JP5054900B2 - リソース・アイテム・リストに基づいてリソース・アイテムを消費するための方策 - Google Patents

リソース・アイテム・リストに基づいてリソース・アイテムを消費するための方策 Download PDF

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Description

本内容は、リソース・アイテムをユーザに提示するための方策に関し、より詳細な実施形態においては、オーディオ・ビジュアル・メディア・アイテムのコレクションをユーザに提示するための方策に関する。
メディア・プログラムのプロバイダは、消費者が選択できるリソース・アイテム数を増やし続けている。例えば、従来の衛星およびケーブル・プロバイダは、各々が複数のリソース・アイテム(例えば、テレビ番組、映画等)を提供する、選択されるべき数百のチャネルを提供している。インターネット対応のメディア・プログラム・プロバイダは、さらに大量の選択されるべきリソース・アイテムを提供する可能性を有している。選択肢の配列が拡大することによって、消費者が自らの興味を満たすリソース・アイテムを見付ける確率が高くなるため、消費者に恩恵がもたらされる。
しかしながら、リソース・アイテムの急増は、多くの課題をもたらす。例えば、リソース・アイテムのプールが絶えず増え続けることに伴って、消費者は、自らの興味を満たすリソース・アイテムを発見することが困難であると感じる場合がある。例えば、消費者は、自らの興味を満たすリソース・アイテムを見付けるために多数のリソース・アイテムを取捨選択することが煩わしいと感じる場合がある。消費者の検索を容易にするための種々の検索エンジンが存在するが、多くの消費者、特にコンピュータに精通していない消費者は、これらのツールに慣れていない場合がある。あるいは、多くの消費者は、日常ベースでこれらの検索ツールを使用するのに十分な時間も根気もない場合がある。
したがって、より大きなリソース・アイテムのプールからのリソース・アイテムの発見と、その後のこうしたリソース・アイテムの取り出しとを容易にするメカニズムについての必要性が存在する。
1つの例示的な実施形態によれば、複数のリソース・アイテムをコンテンツ・ストアから提供するための方法が記載される。この方法は、(a)コンテンツ・ストア内に提供されたリソース・アイテムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むリソース・アイテム・リストを、クライアント処理装置から受け取ることと、(b)リソース・アイテム記述子によって特定されたリソース・アイテムを、コンテンツ・ストアから自動的に取り出すことと、(c)取り出されたリソース・アイテムを、提示のためにクライアント処理装置に提供することとを含む。
別の例示的な特徴によれば、リソース・アイテム・リストは、拡張可能マークアップ言語(XML)などのマークアップ言語で表現される。
別の例示的な特徴によれば、スキーマが、リソース・アイテム・リストのコンテンツおよび編成を統制する。
別の例示的な特徴によれば、各々のリソース・アイテム記述子は複数の属性を含み、その一部はオプションである。
別の例示的な特徴によれば、リソース・アイテム・リストは、リソース・アイテムが提示されるべき順序を指定する情報を含む。
別の例示的な特徴によれば、上述の取り出すことは、少なくとも2つのリソース・アイテムがリソース・アイテム・リストにおけるリソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致すると判定する。この場合には、本方法は、(受信するクライアント処理装置のフォーマットの好みについての判定など)少なくとも1つの考慮事項に基づいて、リソース・アイテムのうちの1つを選択することをさらに含む。
別の例示的な特徴によれば、リソース・アイテム・リストは、別のクライアント処理装置から取得することができる。言い換えれば、本方法によって、ユーザが、リソース・アイテム・リストをユーザ間で共有するか、または、リソース・アイテム・リストをウェブサイトからダウンロードすることなどが可能になる。
付加的な実施形態および特徴は、以下に説明されるであろう。
本開示および図面を通して、同じ番号は同類の構成要素および特徴を参照するのに用いられる。100番台は図1で最初に見出される特徴を指し、200番台は図2で最初に見出される特徴を指し、300番台は図3で最初に見出される特徴を指し、以下同様である。
ここでは、リソース・アイテム・リストに基づいてリソース・アイテムを消費するための方策が説明される。「リソース・アイテム」という用語は、ユーザによって消費され得るあらゆる種類の情報リソースを指す。ある場合においては、リソース・アイテムは、音楽、静止画、オーディオ・ビジュアル動画などのようなオーディオおよび/または映像メディア・プログラムに関連する。オーディオ・ビジュアル・リソースの場合には、リソース・アイテムは、連続ドラマおよびコメディ、ドキュメンタリ、映画、トーク・ショー、様々な種類のセールス・プレゼンテーション、ニュース番組、天気情報、金融情報(例えば、株式情報)などのようなあらゆる種類の題材に関連する場合がある。別の場合には、リソース・アイテムは、ユーザが(コンピュータ・ゲームなどのような)プログラムと対話することを可能にする実行可能コンピュータ・プログラムに関連する。別の場合には、リソース・アイテムは、(ハイパーテキスト・マークアップ言語リソースのような)マークアップ言語リソースに関連する。
「リソース・アイテム・リスト」という用語は、1つまたは複数のリソース・アイテムを特定するのに用いられるあらゆる種類の情報を指す。リソース・アイテム・リストは、拡張可能マークアップ言語(XML)文書、フラット・ファイル、スプレッドシート文書、テキスト・エディタで作成される文書として、または他のあらゆるフォーマットで、表現することができる。
「リソース・アイテム記述子」という用語は、リソース・アイテム・リストにおけるリソース・アイテムを特定するのに用いられるあらゆる種類の情報を指す。説明されることになるように、例示的なリソース・アイテム記述子は、属性の集まりを含むことができる。この「属性」という用語は、参照ID、名前、タイトルなどのような、リソース・アイテムのそれぞれの特性を指定するあらゆる種類の情報を指す。
本開示は、以下のセクションを含む。セクションAでは、リソース・アイテム・リストを用いてリソース・アイテムを消費するための例示的なシステムを説明する。セクションBでは、セクションAのシステムの動作を説明する。説明を容易にするために、以下の説明で最も共通して引き合いに出される実施形態は、メディア・プレイ・リストに基づいて、パケット・ネットワークを介してオーディオ・ビジュアル・リソース・アイテムをストリーミング・デジタル・フォーマットで配布することに関するものであるが、説明されることになるように、ここで説明される機能は、他の種類の技術的および商業的環境における他のタイプのリソース・アイテムに適用することができる。
A.リソース・アイテム・リストに基づいてリソース・アイテムを消費するための例示的なシステム
(A.1.システム概要)
図1は、リソース・アイテム・リストに基づいてリソース・アイテムを消費するための例示的なシステム100を示している。概要として、システム100は、ユーザが1つまたは複数のリソース・アイテムを特定するリソース・アイテム・リストを作成および/または受け取ることを可能にする。例えば、ユーザは、リソース・アイテム・リストを作成することを望むか、または、何らかの共通テーマを有するリソース・アイテムを特定する既に作成済みのリソース・アイテム・リストを別のユーザ若しくは他のソースから受け取ることを望む場合がある。ユーザは、このリソース・アイテム・リストを呼び出して、そこで特定されたリソース・アイテムを自動的に受け取ることができる。これらのリソース・アイテムは、リソース・アイテム・リストにおいて特定された順番でユーザに提示することができる。リソース・アイテム・リストに基づいたリソース・アイテムの取り出しは、特に、こうした措置をとらずに、ユーザが潜在的に膨大なリソース・アイテムのプールから個々のリソース・アイテムを手動で選択するように強いる場合に、リソースの消費に対するユーザ・フレンドリな手法を提供する。リストに基づいたリソース・アイテムの取り出しについての付加的な特徴およびそれに伴う利点が、以下に説明される。
一般に、図に示された機能のいずれも、ソフトウェア、ファームウェア(例えば、固定ロジック回路)、手動処理、またはこれらの実施形態の組み合わせを用いて実装することができる。ここで用いられる「ロジック」、「モジュール」、または「機能」という用語は、一般に、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせを表す。例えば、ソフトウェア実装の場合には、「ロジック」、「モジュール」、または「機能」という用語は、処理装置または処理装置群(例えば、CPUまたはCPU群)上で実行されるときに特定されたタスクを実施するプログラム・コードを表す。プログラム・コードは、1つまたは複数のコンピュータ読取り可能記憶装置に格納することができる。図示したロジック、モジュール、および機能の個別ユニットへの分離は、こうしたソフトウェアおよび/またはハードウェアの実際の物理的なグループ化および割り振りを反映したものとするか、または単一のソフトウェア・プログラムおよび/またはハードウェア・ユニットによって実施される異なるタスクの概念的な割り振りに対応したものとすることもできる。図示されたロジック、モジュール、および機能は、(例えば、処理装置によって実装されるなど)単一サイトに配置するか、または複数の場所にわたって分散させることができる。
システム100は、複数のクライアント提示装置(102、104、...106)を含む。クライアント処理装置(102、104、...106)は、異なる技術的および商業的環境に合うように、異なる方法で実装することができる。ある場合においては、これらのクライアント処理装置(102、104、...106)は、クライアント提示装置(108、110、...112)に接続するセットトップ・ボックスまたは他のアプリケーション固有のユニットを表すことができ、このクライアント提示装置(108、110、...112)は、テレビ、ステレオ・システム、または他の種類の情報提示装置を表すことができる。代替的な実施形態においては、クライアント処理装置(102、104、...106)は、それぞれのクライアント提示装置(108、110、...112)に接続する汎用コンピュータ装置を表すことができる。さらに別の例においては、クライアント処理装置(102、104、...106)は、(例えば、処理ボード、取り外し可能なカードなどの形態で)クライアント提示装置(108、110、...112)自体に統合される機能を表すことができる。
