみ専用に使用する必要がない。言い換えると、従来技術のフィーダアセンブリ300(図3)を駆動するために使用されるのと同じモータで、スライドプレート36だけでなく、カム要素80も駆動することができる。スライドプレートとフラッパカム部81が両方ともモータ70の駆動軸72で駆動されるので、スライドプレートの移動のタイミングは、フラッパカム部81の回転のタイミングと自動的かつ機械的に連係する。ここに開示されているフラッパバルブの別の利点は、モータおよびカムが、ダクトまたはプレナムの外側ではなく、プレナム34内に収められており、それにより、フィーダアセンブリ30の全体の構造およびエンベロープが単純になることである。
獲得面を駆動するのと同じモータ70を、フラッパバルブ76の制御に加えて、高さ感知アーム85の動作を制御するために使用することができる。従来型の印刷機において、シートが獲得されテイクアウェイロールに搬送されているときは引っ込んでおり、スタックの高さを判定するために落下してスタックTに接触する、機械式の高さ感知アームを設けることが知られている。このアセンブリ30は、図5、図8、および図11に示すように、プレナム34およびスライドプレート36の下に延びる高さ感知アーム85を含む。アーム85は、ダクト75とプレナム34の間に配置することのできるピボットマウント86を含む(図5)。ねじりばねや板ばねなどのバイアスばね87が、高さ感知アーム85と係合して、接触端部88をスタックに向けて(すなわち、図11において下方に)付勢する。
高さ感知アーム85の動作は、フラッパバルブと同様に、カムによって制御される。具体的には、カム要素80は、高さ感知アーム85の一部を形成するカム従動子89と接触するように配置された感知カム部82を含む。感知カム部82は、従動子89の動きを、最終的には感知アーム85の接触端部88の動きを制御する、ローブ82aおよびフラット82bを含む。具体的には、ローブ82aが従動子89と接触するとき、接触端部88がスタックTから持ち上げられる。カム部82がさらに回転されると、付勢ばね87が、従動子89を付勢してフラット82bに接触させ、それにより接触端部88がスタックTに接触できるようになる。
この場合も、フラッパバルブの制御と同様に、高さ感知アーム85の制御は、共通のモータの動作に基づいて行われる。したがって、モータ70が、フィーダアセンブリ30の3つの機能、すなわち、獲得面37およびシートSの移動、フラッパバルブ76の移動、ならびに高さ感知アーム85の移動を制御する。やはりフラッパバルブの制御と同様に、高さ感知アームの移動は、同じモータ70が使用されるため、獲得面およびスライドプレートの移動と自動的かつ機械的に連係される。カム部82の形状によって、スライドプレート36がシートSを獲得し、シートをTAR40の方へ進ませるときに感知アーム85を持ち上げるタイミングが決まると共に、シートが解放されたのちスライドプレート36が中立位置に引き戻される間に、スタックを圧縮しスタックの高さを測定するために感知アーム85を解放するタイミングが決まる。
フィーダアセンブリ30は、スライドプレートによる獲得を容易にするためにスタックの上部シートをフラッフするように配置されたフラッファ噴出口の機構(arrangement)を含むことができる。したがって、フレーム32は、図4、図5、図12、および図13に示すように、空気源に連結可能なフラッファプレナム90を支持することができる。プレナム90は、主フラッファ噴出口91で終端し、また、シートの前縁により近いところに設けられた前縁フラッファ92に空気を供給することができる。フラッファゲート94は、ゲートアームによってフレームに旋回可能に支持され、主フラッファ噴出口91を周知の方式で開閉するように動くことができる。
ここに開示のフィーダアセンブリ30は、従来型のシートフィーダシステムにまさる重要な利点をもたらす。上記で説明したように、従来型のシステムのようにフィーダアセンブリ全体を並進させるのではなく、アセンブリ30は、獲得面および獲得面によって搬送されるシートのみを並進させる。したがって、スライドプレート36および搬送されているシートSのみがモータ70によって駆動される。ある特定の実施形態では、スライドプレートの運搬質量は、わずか約100グラム、すなわち、一部の従来型のフィーダシステムの運搬質量の約5分の1である。このように運搬質量が小さいと、駆動モータ70の必要動力が減少するだけでなく、生じる慣性がより低くなり、最終的に、獲得面およびそれによって搬送されるシートSの運搬が迅速に/高速になる。この特定の実施形態では、アセンブリ30は、1秒間に最高で200ページ、またはそれ以上のシート供給速度が可能である。