クライアント処理装置(102、104、...106)は、1つまたは複数のソースからリソース・アイテム(例えば、メディア・プログラム)を受信することができる。1つの例示的なソースは、(インターネットなどの)ネットワーク結合メカニズム116を介してクライアント処理装置(102、104、...106)に結合されるオペレーション・センタ114である。オペレーション・センタ114は、一般に、リソース・アイテムを格納し、ネットワーク結合メカニズム116を介してリソース・アイテムを要求に応じてユーザに配布するための任意のインフラストラクチャを表すことができる。ある場合においては、オペレーション・センタ114は、特定のサイトに収容されたコンピュータ機能(例えば、1つまたは複数のコンピュータ・サーバ)によって実装することができる。別の場合においては、オペレーション・センタ114は、複数のサイトにわたって広がるコンピュータ機能によって、分散方式で実装することができる。ある場合においては、単一のエンティティが、オペレーション・センタ114を管理することができる。別の場合においては、複数のエンティティが協働して、オペレーション・センタ114を実装することができる。例えば、後者の場合には、複数のパートナーが、図1において統合オペレーション・センタ114としてまとめて表される異なるオペレーション・センタを管理することができる。(次に以下で説明される)図2は、図1に示されるシステム100についての、技術的に特定の1つの実施形態を説明するものである。
オペレーション・センタ114は、リソース・アイテム(例えば、メディア・プログラム)を保存するリソース・アイテム・コンテンツ・ストア118を含む。このコンテンツ・ストア118は、単一のデータベースを表すか、または複数のそれぞれのサイトに広がる複数の分散データベースを表すことができる。コンテンツ・ストア118に格納されるリソース・アイテムは、図1において総称して「情報ソース」120と表されるいくつかの異なるソースから発信することができる。情報ソース120は、従来の商用ケーブルテレビまたは衛星テレビ・プロバイダ、1つまたは複数の商用ビデオ・オン・デマンド(VOD)エンティティ、1つまたは複数の出版社、リソース・アイテムの1つまたは複数のライブラリ・ソース、情報に関するあらゆる種類のインターネット対応リポジトリなどのような、リソース・アイテムを作成するかまたは提供するあらゆるエンティティを表すことができる。一例においては、オペレーション・センタ114を管理するエンティティが、リソース・アイテムを供給するエンティティ(またはエンティティ群)と契約による合意を締結することができる。別の場合においては、オペレーション・センタ114を管理するエンティティ自体が、コンテンツ・ストア118に保存される少なくとも幾つかのリソース・アイテムを作成することができる。いずれの場合においても、情報ソース120は、2つの主要なカテゴリに分けることができる。第1のタイプが、ライブ・ソース122に対応する。ライブ・ソース122は、ライブ・イベントを取り込むリソース・アイテムか、そうでなければライブ・イベントに関連する何らかの実時間の態様(例えば、テレビ中継されるスポーツ・イベントまたはニュース・イベントなど)を有するリソース・アイテムを供給するソースに対応する。第2のタイプのソースが、事前記録ソース124に対応する。事前記録ソース124は、全体が予め記録されたリソース・アイテムを供給するソースに対応する。オペレーション・センタ114は、ライブ・ソース122または事前記録ソース124のいずれかからリソース・アイテムを受信し、これらのリソース・アイテムをコンテンツ・ストア118に格納するための受信/記録モジュール126を含む。
情報配布モジュール128は、要求されたリソース・アイテムをコンテンツ・ストア118から取り出し、ネットワーク結合メカニズム116を介してそのリソース・アイテムを適切なクライアント処理装置(102、104、...106)に供給することによって、リソース・アイテムについてのユーザの要求を処理するように構成される。オペレーション・センタ114は、クライアント・インタフェース・モジュール130を介して結合メカニズム116に接続する。クライアント・インタフェース・モジュール130は、ブロードバンド結合メカニズムまたは他の種類の結合メカニズムとして実装することができる。
より具体的には、オペレーション・センタ114は、リソース・アイテムをクライアント処理装置(102、104、...106)に配信する際に、ユニキャスト・パラダイムを適用することができる。ユニキャストのアプローチにおいては、オペレーション・センタ114は、要求されたリソース・アイテムを、それを要求したクライアント処理装置に対してのみ送信する。これは、従来のブロードキャスト・パラダイムとは異なるものである。ブロードキャスト・モードでは、ヘッドエンド局は、加入者の大きなプールに対して複数のプログラムを同時に提供する。次に、加入者は、それぞれのクライアント処理装置をローカルに調整して、対象となる1つまたは複数のプログラムを受信する。対照的に、上述の転送のユニキャスト・モードにおいては、オペレーション・センタ114は、ユーザによって具体的に要求されるまでいかなる情報も転送しない。したがって、ユニキャスト・モードは、ブロードキャスト・モードと比較して経済的な情報のポイント・ツー・ポイント転送を提供する。さらに、ユニキャスト・モードにおいては、オペレーション・センタ114は、場合によっては異なる伝送設定(例えば、異なる伝送速度)を用いて、異なるそれぞれのユーザに対して同じリソース・アイテムの異なる部分を同時に流すことができ、それにより(加入者のすべてが同時に同じ情報を受信する)ブロードキャスト・モードと比較して情報配布の自由度をより高めることができる。
オペレーション・センタ114は、異なるプログラム・パッケージ化パラダイムを用いて、リソース・アイテムをユーザに供給することができる。ある場合においては、オペレーション・センタ114は、リソース・アイテムを異なるそれぞれの「チャネル」にグループ化し、ユーザがチャネル識別子を指定することによってリソース・アイテムを選択できるようにする。従来のブロードキャスト・モデルのリソース・アイテム配信によれば、単一のチャネルが、所定の時間順でリソース・アイテムを提供することができる。この場合には、ユーザは、所定の時間にチャネルに「チューニング」することによって、所望のリソース・アイテムを受信することができる。別の場合においては、単一のチャネルが、ユーザがチャネルと関連付けられたリソース・アイテムのサブセットから選択できるようにするポータルを提供することができる。この場合には、ユーザは、任意の時間にチャネルに「チューニング」し、そのチャネルがオン・デマンドの態様で提供するリソース・アイテムの1つを選択することによって、所望のリソース・アイテムを受信することができる。さらに別の場合においては、単一のチャネルを、単一のリソース・アイテムと関連付けることができる。この場合には、ユーザは、任意の時間にチャネルに「チューニング」し、オン・デマンドの態様でこのリソース・アイテムを選択することによって、このリソース・アイテムを受信することができる。上述の情報配信パラダイムは、従来のリソース・アイテムのブロードキャスト配信を処理する際におけるこれまでの典型的なユーザの経験に適合するので便宜である。すなわち、このチャネル・パラダイムは、ユーザ自身がその操作方法にすでに慣れ親しんでいると感じることができるため、オペレーション・センタのサービスの受け入れを促進させることができる。しかしながら、繰り返すことになるが、オペレーション・センタ102は、ブロードキャストではなくユニキャストのポイント・ツー・ポイント配信方法を用いる。したがって、ここで用いられる(本来はブロードキャスト・サービスとの関連で作られた)「チャネル」および「チューニング」に対するいかなる言及も、上述のようなこれらの用語の拡張された意味を指すものとして理解されるべきである。
特定のシナリオが、図1のシステム100の1つの例示的な用途をさらに明確にするであろう。オペレーション・センタ114を、ある開始日以降、多数の異なるチャネルにわたってプロバイダによりブロードキャストされるテレビ・プログラムをアーカイブすることに充てるものと仮定する。したがって、コンテンツ・ストア118は、例えば、リソース・アイテムを「放送する」日、それを放送する時刻、それを放送するサービス(例えば、チャネル)などを指定することによって、ユーザがリソース・アイテムを引き出すことができる大きな履歴アーカイブとして機能する。さらに、オペレーション・センタ114はまた、新しいリソース・アイテムを実時間モードでアーカイブするので、ユーザに対する現在のメディア・コンテンツのソースとして機能することもできる。この場合も同様に、この構成は、1つの例示的なビジネス関連および技術的な用途のみを反映している。
オペレーション・センタ114に加えて、またはオペレーション・センタ114の代りに、クライアント処理装置(102、104、...106)は、(図1において総称して「他のソース132」と呼ばれる)他のソースからリソース・アイテムを受信することができる。こうした他のソース132は、上述のようにリソース・アイテムを提供する他のオペレーション・センタに対応するか、または、従来の衛星若しくはケーブルのヘッドエンド・ソースなどのような、さらに従来型のブロードキャスト・ソースに対応する場合がある。クライアント処理装置(102、104、...106)は、従来の方法で、(図1には示されていない)ローカル・チューナを介して1つまたは複数の選択されたリソース・アイテムにチューニングすることによって、ブロードキャスト・ソースからリソース・アイテムを受信することができる。
クライアント処理装置(102、104、...106)は、任意のソースからリソース・アイテムを受信することができるが、具体例を与えることによって説明を容易にするために、以下の説明では、リソース・アイテムがネットワーク結合メカニズム116(例えば、インターネット)を介して(1つまたは複数のコンピュータ・サーバを表す)オペレーション・センタ114から受信される場合を最も共通して引き合いに出すものとする。
クライアント処理装置(102、104、...106)は、(代表的なクライアント処理装置102の例示的なモジュール134のような)情報選択提示モジュールを含む。これらの選択提示モジュールは、リソース・アイテムについてのユーザの選択を受信するための機能と、選択されたリソース・アイテムを上で特定されたソースのいずれか1つから受信するための機能と、選択されたリソース・アイテムをそれぞれのクライアント提示装置(108、110、...112)に提示するための機能と、以下に説明される他のタスクを実施するための機能とを含む。クライアント処理装置(102、104、...106)は、(代表的なクライアント処理装置102の例示的なローカル・ストア136のような)ローカル・ストアをさらに含むことができる。
全体としてのシステム100の上記概要により、ここではリソース・アイテム・リストを処理するためのシステム100の機能に注意を向ける。上述のように、リソース・アイテム・リストは、1つまたは複数のリソース・アイテム記述子のあらゆる種類のフォーマットでの、あらゆる種類のリスト作成に対応する。以下により詳細に説明されるように、リソース・アイテム記述子は、リソース・アイテムをどこから取り出しできるかを示す参照情報、タイトル情報、および他の属性情報を提供することによって、対応するリソース・アイテムを特定することができる。リソース・アイテム・リストは、いずれかの基準または基準の組み合わせに基づいて編集することができる。1つの例においては、ユーザは、何らかの共通テーマに従ってリソース・アイテムの集合をグループ化するリソース・アイテム・リストを生成または受信することを望む場合がある。リソース・アイテム・リストは、推奨順にリソース・アイテムを配信するようにオペレーション・センタ114に指示する命令を含むことができる。
リソース・アイテム・リストに関連する種々のタスクを実施するための機能(簡潔に「リスト機能」と呼ばれる)は、オペレーション・センタ114に配置されたオペレーション・センタ(OC)リスト処理モジュール138と、(クライアント処理装置102に配置されたクライアント処理モジュール140のような)各々のクライアント処理装置に配置されたクライアント・リスト処理モジュールとを含む。
より具体的には、クライアント・リスト処理モジュール140は、種々の機能を実施することができる。1つのこうした機能に従って、このモジュール140を、リソース・アイテム・リストを作成するように構成することができる。このタスクを行う多くの方法が存在する。1つの技術においては、クライアント・リスト処理モジュール140は、リソース・アイテム記述子のより大きなプールからリソース・アイテム記述子を選択することによって、リソース・アイテム・リストを作成することができる。この操作を行うための例示的なユーザ・インタフェース機能は、セクションA.3で後述される。代替的に、ユーザは、いずれかの種類のテキスト・エディタを用いて、「初めから」リソース・アイテム・リストを編集することができる。さらに代替的に、ユーザは、2つまたはそれ以上の既存のリソース・アイテム・リストを組み合わせることによって、または任意の方法で(例えば、リソース・アイテム記述子を追加するか、リソース・アイテム記述子を削除するか、または既存のリソース・アイテム記述子を変更することにより)既存のリソース・アイテム・リストを編集することによって、リソース・アイテム・リストを作成することができる。クライアント処理装置は、その(クライアント処理装置102のローカル・ストア136のような)ローカル・ストアにおいて作成する(または受信する)いかなるリソース・アイテム・リストも格納することができる。
クライアント・リスト処理モジュール140はまた、リソース・アイテム・リストを別のユーザに、またはより一般的には任意の受信者エンティティに送信するための機能を含むことができる。例えば、第1のユーザは、共通テーマを共有するリソース・アイテムを特定するリソース・アイテム・リストを作成することができる。次に、第1のユーザは、このリソース・アイテム・リストを第2のユーザに転送するか、またはこのリソース・アイテム・リストを複数のユーザにブロードキャストすることができる。第1のユーザはまた、オペレーション・センタ114によって保持されるリソース・アイテム・リスト・データベース142のような遠隔リポジトリにリソース・アイテム・リストを転送することができる。いずれの場合においても、第1のユーザは、種々の方法でこの転送を行うことができる。例えば、クライアント・リスト処理モジュール140は、この転送を行うために、カスタム設計されたユーザ・インタフェースと、関連する転送メカニズムとを含むことができる。代替的には、クライアント・リスト処理モジュール140は、既存の電子メール送信ツールのような既存のメッセージ送信ツールによって、この転送を行うことができる。
クライアント・リスト処理モジュール140はまた、別のユーザから、またはより一般的にはあらゆるソース・エンティティから、リソース・アイテム・リストを受信するための機能を含むことができる。例えば、上で特定された第2のユーザは、第1のユーザから、共通テーマを有するリソース・アイテムを特定するリソース・アイテム・リストを受信することができる。いかなるユーザも、オペレーション・センタ114のリソース・リスト・データベース142または他の何らかのリスト・ソース144のような、こうしたリソース・アイテム・リストの中央リポジトリから、リソース・アイテム・リストを受信することができる。例えば、リスト・ソース144は、ユーザが様々なリソース・アイテム・リストから選択できるようにするインターネット対応ウェブサイトを含むことができる。こうしたウェブサイトは、あらゆるユーザが制限なくリソース・アイテム・リストを受信することを許可するか、または(例えば、有料加入者に対してサイトへのアクセスを制限するか、またはユーザによってダウンロードされる個々のリソース・アイテム・リストの各々について手数料を課金するかのいずれかによって)リソース・アイテム・リストをダウンロードするための手数料を課金することができる。いずれの場合においても、先の場合と同様に、クライアント・リスト処理モジュール140は、リソース・アイテム・リストを受信するのに特化した機能を用いるか、または、リソース・アイテム・リストを受信するための既存のメッセージ転送メカニズムに依拠することができる。
最後に、リソース・アイテム・リストが作成されるかまたは受信されると、クライアント・リスト処理モジュール140は、このリソース・アイテム・リストを呼び出して、そこで指定されたリソース・アイテムを受信するための機能を含む。このタスクを行う1つの方法は、OCリスト処理モジュール138で処理するために、リソース・アイテム・リスト全体をこのモジュールに転送することである。このタスクを行う別の方法は、選択されたリソース・アイテム記述子のみをOCリスト処理モジュール138に転送することである。例えば、後者の場合において、リソース・アイテム・リストが映画のグループを特定すると仮定する。ユーザは、これらの映画の1つのみを選択し、対応する記述子情報をOCリスト処理モジュール138に転送して、この映画を取得することができる。この場合もまた、クライアント・リスト処理モジュール140は、上記の転送タスクを実施するのに特化したユーザ・インタフェースおよび送信機能を用いるか、または既存の汎用メッセージ送信ツールに依拠することができる。
説明を容易にするために、オペレーション・センタ114が、リソース・アイテム・リストを処理するのに関与する唯一のヘッドエンド「主体」であると仮定する。しかしながら、システム100は、異なるそれぞれの加入ユーザのグループにサービスを行う複数のオペレーション・センタを含むことができる。これらの複数のセンタは、相互に通信可能に結合することができる。複数のオペレーション・センタ間で処理するリスト処理の一貫性を保証するための措置を導入することができる。これにより、ユーザは、場合によっては使用するための追加料金を支払うことによって、種々の環境における「外部」のオペレーション・センタのサービスを使用することが可能になる。
いずれの場合においても、リソース・アイテム・リスト(またはその一部)を受信すると、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテム・リストにおいて特定されたリソース・アイテムを提供し始める。ある場合においては、リソース・アイテム・リスト内の各々のリソース・アイテム記述子は、コンテンツ・ストア118から(または他の何らかのリポジトリ若しくはソースから)関連リソース・アイテムを取り出すのに用いることができる参照情報を含む。すなわち、この場合には、参照情報は、リソース・アイテム記述子とコンテンツ・ストア118内の特定のエントリとの間のリンクを提供する。次に、OCリスト処理モジュール138は、参照情報に基づいてその特定のリソース・アイテムの取り出しを調整し、要求するクライアント処理装置にそれを提供することができる。
より具体的には、ある場合においては、特定のリソース・アイテム記述子とコンテンツ・ストア118内のリソース・アイテムとの間に1対1の対応関係が存在する場合がある。したがって、この場合の一致は一義的である。この場合には、OCリスト処理モジュール138は、この単一の一致するリソース・アイテムを取り出し、要求するユーザにそれを提供することができる。
しかしながら、他の場合においては、特定のリソース・アイテム記述子は、コンテンツ・ストア118に保存された幾つかの一致するリソース・アイテムにマッピングされることがある。OCリスト処理モジュール138は、異なる方法でこの状態を解決することができる。1つの技術によれば、OCリスト処理モジュール138は、1つまたは複数の考慮事項に基づいて、一致するリソース・アイテムの1つまたは複数を自動的に選択することができる。例えば、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテムの受信に関する各々のユーザの好みを特定するファイルを保持することができ、このファイルを調べて、多くのものが一致する場合には、一致するリソース・アイテムのどれをユーザに提示すべきかを判定することができる。例えば、ユーザが映画を要求するが、コンテンツ・ストア118に格納されたこの映画の翻訳が幾つか存在すると仮定する。あるユーザは、提供される最高品質(例えば、HDTVフォーマット)の映画を受信したいということを事前に指定しておく場合がある。別のユーザは、あるソースによって初めに放送された(例えば、特定のテレビ・チャネルで初めに放送された)映画を受信したいということを事前に指定しておく場合がある。別のユーザは、コマーシャル量が最も少ない映画を受信したいということを事前に指定しておく場合がある。ユーザはまた、複数の優先基準を指定し、それらの重要性を反映するように、それぞれの基準に関連する重み付けスコアを割り当てることができる。この場合には、OCリスト処理モジュール138は、複数の基準およびそれに関連する重み付けスコアに基づいて、一致するリソース・アイテムをランク付けし、最高ランクのリソース・アイテムをユーザに提供することができる。ある場合においては、ユーザは、自分の優先基準をOCリスト処理モジュール138に送信する積極的な手段をとることができ、別の場合には、OCリスト処理モジュール138は、(例えば、ユーザのそれぞれのクライアント処理装置および提示装置がリソース・アイテムを受信するように構成されるフォーマットを判定することにより)ユーザの優先基準を発見するためにそれぞれのクライアント処理装置をポーリングすることなどによって、こうした基準を自動的に発見することができる。