獲得面およびシートの運搬のための必要動力の減少は、より小さいモータとして表すことができ、あるいは、より好ましくは、共通のモータからの複数の機能の統合として表すことができる。すなわち、上記で開示されたように、モータ70が、スライドプレート36を駆動し、また、フラッパバルブ76および高さ感知アーム85の移動を制御するカム要素80を回転させる。モータの動力は、フラッパバルブを拘束するねじりばね78、および高さ感知アームを付勢するばね87によって生じる付勢力に打ち勝つのに十分でなければならない。複数の機能をフィーダアセンブリ30の共通のパッケージ内に組み込むことにより、特に高速の適用例において、従来型の真空バルブを駆動するために使用されていたモータを、代わりに(必要であれば)テイクアウェイロールを駆動するのに使用することができるようになる。
フィーダアセンブリ30は、印刷機M内に配置するための非常にコンパクトなモジュール式パッケージを提供する。複数の機能が1つのパッケージ内に組み込まれるので、従来型のフィーダシステムに付随する個々のモータおよびドライバのプリント基板アセンブリ(PWBA)が不要となる。さらに、共通の駆動モータにより、従来型のシステムでは実現できなかった、ある機能的構成要素の、プレナム領域内への配置変更が可能になる。例えば、高さ感知アーム85を、従来型のシステムのように後縁の近くではなく、フィードヘッドまたは獲得面の近くに配置することができる。そのように高さ感知アームを配置することで、特に、シートが長い場合、または、シートがカールしている場合に、フラッフされたスタック上部の、獲得面に対する相対位置の確認がより正確にできるようになる。
もう1つの利点は、動作部品をすべて真空プレナム34のエンベロープ内に収めることができることである。モータ70をプレナム内に取り付けることで、アセンブリ30全体の外側寸法が減少し、上記に示したように、真空ダクト75の広さを確保することができる。より大きい真空ダクトが利用できることで、真空システムの高インピーダンスを克服するために必要であった、従来型のシート獲得システムフィードヘッドのスカートが不要となる。スライドプレート36およびカム要素80が共通のモータで駆動されるので、従来型のフィーダシステムに付随する、ケーブルドライブやプーリなどの追加の駆動用構成要素が不要となる。またモータ70とスライドプレートを支持するキャリッジ60との間の駆動がほぼ直接的であるため、従来型のシステムの追加の駆動用構成要素が不要になり、それに伴う機械的損失が低減される。
モータ70は、電気モータであることが好ましく、段階的に移動または回転できるステップモータとすることができる。したがって、モータは、フィーダアセンブリ30の複数の機能が連動して働くように、回転を制御することができる。モータが、駆動リンク65およびカム要素80の機能を損なうことなく、高速で連続回転するように動作できることが企図されている。
図14で示すように、上部シートフィーダ用のスライドプレートを、スライドプレートと組み立てるために保持具を必要としない落下ボックスを組み込むように変更することができる。フィーダ120は、上記で説明したプレナムの開口に負圧が存在できるように、真空源を結合することのできる真空ダクトを含む。スタック高さ感知アーム118は、上記で説明したのと同様にして、スライドプレート104を移動させるように制御することができる。スライドプレート104は、2つの落下ボックス用開口110を含み、その開口に落下ボックス108が摺動式に設置される。以下でより詳しく説明するようにして、グリッド114を各開口110に形成することができる。プレナム内の開口がスライドプレート104の開口110と流体連絡しているので、落下ボックス108により、プレナム内の開口に存在する負圧を落下ボックスの空間内にも存在させることができる。スタック高さ感知アーム118がスライドプレート104から落下するときに、落下ボックスもまたシート媒体のスタックの上部シートに接近し、負圧が上部シートの上面を落下ボックス108の下面の方へ押しやる。
落下ボックスが開口110に摺動式に設置されているので、シートの剛性および運動量が開口110内の落下ボックス108を上方に押し上げる。ボックス108が上方に摺動し、それに遅れてシートが獲得され波形にされた後、スライドプレートが給紙方向に移動し、1枚または複数のシートの前縁が、エアナイフダクト126のディスチャージ128の方へ移動する。スライドプレート104の開口110、およびその中に配置された落下ボックス108は、エアナイフストリームがボックス108に当たることによって誘起される抗力を低減するために、エアナイフストリームの流れの中心から横方向にオフセットしている。ボックス108間にギャップがあるため、エアナイフストリームがボックス108間を流れるのが容易になっている。一実施形態では、このギャップは約45ミリメートルである。さらに、ボックス108は、ボックスの垂直移動を可能にし、エアナイフストリームがボックス108に当たることが原因で生じうる抗力をさらに低減するために、以下でより詳しく説明するように、ボックスのスカート内に形成されたスロットを有する。エアナイフストリームは、上部シートが落下ボックス108に押し付けられたときに上部シートのあとに続いた可能性のあるシートから、上部シートを分離する助けとなる。スライドプレートが給紙方向に移動し、上部シートの下のシートが重力またはエアナイフストリームの作用で落下して離れるとき、上部シートの前縁が、上側ペーパバッフル130と下側ペーパバッフル132の間に供給される。次いで、テイクアウェイローラ134および136が、シートを印刷機の結像部に運搬することができる。