さらに代替的には、OCリスト処理モジュール138は、2つ以上の格納されたリソース・アイテムがそのリソース・アイテム・リストにおけるリソース・アイテム記述子に一致する場合に、ユーザにクエリを送信するように構成することができる。例えば、クエリは、一致するリソース・アイテムおよびそれらのそれぞれの特性を特定して、ユーザがそれらの1つまたは複数を選択できるようにすることが可能であり、それによって、選択されたリソース・アイテムがコンテンツ・ストア118から取り出され、ユーザに送信される。
OCリスト処理モジュール138はまた、アップ販売および抱き合わせ販売の機会を可能にすることができる。例えば、リソース・アイテム記述子とコンテンツ・ストア118に格納されたリソース・アイテムとの間に正確な1対1対応が存在する場合であっても、OCリスト処理モジュール138は、一致するリソース・アイテムの代りに、またはそれに加えて、利用可能な関連するリソース・アイテムが存在するという事実をユーザに知らせることができる。このことは、ユーザに代替的なリソース・アイテムを選択する機会を与える。アップ販売および抱き合わせ販売措置は、リソース・アイテム記述子がコンテンツ・ストア118に格納された幾つかのリソース・アイテムに一致する場合に適用することもできる。例えば、OCリスト処理モジュール138は、市場の様々な考慮事項に基づいて、一致する多くのリソース・アイテムのうちの1つを自動的に選ぶか、または一致するリソース・アイテムに関連するリソース・アイテムを推奨することができる。
どのような一致状況が当てはまる場合でも、一致するリソース・アイテムが特定されると、配布モジュール128は、(コンテンツがリアルタイムでまたは実質的にリアルタイムでユーザのクライアント処理装置に流される)ストリーミング・モードで、これらの一致するリソース・アイテムを要求するユーザに転送することができる。代替的に、配布モジュール128は、一致するリソース・アイテムを、例えばユーザのクライアント処理装置によって格納され、ユーザが選択した時にユーザによって再生され得るファイルとして、バルク・モードでユーザに送信することができる。いずれの場合においても、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテム・リストに指定された順序で、またはOCリスト処理モジュール138によって判定された別の順序で、リソース・アイテムを転送するように構成することができる。
図1は、1つの例示的なシナリオでシステム100において行われる一連の動作を図示することによって、クライアント・リスト処理モジュール140およびOCリスト処理モジュール138の動作の概要を示す。このシナリオにおいては、1つのクライアント処理装置104が、リソース・アイテム・リスト(例えば、リストXYZ)を別のクライアント処理装置102に送信する。この送信は、第1の経路146によって表される。受信したときに、他の処理装置102のユーザは、リソース・アイテム・リストにおいて特定されたリソース・アイテムを取り出すために、リソース・アイテム・リスト全体をOCリスト処理モジュール138に転送することによって、リソース・アイテム・リストを呼び出すことができる。この転送は、図1において経路148として表される。代替的に、他の処理装置102のユーザは、あるエントリのみをリソース・アイテム・リストからOCリスト処理モジュール138に転送することができる。いずれの場合においても、OCリスト処理モジュール138は、要求されたリソース・アイテムをクライアント処理装置102にストリーミング配信することによって、または、リソース・アイテムを、例えば単一のファイル若しくはファイルの集まりとしてひとまとめにして転送することによって、応答することができる。この転送は、経路150として表される。
システム100の動作をより一層明らかにするために、以下の説明では、リスト機能の3つの例示的な用途を特定する。第1の例では、世帯「A」の親が、その子供があるテレビ・チャネルで見ることを楽しむ4つのプログラムを特定するリソース・アイテム・リストを作成すると仮定する。世帯「A」の親の友人である世帯「B」の親もまた子供を持っており、自分自身の子供に見せるのに適したプログラムに関して推奨されることを望んでいる。世帯「B」の親を助けるために、世帯「A」の親は、自分のリソース・アイテム・リストを世帯「B」の親に電子メールで送り、世帯「B」の子供が世帯「A」の親によって推奨された4つのプログラムを見られるようにすることができる。1つの実施形態においては、プログラムはオペレーション・センタ114のコンテンツ・ストア118にアーカイブされており、いずれの世帯も、参照された実際のプログラムの複製を保管する必要がない。
第2の例では、娯楽ウェブサイトが有名な女優に関する特集を掲載していると仮定する。ウェブサイト上のリンクによって、ユーザは、この女優をフィーチャした受賞映画を特定するリソース・アイテム・リストをダウンロードすることが可能になる。ユーザは、このリソース・アイテム・リストをダウンロードし、次いでそれをオペレーション・センタ114に提示して、実際のリソース・アイテムを取得することができ、または、ユーザは、処理のために、リソース・アイテム・リストをオペレーション・センタ114に直接転送するようにウェブサイトに命令することができる。例えば、オペレーション・センタ114を管理するエンティティ自体が、そのリソース・アイテムの利用を促進するためにこのウェブサイトを後援してもよい。あるいは、情報ソース120の1つに関連するエンティティが、同じ理由でこのウェブサイトを後援してもよい。
第3の例では、教授が、環境意識に関する大学の課程を設計していると仮定する。この課程では、過去3年以内に初めて放送された地球温暖化に関するテレビ・ドキュメンタリ集を見るように学生に要求する。これらのリソース・アイテムを特定するリソース・アイテム・リストを作成することが可能であり、その順序でリソース・アイテムが学生に提示されることになる。授業を受けている学生は、リソース・アイテム・リストにアクセスし、そのリストで特定された推奨順にリソース・アイテムを消費することができる。
上記のシナリオは単なる例示であり、リスト機能は多数の付加的な用途を有する。
さらに、クライアント・リスト処理モジュール140には、(ブロードキャスト・ソースのような)他のソース132からリソース・アイテムを受信するための他の技術を適用することができる。例えば、リソース・アイテム・リストが、従来のケーブルまたは衛星ブロードキャスト・ソースのような従来のブロードキャスト・ソースからのみ取得できるリソース・アイテムを特定するとする。この場合には、クライアント・リスト処理モジュール140は、ブロードキャスト・ソース132によって送信されるリソース・アイテムを受信するために、クライアント処理装置102のチューナ(図示せず)をチューニングするように構成することができる。例えば、リソース・リストが、特定の日ではあるが3つの異なるブロードキャスト・チャネルで、7:00PM、8:30PMおよび10:30PMに放送される3つのテレビ・ショーを特定すると仮定する。クライアント・リスト処理モジュール140は、割り当てられたそれぞれの時刻にこれらのプログラムを受信するように、クライアント処理装置102のチューナを自動的にそして連続的にチューニングすることによって、テレビ・ショーを受信することができる。
上述のリスト機能のさらに別のバリエーションは、システム100によって実施することができる。例えば、リスト機能は、オペレーション・センタ114または他のコンテンツ・ソース132と対話することなく、完全にローカル・モードで実施することができる。例えば、クライアント処理装置102のローカル・ストア136が、映画などのリソース・アイテムのジュークボックス・リポジトリを含むと仮定する。この装置102のユーザは、リソース・アイテム・リストを作成するか、または再生のためにローカル・ストア134からリソース・アイテムの一部を抜粋するリソース・アイテム・リストを受信することができる。
さらに、上記の実施形態のいずれにおいても、リソース・アイテム・リストを送信するエンティティは、関連するリソース・アイテムを受信するエンティティである必要がない。リソース・アイテム・リストは、こうしたリソース・アイテムの別の受信側を特定する情報を含むことができる(または、この情報を、リソース・アイテム・リスト以外に、経路指定情報の他の何らかのソースによって伝送することもできる)。
以下のセクションA.2およびA.3では、リスト機能の例示的な特徴に関するさらなる詳細を提供する。
図1の説明をまとめると、配布モジュール128の他の特徴は、図1において総称的に「他のモジュール」152と表記されるモジュールによって一般的に表される。オペレーション・センタ114によって保持される他の情報は、図1において総称的に「他の情報」154と表記されるストアによって一般的に表される。本開示の主要な焦点はリスト機能に関するものであるため、こうした他のモジュール152および他の情報154についての詳細な説明は、ここでは省略される。
図2は、図1に示されるシステム100の1つの例示的な実施形態200に関するさらなる詳細を提供する。図2においては、オペレーション・センタ114は、コンピュータ・サーバのファームのような、1つまたは複数のコンピュータ・サーバとして実装することができる。コンピュータ・サーバは、要求するクライアント処理装置に対してサービスを提供するように構成されたコンピュータ装置を指す。図示されてはいないが、コンピュータ・サーバは、1つまたは複数のプロセッサ(例えば、CPU群)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、種々のメディア記憶ドライブ、種々のネットワーク・インタフェース機能、種々の入力および出力装置、(バスのような)種々の内部結合メカニズムなどを含むことができる。オペレーション・センタ114では、異なるサーバ202を、例えば管理タスク、受信/記録タスク、リソース・アイテム配布タスクなどのような、オペレーション・センタ114によって提供される異なる機能の処理専用にすることができる。代替的に、またはそれに加えて、オペレーション・センタ202では、サービスに対するクライアント要求を満たすために、種々のロード・バランシング・アルゴリズムを用いて複数のサーバ202を同じタスクの実施に割り当てることができる。上述のように、オペレーション・センタ114に関連する機能は、単一のサイトに実装するか、または複数のサイトにわたって分散させることができる。
図1に示される情報コンテンツ・ストア118、ユーザ・リソース・アイテム・リスト・ストア142、および他の情報ストア154は、図2に示されるデータ・ストア204のコレクションによって実装することができる。これらのデータ・ストア204は、あらゆる種類の磁気記憶媒体、光記憶媒体、固体タイプの記憶媒体、または他の種類の記憶媒体を表すことができる。データ・ストア204は、あらゆる種類のデータベース管理技術を用いて維持することができる。データ・ストア204は、単一のサイトに実装するか、または複数のサイトにわたって分散させることができる。
1つの実施形態においては、ネットワーク結合メカニズム116は、(インターネットのような)TCP/IPプロトコルによって管理される広域ネットワーク(WAN)206として実装することができる。こうしたネットワークは、種々の有線および/または無線通信リンク、ルーター、ゲートウェイ、ネーム・サーバなど(図示せず)を含むことができる。他のタイプのネットワークはさらに、イントラネットのようなTCP/IP WAN206、LANネットワーク、様々な種類の無線通信ネットワークなどを用いることができる。
上述のように、コンピュータ処理装置(102、104、...106)は、(例えば、ワシントン州レドモンド所在のマイクロソフト社によって製造されるXbox(商標)ゲーム・コンソールといったゲーム・コンソールのような)セットトップ・ボックス若しくは他のアプリケーション専用ユニット、汎用コンピュータ装置、クライアント提示装置(108、110、...112)自体に統合された処理メカニズム、または他の実施形態として実装することができる。いずれの場合においても、例示的なクライアント処理装置102によって示されるように、クライアント処理装置は、機械読取り可能コードを実行するための1つまたは複数のプロセッサ208と、機械読取り可能コードおよび他のデータを格納するためのROMメモリ210およびRAMメモリ212と、TCP/IPネットワーク206を介してオペレーション・センタ114と対話するためのネットワーク・インタフェース214と、ローカル記憶装置136と、1つまたは複数のユーザ入力装置と対話するためのI/Oインタフェース216と、クライアント提示装置108と対話するためのオーディオ・ビジュアル(A/V)インタフェース218と、他のソース132から従来のブロードキャスト・リソース・アイテムを受信するための1つまたは複数の任意のチューナ220と、他の種々のモジュール222とを含むことができる。1つまたは複数のバス224が、上で特定したコンポーネントのすべてを相互に接続し、それらの連携を調整する。
クライアント提示装置108は、図2ではテレビ226として示されるが、クライアント提示装置108は、ステレオ出力システムまたは他の何らかの種類のメディア出力装置として実装することもできる。他の場合には、クライアント提示装置108は、メディア・リソース・アイテムを提示するように連携して作動する異なる出力装置の組み合わせを表すことができる。クライアント処理装置102は、ユーザがオペレーション・センタ114によって提供されるサービスと対話するのを支援するために、1つまたは複数のオンスクリーン・ユーザ・インタフェース提示228を提示するように構成することができる。
遠隔コントローラ230が、1つの可能な入力装置として機能する。ユーザは、リソース・アイテムを選択し、リソース・アイテムを一時停止し、以前に一時停止させたリソース・アイテムを再開し、他のタスクを実施するために、遠隔コントローラ230を用いることができる。図2に全体として示されるように、遠隔コントローラ230は、キー232の集合と、ユーザによるキー232の操作を処理してユーザ命令を準備する制御モジュール234と、無線通信(例えば、赤外線通信)を介してユーザ命令をクライアント処理装置102に送信するためのインタフェース・モジュール236とを含む。例えば、リストを作成する1つまたは複数のキー、リストを閲覧する1つまたは複数のキー、リストを送信または受信する1つまたは複数のキー、リストを呼び出す1つまたは複数のキーなどのような特定機能のキーを、リソース・アイテム・リストとの対話に充てることができる。
遠隔コントローラ230に加えて、またはその代りに、多数の他の入力装置238を用いて、オペレーション・センタ114によって提供されるサービスと対話することができる。例えば、他の入力装置238は、キーボード、マウス・タイプの入力装置、ジョイスティックなどを表すことができる。代替的に、ユーザは、(汎用コンピュータ、ラップトップ・コンピュータなどのような)別個のコンピュータ装置を用いて、オペレーション・センタ114に対する命令を入力し、オペレーション・センタ114からフィードバックを受信し、それによってクライアント提示装置108上のリソース・アイテムの提示を制御することができる。この機能は、別個のコンピュータ装置をクライアント処理装置102に直接接続することによって達成でき、これによって、クライアント処理装置102は、別個のコンピュータ装置から直接命令を受信することが可能になる。代替的に、この機能は、別個のコンピュータ装置をTCP/IP WANネットワーク206を介してオペレーション・センタ114に直接接続することによって達成でき、この場合には、オペレーション・センタ114は、ユーザの命令をクライアント処理装置102に返送し、それによってクライアント提示装置108上のリソース・アイテムの提示を制御することができる。
実施形態200は単なる例示であり、図1に示されるシステム100は、図2に示されるもの以外に他の種類の技術的および商業的環境に実装することができる。
(A.2.リソース・アイテム・リスト機能)
図3および図4は、リスト機能、すなわち、クライアント・リスト処理モジュール140およびOCリスト処理モジュール138によって提供される機能の追加的な特徴を示している。始めに、図3は、コンテンツ・ストア118が複数のリソース・アイテム(Item1〜Itemn)302を格納することを示している。リソース・アイテム302のコンテンツは、これらのリソース・アイテムが分散され、ユーザによって消費され得る時間的な態様を概念的に示すように、情報のそれぞれの流れとして表されている。
リソース・アイテム・リスト304が、複数のリソース・アイテム記述子(Descp1〜Descpm)を指定する。リソース・アイテム・リスト304は、典型的には、コンテンツ・ストア118内の全リソース・アイテム(Item1〜Itemn)数のほんの一部のみを指定する(すなわち、m<<n)が、そうである必要はない。これらのリソース・アイテム記述子は、種々のフィールドを含むことができる。各リソース・アイテム記述子についての1つのフィールドは、コンテンツ・ストア118に格納された1つまたは複数のリソース・アイテムをポイントするリンク(例えば、図3では「Ref」と提示される)を含むことができる。例えば、1つのリソース・アイテム記述子は、コンテンツ・ストア118中のResource Item3をポイントする参照(Ref3)306を有する。したがって、この参照(Ref3)306を用いて、Resource Item3を取り出し、それをリソース・アイテム・リストを送信したユーザに配信することができる。代替的に、ユーザは、リソース・アイテム・リスト304全体ではなく、単に、単一のリソース識別子(Ref3)306をOCリスト処理モジュール138に送信することもできる。
図4は、リソース・コンテンツ・リストを構成するのに用いることができる例示的なスキーマ400の概要を示している。まず、スキーマ400は、リソース・アイテム・リスト自体を特定する(例えば、スキーマ400におけるPlay Listエントリに注目されたい)。次に、スキーマ400は、オプションとして、リソース・アイテムを再生すべき好ましい順序を定めるシーケンスを特定する(例えば、スキーマ400におけるMedia Sequenceエントリに注目されたい)。次に、スキーマ400は、探しているリソース・アイテムを定めるのに用いられるいくつかの属性を定義する。これらの属性の1つまたは複数は、それらが省略され得るという意味でオプションであり、省略された場合には、OCリスト処理モジュール138によって行われている一致には関与しない。
より具体的には、「Program Reference Number」属性が、コンテンツ・ストア118からリソース・アイテムを取り出すのに用いることができる参照情報を特定する。「Program Title」属性が、(映画のタイトルのような)所望のリソース・アイテムのタイトルを特定する英数字情報を提供する。「Program Airing Date」属性が、所望のリソース・アイテムがメディア・プロバイダによって提供された日付を指定する。例えば、コンテンツ・ストア118が、固定した時間表に従ってユーザに提供されたプログラムをアーカイブすると仮定する。Airing Date属性は、プロバイダがこの固定した時間表に従って所望のリソース・アイテムを提供した日付の1つを指定する。「Program Airing Service」属性が、所望のリソース・アイテムを放送した(そのリソース・アイテムが最初に放送されたチャネルのような)プロバイダを特定する。「Program Airing Time」属性が、所望のリソース・アイテムが放送された時刻を特定する。「Program Duration」属性が、所望のリソース・アイテムの実行時間を特定する。
上で特定された属性は、例示的なものである。上述のように、これらの属性の1つまたは複数は、省略することができる。あるいは、図4に示される属性に加えて、他の属性を含むこともできる。一般に、リソース・アイテム・リストの作成者は、所望のリソース・アイテムの位置をより正確にピンポイントするために、リソース・アイテム記述子について多くの属性を指定することができる。逆に、作成者は、より幅広い「網」を用いて一致するリソース・アイテムを特定し、その結果、より多くのリソース・アイテムを「キャッチ」することを望む場合には、より少ない属性を指定することができる。
図4に示されるスキーマ構造は、異なる技術固有のフォーマットで実装することができる。図5は、図4に示されるスキーマ構造を実装するのに用いることができる1つの例示的な拡張可能マークアップ言語(XML)スキーマを示している。
図6は、図5に示されるスキーマ設計の概要に基づいて構成されたリソース・アイテム・リストの例を示している。一般に、このリソース・アイテム・リストは、対象となる特定のテーマ、すなわち降雨林研究(rain forest study)と関係がある3つのプログラムを特定するのに用いられている。このリストの作成者は、3つのリソース・アイテムが資料の理解を最適化する順序で再生されるように意図している。