図15は、1対の落下ボックス用開口110を組み込んだスライドプレートの一実施形態を示す。スライドプレート104は、媒体シートのスタックの近傍に負圧を与える助けとなる、追加のアパチャ140を備える。落下ボックス用開口110内には、グリッド114が開口全体に配設される。グリッドは、ストップ部材142によってスライドプレート104に連結される。落下ボックスが開口110内に配置されるとき、ストップ部材142は、落下ボックスに係合して落下ボックスの垂直方向の下降を止める。1つまたは複数のストップ部材を、開口110内のグリッドに連結せず、開口110内に設けることができる。図15に示すように、スタンドオフ144を開口110の近傍の場所に設けることができる。落下ボックスが開口110に設置された後、ストップ部材(図示せず)をスタンドオフ上に設置して、落下ボックスが開口110内を上方に移動するときに、落下ボックスに係合するようにすることができる。これらのストップ部材を使用して、開口110内に設置された落下ボックスを捕捉するが、落下ボックスが開口110内を垂直方向に摺動することができる状態に保つことができる。図15に示すスライドプレート104は、上部真空波形フィーダ用のスライドシートであるが、図14に示すスライドプレート104は、滑らかなスライドプレートである。ここで説明した落下ボックス用開口および落下ボックスを、媒体シートスタックの上部シートにおける負圧の提示を高め、上部シートのスタックからの取り出しを容易にするために、スライドプレートと共に使用することができる。落下ボックスのサイズは、真空用の閉鎖空間を必要に応じて増加させるために、様々に異なってよい。
例えば、開口110内で使用することができる落下ボックス108が、図16に示してある。落下ボックス108は、スカートの一部分がスロット154を残してスカート同士を結合するように形成された、複数のスカート150を含む。さらに、前縁においてスタックの「捕捉(fang)」のための隙間を与えるために、切欠き158を設けることができる。落下ボックスを設置するには、スロット154をスライドプレート104の開口110内のストップ部材に位置合わせする。次いで、ボックス108を解放して、スカート150の連結部152がストップ部材142に載るまでボックスを開口110内に落下させることができる。この設置方法では、シートフィーダの組立てのための保持具などが必要ない。ストップ部材をスタンドオフ144上に設置した場合、落下ボックスは、落下ボックス108を含むスカート150の高さを超えて開口110内を上昇することができない。したがって、比較的高価な金属製の保持具などを必要とせずに、落下ボックス108を開口110内に保持することができる。
図16に示す落下ボックスは、プラスチック射出成形法を使用して、軽量プラスチックから形成することができる。落下ボックスが軽量であると、落下ボックス108のスカートによって画成された空間内の負圧によって紙が押し上げられるときに、ボックスが移動できるようになる。スロット154の公差は、設置に金属製の保持具が必要な既知のスカートのチャネルほど厳密にする必要がない。その結果、落下ボックス108は、落下ボックスが設置されているシートフィーダの動作中に拘束される可能性が低い。
フルカラー多重現像方式(image-on-image)のシングルパス電子写真印刷機の概略立面図である。 図1に示した印刷機に組み込まれた周知のシートフィーダ装置の側面図である。 図2に示したものと同様のシートフィーダ装置の透視図である。 この開示のシートフィーダアセンブリ装置の一実施形態の底面透視図である。 分かりやすくするためにアセンブリフレームを取り外した、図4に示したシートフィーダ装置の底面図である。 分かりやすくするためにある構成要素を取り外した、図4に示したシートフィーダ装置の上面透視図である。 矢印の方向に見た、図6に示したアセンブリの線7−7に沿った透視破断図である。 矢印の方向に見た、図6に示したアセンブリの線8−8に沿った透視破断図である。 図8に示した破断部の端面図である。 図7に示した破断部の側面図である。 矢印の方向に見た、図6に示したアセンブリの線11−11に沿った破断端面図である。 分かりやすくするためにある構成要素を取り外した、図4に示したアセンブリの端面図である。 分かりやすくするためにある構成要素を取り外した、図4に示したアセンブリの正面図である。 この開示に従って1対の落下ボックスが摺動式に設置されたシートフィーダ装置の一実施形態の底面透視図である。 1対の落下ボックス用開口を有する、上部真空波形フィーダ用スライドプレートの一実施形態の上面透視図である。 図15に示したスライドプレートの落下ボックス用開口に摺動式に設置することができる落下ボックスの一実施形態の透視図である。