このリソース・アイテム・リストにおいては、MediaSequenceフィールドが、順番に再生されることになる3つのそれぞれのリソース・アイテムを特定する3つのリソース・アイテム記述子がリスト中に存在することを指定する。リストにおける各々のリソース・アイテムの順序は、各々のリソース・アイテム記述子に関連する「item order」フィールドによって特定される(例えば、第1のリソース・アイテム記述子については、item order=「1」)。リソース・アイテム・リストにおける第1のリソース・アイテム記述子は、多くの属性、すなわち、プログラム参照(program reference)属性、プログラム・タイトル(program title)属性、プログラム放送日(program airing date)属性、プログラム放送サービス(program airing service)属性、プログラム放送時刻(program airing time)属性、およびプログラム所要時間(program duration)属性を用いて指定される。したがって、コンテンツ・ストア118が同一のタイトルを有する幾つかのリソース・アイテムを提供する場合には、このリソース・アイテム記述子は、それらの1つを正確に指定すべきである。対照的に、第2のリソース・アイテム記述子は、プログラム参照属性およびプログラム・タイトル属性のみを指定し、その結果、第1のリソース・アイテム記述子と比較して、一致するリソース・アイテムを取り出すためのより幅広い「網」をかけている。最後に、第3のリソース・アイテム記述子は、プログラム参照属性、プログラム・タイトル属性、プログラム放送日属性、およびプログラム所要時間属性を指定する。したがって、第3のリソース・アイテム記述子は、第1のリソース・アイテム記述子と第2のリソース・アイテム記述子との間のどこかにある一致特定性のレベルを定める。
(A.3.例示的なユーザ・インタフェース機能)
クライアント処理装置(102、104、...106)は、OCリスト処理モジュール138と併せて、リソース・アイテム・リストの作成及びその後のリソース・アイテム・リストとのユーザ対話を容易にするために、ユーザ・インタフェース提示228を提示することができる。図7から図9は、3つの例示的なユーザ・インタフェース提示228を示している。
図7は、ユーザがリソース・アイテム・リストに関する種々のアクションをとることを可能にするメニューを表示する導入部のユーザ・インタフェース提示700を示している。1つのオプションは、新しいリソース・アイテム・リストを作成することである。別のオプションは、既存のリソース・アイテム・リストを閲覧または編集することである。別のオプションは、別のユーザまたはリストの遠隔リポジトリのような受信エンティティに対してリソース・アイテム・リストを転送することである。別のオプションは、リソース・アイテム・リストを呼び出して、1つの実施形態においては、リストにおいて特定されたリソース・アイテムを取り出すようにOCリスト処理モジュール138をプロンプトすることである。
図8は、リソース・アイテム・リストを作成するのに用いることができる多くのユーザ・インタフェース提示の1つ800を示している。ここで示される場合においては、ユーザがリソース・アイテムのマスタ・リスト802、すなわち、アクション・ジャンルの映画のマスタ・リストをアクティブにしている。1つの実施形態においては、サード・パーティが、公的にアクセス可能なリソースとしてインターネット上でマスタ・リストを提供することができる。このマスタ・リストからリソース・アイテム・リストを作成するために、ユーザは、サブパネル・インタフェース804を呼び出すことができる。このサブパネル・インタフェース804は、作成されたリソース・アイテム・リストに存在するリソース・アイテム記述子を受信するためのコンテナとして機能する。例えば、この場合には、ユーザは、ある映画俳優を主役にしたアクション映画をフィーチャするリソース・アイテム・リストを編集することを望んでいる。ユーザ・インタフェース提示800は、リソース・アイテムのタイトルをサブパネル・インタフェース804にドラッグ・アンド・ドロップすることによって、または他の何らかの技術を用いることによって、ユーザがマスタ・リストからのエントリを作成されたリソース・リストに転送できるようにすることができる。サブパネル・インタフェース804は、テキスト編集機能を含み、この機能によって、ユーザは、作成されたリストにおけるリソース・アイテム記述子の順序を整えることなどが可能になる。1つの実施形態においては、基本アプリケーションを用いて、作成されたリソース・アイテム・リストの情報を図5に示されるスキーマによって指定された所定のフォーマットにマッピングすることによって、作成されたリソース・アイテム・リストのXMLバージョンを自動的に構築することができる。代替的に、ユーザは、例えば任意の種類のテキスト・エディタを用いて、XMLリソース・アイテム・リスト文書を初めから自由に書くことができる。
ユーザが、最終的に、編集されたリソース・アイテム・リストを再生するようにオペレーション・センタ114に対して命令すると、OCリスト処理モジュール138は、特定のリソース・アイテムについて、コンテンツ・ストア118に提供された一致する複数のリソース・アイテムを探し出すことができる。このシナリオに対応して、OCリスト処理モジュール138は、一致するリソース・アイテムの1つを1つまたは複数の基準に基づいて自動的に選択するように構成することができる。例えば、上述のように、OCリスト処理モジュール138は、要求ユーザが用いているタイプのクライアント処理装置(例えば、上はHDTVテレビから、下は比較的低解像度の画像を有するポータブル閲覧装置まで)に提示するのに最も適した一致するリソース・アイテムを提示することを決定することができる。
しかしながら、代替的に、OCリスト処理モジュール138によって、複数の一致するリソース・アイテムの1つをユーザが明示的に選べるようにすることができる。図9に示されるユーザ・インタフェース提示900によって、ユーザがこの操作を行うことが可能になる。この例においては、ユーザ・インタフェース提示900は、すべて同じ映画に関するものであるが、その他の点では異なる特性またはそれに関連するメタデータを有する、3つの一致するリソース・アイテムを特定する。この提示900は、これらのリソース・アイテムの1つまたは複数を選択して提示するためのオプションをユーザに与える。
図9に示されるタイプのユーザ・インタフェース提示900は、セクションA.1で上述したように、抱き合わせ販売およびアップ販売のために用いることもできる。例えば、特定のリソース・アイテム記述子について正確な1対1対応が存在する場合でも、OCリスト処理モジュール138は、何らかの種類のマーケティング考慮事項に基づいてユーザが再検討するための複数のリソース・アイテムを提示することができる。
B.動作の例示的な方法
図10から図12は、フローチャートの形態で図1のシステム100の動作を説明している。説明を容易にするために、特定の動作はある順序で行われる個別ステップを構成するものとして説明している。こうした実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。ここに記載された特定のステップは、グループ化され、単一の工程で行うことができ、特定のステップは、本開示に記述される例で用いられる順序とは異なる順序で行うことができる。
図10は、リソース・アイテム・リストを作成し、それを、別のユーザまたは遠隔リポジトリのような受信エンティティに送信するための手順1000を示している。ステップ1002において、ユーザは、リソース・アイテム・リストを作成するか、そうでなければそれを取得する。上述のように、これは、ユーザがリソース・アイテム記述子を1つのリストから別のリストに転送するドラッグ・アンド・ドロップ技術を用いることなどによって、種々の方法で達成することができる。あるいは、ユーザは、リソース・アイテム・リストを初めから書くこともできる。あるいは、ユーザは、1つまたは複数の既存のリソース・アイテム・リストを変更することによって、リソース・アイテム・リストを作成することができる。あるいは、ユーザは、別のユーザまたはリソース・アイテム・リストの遠隔リポジトリなどのようなあらゆるソース・エンティティから、既存のリソース・アイテム・リストを受信することができる。
ステップ1004において、ユーザは、ステップ1002において作成または取得されたリソース・アイテム・リストを、別のユーザまたはリソース・アイテム・リストの遠隔リポジトリのような宛先(すなわち、目標)の位置に転送することができる。この転送は、カスタム設計されたリスト・エクスポート機能を用いて、または汎用メッセージ送信ツール(例えば、電子メール送信ツール)を用いることによって行うことができる。
図11は、リソース・アイテム・リスト(またはその一部)をオペレーション・センタ114に転送し、それに応答して、リストにおいて指定されたリソース・アイテムを受信するための手順1100を説明するものである。すなわち、ステップ1102において、ユーザは、リソース・アイテム・リスト(またはその一部)をオペレーション・センタ114に転送するように自分のクライアント処理装置に命令する。ステップ1104において、ユーザは、リソース・アイテム・リストにおいて指定されたリソース・アイテムをオペレーション・センタ114から受信する。オペレーション・センタ114は、リソース・アイテム・リストにおいて特定された所定の順序で、これらのリソース・アイテムをユーザに転送することができる。ステップ1106において、受信側のクライアント処理装置は、装置と関連するクライアント提示装置上にリソース・アイテムを提示する。
最後に、図12は、クライアント処理装置(102、104、...106)によってオペレーション・センタ114に転送されたリソース・アイテム・リストを処理するための、オペレーション・センタ114によって実施される手順1200を示す。ステップ1202において、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテム・リストを受信する。ステップ1204において、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテム・リストにおいて特定されたリソース・アイテムを取り出す。これは、リソース・アイテム記述子の属性をコンテンツ・ストア118内のリソース・アイテムに関連する識別情報と一致させることによって行うことができる。ステップ1206において、OCリスト処理モジュール138は、取り出されたリソース・アイテムを要求するクライアント処理装置に転送する。OCリスト処理モジュール138は、ストリーミング・モード、単一のファイルもしくは多数のファイルのバルク・モード、または他の何らかのモードでこれを行うことができる。
図12は、ステップ1204の右に、ステップ1204の実施に伴う例示的な工程を示している。ステップ1208において、OCリスト処理モジュール138は、リストにおける第1の記述子エントリに最初に対応することになる、処理すべき次のリソース・アイテム記述子を特定する。ステップ1210において、OCリスト処理モジュール138は、リソース・アイテム記述子とコンテンツ・ストア118に格納されたリソース・アイテムとの間に1対1の対応関係が存在するかどうかを判定する。1対1の対応関係が存在する場合には、ステップ1212において、OCリスト処理モジュール138は、1つの一致するアイテムを取り出す。一致するアイテムが複数存在する場合には、ステップ1214において、OC処理モジュール138は、セクションAで説明した考慮事項の1つまたは複数に基づいて、最も一致するアイテムを判定する。次に、ステップ1216において、OCリスト処理モジュール138は、判定された最も一致するアイテムをコンテンツ・ストア118から取り出す。ステップ1218は、上述の手順がリソース・アイテム・リスト中の各リソース・アイテム記述子について繰り返されることを示している。
結びとして、いくつかの例が、本開示で代替的に(例えば、ケースAまたはケースB)提示されることになる。さらに、本開示にあらゆる場合のこうした接続ケースを明白に記載されていない場合であっても、本開示は、単一の実施形態(例えば、ケースAおよびケースB)の代替的手法を組み合わせたケースを包含する。
より一般的には、本発明の主題を、構造上の特徴および/または方法論的な動作に特有の言葉で説明したが、添付の特許請求の範囲に定められる本発明は、説明した特定の特徴または動作に限定されるものではないことを理解すべきである。特定の特徴および動作は、請求された本発明を実施する例示的な形態として開示されている。
リソース・アイテム・リストを用いてリソース・アイテムを消費するための例示的なシステムを示す図である。 図1のシステムについての1つの例示的な実施形態を示す図である。 リソース・アイテム・リストにおけるリソース・アイテム記述子と、図1のシステムに用いられるコンテンツ・ストアに提供された関連するリソース・アイテムとの間の例示的な相関関係を示す図である。 リソース・アイテム・リストを形成するための例示的なスキーマの概要を示す図である。 図4のスキーマ設計を実装するのに用いられる例示的な拡張可能マークアップ言語(XML)スキーマを示す図である。 図5のスキーマに基づいて構築された例示的なXMLリソース・アイテム・リストを示す図である。 図1のシステムと対話するための例示的なユーザ・インタフェース提示を示す図である。 図1のシステムと対話するための例示的なユーザ・インタフェース提示を示す図である。 図1のシステムと対話するための例示的なユーザ・インタフェース提示を示す図である。 図1のシステムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図1のシステムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図1のシステムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 システム
102 クライアント処理デバイス1
104 クライアント処理デバイス2
106 クライアント処理デバイスn
108 クライアント提示デバイス1
110 クライアント提示デバイス2
112 クライアント提示デバイスn
114 オペレーション・センタ(OC)
116 ネットワーク結合メカニズム
118 リソース・アイテム・コンテンツ・ストア
120 情報ソース
122 ライブ・ソース
124 事前記録ソース
126 受信/記録モジュール
128 情報配布モジュール
130 クライアント・インタフェース・モジュール
132 他のコンテンツ・ソース
134 情報選択および提示モジュール
136 オプションのローカル・ストア
138 OCリスト処理モジュール
140 クライアント・リスト処理モジュール
142 リスト
144 リストの他のソース
146 経路
148 経路
150 経路
152 他のモジュール
154 他の情報
200 実施形態
202 サーバ
204 データ・ストア
206 TCP/IPネットワーク
208 プロセッサ
210 ROM
212 RAM
214 ネットワーク・インタフェース
216 I/Oインタフェース
218 A/Vインタフェース
220 オプションのチューナ
222 他のモジュール
224 バス
226 テレビ
228 オンスクリーン提示
232 キー
234 制御モジュール
236 インタフェース・モジュール
238 他の入力デバイス
302 リソース・アイテム
304 リスト
306 参照
400 スキーマ
700 導入部のユーザ・インタフェース提示
800 ユーザ・インタフェース提示
804 サブパネル・インタフェース
900 ユーザ・インタフェース提示

Claims (29)

  1. 複数のオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムをコンテンツ・ストアから提供するための方法であって、
    コンテンツ・ストアに提供された少なくとも1又は複数のオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むユーザ作成のリソース・アイテム・リストを、クライアント処理装置から受け取ることであって、前記コンテンツ・ストアは、予め記録されたソースおよびリアルタイム・モードでアーカイブされた新しいリソースを含む複数の分散データベースを備えたことと、
    前記ユーザ作成のりソース・アイテム・リストを呼び出すことと、
    前記リソース・アイテム記述子によって特定された前記オーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを、前記コンテンツ・ストアから自動的に取り出すことであって、複数のオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムが前記リソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致するとき、
    前記ユーザ作成のリソース・アイテム・リストのユーザに関連する重み付け優先基準を発見することであって、前記発見することは、
    前記ユーザに関する重み付けユーザ優先度を特定する保持されたファイルを調べることと
    前記ユーザの前記クライアント処理装置をポーリングして前記ユーザに関する重み付けユーザ優先度を取得し、前記クライアント処理装置がオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを受信するように構成されるフォーマットを判定することと、
    前記オーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを前記重み付け優先基準の重さに基づき判定することと、
    消費可能な優先度が高いと判定されたオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを前記ユーザに通知することと、
    前記ユーザに前記優先度が高いと判定されたオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを取り出す機会を与えることと、
    を含み、
    前記重み付け優先基準に基づいて、前記取り出されたリソース・アイテムを、提示のために前記クライアント処理装置に提供することと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ユーザ作成のリソース・アイテム・リストはマークアップ言語で表されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記マークアップ言語は拡張可能マークアップ言語(XML)であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. スキーマが前記ユーザ作成のリソース・アイテム・リストのコンテンツおよび編成を統制し、前記スキーマは、前記ユーザ作成のリソース・アイテム・リストの識別子、リソース・アイテムが再生されるべき推奨順を規定するシーケンスおよび少なくとも1又は複数の属性を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 各リソース・アイテム記述子は、Program Reference Number、Program Title、Program Airing Date、Program Airing Service、Program Airing Time、Program Durationの内の少なくとも1つの属性を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 各リソース・アイテム記述子は複数の属性を含み、その一部はオプションであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記リソース・アイテム・リストは、前記リソース・アイテムが提示されるべき順序を指定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの考慮事項に基づいて、前記少なくとも2つのオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムの1つを選択することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法
  9. 前記少なくとも1つの考慮事項は、前記選択されたリソース・アイテムをレンダリングすることになるレンダリング・クライアント提示装置の提示機能に関することを特徴とする請求項8に記載の方法
  10. 複数のリソース・アイテムをオペレーション・センタのコンテンツ・ストアから取り出すための方法であって、
    クライアント処理装置において、オペレーション・センタのコンテンツ・ストアに提供されたそれぞれのリソース・アイテムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むリソース・アイテム・リストを取得することであって、前記オペレーション・センタは受信/記録モジュールおよびオペレーション・センタ・リスト処理モジュールを含む情報配布モジュールを含むことと、
    前記リソース・アイテム・リストを前記オペレーション・センタに転送することと、
    前記リソース・アイテム・リストを前記オペレーション・センタで受け取ることと、
    前記リソース・アイテム記述子によって特定された前記リソース・アイテムを前記コンテンツ・ストアから取り出すことであって、複数のリソース・アイテムが前記リソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致するとき、前記リソース・アイテム・リストのユーザに関連する重み付け優先基準を発見することであって、前記オペレーション・センタ・リスト処理モジュールが少なくとも1つの考慮事項に基づき少なくとも1つの優先順位の高いりソース・アイテムを選択し、前記考慮事項は、
    前記オペレーション・センタによって保持されたユーザ優先度ファイルにおいて重み付けユーザ優先度の分析結果と、
    前記クライアント処理装置をポーリングすることから得られた前記クライアント処理装置の判定された特徴の分析結果と