符号の説明
30 真空スライドシートフィーダアセンブリ、32 フレーム、33 上部プレート、34 プレナム、34a 前側ウォール、34b 後側ウォール、36 スライドプレート、37 獲得面、38 アパチャ、40 テイクアウェイロール(TAR)、41 モータ、45 成形タブ、46 ホームフラグ、47 ホームセンサ、50 前側シール、51 後側シール、52 サイドシール、53 前側シーリングフランジ、54 後側シーリングフランジ、58 支持部材またはシャフト、59a ボア、59b アセンブリスロット、60 スライドキャリッジ、61 係合クリップ、63 リニア軸受、65 駆動リンク、67 偏心ピボットマウント、70 駆動モータ、71 駆動ホイール、72 駆動軸、73 支持プレート、75 真空ダクト、76 フラッパバルブ、77 軸、78 ねじりばね、80 カム要素、81 バルブカム、フラッパカム部、81a ローブ、81b フラット、82 感知カム部、82a ローブ、82b フラット、85 高さ感知アーム、86 ピボットマウント、87 バイアスばね、88 接触端部、89 カム従動子、90 フラッファプレナム、91 主フラッファ噴出口、92 前縁フラッファ、94 フラッファゲート、104 スライドプレート、110 落下ボックス用開口、108 落下ボックス、114 グリッド、118 スタック高さ感知アーム、120 フィーダ、126 エアナイフダクト、128 ディスチャージ、130 上側ペーパバッフル、132 下側ペーパバッフル、134、136 テイクアウェイローラ、140 アパチャ、142 ストップ部材、144 スタンドオフ、150 スカート、152 連結部、154 スロット、158 切欠き。

Claims (4)

  1. シートを獲得し搬送するのに有用な装置であって、
    真空源に接続されるとともに前記シートに対向する開口を有するプレナムと、
    前記開口を覆うとともに獲得面を有し、前記真空源による吸引力によって前記獲得面上に獲得したシートを搬送するため前記プレナムに対してスライド移動するスライドプレートであって、前記スライドプレートに形成された落下ボックス用開口の近傍に配置されたストップ部材を有するスライドプレートと、
    落下ボックスの一部分が前記ストップ部材に係合するまで、前記落下ボックス用開口内で摺動し、その結果、前記スライドプレートに摺動式に設置されるようになされた落下ボックスとを備えることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記落下ボックスが、フレームから延びる複数のスカートを有するプラスチック製フレームをさらに備え、前記スカートの少なくとも2つが、前記ストップ部材を受けるように形成されたスロットを有することを特徴とする装置。
  3. シートを獲得し搬送する方法であって、
    真空源を前記シートに対向する開口を有するプレナムに接続するステップと、
    前記開口を覆うとともに獲得面を有するスライドプレートであって、前記真空源による吸引力によって前記獲得面上に獲得したシートを搬送するため前記プレナムに対してスライド移動するスライドプレートに形成された落下ボックス用開口の近傍にストップ部材を配置するステップと、
    落下ボックスの一部分が前記ストップ部材に係合するまで、前記落下ボックスを前記落下ボックス用開口内に摺動式に設置するステップとを含むことを特徴とする方法。
  4. 画像を得るための結像ステーションと、
    前記画像をシートに転写するための転写ステーションと、
    シートのスタックを支持するための支持トレイと、
    前記スタックから前記転写ステーションまでシートを運搬するための運搬システムとを備え、前記運搬システムが、
    真空源に接続されるとともに前記シートに対向する開口を有するプレナムと、
    前記開口を覆うとともに獲得面を有し、前記真空源による吸引力によって前記獲得面上に獲得したシートを搬送するため前記プレナムに対してスライド移動するスライドプレートであって、前記スライドプレートに形成された落下ボックス用開口の近傍に配置されたストップ部材を有するスライドプレートと、
    落下ボックスの一部分が前記ストップ部材に係合するまで、前記落下ボックス用開口内で摺動し、その結果、前記スライドプレートに摺動式に設置されるようになされた落下ボックスとを含む上部真空波形フィーダ(TVCF)を備えることを特徴とする印刷機。
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