    の内から選択されたものであることと、
    前記重み付け優先基準に基づいて、前記取り出されたリソース・アイテムを、提示のために前記クライアント処理装置に情報配布モジュールから提供することと、
    を備えることを特徴とする方法
  11. 前記取得することは、前記リソース・アイテム・リストをソース・エンティティから受け取ることを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法
  12. 前記ソース・エンティティは別のコンピュータ処理装置であることを特徴とする請求項11に記載の方法
  13. 前記取得することは前記リソース・アイテム・リストを作成することを伴うことを特徴とする請求項10に記載の方法
  14. 請求項10に記載の前記取得すること、前記転送すること、前記受け取ること、前記取り出すこと、および前記提供することを実施するための機械読取り可能命令を含むことを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体
  15. 複数のリソース・アイテムを提供するためのサーバ装置であって、
    複数のリソース・アイテムを提供するコンテンツ・ストアと、
    前記コンテンツ・ストアに提供された前記リソース・アイテムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むリソース・アイテム・リストを、クライアント処理装置から受け取るように構成されたロジックであって、各リソース・アイテム記述子は、Program Reference Number、Program Title、Program Airing Date、Program Airing Service、Program Airing Time、Program Durationの内の少なくとも1つの属性を含む、ロジックと、
    前記リソース・アイテム記述子によって特定された前記リソース・アイテムを、前記コンテンツ・ストアから自動的に取り出すように構成されたロジックと、
    複数のリソース・アイテムが前記リソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致するとき、前記リソース・アイテム・リストのユーザに関連する重み付け優先基準を発見し、少なくとも1つの考慮事項に基づき少なくとも1つの優先順位の高いりソース・アイテムを発見するように構成されたロジックであって、前記考慮事項は、
    前記オペレーション・センタによって保持されたユーザ優先度ファイルにおいて重み付けユーザ優先度の分析結果と、
    前記クライアント処理装置をポーリングすることから得られた前記クライアント処理装置の判定された特徴の分析結果と
    の内から選択されたものである、ロジックと、
    前記重み付け優先基準に基づいて、前記取り出されたリソース・アイテムを、提示のために前記クライアント処理装置に提供するように構成されたロジックと、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置
  16. 前記リソース・アイテム・リストはマークアップ言語で表されたことを特徴とする請求項15に記載の装置
  17. 前記マークアップ言語は拡張可能マークアップ言語(XML)であることを特徴とする請求項16に記載の装置
  18. スキーマが前記リソース・アイテム・リストのコンテンツおよび編成を統制し、前記スキーマがMediaPlayList、MediaSequence、programReferenceIdentifer、programTitle、programAiringDate、programAiringService、programAiringTimeUTC、programDurationMinutesの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項17に記載の装置
  19. 各リソース・アイテム記述子は複数の属性を含み、その一部はオプションであることを特徴とする請求項15に記載の装置
  20. 前記リソース・アイテム・リストは、前記リソース・アイテムが提示されるべき順序を指定する情報を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置
  21. 前記少なくとも1つの考慮事項に基づいて、前記少なくとも2つのリソース・アイテムの1つを選択するように構成されたロジックをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の装置
  22. 前記少なくとも1つの考慮事項は、前記選択されたリソース・アイテムをレンダリングすることになるレンダリング・クライアント提示装置の提示機能に関することを特徴とする請求項21に記載の装置
  23. 請求項15に記載の受け取るための前記ロジック、取り出すための前記ロジック、および提供するための前記ロジックを実施するための機械読取り可能命令を含むことを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体
  24. 複数のリソース・アイテムを取り出すためのシステムであって、
    それぞれのリソース・アイテムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むリソース・アイテム・リストを取得するように構成されたロジックと、
    前記リソース・アイテム・リストをオペレーション・センタに転送するように構成されたロジックであって、前記オペレーション・センタは受信/記録モジュールおよびオペレーション・センタ・リスト処理モジュールを含む情報配布モジュールを含むことと、
    を含むコンピュータ処理装置と、
    リソース・アイテムを格納するためのコンテンツ・ストアと、
    前記リソース・アイテム・リストを受け取るように構成されたロジックと、
    前記リソース・アイテム・リストにおける前記リソース・アイテム記述子によって特定された前記リソース・アイテムを、前記コンテンツ・ストアから取り出すように構成されたロジックと、
    複数のリソース・アイテムが前記リソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致するとき、前記リソース・アイテム・リストのユーザに関連する重み付け優先基準を発見し、少なくとも1つの考慮事項に基づき少なくとも1つの優先順位の高いりソース・アイテムを発見するように構成されたロジックであって、前記考慮事項は、
    前記オペレーション・センタによって保持されたユーザ優先度ファイルにおいて重み付けユーザ優先度の分析結果と、
    前記クライアント処理装置をポーリングすることから得られた前記クライアント処理装置の判定された特徴の分析結果と
    の内から選択されたものである、ロジックと、
    前記重み付け優先基準に基づいて、前記取り出されたリソース・アイテムを、提示のためにクライアント処理装置に提供するように構成されたロジックと、
    を含む前記オペレーション・センタと、
    を備え、前記受信/記録モジュールは情報ソースから前記リソース・アイテムを受信し、前記コンテンツ・ストアに前記リソース・アイテムを転送することを特徴とするシステム
  25. 取得するための前記ロジックは、前記リソース・アイテム・リストをソース・エンティティから受け取るように構成されたことを特徴とする請求項24に記載のシステム
  26. 前記ソース・エンティティは別のコンピュータ処理装置であることを特徴とする請求項25に記載のシステム
  27. 取得するための前記ロジックは前記リソース・アイテム・リストを作成するように構成されたことを特徴とする請求項24に記載のシステム
  28. 請求項24に記載の取得するための前記ロジック、転送するための前記ロジック、受け取るための前記ロジック、取り出すための前記ロジック、および提供するための前記ロジックを実施するための機械読取り可能命令を含むことを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体
  29. コンテンツ・ストアに提供された少なくとも1つまたは複数のオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを特定する複数のリソース・アイテム記述子を含むユーザ作成リソース・アイテム・リストを、クライアント処理装置から受け取ることであって、前記コンテンツ・ストアは、事前記録ソースおよびリアルタイム・モードでアーカイブされた新規リソースを含む複数の分散されたデータベースであることと、
    前記ユーザ作成リソース・アイテム・リストを呼び出すことと、
    前記リソース・アイテム記述子によって特定された前記オーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを、前記コンテンツ・ストアから自動的に取り出すことであって、複数のオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムが前記リソース・アイテム記述子の少なくとも1つに一致するとき、前記リソース・アイテム・リストのユーザに関連する重み付け優先基準を発見することであって、前記発見することは、
    前記ユーザに関する重み付けユーザ優先度を特定する保持されたファイルを調べることと、
    前記ユーザの前記クライアント処理装置をポーリングして前記ユーザに関する重み付けユーザ優先度を取得し、前記クライアント処理装置がオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを受信するように構成されるフォーマットを判定することと、
    前記オーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを前記重み付け優先基準の重さに基づき判定することと、
    消費可能な優先度が高いと判定されたオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを前記ユーザに通知することと、
    前記ユーザに前記優先度が高いと判定されたオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを取り出す機会を与えることと、
    を含み、
    前記重み付け優先基準に基づいて、前記取り出されたオーディオ/ビデオ・メディア・プログラムを、提示のために前記クライアント処理装置に提供することと
    を含むアクトを行うようにコンピューティング装置に、プロセッサによって実行されるとき、指令する機械読取り可能命令を含むコンピュータ読取り可能記録媒体
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